JP2014058321A - スリーブ - Google Patents

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JP2014058321A
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JP2012202635A
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Nobuyuki Inomata
暢之 猪又
Junpei Omura
純平 大村
Kenichi Hirata
賢一 平田
Haruhi Yabuuchi
はるひ 薮内
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】容易に係止が外れて、筒状のスリーブが開いて包装した物品からはなれて、取れてしまうことのないスリーブを提供する。
【解決手段】一端部に設けられた一対の係止用差込片と、他の端部側に設けられた係止用差込片を差し込む1対の係止用スリットを有し、係止用差込片を係止用スリットに差し込むことにより筒状となるスリーブであって、1対の係止用差込片の間の根元に幅を広くした切り欠き部を設け、係止用差込片を係止用スリットに差し込んだときに、切り欠き部が1対の係止用スリットの間の連続部でロックされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スリーブに関するものである。特に詳しくは物品を筒状に包み込むスリーブに関するものである。
物品を筒状に包み込むスリーブは、カップ容器や紙箱などの物品で古くより用いられてきた。そして、スリーブに美装性の高い印刷などの装飾を施し、全体として高級なイメージの包装容器としたものがあった。
特にプラスチック製などのカップ容器では、カップ容器自体に美装性の高い印刷を施すことは、容易ではないので、高級品イメージを出すために紙製のスリーブに印刷を施して用いられることがあった。
これらのスリーブには、筒状に成形しておいて物品を差し込むものと、物品を巻いて両端部を係止して筒状とするものがある。物品を差し込むものでは、物品が差し込みやすい形状である必要があり、また、差し込んだ物品が抜け落ちてしまう恐れもあり、カップ容器には不向きである。一方、物品を巻いて両端部を係止して筒状とするものでは、係止が外れてしまって、スリーブが取れてしまうことがあった。
例えば、底板と底板から対向する2つの側板が形成され、さらにこの側板の端部から蓋板がそれぞれ形成されているスリーブがある。このスリーブには、一方の蓋板には側板との連接部に切込線が形成され、切込線には、さらにその中間部に蓋板側に向けて凹欠所が形成されている。
また、他方の蓋体には前記切込線に挿通可能な幅の略台形々状をなす頭部と、凹欠所8に嵌合し得るくびれ状の基端部とを有する挿込片が連接され、挿込片を一方の蓋板の切込線に深く挿し込んでくびれた基端部が切込線の凹欠所に至ると基端部が凹欠所に嵌り込んで係止するスリーブがある(特許文献1)。
このスリーブでは、係止が必ずしも確実ではなく、強い力が加わると外れてしまう恐れがある。
また、別のスリーブでは、中央部に頂壁が形成され、この頂壁の両端に、それぞれ側壁が連設され、側壁の他端には、それぞれ底壁が連設されている。
一方の底壁の端部には間隔を隔てて1対のロック用タブが突設されており、他方の底壁には、各ロック用タブを挿入して係合せしめるための1対のロック用スリットが間隔を隔てて形成されていて、各ロック用タブ9を各ロック用スリット10に挿入して筒状にするスリーブがある(特許文献2)。
このスリーブにおいても、係止が必ずしも強固ではなく、外れてしまう可能性がある。公知文献を以下に示す。
実開平1−137871号公報 実開平1−126963号公報
本発明は、上記問題を解決するものであって、容易に係止が外れて、筒状のスリーブが開いて包装した物品からはなれて、取れてしまうことのないスリーブを提供するものである。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、一端部に設けられた一対の係止用差込片と、他の端部側に設けられた前記係止用差込片を差し込む1対の係止用スリットを有し、前記係止用差込片を前記係止用スリットに差し込むことにより筒状となるスリーブであって、
1対の前記係止用差込片の間の根元に幅を広くした切り欠き部を設け、前記係止用差込片を前記係止用スリットに差し込んだときに、前記切り欠き部が1対の前記係止用スリットの間の連続部でロックされることを特徴とするスリーブである。
本発明のスリーブは、以上のような構成であって、1対の係止用差込片の間の根元に幅を広くした切り欠き部を設け、係止用差込片を係止用スリットに差し込んだときに、切り欠き部が1対の係止用スリットの間の連続部でロックされるようになっているので、容易に係止が外れて、筒状のスリーブが開いて包装した物品からはなれて、取れてしまうことがない。
本発明の請求項2の発明は、前記係止用スリットより前記他の端部に向けて切り込みからなる差込用切込み線を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスリーブである。
本発明はさらに、係止用スリットより他の端部に向けて切り込みからなる差込用切込み線を設けているので、係止用スリットに係止用差込片を差し込むことが容易にできる。
本発明のスリーブは、以上のように容易に係止が外れて、筒状のスリーブが開いて包装した物品からはなれて、取れてしまうことがない。
本発明のスリーブの一例の展開図である。 本発明のスリーブの一例で物品を包装し、筒状に係止した状態を説明する底面図である。 本発明のスリーブの一例でカップ容器を包装した状態の示す斜視図である。
以下本発明を実施するための形態につき説明する。
本発明のスリーブは、紙を打ち抜き、折罫や切込みを設けたブランクからなる。また、場合によっては、プラスチックシートを用いても良い。
使用する紙としては、坪量200〜500g/mのバージン紙、カード紙、カップ原紙、コートボール紙などの板紙が使用できる。また、紙にポリエチレンなどの樹脂層を積層したラミネート加工紙を用いても良い。
図1は、本発明のスリーブの一例の展開図である。
図で、一点鎖線は押罫による折罫、二点鎖線は、切れ込みと押罫が交互に並んだリード罫による折罫を表す。また、実線は外形線と切れ込みを表す。
本例のスリーブ100は、カップ容器用のスリーブである。図1のように、中央に天面板1、その上下に折罫または切り込み線11a、11bを介して、側面板2a、2bが設けられ、側面板2a、2bの反対側の端部には、やはり、折罫を介して、底面板3a、3bが設けられている。
天面板1は、切れ込み線11a、11bが外側に膨らんで設けられ、カップ容器の開口部から外れてしまわないようになっている。また、くの字状の切れ込みが間隔をおいて並んだ開封誘導線12が、切り込み線11bから切断を誘導するように設けられていて、開封するときに、容易に切断できるようになっている。
底面板3aには、一対の係止用スリット31、31が、端縁側に凸の曲線状の切れ込みで設けられ、その並んだ外側の端部は端縁側にはね上がっている。係止用スリット31、31の間に折罫32が設けられ、また、この折罫32と直線で並ぶように、係止用スリット31、31の外側にも折罫が設けられている。
また、各係止用スリット31、31の中央より、端部側に向けて切り込みによる差込用切込み線33が、それぞれに3本ずつ設けられている。この切り込みによる差込用切込み線33があることで、一対の係止用差込片34、34が差し込みやすくなる。本例では、差込用切込み線33は、係止用スリット31に対して3本ずつ設けているが、3本でなくとも良い。スリーブに使用する紙の腰によって、適宜設ける本数を調整すればよい。
一対の係止用差込片34、34は、底面板3bの端部に設けられている。係止用差込片34、34は、根元が細く、その先で外側が垂直に広がって、係止用スリット31、31に差し込んだときに、抜けにくくなっている。また、係止用差込片34、34どうしの間の根元には、係止用差込片34、34を細くするように広がった切り欠き部35が設けられている。切り欠き部35の開口部分も垂直に狭くなっている。
図2は、本発明のスリーブの一例で物品を包装し、筒状に係止した状態を説明する底面図である。
天面板1、側面板2a、2b、底面板3a、3bの各面板間に設けられた折罫を折って、スリーブ100を筒状になるようにして、底面板3bの係止用差込片34、34を底面板3aの係止用スリット31、31に差し込んでいく。
折罫32の長さ、すなわち、2つの係止用スリット31、31の間の連続部の長さは、2つの係止用差込片34、34の間の距離(もっとも狭い切り欠き部35の開口部分)と同じになっている。そのため多少の抵抗があるが押し込んで、係止用差込片34、34の根元まで係止用スリット31、31に差し込む。このようにすると図2のように、きちんと係止される。
2つの係止用差込片34、34の間の距離を、折罫32の長さより小さくすると、係止用スリット31より折罫32の部分に向けて破れてしまう。逆に大きくすると、ロックが利かず、効果がなくなる。
係止用差込片34、34の広がった垂直の部分と、切り欠き部35の狭くなっている垂直の部分の間の寸法は、本例では5mmになっているが、用いる紙の厚さによって、3から7mmの寸法にすればよい。
これによって、係止用差込片34、34と係止用スリット31、31での係止と、切り
欠き部35と2つの係止用スリット31、31の間の連続部でのロックとの、2段階で外れないようにすることが出来る。
図3は、本発明のスリーブの一例でカップ容器を包装した状態の示す斜視図である。
本例のスリーブ100で、カップ容器200を包装するには、天面板1の内面に、切り込み線11a、11bの間に入るように、カップの開口部側を合わせてセットし、折罫を折って側面板2a、2bをカップ側面に沿うように折り曲げ、更に、底面板3a、3bを内方に折って、図2のように、係止用スリット31、31に係止用差込片34、34を差し込む。このようにすることによって、図3の斜視図のように、カップ容器200をスリーブ100で包装することが出来る。
このスリーブ100からカップ容器200を取り出すには、切断されている切り込み線11bの部分から持ち上げるように開封誘導線12を切断すれば、スリーブ100が開いて、容易にカップ容器200を取り出すことができる。
本例のスリーブ100は、カップ容器を包装するスリーブであるが、本発明のスリーブはこれに限ることなく、金属缶や紙箱などの包装に用いるスリーブであっても良い。
以上のように、本発明のスリーブは、容易に係止が外れて、筒状のスリーブが開いて包装した物品からはなれてしまうことがない。
100・・・スリーブ
1・・・天面板
11a、11b・・・切り込み線
12・・・開封誘導線
2a、2b・・・側面板
3a、3b・・・底面板
31、31・・・係止用スリット
32・・・折罫
33・・・差込用切込み線
34、34・・・係止用差込片
35・・・切り欠き部
200・・・カップ容器

Claims (2)

  1. 一端部に設けられた一対の係止用差込片と、他の端部側に設けられた前記係止用差込片を差し込む1対の係止用スリットを有し、前記係止用差込片を前記係止用スリットに差し込むことにより筒状となるスリーブであって、
    1対の前記係止用差込片の間の根元に幅を広くした切り欠き部を設け、前記係止用差込片を前記係止用スリットに差し込んだときに、前記切り欠き部が1対の前記係止用スリットの間の連続部でロックされることを特徴とするスリーブ。
  2. 前記係止用スリットより前記他の端部に向けて切り込みからなる差込用切込み線を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスリーブ。
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