JP2942127B2 - パワーウインドウ駆動制御装置 - Google Patents

パワーウインドウ駆動制御装置

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JP2942127B2
JP2942127B2 JP5313380A JP31338093A JP2942127B2 JP 2942127 B2 JP2942127 B2 JP 2942127B2 JP 5313380 A JP5313380 A JP 5313380A JP 31338093 A JP31338093 A JP 31338093A JP 2942127 B2 JP2942127 B2 JP 2942127B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2400/00Electronic control; Electrical power; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/32Position control, detection or monitoring
    • E05Y2400/334Position control, detection or monitoring by using pulse generators
    • E05Y2400/342Pulse count value setting or correcting

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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓ガラス昇降駆動用の
モータの正・逆転方向かつ回転速度に応じてパルス信号
を発生させ、このパルス信号の変化率に基づいて窓ガラ
スの全閉又は全開時にモータにかかる過負荷を検出し、
モータの駆動を停止させるパワーウインドウ駆動制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーウインドウ制御装置として、窓ガ
ラス昇降駆動用のモータの回転数をパルスとして検出し
て、そのパルス幅の変化から窓ガラス上昇中のモータの
回転数の低下により異物の挟み込みを検出し、異物挟み
込みを検出した場合に、窓ガラスの移動を停止し所定量
下降するようにモータを制御する挟み込み防止機能を備
えたパワーウインドウ制御装置が知られている。
【0003】なお、窓ガラスの全閉(全開)時にもモー
タの回転数が低下するが、この場合は、パルス数をカウ
ントし全閉(全開)位置のカウント値を記憶しておき、
このカウント値でのモータの回転数低下時には挟み込み
を行わないようにしている。
【0004】この種のパワーウインドウ制御装置では、
図4に示される如く、ウェザストリップゴム50の溝部
の長さxとこの下方部分の所定寸法y(例えば4mm以
下とする)とを加えたx+y(≦x+4)mmの異物挟
み込み防止動作を行わない挟み込み防止解除領域を設定
したものがある。これは、窓ガラス52が上昇中にウェ
ザストリップゴム50の内底壁50Aに当たると、モー
タ回転数の変化率が異物の挟み込みの時と同様に変化す
るため、異物挟み込みと判断されることを防止するため
である。
【0005】ところが、パルス数のカウントミスによ
り、前記挟み込み防止解除領域(x+ymm)を誤検出
し、挟み込み防止解除領域内で挟み込み回避動作を行っ
たり、該領域外でに挟み込み回避動作を禁止したりする
ことがある。
【0006】このため、本出願人は、前記全閉(全開)
近傍の領域(挟み込み防止解除領域)内でモータ負荷検
出によって自動停止する毎にカウント値を更新し、累積
するパルスのずれを防止することを提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手動操
作によって窓ガラスを閉じているとき、窓ガラス52の
上端がウェザストリップゴム50に隠れた時点で操作を
解除することがある。このような場合に、は窓ガラス5
2の上端とウェザストリップゴム50の底部との間に隙
間が生じた状態で停止されることになるが、上記全閉
(全開)近傍の領域内での停止と判断され、隙間が生じ
た状態でカウント値が更新されることがある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、手動操作によ
る窓ガラス昇降時に挟み込み防止解除領域内かつ全閉
(全開)以外の位置で窓ガラスが停止しても、適正にパ
ルスカウント値の更新を行うことができるパワーウイン
ドウ駆動制御装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のパワーウイン
ドウ制御装置は、窓ガラス昇降駆動用のモータの正・逆
転方向かつ回転速度に応じてパルス信号を発生させ、こ
のパルス信号の変化率に基づいて窓ガラスの全閉又は全
開時にモータにかかる過負荷を検出し、モータの駆動を
停止させるパワーウインドウ駆動制御装置であって、前
記発生するパルス数を窓ガラスの昇降状態に応じて加減
してカウントするパルスカウンタと、前記パルスカウン
タによる窓ガラスの全閉又は全開時のカウント値を記憶
する記憶手段と、前記パルスカウンタによるカウント値
に基づいて前記窓ガラスが全閉又は全開位置から所定の
領域内に位置するか否かを判別する判別手段と、前記窓
ガラスの上昇動作時に前記領域外でモータの過負荷が検
出された場合に、前記モータを所定量反転駆動する挟み
込み回避制御手段と、前記窓ガラスの上昇動作時に、手
動操作解除によって前記窓ガラスが前記全閉位置から所
定の領域内で、かつ、全閉以外の位置に停止された場合
は、前記窓ガラスの上昇動作を継続させ、また、前記窓
ガラスの下降動作時に、手動操作解除によって前記窓ガ
ラスが前記全開位置から所定の領域内で、かつ、全開以
外の位置に停止された場合、前記窓ガラスの下降動作を
継続させる駆動継続手段と、前記窓ガラスが全閉又は全
開となる毎に、前記記憶手段に記憶された全閉又は全開
時のカウント値を、前記パルスカウンタによるカウント
値に再設定する再設定手段と、を有している。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、窓ガラスが移動
する全領域のうち、全閉位置から所定の領域外におい
て、または、全開位置から所定の領域外においてモータ
にかかる過負荷を検出した場合は何らかの異物の挟み込
みがあったと判断され、モータを所定量反転させて挟み
込み回避動作を実行する。
【0011】一方、前記全閉位置から所定の領域内、ま
たは、全開位置から所定の領域内では、挟み込みは有り
得ないため、全閉又は全開であると判断し、モータの駆
動を停止する(或いは極めて短い時間経過した後停止す
る)。
【0012】このような窓ガラスの位置の認識は、窓ガ
ラス昇降駆動用のモータの正・逆転方向かつ回転速度に
応じてパルス信号を発生させ、全閉位置又は全開位置の
カウント値を記憶しておき、モータの駆動に応じて発生
するパルスを加減することによって行っている。
【0013】ここで、機械的な誤差等によって記憶され
全閉位置のカウント値と実際の全閉位置のパルスカウ
ント値、又は全開位置のカウント値と実際の全開位置の
パルスカウント値とが狂うことがある。そこで、再設定
手段では、窓ガラスが全閉位置又は全開位置から所定の
領域内で停止する毎に、記憶手段に記憶されたカウント
値を再設定するようにしている。
【0014】ここで、オート(自動)操作による窓ガラ
スの昇降時には、全閉又は全開位置から所定の領域内で
の停止は必ず全閉又全開となるが、マニュアル(手動)
操作では、全閉又は全開位置から所定の領域内かつ全閉
又は全開以外の位置(若干隙間が開いている位置)で停
止されることがある。このような時に、再設定を行う
と、カウント値はさらにずれる恐れがある。そこで、マ
ニュアル装置時に、全閉又は全開位置から所定の領域内
で窓ガラスが停止されたときに、駆動継続手段によって
同一方向の移動を継続させるようにした。これにより、
窓ガラスが全閉又は全開となったときのモータ負荷を検
出してモータが停止するため、カウント値の再設定を正
確に行うことができる。
【0015】
【実施例】図1には、本実施例に係るパワーウインドウ
制御装置10の構成が概略的に示されている。このパワ
ーウインドウ制御装置10では、図4に示されるよう
に、窓枠(図示省略)に設けられたウェザストリップゴ
ム50の内底壁50Aによって規定される窓ガラス52
の全閉位置からx+y(≦x+4)mmの範囲に挟み込
み防止動作を行わない挟み込み防止解除領域が設定され
ている。
【0016】このパワーウインドウ制御装置10は、窓
ガラス52の昇降駆動用のモータ12と、このモータ1
2の正・逆転方向の回転数に比例する数のパルスを発生
するパルス発生器14と、このパルス発生器14からの
出力パルス数及び後述するパワーウインドウ操作スイッ
チ16からの入力に基づき後述する制御アルゴリズム等
に従ってモータドライバ32を介してモータ12を制御
するマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略述
する)18とを有している。
【0017】前記パルス発生器14としては、モータ1
2の回転軸である電機子(図示省略)に極性の異なる磁
石(磁極)を所定間隔で着磁し、電機子の回転により生
じる磁界変化を図示しないホール素子(ホールIC)で
ピックアップしてモータ12の正・逆転方向の回転数に
比例する数のパルスを発生する公知の構成のものが使用
されている。このパルス発生器14は、90度位相のず
れた2種類のパルスを発生し、このパルスのいずれが先
に立ち上がるかにより、モータ12の正逆転方向の判別
が可能になっている。
【0018】パワーウインドウ操作スイッチ16は、上
昇方向,下降方向にそれぞれ2段階の押圧操作が可能
で、上昇方向に軽く押すと、押されている間だけ窓ガラ
ス52を上昇させるためのマニュアル上昇指令を出力
し、上昇方向に強く押すと窓ガラス52が上昇し続ける
オート上昇指令を出力し、下降方向に軽く押すと、押さ
れている間だけ窓ガラス52を下降させるためのマニュ
アル下降指令を出力し、下降方向に強く押すと窓ガラス
52が下降し続けるオート下降指令を出力する外部入力
手段である。
【0019】マイコン18は、入力ポート20と、RO
M(リード・オンリ・メモリ)22と、RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)24と、出力ポート26と、こ
れらにシステム・バス28を介して接続されたCPU
(中央処理装置)30等を含んで構成されている。
【0020】ROM22内には、後述するフローチャー
トに対応する制御アルゴリズム等が予め記憶されてい
る。RAM24内には、後述する図示しないカウンター
のカウント値が順次記憶される第1エリア、CPU30
が種々の処理を行う際のワークエリアとしての第2エリ
ア等の種々のエリアが設けられている。
【0021】次に、上記のようにして構成された第1実
施例の作用をCPU30の主要な制御アルゴリズムを示
す図2のメインルーチンのフローチャートに沿って説明
する。
【0022】このメインルーチンがスタートするのは、
オペレータによりパワーウインドウ操作スイッチ16が
操作され、上昇指令(オート及びマニュアルに拘らず)
がCPU30に対してなされた場合である。
【0023】まず、ステップ100で出力ポート26を
介してモータドライバ32に対しモータ正転駆動命令を
出力してモータ12を駆動する。
【0024】次のステップ102で図示しないカウンタ
ーのカウント値を取り込み、ステップ104で該カウン
タト値をRAM24の第2エリア内に記憶する。ここ
で、カウンターは窓ガラス上昇時には、図3のフローチ
ャートで示される割り込みルーチンで作動しており、パ
ルス発生器14からの出力パルスが入力ポート20を介
して入力されると、このパルスの立ち上がりをタイミン
グとしてこの割り込み処理を行い、カウントアップされ
たカウント値が順次RAM24の第1エリアに記憶され
るようになっている。このカウンターには、基準位置と
しての窓ガラス全閉位置に対応する初期値n0 が予め設
定されている。従って、ステップ102、104では、
RAM24の第1エリアに記憶されたその時のカウント
値をCPU30が一旦取り込み、その取り込んだカウン
ト値をRAM24の第2エリアに記憶することを意味す
る。
【0025】なお、このカウンターは窓ガラス下降時に
は、割り込みルーチンによりカウントダウンされる。
【0026】次のステップ106でステップ104でR
AM24の第2エリア内に記憶された今回のカウント値
i と前回のカウント値ni-1 との差(ni −ni-1
を演算することよりモータの回転数の変化率Rn を演算
する。このメインルーチンは、クロックのタイミングに
基づき略一定時間間隔で1サイクルの処理を行うのでカ
ウント値の差はモータの回転数の変化率に比例し、便宜
上Rn =(ni −ni- 1 )として扱って差し支えない。
【0027】次のステップ108で変化率Rn が所定値
以下であるか否かを判定し、否定された場合には、ステ
ップ120へ移行して操作スイッチの解除、すなわち、
マニュアル操作を行っていた乗員がスイッチから手を離
したかいなかが判断され、否定判定の場合にはステップ
102に戻り上記の処理・判断を繰り返す。
【0028】また、ステップ120において、肯定判定
された場合にはステップ122へ移行して挟み込み防止
解除領域か否かが判断される。このステップ122にお
いて、否定判定された場合には、窓ガラス52は中間位
置にあると判断され、ステップ124へ移行して直ちに
モータ12を停止し、このルーチンでの処理は終了す
る。
【0029】また、ステップ124で肯定判定された場
合は、挟み込み解除領域内であり、かつ窓ガラス52の
先端がウェザストリップゴム50の内底壁50Aに当接
おらず、若干の隙間が生じている状態であると判断さ
れ、直ちにモータ12の駆動は停止せず、ステップ10
8へ戻る。すなわち、操作スイッチの非操作に拘らず、
窓ガラス52の上昇動作を継続する。この場合、窓ガラ
ス52の上端位置はy+xの範囲内であるため、乗員に
違和感を感じさせることはない。
【0030】ステップ108における判定が肯定された
場合には、窓ガラス52が上昇中に何らかの異物に当接
したか、窓ガラスが全閉位置まで上昇してウェザストリ
ップゴム50の内底壁50Aに当接したかのいずれかで
あるから、ステップ110に進んでステップ104でR
AM24内の第2エリアに記憶された今回のカウント値
に基づき窓ガラス52の位置が前述した挟み込み防止解
除領域にあるか否かを判定する。
【0031】ステップ110における判定が肯定された
場合には、窓ガラス52は全閉位置であると判断できる
ので、ステップ114に進んで直ちに(或いは、極めて
短い時間経過後に)モータを停止する。これにより、窓
ガラス52は全閉位置(と判断された位置)で停止す
る。
【0032】次のステップ116でカウンターのカウン
ト値を初期値にリセットした後制御を終了する。なお、
この全閉位置の検出をより正確に行うために、全閉セン
サ等の他の検出手段を併設しても良い。
【0033】一方、ステップ110における判定が否定
された場合には、何らかの異物に窓ガラス52が当接し
たものと考えられるのでステップ112に進み、挟み込
み防止処理を行う。この挟み込み防止処理は、具体的に
は、窓ガラス52がその位置で停止後所定量下降して停
止するようにモータ12を制御することにより行われ
る。この挟み込み防止処理の完了後制御を終了する。
【0034】以上説明したように、本実施例によると、
窓ガラス52が全閉位置で停止する度毎に、カウンター
のカウント値が初期値にリセット(再設定)されるの
で、モータ12の停止時のパルス発生器14のチャタリ
ング出力や、モータ12の停止後逆回転開始時に余計に
発生した逆回転方向パルス出力の積算によりカウント値
に誤差が大きく発生しない内に、初期値の再設定の都
度、作動中に生じたカウント値の誤差がキャンセルさ
れ、CPU30によるカウント値に基づく窓ガラス52
の位置検出及び窓ガラス52の昇降位置制御が正確に行
われる。従って、異物挟み込み検出・解除、及び窓ガラ
ス昇降制御の信頼性を向上させることができる。
【0035】また、本実施例では、マニュアル操作によ
って窓ガラス52が上昇して、全閉近傍(挟み込み防止
解除領域内)に至ったときには、操作スイッチの操作が
解除されても、モータの駆動を直ちに停止せず、完全に
窓ガラス52の上端がウェザストリップゴム50の内底
壁50Aに当接するまで、上昇を継続するようにしたの
で、マニュアル操作時における挟み込み防止解除領域内
での停止時に誤ってカウント値をリセットすることがな
く、全閉位置(又は全開位置)のカウント値を狂わすこ
とがない。
【0036】なお、上記実施例では、窓ガラス52が全
閉位置で停止する度毎に、カウンターのカウント値を初
期値にリセットする場合を例示したが、窓ガラス52が
全閉位置で停止した時、何回かに1回の割合でカウント
値を初期値にリセットするようにしても良い。また、窓
ガラスの全開位置になったときに行ってもよい。
【0037】また、上記実施例では、回転数の変化率R
n が所定値以下になったか否かの判定をした後(ステッ
プ108)、挟み込み防止解除領域か否かの判定を行い
(ステップ110)、挟み込み防止解除領域でなければ
挟み込み防止処理を行い、挟み込み防止解除領域であれ
ば窓ガラス52が全閉位置にあるものとしてモータ12
を直ちに停止する場合を例示したが、挟み込み防止解除
領域か否かの判定を先に行った後挟み込み防止解除領域
でない場合にのみ、回転数の変化率Rn が所定値以下に
なったか否かの判定を行うようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るパワーウ
インドウ駆動制御装置は、手動操作による窓ガラス昇降
時に挟み込み防止解除領域内かつ全閉(全開)以外の位
置で窓ガラスが停止しても、適正にパルスカウント値の
更新を行うことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパワーウインドウ制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPUの主要な制御アルゴリズムを示す
メインルーチンのフローチャートである。
【図3】割り込みルーチンのフローチャートである。
【図4】挟み込み防止解除領域を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 パワーウインドウ制御装置 12 モータ 14 パルス発生器 30 CPU(記憶手段、挟み込み回避制御手段、駆動
継続手段、再設定手段) 52 窓ガラス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05F 15/16 B60J 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓ガラス昇降駆動用のモータの正・逆転
    方向かつ回転速度に応じてパルス信号を発生させ、この
    パルス信号の変化率に基づいて窓ガラスの全閉又は全開
    時にモータにかかる過負荷を検出し、モータの駆動を停
    止させるパワーウインドウ駆動制御装置であって、 前記発生するパルス数を窓ガラスの昇降状態に応じて加
    してカウントするパルスカウンタと、 前記パルスカウンタによる窓ガラスの全閉又は全開時の
    カウント値を記憶する記憶手段と、 前記パルスカウンタによるカウント値に基づいて前記窓
    ガラスが全閉又は全開位置から所定の領域内に位置する
    か否かを判別する判別手段と、 前記窓ガラスの上昇動作時に前記領域外でモータの過負
    荷が検出された場合に、前記モータを所定量反転駆動す
    る挟み込み回避制御手段と、前記窓ガラスの上昇動作時に、手動操作解除によって前
    記窓ガラスが前記全閉位置から所定の領域内で、かつ、
    全閉以外の位置に停止された場合は、前記窓ガラスの上
    昇動作を継続させ、また、前記窓ガラスの下降動作時
    に、手動操作解除によって前記窓ガラスが前記全開位置
    から所定の領域内で、かつ、全開以外の位置に停止され
    た場合、前記窓ガラスの下降動作を継続させる 駆動継続
    手段と、 前記窓ガラスが全閉又は全開となる毎に、前記記憶手段
    に記憶された全閉又は全開時のカウント値を、前記パル
    スカウンタによるカウント値に再設定する再設定手段
    と、 を有するパワーウインドウ駆動制御装置。
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