JP5375078B2 - キャリーカートン - Google Patents

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Description

本発明は、菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品などを幅広く収容する、板紙製や段ボール紙製やプラスチックシート製などの、持帰り用のキャリーカートンに関する。
従来から、菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品などを幅広く収容するカートンとして、図4に示すような、前後の側面板(21)の上辺に、上面板(11)と、左右の斜辺に斜めU字状の差込み片(13)と中央下部に横長の指掛け孔(a)とをそれぞれ設けた取っ手板(12)とを、折り目線(g)と谷折り線とを介してそれぞれ順に連設して、左右の側面板(24)の上辺に、中央下部に縦長の差込み孔(b)をそれぞれ設けた取っ手繋止板(14)を、折り目線(g)を介してそれぞれ連設して、取っ手板(12)を垂直に折立てながら、上面板(11)を水平に閉蓋した後に、取っ手繋止板(14)のそれぞれの差込み孔(b)に、取っ手板(12)のそれぞれの差込み片(13)を、それぞれ差込んで繋止して持運ぶ、板紙製や段ボール紙製やプラスチックシート製などの、持帰り用の横長直方体状のキャリーカートンが広く用いられている。(特許文献1)。
従来の、図4に示すキャリーカートンについては、持帰るキャリーカートンを閉蓋する時に、取っ手板(12),(12)を垂直に折立てながら、上面板(11)を水平に閉蓋した後に、縦長の差込み孔(b)の上端と折り目線(g)との距離rを半径とする、ほゞ円弧状の差込み片(13)の斜め上方の向合った左辺又は右辺(c)を滑らせながら、一定の軽い抵抗で、取っ手繋止板(14)のそれぞれの差込み孔(b)に、取っ手板(12)のそれぞれの差込み片(13)を、それぞれ簡単に差込んで繋止することができる。
しかしながら、取っ手板(12)に設けられたこの差込み孔(b)に取っ手繋止板(14)に設けられた差込み片(13)が差込まれて繋止されて箱が組み立てられるが、この組み立てられた箱は、例えば取っ手に力がかかったり、差込まれた取っ手繋止板(14)に力がかかると、差込み孔(b)から差込み片(13)が抜けてしまい、上面板(11)1が開いてしまったり、箱が形態をとどめることが出来ず、菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品などが、破損し易く安定しないなどの問題があった。
特開2001−206349号公報
以上のような問題を解決するためには、差込み孔(b)に差込み片(13)の繋止にあたって、取っ手繋止板(14)のそれぞれの差込み孔(b)に、取っ手板(12)のそれぞれの差込み片(13)を、それぞれ差込んで繋止するだけの従来の方法に代えてより確実に繋止出来る方法が必要であった。
すなわち、取っ手板(12)の指掛け孔(a)に指を掛けて持上げることによって、この差込み孔(b)と、この差込み片(13)との間の、摩擦抵抗が増加して、取っ手板(12)と取っ手繋止板(14)とを、繋止した状態で持運ぶことができるという従来の構造に代えて、差込み片(13)を取っ手繋止板(14)により確実に繋止できる構造が必要であった。
すなわち、本発明の目的は、菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品など
を幅広く収容する、キャリーカートンの閉蓋と開蓋とが簡単であって、取っ手板と取っ手繋止板とを、確実に繋止した状態で持運ぶことができる。
しかも上面板を押下げるための上部空隙を設ける必要がないために、材料費などが余分に掛からず又内容物の安定性などが優れた、板紙製や段ボール紙製やプラスチックシート製などの、持帰り用のキャリーカートンを提供することにある。
本発明の請求項1の発明のキャリーカートンは、図1,図2、図3に示すように、前面板(21a)、側面板(24a),後面板(21b)、側面板(24b)が折り目線を介して連設され、前面板(21a)、後面板(21b)には蓋となる上面板(11)、取っ手板(12)が折り目線を介して連設され、側面板(24a)、側面板(24b)には取っ手繋止板(14a)、(14b)が折り目線を介して連設され、取っ手板(12)の中央下部に横長の指掛け孔(a)と左右端部に斜めU字状の差込み片(13)とをそれぞれ設け、取っ手繋止板(14)の中央下部に縦長の差込み孔(b)をそれぞれ設け、取っ手板(12)を垂直に折立ながら上面板(11)を水平に閉蓋した後に、取っ手繋止板(14)のそれぞれの差込み孔(b)に取っ手板(12)のそれぞれの差込み片(13)を差込んで繋止するキャリーカートンにおいて、
取っ手板(12)の、斜めU字状の差込み片(13)に嵌合孔(40)が設けられ、取っ手板(12)を垂直に折立て重ね合わせたときに、嵌合孔(40)が設けられた差込み片(13)と、嵌合孔(40)が設けられていない差込み片(13)が対向し、取っ手繋止板(14)に差込み孔(b)の一部を連接させた嵌合片(41)が設けられており、差込み孔に差込み片を差込むと嵌合孔の中に嵌合片がちょうど嵌るように嵌合することを特徴とするキャリーカートンである。
本発明の請求項2の発明は、嵌合孔(40),(40)が同じ取っ手板(12)に設けられた差込み片(13),(13)にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーカートンである。
本発明の請求項3の発明は、嵌合孔(40),(40)が異なる取っ手板(12),(12)に設けられた差込み片(13),(13)にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーカートンである。
本発明の請求項4の発明は、嵌合片(41)と嵌合孔(40)が半円形であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のキャリーカートンである。
本発明の請求項5の発明は、嵌合片(41)と取っ手繋止板(14はミシン目を介して連接されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のキャリーカートンである。
本発明の請求項6の発明は、差込み孔(b)は、嵌合片(41)の上下に設けられた切込みの嵌合片(41)の反対側にミシン目が設けられ、ミシン目と切込みの間が取っ手板(12)の厚み程度離れていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のキャリーカートンである。
本発明のキャリーカートンにおいては、前述した従来の持帰り用の横長直方体状のキャリーカートン(図4、図5)において、取っ手板(12)の、それぞれの斜めU字状の差込み片(13)の斜め上方の向き合った左辺又は右辺(c)を、縦長の差込み孔(b)の上端と折り目線(g)との距離rを半径とする、ほゞ円弧状にそれぞれ形成したことに代えて、図2に示すように、持帰るキャリーカートンを閉蓋する時に、取っ手板(12)を垂直に折立てながら、上面板(11)を水平に閉蓋した後に、嵌合孔(40)設けられた
差込み片(13)、差込み孔(b)の一部を連接させた嵌合片(41)が設けられた取っ手繋止板(14)の差込み孔(b)に差込むことによって、嵌合孔と嵌合片が嵌合して容易には外れなくなる状態で取っ手板(12)が取っ手繋止板(14)に繋止される。
本発明のキャリーカートンにおいては、嵌合孔(40)の設けられた差込み片(13)を、差込み孔(b)の一部を連接させた嵌合片(41)が設けられた取っ手繋止板(14)の差込み孔(b)に差込むことによって嵌合孔と嵌合片が嵌合しているために、運搬中に取っ手板(12)に色々な力が加わった場合でも、差込片(13)と差込孔(b)の摩擦によって繋止されている場合よりもはるかに外れにくい。
特に重量物を収容する場合でも安心して運搬に使用出来る。
また、持帰ったキャリーカートンを開蓋する時に、この嵌合孔(40)に嵌合されている嵌合片(41)を嵌合孔の裏側から軽く押すことによって差込み片(13)と取っ手繋止板(14)の嵌合が解除されて、取っ手繋止板(14)のそれぞれの差込み孔(b)から、取っ手板(12)のそれぞれの差込み片(13)をそれぞれ容易に抜取って繋止を外すことができる。
このように、菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品などを幅広く収容する、キャリーカートンの閉蓋と開蓋とが簡単な、持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
また、本発明のキャリーカートンにおいては、差込み片の下部にくびれ部をそれぞれ設けて差込み孔に繋止する方法に比べて、水平に閉蓋した上面板を一旦押下げる必要がないために、材料費などが余分に掛からず又内容物の安定性などが優れた、板紙製や段ボール紙製やプラスチックシート製などの、持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
請求項2に係る本発明のキャリーカートンは、嵌合孔(40)、(40)が同じ取っ手板(12)に設けられた差込み片(13),(13)にそれぞれ設けられているキャリーカートンであり、請求項3に係る本発明のキャリーカートンは嵌合孔(40),(40)が異なる取っ手板(12),(12)に設けられた差込み片(13),(13)にそれぞれ設けられているキャリーカートンである。
このように、嵌合孔と嵌合片の組み合わせが複数できることによって設計上の自由度が増すだけでなく、特に重量物を収容する場合でも安心して運搬に使用出来る持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
請求項4に係る本発明のキャリーカートンは、嵌合片(41)と嵌合孔(40)が半円形であるために、閉蓋する時に、嵌合孔(40)の設けられた差込み片(13)を、差込み孔(b)の一部を連接させた嵌合片(41)が設けられた取っ手繋止板(14)の差込み孔(b)に差込む時に、嵌合孔と嵌合片が容易に嵌合して繋止できる。
このように、嵌合孔と嵌合片の嵌合が容易に出来ることによって、簡単に閉蓋出来て重量物を収容する場合でも安心して運搬に使用出来る持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
請求項5に係る本発明のキャリーカートンは、嵌合片(41)と取っ手繋止板(14)がミシン目を介して連接されていることによって、閉蓋する時に、差込み片(13)を、嵌合片(41)が設けられた取っ手繋止板(14)の差込み孔(b)に差込む場合に、嵌
合片を簡単に折り曲げることが出来、嵌合孔と嵌合片が容易に嵌合して繋止できる。
このように、嵌合孔と嵌合片の嵌合が容易に出来ることによって、簡単に閉蓋出来て重量物を収容する場合でも安心して運搬に使用出来る持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
請求項6に係る本発明のキャリーカートンは、差込み孔(b)は、嵌合片(41)の上下に設けられた切込みの嵌合片(41)の反対側にミシン目と切込みの間が取っ手板(12)の厚み程度離れているミシン目が設けられていることによって、差込み孔(b)に取っ手板(12)の厚み程度の空隙を生じさせて、閉蓋する時に、差込み片(13)を、嵌合片(41)が設けられた取っ手繋止板(14)の差込み孔(b)に差込む場合に差込み易くするとともに安定した嵌合が出来る。
このように、嵌合孔と嵌合片の嵌合が容易に出来てかつ安定することによって、簡単に閉蓋出来て重量物を収容する場合でも安心して運搬に使用出来る持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
以上のとおり、本発明のキャリーカートンにおいては、菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品などを幅広く収容する、キャリーカートンの閉蓋と開蓋とが簡単であって、重量物を収納した場合でも取っ手板と取っ手繋止板とを確実に繋止した状態で持運ぶことができる。
しかも上面板を押げるための上部空隙を設ける必要がないために材料費などが余分に掛からず又内容物の安定性などに優れた板紙製や段ボール紙製やプラスチックシート製などの持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
本発明のキャリーカートンについては、後述する実施例に示すように、通常の印刷をした適宜の板紙などを用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、図1に示すキャリーカートンの無駄が少ない長方形状のブランクを作製して、通常の機械的な製箱工程で、側面板(24)の端部と糊代片(25)とを貼着するなどして、上面を開放した横長直方体状に製箱して、次に、内容物を収納した後、簡単な手作業で、取っ手板(12)を垂直に折立てながら、上面板(11)を水平に閉蓋した後に、取っ手繋止板(14)のそれぞれの差込み孔(b)に、取っ手板(12)のそれぞれの差込み片(13)を、それぞれ差込んで繋止して、図2に示す持運ぶ状態のキャリーカートンを作製することができる。
このようにして、工程が簡単であって作製費用が廉価な、持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
また、上面板(11)を押下げるための上部空隙を設ける必要がないために、前述した従来の、図4、図5に示すキャリーカートンに比較して、板紙や段ボール紙やプラスチックシートなどの材料費を節減することができ、また菓子、ケーキ類やファーストフード類や各種の催事品などを、幅広く安定した状態で収容することができる、持帰り用のキャリーカートンを提供することができる。
以下、本発明のキャリーカートンの実施形態について一例を挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例のキャリーカートンのブランクの平面図である。また図2は、キャリーカートンにおける持運ぶ状態を示す斜視図である。さらに、図3はキャリーカートンの一例のブランクの部分拡大図である。
図1は前面板(21a)と側面板(24a)と後面板(21b)と側面板(24b)と糊代片(25)とを、折り目線(符号がない1点鎖線、以下同じ)を介して順に連設して、前面板(21a),後面板(21b)の上辺に、上面板(11)と、左右の端部に斜めU字状の差込み片(13)と中央下部に横長の指掛け孔(a)とをそれぞれ設けた取っ手板(12)とを、折り目線(g)と谷折り線(d)とを介してそれぞれ順に連設して、左右の側面板(24a)、(24b)の上辺に、中央下部に縦長の差込み孔(b)をそれぞれ設けた取っ手繋止板(14)を、折り目線(g)を介してそれぞれ連設して、前面板(21a)、後面板(21b)左右の側面板(24a),(24b)の下辺に、通常のオートロック式の底面板群(31),(34)を、折り目線を介してそれぞれ連設したキャリーカートンのブランクである。
さらに、取っ手板(12)のそれぞれの斜めU字状の差込み片(13)に、取っ手繋止板(14)に設けられた半円状の嵌合片(41)がちょうど嵌まるような嵌合孔(40)が設けられており、嵌合片(41)は側面板(24a),(24b)に連接された取っ手繋止板(14)のほぼ中央部に設けられている。
図3は図1の取っ手繋止板周辺を拡大した平面図である。ここで、嵌合片(41)は差込み孔(b)と共に連続した切り込みで形成されており、嵌合片を形成する半円状の切り込みと差込み片(13)の差込まれる差込み孔(b)の切り込み及び差込み片2枚分の厚さが入る空隙を形成する差込み孔の両端部(b1)、(b2)の切り込みからなる。
さらに、嵌合片の差込み孔(b)の切り込みに連続する位置にミシン目(j)が設けられており、嵌合片(41)と取っ手繋止板(14)はミシン目(j)を介して連接されている。
嵌合片(41)の上下に設けられた、差込み孔(b)の切込みの嵌合片(41)の反対側にミシン目(h)が設けられ、ミシン目(h)と切込みの間は取っ手板(12)の厚み程度離れている。
このようにすることによって、差込み孔への差込み片の挿入及び嵌合孔への嵌合片の嵌め込みと取り外しを容易に行うことが出来るのみならず、重量物を収納したり、運搬中の取り扱いによって取っ手板に大きな荷重が掛かったときでも容易には外れることのない嵌合状態を維持出来るようになった。
本発明のキャリーカートンは通常の製造工程の格別の変更を必要とせずに従来の工程で製造することが出来る。
<実施例1>
表面に通常の印刷をした350g/m2の裏白コートボール紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、図1のような長方形状のブランクを作製した。
次に、従来と同様の通常の機械的な製箱工程(サック貼と通称する)で、図1に示すキャリーカートンのブランクの、1点鎖線で示す折り目線と折り目線(g)とを山折り(印刷をした表面側が山になる、以下同じ)して、破線で示す谷折り線を谷折り(印刷をした表面側が谷になる、以下同じ)して、側面板(24b)の端部と糊代片(25)とを、またオートロック式の底面板群(31),(34)どうしを、それぞれ接着剤を用いて貼着して、上面を開放した横長直方体状に製箱する。
そして、簡単な手作業で、内容物である菓子、ケーキ類などを収容して、図2に示すように、取っ手板(12),(12)を垂直に折立てながら、上面板(11),(11)を水平に閉蓋した後に、取っ手繋止板(14),(14)のそれぞれの差込み孔(b)に、取っ手板(12),(12)のそれぞれの差込み片(13),(13)を、それぞれ差込んで繋止して、持運ぶ状態のキャリーカートンを作製した。
この本発明のキャリーカートンは、嵌合片と嵌合孔が半円形であるために、閉蓋する時に、嵌合孔の設けられた差込み片を、差込み孔の一部を連接させた嵌合片が設けられた取っ手繋止板の差込み孔に差込む時に、嵌合孔と嵌合片が容易に嵌合して繋止できた。また、嵌合の解除の場合も同様であった。
このように、嵌合孔と嵌合片の嵌合と嵌合の解除が容易に出来ることによって、簡単に閉蓋出来て重量物を収容する場合でも安心して運搬に使用出来る持帰り用のキャリーカートンを提供することができた。
嵌合片と取っ手繋止板がミシン目を介して連接されていることによって、閉蓋する時に、差込み片を、嵌合片が設けられた取っ手繋止板の差込み孔bに差込む場合に、嵌合片をを簡単に折り曲げることが出来て嵌合孔と嵌合片が容易に嵌合して繋止できた。
差込み孔は、嵌合片の上下に設けられた切込みの嵌合片の反対側に切込みとの間が取っ手板の厚み程度離れているミシン目が設けられていることによって、差込み孔に取っ手板の厚み程度の空隙を生じさせて、閉蓋する時に、差込み片を、嵌合片が設けられた取っ手繋止板の差込み孔に差込む場合に差込み易くするとともに安定した嵌合が出来た。
以上のように本発明のキャリーカートンによって、重量物を運搬する場合においても、取っ手板と取っ手繋止板とをさらに確実に繋止した状態で持運ぶことができる持帰り用のキャリーカートンを得ることができた。
本発明のキャリーカートンの一例のブランク展開図 本発明のキャリーカートンの一例の斜視概観図 本発明のキャリーカートンの一例のブランクの部分拡大図 従来のキャリーカートンの一例のブランク展開図 従来のキャリーカートンの一例の斜視概観図
符号の説明
11…上面板
12…取っ手板
13…差込み片
14…取っ手繋止板
15…押え片
21…前面板、後面板
21a…前面板
21b…後面板
24…側面板
24a…側面板
24b…側面板
25…糊代片
31…底面板群
34…底面板群
40…嵌合孔
41…嵌合片
a…指掛け孔
b…差込み孔
d…谷折り線
g…折り目線
h…ミシン目
j…ミシン目

Claims (6)

  1. 前面板、側面板,後面板、側面板が折り目線を介して連設され、前面板と後面板には蓋となる上面板と取っ手板が折り目線を介して連設され、側面板には取っ手繋止板が折り目線を介して連設され、取っ手板の中央下部に横長の指掛け孔と左右端部に斜めU字状の差込み片とをそれぞれ設け、取っ手繋止板の中央下部に縦長の差込み孔をそれぞれ設け、取っ手板を垂直に折立ながら上面板を水平に閉蓋した後に、取っ手繋止板のそれぞれの差込み孔に取っ手板のそれぞれの差込み片を差込んで繋止するキャリーカートンにおいて、
    取っ手板の、斜めU字状の差込み片に嵌合孔が設けられ、取っ手板を垂直に折立て重ね合わせたときに、嵌合孔が設けられた差込み片と、嵌合孔が設けられていない差込み片が対向し、取っ手繋止板に差込み孔の一部を連接させた嵌合片が設けられており、差込み孔に差込み片を差込むと嵌合孔の中に嵌合片がちょうど嵌るように嵌合することを特徴とするキャリーカートン。
  2. 嵌合孔が同じ取っ手板に設けられた差込み片にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーカートン。
  3. 嵌合孔が異なる取っ手板に設けられた差込み片にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーカートン。
  4. 嵌合片と嵌合孔が半円形であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のキャリーカートン。
  5. 嵌合片と取っ手繋止板はミシン目を介して連接されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のキャリーカートン。
  6. 差込み孔は、嵌合片の上下に設けられた切込みの嵌合片の反対側にミシン目が設けられ、ミシン目と切込みの間が取っ手板の厚み程度離れていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のキャリーカートン。
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