JP2002047822A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2002047822A JP2000235566A JP2000235566A JP2002047822A JP 2002047822 A JP2002047822 A JP 2002047822A JP 2000235566 A JP2000235566 A JP 2000235566A JP 2000235566 A JP2000235566 A JP 2000235566A JP 2002047822 A JP2002047822 A JP 2002047822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下降阻止時の昇降車両支持台の荷重が横動車
両支持台に作用するのを防いで、立体駐車装置の製造コ
ストがアップするのを回避でき、また、横荷重を受けて
も、簡単に横移動することもない立体駐車装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 車両入出庫レベルと上側車両収納レベル
との間で個別に昇降自在且つ横方向に複数並設された昇
降車両支持台2と、車両入出庫レベルに個別に横動可能
に横方向に並設され且つ昇降車両支持台2の数よりも1
台少ない数の横動車両支持台3とを備え、昇降車両支持
台2の荷重を受け止め昇降車両支持台2が上側収納レベ
ルから下降するのを阻止する昇降車両支持台受止部4を
設け、昇降車両支持台受止部4を上下動自在にガイドす
る昇降車両支持台受止ガイド部5を横動車両支持台3に
設け、下降阻止時の昇降車両支持台2の荷重を昇降車両
支持台受止部4の下端が接触する床部1aで支持し、昇
降車両支持台2の非下降時に昇降車両支持台受止部4の
下端を床部1aと非接触状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上側に複数並設
された昇降車両支持台と下側にこれよりも1台少ない横
動車両支持台とを備えた立体駐車装置、並びに、上下側
に複数並設された昇降車両支持台及び下側昇降車両支持
台と中間側にこれよりも1台少ない横動車両支持台とを
備えた立体駐車装置に係り、特に、下降阻止時の昇降車
両支持台の荷重を昇降車両支持台受止部を介して床部で
支持して横動車両支持台に作用するのを回避する立体駐
車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台の昇降車両支持台と、当該
昇降車両支持台よりも1台少ない数の横動車両支持台と
を利用して、上下2段に車両を収納し得るようにした駐
車装置として特許第3017704号が知られている。
この特許第3017704号の発明では、特に、横動車
両支持台には、当該横動車両支持台の上側にある昇降車
両支持台が上側車両収納レベルから下降するのを阻止す
る昇降車両支持台受け止め部が備えられていて、この昇
降車両支持台受け止め部によって、横動車両支持台の上
に位置する昇降車両支持台が落下するのを防ぐことがで
きる特徴を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
許第3017704号の発明では、横動車両支持台に備
えた昇降車両支持台受け止め部で昇降車両支持台の荷重
を受ける構造であるため、横動車両支持台には自重と昇
降車両支持台の荷重に耐える得る強度が要求され、ま
た、横動車両支持台の横移動を支えるガイドレール及び
支持部材にも、横動車両支持台の自重と昇降車両支持台
の荷重に耐える得る強度が要求され、その結果、装置の
各部材の断面を大きくする必要が生じ、また、駆動機構
も重量増に伴い高い出力のものが要求され、これらの要
因によって駐車装置の製造コストがアップするという課
題がある。
【0004】また、横動車両支持台への車両の出し入れ
の際、ハンドルを切って車両が斜め方向に曲がりながら
車両の出し入れが行われることがあり、この場合には横
動車両支持台には横方向に分力が作用することになる
が、横動車両支持台は摩擦抵抗の小さい車輪を介してガ
イドレールに横移動可能に支持されているため、横動車
両支持台は少し横移動する恐れがあり、その結果、横動
車両支持台の横移動の位置制御を行う位置検出センサー
が正常位置からずれて、異常検出の状態となって制御不
能に陥り、装置が正常に作動しない恐れがある。
【0005】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、下降阻止時の昇降車両支持台の荷重が
横動車両支持台に作用するのを防いで、立体駐車装置の
製造コストがアップするのを回避でき、また、横荷重を
受けても、簡単に横移動することもない立体駐車装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、車両入出庫レベルと上側車両
収納レベルとの間で個別に昇降自在且つ横方向に複数並
設された昇降車両支持台と、車両入出庫レベルに個別に
横動可能に横方向に並設され且つ昇降車両支持台の数よ
りも1台少ない数の横動車両支持台とを備えた立体駐車
装置において、前記昇降車両支持台の荷重を受け止め昇
降車両支持台が前記上側収納レベルから下降するのを阻
止する昇降車両支持台受止部を設け、昇降車両支持台受
止部を上下動自在にガイドする昇降車両支持台受止ガイ
ド部を前記横動車両支持台に設け、下降阻止時の昇降車
両支持台の荷重を昇降車両支持台受止部の下端が接触す
る床部で支持し、昇降車両支持台の非下降阻止時に昇降
車両支持台受止部の下端を床部と非接触状態に保持する
手段よりなるものである。
【0007】また、請求項2の発明は、車両入出庫レベ
ルと上側車両収納レベルとの間で個別に昇降自在且つ横
方向に複数並設された昇降車両支持台と、車両入出庫レ
ベルと下側車両収納レベルとの間で個別に昇降自在且つ
横方向に複数並設された下部昇降車両支持台と、車両入
出庫レベルに個別に横動可能に横方向に並設され且つ昇
降車両支持台及び下部昇降車両支持台の数よりも1台少
ない数の横動車両支持台とを備えた立体駐車装置におい
て、前記昇降車両支持台の荷重を受け止め昇降車両支持
台が前記上側収納レベルから下降するのを阻止する昇降
車両支持台受止部を設け、昇降車両支持台受止部を上下
動自在にガイドする昇降車両支持台受止ガイド部を前記
横動車両支持台に設け、下降阻止時の昇降車両支持台の
荷重を昇降車両支持台受止部の下端が接触する床部で支
持し、昇降車両支持台の非下降阻止時に昇降車両支持台
受止部の下端を床部と非接触状態に保持する手段よりな
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
【0009】〔実施の形態−1〕ここで、図1(A)は
昇降車両支持台の上昇位置の概略全体正面図、図1
(B)は昇降車両支持台の下降時の概略全体正面図、図
2の右半分は昇降車両支持台の上昇位置の部分正面図、
左半分は昇降車両支持台の下降時の部分正面図、図3は
横動車両支持台の下部端部の部分断面図、図4は昇降車
両支持台受止部の上端側の部分断面図、図5は昇降車両
支持台受止部の下端側の部分断面図である。
【0010】図において、立体駐車装置1は、床部1a
上にフレーム1bで骨組みが形成されており、上下2段
に車両aを駐車できるもので、昇降する昇降車両支持台
2とその下側で横移動する横動車両支持台3とを備えて
いる。
【0011】昇降車両支持台2は、車両入出庫レベルと
上側車両収納レベルとの間で個別に昇降自在且つ横方向
に複数並設されている。この実施の形態では3台並設さ
れている。各昇降車両支持台2には昇降シーブ2aがそ
れぞれ取付けられ、また、各昇降車両支持台2が昇降す
る位置の上部側のフレーム1bには、吊シーブ2bがそ
れぞれ取付けられている。
【0012】これら全ての昇降シーブ2a及び吊シーブ
2bには1本のワイヤーロープ2cが回装張設されてい
る。即ち、1本のワイヤーロープ2cは、図1において
その一端が上部側のフレーム1bの右端部の固定部2d
に固定され、そこから右側の吊シーブ2bで回装されて
下方に延び下方の昇降シーブ2aに回装されて上向きに
延びて再び右側の吊シーブ2bで回装された後にその隣
の中央の吊シーブ2bに向けて延び、その中央の吊シー
ブ2bで回装されて下方に延び下方の昇降シーブ2aに
回装されて上向きに延びて再び中央の吊シーブ2bで回
装された後にその隣の左側の吊シーブ2bに向けて延
び、その左側の吊シーブ2bで回装されて下方に延び下
方の昇降シーブ2aに回装されて上向きに延びて再び左
側の吊シーブ2bで回装された後に左端に設けられた巻
取機2eに向けて延び、その巻取機2eに他端側が巻き
取られている。
【0013】3台の昇降車両支持台2は、1本のワイヤ
ーロープ2cによって連結されていて、ワイヤーロープ
2cの他端側が巻き取られている巻取機2eを駆動させ
ることによって、1本のワイヤーロープ2cによってそ
れぞれ昇降自在になっている。つまり、1本のワイヤー
ロープ2cの他端側を巻き取る方向に巻取機2eを駆動
させると、3台の昇降車両支持台2は上昇する。又、昇
降車両支持台2には、1本のロープで1点を支持して昇
降動をさせても水平を保って昇降ができるように、図示
しない前後左右バランスワイヤーが併設されている。フ
レーム1bには上昇する昇降車両支持台2が必要以上に
上昇するのを防ぐ上限ストッパー1cが設けられてい
る。
【0014】また、1本のワイヤーロープ2cの他端側
を巻き戻す方向に巻取機2eを駆動させると、3台の昇
降車両支持台2は下降することになるが、下側に横動車
両支持台3が位置している場合には昇降車両支持台受止
部4によりその下降が阻止されることになる。巻取機2
eの制御は図示しない制御機構によって行われる。
【0015】横動車両支持台3は、車両入出庫レベルに
個別に横動可能に横方向に並設され且つ昇降車両支持台
2の数よりも1台少ない。この実施の形態では、横動車
両支持台3は、3台の昇降車両支持台2より1台少ない
2台である。
【0016】横動車両支持台3の下部には横移動する車
輪3aが横向きに取付けられ、このうち、1部の車輪3
aは歯車3bを介して駆動モーター3cに連動連結され
ていて、駆動モーター3cの駆動によって車輪3aが回
転して横動車両支持台3を横移動させる構造になってい
る。横動車両支持台3の車輪3aは立体駐車装置1の床
部1aに横方向に敷設されたガイドレール3d上を転動
する。図面では床部1aとガイドレール3dの表面を同
一高さにしている。駆動モーター3cの制御は図示しな
い制御機構によって行われる。
【0017】昇降車両支持台受止部4は、昇降車両支持
台2の荷重を受け止めて、昇降車両支持台2が上側収納
レベルから下降するのを阻止する機能を果たすと共に、
昇降車両支持台2の下降阻止時に昇降車両支持台受止部
4の下端が接触する床部1aに昇降車両支持台2の荷重
を支持させて、昇降車両支持台2の荷重が横動車両支持
台3に作用するのを回避する機能を果たす。
【0018】この昇降車両支持台受止部4は、横動車両
支持台3に設けられた昇降車両支持台受止ガイド部5に
上下動自在にガイドされて取付けられている。昇降車両
支持台受止部4は昇降車両支持台受止ガイド部5よりも
長く、昇降車両支持台受止部4は昇降車両支持台受止ガ
イド部5を挿通して、その上下端側は昇降車両支持台受
止ガイド部5の上下端よりそれぞれ突出している。
【0019】昇降車両支持台受止ガイド部5は、横動車
両支持台3の後部左右の二隅にそれぞれ設けられてい
る。各昇降車両支持台受止ガイド部5はその下端側が横
動車両支持台3に固設され、又各昇降車両支持台受止ガ
イド部5の上部側が連結杆5aによって連結されてい
る。昇降車両支持台受止ガイド部5には例えば中空で両
端開口の円筒鋼管が使用されており、この円筒鋼管から
なる昇降車両支持台受止ガイド部5に昇降車両支持台受
止部4は遊嵌状に挿通されていて、上下動自在になって
いる。
【0020】円筒鋼管からなる昇降車両支持台受止ガイ
ド部5に遊嵌状に挿通される昇降車両支持台受止部4は
その断面が例えば円形状が使用される。また、昇降車両
支持台2の下面と接触する昇降車両支持台受止部4の上
端には、昇降車両支持台受止ガイド部5に挿入されてい
る部分より直径が大きい円形受板4aが取付けられてい
る。
【0021】円形受板4aは、昇降車両支持台2の荷重
を受けて昇降車両支持台2の下降を阻止して下動してい
る状態で、昇降車両支持台受止ガイド部5の上端より少
し上方に位置していて、決して昇降車両支持台受止ガイ
ド部5の上端と接触することはない。このため、昇降車
両支持台2の下降阻止時に、昇降車両支持台2の荷重が
昇降車両支持台受止ガイド部5を通じて横動車両支持台
3に作用することはない。
【0022】昇降車両支持台2の下降時に、床部1aに
接触する昇降車両支持台受止部4の下端は、例えば平坦
面に形成されていて、昇降車両支持台受止部4の下端面
と床部1aとの接触面積を大きくして、横荷重に対して
その摩擦抵抗が大きくなるようにしており、これによ
り、昇降車両支持台2の下降時に、横動車両支持台3に
横荷重が作用しても、この摩擦抵抗によって横動車両支
持台3が簡単に横移動しないようになっている。
【0023】昇降車両支持台受止ガイド部5を挿通して
その下端から下方に突出する昇降車両支持台受止部4の
下端が、昇降車両支持台2の非下降時には床部1aと非
接触状態に保持されるように例えばバネ4bが設けられ
ている。バネ4bは昇降車両支持台受止ガイド部5の下
端に設けられていて、昇降車両支持台受止部4を上向き
に付勢して押し上げて、昇降車両支持台受止部4の下端
が床部1aに接触するのを防いでいる。昇降車両支持台
受止部4の下端は、床部1aの表面から例えば3mm程度
上向きに押し上げられている。
【0024】昇降車両支持台受止部4を上向きに付勢す
るバネ4bのバネ強さは、昇降車両支持台受止部4の自
重分だけを押し上げる程度であり、このため、昇降車両
支持台受止部4の上端の円形受板4aに昇降車両支持台
2の荷重が作用した場合には、バネ4bの付勢力に打ち
勝って昇降車両支持台受止部4を下動させて、昇降車両
支持台受止部4を下端を床部1aに接触させて昇降車両
支持台2の荷重を床部1aで支持させることができる。
このバネ4bには例えば皿バネが使用されている。
【0025】次に上記発明の実施の形態−1の構成に基
づく作用について以下説明する。昇降車両支持台2から
車両aを出庫する場合、又は昇降車両支持台2に車両a
を入庫する場合には、該当する昇降車両支持台2の下方
の横動車両支持台3を横移動させて空所にする。
【0026】その後、巻取機2eを駆動させて1本のワ
イヤーロープ2cを巻き戻す。1本のワイヤーロープ2
cを巻き戻すと、上方の各吊シーブ2bに1本のワイヤ
ーロープ2cを介して吊持されている各昇降車両支持台
2は自重と車両aの重量により下降し始める。
【0027】空所以外の横動車両支持台3が下側に位置
する箇所では、下降する昇降車両支持台2は、横動車両
支持台3の昇降車両支持台受止ガイド部5にガイドされ
た昇降車両支持台受止部4の上端の円形受板4aに接触
して、昇降車両支持台受止部4をバネ4bの付勢力に打
ち勝って下方に押し下げる。昇降車両支持台受止部4は
例えば3mm程下動して、その下端が床部1aに接触す
る。
【0028】昇降車両支持台受止部4はその下端が床部
1aに接触すると、昇降車両支持台2の下面に接触する
昇降車両支持台受止部4の上端の円形受板4aは昇降車
両支持台2のそれ以上の下降を阻止する。このとき、昇
降車両支持台受止部4には昇降車両支持台2の荷重が作
用するが、この荷重は昇降車両支持台受止部4の下端が
接触する床部1aによって支持されて、横動車両支持台
3に作用するのが防がれる。
【0029】これに対して、下降する昇降車両支持台2
の下方が空所では、下降を阻止する昇降車両支持台受止
部4がないため、昇降車両支持台2は下降を続け、その
下面が床部1aに接触するまで下降が継続されて、昇降
車両支持台2は床部1a上に着地して、床部1aに着地
した昇降車両支持台2から車両aの出庫が行われ、或い
は床部1aに着地した昇降車両支持台2に車両aの入庫
が行われる。
【0030】〔実施の形態−2〕ここで、図6(A)は
昇降車両支持台の上昇位置の概略全体正面図、図6
(B)は昇降車両支持台の下降時の概略全体正面図であ
る。
【0031】実施の形態−2が前記実施の形態−1と異
なるのは、床部1aの地下部分にも駐車スペースが設け
られていることであり、これに付随して一部構成が付加
されている。これ以外は前記実施の形態−1と同様の構
成であるので、同じ構成には同一符号を付してその説明
を省略する。
【0032】即ち、図6において、立体駐車装置11
は、床部1a上にフレーム1bで骨組みが形成されてお
り、床部1aより上方で上下2段に車両aを駐車でき、
また、床部1aの地下部分にも1段車両aを駐車できる
もので、床部1a上方で昇降する昇降車両支持台2とそ
の下側の床部1a上で横移動する横動車両支持台3と、
床部1aの下方で昇降する下部昇降車両支持台12を備
えている。
【0033】下部昇降車両支持台12には後部左右の二
箇所に吊り具12aが設けられている。吊り具12aの
上端はフック状に曲げられている。また、昇降車両支持
台2の下部には吊り具12aの上端を引っ掛けるフック
2fが後部左右の二箇所に設けられている。
【0034】次に上記発明の実施の形態−2の構成に基
づく作用について以下説明する。下部昇降車両支持台1
2の昇降は、昇降車両支持台2の下部のフック2fに吊
り具12aの上端を引っ掛けて、昇降車両支持台2を昇
降させることによって行われる。
【0035】即ち、引き上げたい下部昇降車両支持台1
2の箇所の上方の横動車両支持台3を横移動させてその
箇所を空所にし、巻取機2eを駆動させてワイヤーロー
プ2cを巻き戻して空所の上方の昇降車両支持台2を下
降させる。このとき、これ以外の箇所の昇降車両支持台
2の下降が阻止されるのは前記実施の形態−1と同じで
ある。
【0036】床部1aまで昇降車両支持台2が下降する
と、昇降車両支持台2の下部のフック2fに下部昇降車
両支持台12の吊り具12aの上端を引っ掛けさせる。
吊り具12aの引っ掛け操作は図示しない係止装置で行
われる。昇降車両支持台2の下部のフック2fに下部昇
降車両支持台12の吊り具12aを引っ掛けた後、昇降
車両支持台2を上昇させる。昇降車両支持台2の上昇は
巻取機2eでワイヤーロープ2cを巻き取ることにより
行われる。
【0037】昇降車両支持台2が上昇すると、フック2
f及び吊り具12aを介して昇降車両支持台2に吊持さ
れた下部昇降車両支持台12も一体となって上昇し、昇
降車両支持台2が上端の上側車両収納レベルに達する
と、下部昇降車両支持台12は床部1aの高さに位置す
ることになり、車両aの出庫又は入庫が行われる。
【0038】昇降車両支持台2が下部昇降車両支持台1
2も一体となって上端の上限ストッパー1cまで上昇ス
トップすると、同時に図示しない落下防止用安全フック
が作動し、ワイヤーロープ2cの切断時に対処するよう
構成されている。又、落下防止用安全フックの代わり
に、横動車両支持台3をわずか横行移動させもって、上
限停止状態の昇降車両支持台2の下側位置に横動車両支
持台3に設けた昇降車両支持台受止ガイド部5の一部を
もぐり込ませ、昇降車両支持台2とフックで連絡された
下部昇降車両支持台12の両方の落下を防止することも
できる。
【0039】床部1aの高さに上昇していた下部昇降車
両支持台12の下降は、これを吊持する昇降車両支持台
2を下降することにより行われる。そして、下部昇降車
両支持台12が下端に到達すると、前記の図示しない係
止装置を操作させて、引っ掛け状態を解除して、再び昇
降車両支持台2を上端の上側車両収納レベルに上昇させ
て、作業は終了する。
【0040】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例え
ば、前記実施の形態では、昇降車両支持台受止ガイド部
が円筒の場合で説明したが、これに限定されることな
く、溝型のように側周面が少し開口していてもよく、要
は内部の昇降車両支持台受止部が昇降車両支持台受止ガ
イド部から飛び出ることなく上下動するのをガイドでき
る断面形状であればよい。
【0041】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、請求項
1,2の発明に係る立体駐車装置によれば、昇降車両支
持台の荷重を受け止め昇降車両支持台が上側収納レベル
から下降するのを阻止する昇降車両支持台受止部を設
け、昇降車両支持台受止部を上下動自在にガイドする昇
降車両支持台受止ガイド部を横動車両支持台に設け、下
降阻止時の昇降車両支持台の荷重を昇降車両支持台受止
部の下端が接触する床部で支持し、昇降車両支持台の非
下降阻止時に昇降車両支持台受止部の下端を床部と非接
触状態に保持することにより、下降阻止時の昇降車両支
持台の荷重が横動車両支持台に作用するのを防ぐことが
できる。これにより、横動車両支持台や装置の各部材の
断面を大きくする必要がなく、また、駆動機構も重量増
に伴う高い出力にする必要がなく、従って、立体駐車装
置の製造コストがアップするのを回避することができ
る。また、昇降車両支持台の下降阻止時に床部に接触す
る昇降車両支持台受止部の下端は、横動車両支持台下部
のような車輪と異なり、床部との摩擦が大きくなるた
め、横荷重を受けても、簡単に横移動することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の実施の形態−1を示す昇降
車両支持台の上昇位置の概略全体正面図である。(B)
はこの発明の実施の形態−1を示す昇降車両支持台の下
降時の概略全体正面図である。
【図2】この発明の実施の形態−1を示すもので、右半
分は昇降車両支持台の上昇位置の部分正面図、左半分は
昇降車両支持台の下降時の部分正面図である。
【図3】この発明の実施の形態−1を示す横動車両支持
台の下部端部の部分断面図である。
【図4】この発明の実施の形態−1を示す昇降車両支持
台受止部の上端側の部分断面図である。
【図5】この発明の実施の形態−1を示す昇降車両支持
台受止部の下端側の部分断面図である。
【図6】(A)はこの発明の実施の形態−2を示す昇降
車両支持台の上昇位置の概略全体正面図である。(B)
はこの発明の実施の形態−2を示す昇降車両支持台の下
降時の概略全体正面図である。
【符号の説明】
1 立体駐車装置 1a 床部 1b フレーム 1c 上限ストッパー 2 昇降車両支持台 2a 昇降シーブ 2b 吊シーブ 2c ワイヤーロープ 2d 固定部 2e 巻取機 2f フック 3 横動車両支持台 3a 車輪 3b 歯車 3c 駆動モーター 3d ガイドレール 4 昇降車両支持台受止部 4a 円形受板 4b バネ 5 昇降車両支持台受止ガイド部 5a 連結杆 11 立体駐車装置 12 下部昇降車両支持台 12a 吊り具 a 車両

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両入出庫レベルと上側車両収納レベル
    との間で個別に昇降自在且つ横方向に複数並設された昇
    降車両支持台と、車両入出庫レベルに個別に横動可能に
    横方向に並設され且つ昇降車両支持台の数よりも1台少
    ない数の横動車両支持台とを備えた立体駐車装置におい
    て、前記昇降車両支持台の荷重を受け止め昇降車両支持
    台が前記上側収納レベルから下降するのを阻止する昇降
    車両支持台受止部を設け、昇降車両支持台受止部を上下
    動自在にガイドする昇降車両支持台受止ガイド部を前記
    横動車両支持台に設け、下降阻止時の昇降車両支持台の
    荷重を昇降車両支持台受止部の下端が接触する床部で支
    持し、昇降車両支持台の非下降阻止時に昇降車両支持台
    受止部の下端を床部と非接触状態に保持することを特徴
    とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 車両入出庫レベルと上側車両収納レベル
    との間で個別に昇降自在且つ横方向に複数並設された昇
    降車両支持台と、車両入出庫レベルと下側車両収納レベ
    ルとの間で個別に昇降自在且つ横方向に複数並設された
    下部昇降車両支持台と、車両入出庫レベルに個別に横動
    可能に横方向に並設され且つ昇降車両支持台及び下部昇
    降車両支持台の数よりも1台少ない数の横動車両支持台
    とを備えた立体駐車装置において、前記昇降車両支持台
    の荷重を受け止め昇降車両支持台が前記上側収納レベル
    から下降するのを阻止する昇降車両支持台受止部を設
    け、昇降車両支持台受止部を上下動自在にガイドする昇
    降車両支持台受止ガイド部を前記横動車両支持台に設
    け、下降阻止時の昇降車両支持台の荷重を昇降車両支持
    台受止部の下端が接触する床部で支持し、昇降車両支持
    台の非下降阻止時に昇降車両支持台受止部の下端を床部
    と非接触状態に保持することを特徴とする立体駐車装
    置。
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