JPH06215438A - レーザ記録装置 - Google Patents

レーザ記録装置

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JPH06215438A
JPH06215438A JP5312971A JP31297193A JPH06215438A JP H06215438 A JPH06215438 A JP H06215438A JP 5312971 A JP5312971 A JP 5312971A JP 31297193 A JP31297193 A JP 31297193A JP H06215438 A JPH06215438 A JP H06215438A
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laser
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optical
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JP5312971A
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Blair I Finkelstein
ブレア・イアン・フィンケルシュタイン
David E Call
デーヴィッド・アーネスト・コール
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ記録中のレーザ・フィードバックを最
小にするための、光ディスク装置で使用するレーザ制御
システムの提供。 【構成】 光ディスクが回転する際に発生する光経路長
に小さな変動があっても、レーザを合焦状態に保つ、焦
点制御回路を提供し、わずかに焦点の外れたレベルで焦
点制御を確立する。また、焦点外しによる出力の増大は
較正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に関
し、具体的には、光磁気媒体にデータを書き込む際のレ
ーザ・フィードバックの影響を低減することに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、レーザ光を使用し
て、記憶媒体にデータを記録し、それからデータを感知
する。これらの装置は、コンピュータによって準備され
たデータを記憶するのにしばしば使用され、大量のデー
タを記憶できる能力に価値を認められている。このよう
な装置で使用される媒体は、光に反応し、これによっ
て、データの記録が可能なレベルまで加熱される。光媒
体にデータを書き込むには、レーザ・ビームを媒体表面
に合焦させ、このレーザを比較的高い出力レベルで動作
させて、入力データ・ストリームに応じて媒体を変質さ
せる。データを読み取る際には、レーザ出力レベルを低
いレベルに制御し、媒体はレーザ・ビームによって変質
しないが、反射光が媒体の変質の有無を示すようにす
る。
【0003】光媒体は、一般的に3つの種類があり、1
回だけ書込みができる追記型の媒体と、書込、消去およ
び再書込が可能な書換え型の媒体と、CD−ROMなど
の読取専用媒体がある。本発明は、光磁気(MO)媒体
などの書換え型媒体を使用するシステムに関する。この
ような媒体は、データ書込時に永久的には変質されな
い。MO媒体では、反応性材料の磁化方向が、書込処理
で変更され、消去処理で元の向きに戻される。
【0004】光ディスク・システムを作動させる際に
は、光ディスクごとに読取と書込のための正しいレーザ
出力レベルを設定する必要がある。光ディスクのための
正しいパラメータは、ディスク自体の識別ヘッダにある
情報に含まれる。その情報をシステムが読み取って、較
正回路が、正しいレーザ出力を得るために望まれるレー
ザの電流レベルを設定できるようにする。しかし、レー
ザは、特に温度および老化に伴う動作パラメータの意図
しない変化を受けがちなので、較正システムを使用して
レーザの電流レベルを変更し、諸動作条件の下でレーザ
の寿命全体を通じて正しい出力レベルが維持されるよう
にする。
【0005】所与の光媒体と共に動作するようにレーザ
回路を較正するための一般的慣行は、通常、光ディスク
装置を製造する時点で光媒体におけるレーザ光強度を分
析するものである。この分析を行うため、レーザ制御回
路を、光媒体での所定の所望光強度に合致するように設
定する。分析を行って、装置メモリに入力するデータを
確定する。そのデータを装置プロセッサが使用して、書
込動作および消去動作の際にレーザ出力を制御するディ
ジタル・アナログ変換器(DAC)を設定できるように
する。読取出力レベルと、ベースライン・レベルと呼ば
れる、"0"の数値を書き込むための出力レベルも、装置
プロセッサの制御下で確立される。典型的な光ディスク
装置では、データ記録のベースライン・レベルは、0.
5mWであり、瞬間的な書込出力レベルは、1回の書込
事象の時間空間の間、すなわち媒体上に1個のマークを
書き込むのに必要な時間の間、5〜20mWに確立され
る。レーザは、1回の書込事象中に複数回、高いレベル
からベースライン・レベルへと高速で切り替えられる。
長時間のベースライン・レベルの間に散在する複数の短
い高出力パルスで書込みを行うこともまれではない。
【0006】典型的な光装置では、読取出力レベルは2
mWに設定され、光源が連続的に動作する消去出力レベ
ルは、8mWに設定される。
【0007】現在、半導体ダイオード・レーザが、光デ
ィスク・システムで好ましい光源である。これは、軽量
であり、電気から光出力への変換効率に優れ、注入電流
の制御によって強度変調できる。ビームの平行化素子、
円形化素子および集光素子での損失のため、生成された
光をディスクに結合する光経路の効率は、約50%であ
る。したがって、光源の出力要件は、ディスクで必要な
出力の2倍であり、通常は50mWのダイオード・レー
ザを使用する。
【0008】レーザ発光の安定性が、データ検索の信号
対雑音比を決定する主要因である。ダイオード・レーザ
は、ファブリー−ペロー空洞共振間のモード・ホップを
発生しがちであり、したがって固有の不安定性が生じ
る。さらに、光ディスクからレーザに直接に反射された
光が、レーザの不安定性を大きく増大させる。光磁気
(MO)システムでは、このようなフィードバックを、
受動光学要素を用いて除去することができない。という
のは、信号が、入射直線偏光のカー回転によって、ディ
スク表面に生じる楕円偏光として検出されるからであ
る。しかし、レーザが動作する出力レベルを15〜20
mWパルスまで増大すると、フィードバックに対する感
度が大きく低下する。それでも、書込出力レベルのパル
ス間再現性が問題であり、書込事象の間にデータを正し
く記録できないことの主な原因の1つである。
【0009】米国特許第4639901号明細書は、M
O媒体を照射する際に消去信号の焦点を意図的に外す、
MO記録装置に関する。その目的は、消去動作中にMO
材料の結晶化を引き起こさないようにすることである。
【0010】米国特許第4949329号明細書も、消
去処理に関し、デューティ・サイクルとレーザ出力の調
節ならびに焦点オフセットの提供を必要とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】簡単に言うと、本発明
は、データ記録中のレーザ・フィードバックを最小にす
るための、光ディスク装置で使用するレーザ制御システ
ムを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本システムは、光ディス
クが回転する際に発生する光経路長に小さな変動があっ
ても、レーザを合焦状態に保つ、焦点制御回路を提供す
る。本発明では、この焦点制御回路を使用して、わずか
に焦点の外れたレベルで焦点制御を確立する。書込ビー
ムの焦点を外すと、フィードバックが大きく減少し、し
たがって光ディスクにおける書込パルス振幅のパルス間
再現性が大きく向上する。ビームの焦点を外すと、ディ
スクに臨界量を書き込むのに必要な出力が増大する。こ
の出力の増大を補償するため、ディスク書込に使用した
のと同じレベルの焦点外しを書込出力の較正中にも使用
する。
【0013】
【実施例】これより図面を参照するが、同一の番号は同
一の特徴を示し、複数の図面に現れる同一の参照番号
は、同一の要素を示す。
【0014】図1に、本発明の光データ記憶装置の1実
施例を示す。光ディスク10が、光ディスク記録再生装
置内で方向Aに回転するように取り付けられている。光
ディスク記録再生装置の機械的な詳細は図示しない。レ
ーザ11が、光ビームを発生し、この光ビームが、光経
路12〜15を経て光ディスク10の表面に達する。光
を光ディスク10に向ける光学系には、平行化円形化要
素16、偏光ビーム・スプリッタ17、プリズム18お
よび対物集光レンズ19が含まれる。光ディスク10か
ら反射された光は、光経路15、14、13を経て偏光
ビーム・スプリッタ17に達し、そこで反射されて、光
経路20を経てビーム・スプリッタ21に向かう。反射
ビームの一部は、光経路22を経て、光検出器配置を含
むトラッキング/焦点制御回路23に達する。反射光の
残りの部分は、光経路24を経て、四分の一波長板25
を通りビーム・スプリッタ26に達する。反射ビームの
P+S成分は、光経路27を経て、データ検出回路30
内の光検出器に達する。P−S成分は、プリズム28に
よって反射され、光経路29を経て、データ検出回路3
0内のもう1つの光検出器に達する。データ検出回路3
0は、光媒体の磁化方向を検出し、それに従って出力デ
ータ・ストリームを生成するため、P+S成分とP−S
成分の相対的な大きさを決定する。
【0015】プリズム18と対物集光レンズ19は、移
動可能なキャリッジ31内に取り付けられている。キャ
リッジ31は、トラッキング/焦点制御回路23のトラ
ッキング部分に応答して、方向BまたはCのいずれかに
キャリッジを移動させ、レーザ・ビームが光ディスク1
0の表面を横切って所望のトラックに当たるようにす
る。対物集光レンズ19は、トラッキング/焦点制御回
路23の焦点部分に応答して方向DまたはEに移動する
ように、レンズ・キャリッジ32内に取り付けられてい
る。こうして、レーザ11から発生された光ビームが、
光ディスク10の表面上で合焦状態に維持される。
【0016】レーザ11から出た光の一部は、偏光ビー
ム・スプリッタ17によって反射され、光経路9を経
て、レーザ出力制御回路35内の光検出器に達する。こ
うして、レーザ出力制御回路35は、レーザ11からの
光出力を監視して、レーザ駆動電流を制御することによ
り正しい出力レベルを確立し維持することができるよう
になる。
【0017】このシステムの動作のすべての態様を制御
するため、マイクロプロセッサ33がランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM)37と共に設けられている。マイ
クロプロセッサ33から供給される制御信号は、線34
を経て、ディジタル・アナログ変換器(DAC)4に達
する。DAC4は、ディジタル入力に応じてビーム強度
を設定するため、レーザ出力制御回路35にアナログ信
号を供給する。こうして、レーザ11は、読取、書込ま
たは消去に適した強度を生ずるように設定される。書込
データ回路121は、入力データ・ストリームを受け取
り、書込動作中にレーザ出力制御回路35に変調入力を
供給する。線36を介してマイクロプロセッサ33から
出力を供給して、トラッキング/焦点制御回路23を制
御する。
【0018】図2に、図1の装置と共に使用するための
集光回路23'を示す。焦点制御のより完全な説明は、
参照によって本明細書に組み込まれる米国特許第512
8913号明細書に出ている。対物集光レンズ19は、
レンズ・キャリッジ32に担持されて、レーザ11から
発生されたビームを光経路15を経て光ディスク10の
表面上に合焦させる。光学系300は、図1に詳細に示
した、光経路12〜15に沿った様々な光学素子を表
す。集光コイル303が、レンズ・キャリッジ32の回
りに、好ましくはこれと共に移動可能に取り付けられて
いる、。集光コイル303は、フレーム(図示せず)上
に適当に取り付けられた永久磁石302から発生する静
止磁界と互いに作用しあう磁界を生成する。1組のベア
リング301が、レンズ・キャリッジ32を対物集光レ
ンズ19の光軸に沿って移動できるように、滑動可能に
支持する。
【0019】光ディスク10は、レーザ11から対物集
光レンズ19と光学系300を介して供給されたビーム
を反射する。光学系300は、反射光を方向変更して、
光経路22に沿って焦点検出器304に向ける。焦点検
出器304は、電気線305を介して集光回路23'に
焦点誤差信号(FES)を供給する。集光回路23'
は、光ディスク10に向かうまたはこれから離れる方向
でのレンズ・キャリッジ32の移動を活動化させる、適
当な焦点制御信号を供給するように、信号線306によ
って集光コイル303に結合される。
【0020】図3に、レーザ11のビームの焦点を得る
ために対物集光レンズ19を光ディスク10に向かって
移動させるように設計された、ランプ(傾斜)形の開ル
ープ位置制御信号310を示す。最初、反転ステップ3
11で、対物集光レンズ19が、開ループ位置制御信号
310によって、最遠隔位置、すなわち光ディスク10
から最も遠い位置に移動される。これは、FES信号の
部分312によって示される焦点外れ状態を表す。開ル
ープ位置制御信号310は、位置制御パルス313で表
されるように変調される。位置制御パルス313は、瞬
間的にかつ繰り返し、対物集光レンズ19を合焦状態に
近づく方向に移動させる。対物集光レンズ19は、連続
する各位置制御パルス313の間で惰行でき、これによ
って対物集光レンズ19の移動のソフト制御をもたら
す。FES信号のこの部分312は、焦点外れ状態を示
すが、FESの正の移行部分314は、点315の合焦
位置への接近を示す。ピーク314が検出され、その結
果、ピーク検出出力信号316が発生する。この時点
で、位置制御パルス313が打ち切られ、レンズは、合
焦状態に向かって惰行する。停止パルスまたは反転パル
ス317が、対物集光レンズ19を焦点維持区域内に停
止させ、焦点維持サーボがレンズの焦点を維持する。焦
点制御回路は、焦点を維持するために電力増幅器に制御
の変更を供給する補償回路318(図3)を含む。
【0021】本発明を実施するには、書込処理中に、レ
ンズの焦点をわずかに外して、図2に示すように、焦点
330が、光ディスク10の反応層の表面に直接当たら
ないようにすることが望ましい。これを行うため、書込
動作を開始する時には、レンズをわずかに移動してディ
スクの反応層から焦点を外し、その書込動作が完了する
までこの状態を保つように、マイクロプロセッサ33か
ら焦点回路群を制御する。マイクロプロセッサ33は、
線36を介して制御信号を供給して、焦点オフセット回
路331が、焦点オフセット信号を線332に供給し、
書込動作が開始される時には、集光回路23'の制御点
をわずかにオフセットさせその書込動作が完了するまで
この状態を維持できるようにする。こうして、集光回路
23'の焦点サーボが、光ディスク10の表面に対して
相対的に焦点の外れた位置に焦点330を確立し、維持
する。
【0022】図4は、光ディスク10の表面の一部の概
略図であり、ディスクの表面上の様々なトラック201
と、ユーザ区域204と205の間にあるセクタ・ヘッ
ダ領域202および203を示す。MOディスクでは、
消去可能領域である光磁気領域は、ユーザ区域204お
よび205である。トラックは、同心円状とすることも
できるが、連続したらせん状に形成することが好まし
い。セクタ・ヘッダ領域202および203には、現在
のところ、特定のトラックおよびセクタを識別するデー
タと、セクタ・マークとが永久的に刻印される。ディス
クの容量を増加させるためバンド分割された媒体を含
む、さらに複雑な光ディスク・フォーマットが提案され
ている。その種のフォーマットを用いる場合、媒体は、
環状のバンドに分割される。これらのバンドのそれぞれ
にデータが記録される周波数は、各バンドのおおよその
直径に従ってスケーリングされ、その結果、記録密度
が、各バンドの内周で一定になる。バンド分割式フォー
マットには、ヘッダが、図4に示すように放射状に整列
していないものもある。しかし、本発明のシステムは、
ディスクのフォーマットに依存せず、図4は、理解を助
けるために示したものにすぎず、トラック、セクタおよ
びヘッダの限定的な概略図として示したものではない。
【0023】図5に、レーザ出力制御回路35の詳細な
回路を示す。レーザ11から出た放射線は、光経路9を
介して光検出器8によって受け取られ、DACを較正す
るためのフィードバックを提供し、その結果、正しい設
定が確認される。光検出器8から生じる電流の振幅は、
光経路9を介して受け取られるレーザ・ビームの強度に
応じて変化する。光検出器8の出力電流は、トランスイ
ンピーダンス増幅器7に供給され、線6上の基準値VR
と比較される。トランスインピーダンス増幅器7の出力
は、線5上の信号であり、レーザ11の出力ビーム強度
を表す。線5の信号レベルを較正するため、ポテンショ
メータ38で、トランスインピーダンス増幅器の利得を
調節する。
【0024】通常の読取動作中およびベースライン書込
動作中、この回路は、線5上の信号レベルに応答して、
レーザ11の所定の強度値での動作を維持する。たとえ
ば、この回路は、読取動作中には2mWのレベルを維持
し、ベースライン書込動作中には0.5mWのレベルを
維持する。
【0025】線5上の信号を線71上の信号と合計し
て、増幅器70から電圧誤差出力が供給される。この電
圧誤差出力は、たとえば2mWなど所望のレーザ出力レ
ベルと、実際のレーザ出力レベルの差を表す。この誤差
信号は、制御スイッチ75を介して渡される。制御スイ
ッチ75は、線76を介してマイクロプロセッサ33か
ら受け取った信号によって、読取動作またはベースライ
ン書込動作中に閉じる。コンデンサ77は、増幅器70
から受け取った信号を平滑化し、制御スイッチ75が開
いている時にサンプル/ホールド・コンデンサとして働
く。第2増幅器78は、抵抗79を介して制御トランジ
スタ80に誤差信号を渡すため、この信号を緩衝し増幅
する。制御トランジスタ80は、第2のトランジスタ8
1の電流制御として働く。トランジスタ81は、そのベ
ースが制御トランジスタ80のコレクタに接続されてお
り、電圧シフト・ダイオード82を通ってレーザ11に
流れる駆動電流を供給する。
【0026】トランジスタ81を通って流れる駆動電流
の値は、使用されるモードの全電流である。読取モード
では、トランジスタ81を通って流れる電流は、2mW
を発生するのに必要な電流である。記録モードでは、ト
ランジスタ81は、ピーク書込出力たとえば15mWを
発生する電流を供給する。15mWでの書込パルス間
に、レーザ11は、ベースライン書込レベルに切り替え
られる。ベースライン書込レベルでは、トランジスタ8
1中の電流の一部が、トランジスタ86を通じて電流シ
ンク87へ転流される。電流シンク87中を流れる電流
は、DAC4によって制御される。
【0027】レーザ11を駆動して書込パルスを供給す
るために、マイクロプロセッサ33から線34を介して
DAC4にディジタル数値が供給されて、15mWの書
込パルスを発生するための正しい電流を確立する。DA
C4の設定を変更すると、制御スイッチ75が閉じ、ト
ランジスタ86が導通状態になり、DAC4を変更した
後に、制御回路が、ベースライン書込レベルで平衡状態
を回復できるようになる。したがって、電流シンク87
中の電流が、ベースラインを超える書込出力を発生する
のに必要な電流として確立される。書込パルスは、ホス
トから受け取り、書込データ回路121によって処理さ
れたデータに従って発生される。
【0028】書込データ信号は、ホストから書込データ
回路121に供給され、そこからフリップフロップ・ス
イッチ90に供給される。フリップフロップ・スイッチ
90は、線91上にトランジスタ86を非導通状態にす
る信号を供給する。その結果、トランジスタ81からの
電流は、強制的にレーザ11中を流れる。これと同時
に、フリップフロップ・スイッチ90からの線92が、
トランジスタ93を電流導通状態に切り替えて、前にト
ランジスタ86を通って供給されていた電流シンク87
の電流を置き換える。ベースライン書込信号すなわち非
書込信号がフリップフロップ・スイッチ90に供給され
ると、トランジスタ86とトランジスタ93の電流導通
が反転して、トランジスタ81からの電流を転流させ、
それによってレーザ11からの放射線または光の放出を
減少させる。
【0029】たとえば2mWなどの正しい読取レベルを
得るには、制御スイッチ75を閉じ、マイクロプロセッ
サ33からの制御線95により、基準電圧回路73が、
制御ループの目標値を読取レベルに確立する出力を線7
1上に供給できるようにする。その後、この制御ループ
は、読取出力レベルを得るためにトランジスタ81から
の電流をサーボ制御する。正しいベースライン書込レベ
ルを得るため、制御線96により線71上の基準電圧を
切り替えて、制御ループの目標を、たとえば0.5mW
などのベースライン出力レベルに確立する。この制御ル
ープは再び、正しいレーザ出力レベルを得るためにトラ
ンジスタ81からの電流をサーボ制御する。記録モード
または消去モードの間、制御スイッチ75は開に保た
れ、制御ループは活動状態にならない。制御ループが活
動化されるのは、読取中またはベースライン書込出力レ
ベルを確立する時である。
【0030】消去または書込のレーザ強度の様々なレベ
ルに望まれる制御点を確立するために、線34上に正し
い数値情報を供給するようにレーザを較正しなければな
らない。完全な較正技法は、共に参照によって本明細書
に組み込まれる米国特許出願第07/555952号お
よび第07/757748号明細書に記載されている。
レーザ11を較正する際に、マイクロプロセッサ33
は、線34上の数値を連続的に増加させ、これによっ
て、DAC4に、次第に高まる出力レベルでレーザ11
を作動させて、出力光強度を次第に高める。この反復的
な段階的増加は、第1のアナログ比較器40が、線5上
で較正レベルCAL VR1と合致する電圧レベルの信
号を受け取るまで継続する。CAL VR1は、所望の
最小レーザ強度レベルである第1の所定のレーザ出力レ
ベルP1に対応する電圧レベルである。レーザ出力をレ
ベルP1まで次第に増加している間、アナログ比較器4
0は、線42を介してマイクロプロセッサ33に非活動
信号を供給する。レーザ11から出る光ビームが、最小
値CAL VR1以上の信号を線5上に生ずる時、アナ
ログ比較器40は、線42を介してマイクロプロセッサ
33に活動信号を供給する。その結果、マイクロプロセ
ッサ33は、RAM37内にあるテーブル43に、出力
レベルP1を発生するDAC値を示すDAC4入力値を
格納する。
【0031】DAC値の反復的な段階的増加が再び開始
され、それが、アナログ比較器40と同様の構造の比較
器40'が、線5上で線41'上の基準信号CAL VR
2よりも大きな振幅の信号を検出するまで継続する。C
AL VR2は、レーザ11の光強度の最大出力レベル
2を表す。比較器40'は、この基準信号より小さな信
号を線5上で感知した時、線42'を介してマイクロプ
ロセッサ33に非活動信号を供給する。比較器40'が
基準信号CAL VR2より大きな信号を線5上で感知
すると、活動信号が、線42'を介してマイクロプロセ
ッサ33に供給され、その結果、DAC4内の値がテー
ブル43に格納される。
【0032】レーザ出力対駆動電流曲線は、レーザ11
を較正する際に選択された領域の全域で直線、すなわち
出力レベルP1と出力レベルP2の間で直線である。これ
が直線であることの結果として、マイクロプロセッサ
は、DACカウントごとの強度レベルの変動を容易に計
算でき、これによって、この例では15mWの書込パル
スを発生するためのDACレベルと、消去出力を発生す
るためのレベルを確立できるようになる。
【0033】レーザ11の較正は、通常は、レーザ・ビ
ームが光ディスク10の表面で焦点を結ぶように対物レ
ンズを移動した状態で行われる。しかし、本発明では、
対物レンズがわずかに焦点を外れた状態で光ディスク1
0への書込みを行うことが好ましい。こうすると、焦点
外れの状態では反射光のフィードバックが大きく減少す
るので、レーザ11の不安定性が大きく減少する。しか
し、光ディスク10の表面にデータを記録するには、正
しい出力レベルを維持しなければならない。その出力レ
ベルは、レンズが焦点を外れると減少する。したがっ
て、15mWの書込出力を発生するのに必要なDACレ
ベルをマイクロプロセッサ33で計算できるようにする
ための曲線を作成するために、レンズを所望の焦点外れ
状態に移動した状態でDAC4を較正することが必要で
ある。したがって、本発明の動作においては、上記で述
べた手順を、焦点外れ状態ならびに合焦状態で実行し
て、マイクロプロセッサ33が、光ディスク10の表面
に所望の書込出力を発生するDAC値を確立できるよう
にする。
【0034】本発明を特定の実施例に関して示し説明し
てきたが、他の実施例も同様に良好に役立つ可能性があ
る。たとえば、放射線の波長を調節して、書込動作中に
必要な焦点オフセットを得ることができる。また、当業
者なら本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、形
態および詳細に他の様々な変更を行えることを理解され
たい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御システムを含む光データ記憶
装置を示す図である。
【図2】図1の装置と共に使用するための集光システム
を示す図である。
【図3】図2の動作を示すのに使用される1組の理想化
された波形を示す図である。
【図4】図1の装置と共に使用するための典型的な光デ
ィスクの一部の、セクタ、トラック、セクタ・ヘッダお
よびユーザ区域の概略図である。
【図5】図1のシステムで使用される、書込較正回路を
示す図である。
【符号の説明】
4 ディジタル・アナログ変換器(DAC) 8 光検出器 10 光ディスク 11 レーザ 23 トラッキング/焦点制御回路 30 データ検出回路 33 マイクロプロセッサ 35 レーザ出力制御回路 73 基準電圧回路 121 書込データ回路 300 光学系 303 集光コイル 304 焦点検出器 331 焦点オフセット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーヴィッド・アーネスト・コール アメリカ合衆国85749、アリゾナ州チュー ソン、ノース・プラチタ・デル・オラベル 2440

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを発生するためのレーザと、 光検出素子を含む焦点制御回路と、 前記光を光媒体の表面に結合し、前記媒体から反射され
    た光を前記光検出素子に結合するための光学系と、 前記光学系内にあり、前記焦点制御回路に接続された、
    前記媒体上に前記光ビームを集光するための集光手段
    と、 焦点制御回路に接続された、選択されたわずかに焦点外
    れの状態を確立するためのオフセット手段と、 前記焦点制御回路に接続された、データ記録動作中に前
    記選択されたわずかに焦点外れの状態の確立を可能にす
    るための制御手段とを備える、消去可能な光媒体上にデ
    ータを記録するためのレーザ記録装置。
  2. 【請求項2】さらに、前記レーザに接続された、前記媒
    体の前記表面で所望のレベルの記録出力を発生する駆動
    電流レベルで前記レーザを駆動するためのレーザ出力制
    御手段と、 前記レーザ出力制御手段に接続された、合焦状態および
    焦点外れ状態における駆動電流と前記媒体での出力の関
    係を確立するための較正手段とを備え、 前記選択されたわずかに焦点外れの状態の確立を可能に
    するための前記制御手段が、所望のレベルの記録出力を
    発生するように前記レーザ出力制御手段を較正すること
    を特徴とする、 請求項1の装置。
  3. 【請求項3】前記較正手段が、出力感知光検出器とディ
    ジタル・アナログ変換器(DAC)とを含み、前記DA
    Cが前記制御手段に接続され、前記制御手段が、前記D
    ACの出力を段階的に増加させて前記駆動電流を段階的
    に増加させ、これによって駆動電流レベルを感知された
    出力レベルと関係付けることを特徴とする、請求項2の
    装置。
  4. 【請求項4】前記集光手段が、前記媒体の表面に向かっ
    てまたこれから離れる方向にレンズを移動し、それによ
    って合焦状態または前記選択されたわずかに焦点外れの
    状態を確立するように前記装置内に取り付けられた、レ
    ンズ・キャリッジによって担持されるレンズを含むこと
    を特徴とする、請求項1の装置。
  5. 【請求項5】前記集光手段が、前記媒体の表面に向かっ
    てまたこれから離れる方向にレンズを移動し、それによ
    って合焦状態または前記選択されたわずかに焦点外れの
    状態を確立するように前記装置内に取り付けられた、レ
    ンズ・キャリッジによって担持されるレンズを含むこと
    を特徴とする、請求項3の装置。
JP5312971A 1992-12-17 1993-12-14 レーザ記録装置 Pending JPH06215438A (ja)

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US07/992,525 US5383175A (en) 1992-12-17 1992-12-17 Laser power control with defocusing offset during data recording
US992525 1992-12-17

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JP5312971A Pending JPH06215438A (ja) 1992-12-17 1993-12-14 レーザ記録装置

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