JP3112877B2 - 光ディスク装置のフォーカス調整方法及び調整装置 - Google Patents

光ディスク装置のフォーカス調整方法及び調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
し、特に高密度記録光ディスク装置において温度変化も
しくは経時変化に対して安定なフォーカス制御を可能に
したフォーカス調整方法と調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録ディスクもしくは相変化光デ
ィスク等の光記録再生用ディスク(以下、光ディスクと
称する)に対して情報を記録・再生するための光ディス
ク装置では、ビットエラーレート(以下、BER)を小
さくすることが要求されており、そのために従来ではB
ERと相関のあるフォーカスオフセットを制御すること
が行われている。図5はその一例を示す装置のブロック
図であり、光ディスク装置は、回転駆動機構502によ
って高速回転される光ディスク501の記録面に対向し
て光ヘッド503が配置されているが、この光ヘッド5
03から光ディスク501に対してレーザ光を集光し、
光ディスク501で反射されたレーザ光を光ヘッド50
3で受光し、これをフォーカス誤差信号として出力す
る。そして、このフォーカス誤差信号をヘッド増幅器5
04で増幅し、かつ周波数特性を補正するイコライザ
(EQL)505を介して、BER測定器506にてビ
ットエラーの測定を行ない、測定されたBERによりフ
ォーカスオフセット制御を行うようように構成される。
【0003】図6(a)は光ディスクのトラックに形成
された溝の山と谷であるランド/グループの両者に記録
を行う相変化光ディスクのフォーカスオフセットを変化
させたときのBER依存牲を示す図である。同図におい
て、実線601は前記したイコライザの自動調整がない
ときの特性であり、破線602はイコライザの自動調整
ありのときの特性を示す。なお、この特性においては、
光ディスクのトラックピッチ=0.8μm、光ヘッドの
対物レンズの開口数=0・8、レーザ波長=680n
m、ビット長=0.34μm、線速=12m/sのとき
のBER特性である。また、ここで述べるフォーカスオ
フセットとは、フォーカスの非サーボ状態でのフォーカ
ス誤差信号のピーク・ピーク間の振幅を100%とした
ときのフォーカスオフセットの変化を示している。
【0004】したがって、図6(a)の特性でみれば、
±10%のフォーカスオフセットは約±0.5μmのフ
ォーカスオフセット変化に相当する。また、フォーカス
オフセット=0%のときのBERが1.5×10-5であ
り、イコライザ調整なしのときにはこのBERから10
dBだけBERが劣化するときのフォーカスオフセット
は2%から−5%であり、この7%の変化(0.85μ
m)によってBERが10dB(=3.16倍)劣化す
ることになる。これに対して、イコライザ調整があると
きはフォーカスオフセット=0%のときのBERから1
0dBだけBERが劣化するときのフォーカスオフセッ
トは+6%から−12%であり、フォーカスオフセット
の変化は18%の範囲に緩和される。ただし、このイコ
ライザの調整を自動調整するにはRF信号の自動オフセ
ット調整を必要とするし、BER検出からフィードバッ
クしイコライザの周波数特性を補正する必要がある。
【0005】図6(b)は25℃と40℃のフォーカス
オフセットに対するBER依存性をそれぞれ実線603
と破線604で示す。25℃におけるフォーカスオフセ
ット=0%のBER=1.5×10-5に対して、40℃
におけるBERのフォーカスオフセットは−5%ずれて
おり、フォーカスオフセットが0.25μmずれている
ことになる。このときのフォーカスオフセットのBER
は3×10-4となり26dBもBERが劣化することに
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、レーザ波
長の半分のビット長でしかもランド/グループ記録にお
ける高密度記録を行ったものにおいては、フォーカスオ
フセットに対するBERの依存牲が大きいことが判明し
た。このフォーカスオフセットの変化はフォーカス誤差
信号のピーク・ピーク間の振幅を100%(=5μm)
とすると、BERが10dB劣化するに際してフォーカ
スオフセット変化=0.35μmとフォーカスオフセッ
ト変動の余裕がないことになる。このため、温度変化、
経時変化等によって、光ヘッドのフォーカスオフセット
が変化するとビットエラーレートが劣化する。特に、高
密度記録再生の光ディスク装置の場合には、フォーカス
オフセットに対するビットエラーレートの変化は急激で
あり、この特性を補正することが光ディスク装置の温度
もしく経時におけるレコーダビリティとプレイアビリテ
ィを向上させることになる。
【0007】本発明は、フォーカスオフセットの自動補
正を行い、温度変化や経時変化に対して信頼性の高い光
ディスク装置を得ることを目的に、そのフォーカス調整
装置と調整方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
におけるフォーカス調整方法は、回転駆動される光ディ
スクに形成された記録トラックに対してトラッキング制
御及びフォーカスオフセット制御可能な光ヘッドを備え
る光ディスク装置において、前記光ヘッドのフォーカス
オフセット制御に際し、前記トラッキング制御をOFF
したときに、対物レンズを前記光ディスクの半径方向に
ウォブリングしたときに得られるトラッククロス信号の
フォーカス誤差信号への漏れ込みにより生じる「変調」
レベルを検出し、この「変調」レベルが最小となるよう
前記フォーカスオフセット制御を行うことを特徴とす
る。また、前記フォーカスオフセット制御では、フォー
カスオフセット量を段階的に変化させ、それぞれのフォ
ーカスオフセット量において前記「変調」を検出するこ
とが好ましい。
【0009】また、本発明のフォーカス調整装置は、回
転駆動される光ディスクと、前記光ディスクに対して半
径方向に位置移動されて前記光ディスクに対して情報の
記録再生を行う光ヘッドと、前記光ヘッドに設けられた
対物レンズのトラッキング制御とフォーカスオフセット
制御を行うための各制御系とを備える光ディスク装置に
おいて、前記フォーカスオフセット制御系で得られるフ
ォーカス誤差信号のレベルを検出する手段と、前記光ヘ
ッドにおけるトラッキング制御を停止させる手段と、前
記光ヘッドを光ディスクの半径方向にウォブリングさせ
る手段と、前記光ヘッドのフォーカスオフセット量を段
階的に変化させる手段と、前記フォーカスオフセット量
のそれぞれの「変調」を検出し、この「変調」の値が最
小となるように前記フォーカスオフセット制御を行う手
段とを備えることを特徴とする。
【0010】ここで、図1を参照してトラッククロス時
のフォーカス誤差信号への変調のフォーカスオフセット
依存牲を説明する。このトラッククロス時のフォーカス
誤差信号への変調は光ディスクの溝部分の回折光の影響
によって生じるものである。先ず、図1(a)に示すよ
うに、フォーカスサーボを駆動せずにフォーカスを変化
させたときに得られるフォーカス誤差信号のピーク・ピ
ーク間の振幅を100%とする。また、トラッキングサ
ーボを駆動しないときに、集束ビームと光ディスクのト
ラックとのトラック方向のずれによって集束ビームがト
ラックをクロスしたときに得られるトラッキング誤差信
号が、前記フォーカス誤差信号に漏れ込んでフォーカス
誤差信号へ重畳されたものをここではフォーカス誤差信
号への「変調」と称する。
【0011】また、図1(b)は光ディスクが1回転し
たときの回転検出信号であり、立ち上がりパルス101
で回転周期タイミングを規定する。図1(c)はこのと
きのトラッキング誤差信号102を示す。光ディスクの
回転系は偏心があり、光ヘッドの集束ビームがトラック
クロスによって生じるトラッキング誤差信号の周波数は
周期的に増減する。図1(d)はフォーカスサーボのみ
をかけたときのトラッククロスのフォーカス誤差信号へ
の漏れ込み変調信号103を示す。ここで、非サーボ時
のフォーカス誤差信号のピーク・ピーク間の振幅をpp
とし、変調の振幅をmdとしたとき、下記の関係式から
「変調」を定義した。 変調m=md/pp×100(%)
【0012】図2(a)はフォーカスオフセット(溝
軸)を変化させたときのフォーカス誤差信号への「変
調」特性を示す。フォーカスオフセット=0%のときが
フォーカス誤差信号への「変調」が最小であり10%以
下である。フォーカスオフセットを±10%変化させる
とフォーカス誤差信号への「変調」は15%程度とな
る。この変調が大きいと、トラッキングサーボを駆動し
ない状態で放置しておくとフォーカス駆動電流にトラッ
ククロスの変調成分が混入し、不要な駆動電流を印加す
る。このために対物レンズアクチュエータのフォーカス
コイルが発熱し、最悪の場合はコイルが断線するかもし
くは対物レンズの駆動源であるフォーカスコイルを発熱
し、この部分に組み込んでいる対物レンズを熟変形させ
る。さらには光ヘッドを光ディスクの内周から外周へ、
外周から内周へ高速移動させ、目的のトラックにサーボ
プルインする際に前記の「変調」を10%以下におさえ
ないとスムーズなトラックブルインができなくなる。
【0013】図2(b)はフォーカスオフセットに対す
るBERの依存性を示す。この図からビット長=0.3
2μm、トラック幅=0.6μmのランド/グループ記
録におけるフォーカスオフセットは±10%以内であ
り、フォーカス誤差信号の非サーボでのピーク間の振幅
を5μmとすると±0.5μm以下のフォーカスオフセ
ット以内で10dBのビットエラーレートの劣化につな
がるものを示す。したがって、図2(a)及び(b)か
ら、図2(a)に示すフォーカスオフセットに対する
「変調」の特性を考慮するとこのフォーカスオフセット
を厳密に調整することが良好なBERを得ることにつな
がることが判る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図3は本発明の光ディスク装置にお
けるフォーカス調整装置のブロック構成図である。光デ
ィスク301はスピンドルモータ等の駆動源302によ
り高速回転される。前記光ディスク301の記録面に対
向して記録再生用の光ヘッド303は図外の駆動機構に
より光ディスク301の半径方向に移動可能とされる。
また、前記光ヘッド303には光源、およびフォーカス
誤差信号やトラッキング誤差信号を検出するための手段
を含む光学系304と、光ディスク301の記録面にレ
ーザ光を集束させる対物レンズ305と、この対物レン
ズ305のフォーカシングとトラッキングを行うための
対物レンズアクチュエータ306が設けられている。
【0015】また、前記光学系304から出力されるフ
ォーカス誤差信号を増幅する増幅器310と、この増幅
器310の出力からフォーカス位相補償を行うためのフ
ォーカス位相補償器311と、前記フォーカス誤差信号
のピーク・ピーク電圧を検出するピークホールド機能を
有するピーク検出器312を有している。同様に前記光
学系304から出力されるトラッキング誤差信号を増幅
する増幅器313と、トラック位相補償器314を有し
ている。さらに、前記光ヘッド303をトラックに対し
てウォブリングするためのウォブリング信号発生器31
5を有しており、このウォブリング信号発生器315の
出力と前記トラック位相補償器314の出力を選択する
アナログスイッチ316を有している。このアナログス
イッチ316で選択された信号は、アクチュエータ駆動
増幅器317を介して前記対物レンズアクチュエータ3
06のトラッキング駆動系に入力される。また、階段波
を発生する階段波発生器318が設けられており、アナ
ログスイッチ319がONされたときに、発生された階
段波は加算器320によって前記フォーカス位相補償器
311の出力に加算される。この加算されたフォーカシ
ング信号はアクチュエータ駆動増幅器321を介して前
記対物レンズアクチュエータ306のフォーカシング駆
動系に入力される。なお、前記アナログスイッチ31
6、階段波発生器318及びアナログスイッチ319
は、データバス322を介して接続されている図外のC
PUにより前記ピーク検出器312の出力に基づいて制
御される。
【0016】以上の構成の光ディスク装置の動作を説明
する。光ディスク301回転駆動させるとともに、光ヘ
ッド303の光学系304からトラッキング誤差信号を
検出し、増幅器313及びトラック位相補償器314を
介し、アクチュエータ駆動増幅器317を介して対物レ
ンズアクチュエータ306のトラック方向(光ディスク
半径方向)に駆動する。また、光ヘッド303の光学系
304からフォーカス誤差信号を検出し、増幅器31
0、フォーカス位相補償器311を介し、アクチュエー
タ駆動増幅器321を介して対物レンズアクチュエータ
306のフォーカス駆動を行う。ここで、光ディスクの
偏心等に伴うトラッククロスによるフォーカス誤差信号
への「変調」を測定するにはデータバス322を通して
図外のCPUからコマンドをアナログスイッチ316に
送り、トラッキング位相補償器314からの信号を非選
択状態とし、トラッキングサーボをOFF状態にする。
また、このアナログスイッチ316によりウォブリング
信号発生器315を選択し、このウォブリング信号を対
物レンズアクチュエータ306のトラッキング駆動系に
入力し、対物レンズ305をトラッキング方向にウォプ
リングさせる。
【0017】さらに、この状態のときフォーカスサーボ
をかけた状態で、アナログの加算器320にアナログス
イッチ319を介して階段波発生器318から階段波を
入力する。これにより、フォーカス位相補償器311の
出力に階段波が加算され、この信号はアクチュエータ駆
動増幅器321を介して対物レンズアクチュエータ30
6のフォーカング駆動系に入力され、対物レンズのフォ
ーカシングレベルを階段状に変化させる。前記階段波は
CPUにより入力レベルを設定する。たとえば、後述す
るように、GNDレベル(接地レベル)に対して±3段
階のレベルを設定し、全部で7段階のフォーカスオフセ
ットレベルを設定する。そして、トラッキングサーボを
OFFとし、トラッキング方向にウォプリンタさせた状
態で、トラッククロスのフォーカス誤差信号への「変
調」信号を光ヘッドのフォーカス誤差信号検出後の増幅
器出力から求め、ピーク検出した信号をCPUに送る。
この信号を基にCPUでボトム(谷)検出を演算によっ
て求める。この処理でボトムが求められない場合は再び
前記の階段波のレベル設定を変えて「変調」信号からボ
トムを検出する。
【0018】図4を参照して前記したボトムを検出する
動作を説明する。トラッキングサーボをOFFしたとき
の「変調」を対物レンズをウォブリングさせてフォーカ
スオフセットベストを検出しているが、トラッキングサ
ーボを印加した状態ではフォーカス誤差信号への「変
調」を検出できない。しかし、前記したように対物レン
ズホルダに巻回されているコイルの発熱をおさえるには
できるだけ短時間のうちにトラッキングサーボをOFF
とし、この期間に対物レンズアクチュエータをトラッキ
ング方向にウォブリングさせ、この際のトラッククロス
のフォーカス誤差信号への流れ込みをフォーカスオフセ
ットを階段状に変化させ、この階段状の変化のなかでフ
ォーカス誤差信号への「変調」をピーク検出を行い検出
する。
【0019】すなわち、図4(a)は光ヘッドのトラッ
キングサーボのON/OFF切り替えを示しており、ア
ナログスイッチ316をウォブリング信号発生器315
側に切り替えて光ヘッド303のトラッキングサーボを
OFFにしたときに、図4(b)のように、ウォブリン
グ駆動がONとなり、対物レンズをトラッキング方向に
ウォブリングさせる。このウォプリング駆動では、図4
(c)のように、100Hzから500Hzの単一の周
波数を駆動する。ここではトラッキングアクチュエータ
への駆動電流波形401を示す。図4(d)は前記した
ようにウォブリング駆動しているときにフォーカスオフ
セットを段階的に変化させる階段波信号402を示す。
ここでは、GNDレベルを中心に+−につき三段階の階
段波形の例を示している。
【0020】この結果、図4(e)に示すように、トラ
ッキング方向にウォブリングを印加し、フォーカスオフ
セットを階段状に変化させたときの「変調」が重畳され
たフォーカス誤差信号403が得られる。そして、この
フォーカス誤差信号への「変調」をピーク間の振幅とし
て検出すると、図4(f)のような波形404が得られ
る。したがって、図2(a)に示したように、フォーカ
スオフセット変化によってフォーカス誤差信号への「変
調」が変化することに鑑み、図4(f)の波形404か
ら「変調」が最小になる位置にフォーカスオフセットを
制御することにより、図2(b)に示した関係から、良
好なBERを得ることができる。これにより、光ヘッド
の温度変化によるフォーカスオフセット変動、媒体の特
性変化に対応した安定したBERを得ることが可能とな
り、光ディスク装置の信頼性が改善される。
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ディス
クに対する光ヘッドのフォーカスオフセット制御に際
し、光ヘッドのトラッキング制御をOFFしたときに、
対物レンズを前記光ディスクの半径方向にウォブリング
したときに得られるトラッククロス信号のフォーカス誤
差信号への漏れ込みにより生じる「変調」レベルを検出
し、この「変調」の値と、予め求められたフォーカスオ
フセット、変調、BERとの相関とに基づいて、前記B
ERが最小となるようにフォーカスオフセット制御を行
っているので、温度変化や経時変化に伴うフォーカスオ
フセットの変動を検出して、最適なフォーカスオフセッ
トへの自動調整が実現でき、温度変化、経時変化に対し
ても安定した特性でBERの改善された光ディスク装置
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるフォーカス誤差信号での「変
調」を説明する図である。
【図2】本発明のフォーカスオフセットにおける「変
調」及びBERの依存性を示す図である。
【図3】本発明のフォーカス調整装置を備える光ディス
ク装置の構成図である。
【図4】本発明のフォーカスオフセット制御を説明する
ための信号波形図である。
【図5】従来の光ディスク装置の一例の構成図である。
【図6】従来のフォーカスオフセット変化によるBER
とその温度変化特性を示す図である。
【符号の説明】
301 光ディスク 303 光ヘッド 304 光学系 305 対物レンズ 306 対物レンズアクチュエータ 311 フォーカス位相補償器 312 ピーク検出器 315 ウォブリング信号発生器 316 アナログスイッチ 318 階段波発生器 319 アナログスイッチ 320 加算器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される光ディスクに形成された記
    録トラックに対してトラッキング制御及びフォーカスオ
    フセット制御可能な光ヘッドを備える光ディスク装置に
    おいて、 前記光ヘッドのフォーカスオフセット制御に際し、前記
    トラッキング制御をOFFしたときに、対物レンズを前
    記光ディスクの半径方向にウォブリングしたときに得ら
    れるトラッククロス信号のフォーカス誤差信号への漏れ
    込みにより生じる「変調」レベルを検出し、この「変
    調」レベルが最小となるように前記フォーカスオフセッ
    ト制御を行うことを特徴とする光ディスク装置のフォー
    カス調整方法。
  2. 【請求項2】前記フォーカスオフセット制御では、フォ
    ーカスオフセット量を段階的に変化させ、それぞれのフ
    ォーカスオフセット量において前記「変調」を検出する
    請求項1に記載の光ディスク装置のフォーカス調整方
    法。
  3. 【請求項3】回転駆動される光ディスクと、前記光ディ
    スクに対して半径方向に位置移動されて前記光ディスク
    に対して情報の記録再生を行う光ヘッドと、前記光ヘッ
    ドに設けられた対物レンズのトラッキング制御とフォー
    カスオフセット制御を行うための各制御系とを備える光
    ディスク装置において、 前記フォーカスオフセット制御系で得られるフォーカス
    誤差信号のレベルを検出する手段と、 前記光ヘッドにおけるトラッキング制御を停止させる手
    段と、 前記光ヘッドを光ディスクの半径方向にウォブリングさ
    せる手段と、 前記光ヘッドのフォーカスオフセット量を段階的に変化
    させる手段と、 前記フォーカスオフセット量のそれぞれの「変調」を検
    出し、この「変調」の値が最小となるように前記フォー
    カスオフセット制御を行う手段とを備えることを特徴と
    する光ディスク装置のフォーカス調整装置。
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