JP3978246B2 - 光ディスクトラッキング制御装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、光ディスク記憶装置における光ディスクトラッキング制御の改良された方法及び装置に関する。特に、本発明は、記憶装置のトラッキングサーボループがクローズド動作モードの場合に、制御された方法で、光ディスク上の情報トラックをトラッキングしている光ビームを、光ディスク上の他の情報トラックへ半径方向に移動させることに関する。
【0002】
【本発明の背景】
光ディスク記憶装置は、光ディスクが記憶している情報を検索可能な装置若しくはシステム、または光ディスクに情報を記録するとともに光ディスクから情報を検索可能な装置若しくはシステムの何れかとすることができる。光ディスクから情報を検索可能な光ディスク記憶装置の例としては、コンパクトディスク(CD)プレーヤ、ビデオレーザディスク(LD)プレーヤ、及びコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)ドライブがある。光ディスクに情報を記録するとともに光ディスクから情報を検索することのできる光ディスク記憶装置の例としては、記録可能なミニ・ディスク(MD)プレーヤ、光磁気(MO)ディスクドライブ、及びコンパクトディスクレコーダブル(CD―R)ドライブがある。
【0003】
情報は、一般的に、しばしば情報トラックと称する同心状または螺旋状のトラックとして光ディスクに記録される。情報が既に光ディスクに記憶されている場合、情報トラックは、記憶された情報を示している光学的コントラストの領域を有している。情報記録用の予めフォーマットされたトラックを有している未記録のまたは空の光ディスクの場合、情報トラックとなるトラックは、光学的コントラストの領域を有していても、有していなくてもよい。光ディスクの2つの情報トラック間に位置する領域を、しばしば非情報トラックと称する。
【0004】
光記憶装置がその通常の動作モードの場合、すなわち光記憶装置が情報を光ディスクから検索または情報を光ディスクに記録する場合、光ビームを用いて情報をディスクから検索またはディスクに情報を記録する間、記憶デバイスはディスクを回転させている。光ディスクが回転している時、光ビームはディスク上を半径方向に移動する。光ビームが光ディスク上を移動している間、光ディスク記憶装置のトラッキングサーボループが、情報トラック、すなわち情報をディスクに記録する場合に情報トラックとなるトラック上に光ビームの中心を維持する。
【0005】
光ディスクトラッキングサーボはクローズドループシステムであり、このことによって、光ディスク記憶装置が通常の動作モードの間、光ビームの中心が光ディスクの情報トラック上に保持される。光ビームが情報トラックの中心から変位する場合を検出することによって、トラッキングサーボは光ビームの半径方向の位置を再調整する。トラッキングサーボは、光ディスクの表面で反射される光の強度を測定することによって、光ビームの中心が情報トラック上に存在しない場合を検出する。
【0006】
一般的に、光ディスクの表面で反射される光の強度は、光が情報トラックの中心で反射されるときに最小になる。この原理を用いて、一般的に、トラッキングサーボは、情報トラックの一端または両端で反射される光の強度を検出して、光ビームがトラックの中心から変位する場合を検出するとともに、光ビームが変位する方向を決定する。したがって、クローズドループ動作モードのトラッキングサーボシステムは、情報トラックの一端または両端で反射された光の強度の変化を検出することによって、光ビームが情報トラックの中心から変位する場合を検知するとともに、反射光の強度がセンタトラッキングに最適な位置に光ビームを移動させる。
【0007】
トラッキングサーボが情報トラックの両端で反射される光の強度を測定する場合、反射光の強度は、情報トラックの両端で反射される光の強度が同一の場合にセンタトラッキングに最適となる。同一の原理は、1ビームの光ディスク記憶装置の場合、及び3ビームの光ディスク記憶装置の両方の場合に成立する。トラッキングサーボが情報トラックの一端で反射される光の強度を測定する場合、センタトラッキングに最適な反射光の強度は所定の校正値に基づく。後者の方法は、好適なセンターリング値を校正することに伴う問題点があるためにあまり好ましくない。
【0008】
一般的に、光ディスク記憶装置は、光ビームを光ディスクに位置決めするための色々な特別な動作を行うことができる。一般的に、これらの特別な機能は、記憶装置の通常の動作モード以外のものであるが、ポーズ(PAUSE)すなわち静止モード(still mode)及びサーチ(SEARCH)すなわち検索モード(seek mode)を備えている。ポーズ動作によって、記憶装置の光ビームは、光ディスク上の隣接情報トラックにジャンプして、最近処理した情報を記憶装置によって再び処理できるようにしている。ポーズ動作は、記憶装置の通常の動作を中止させる。記憶装置の動作が中止されている期間は、同一の情報が繰り返して処理されるように、ポーズ動作が連続して何回起動されたかに依存する。
【0009】
サーチ動作の間、光記憶装置は、一般的に、光ディスク上の特定のターゲットトラックアドレスをサーチする。サーチ動作を行うには、ターゲットアドレスが検出される以前に、光ビームが幾つかの情報トラックと半径方向へ交差しなければならない。ターゲットアドレスが検出されると、光ディスク記憶装置は、情報を検索または記録する通常のモードに戻る。
【0010】
一般的に、光ディスク記憶装置は、ポーズ動作またはサーチ動作の間の所定時間トラッキングサーボループを解除することによって、ポーズまたはサーチ動作を行うことができる。トラッキングサーボが解除されると、当該サーボはもはやクローズされておらず、オープンループモードと称されるか、または単にループが解放されていると称される。ポーズまたはサーチ動作の間にトラッキングサーボループが解除(解放)されることによって、ビームが情報トラック間を自由に移動することができる。ポーズ動作またはサーチ動作の間にビームを情報トラック間で移動させようとするとともに、トラッキングサーボループをかける(クローズする)ことは、このようなビームの情報トラック間における移動動作を無効にしてしまう。その理由は、トラッキングサーボシステムは、そのビームの中心を情報トラック上に保持しようとするからである。したがって、一般的に、光記憶装置は、ポーズまたはサーチ動作の所定部分において、トラッキングサーボループを解放している。
【0011】
上記のように、優先信号をトラッキングサーボに供給して、トラッキングサーボがクローズされている間に光ビームを光ディスク上で半径方向に移動させると、ポーズ動作またはサーチ動作が不能または無効になる。これよりも効果的であるが、ポーズ動作またはサーチ動作を行っている間にトラッキングサーボを開閉することは、情報を検索または記録する通常の動作モードの間に光ディスク記憶装置によって使用される時間を使い切ってしまうという欠点を有している。
【0012】
シーク動作の効率を改善するための一つの試みは、ディスクから読み出されるデータからトラッキングサーボシステムのトラックポジショニング素子に独立して供給されるシークプロファイル(seek profile)信号の特性にしたがって、光学ヘッドをディスク上に亘って半径方向に移動させることを提唱している。実際のヘッド位置と、独立に供給されるシークプロファイル信号との差分を周期的にサンプリングすることによって、トラッキングサーボシステムのトラッキングポジショニング素子を駆動し、所望のシークプロファイルが維持できるようにヘッド位置を調整する。独立に供給されるシークプロファイル信号及びサンプリングを用いることを提唱するシーク動作の例としては、米国特許第4,980,876号明細書及び米国特許第5,210,726号明細書に開示されている。
【0013】
しかしながら、上記提唱されたシーク方法の欠点は、実際のヘッド位置と独立に供給されるシークプロファイル信号との差分をサンプリングして調整するのに依然として時間がかかることである。もう一つの欠点は、上記提唱されたシーク方法が予知不能のサンプリング間のノイズ及び過渡電流の影響を受けやすいことである。
【0014】
【本発明の概要】
本発明によれば、記憶装置のトラッキングサーボループを実質的に連続的にクローズドループ動作モードのままに維持したままで、光ディスク記憶装置の光ビームを光ディスクの異なる情報トラック間で半径方向に移動させることができる。本発明は、クローズドトラッキングサーボループに供給される2つの制御信号を起動して、光ディスク上を半径方向に移動する仮想的トラック中心を生成することによって、クローズドループ動作モードの間に一方の情報トラックから他方の情報トラックへ光ビームを半径方向へ移動させるように動作する。トラッキングサーボループがクローズドループ動作モードであるので、トラッキングサーボは、当該トラッキングサーボループが情報トラックの中心と見なす点、この場合には仮想的トラック中心に光ビームの中心を合わせるように動作する。したがって、トラッキングサーボによって、移動する仮想的トラック中心上に光ビームの中心を合わせることによって、クローズドループ動作モードにおいて光ビームがディスク上を半径方向に移動することができる。
【0015】
仮想的トラック中心は、2つの起動された制御信号を2つのトラッキングサーボループフィードバック信号で逓倍して、2つの修正フィードバック信号を生成することによって作り出される。仮想的トラック中心は、所定の方法で2つの制御信号の電圧を独立に変化させることによって、ディスク上を半径方向に移動する。2つの修正フィードバック信号は演算増幅器において互いに比較され、エラー信号を生成する。当該エラー信号は、クローズドトラッキングサーボループのトラックポジショニング素子に供給される。当該エラー信号は、トラッキングサーボが仮想的トラック中心上に光ビームを位置決めしようとするとともに、これと同時に仮想的トラック中心を移動させ、これによって、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動できるようにするといった効果を呈する。
【0016】
これらのフィードバック信号は同一の信号であり、通常のクローズドループトラッキングの間に、情報トラックの中心に対する光ビームの位置に関する情報を提供する。しかしながら、制御信号が起動されると、仮想的トラック中心が光ディスクの半径方向へ移動する際、フィードバック信号は、仮想的トラック中心に対する光ビームの位置に関する情報を提供する。仮想的トラック中心に対する光ビームの位置は、フィードバック信号によって供給され、制御信号で逓倍されて、2つの修正フィードバック信号を生成してループを終了する。当該工程は連続的に繰り返され、これによって、クローズドトラッキングサーボループを形成して、光ビームを一方の情報トラックから他方の情報トラックへと半径方向に移動させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
1.発明の基本原理
本発明の根底にある以下の基本原理を参照することによって、読み手が本発明を完全に理解することができる。
【0018】
図1に、慣用のトラッキングエラー検出装置10の部分回路図を示す。トラッキングエラー検出装置10は、光検出装置11を使用する。光検出装置11は、2つの素子、すなわち第1光検出素子12及び第2光検出素子13を備えている。光検出装置11は、光ディスクによって反射される光の強度を測定する。光ディスク記憶装置がクローズドループトラッキングモードにおいて情報トラックを追尾しているとき、第1光検出素子12が、先行する情報トラックの一方の縁部で、またはその付近で反射された光の強度を測定する。第2光検出素子13は、先行する情報トラックの他方の縁部で、またはその付近で反射された光の強度を測定する。第1光検出素子12は、当該光検出素子12によって測定される反射光の強度を示す信号14として電気信号を伝達する。第2光検出素子13は、当該光検出素子13によって測定される反射光の強度を示す信号16として電気信号を伝達する。
【0019】
信号14は、演算増幅器18の正極に結合される。演算増幅器18は、信号14を増幅して、信号22として伝達する。信号16は、演算増幅器20の正極に結合される。演算増幅器20は、信号16を増幅して、信号24として伝達する。信号26は、電圧共通モード(VCM : Voltage Common Mode)信号であり、演算増幅器18及び20の負極に結合される。信号22は、差分−加算増幅器28の正極に結合され、信号24は、差分−加算増幅器28の負極に結合される。差分−加算増幅器28は比較器として動作して、信号22と信号24との電圧値の差を示すトラッキングエラー信号30を生成する。
【0020】
光ビームの中心が、トラッキングエラー検出装置10を用いて、光ディスク記憶装置の情報トラック上に完全に合致する場合、第1光検出素子12によって測定される反射光の強度は、第2光検出素子13によって測定される反射光の強度に等しい。結果として、信号22及び24の電圧値は同一であり、差分−加算増幅器28は、基準光ビームの位置が情報トラックの中心に存在することを示す電圧値のトラッキングエラー信号30を生成する。多くのトラッキングサーボシステムにおいて、基準光ビームの位置決めを示す電圧値は、ほぼゼロボルトである。光ビームが先行する情報トラックの中心から変位し始めると、第1光検出素子12によって測定される反射光の強度と、第2光検出素子13によって測定される反射光の強度とが異なる。結果的に、信号22の電圧値と信号24の電圧値とが異なり、差分−加算増幅器28は、光ビームが情報トラックの中心から変位する方向に基づき、ゼロより大きいまたはゼロより小さい電圧値のトラッキングエラー信号30を生成する。当該原理を用いると、オープンループモードにおけるトラッキングサーボの場合、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動すると、差分−加算増幅器28が、図2に示すトラッキングエラー信号31と同様な電圧信号レスポンスのトラッキングエラー信号30を生成する。
【0021】
図2に、トラッキングエラー信号31のプロットを示す。ここで、横軸は、光ディスク上の光ビームの半径方向の位置を示し、縦軸は、情報トラックの中心または非情報トラックの中心からの光ビームの距離を示す電圧値である。例えば、光ビームは、点32、34及び36において、情報トラックの中心に位置している。逆に、光ビームは、点38及び40において非情報トラックの中心上に位置している。従って、オープントラッキングループモードにおいて光ビームが光ディスクと半径方向に交差すると、トラッキングエラー信号が本質的にほぼ正弦波形状になることがわかる。正弦波形状のトラッキングエラー信号の1サイクルが、光ビームの光ディスク上における1情報トラック分の移動に相当することもわかる。
【0022】
図3に、トラッキングエラー信号42及び反転トラッキングエラー信号44を示す。トラッキングエラー信号42は、図2に示すトラッキングエラー信号31と同一である。トラッキングエラー信号42の点46及び48は、光ビームが情報トラックの中心に位置している時を示している。正弦波形状のトラッキングエラー信号が正の傾きで横軸と交差する場合、光ビームが情報トラック上に位置していることがわかる。逆に、正弦波形状のトラッキングエラー信号が負の傾きで横軸と交差する場合、光ビームは、非情報トラックの中心、すなわち情報トラックと情報トラックとの間に正確に位置している。
【0023】
正弦波形状の信号が、当該信号に負の1(マイナス1)を掛けることによって反転されることは、よく知られている。したがって、反転トラッキングエラー信号44がトラッキングエラー信号42の反転を示していることがわかる。正弦波形状の反転トラッキングエラー信号が正の傾斜で点50及び52において横軸と交差することも観察される。しかし、反転トラッキングエラー信号44の点50及び52は、光ビームの中心が非情報トラック上に存在することを示している。したがって、トラッキングエラー信号にマイナス1を掛けることによって、通常情報トラックの中心を示す点を、非情報トラックの中心を示す点に移動させることがわかる。結果として、トラッキングエラー信号を反転させることによって、情報トラックの中心と思われる点、すなわち見かけ上の情報トラック中心または仮想的トラック中心に光ビームを位置合わせできるといった大きな効果を呈する。このことが、本発明が動作する際に基づく基本的根本原理である。
【0024】
図4に、+1ボルトと−1ボルトとの間で電圧が線形的に変化する電圧信号曲線54を示す。電圧値が+1ボルトから−1ボルトの間で変化する電圧信号曲線54を用いてトラッキングエラー信号42を逓倍することによって、反転トラッキングエラー信号44を生成することは明らかである。しかしながら、実際に本原理を適用すると2つの問題が生じ、当該方法を使用することができなくなり、トラッキングサーボループが閉じられている間に光ビームが光ディスク上を半径方向に移動する。電圧信号曲線54がほぼゼロボルトになると、第1の問題点が生じる。一般的に、トラッキングエラー信号、すなわちゲインが所定の電圧範囲(一般的にはゼロボルトからある程度のプラスマイナスの範囲)に入ると、トラッキングサーボが非動作状態となり、制御を失うことになる。
【0025】
トラッキングエラー信号を反転させることに関連する第2の問題点は、トラッキングサーボループが閉じられている間に、ディスク上の一方の半径方向に連続的に光ビームを移動させることを保証できないことである。トラッキングループが閉じられている間にトラッキングエラー信号を反転させることは、情報ディスクの見かけ上の中心を隣接する非情報トラックの中心に移動させる効果を有することに留意すべきである。しかしながら、トラッキングエラー信号が反転されると、正弦波形状のトラッキングエラー信号が負の傾きとなり、光ビームは非情報トラックの中心上に位置しているものと見なされる。非情報トラックの中心上に位置する光ビームは不安定であり、何れか一方の方向に移動可能である。その理由は、光ビームがどちらの隣接情報トラック上にその中心を移動させるべきなのかを判らないからである。従って、マイナス1を掛けてトラッキングエラー信号を反転させ、見かけ上の情報トラック中心を光ディスク上で移動させる原理は、単に、本発明の動作の根底に存在する原理を説明するためのものである。
【0026】
上記のようなトラッキングエラー信号を反転させることに関連する問題点を解決するために、本発明は、上記と同様な信号反転原理を適用して、トラッキングエラー信号を生成する信号成分の位相を推移させる。すなわち、本発明では、図1に示す信号22及び24を反転させる。さらに図1において、差分−加算増幅器28が信号22及び24を用いてトラッキングエラー信号30を生成することに留意すべきである。図5に、信号56及び58の一般的なサンプルプロットを示す。信号56及び58は、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動する時に図1の信号22及び24によって生成する信号を図形として示している。信号56から信号58を減算することによって、図2に示すトラッキングエラー信号31と同様なトラッキングエラー信号が生成される。
【0027】
図6に、2つの電圧制御信号60及び62を示す。制御信号60及び62は、図1に示す信号22及び24を反転させるのに使用される。例えば、信号22及び24は、信号22に信号60を掛け、信号24に信号62を掛けることによって反転される。制御信号60及び62は、トラッキングサーボが非動作状態になり得る利得値をトラッキングサーボループが絶対に検出しない方法で、信号22及び24を反転させる。また、ほぼゼロボルト、すなわちゼロボルトからある程度のプラスマイナスの範囲の利得値によってトラッキングサーボが非動作状態になることにも留意すべきである。トラッキングサーボがほぼゼロボルトの利得値を絶対に検出しないことを保証する一つの方法は、両制御信号60及び62の電圧値が決して同時にゼロボルトにならないものである。このことは、各信号の電圧値が+1ボルトと−1ボルトとの間で変化し始める時点にわずかに時間差をつけることによって行われる。時間差のつけられた時点を、点61及び63に示す。
【0028】
図6において、制御信号62の電圧値が+1ボルトのままの時に、制御信号60の電圧値が+1ボルトから+0.5ボルトに変化することが判る。制御信号62の電圧値が+1ボルトから+0.5ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が+0.5ボルトから0ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が+0.5ボルトから0ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が0ボルトから−0.5ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が0ボルトから−0.5ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が−0.5ボルトから−1ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が−0.5ボルトから−1ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が−1ボルトから−0.5ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が−1ボルトから−0.5ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が−0.5ボルトから0ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が−0.5ボルトから0ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が0ボルトから+0.5ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が0ボルトから+0.5ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値が+0.5ボルトから+1ボルトに変化する。制御信号62の電圧値が+0.5ボルトから+1ボルトに変化する時に、制御信号60の電圧値は+1ボルトのままである。
【0029】
制御信号60及び62の両方の電圧がほぼゼロボルトになる時間が存在しないことが判る。このことは、トラッキングサーボループが閉じられている間に光ディスク上の光ビームを半径方向に移動させる場合、トラッキングサーボがほぼゼロボルトの利得値を検出しないことを保証する。したがって、制御信号60及び62は、トラッキングサーボが動作制御不能にならずに、図1に示す信号22及び24を反転するのに使用される制御信号の一つの可能な構成を示している。
【0030】
制御信号60及び62の開始点61及び63に時間差をつけることは、トラッキングサーボループが閉じられているときに光ディスク上を光ビームが半径方向に移動する際、光ビームが単一方向に連続的に移動できるようにも機能する。制御信号60の時点61よりも前においては、制御信号60及び62の両方の電圧値が一定値+1ボルトであることに留意すべきである。図1に示す制御信号22及び24に+1ボルトを掛けることは、数量1を掛けることが単位変換(identity function)であるので、制御信号22及び24の電圧値に影響を及ぼさないことにも留意すべきである。したがって、制御信号60及び62は、信号22及び24とそれぞれ逓倍される場合、時点61よりも前では何ら作用しない。(注:図6に示す制御信号60及び62に類似の制御信号を、図1に示す信号22及び24に類似のトラッキングサーボループの信号とどの様にして逓倍するかを示す本発明の概略回路図を図10に示し、この詳細に関しては、次のセクションで詳細に説明する。)
制御信号60は、当該制御信号60の電圧が+1ボルトから−1ボルトに変化し始める時である時点61の直後に起動状態になる。制御信号62は、当該制御信号62の電圧が+1ボルトから−1ボルトに変化し始める時である時点63の直後に起動状態になる。特に、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動するクローズドループトラッキング動作は、2つの制御信号60または62の何れか一方の電圧値が、+1ボルトから−1ボルトへと変化し始める時に起動状態になる。したがって、図6において、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動するクローズドループトラッキング動作は、時点61の直後から起動状態になる。
【0031】
光ビームが光ディスク上を半径方向に移動するクローズドループトラッキング動作が、制御信号60及び62に類似の制御信号によって起動されると、光ディスク上を半径方向に移動する見かけ上の情報トラック中心、すなわち仮想的トラック中心を生成する処理が開始する。仮想的トラック中心は、上記の理由により生成される。すなわち、その理由は、トラッキングエラー信号を生成する、信号56及び58として図5に図形として示されている図1に示す信号成分22及び24の信号レスポンスが徐々に反転されるからである。しかしながら、信号22及び24の信号レスポンスが制御信号60及び62によって反転される時間差をつける方法によって、図1に示すトラッキングエラー信号30のトラッキングエラー信号レスポンスの位相を連続的に推移させる。このようにして生じる位相推移によって、仮想的トラック中心が光ディスク上を半径方向に移動する。トラッキングサーボループが閉じられているので、トラッキングサーボは、光ビームを仮想的トラック中心上に整列させるように作用し、これによって光ビームが光ディスク上を半径方向に移動する。
【0032】
図7に、図6に示す制御信号60及び62と類似の制御信号が起動状態の間の、異なる時点におけるトラッキングエラー信号の概念図を示す。点68は、情報トラックの実際の中心を示す。点70、72及び74は、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動するクローズドループトラッキング動作が起動状態の時の、異なる時点における同一のトラッキングエラー信号における仮想的トラック中心を示している。トラッキングサーボループがクローズドループ動作モードなので、図7のトラッキングエラー信号が実際の信号レスポンスを示していないことに特に注意すべきである。したがって、図7に示すトラッキングエラー信号レスポンスは、理想的な信号であり、単に説明のためにのみ図示しているものである。
【0033】
図6に示す制御信号60及び62の時間差をつける構成によっても、制御信号60及び62の両方が+1ボルトに戻り、クローズドトラッキングループによる半径方向の移動動作が非起動状態になると、仮想的トラック中心及び結果的に光ビームが次の情報トラックの実際の中心と整列するようになる。制御信号60及び62の両方が2つの理由で+1ボルトに戻ると、仮想的トラック中心は次の情報トラックの中心と整列するようになる。まず第1に、トラッキングエラー信号を反転させること、すなわちトラッキングエラー信号を−1によって逓倍することによって、仮想的トラック中心を隣接する非情報トラックの中心と整列させることに留意すべきである。同一の原理は、制御信号60及び62が図1に示す信号22及び24の信号レスポンスによって逓倍される場合であって、制御信号60が−1ボルトになる時点と制御信号62が−1ボルトになる時点との中間の時点で、仮想的トラック中心が隣接する情報トラックの中心と整列するようになる点でわずかに異なる場合に成立する。この時に仮想的トラック中心が整列するようになる理由は、制御信号60及び62が時間差のある構成だからである。
【0034】
制御信号60及び62の両方が+1ボルトに戻るときに、仮想的トラック中心が次の情報トラックの中心に整列するようになる第2の理由は以下の通りである。制御信号60と62とに時間差をつけることによって、トラッキングエラー信号の位相を連続的に推移させ、仮想的トラック中心を光ディスクの半径方向に移動させる。同一の原理は、制御信号60及び62の電圧が−1ボルトから+1ボルトに変化する場合に成立する。その理由は、制御信号60及び62は、その電圧を+1ボルトから−1ボルトへ変化させる場合と同様に時間差のついたままだからである。換言すれば、仮想的トラック中心は、制御信号60及び62の電圧値が−1ボルトから+1ボルトに変化する場合、同一の方向に移動し続ける。さらに、制御信号60及び62が+1ボルトから−1ボルトに変化するのに要する時間は、制御信号60及び62が−1ボルトから+1ボルトに変化するのに要する時間と同一である。したがって、仮想的トラック中心が隣接する非情報トラックの中心に到達する際、仮想的トラック中心は、非情報トラックの中心に到達したときの移動方向と同一の方向へ移動し続け、非情報トラックの中心に到達するのに要する距離と同一の距離だけ移動する。このようにして、仮想的トラック中心を次の情報トラックの中心に整列させることができる。結果的に、光ビームは、次の情報トラック上に位置決めされる。
【0035】
したがって、制御信号60及び62の一つの完全なサイクルを起動状態にすることによって、光ビームが1つの情報トラックだけ移動することが判る。結果的に、光ビームが交差するトラック数は、生成される制御信号サイクルの数によって決定される。制御信号60及び62の1つの完全な起動状態サイクルは、時点61及び67によって示されている。すなわち、制御信号60及び62の1つの完全な起動状態サイクルは、最初の制御信号の電圧値が+1ボルトから−1ボルトに変化し始める時点、すなわち信号60の時点61と、最後の制御信号の電圧値が+1ボルトに戻る時点、すなわち信号62の時点67との間に生じる。制御信号60及び62と類似の制御信号が、いずれか一つの制御信号の電圧値を+1ボルトから−1ボルトに変化させ始めることによって起動状態にされる時に、クローズドトラッキングループの動作である、光ビームの光ディスク上の半径方向の移動は開始することも判る。最終的に、光ビームを光ディスク上において半径方向に移動させる起動されたクローズドトラッキングループの動作の間、光ビームが移動する速度は、制御信号60及び62と類似の制御信号の1つの完全な起動状態サイクルの周期によって制御され、使用されるトラッキングサーボの許容可能な動作範囲によってのみ限定されることも判る。
【0036】
クローズドトラッキングループにおける半径方向への移動動作の間における、光ビームが光ディスク上を半径方向に移動する方向は、2つの制御信号のうちのどちらが先にその電圧値を+1ボルトから−1ボルトに変化させるかによって決定される。たとえば、図6の場合、制御信号60及び62の図6に示す構成によって光ビームを移動させる方向と逆方向に光ビームを移動させるためには、時点61より前に制御信号62がその電圧値を+1ボルトから−1ボルトに変化させ始める必要がある。
【0037】
図6に示すように、+1ボルトと−1ボルトとの間で信号60及び62の電圧を線形的に変化させると、時点64及び66において鋭い電圧変化が生じる。制御信号60及び62を用いて、光ビームを光ディスク上の半径方向へ移動させるといった所望の効果を実現できるとともに、時点64及び66における電圧変化が鋭いことによって、光ビームがディスク上の半径方向に移動する際の光ビームの移動が粗くなる。したがって、+1ボルトと−1ボルトとの間で滑らかに変化する制御信号がより望ましい。その理由は、これらの滑らかに変化する制御信号によって、光ビームがディスクの半径方向に移動する際に光ビームが滑らかに移動するからである。
【0038】
図8に、+1ボルトと−1ボルトとの間で滑らかに変化する2つの制御信号76及び78の一例を示す。信号76及び78が正弦波形状であるために、電圧が粗く変化することはない。したがって、制御信号76及び78を使用することがより望ましい。その理由は、滑らかな電圧変化によって、より滑らかに光ビームを光ディスクの半径方向に移動させることができるからである。本来、制御信号76及び78は、本発明の他の全ての点において、図6に示す制御信号60及び62と同様に動作する。制御信号電圧が+1ボルトと−1ボルトとの間で滑らかに変化する任意の好適な波形を用いて、本発明における、光ビームの光ディスクの半径方向への移動を好適に実現することができる。
【0039】
図9に、制御信号80及び82を示す。制御信号80及び82は、図8に示す制御信号76及び78の構成が光ビームを半径方向に移動させる方向と逆方向に、光ビームを半径方向に移動させる効果を呈する制御信号構成を示している。
【0040】
2.本発明の好適な実施の形態の詳細な説明
図10は、光ディスクトラッキング制御装置84の一例を示す概略図である。光ディスクトラッキング制御装置84は、第1光ダイオード素子88及び第2光ダイオード素子90の2つの素子を有する光ダイオードアレイ86を備えている。光ダイオードアレイ86は、光ディスクによって反射される光の強度を測定する。光ビームが情報トラックの中心に存在するとき、第1光ダイオード素子88は追跡される情報トラックの一端部またはその付近で反射される光の強度を測定し、第2光ダイオード素子90は追跡される情報トラックの他端部またはその付近で反射される光の強度を測定する。
【0041】
第1光ダイオード素子88は、光検出器88によって測定される反射光の強度を示す電気信号を第1信号92として伝達する。第2光ダイオード素子90は、光検出器90によって測定される反射光の強度を示す電気信号を第2信号94として伝達する。
【0042】
第1信号92は、第1前置増幅器96によって増幅され、第1差動増幅器98の正極に接続される。第2信号94は、第2前置増幅器100によって増幅され、第2差動増幅器102の正極に接続される。VCM信号108は、電圧コモンモード信号であり、第1差動増幅器98及び第2差動増幅器102の負極に接続される。VCM信号108は、固定にすることも可能であるし、VCM信号が反射率信号から得られる場合には可変にすることもできる。
【0043】
第1差動増幅器98は、第1信号92とVCM信号108との差分を測定し、標本電圧値を第1フィードバック信号として伝達する。第2差動増幅器102は、第2信号94とVCM信号108との差分を測定し、所定の電圧値を第2フィードバック信号106として伝達する。
【0044】
制御信号発生器110は、第1制御信号112と、第2制御信号114とを有している。また、制御信号発生器は、方向制御信号116及び移動制御信号118も有している。第1フィードバック信号104は、第1乗算回路120において第1制御信号112によって逓倍され、第1修正フィードバック信号124を生成する。第2フィードバック信号106は、第2乗算回路122において第2制御信号114によって逓倍され、第2修正フィードバック信号126を生成する。
【0045】
第1修正フィードバック信号124は、差分−加算増幅器128の正極に接続され、第2修正フィードバック信号126は、差分−加算増幅器128の負極に接続される。差分−加算増幅器128は、信号比較器として機能して、第1修正フィードバック信号124と第2修正フィードバック信号126との電位差を比較する。差分−加算増幅器128は、第1修正フィードバック信号124と第2修正フィードバック信号126との間の電位差を示す電圧値を生成して、トラッキングエラー信号130として伝達される。したがって、第1修正フィードバック信号124の電圧値が第2修正フィードバック信号126の電圧値と等しい場合、差分−加算増幅器128は、電圧値ゼロを生成して、これがトラッキングエラー信号130として伝達される。第1修正フィードバック信号124の電圧値が第2フィードバック信号126の電圧値と異なる場合、差分−加算増幅器128は、第1修正フィードバック信号124と第2修正フィードバック信号126との間の電位差を示す正または負の電圧値を生成して、これらが順次トラッキングエラー信号130として伝達される。第1修正フィードバック信号124または第2修正フィードバック信号126の何れか一方が反転される場合には、差分−加算増幅器128を純粋な加算増幅器で代用できることに留意すべきである。
【0046】
トラッキングエラー信号130は、トラッキングサーボ132及びキャリッジサーボ134の両方に接続される。トラッキングサーボ132は、光ディスク記憶装置のオープン及びクローズドループのトラッキング動作を実行するのに好適である、当該分野における当業者に知られた任意のトラッキングサーボ回路とすることができる。キャリッジサーボ134は、光ディスク記憶装置の光ヘッドキャリッジを制御するのに好適である、当該分野における当業者に知られた任意のキャリッジサーボ回路とすることができる。
【0047】
トラッキングサーボ132はトラッキングサーボ信号136を生成して、当該トラッキングサーボ信号136はトラッキングドライバ140によって処理され、トラッキングモータアクチュエータ148に伝達される。当該トラッキングモータアクチュエータ148は、トラッキングモータ(図示せず)を制御して、光ビームを光ディスクに対して位置決めする。
【0048】
キャリッジサーボ134はキャリッジサーボ信号138を生成する。当該キャリッジサーボ信号138は、キャリッジドライバ142によって処理され、キャリッジモータアクチュエータ150に伝達される。キャリッジモータアクチュエータ150は、光ヘッドキャリッジ(図示せず)用のキャリッジモータ(図示せず)を制御する。トラッキングサーボ132及びキャリッジサーボ134を組み合わせて同様のサーボ回路とすることができることに留意すべきである。
【0049】
3.本発明の動作
光ディスクトラッキング制御装置84は、制御信号発生器110の移動制御信号118によって制御される2つの主な動作モードを有している。第1の動作モードは、移動制御信号118が制御信号発生器110を非起動状態にする信号を供給する際に起こる。制御信号発生器110が非起動状態になると、制御信号発生器110は、第1制御信号112及び第2制御信号114の両者に+1ボルトを生成する。制御信号発生器110を非起動状態にすることによって、光ディスクトラッキング制御装置84は、当該分野における当業者によく知られている光ディスク記憶装置の標準的なトラッキングサーボループとして機能する。このことが実現されるのは、第1制御信号112及び第2制御信号114の両方の電圧値が+1ボルトとなるからである。したがって、第1フィードバック信号104及び第2フィードバック信号106の両方は、それぞれ第1乗算回路120及び第2乗算回路122において、+1ボルトによって逓倍され、第1修正フィードバック信号124の電圧値が第1フィードバック信号104の電圧値に等しくなり、第2修正フィードバック信号126の電圧値が第2フィードバック信号106の電圧値に等しくなる。移動制御信号118によって制御信号発生器110が非起動状態になる場合、制御信号発生器110は、光ディスクトラッキング制御装置84の他の部分に関して何ら影響を及ぼさず、当該光ディスクトラッキング制御装置84は、標準的なトラッキングサーボループとして機能して、情報トラックのクローズドループトラッキング及びオープンループのジャンプ及びサーチ動作を行うことができる。
【0050】
移動制御信号118によって制御信号発生器110が起動されると、制御信号発生器110は、所定の電圧信号を第1制御信号112及び第2制御信号114に生成して、これによって、光ディスクトラッキング制御装置84は、当該光ディスクトラッキング制御装置84のトラッキングサーボループがクローズド動作モードの間に、方向信号116によって特定される方向に光ディスクに亘って光ディスク記憶装置の光ビームを半径方向に移動させる。制御信号発生器110は、起動されると、図6、8若しくは9または上記の任意の制御信号プロットと同様の時間差をつける方法で、第1制御信号112及び第2制御信号114の電圧を+1ボルトから−1ボルトに変化させ、再び+1ボルトに戻す。上記のように、光ビームが光ディスク上を半径方向に滑らかに移動できるようなスムーストランジッション(smooth transition)を用いて、第1制御信号112及び第2制御信号114の電圧値が、+1ボルトから−1ボルトへ変化して、再び+1ボルトに戻るようにすることが好ましい。
【0051】
乗算回路120及び122は、起動された第1制御信号112及び起動された第2制御信号114を、第1フィードバック信号104及び第2フィードバック制御信号106によってそれぞれ逓倍して、トラッキングエラー信号の位相を連続的に推移させ、仮想的トラック中心を光ディスクの半径方向に移動させる。光ディスクトラッキング制御装置84がクローズドループモードで動作しているので、トラッキングサーボ132は仮想的トラック中心に光ビームの中心を維持しようとする。これによって、光ビームがディスクの半径方向へ移動する。第1制御信号112及び第2制御信号114の電圧値がともに+1ボルトになると、仮想的トラック中心及び光ビームの次の情報トラック中心上への位置決めを終了する。すなわち、制御信号発生器110が第1制御信号112及び第2制御信号114に信号伝達する完全な制御サイクル毎に、光ビームは1情報トラック移動する。
【0052】
したがって、N個の完全な制御サイクルを第1制御信号112及び第2制御信号114に供給することによって、光ビームをN個の情報トラックだけ移動させることができる。したがって、第1制御信号112及び第2制御信号114が伝達する完全な制御サイクルの数を特定することによって、ポーズ動作及びサーチ動作を達成することができる。
【0053】
移動制御信号118が起動状態の間に制御信号発生器110が第1制御信号112及び第2制御信号114を反復的に起動して、移動制御信号118が制御信号発生器110を非起動状態にするまで光ビームが幾つかの情報トラックを半径方向に連続的に移動するように移動制御信号118を構成することができる。または、制御信号発生器110が第1制御信号112及び第2制御信号114を1回だけ起動させ、移動制御信号118が非起動状態になり再び起動状態になるまで、光ビームが1つの情報トラックのみ移動するように移動制御信号118を構成することができる。
【0054】
図11に、信号調整装置152を示す。当該信号調整装置152は、第1制御信号154及び第2制御信号156を有している。信号調整装置は、移動フォワード信号158及び移動リバース信号160も有している。信号調整装置152は、制御信号発生器110の第1制御信号112を信号調整装置152の第1信号調整信号154で置き換えるとともに、制御信号発生器110の第2制御信号114を信号調整装置152の第2制御信号156で置き換えることによって、光ディスクトラッキング制御装置84の制御信号発生器110を代用するのに使用される。
【0055】
移動フォワード信号158及び移動リバース信号160がともに非起動状態になると、信号調整装置152は非起動状態になる。移動フォワード信号158が起動状態であり移動リバース信号160が非起動状態の場合、光ビームは、光ディスクの半径方向の順方向へ移動する。移動フォワード信号158が非起動状態であり移動リバース信号160が起動状態の場合、光ビームは光ディスクの半径方向の逆方向へ移動する。移動フォワード信号158及び移動リバース信号160がともに起動状態の場合、信号調整装置152は非起動状態にされるか、または誤動作とされる。
【0056】
制御信号発生器110及び信号調整装置152は、電圧値が+1ボルトから−1ボルトに変化して再び+1ボルトに戻る時間差のついた制御信号を生成するのに好適である、当該分野の当業者によく知られた、マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、ルックアップテーブル、または回路の組み合わせとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク記憶装置に使用される慣用のトラッキングエラー検出装置の部分回路図である。
【図2】トラッキングサーボループがオープン動作モードの時に光ビームが光ディスク上を半径方向へ移動する場合のトラッキングエラー信号の一例を示す図である。
【図3】図2のトラッキングエラー信号及び図2の反転されたトラッキングエラー信号を示す図である。
【図4】+1ボルトと−1ボルトとの間で電圧が線形的に変化する電圧信号曲線を示す図である。
【図5】互いに減算することによってトラッキングエラー信号を生成する2つの信号成分のプロットを示す図である。
【図6】トラッキングエラー信号の信号成分が逓倍されると、トラッキングサーボがクローズドループ動作モードの間に、光ビームがディスク上を半径方向に移動するように構成された時間差のつけられた制御信号の一例を示す図である。
【図7】どのようにして仮想的トラック中心が光ディスクと交差して移動するかを示す概念図である。
【図8】トラッキングエラー信号の信号成分が逓倍されると、トラッキングサーボがクローズドループ動作モードの間に、光ビームがディスク上を半径方向に移動するように構成された時間差のつけられた制御信号の一例を示す図である。
【図9】トラッキングエラー信号の信号成分が逓倍されると、図8の制御信号を使用する場合の光ビームの移動方向とは逆方向へ光ビームがディスク上を半径方向に移動するように構成された時間差のつけられた制御信号の一例を示す図である。
【図10】本発明の一例の回路図である。
【図11】他の制御信号発生器を示す図である。
Claims (22)
- トラッキングサーボループがクローズドループ動作モードの場合に、光ビームを光ディスクを横切るように半径方向に移動させる方法であって、
前記光ディスクから光を反射し、該反射光から第1及び第2フィードバック信号を生成する工程と、
時間差をつける方法で、第1及び第2制御信号を生成する工程と、
前記第1及び第2制御信号を前記第1及び第2フィードバック信号によって逓倍することによって、第1及び第2修正フィードバック信号を生成する工程と、及び
前記第1修正フィードバック信号と第2修正フィードバック信号との差分をとることによってトラッキングエラー信号を生成し、該トラッキングエラー信号により前記光ディスクを横切って半径方向に移動する仮想的トラック中心を生成して、前記光ビームを光ディスクを横切って半径方向へ移動させる工程と、
を備えている方法。 - 請求項1記載の方法において、第1情報トラックから第2情報トラックへのトラッキング動作のシークモードにて、最大値と最小値との間で前記第1制御信号及び前記第2制御信号を変化させるステップを更に含み、
前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、0の大きさを同時に有しない方法。 - 請求項2記載の方法において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号が前記最大値から前記最小値に変化する第1間隔は、前記第1制御信号及び前記第2制御信号が前記最小値から前記最大値に変化する第2間隔に等しい方法。
- 請求項2記載の方法において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号の前記変化は、スムースな非線形である方法。
- トラッキングサーボループがクローズドループ動作モードの場合に、光ビームを光ディスクを横切るように半径方向に移動させる方法であって、
前記光ディスクから光を反射し、該反射光から第1及び第2フィードバック信号を生成する工程と、
それぞれ第1値から第2値に変化する第1及び第2制御信号を時間差をつける方法で生成する工程と、
前記第1及び第2制御信号を前記第1及び第2フィードバック信号によって逓倍することによって、第1及び第2修正フィードバック信号を生成する工程と、及び
前記第1修正フィードバック信号と第2修正フィードバック信号との差分をとることによってトラッキングエラー信号を生成し、前記トラッキングエラー信号に応答して、前記第1制御信号及び前記第2制御信号がそれらの各第2値に到達しそれらの各第1値に戻るまで、前記光ビームは、前記光ディスクを横切って半径方向に移動する工程と、
を備えている方法。 - 請求項5記載の方法において、前記第1及び第2制御信号の前記第1値は、それぞれ、前記第1及び第2制御信号の前記第2値の反転である方法。
- 光ディスクトラッキング制御装置において、
フォトディテクタユニットであって、回転する光ディスクに当たり該光ディスクから戻り当該フォトディテクタユニットに到達する光ビームを受け入れるフォトディテクタユニットであって、第1フィードバック信号を生成する第1フォトディテクタと、及び第2フィードバック信号を生成する第2フォトディテクタと、を備えるフォトディテクタユニットと、
クローズドループモードにて動作し、前記光ディスクの情報トラックに従う前記第1フィードバック信号及び前記第2フィードバック信号を有するトラッキングサーボループであって、前記光ビームは、前記トラッキングサーボループに応答して前記光ディスク上を半径方向に移動させられるトラッキングサーボループと、
第1制御信号及び第2制御信号を時間差をつける方法で生成する制御信号発生器と、
前記第1制御信号を前記第1フィードバック信号によって逓倍して第1修正フィードバック信号を生成する第1乗算器と、
前記第2制御信号を前記第2フィードバック信号によって逓倍して第2修正フィードバック信号を生成する第2乗算器と、及び
前記第1修正フィードバック信号と前記第2修正フィードバック信号との信号差分を検出することによって修正トラッキングエラー信号を生成する差分−加算増幅器であって、前記修正トラッキングエラー信号は、前記光ディスクの第1情報トラックから前記光ディスクの第2情報トラックに移動する仮想的トラックを定め、前記トラッキングサーボループは、前記仮想的トラックに従い前記第1情報トラックから前記第2情報トラックに前記光ビームを移動させる差分−加算増幅器と、
を含む装置。 - 請求項7記載の光ディスクトラッキング制御装置において、前記制御信号発生器は、前記第1及び第2制御信号の信号極性を変化させ、この結果、前記第1乗算器が前記第1制御信号と前記第1フィードバック信号とを乗算するときに、前記第1修正フィードバック信号は反転させられ、及び、前記第2乗算器が前記第2制御信号と前記第2フィードバック信号とを乗算するときに、前記第2修正フィードバック信号は反転される装置。
- 請求項8記載の光ディスクトラッキング制御装置において、前記制御信号発生器は、前記第1及び前記第2制御信号の信号極性を時差方式にて変化させる装置。
- 請求項7記載の装置において、第1情報トラックから第2情報トラックへのトラッキング動作のシークモードにおいて、前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、最大値と最小値との間で変化し、0の大きさを同時に有しない装置。
- 請求項10記載の装置において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号は+1ボルトから-1ボルトの範囲を有し、0の電圧を同時に有さない装置。
- 請求項10記載の装置において、前記トラッキングサーボループは、クローズドループモードにて動作する装置。
- 請求項10記載の装置において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号が前記最大値から前記最小値に変化する第1間隔は、前記第1制御信号及び前記第2制御信号が前記最小値から前記最大値に変化する第2間隔に等しい装置。
- 請求項10記載の装置において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、スムースな非線形変化を有する装置。
- 請求項10記載の装置において、前記制御信号発生器は、方向制御信号及び移動制御信号に応答し、第1動作モードにおいて、PAUSE動作が実行され、及び、第2動作モードにおいて、SEARCH動作が実行される装置。
- 請求項10記載の装置において、前記第1フォトディテクタは、光ディスクの情報トラックの第1縁から生じる光を測定し、前記第2フォトディテクタは、光ディスクの前記情報トラックの第2縁から生じる光を測定する装置。
- 請求項7記載の装置において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号は+1ボルトから-1ボルトの範囲を有し、0の電圧を同時に有さない装置。
- 請求項7記載の装置において、前記トラッキングサーボループは、クローズドループモードにて動作する装置。
- 請求項7記載の装置において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号が前記最大値から前記最小値に変化する第1間隔は、前記第1制御信号及び前記第2制御信号が前記最小値から前記最大値に変化する第2間隔に等しい装置。
- 請求項7記載の装置において、前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、スムースな非線形変化を有する装置。
- 請求項7記載の装置において、前記制御信号発生器は、方向制御信号及び移動制御信号に応答し、第1動作モードにおいて、PAUSE動作が実行され、及び、第2動作モードにおいて、SEARCH動作が実行される装置。
- 請求項7記載の装置において、前記第1フォトディテクタは、光ディスクの情報トラックの第1縁から生じる光を測定し、前記第2フォトディテクタは、光ディスクの前記情報トラックの第2縁から生じる光を測定する装置。
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