JPH0218229Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0218229Y2
JPH0218229Y2 JP19243382U JP19243382U JPH0218229Y2 JP H0218229 Y2 JPH0218229 Y2 JP H0218229Y2 JP 19243382 U JP19243382 U JP 19243382U JP 19243382 U JP19243382 U JP 19243382U JP H0218229 Y2 JPH0218229 Y2 JP H0218229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
door
wire
door body
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19243382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5996277U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19243382U priority Critical patent/JPS5996277U/ja
Publication of JPS5996277U publication Critical patent/JPS5996277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0218229Y2 publication Critical patent/JPH0218229Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、両側下端部をワイヤーロープで吊上
げて開閉するオーバーヘツドドアにおいて、ワイ
ヤーロープに緩みが生ずる異常状態を検出して危
険を未然に防止する安全装置に係るものである。
一般に、巻取軸にワイヤードラムを介して巻回
したワイヤーロープを扉体の下端部に装着し、ワ
イヤーロープの巻上げ巻戻しにより扉体を開閉す
るこの種オーバーヘツドドアでは、巻取軸に巻装
したコイル弾機の慣性力と扉体の重量とが協働し
て、円滑に扉体を開閉することができるものであ
るが、扉体の下方に障害物があるのに気付かず扉
体を下降させた場合には、扉体が障害物に当接し
て停止しても、ワイヤードラムを装着した巻取軸
は、スイツチを切るまで回転を続けるためワイヤ
ーロープが更に繰り出されて緩みを生ずる。この
ため、障害物を扉体の下から不用意に取除くと、
扉体がワイヤーロープの緩み分だけ急激に落下し
て極めて危険である許りでなく、緩みを生じたワ
イヤーロープを巻取軸に巻上げると、ワイヤーロ
ープがドラムから外れて巻取軸にからみ、ワイヤ
ーロープを損傷する欠点がある。
本考案は、上記の如き実状に鑑み、これらの欠
点を一掃すべく創案されたものであつて、その目
的とするところは、この種オーバーヘツドドアに
おいて、ドアを吊上げているワイヤーロープの緩
みを的確に検出し、それに基いてドアの下降を停
止させ、または反転上昇させることにより、人身
事故を防止すると共に、ワイヤーロープがワイヤ
ードラムから脱落して巻取軸にからむのを防止す
ることができるオーバーヘツドドアの安全装置を
提供しようとするものである。
本考案の構成を図面に示された一実施例につい
て説明すれば、1は複数のパネル1aを回動自在
に連結してなるオーバーヘツドドアの扉体、2は
開口部両側から室内上方に延設されたガイドレー
ルであつて、オーバーヘツドドアの扉体1はその
両側下端に装着されたワイヤーロープ3により吊
上げられて開閉されるものである。4は電動によ
るドア開閉機、5はワイヤードラムであつてコイ
ル弾機を巻装した巻取軸5aに固定されており、
上記ワイヤーロープ3はワイヤードラム5に巻込
まれるようになつている。6はワイヤーロープ3
の緩み検出装置であつて、該検出装置6は、ワイ
ヤーロープ3を受ける回転ローラ7を備えた検出
体8と、スイツチ9によつて構成されており、検
出体8はワイヤーロープ3に対向する位置に設け
られ、支軸10を軸心として自重ないしは支軸1
0に装着したスプリング11によつて下方へ回動
自在になつている。12はその下方への回動位置
を規制するストツパである。上記スイツチ9は検
出体8の下方に配設されており、そのアクチユエ
ータ13は検出体8が下方へ回動した際にスイツ
チ作動部14に押下げられて、スイツチ9が切替
えられるようになつている。検出体8は、ワイヤ
ーロープ3が緊張している状態では上方へ押上げ
られ、ワイヤーロープ3が弛緩した状態では下方
へ回動するものである。なお、検出体8が自重の
みで円滑に下方へ回動するものにあつては、支軸
10にスプリング11を装着する必要はない。
叙上の如く構成した本考案の作用について説明
すれば、ドア開閉機4を作動させてワイヤーロー
プ3をワイヤードラム5に巻込むと、オーバーヘ
ツドドアの扉体1が吊上げられて開き、ワイヤー
ロープ3をワイヤードラム5から繰出すと、オー
バーヘツドドア1が下降して閉じる。そして、オ
ーバーヘツドドアの扉体1が正常に開閉している
場合には、ワイヤーロープ3は緊張状態を保つて
いるが、オーバーヘツドドアの扉体1が下降中
に、その下端に障害物がはさまると、オーバーヘ
ツドドアの扉体1は下降ができなくなる。
ところが、ドア開閉機4は駆動を続けるので、
ワイヤーロープ3は更にワイヤードラム5から繰
出されて緩みを生ずる。するとワイヤーロープ3
の緊張力によつて支えられていた検出体8がその
緩みを検出し、自重によつて、若しくはその支軸
10に装着したスプリング11によつて下方に回
動してストツパー12に当つて停止する。このと
きスイツチ作動部14がスイツチ9をおし下げて
ドア開閉機4の駆動を停止させるか、または上昇
側に反転駆動せしめるが、検出体8が下方に回動
するまでの時間は極めて短いので、ワイヤーロー
プ3が緩んでワイヤードラム5から外れることは
ない。したがつて、改めてオーバーヘツドの扉体
1を開放すべくドア開閉機4を駆動させれば、ワ
イヤーロープ3が巻取軸5aにからまることなく
円滑に上昇させることができ、安全に障害物を除
去することができる。また、スイツチ9が作動し
た場合に、直にオーバーヘツドドア1を反転上昇
させ全開状態で停止させたり、任意の高さだけ上
昇させて停止させたり、あるいは任意の高さの範
囲で上昇下降をくりかえさせて障害物があること
を遠隔操作室の操作盤に表示するなど、種々のシ
ステムをとることができることはいうまでもな
い。
なお、ワイヤーロープ3の緩みを検出する検出
体8は、ワイヤーロープ3に緩みが生じた際に、
支軸11を軸心として主に自重によつて下方へ回
動し、スイツチ9を切替えるのみであるから、そ
の機構および機能がきわめて簡素であり、長期間
にわたり、あるいは頻繁に作動させても機能がそ
こなわれることがない。
これを要するに、本考案は、複数のパネルから
構成され、かつ開口部の両側から室内上方に延設
したガイドレールに沿つて昇降する扉体の上方
に、コイル弾機を巻装した巻取軸を設け、該巻取
軸にワイヤードラムを介して巻回するワイヤーロ
ープの遊端側を上記扉体の下端部に装着してワイ
ヤーロープを吊上げて扉体を開閉するオーバーヘ
ツドドアにおいて、上記ワイヤーロープを受ける
回転ローラを備え、かつ自重ないしはスプリング
の付勢によつて下方へ回動自在の検出体をワイヤ
ーロープに対向させて設けると共に、前記検出体
の下方への回動によつて作動するスイツチを設け
たから、オーバーヘツドドアが下降中に障害物に
当つてワイヤーロープに緩みが生じた場合には、
これを直ちに検出し、その検出結果に基いてオー
バーヘツドドアの下降を停止させ、あるいは反転
上昇させることができ、人身事故を未然に防止す
ることができる許りでなく、ワイヤーロープがワ
イヤードラムから脱落して、巻取軸にからむのを
防止することができる極めて有用な実用的効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るオーバーヘツドドアの安全
装置の一実施例を示すものであつて、第1図は一
部の側面図、第2図は同上正面図、第3図は要部
の側面図、第4図は同上正面図、第5図および第
6図は要部の作用説明図である。 図中、1はオーバーヘツドドアの扉体、2は案
内レール、3はワイヤーロープ、4はドア開閉
機、5はワイヤードラム、6はワイヤーロープの
緩み検出装置、7は回転ローラ、8は検出体、9
はスイツチ、10は支軸、11はスプリング、1
2はストツパ、13はアクチユエータ、14はス
イツチ作動部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のパネルから構成され、かつ開口部の両側
    から室内上方に延設したガイドレールに沿つて昇
    降する扉体の上方に、コイル弾機を巻装した巻取
    軸を設け、該巻取軸にワイヤードラムを介して巻
    回するワイヤーロープの遊端側を上記扉体の下端
    部に装着してワイヤーロープが吊上げて扉体を開
    閉するオーバーヘツドドアにおいて、上記ワイヤ
    ーロープを受ける回転ローラを備え、かつ自重な
    いしはスプリングの付勢によつて下方へ回動自在
    の検出体をワイヤーロープに対向させて設けると
    共に、前記検出体の下方への回動によつて作動す
    るスイツチを設けたことを特徴とするオーバーヘ
    ツドドアの安全装置。
JP19243382U 1982-12-20 1982-12-20 オ−バ−ヘツドドアの安全装置 Granted JPS5996277U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19243382U JPS5996277U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 オ−バ−ヘツドドアの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19243382U JPS5996277U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 オ−バ−ヘツドドアの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5996277U JPS5996277U (ja) 1984-06-29
JPH0218229Y2 true JPH0218229Y2 (ja) 1990-05-22

Family

ID=30414130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19243382U Granted JPS5996277U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 オ−バ−ヘツドドアの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5996277U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4969038B2 (ja) * 2004-12-28 2012-07-04 中国電力株式会社 ワイヤたるみ検出装置及びゲート開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5996277U (ja) 1984-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6782662B2 (en) Movable barrier operator having cable tension sensor and door lock mechanism
US5743046A (en) Jack shaft door garage operator
US20080245484A1 (en) Overhead door cable engagement apparatus
JPH0218229Y2 (ja)
US7114291B2 (en) Overhead door drop stop
USRE40001E1 (en) Jack shaft garage door operator
US11649663B2 (en) Position sensing device for sensing an upper limit position and a lower limit position of a hoisting line
JPH0242873Y2 (ja)
JPH0326222Y2 (ja)
JPS6244068Y2 (ja)
JP3288641B2 (ja) ブラインドの昇降装置
JPH0528310Y2 (ja)
JP2553714Y2 (ja) 昇降カーテン用開閉機の緊急停止機構
JPS6235414Y2 (ja)
JP3046547B2 (ja) 昇降装置の安全機構
JP2506478Y2 (ja) シヤツタ―カ―テン落下防止装置
JP3622108B2 (ja) シャッター障害物検知装置
JPH0617980Y2 (ja) オ−バ−ヘツドドアにおけるワイヤロ−プ弛み検知装置
CA1113853A (en) Door, preferably for industrial buildings
US6695033B1 (en) Guide device for winding shaft of a material handling door comprising a flexible curtain
JPH065495Y2 (ja) 上下開閉扉の落下防止装置
JPH08260840A (ja) オーバーヘッドドアの安全装置
JPH04166591A (ja) 開閉体の障害物検知装置
JPH057434Y2 (ja)
JPH0545752Y2 (ja)