JP3553094B2 - 光学式記録再生装置 - Google Patents

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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0941Methods and circuits for servo gain or phase compensation during operation

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、仕様形態の異なる書換え可能形の光ディスクに対する記録/再生時のサーボゲインを一定とした光学式記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、光ディスクには、再生専用のコンパクトディスク(CD)や記録可能なR−CDディスク等がある。
【0003】
記録可能なディスクとしては、レーザ光を用いて記録/再生する方式をとる追記形(Write Once)と書換え可能形とがある。ディスクの構造はCDと同じであるが、異なる点は信号を記録する面である。
【0004】
つまり、追記形の場合の記録信号面の材料は、TeやBiを用い、これにレーザ光を当てるとその部分が熔融してピットが形成される方法と、Sb2Se3、TeOxや有機色素系の薄膜を用いてこれにレーザ光を当てると光の反射率が変化する方法の二通りがある。
【0005】
一方、書換え可能形の場合の記録信号面の材料は、希土類金属(Ga,Tb,Dr,Ho等)と3d遷移金属(Fe,Co,Ni)とのアモルファス合金が用いられており、信号の記録に際しては光磁気記録方式(Magnet Optics) が採用されている。ここでの記録は、外部磁界によって予めイニシャライズされている光磁気ディスクの記録面の所定箇所をレーザビームの照射によってキューリー温度(150℃程度)より上げると、そこに加わった外部磁界により記録面が垂直磁化される。読出しは、これに光を当てた時に偏光面がごくわずかに回転する現象(カー効果)を用いることによって行われる。
【0006】
この他にSbTeSeやInSeTe等の材料を用い、結晶相からアモルファスとの相変化を光で読出す方式や、有機色素2相膜の熱変化を光で読出す方式等も研究されている。
【0007】
図1は、上記の書換え可能形の光ディスクに対して信号の記録/再生を行う光ピックアップの基本構成を示すもので、レーザダイオード1からの出射光はコリメートレンズ2、マルチプリズム3、反射ミラー4及び対物レンズ5を経て光ディスクの記録面に集光される。レーザダイオード1からの出射光の一部はマルチプリズム3によってフロントモニタ用のフォトディテクタ6の検出面に集光されるようになっており、フォトディテクタ6の検出結果のフィードバックによってレーザダイオード1の出射光の出力の安定化が図られている。
【0008】
光ディスクからの反射光は、対物レンズ5、反射ミラー4、マルチプリズム3、凸レンズ7、シリンドリカルレンズ8及びビームスプリッタ9を経てトラッキングエラー検出用のフォトディテクタA及びフォーカスエラー検出用のフォトディテクタBの検出面に集光される。
【0009】
このような構成の光ピックアップでは、信号の記録時にレーザダイオード1からの出射光のパワーを大とし、再生時においては出射光のパワーを小としている。
このため、信号の記録時及び再生時におけるトラッキングエラー(TE)サーボ及びフォーカスエラー(FE)サーボのゲインが異なるので、図2に示すサーボゲイン回路により、記録時及び再生時におけるサーボゲインを電気的に一定となるようにコントロールしている。
【0010】
つまり、同図(a)はTEサーボ信号を得るためのサーボゲイン回路であり、フォトディテクタAの検出面A1 ,A3 からの出力は減算器10の+入力とされている。検出面A2 ,A4 からの出力は減算器10の−入力とされている。また検出面A1 〜A4 の出力は、加算器11の入力とされている。減算器10の出力X及び加算器11の出力Yは、割り算器12によってX/YのTEサーボ信号とされる。
【0011】
一方、同図(b)はFEサーボ信号を得るためのサーボゲイン回路であり、フォトディテクタBの検出面B1 ,B4 からの出力は減算器13の+入力とされている。検出面B2 ,B3 からの出力は減算器13の−入力とされている。また検出面B1 〜B4 の出力は、加算器14の入力とされている。減算器13の出力X及び加算器14の出力Yは、割り算器15によってX/YのFEサーボ信号とされる。
【0012】
このように、TE信号及びFE信号を全光量和で割ることにより、レーザダイオード1からの出射光のパワーが変化してもサーボゲインを一定とすることが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プッシュプル法を用いた場合のトラッキングエラーに着目すると、信号の記録の前後でプッシュプルTEの変調度の変化の少ない光磁気ディスク等では、上述したサーボゲイン回路によりサーボゲインを一定とすることは可能である。
【0014】
ところが、R−CD等に用いられる色素ディスクや書換え可能な相変化ディスク等では信号の記録の前後でプッシュプルTE変調度が変化するため、サーボゲインが変動して不安定となる。これは、ピットの形状や深さ等によりエラー量と全光量とが比例関係にはならず、上述したように出力Xを全光量で割って正規化しようとしてもその値が異なってしまうからである。
【0015】
本発明は、このような事情に対処してなされたもので、光ディスクの所定の領域(例えばR−CDにおいては、パワー較正領域:PCA)にテスト用信号を記録する動作に併せトラックジャンプしてTE量を得、再生時にはそのTE量と同一レベルとなるようにTEゲイン量を調整することにより、プッシュプルTE変調度の変化を生じる光ディスクに対しても安定したTEサーボを掛けることができる光学式記録再生装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、記録用レーザービームと再生用レーザービームを情報記録再生媒体に照射することによって、前記情報記録再生媒体に対する情報記録と情報再生を行うピックアップを有する光学式記録再生装置において、前記ピックアップにより前記記録用レーザービーム又は前記再生用レーザービームが前記情報記録再生媒体に照射された際生じるトラッキングエラーの信号を検出する検出手段と、前記検出手段から出力されるトラッキングエラーの信号を増幅して出力するトラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段と、前記ピックアップが前記情報記録再生媒体のレーザパワー較正領域に おける未記録領域に前記記録用レーザービームを照射しながらトラックジャンプを行うことで前記検出手段により検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が第1増幅率で増幅することにより出力される信号の振幅値を格納する第1記憶手段と、前記ピックアップが前記レーザパワー較正領域における記録後領域に前記再生用レーザービームを照射しながら前記検出手段で検出されるトラッキングエラーの信号の振幅値を格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に格納された振幅値と前記第2記憶手段に格納された振幅値とを比較する比較手段と、前記記録後領域に前記再生用レーザービームを照射して前記検出手段により検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が増幅して出力する信号の振幅値と、前記第1記憶手段に格納されている振幅値とが一致するように、前記比較手段から出力される比較結果に基づいて、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段の増幅率を第2増幅率に調整する制御手段とが備えられ、前記情報記録再生媒体に対する情報記録をするときは、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が前記第1増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うとともに、前記情報記録再生媒体の情報再生をするときは、前記第2増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うことを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、記録用レーザービームと再生用レーザービームを情報記録再記録用レーザービームと再生用レーザービームを情報記録再生媒体に照射することによって、前記情報記録再生媒体に対する情報記録と情報再生を行うピックアップを有する光学式記録再生装置において、前記ピックアップにより前記記録用レーザービーム又は前記再生用レーザービームが前記情報記録再生媒体に照射された際生じるトラッキングエラーの信号を検出する検出手段と、前記検出手段から出力されるトラッキングエラーの信号を増幅して出力するトラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段と、前記ピックアップが前記情報記録再生媒体のレーザパワー較正領域における未記録領域に前記再生用レーザービームを照射しながら前記検出手段で検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が第1増幅率で増幅することにより出力される信号の振幅値を格納する第1記憶手段と、前記ピックアップが前記レーザパワー較正領域における記録後領域に前記再生用レーザービームを照射しながら前記検出手段で検出されるトラッキングエラーの信号の振幅値を格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に格納された振幅値と前記第2記憶手段に格納された振幅値とを比較する比較手段と、前記記録後領域に前記再生用レーザービームを照射して前記検出手段により検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が増幅して出力する信号の振幅値と、前記第1記憶手段に格納されている振幅値とが一致するように、前記比較手段から出力される比較結果に基づいて、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段の増幅率を第2増幅率に調整する制御手段とが備えられ、前記情報記録再生媒体に対する情報記録をするときは、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が前記第1増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うとともに、前記情報記録再生媒体の情報再生をするときは、前記第2増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うことを特徴とする。
【0018】
【作用】
本発明の光学式記録再生装置では、光ディスクの記録面の所定の領域にテスト用信号を記録する動作に併せトラックジャンプしてTE量を得、再生時にはそのTE量と同一レベルとなるようにTEゲイン量を調整するようにしたものである。
【0019】
また、所定領域に記録されたテスト用信号の再生時、トラッキングサーボオープン状態でトラッキングエラーの振幅値を得、情報再生時においてはそのTE量と同一レベルとなるようにTEゲイン量を調整するようにしたものである。
【0020】
したがって、R−CD等に用いられる色素ディスクや書換え可能な相変化ディスク等において、信号の記録の前後でプッシュプルTE変調度が変化する場合であっても、TEゲイン量の調整が容易且つ確実となる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する図において図2と共通する部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0022】
図3は、本発明の光学式記録再生装置の一実施例に係るTEサーボ信号を得るためのサーボゲイン回路を示すものであり、フォトディテクタAの検出面A1 ,A3 からの出力は減算器10の+入力とされている。検出面A2 ,A4 からの出力は減算器10の−入力とされている。また検出面A1 〜A4 の出力は、加算器11の入力とされている。減算器10の出力X及び加算器11の出力Yは、割り算器12によってX/YのTEサーボ信号とされる。
【0023】
割り算器12の出力側には、再生時においてオンされる切換えスイッチ20が配設されている。
【0024】
割り算器12の出力は、抵抗25を介してアンプ26に取り込まれる。アンプ26の入出力間に介在されているゲイン可変抵抗27の値はマイコン29によりコントロールされる。
【0025】
アンプ26の出力は、A/D変換器28を介して、メモリ30に格納される。ここで、メモリ30に格納されるデータは、後述する光ディスクの記録面の所定の領域である記録パワー測定領域にテスト用信号を記録する動作に併せトラックジャンプして得られたTE信号の振幅値である。
【0026】
またアンプ26の出力は、切換えスイッチ31の端子aに入力される。切換えスイッチ31の端子bには、割り算器12の出力が取込まれる。ここで、切換えスイッチ31は、情報を記録する時、又は記録した情報を再生する時において端子a側に切換えられる。また、未記録の領域を再生するときには端子b側に切換えられる。
【0027】
一方、切換えスイッチ20がオン状態にあるとき、割り算器12の出力はA/D変換器21を介してメモリ22に格納される。ここで、メモリ22に格納されるデータは、記録パワー測定領域(PCA)に記録したテスト用信号の再生時におけるトラッキングエラーの信号の振幅値である。すなわち、メモリ22には、割り算器12から出力される信号の振幅値が格納される。
【0028】
メモリ22に格納されたデータは、リファレンス23によってメモリ30のデータと比較する振幅値に基準がとられた後、比較器24によって比較される。マイコン29は、テスト再生時におけるTE信号をアンプ26が増幅する振幅値とメモリ30のデータ値とが合うように比較器24の比較結果に基づいてアンプ26のゲインを、ゲイン可変抵抗27をコントロールすることで調整する。
【0029】
なお、光ディスクのテスト記録時におけるパワーキャリブレ領域(PCA)は、たとえば図4に示すように、リードインの内側のプログラムメモリ領域(PMA)の更に内側に設けられている。なお、プログラムメモリ領域(PMA)は、たとえば記録した情報の開始及び終了アドレス等が書込まれる領域である。
【0030】
続いて、このような構成の光学式記録再生装置の動作を、図5を用いて説明する。
【0031】
まず、テスト記録時においては、切換えスイッチ20がオフ状態とされている。この状態でピックアップをパワーキャリブレ領域に移動させるとともに、記録すべき光ディスクに対しての最適な記録パワーの設定を行う(ステップ501)。
【0032】
記録パワーの設定に際しては、たとえば仕様形態の異なる光ディスクに対する最適な記録パワーのデータをマイコン29に格納しておき、光ディスクの仕様形態の検出を行った後に格納されているデータに基づいて設定するようにしてもよい。また、PCAに対してテスト記録及びテスト再生を繰り返して行い、最適な記録パワーを設定するようにしてもよい。
【0033】
最適な記録パワーの設定を行った後、パワーキャリブレ領域にて最適化された記録パワーのレーザービームを照射しながらピックアップを1トラックジャンプさせ(ステップ502)、記録パワーオンと同時に行った上記1トラックジャンプのTE信号の振幅値を得るとともに、この得た振幅値のデータをメモリ30に格納する(ステップ503)。
【0034】
記録パワー測定領域に記録したテスト用信号を再生してTE信号を得るためのテスト再生時においては、切換えスイッチ20がオンされ、再生時におけるTE信号の振幅値のデータがメモリ22に格納される。メモリ22に格納されたデータはリファレンス23によってメモリ30のデータと比較する振幅値に基準がとられた後、比較器24によって比較される。マイコン29は、テスト再生時におけるTE信号をアンプ26が増幅する振幅値とメモリ30のデータ値とが合うように比較器24の比較結果に基づいてアンプ26のゲインを、ゲイン可変抵抗27をコントロールすることで調整する(ステップ504)。
【0035】
次いで、TEゲインが最適であるか否かの判断が行われ(ステップ505)、最適でないと判断された場合には再度ゲイン可変抵抗27の値がコントロールされる。
【0036】
したがって、再生時においては、切換えスイッチ31が端子a側に切換えられることにより、TEゲインが最適とされたTE信号に基づいてピックアップのトラッキング制御が行われる。
【0037】
このように、この実施例では、パワーキャリブレ領域である記録パワー測定領域(PCA)にキャリブレーション用信号を記録する動作に併せトラックジャンプしてTE量を得、再生時にはそのTE量と同一レベルとなるようにTEゲイン量を調整するようにしたので、記録の前後でプッシュプルTE変調度の変化を生じる光ディスクであっても安定したTEサーボを掛けることができる。また、仕様形態の異なる他の光ディスクに対しても記録前後のTE量を一定とすることができる。
【0038】
図6は、他の実施例を示すものである本実施例では、データが記録されていない領域(未記録領域)の再生とデータが記録済みの領域(記録後領域)の再生をするにあたり、トラッキングサーボの制御を適切に行うことを目的としている。このため、未記録領域の再生時において切換えスイッチ31から出力される信号(トラッキングサーボに用いられる信号)と、記録後領域の再生時において切換えスイッチ31から出力される信号とが同じになるように制御するものである。
まず、ピックアップをパワーキャリブレ領域に移動させるとともに、記録すべき光ディスクに対しての最適な記録パワーの設定を行う(ステップ601)。次に、パワーキャリブレーションのための処理、いわゆるOPC処理を行う(ステップ602)。すなわち、ステップ602では、パワーキャリブレ領域にキャリブレーション用信号を記録する。
【0039】
次に、記録後領域(記録後の領域)を再生して、TEオープン(フォーカスサーボをか け、トラッキングサーボをかけない状態)で、TE信号の振幅値をメモリ22に格納する(ステップ603)。そして、未記録領域の再生時にメモリ30に格納しておいたTE信号の振幅値とテスト再生時のTE信号とが合うように、TEゲイン、すなわちアンプ26のゲインを調整する(ステップ604)。
【0040】
次いで、TEゲインが最適であるか否かの判断を行い(ステップ605)、最適でないと判断された場合には再度ゲイン可変抵抗27の値がコントロールされる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の光学式記録再生装置によれば、光ディスクの記録面の所定の領域(パワー較正領域:PCA)にテスト用信号を記録する動作に併せトラックジャンプしてTE量を得、再生時にはそのTE量と同一レベルとなるようにTEゲイン量を調整するようにした。また、所定領域に記録されたテスト用信号の再生時、トラッキングサーボオープン状態でトラッキングエラーの振幅値を得、情報再生時においてはそのTE量と同一レベルとなるようにTEゲイン量を調整するようにした。
【0042】
したがって、R−CD等に用いられる色素ディスクや書換え可能な相変化ディスク等において、信号の記録の前後でトラッキングエラーの振幅が変化する場合であっても、安定したトラッキングサーボを掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の書換え可能形の光ディスクに対して信号の記録/再生を行う光ピックアップの基本構成を示す斜視図である。
【図2】図1のTE及びFEサーボ信号を得るためのサーボゲイン回路を示す図である。
【図3】本発明の光学式記録再生装置の一実施例を示す図である。
【図4】図3の光学式記録再生装置によって情報が記録/再生される光ディスクの一例を示す図である。
【図5】図3の光学式記録再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図5のフローを変えた場合の他の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A フォトディテクタ
A1 〜A4 検出面
10 減算器
11 加算器
12 割り算器
20,31 切換えスイッチ
21,28 A/D変換器
22,30 メモリ
24 比較器
26 アンプ
29 マイコン

Claims (2)

  1. 記録用レーザービームと再生用レーザービームを情報記録再生媒体に照射することによって、前記情報記録再生媒体に対する情報記録と情報再生を行うピックアップを有する光学式記録再生装置において、
    前記ピックアップにより前記記録用レーザービーム又は前記再生用レーザービームが前記情報記録再生媒体に照射された際生じるトラッキングエラーの信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段から出力されるトラッキングエラーの信号を増幅して出力するトラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段と、
    前記ピックアップが前記情報記録再生媒体のレーザパワー較正領域における未記録領域に前記記録用レーザービームを照射しながらトラックジャンプを行うことで前記検出手段により検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が第1増幅率で増幅することにより出力される信号の振幅値を格納する第1記憶手段と、
    前記ピックアップが前記レーザパワー較正領域における記録後領域に前記再生用レーザービームを照射しながら前記検出手段で検出されるトラッキングエラーの信号の振幅値を格納する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段に格納された振幅値と前記第2記憶手段に格納された振幅値とを比較する比較手段と、
    前記記録後領域に前記再生用レーザービームを照射して前記検出手段により検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が増幅して出力する信号の振幅値と、前記第1記憶手段に格納されている振幅値とが一致するように、前記比較手段から出力される比較結果に基づいて、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段の増幅率を第2増幅率に調整する制御手段とが備えられ、
    前記情報記録再生媒体に対する情報記録をするときは、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が前記第1増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うとともに、前記情報記録再生媒体の情報再生をするときは、前記第2増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うことを特徴とする光学式記録再生装置。
  2. 記録用レーザービームと再生用レーザービームを情報記録再記録用レーザービームと再生用レーザービームを情報記録再生媒体に照射することによって、前記情報記録再生媒体に対する情報記録と情報再生を行うピックアップを有する光学式記録再生装置において、
    前記ピックアップにより前記記録用レーザービーム又は前記再生用レーザービームが前記情報記録再生媒体に照射された際生じるトラッキングエラーの信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段から出力されるトラッキングエラーの信号を増幅して出力するトラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段と、
    前記ピックアップが前記情報記録再生媒体のレーザパワー較正領域における未記録領域に前記再生用レーザービームを照射しながら前記検出手段で検出されるトラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が第1増幅率で増幅することにより出力される信号の振幅値を格納する第1記憶手段と、
    前記ピックアップが前記レーザパワー較正領域における記録後領域に前記再生用レーザービームを照射しながら前記検出手段で検出されるトラッキングエラーの信号の振幅値を格納する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段に格納された振幅値と前記第2記憶手段に格納された振幅値とを比較する比較手段と、
    前記記録後領域に前記再生用レーザービームを照射して前記検出手段により検出される トラッキングエラーの信号を前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が増幅して出力する信号の振幅値と、前記第1記憶手段に格納されている振幅値とが一致するように、前記比較手段から出力される比較結果に基づいて、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段の増幅率を第2増幅率に調整する制御手段とが備えられ、
    前記情報記録再生媒体に対する情報記録をするときは、前記トラッキングサーボゲイン調整用可変増幅手段が前記第1増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うとともに、前記情報記録再生媒体の情報再生をするときは、前記第2増幅率で増幅するトラッキングエラーの信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うことを特徴とする光学式記録再生装置。
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