JP2007261617A - 紙箱 - Google Patents

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徳生 林田
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Abstract

【課題】上板に内容物の取出口となる開閉蓋板を備え、該開閉蓋板の一辺をヒンジ部をとする紙箱において、そのヒンジ部が開封の繰り返しで切れたり、開封後に元に戻ったりすることがなく、美粧性にも優れ、かつ内容物の取出し易い紙箱の提供にある。
【解決手段】上板51に内容物5の取出口55となる開閉蓋板52が刻設され、該上板51と開閉蓋板52の一辺とを連結する折曲げ自在なヒンジ部53を備えている紙箱1で、前記ヒンジ部53は、ヒンジ仮想線53aに沿って断続的に並んだ複数の貫通するスリット20からなっていて、そのスリット20の形状は、下部に谷部を有するU字形状でなり、その谷部を形成する先端部20aが開閉蓋板52側に向かっており、各スリット20の端点20bは、上板51側に向かうように設けられ、かつ隣接する各スリットの端点20bがヒンジ仮想線53aを挟むように設けられている紙箱1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、略直方体形状の紙箱で、その上板の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板を備え、該開閉蓋板と上板とを連結する折り曲げ自在なヒンジ部を備えた紙箱に関するものであり、特に、上板と開閉蓋板とを連結するヒンジ部が開封の繰り返しにより切れたり、あるいは開封後に元に戻ったりすることがなく、かつ美粧性にも優れる紙箱に関するものである。
従来、板紙や段ボールなどでなる紙箱が知られ、その紙箱の形態として様々なタイプのものがある。これら紙箱は、印刷、打抜き、貼り合わせ等製函工程により製造される。このような紙箱の中で、上板の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板を備えたタイプの紙箱がある。
そのタイプの紙箱として、例えば、不織布等からなる紙様タオルなど薄型内容物の容器があり、図7の斜視図に示すように、板紙でなり、上板(51)と前板(56)の一部の略中央に、内容物(5)の取出口(55)となる開閉蓋板(52)が折り曲げ自在なヒンジ部(53)を介して連結されている紙箱(1)が知られ、この紙容器の開封は、開閉蓋板(52)を構成するヒンジ部(53)以外の辺のミシン目のところで切断してから、その一辺であるヒンジ部(53)を起線とし上方へ持ち上げて取出口(55)を形成するようになっている。
従来、上記ヒンジ部(53)には、押し罫線を設けたり、あるいは、例えば、図8の上面図に示すように、押し罫線(58)に沿ってミシン目(59)を刻設し、上板(51)と開閉蓋板(52)とを連結する開閉自在なヒンジ部(53)としたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、ヒンジ部(53)として上記のような押し罫線のみを設けただけのものでは、開封に際し、開閉蓋板を上方に持ち上げて折り曲げたとき、その部分に反発力が発現して、いわゆるデッドホールド性に欠けるようになり、開閉蓋板が元に戻り易くなり、内容物が取り出し難いという問題点があった。
また、この問題点を解決するものとして、上記のような押し罫線(58)に沿ってミシン目(59)を刻設したものでは、開閉を繰り返した場合、ヒンジ部(53)から切れてしまう危惧があるという問題点があった。
さらにまた、これらの問題点を解決するものとして、例えば、図9(a)の上面図に示すように、上板(51)と開閉蓋板(52)とを連結する開閉自在なヒンジ部として、複数の湾曲状の切れ目(62)がヒンジ部(53)に沿って断続的に並んで設けられ、その湾曲状の切れ目(62)の湾曲方向が上下交互に並んでいて、隣接する切れ目(62)の端部(62a)が並び方向に離間した状態で且つ並び方向に向かって左右交互に設けられ、これら隣接する切れ目(62)の端部(62a)間で折り目(図示せず)を形成する紙容器(2)がある(例えば、特許文献2参照。)。
以下に、上記先行技術文献を示す。
特開2001−139025号公報 特開2005−47950号公報
しかしながら、上記の湾曲状の切れ目が並んでいるものにおいては、例えば、図9(b)の斜視図に示すように、開閉蓋板(52)を持ち上げて開封すると、湾曲方向が上板(51)の方にある切れ目(62)の先端(62b)が下方、すなわち紙箱(1)の内側に垂直に延びているので、その先端(62b)が内容物(図示せず)に接触し、内容物が取り出し難くなり、かつその部分が(グラフィクデザイン上の)美粧性に欠けるという問題点があった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、上板等の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板を備え、該上板等と開閉蓋板の一辺とを連結する開閉自在なヒンジ部を備えた紙箱において、そのヒンジ部が開封の繰り返しで切れたり、あるいは開封後に元に戻ったりする(いわゆるデッドホールド性に欠ける)ことがなく、そのヒンジ部分が美粧性にも優れ、かつ内容物を取り出し易いようにすした紙箱を提供することにある。
本発明に於いて上記課題を達成するために、請求項1の発明では、上板等本体板の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板が刻設され、該本体板と開閉蓋板の一辺とを連結する折り曲げ自在なヒンジ部を備えている紙箱において、
前記ヒンジ部は、該ヒンジ部となるべきヒンジ仮想線に沿って断続的に並んだ複数の貫通するスリットからなっていて、該各スリットの形状は、下部に谷部を有する略V字乃至U字もしくはこれらの変形状でなり、その谷部を形成する先端部が前記開閉蓋板側に向かっており、各スリットの端点は、前記本体板側に向かうように設けられており、かつ隣接する各スリットの端点が前記ヒンジ仮想線を挟むように設けられていることを特徴とする紙箱としたものである。
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明によれば、上板等本体板の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板を備え、該本体板と開閉蓋板の一辺とを連結する折り曲げ自在なヒンジ部を備えている紙箱において、
前記ヒンジ部は、該ヒンジ部となるべきヒンジ仮想線に沿って断続的に並んだ複数の貫通するスリットからなっていて、該各スリットの形状は、下部に谷部を有する略V字乃至U字、もしくはこれらの変形状でなり、その谷部を形成する先端部が前記開閉蓋板側に向かっており、各スリットの端点は、前記本体板側に向かうように設けられており、かつ隣接する各スリットの端点が前記ヒンジ仮想線を挟むように設けられていることによって、内容物の取り出すための開封に際し、折り曲げ自在な開閉蓋板をヒンジ仮想線を介して上方に持ち上げるようにする開封を繰り返すと、そのヒンジ部で切れてしまったりすることがなく、あるいは開封後に元に戻ったりすることがない(いわゆるデッドホールド性に優れる)ので、内容物が取り出し易いようにした紙箱とすることができる。
さらにまた、そのヒンジ部を形成するスリットの谷部の先端部が、水平に延びるようになり、従来のように下方向、すなわち紙箱の内面側に垂直に伸びていない形状となるので、内容物に接して開封し難くくなるという問題もなく、かつ美粧性にも優れている紙箱とすることができる。
従って本発明は、上板等の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板を備えた紙箱として、特に、開封の繰り返しでヒンジ部が切れたり、開封後に元に戻ったりすることがなく、かつ美粧性にも優れ、紙様タオルなど薄型内容物を収納する紙箱の如き用途において、優れた実用上の効果を発揮する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の紙箱の一事例を説明するための斜視図であり、図2は、本発明の紙箱の一事例を説明するための上面図である。また、図3、図4、図5は、本発明の紙箱の他の様々な形態の事例を説明する図であり、図6は、本発明の紙箱の製造に関する説明図である。
本発明の紙箱は、例えば、図1の斜視図に示すように、板紙等の紙製でなり、上板(51)と底板(図示せず)と、前板(56)と後板(図示せず)と、さらに左右両側板(54)とでなる直方体形状の紙箱(1)で、前記上板(51)と前板(56)の一部に掛かる略中央に、内容物(5)の取出口(55)となる開閉蓋板(52)が刻設されていて、その開閉蓋板(52)の一辺が上板(51)と折り曲げ自在なヒンジ部(53)で連結している紙箱(1)であり、本発明では、そのヒンジ部(53)の形状や性能などに関するものである。
上記請求項1に係る発明は、例えば、図2の上面図に示すように、上板(51)の一部に内容物(図示せず)の取出口となる開閉蓋板(52)が切り込み線(50)により刻設されていて、この上板(51)と開閉蓋板(52)の一辺とを連結する折り曲げ自在なヒンジ部(53)を備えている紙箱(1)であって、このヒンジ部(53)は、該ヒンジ部となるべきヒンジ仮想線(53a)に沿って断続的に並んでいる複数の貫通するスリット(20)からなっている。
上記各スリット(20)の形状としては、下部に谷部を有する略U字形状でなり、その谷部を形成する先端部(20a)のいずれもが、開閉蓋板(52)側に向かっており、各スリット(20)の端点(20b)のいずれもが、上板(51)側に向かうように刻設されている。
さらにまた、隣接する各スリット(20)の端点(20b)がヒンジ仮想線(53a)を挟むようにその上下に交互に設けられている紙箱(1)である。
図2の上面図に示すような略U字形状のスリット(20)が刻設された紙箱(1)から、内容物の取り出すための開封に際し、折り曲げ自在な開閉蓋板(52)を切り込み線(50)で切取り、ヒンジ仮想線(53a)を介して上方に持ち上げると、図1の斜視図に示すように、略U字形状の各スリットで切り離されて、切り離されたU字形状の各スリットの谷部を形成する上板(51)に連設する先端部(20a)が内容物(5)と水平に延びるようになる。
よって、上記発明の略U字形状のスリット(20)が刻設された紙箱(1)は、例えば、図9(b)に示す従来の紙容器(2)のように、下方に垂直に延びる湾曲状の切り目(62)の先端(62b)が内容物に接して取り出し難いというような危惧のない、紙箱(1)とすることができる。
さらに、ヒンジ部(53)がグラフィックデザイン上の美粧性にも優れ、かつまた、開封の繰り返しに際しても、そのヒンジ仮想線(53a)でなるヒンジ部(53)で切れて
しまったりすることがなく、あるいは開封後に元に戻ったりすることがない(いわゆるデッドホールド性に優れる)ので、内容物(5)が取り出し易い紙箱(1)とすることができる。
また、例えば、図3(a)の上面図に示すように、ヒンジ仮想線(53a)に沿って断続的に並んでいる複数の貫通するスリット(20)の形状を、下部に谷部を有する略V字形状でなるものとし、そのV字状の谷部を形成する先端部(20a)のいずれもが、開閉蓋板(52)側に向かっており、各スリット(20)の端点(20b)のいずれもが、上板(51)側に向かうように刻設されていて、隣接する各スリット(20)の端点(20b)がヒンジ仮想線(53a)を挟むように上下交互に設けられている紙箱(1)とすることもできる。
図3(a)の上面図に示すような略V字形状のスリット(20)が刻設された紙箱(1)から、内容物の取り出すための開封に際し、折り曲げ自在な開閉蓋板(52)を切り込み線(50)で切取り、ヒンジ仮想線(53a)を介して上方に持ち上げると、図3(b)の斜視図に示すように、略V字形状の各スリットで切り離されて、切り離されたV字形状の各スリットの谷部を形成する上板(51)に連設する先端部(20a)が内容物(5)と水平に延びるようになる。
よって、上記発明の略V字形状のスリット(20)が刻設された紙箱(1)は、例えば、図9(b)に示す従来の紙容器(2)のように、下方に垂直に延びる湾曲状の切り目(62)の先端(62b)が内容物に接して取り出し難いというような危惧のない、紙箱(1)とすることができる。
また、例えば、図4(a)の上面図に示すように、ヒンジ仮想線(53a)に沿って断続的に並んでいる複数の貫通するスリット(20)の形状を、下部に谷部を有する略U字の変形状でなるものとし、その谷部を形成する先端部(20a)のいずれもが、開閉蓋板(52)側に向かっており、各スリット(20)の両側にある端点(20b)が右下がりで平行になっていなく、それらの端点(20b)のいずれもが、上板(51)方向側に向かうように刻設されている。さらに、隣接する各スリット(20)の端点(20b)がヒンジ仮想線(53a)を挟むように上下交互に設けられている紙箱(1)とすることもできる。
図4(a)の上面図に示すような略U字の変形状のスリット(20)が刻設された紙箱(1)から、内容物の取り出すための開封に際し、折り曲げ自在な開閉蓋板(52)を切り込み線(50)で切取り、ヒンジ仮想線(53a)を介して上方に持ち上げると、図4(b)の斜視図に示すように、略U字の変形状の各スリットで切り離されて、切り離されたU字形状の各スリットの谷部を形成する上板(51)に連設する先端部(20a)が内容物(5)と水平に延びるようになる。
よって、上記発明の略U字の変形状のスリット(20)が刻設された紙箱(1)は、例えば、図9(b)に示す従来の紙容器(2)のように、下方に垂直に延びる湾曲状の切り目(62)の先端(62b)が内容物に接して取り出し難いというような危惧のない、紙箱(1)とすることができる。
さらにまた、例えば、図5(a)の上面図に示すように、ヒンジ仮想線(53a)に沿って断続的に並んでいる複数の貫通するスリット(20)の形状を、下部に谷部を有するU字が右下がりの斜め変形状でなり、その谷部を形成する先端部(20a)のいずれもが、開閉蓋板(52)側に向かっており、各スリット(20)の端点(20b)のいずれもが、上板(51)側に向かうように刻設されていて、隣接する各スリット(20)の端点
(20b)がヒンジ仮想線(53a)を挟むように上下交互に設けられている紙箱(1)とすることもできる。
上記図5(a)の上面図に示すような紙箱(1)から、内容物の取り出すための開封に際し、折り曲げ自在な開閉蓋板(52)を切り込み線(50)で切取り、ヒンジ仮想線(53a)を介して上方に持ち上げると、図5(b)の斜視図に示すように、U字が右下がりの斜め変形状の各スリットで切り離されて、切り離された斜め右下がりのU字変形状の各スリットの谷部を形成する上板(51)に連設する先端部(20a)が前方に水平に延びるようになる。
その結果、その前方に突出する上板(51)に連設する先端部(20a)と開閉蓋板(52)に刻設されたスリット(20)の先端部(20a)とでハート型を形成する紙箱(1)とすることができる。
よって、上記発明のU字が右下がりの斜め変形状のスリット(20)でなる紙箱(1)は、例えば、図9(b)に示す従来の紙容器(2)のように、下方に垂直に延びる湾曲状の切り目(62)の先端(62b)が内容物に接して取り出し難いというような危惧のない、紙箱(1)とすることができ、さらにヒンジ部(53)がスリット(20)の先端部(20a)同士でハート型を形成するので、ユニークでよりグラフィックデザイン上美粧性に優れる紙箱(1)とすることができる。
上記本発明の紙箱(1)は、例えば、250g/m2 〜450g/m2 程度のコートボール、ノーコートボール、特殊マニラなどの板紙が用いられ、内容物の種類や箱のサイズ、用途などによって適宜選定することができる。
上記板紙を用いた紙箱(1)の製造において、欠くことのできないものに商品名やその宣伝のための絵柄などが印刷があり、近年の印刷方式のいずれでも可能であるが、最近の紙箱(紙器)への印刷の状況として、枚葉印刷から巻取り印刷へ、さらに次の作業工程である打抜き、むしりを一貫ラインで行う方式へと移行しつつある。その印刷方式として、オフセット枚葉式、オフセット巻取り式、グラビア巻取り式、あるいはフレキソ方式が挙げられる。
さらに近年の環境問題などに配慮して、オフセット用印刷インキでは、裏写りを防止するために、紫外線ランプを搭載して瞬間的に乾燥する紫外線硬化型(UV)インキの採用や、グラビア用印刷インキでは、有機溶剤型インキから水性インキへの転換も行われている。
続いて、上記で印刷されたものを、打抜き、むしり工程を経て紙箱(1)にするためのブランクを作成する。このブランクの作成は、例えば、図6の側断面図に示すように、鉄板でなるカウンタープレート(38)上に雌型となるプレートボード(37)を貼り付けた抜き台(31)と、鉄板(36)にむら取り紙(39)を介して取り付けられている抜き型(30)とでなる打抜き機(40)を用いて成される。
上記打抜き機(40)の抜き台(31)上に印刷された板紙を乗せ、展開図どおりに作った抜き型(30)の圧力で、展開図の折り罫線(12)を押し罫(32)で、また、スリット(20)や切り込み線(図示せず)および周縁の切断線(15)を切り刃(34)で形成し、これをむしり工程を経てブランク(10)とすることができる。
この打抜き機は、普通平圧式で、ビクトリア型など種々のタイプがあるが、現在最も多く使用されているものは、自動給紙機付き、自動むしり装置付きのタイプである。このほ
かに、円圧式があり、これは抜き型は平らで、紙がシリンダーに巻きつくタイプや、輪転式といって、両方がシリンダーになるタイプなどもあり、特に後者は、オフセット巻取り機に直結され、打抜き等の精度が良く、かつ大量生産、高速印刷、打抜きの機械として好適である。
上記で得られたブランク(10)を製箱機によりブランク(10)の折り罫線(12)にしたがって折り、貼り合わせなどを経て紙箱(1)とすることができる。
以上のように、本発明は、紙製でなる上板に、紙様タオルなどの薄型内容物の取出口となる開閉蓋板がヒンジ部を介して連結されている紙箱として、優れた実用上の効果を奏するものである。
本発明の紙箱の一実施の形態を説明する斜視図である。 本発明の紙箱の一事例を説明する上面図である。 本発明の紙箱を構成するヒンジ部の一事例を説明するもので、(a)は、その上面図であり、(b)は、(a)の開閉蓋板を折り曲げて取出口を形成した斜視図である。 本発明の紙箱を構成するヒンジ部の他の一事例を説明するもので、(a)は、その上面図であり、(b)は、(a)の開閉蓋板を折り曲げて取出口を形成した斜視図である。 本発明の紙箱のを構成するヒンジ部のさらに他の一事例を説明するもので、(a)は、その上面図であり、(b)は、(a)の開閉蓋板を折り曲げて取出口を形成した斜視図である。 本発明の紙箱の一事例の製造を説明する打抜き機の側断面図である。 従来の一般的な紙箱の一事例を説明する斜視図である。 従来の紙箱を構成するヒンジ部の一事例を示す上面図である。 従来の紙容器の一事例を説明するもので、(a)は、その上面図であり、(b)は、(a)の開閉蓋板を折り曲げて取出口を形成した斜視図である。
符号の説明
1‥‥紙箱
5‥‥紙容器
10‥‥ブランク
12‥‥折り罫線
15‥‥周縁の切断線
20‥‥スリット
20a‥‥スリットの谷部の先端部
20b‥‥スリットの端点
30‥‥抜き型
31‥‥抜き台
32‥‥押し罫
34‥‥切り刃
36‥‥鉄板
37‥‥プレスボード
38‥‥カウンタープレート
39‥‥むら取り紙
40‥‥打抜き機
50‥‥切り込み線
51‥‥上板
52‥‥開閉蓋板
53‥‥ヒンジ部
53a‥‥ヒンジ仮想線
54‥‥側板
55‥‥取出口
56‥‥前板
58‥‥押し罫
59‥‥ミシン目
62‥‥湾曲状の切れ目
62a‥‥湾曲状の切れ目の端部
62b‥‥湾曲状の切れ目の先端

Claims (1)

  1. 上板等本体板の一部に内容物の取出口となる開閉蓋板が刻設され、該本体板と開閉蓋板の一辺とを連結する折り曲げ自在なヒンジ部を備えている紙箱において、
    前記ヒンジ部は、該ヒンジ部となるべきヒンジ仮想線に沿って断続的に並んだ複数の貫通するスリットからなっていて、該各スリットの形状は、下部に谷部を有する略V字乃至U字形状でなり、その谷部を形成する先端部が前記開閉蓋板側に向かっており、該各スリットの端点は、前記本体板側に向かうように設けられており、かつ隣接する各スリットの端点が前記ヒンジ仮想線を挟むように設けられていることを特徴とする紙箱。
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