JPH04254919A - トラッキング制御方法及び装置 - Google Patents

トラッキング制御方法及び装置

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Publication number
JPH04254919A
JPH04254919A JP3016336A JP1633691A JPH04254919A JP H04254919 A JPH04254919 A JP H04254919A JP 3016336 A JP3016336 A JP 3016336A JP 1633691 A JP1633691 A JP 1633691A JP H04254919 A JPH04254919 A JP H04254919A
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JP
Japan
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output
signal
track
light beam
tracking error
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Application number
JP3016336A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Yoshio Suzuki
芳夫 鈴木
Yukio Fukui
幸夫 福井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録再生装置に係り
、特にトラッキング制御の引き込みに好適なトラッキン
グ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学的或は磁気光学的な信号記録
再生方式を利用した光ディスクや光磁気ディスク等が開
発されており、これらディスクの記録、再生を行なう光
学式記録再生装置が開発されている。これらの装置では
、光ピックアップから得られるトラッキング誤差信号の
極性とレベルに応じてトラッキングアクチュエータを駆
動し、ディスクの偏心等にかかわらず常にトラック中心
を追従するようトラッキング制御を行なっている。
【0003】一方、ディスクから処理装置へのデータ転
送速度向上を図るために、ディスクの回転数が高速化さ
れており、ディスクの偏心量低域にもかかわらず、光ビ
ームとトラックとの相対速度が大きくなってきている。 この相対速度は、トラッキング制御帯域から決定される
引込み速度以内であれば、光ビームは目標トラックの位
置に引込まれるが、引込み速度よりも大きい場合には引
込みが不安定となり、異トラック位置に引込まれる。こ
のため、トラック飛び越しを必要とするランダム動作で
は、目標トラックから大きく離れたトラックに引込まれ
、再度のアクセス動作を余儀なくされる事から、アクセ
ス時間が長くなる。
【0004】これらの問題点を解決するものとして特開
昭63−181179号公報が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開昭63−1
81179号公報による方法は、トラッキング誤差信号
とトラッキング和信号の波形の振幅が等しい場合には良
好なトラッキングが可能であるが、トラックの溝深さが
変化するディスクでは、波形振幅が同一とならず、適用
することが不可能となる。
【0006】また、トラックピッチをP、目標トラック
上を原点とするディスク半径方向の光ビームずれ量をX
とすると、上記方法での目標トラックへの引込み許容範
囲は│X│<P/2であるため、│X│>P/2の位置
では目標トラックへの引込みができなくなる欠点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、トラッキング誤差信号と
トラッキング和信号の波形振幅が異なる場合、および│
X│>P/2の範囲に光ビームが位置する場合にも、目
標トラックへの安定な引込みを可能とするとともに、ア
クセス時間の短いランダム動作を実現し得るトラッキン
グ制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記の技術手段を採用している。すなわち
、 (1)情報を記録あるいは再生するためのトラックを有
する情報記録再生媒体と、前記情報記録再生媒体に光ビ
ームを集光するための対物レンズを含む光学系と、前記
光ビームを前記トラックと直交する方向に駆動するトラ
ッキング手段と、前記光ビームと目標トラックとの変位
誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、前記光ビ
ームが前記目標トラック上に位置するかトラック外に位
置するかを検出するオントラック検出手段と、前記トラ
ッキング誤差検出手段の出力に基づいて前記光ビームが
前記目標トラックを追従するように前記トラッキング手
段を制御するトラッキング制御手段を有する情報記録再
生装置において、前記トラッキング誤差検出手段の出力
と前記オントラック検出手段の出力から前記光ビームと
前記目標トラックとの変位に比例した信号を発生する信
号発生手段を設け、前記信号発生手段の出力を前記トラ
ッキング制御手段の制御信号とした。
【0009】(2)前記信号発生手段は、前記トラッキ
ング誤差検出手段の出力をディジタル化するアナログ/
ディジタル変換手段と、前記トラッキング誤差検出手段
の出力の振幅を検出する振幅検出手段と、前記アナログ
/ディジタル変換手段の出力と前記振幅検出手段の出力
と前記オントラック検出手段の出力を入力とする前記光
ビームと前記目標トラックの変位の関係が記憶されたメ
モリ手段と、前記メモリ手段の出力をアナログ信号に変
換するディジタル/アナログ変換手段とで構成させた。
【0010】(3)前記信号発生手段は、前記トラッキ
ング誤差検出手段の出力をディジタル化するアナログ/
ディジタル変換手段と、前記トラッキング誤差検出手段
の出力の振幅を検出する振幅検出手段と、前記アナログ
/ディジタル変換手段の出力と前記振幅検出手段の出力
と前記オントラック検出手段の出力を入力とする前記光
ビームと前記目標トラックの変位の関係が記憶されたメ
モリ手段と、前記トラッキング誤差検出手段と前記オン
トラック検出手段の出力によりアップ/ダウン制御され
るカウンタ手段と、前記メモリ手段の出力を前記カウン
タ手段の出力に応じて処理するデータ処理手段と、前記
データ処理手段の出力をアナログ信号に変換するディジ
タル/アナログ変換手段で構成し、前記データ処理手段
において前記カウンタ手段のカウント値で前記光ビーム
と前記目標トラックとのずれ量及び方向を検出し、前記
光ビームが前記目標トラック上に位置する場合には前記
メモリ手段の出力を、前記光ビームが前記目標トラック
上に位置していない場合には前記カウンタ手段の出力を
、それぞれ前記データ処理手段を介して前記ディジタル
/アナログ変換手段に入力させるよう構成した。
【0011】(4)前記カウンタ手段に、外部からカウ
ンタ値を設定できる外部入力設定手段を設けた構成とし
た。
【0012】
【作用】トラッキング誤差信号とトラッキング和信号の
波形振幅が等しくなく、振幅の比が一定でない場合でも
光ビームとトラックの相対位置に対して正弦波特性のト
ラッキング誤差信号を、信号発生手段により相対位置に
対して線形の特性とすることが可能となる。
【0013】また、カウンタ手段により目標のトラック
からのずれ量及び方向を検出し、ずれ量および方向に応
じて、トラッキング誤差信号を補正することにより、目
標トラックのみで信号レベルを零とできるため、引き込
み可能な安定点が唯一となる。このため、光ビームを移
動させるアクチュエータには目標トラック方向への力が
働くことになり、光ビームは確実に目標トラックに引き
込まれるよう制御される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に示すブロック
図及び図2の動作波形図を用いて説明する。
【0015】図1において、トラッキング誤差信号(a
)はA/D変換器20に入力され、ディジタル信号に変
換され、トラッキング誤差信号(a)の極性を示す極性
判別信号(b)と振幅を示す信号(j)が出力される。 A/D変換器20の出力は一般にオフセットバイナリー
形式で出力されるため、トラッキング誤差信号(a)の
極性により、振幅を示す信号(j)の各ビットは”1”
と”0”が反対になる。例えばトラッキング誤差信号(
a)の+1Vにおける振幅信号(j)を(010001
0)とすると、トラッキング誤差信号(a)の−1Vで
の振幅信号(j)は(1011101)となる。 そこで、絶対値回路21では極性判別信号(b)により
、例えばトラッキング誤差信号(a)が負の場合には振
幅信号(j)の各ビットの1/0を反転することにより
、振幅の絶対値を示す信号(j’)をラッチ回路22に
出力する。
【0016】一方、エッジ検出回路25ではトラッキン
グ和信号(d)を波形整形することにより得られるオン
トラック信号(e)の立上り、立ち下がりのエッジを検
出し、エッジ検出信号(k)を出力する。トラッキング
誤差信号(a)の振幅が最大になる時点でオントラック
信号(e)のレベルが変化することから、ラッチ回路2
2において絶対値回路21の出力(j’)をエッジ検出
信号(k)のタイミングでラッチすればトラッキング誤
差信号(a)の振幅Aが検出できる。
【0017】ROM23にはオントラック信号(e)が
”High”、即ち│X│<(P/4)の範囲ではトラ
ッキング誤差信号(a)の振幅Aとトラッキング誤差信
号(a)のレベルVaに対して、数式(1)の演算を行
った結果が記憶されており、一方オントラック信号(e
)が”Low”、即ち(P/4)≦│X│<(P/2)
の範囲では図2の(i’)の破線と矢印で示すように補
正を行った結果が予め記憶されている。
【0018】
【数1】
【0019】ROM23に記憶されたデータはA/D変
換器20の出力(b)と振幅信号(j)とラッチ回路2
2の出力及びオントラック信号(e)に応じてD/A変
換器24に出力される。これにより、D/A変換器24
からは光ビームとトラックの相対位置に対して線形の特
性を有する信号(i)が出力される。
【0020】次に、図3に本発明の第2の実施例を示す
。また図4に図3の動作波形図を示す。図3及び図4に
おいて図1及び図2と同一部分には同一番号を符し、説
明を省略する。
【0021】本実施例ではトラッキング誤差信号(a)
の振幅が図4(a)に示すように正負で非対称の場合の
実施例であり、トラッキング誤差信号(a)の振幅Aの
検出を誤差信号の正/負で別々に行い、誤差信号(a)
が正の場合には正の振幅A+を用い、誤差信号(a)が
負の場合には負の振幅A−を用いる様にしている。
【0022】図3においてエッジ検出回路25の出力(
k)はアンドゲート31により極性判別信号(b)と論
理積が取られ、トラッキング誤差信号(a)の正側の最
大位置を示す信号(r)がアンドゲート31から出力さ
れる。ラッチ回路22aでは絶対値回路21の出力(j
’)をアンドゲート31の出力(r)でラッチし、トラ
ッキング誤差信号(a)の正側の振幅A+を検出する。 一方、アンドゲート32には極性判別信号(b)がイン
バータ33を介して入力されており、この信号とエッジ
検出回路25の出力(k)との論理積を取ることにより
、トラッキング誤差信号(a)の負側の最大位置を示す
信号(s)がアンドゲート32から出力される。ラッチ
回路22bでは絶対値回路21の出力(j’)をアンド
ゲート32の出力(s)でラッチし、トラッキング誤差
信号(a)の負側の振幅A−を検出する。ラッチ回路2
2a,22bの出力はマルチプレクサ34に入力され、
極性判別信号(b)に応じて、トラッキング誤差信号(
a)の正側の振幅A+、あるいは負側の振幅A−を示す
信号が選択されて出力される。ROM23にはオントラ
ック信号(e)が”High”、即ち│X│<(P/4
)の範囲ではトラッキング誤差信号(a)の振幅Aとト
ラッキング誤差信号(a)のレベルVaに対して、数式
(1)の演算を行った結果が記憶されており、オントラ
ック信号が”Low”、即ち(P/4)≦│X│<(P
/2)の範囲では図2の(i’)の破線と矢印で示すよ
うに補正を行った結果が予め記憶されている。ROM2
3に記憶されたデータはA/D変換器20の出力(b)
と振幅信号(j)とマルチプレクサ34の出力、及びオ
ントラック信号(e)に応じてD/A変換器24に出力
される。これにより、D/A変換器24からは光ビーム
とトラックの相対位置に対してほぼ線形の特性を有する
信号(i)が出力される。
【0023】本実施例では、トラッキング誤差信号(a
)の振幅が正負で非対称であり、正弦波とは異なってい
るため、D/A変換器24から出力される信号(i)は
光ビームとトラックの相対位置に対して多少線形特性か
らずれるものの、正負のレベルが対称な信号が得られる
【0024】次に、図5に本発明の第3の実施例を示す
。また図6に図5の動作波形図を示す。図5及び図6に
おいて図1及び図2と同一部分には同一番号を符し、説
明を省略する。
【0025】本実施例においてアップ/ダウンカウンタ
27には極性判別信号(b)とオントラック信号(e)
が入力されている。アップ/ダウンカウンタ27は、光
ビームがディスクの内周方向に移動してオントラック信
号(e)が”Low”のときに極性判別信号(b)が”
Low”から”High”に変化する場合にカウントダ
ウンし、光ビームがディスクの外周方向に移動してオン
トラック信号(e)が”Low”のときに極性判別信号
(b)が”High”から”Low”に変化する場合に
カウントアップするように動作する。アップ/ダウンカ
ウンタ27のリセット端子には、例えばトラッキング制
御ループを開閉する信号(g)が入力され、トラッキン
グ制御ループが開いている状態ではリセットされ、閉じ
ている状態でリセットが解除されるようになっている。 従って、ランダムアクセス動作において、光ビームが目
標トラックに達してトラッキング制御ループを閉じた時
点でリセットが解除されることになる。アップ/ダウン
カウンタ27の出力はデータ処理回路26に入力され、
カウンタ27の値が零の場合にはROM23の出力をそ
のまま出力し、カウンタ27の値が負の場合には最小の
レベルを示す値、例えば(0,−−−,0)を出力し、
カウンタの値が正の場合には最大のレベルを示す信号、
例えば(1,−−−,1)を出力する。データ処理回路
26の出力はD/A変換器24でアナログ信号に変換さ
れ、図6(l)に示すように│X│=(P/2)で信号
の極性が変化せず、目標トラックのみで信号レベルが零
となる様な信号が得られる。
【0026】本実施例でアップ/ダウンカウンタ27に
外部入力装置100を接続して値を外部から設定し、目
標のトラックのみで信号レベルが零となるようにすれば
、光ビームを目標のトラックに移動させる、いわゆるト
ラックジャンプも可能である。
【0027】図7を用いてトラックジャンプの動作を説
明する。目標トラックを再生している状態では、図7(
l)の実線で示すように、目標トラックのみで信号レベ
ルが零になり、目標トラックが唯一の安定点となってい
る。この時のアップ/ダウンカウンタ27の出力値は零
である。ここで、例えばマイクロコンピュータ7からの
信号(m)によりカウンタ27の値を設定するとし、例
えばカウンタの値として2を設定するとカウンタの値が
零の位置、すなわち安定点は図7(l’)の実線で示す
2トラック移動した位置となり、光ビームはこの位置に
向かって移動してトラックジャンプが行われることにな
る。従って、ジャンプ方向とトラックジャンプ数に応じ
てカウンタの値を±nに設定することにより±nのトラ
ックジャンプができる。
【0028】図8に本発明の第4の実施例を示す。また
図9に図8の動作波形図を示す。図8及び図9において
図5及び図6と同一部分には同一番号を符し、説明を省
略する。
【0029】一般に光ディスクには、各トラックのアド
レス情報がトラック溝と共にピットとして予め形成され
ている。このアドレス情報記録部分では図9のトラッキ
ング誤差信号(a)及びトラッキング和信号(d)の様
に信号波形が乱される。これにより、極性判別信号(b
)及びオントラック信号(e)が誤って出力され、目標
トラックまでのトラック数及びトラッキング誤差信号(
a)の振幅Aの検出に誤りが発生する可能性がある。そ
こで、本実施例ではアドレス情報記録部分を示す信号(
q)を用いて誤検出を防止するものである。
【0030】図8においてトラックのアドレス情報記録
部分を示す信号(q)はラッチ回路28,29及びアン
ドゲート30に入力される。エッジ検出回路25から出
力されたエッジ検出信号(k)はアンドゲート30で信
号(q)と論理積が取られた後、この出力信号(k’)
がラッチ回路22に入力される。ラッチ回路22では、
絶対値回路21の出力(j’)をアンドゲート30の出
力(k’)によりラッチすることでトラッキング誤差信
号(a)の振幅Aが検出される。ラッチ回路28では信
号(q)が”Low”の期間、オントラック信号(e)
をラッチするようにしている。また、ラッチ回路29で
は信号(q)が”Low”の期間、極性判別信号(b)
をラッチするようにしている。アップ/ダウンカウンタ
27は、光ビームがディスクの内周方向に移動してラッ
チ回路28の出力(e’)が”Low”のときにラッチ
回路29の出力(b’)が”Low”から”High”
に変化する場合にはカウントダウンし、光ビームがディ
スクの外周方向に移動してラッチ回路28の出力(e’
)が”Low”のときにラッチ回路29の出力(b’)
が”High”から”Low”に変化する場合にカウン
トアップするように動作する。ラッチ回路28の出力は
ROM23にも入力され、ラッチ回路28の出力(e’
)が”Low”の場合には図9の(i’)の破線に示す
ように補正したデータがデータ処理回路26に出力され
る。データ処理回路26にはアップ/ダウンカウンタ2
7の出力も入力され、カウンタの値が零の場合にはRO
M23の出力をそのまま出力し、カウンタの値が負の場
合には最小のレベルを示す値を出力し、カウンタの値が
正の場合には最大のレベルを示す信号を出力する。デー
タ処理回路26の出力はD/A変換器24でアナログの
信号に変換され、目標トラックのみで信号レベルが零と
なる様な信号(l)が得られる。
【0031】本実施例では、アドレス情報記録部分で発
生するエッジ検出信号(k)を信号(q)でマスクする
ため、トラッキング誤差信号(a)の振幅Aを誤って検
出することはない。また、極性検出信号(b)及びオン
トラック信号(e)としてアドレス情報記録部分の直前
のレベルをホールドした信号(b’),(e’)をアッ
プ/ダウンカウンタ27に入力するため、アドレス情報
記録部分で発生するパルスにより誤動作することはない
。また、本実施例でも図3の実施例と同様にジャンプ方
向とトラックジャンプ数に応じてアップ/ダウンカウン
タ27の値を±nに設定することにより±nのトラック
ジャンプが可能である。
【0032】なお、以上の実施例においてトラッキング
誤差信号(a)の正側あるいは負側のみを検出するよう
にした場合には絶対値回路21が不用になる。また、ラ
ッチ回路22はトラッキング誤差信号(a)の振幅Aの
絶対値をラッチする様にしたが、トラッキング誤差信号
(a)の極性即ち極性判別信号(b)をも含めてラッチ
し、ROM23に出力する様にした場合には、絶対値回
路21は不用となる。この場合、ROM23には、振幅
Aの極性も含めたデータを記憶しておく必要があり、容
量が2倍必要になる。また、トラッキング誤差信号(a
)の正側に対するデータのみをROM23に記憶してお
き、負側については極性判別信号(b)に応じてROM
23の出力を反転することにより得てもよい。この場合
には、ROM23の容量を半分にすることができる。さ
らに、振幅をオントラック信号(e)のエッジ毎に検出
するようにしたが、これに限らず、起動時、あるいはト
ラックジャンプ時にだけ行ってもよく、あるいは複数回
検出した結果を平均したものでもよい。また、予め図示
せぬ自動利得制御回路(AGC)により常にトラッキン
グ誤差信号(a)の振幅Aが一定になるようにした場合
には、振幅Aをラッチする必要はなく、A/D変換器2
0の出力(b)と(j)及びオントラック信号(e)の
みをROM23に入力すればよい。この場合には絶対値
回路21、ラッチ回路22が必要なく、ROM23の容
量を少なくすることができる。
【0033】また、オントラック信号(e)のタイミン
グのずれ、トラッキング誤差信号(a)のオフセット等
によりトラッキング誤差信号(a)の振幅Aを小さく検
出した場合、(Va/A)>1となる可能性があり、こ
の場合、数式(1)の解が存在しない。そこで、(Va
/A)>1となるのはトラッキング誤差信号(a)の振
幅が最大になる、即ち│X│=(P/4)付近で発生す
ることから、(Va/A)>1の場合には│X│=(P
/4)における値をROM23に記憶しておき、出力す
るようにすればよい。
【0034】以上の他にも種々の変形が考えられるが、
要はトラッキング誤差信号(a)の振幅Aとトラッキン
グ誤差信号(a)から、数式(1)の関係を用いて光ビ
ームとトラックの相対位置に対して正弦波特性のトラッ
キング誤差信号を、相対位置に対して線形の特性とすれ
ばよい。
【0035】
【発明の効果】トラッキング誤差信号のみを用いて光ビ
ームとトラックの相対位置に対して正弦波特性のトラッ
キング誤差信号を、相対位置に対して線形の特性とする
ため、トラッキング誤差信号とトラッキング和信号の振
幅が等しくなく(A≠D)、振幅の比(A:D)が一定
でない場合にも適用が可能となる。
【0036】また、│X│=(P/2)で信号の極性が
変化せず、目標トラックのみで信号レベルが零となるよ
うにすることにより、引き込み可能な安定点は唯一とな
り、常にアクチュエータには目標トラック方向への力が
働き、光ビームは確実に目標トラックに引き込まれるよ
うに制御される。また、安定点が目標のトラックのみで
あるため、外乱により目標トラックから大きくずれた場
合にも目標のトラックに再び引き込まれるため、外乱に
強くなる。
【0037】さらに、トラッキング誤差信号の振幅に依
存せず、D/A変換器から出力される信号の振幅は常に
一定となり、自動利得制御回路の効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図である
【図2】図1の第1の実施例による各部の動作波形図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図である
【図4】図3の第2の実施例による各部の動作波形図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図である
【図6】図5の第3の実施例による各部の動作波形図で
ある。
【図7】図5の第3の実施例によるトラックジャンプの
動作説明図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示すブロック図である
【図9】図8の第4の実施例による各部の動作波形図で
ある。
【符号の説明】
20…A/D変換器、21…絶対値回路、22…ラッチ
回路、23…ROM、 24…D/A変換器、 25…エッジ検出回路、26…データ処理回路、27…
アップ/ダウンカウンタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録あるいは再生するためのトラッ
    クを有する情報記録再生媒体と、前記情報記録再生媒体
    に光ビームを集光するための対物レンズを含む光学系と
    、前記光ビームを前記トラックと直交する方向に駆動す
    るトラッキング手段と、前記光ビームと目標トラックと
    の変位誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、前
    記光ビームが前記目標トラック上に位置するかトラック
    外に位置するかを検出するオントラック検出手段と、前
    記トラッキング誤差検出手段の出力に基づいて前記光ビ
    ームが前記目標トラックを追従するように前記トラッキ
    ング手段を制御するトラッキング制御手段を有する情報
    記録再生装置において、前記トラッキング誤差検出手段
    の出力と前記オントラック検出手段の出力から前記光ビ
    ームと前記目標トラックとの変位に比例した信号を発生
    する信号発生手段を設け、前記信号発生手段の出力を前
    記トラッキング制御手段の制御信号とすることを特徴と
    するトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】前記信号発生手段は、前記トラッキング誤
    差検出手段の出力をディジタル化するアナログ/ディジ
    タル変換手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力
    の振幅を検出する振幅検出手段と、前記アナログ/ディ
    ジタル変換手段の出力と前記振幅検出手段の出力と前記
    オントラック検出手段の出力を入力とする前記光ビーム
    と前記目標トラックの変位の関係が記憶されたメモリ手
    段と、前記メモリ手段の出力をアナログ信号に変換する
    ディジタル/アナログ変換手段とで構成することを特徴
    とする請求項1記載のトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】前記信号発生手段は、前記トラッキング誤
    差検出手段の出力をディジタル化するアナログ/ディジ
    タル変換手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力
    の振幅を検出する振幅検出手段と、前記アナログ/ディ
    ジタル変換手段の出力と前記振幅検出手段の出力と前記
    オントラック検出手段の出力を入力とする前記光ビーム
    と前記目標トラックの変位の関係が記憶されたメモリ手
    段と、前記トラッキング誤差検出手段と前記オントラッ
    ク検出手段の出力によりアップ/ダウン制御されるカウ
    ンタ手段と、前記メモリ手段の出力を前記カウンタ手段
    の出力に応じて処理するデータ処理手段と、前記データ
    処理手段の出力をアナログ信号に変換するディジタル/
    アナログ変換手段で構成し、前記データ処理手段におい
    て前記カウンタ手段のカウント値で前記光ビームと前記
    目標トラックとのずれ量及び方向を検出し、前記光ビー
    ムが前記目標トラック上に位置する場合には前記メモリ
    手段の出力を、前記光ビームが前記目標トラック上に位
    置していない場合には前記カウンタ手段の出力を、それ
    ぞれ前記データ処理手段を介して前記ディジタル/アナ
    ログ変換手段に入力することを特徴とする請求項1記載
    のトラッキング制御装置。
  4. 【請求項4】前記カウンタ手段に、外部からカウンタ値
    を設定できる外部入力設定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3記載のトラッキング制御装置。
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