JP3238503U - カードホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】カード類を簡単に挟み込んで、しっかりと保持することができ、挟持されたカード類の変形が防止されるカードホルダーを提供する。【解決手段】シートSに切込を入れてベース部1の内側に保持片2を形成し、保持片2には、幅方向の局所のヒンジ線3から一方へ延びる頭片部4と、頭片部4の根元のヒンジ線3がない部分から他方へ延びる尾片部5とを設ける。尾片部5に対向するベース部1の切込の端縁を係止端縁6とし、ヒンジ線3から尾片部5の先端までの距離は、ヒンジ線3からベース部1の係止端縁6までの距離よりも長く設定されたものとする。保持片2をヒンジ線3を軸に折り返し、尾片部5をベース部1の係止端縁6に臨む部分に乗り上げさせ、保持片2の折返状態からの戻りが阻止された状態で、ベース部1と保持片2の尾片部5との間にカード類Cを挟み込むようにする。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば、包装箱に保証書やPOP等のカード類を保持するカードホルダーに関するものである。
下記特許文献1(第7頁、第11図参照)には、図10に示すような段ボール製シートから成る包装箱が記載されている。この包装箱は、端壁51及び側壁52にそれぞれ内蓋フラップ53及び外蓋フラップ54が連設され、内蓋フラップ53にカードホルダーを備えたものとされている。
このカードホルダーは、内蓋フラップ53にコ字状の切込を入れてベース部55の内側に保持片56を形成し、ベース部55から保持片56を僅かに起こして生じた隙間にカード類Cを差し込み、保持片56の復元方向への反発により、ベース部55と保持片56とでカード類Cを挟持するものである。
実開昭59-153819号公報
しかしながら、上記カードホルダーでは、使用に際し、ベース部55と同一面上にある保持片56を段ボールシートの剛性に抗して撓ませるように起こす必要があり、カード類Cをベース部55と保持片56の間に挟む作業に手間取ることがあった。
また、ベース部55から保持片56を起こしたとき、保持片56が根元に折り癖がつくと、保持片56の反発が弱くなって、カード類Cがベース部55と保持片56の間から抜け出してしまう恐れがあった。
そのほか、挟持されたカード類Cの保持片56で押圧される部分が裏側から支持されていないので、保持片56の反発が強すぎると、カード類Cの保持部が折れ曲がって変形してしまう恐れがあった。
そこで、この考案は、カード類を簡単に挟み込んで、しっかりと保持することができ、挟持されたカード類の変形が防止されるカードホルダーを提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この考案は、シートに切込を入れてベース部の内側に保持片が形成され、前記ベース部と前記保持片とでカード類が挟持されるカードホルダーにおいて、
前記保持片は、幅方向の局所で前記ベース部にヒンジ線を介して繋がり、前記保持片には、前記ヒンジ線から一方へ延びる頭片部と、前記頭片部の根元のヒンジ線がない部分から他方へ延びる尾片部とが設けられ、
前記尾片部に対向する前記ベース部の切込の端縁が係止端縁とされ、
前記ヒンジ線から前記尾片部の先端までの距離は、前記ヒンジ線から前記ベース部の係止端縁までの距離よりも長く設定され、
前記保持片を前記ヒンジ線を軸に折り返し、前記尾片部を前記ベース部の係止端縁に臨む部分に乗り上げさせ、前記保持片の折返状態からの戻りが阻止された状態で、前記ベース部と前記保持片の尾片部又は頭片部との間にカード類を挟み込むものとしたのである。
そして、前記保持片は、前記ヒンジ線が平行するように向き合って前記シートに配置されているものとしたのである。
或いは、前記保持片は、前記ヒンジ線が一直線に沿うように横に並んで前記シートに配置されているものとしたのである。
そのほか、前記シートが段ボールであり、前記ヒンジ線が段ボールの段目に交差する方向に延びているものとし、前記尾片部によるカード類の押付力を強化したのである。
また、前記ベース部の係止端縁には、突出した部分が設けられ、前記保持片の折り返しに伴い、前記係止端縁の突出した部分に前記尾片部が乗り上げるものとし、前記保持片を容易に折り返して、前記尾片部を前記ベース部の突出した係止端縁に臨む部分に係合させることができるようにしたのである。
この考案に係るカードホルダーでは、尾片部がベース部の係止端縁に臨む部分に乗り上げて、保持片が折り返した状態で戻り止めされているので、カード類をベース部と保持片の尾片部又は頭片部との間に容易に挟み込むことができる。
そして、カード類をベース部と保持片の尾片部との間に挟み込むと、折り返された保持片の反発により、カード類が尾片部でベース部の係止端縁に臨む部分に強く押し付けられて、しっかりと保持される。
このとき、カード類が尾片部で押される部分は、ベース部の係止端縁に臨む部分で裏側から支持されているので、折り返された保持片の反発が強くても、カード類の保持部が折れ曲がって変形する現象が防止される。
この考案の説明用の第1実施形態に係るカードホルダーによるカード類の保持状態を示す斜視図 同上のカードホルダーの(a)使用前の状態、(b)使用時の状態をそれぞれ示す平面図 (a)~(d)同上のカードホルダーの保持片の折返過程を示す斜視図 同上の包装箱のフラップへの適用例を示す斜視図 同上の第2実施形態に係るカードホルダーの(a)使用前の状態、(b)使用時の状態をそれぞれ示す部分平面図 同上の包装箱の側壁への適用例を示す斜視図 同上の第3実施形態に係るカードホルダーの(a)使用前の状態、(b)使用時の状態をそれぞれ示す部分平面図 同上の包装箱の側壁への適用例を示す斜視図 同上の包装箱を天地反転した使用例を示す斜視図 特許文献1に記載のカードホルダー付き包装箱におけるカード類の保持状態を示す斜視図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、第1実施形態で説明した事項については、第2及び第3実施形態での詳細な説明は省略する。
<第1実施形態>
(カードホルダーの概要)
図1は、包装箱等を構成する段ボール製シートSにおいて、カードホルダーを備えた部分を示す。このカードホルダーは、シートSに切込を入れて、ベース部1とその内側に位置する保持片2とを形成し、ベース部1と保持片2とでカード類Cが挟持されるようにしたものである。カード類Cとしては、例えば、包装される商品の品質保証書や、製品検査証が想定される。
(ブランク)
図2(a)に示すように、ベース部1と保持片2とは、保持片2の両側部のヒンジ線3を介して局所的に繋がっている。ヒンジ線3は、保持片2の折り返しを容易にするため、押罫間に切目を入れたものとされている。
保持片2には、ヒンジ線3から一方へ延びる頭片部4と、頭片部4の根元のヒンジ線3がない幅方向の中間部から他方へ延びる尾片部5とが設けられている。頭片部4は、先端側の両角部が丸められた長方形状とされ、尾片部5は、半円形状で先端縁に僅かな直線部を有する形状とされている。
尾片部5に対向するベース部1の切込の端縁が係止端縁6とされ、係止端縁6の中間部は、僅かに突出している。ヒンジ線3から尾片部5の先端までの距離Aは、ヒンジ線3から係止端縁6までの距離Bよりも長く設定されている。係止端縁6は、保持片2を折り返したとき、尾片部5の先端部が係合する部分である。
このカードホルダーの保持片2は、2個対をなし、ヒンジ線3が平行するように向き合ってシートSに配置されている。ヒンジ線3は、段ボールの中しんの段頂が延びる方向である段目に交差する方向に延びている。
(カードホルダーの使用法)
上記のようなカードホルダーによりカード類Cを保持するには、図3(a)に示すように、ベース部1から尾片部5の先端側を押し込み、図3(b)、(c)に示すように、保持片2をヒンジ線3を軸に折り返す。
次に、図3(d)に示すように、頭片部4の抜出穴に進入した尾片部5をベース部1の係止端縁6に臨む部分に乗り上げさせ、保持片2の折返状態からの反発による戻りが阻止された状態とする。
この状態で、図1及び図2(b)に示すように、対向する尾片部5の先端側を僅かに起こし、尾片部5の先端部とベース部1の係止端縁6に臨む部分との間に生じた隙間にカード類Cを深く差し込んで、尾片部5から手を離し、尾片部5を反発力で復元させる。
(効果)
上記のようなカードホルダーでは、尾片部5がベース部1の係止端縁6に臨む部分に乗り上げて、保持片2が折り返した状態で戻り止めされているので、カード類Cをベース部1と保持片2の尾片部5との間に容易に挟み込むことができる。
そして、カード類Cは、折り返された保持片2の反発により、尾片部5でベース部1の係止端縁6に臨む部分に強く押し付けられて、しっかりと保持される。また、尾片部5による押付力は、段ボールの段目がヒンジ線3と交差する方向へ向いていることによっても強化されている。
このとき、カード類Cが尾片部5で押される部分は、ベース部1の係止端縁6に臨む部分で裏側から支持されているので、折り返された保持片2の反発が強くても、カード類Cの保持部が折れ曲がって変形する現象が防止される。また、頭片部4の抜出穴がカード類Cで塞がれるので、隙間が目立つこともない。
また、ベース部1の係止端縁6の中間部が突出しているので、頭片部4の両端部及びその抜出穴が大きくなって、保持片2を容易に折り返すことができ、尾片部5をベース部1の突出した係止端縁6に臨む部分に容易に乗り上げさせて、係合させることができる。
(カードホルダーの適用例)
図4に示すように、このカードホルダーは、周囲の端壁21及び側壁22から内蓋フラップ23,24及び外蓋フラップ25がそれぞれ延出された包装箱において、内蓋フラップ23を上述のシートSとして適用することができる。
このような包装箱に適用すると、折り返された保持片2の反発により、尾片部5でベース部1の係止端縁6に臨む部分にカード類Cが強く押し付けられて、保証書等のカード類Cを内蓋フラップ23から脱落しないようにしっかりと保持でき、カード類Cの折れ曲がりによる変形も抑制される。
<第2実施形態>
図5に示すカードホルダーは、シートSに切込を入れてベース部1の内側に形成した保持片2の幅が広く、頭片部4から2個の尾片部5が延びているものである。尾片部5は台形状とされ、尾片部5に対向するベース部1の係止端縁6は直線状とされている。
このカードホルダーは、図6に示すように、包装箱を利用してPOP等のカード類Cを保持する場合に、側壁22を上述のシートSとして適用することができる。
このように適用すると、折り返された保持片2の反発により、カード類Cが尾片部5でベース部1の係止端縁6に臨む部分に強く押し付けられて、保持片2が1個であっても、POP等のカード類Cを側壁22から脱落しないようにしっかりと起立状態で保持でき、カード類Cの折れ曲がりによる変形も抑制される。
<第3実施形態>
図7に示すカードホルダーは、シートSに切込を入れてベース部1の内側に形成した保持片2が2個対をなし、ヒンジ線3が一直線に沿うように横に並んでシートSに配置されている。保持片2は、頭片部4の幅方向の外側に位置する一側部から尾片部5が延びた形状とされている。
このカードホルダーもまた、図8に示すように、包装箱を利用してPOP等のカード類Cを保持する場合に、側壁22を上述のシートSとして適用することができる。
このように適用すると、折り返された保持片2の反発により、カード類Cが尾片部5でベース部1の係止端縁6に臨む部分に強く押し付けられて、POP等のカード類Cを側壁22から脱落しないようにしっかりと起立状態で保持でき、カード類Cの折れ曲がりによる変形も抑制される。
また、図9に示すように、この包装箱は、底壁26が上向きとなるように天地反転して設置した場合、ベース部1と保持片2の頭片部4との間にカード類Cを挟み込むこともできる。このような場合においても、尾片部5がベース部1の係止端縁6に臨む部分に乗り上げて、保持片2が折り返した状態で戻り止めされているので、カード類Cを安定した状態で保持することができる。
<その他>
なお、上記各実施形態では、ヒンジ線3が段ボール製のシートSの段目に対して交差する方向に形成されたカードホルダーを例示したが、段ボールの剛性が強い場合等、条件によっては、ヒンジ線3が段目に平行となる方向に形成してもよい。
また、カードホルダーを形成するシートSとして段ボールを例示したが、シートSは、板紙や合紙、プラスチックの薄板等であってもよく、これらに切込を入れてベース部1及びその内側の保持片2を形成するようにしてもよい。
また、適用例として包装箱にカード類Cを保持する場合を挙げたが、このカードホルダーは、サインボードや各種掲示板等、様々な対象物にカード類Cを保持するために使用することができる。そして、これらの用途において、カード類Cを脱落しないようにしっかりと保持することができる。
1 ベース部
2 保持片
3 ヒンジ線
4 頭片部
5 尾片部
6 係止端縁
21 端壁
22 側壁
23,24 内蓋フラップ
25 外蓋フラップ
26 底壁
C カード類
S シート

Claims (5)

  1. シート(S)に切込を入れてベース部(1)の内側に保持片(2)が形成され、前記ベース部(1)と前記保持片(2)とでカード類(C)が挟持されるカードホルダーにおいて、
    前記保持片(2)は、幅方向の局所で前記ベース部(1)にヒンジ線(3)を介して繋がり、前記保持片(2)には、前記ヒンジ線(3)から一方へ延びる頭片部(4)と、前記頭片部(4)の根元のヒンジ線(3)がない部分から他方へ延びる尾片部(5)とが設けられ、
    前記尾片部(5)に対向する前記ベース部(1)の切込の端縁が係止端縁(6)とされ、
    前記ヒンジ線(3)から前記尾片部(5)の先端までの距離は、前記ヒンジ線(3)から前記ベース部(1)の係止端縁(6)までの距離よりも長く設定され、
    前記保持片(2)を前記ヒンジ線(3)を軸に折り返し、前記尾片部(5)を前記ベース部(1)の係止端縁(6)に臨む部分に乗り上げさせ、前記保持片(2)の折返状態からの戻りが阻止された状態で、前記ベース部(1)と前記保持片(2)の尾片部(5)又は頭片部(4)との間にカード類(C)を挟み込むことを特徴とするカードホルダー。
  2. 前記保持片(2)は、前記ヒンジ線(3)が平行するように向き合って前記シート(S)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカードホルダー。
  3. 前記保持片(2)は、前記ヒンジ線(3)が一直線に沿うように横に並んで前記シート(S)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカードホルダー。
  4. 前記シート(S)が段ボールであり、前記ヒンジ線(3)が段ボールの段目に交差する方向に延びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカードホルダー。
  5. 前記ベース部(1)の係止端縁(6)には、突出した部分が設けられ、前記保持片(2)の折り返しに伴い、前記係止端縁(6)の突出した部分に前記尾片部(5)が乗り上げることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカードホルダー。
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