JP3065880B2 - 立体駐車装置におけるパレットの昇降速度制御装置 - Google Patents

立体駐車装置におけるパレットの昇降速度制御装置

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JP3065880B2
JP3065880B2 JP6061104A JP6110494A JP3065880B2 JP 3065880 B2 JP3065880 B2 JP 3065880B2 JP 6061104 A JP6061104 A JP 6061104A JP 6110494 A JP6110494 A JP 6110494A JP 3065880 B2 JP3065880 B2 JP 3065880B2
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隆敏 北條
秀仁 平野
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車装置におい
て、パレットを昇降させる時、モータにかかる負荷に対
応してパレットの昇降速度を変化させる分野で利用され
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、立体駐車装置において、パレット
を上昇させる時、パレットに車両が載っていない時で
も、車両が載っている時でもパレットの上昇速度は同じ
速さであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に立体
駐車装置に車両を入出庫しようとする場合、まず運転ボ
タンを押した後、パレットボタンを押すとパレットが下
降してくる。次にパレットより車両を入出庫した後、戻
りボタンを押すとパレットが上昇して元の位置に戻るの
であるが、パレットが上昇する時、パレットに車両が載
っている場合、上昇速度を速くするとモータに無理がか
かり、モータを大きいものにしなければならない。
【0004】このため、パレットに車両が載っていて
も、載っていなくてもパレットの上昇速度を速くしない
で、同じ速度で上昇させていたのでパレットを上昇させ
る時間が長く感じられ、車両の入出庫に時間がかかりす
ぎるという問題があった。そこで本発明の目的は、パレ
ットを昇降させる際に車両の入出庫にかかる時間を短く
することができる立体駐車装置におけるパレットの昇降
速度制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1は、パレットをモータの駆動によりパ
レットを昇降させるようにした立体駐車装置において、
前記モータの電流値を検出する電流値検出部と、前記検
出電流値に基づいてパレットの昇降速度を加速した速度
と加速しない速度とに選択設定するものであって、検出
電流値が車両を搭載したパレット上昇時の電流値より小
さい場合はパレットの昇降速度を加速した速度に設定し
うる速度設定部と、前記速度設定部の設定に基づいてモ
ータを設定速度で駆動させる速度指令部とよりなること
を特徴としている。 また請求項2の発明は、パレットを
モータの駆動によりパレットを昇降させるようにした立
体駐車装置において、前記モータの電流値を検出する電
流値検出部と、パレット下降時には下降速度を加速した
速度に設定するとともにパレット上昇時には前記検出電
流値に基づいてパレットの上昇速度を加速した速度と加
速しない速度とに選択設定するものであって、検出電流
値が車両を搭載したパレット上昇時の電流値より小さい
場合はパレット速度を加速した速度に設定しうる速度
定部と、前記速度設定部の設定に基づいてモータを設定
速度で駆動させる速度指令部とよりなることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】立体駐車装置のパレットより車両を出庫した
後、パレットを上昇させると、まずモータを駆動する電
流値が電流値検出部により検出され、この検出された電
流値が速度設定部に出力される。速度設定部ではパレッ
トに上昇速度を設定して速度指令部に出力する。
【0007】速度指令部ではモータを加速した速い速度
で駆動させる。このため、パレットは加速した速い速度
で上昇する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は2段2列式の立体駐車装置1で、この駐車
装置1は下段2と、上段3と、1列目4と、2列目5と
からなる各区画にそれぞれ駐車できるようになってい
る。
【0009】前記駐車装置1は支柱6……と、上段フレ
ーム7……とで構成されている。前記下段2には横行す
るパレット8が設けられ、上段フレーム7には矩形状の
吊持体9……が固着され、この吊持体9……にはチェー
ン10……により吊設されたパレット11,11がモー
タ12,12の駆動により昇降可能に設けられている。
【0010】右側の支柱6にはコントロールボックス1
3が設けられ、このコントロールボックス13の前面に
は各パレット11,11のパレットボタン14,15
と、運転ボタン16と、パレット戻しボタン17とが設
けられ、コントロールボックス13の内部にはパレット
11,11の昇降速度制御装置18を制御するマイクロ
コンピュータのプログラムが内蔵されている。
【0011】図5は前記昇降速度制御装置18の第1実
施例を示すもので、前記昇降速度制御装置18はモータ
12の電流値を検出する電流値検出部19と、パレット
11の昇降速度を設定する速度設定部20と、モータ1
2を設定速度で駆動させる速度指令部21とより構成さ
れている。前記電流値検出部19はモータ12の電流値
を検出して、6A以上であるか、6A以下であるかを速
度設定部20に出力する。前記速度設定部20は各パレ
ットボタン14,15あるいは戻しボタン17が押され
るとパレット11を設定速度で昇降させるように速度指
令部21に出力する。また、電流値検出部19から電流
値が6A以上であると入力されるとパレット11を加速
しない速度で昇降させるように速度指令部21に出力
し、電流値が6A以下であると入力されるとパレット1
1を加速した速度で昇降させるように速度指令部21に
出力する。前記速度指令部21では速度設定部20から
の出力に基づいてモータ12を60HZの加速しない速
度、あるいは90HZの加速した速度で駆動させる。
【0012】なお図7はパレットを加速した速度又は加
速しない速度で下降させる場合のフローチャート、図8
はパレット11を加速した速度又は加速しない速度で上
昇させる場合のフローチャートである。また22はパレ
ット11に載っている車両である。図6は昇降速度制御
装置18の第2実施例を示すもので、前記昇降速度制御
装置18はモータ12の電流値を検出する電流値検出部
19と、パレット11の昇降速度を設定する速度設定部
20と、モータ12を設定速度で駆動させる速度指令部
21とより構成されている。前記電流値検出部19はモ
ータ12の電流値を検出して、6A以上であるか、6A
以下であるかを速度設定部20に出力する。前記速度設
定部20はパレットボタン14,15が押されると電流
値検出部19からの電流値に関係なく加速した速度で昇
降させるように速度指令部21に出力し、戻しボタン1
7が押されると電流値検出部19から電流値が6A以上
であると入力されるとパレット11を加速しない速度で
昇降させるように速度指令部21に出力し、電流値が6
A以下であると入力されるとパレット11を加速した速
度で昇降させるように速度指令部21に出力する。前記
速度指令部21では速度設定部20からの出力に基づい
てモータ12を60HZの加速しない速度、あるいは9
0HZの加速した速度で駆動させる。なお図9は第2実
施例においてパレット11を加速した速度で下降させる
フローチャートである。
【0013】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。第1実施例において図1の1列目4上段3
のパレット11より車両22を出庫する場合は、まず運
転ボタン16を押すとコントロールボックス13に電源
が入る。次にパレットボタン14を押すと速度設定部2
0がパレット11を加速しない速度で下降させるように
速度指令部21に出力する。すると速度指令部21では
モータ12を60HZの1800rpmで逆転駆動S1
させてパレット11を加速しない速度で下降させ始め
る。すると電流値検出部19にはモータ12の駆動の電
流値が4.4A(車両22が載っているので4.4Aで
あるが車両22が載っていないと3.1Aである。)で
あると検出され、速度設定部20には6A以下であるS
2と出力され、速度設定部20ではパレット11を加速
した速度で下降させるように速度指令部21に出力す
る。
【0014】速度指令部21ではモータ12を90HZ
の2700rpmで逆転駆動S3させる。するとパレッ
ト11は8.8m/分の加速した速度で下降して下段2
に達し、図2の状態となる。図2の状態のパレット11
より車両22を降ろすと図3の状態となり、次に戻しボ
タン17を押すと速度設定部20がパレット11を加速
しない速度で上昇させるように速度指令部21に出力す
る。すると速度指令部21ではモータ12を60HZの
1800rpmで正転駆動S4させてパレット11を加
速しない速度で上昇させ始める。すると電流値検出部1
9にはモータ12の駆動の電流値が4A(車両22が載
っていないので4Aであるが、車両22が載っていると
10Aである。)であると検出され、速度設定部20に
は6A以下(車両22が載っていると6A以上)である
S5と出力され、速度設定部20ではパレット11を加
速した速度で(車両22が載っていると加速しない速
度)で上昇させるように速度指令部21に出力する。
【0015】速度指令部21ではモータ12を90HZ
の2700rpm(車両22が載っていると60HZの
1800rpm)で正転駆動S6させる。するとパレッ
ト11は8.8m/分の加速した速度で上昇して上段3
に達して元の位置に戻り、図4の状態となる。次に第2
実施例において図1の1列目4上段3のパレット11よ
り車両22を出庫する場合は、まず運転ボタン16を押
すとコントロールボックス13に電源が入る。次に図6
においてパレットボタン14を押すと、速度設定部20
がモータ12の電流値(車両22が載っている場合は
4.4A、車両22が載っていない場合は3.1A)に
関係なくパレット11を加速した速度で下降させるよう
に速度指令部21に出力する。すると速度指令部21で
はモータ12を90HZの2700rpmで逆転駆動S
7させる。するとパレット11は8.8m/分の加速し
た速度で下降して下段2に達する。
【0016】以上よりパレット11に車両22が載って
いない時には、パレット11に車両22が載っている時
よりもパレット11の上昇速度を速くしたので車両の2
2の出庫にかかる時間は少しではあるが短縮されてい
る。ところで、車両22を入庫する場合は前記とは逆の
順序(図4より図3より図2より図1)で行えばよい。
【0017】
【発明の効果】以上の如く請求項1の発明では、モータ
の電流値が車両を搭載したパレット上昇時の電流値より
小さい場合はパレットを加速した速度で昇降させるよう
にし、たので、パレット下降時及び、車両を搭載せずに
パレットを上昇するときはのモータへの負荷が最も大き
い場合はの電流値車両の出庫にかかる時間を短くするこ
とができる。また請求項2の発明によれば、パレット下
降時には加速した速度で下降させるとともに、パレット
上昇時にはモータの電流値が車両を搭載したパレット上
昇時の電流値より小さい場合はパレットを加速した速度
で上昇させるようにしたので、車両の入出庫にかかく時
間、特にパレットの下降時間をさらに短くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットに車両が載っている立体駐車装置の全
体図である。
【図2】図1よりパレットが下降した図である。
【図3】図2より車両が出庫した図である。
【図4】図3よりパレットが上昇した図である。
【図5】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図7】パレットを下降させるフローチャートである。
【図8】パレットを上昇させるフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例のパレットを下降させるフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 立体駐車装置 11 パレット 12 モータ 18 昇降速度制御装置 19 電流値検出部 20 速度設定部 21 速度指令部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットをモータの駆動によりパレット
    を昇降させるようにした立体駐車装置において、前記モ
    ータの電流値を検出する電流値検出部と、前記検出電流
    値に基づいてパレットの昇降速度を加速した速度と加速
    しない速度とに選択設定するものであって、検出電流値
    が車両を搭載したパレット上昇時の電流値より小さい場
    合はパレットの昇降速度を加速した速度に設定しうる速
    度設定部と、前記速度設定部の設定に基づいてモータを
    設定速度で駆動させる速度指令部とよりなる立体駐車装
    置におけるパレットの昇降速度制御装置。
  2. 【請求項2】 パレットをモータの駆動によりパレット
    を昇降させるようにした立体駐車装置において、前記モ
    ータの電流値を検出する電流値検出部と、パレット下降
    時には下降速度を加速した速度に設定するとともにパレ
    ット上昇時には前記検出電流値に基づいてパレットの上
    昇速度を加速した速度と加速しない速度とに選択設定す
    るものであって、検出電流値が車両を搭載したパレット
    上昇時の電流値より小さい場合はパレット速度を加速し
    た速度に設定しうる速度設定部と、前記速度設定部の設
    定に基づいてモータを設定速度で駆動させる速度指令部
    とよりなる立体駐車装置におけるパレットの昇降速度制
    御装置。
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