JPH0453033A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ この発明は光磁気記録再生装置において、特にサンプル
サーボ方式でフォーカスサーボをかける際に有用な光磁
気記録再生装置に関するものである。

Ｅ発明の概要］ 本発明の光磁気記録再生装置には、発光ダイオードの温
度又は発光ダイオードのレーザ出力等によって読み出さ
れる波長変動データが内蔵されているメモリ手段と、こ
のメモリ手段より出力されるデータをフォーカスオフセ
ット信号としてフォーカスサーボ回路に注入する手段を
備え、サンプルサーボ方式の光磁気ディスクにデータを
記録する際に生じる焦点ぼけを解消するようにしたもの
である。

［従来の技術］ 光に感応してデータを記録できるようにした光ディスク
には、所定の間隔で同心円状にサーボピットを配置し、
光ディスクの記録面に同心円状の記録トラックが形成さ
れるようにしたものが知られている。

第３図はこのようなサンプルフォーマット光ディスクの
記録面を示したもので３１〜Ｓ　３２は、例えば円周方
向に３２分割されているセクターを示す。

各セクターＳのトラックはアドレス領域ＡＤと、これに
続く４２のセグメントＳＧ、−３Ｇ、２に分割され、各
セグメントには１８バイトのデータが記録されるように
なされている。

又、各セグメントＳＧには、例えば第４図に示すように
、最初に２バイトのサーボバイトＳＢが配置され、これ
に続いて１６バイトのデータバイトＤＢｌ〜ＤＢわが設
けられている。

サーボバイトＳＢにはトラックＴを中心として外周及び
内周方向に１／４トラツクピツチずれている一対のウォ
ーブリングビットＰ、、Ｐ、と、トラックＴの中心線上
に配置されているクロックビットＰ３があらかじめエン
ボス加工等によって形成されている。

ウォーブリングビットＴ’　ｌ　＊　Ｐ　２とクロック
ビットＰ３の中間は、ミラー面Ｍ　Ｒとされ、このミラ
ー面から反射されたレーザ光によって、フォーカスサー
ボ信号が検出されると共に、レーザパワーのコントロ・
−ルを行うことができるようにしている。

このような光ディスクの場合は、通常ウォーブリングビ
ットＰ１．Ｐ２をサンプル点（−ｒ　、　ｔ；　２で検
出した時の反射光を演算することによって、トラッキン
グエラー信号を形成することができ、又、クロックビッ
トＰ３をサンプル点ｔ、で検出したときの信号によって
データの読み出しクロックを形成している。

又、このサンプルビット領域で検出されたフォカスエラ
ー信号は次のサンプルビット領域までホールドされ、フ
ォーカスサーボをかけている。

「発明が解決しようとする問題点１ このような光磁気ディスクに照射されるレーザビームは
一般に、半導体レーザ発光源とされているが、この半導
体レーザ発光源はその温度、又は出力パワーが変化した
ときにレーザ波長が変動するという問題がある。

半導体レーザ発光源の出力波長が変動すると、この出力
ビームを光磁気ディスク上に照射している対物レンズの
焦点距離の変動を生じる。

この焦点距離の変動は主にレンズの屈折率や色収差に起
因するものであり、普通はフォーカスサーボ回路のフォ
ーカスエラー信号によって制御されるフォーカスアクチ
ュエータによって解消することができる。

しかしながら、前記したようにサンプルサーボビット領
域でフォーカスエラー信号を検出し、このフォーカスエ
ラー信号をデータの書き込み領域でホールドするフォー
カスサーボ方式の装置では、このホールド期間、すなわ
ち、記録データ領域でデータを記録するときにレーザパ
ワーが大きくなると、レーザ波長の僅かな変動でもフォ
ーカス焦点距離の変動が生じ、フォーカスホールド期間
でデータを記録するときに焦点ぼけどなることがある。

そのため、記録再生データの分解能が劣化し、誤りデー
タが多発するという問題がある。

Ｅ問題点を解決するための手段］ 本発明はかかる問題点を解決することを目的としてなさ
れたもので、あらかじめ半導体レーザダイオードの温度
とそのレーザ発振波長の関係、半導体レーザダイオード
の発光出力と発振波長どの関係等を記録したメモリ手段
を光磁気記録装置内に備え、このメモリ手段に格納され
ているデータを記録時に読み出して、フォーカスサーボ
回路のオフセット電圧として注入するようにしている。

「作用］ 温度、又は記録時のレーザパワーによって変化するレー
ザ波長（え）のデータが読み出されると、波長の変動か
ら対物レンズの焦点変動が予測される。

したがって、フォーカスサーボ回路のこの焦点変動に対
応するオフセット電圧が印加されるように構成しておけ
ば、サンプルサーボ領域で検出されたフィー−カスエラ
ー信号に上記オフセット電圧がバイアスされ、データ記
録領域でも合焦点状態にすることができる。

［実施例］ 第１図は、本発明の光磁気記録再生装置におけるフォー
カスオフセットサーボ回路の概要を示したもので、１０
はフォーカスエラーを検出するための光デイテクタ、１
１はフォーカスエラー信号の演算回路、１２はサンプル
サーボ領域から得られる離散的なフォーカスサーボエラ
ー信号をホールドするサンプルホールド回路であって、
このサンプルホールド回路１２はよく知られているよう
に、光ディスクのクロックＣＬＫによってスイッチＳが
開閉され、サンプルされたフォーカスエラー信号がコン
デンサＣに保持される構成とされている。

１３はオフセット電圧の加算回路、工４はフォカスエラ
ー信号の位相補償兼ドライブ回路な示し、その出力はド
ライブ回路１５を介してフォーカスコイルＬに供給され
る。

そして、対物レンズＲとディスクＤの距離を変化し、合
焦点となるようにしている。

２１は光学ヘッド内に配置されている半導体レーザダイ
オードを示し、この半導体レーザダイオード２１の発光
出力は受光器２２で電気信号に変換される。２３はＡ　
Ｐ　Ｃ（Ａｕｔ、ｏｍａｉｉｅ　ＬａｓｅｒＰｏｗｅｒ
　Ｃｏｎｔｒｏｌ　）回路を示し、このＡＰＣ回路２３
の出力は図示しないＣＰＵに入力され、再生時、又は記
録時に適正な発光出力が得られるようにレーザパワーを
コントロールする回路に供給される。

ＡＰＣ回路２３はディスクの記録温度を検出している温
度センサ２４の出力によって上記したような適正なレー
ザパワーを出力するものである。

本発明の特徴とする点はＡＰＣ回路２３の出力及び、又
は温度センサ２４の出力データで読み出されるメモリ手
段２６を備え、このメモリ手段２６から半導体レーザダ
イオード２１の波長変動をデータとして読み出すように
している。

この波長変動データはＤ／Ａ変換器２７を介して減算器
２８に供給され、基準信号源２９の出力信号と比較され
る。そして、前記加算器１５に供給され、フォーカスサ
ーボ回路のバイアス信号として供給されるようになされ
ている。

第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）はレーザパワ及び温度とレー
ザ波長の関係を示したものであって、射的にはレーザパ
ワー又は温度が高くなると、レーザ波長は増加する傾向
になる。

さらに、レーザ波長が増大すると一般に対物レンズの屈
折率が大きくなり、第２図（ｃ）で示すように対物レン
ズの焦点距離（Ｘ）が長くなる。

したがって、レーザパワー又は及び温度が高くなるとメ
モリ手段２６から読み出されるデータが大きくなるよう
に設定し、このデータ量に対応するオフセット信号をフ
ォーカス回路に重量して加えるようにすれば、記録デー
タ領域では再生時のフォーカスオフセット量に対して、
さらにレーザ波長が長くなった分のオフセット信号が重
畳され、記録時にも、合焦点状態を保つことができる。

メモリ手段２６に格納されるデータは、実際の装置にお
いて、レーザ波長がどのように変化するかをあらかじめ
測定し、このレーザ波長の変動によってオフセットされ
るフォーカス信号が補償できるように設定したＲＯＭを
使用すればよい。

なお、このデータは主に半導体レーザの代表的な波長特
性によって設定することもできるから、恒温状態と見ら
れるときは、メモリ手段２６の読み出しデータ（アドレ
ス信号）としてはＡＰＣ回路２３から得られるものにし
てもよい。

［発明の効果１ 以上説明したように、本発明の光磁気記録再生装置は、
レーザ発光源の出力パワー又は温度情報に基づいて出力
されるデータをフォーカスサーボ回路のオフセット電圧
として供給するように構成しているから、特に、離散的
なフォーカス信号によってフォーカスサーボをかけるよ
うな光磁気記録再主装置において、レーザパワーが高く
なる記録時にも焦点ぼけどなることを解消することがで
きる。

そのため、データの記録再生時における分解能が向」ニ
ジ、データ誤りの生じる確率を小さくすることができる
という優れた効果がある。

塩センイＪ１ ２６はメモリ、４′段 （ＲＯＭ　） を示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光磁気記録装置におけるフォーカスオ
フセット回路のブロック図、 第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）は半導体レーザダイオードの
出力パワー、温度と出力波長の関係、及び出力波長と焦
点距離の関係を示すグラフ、第３図は光磁気ディスクの
記録フォーマットを示す説明図、 第４図はサンプルサーボ領域とデータ記録領域の説明図
である。 図中、１０は光デイテクタ、１１はフォー、カスエラー
の演算回路、２１は半導体レーザダイオード、２２は受
光器、２３はＡＰＣ回路、２４は滝手 続 ン甫 正 ；塞ｌ （方式） ）］ ％式％ 事件の表示 特願平２−１６１２５５号 発明の名称 光磁気記録再生装置 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光ディスクの再生領域で検出された離散的なフォーカス
   制御信号をサンプルホールドし、該サンプルホールドさ
   れたフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスサーボ
   をかけるようにした光磁気記録再生装置において、半導
   体レーザの温度、及び又はその発光出力をアドレス信号
   として読み出される波長変動データが格納されているメ
   モリを備え、記録時には前記メモリから読み出されたデ
   ータに基づく信号が再生時のフォーカスエラー信号にオ
   フセット信号として付加されるように構成されているこ
   とを特徴とする光磁気記録再生装置。