JP3692538B2 - 新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子及びl−リジンの製造法 - Google Patents

新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子及びl−リジンの製造法 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、L−リジンの分解に関与するエシェリヒア・コリの新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子、当該遺伝子及び/またはcadA遺伝子として知られている他のリジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現が抑えられているエシェリヒア属に属する微生物、及び該微生物を用いたL−リジンの製造法に関する。近年、L−リジンは、飼料添加物として需要が急増している。
背景技術
エシェリヒア・コリのL−リジン分解酵素として、L−リジンの脱炭酸によりカダベリンを生成する反応を触媒するリジンデカルボキシラーゼが知られており、cadAと呼ばれるその遺伝子の塩基配列及び該遺伝子がコードするアミノ酸配列は既に報告されている(Meng,S and Bennett,G.N.,J.Bacteriol.,174,2659(1992))。また、エシェリヒア・コリのcadA以外の遺伝子によりコードされるリジンデカルボキシラーゼについては、エシェリヒア・コリの変異株において微弱な活性が検出されたという報告が2つある(Goldemberg,S.H.,J.Bacteriol.,141,1428(1980);Wertheimer,S.J.and Leifer,Z.,Biochem.Biophys.Res.Commun.,114,882(1983))。しかしながら、この活性についてはGoldemberg,S.H.が60℃、4分間の熱処理により酵素活性が30%ほど低下すると報告しているのに対し、Wertheimer,S.J.らはそのような現象は認められないと報告しており、第二のリジンデカルボキシラーゼの存在については確かでない。
一方、エシェリヒア・コリを用いたL−リジンの製造方法として、リジンアナログに耐性な変異株またはL−リジンの生合成に関与する遺伝情報を担うデオキシリボ核酸を組み込んだベクターを保有する組換え株を培養する方法が知られている(特開昭56−18596号公報)。しかしながら、リジンデカルボキシラーゼの遺伝子の発現が抑えられたエシェリヒア属微生物を用いたL−リジン生産についての報告は全くない。
発明の開示
本発明の目的は、エシェリヒア・コリの新規なリジンデカルボキシラーゼ遺伝子を取得し、この遺伝子及び/またはcadA遺伝子の発現が抑えられたエシェリヒア属に属するL−リジン生産菌を造成し、また、これらのエシェリヒア属微生物を培養することによるL−リジンの製造方法を提供することである。
本発明者らは、公知のリジンデカルボキシラーゼ遺伝子であるcadA遺伝子を破壊したエシェリヒア・コリ株を造成したところ、この菌株においてもリジンデカルボキシラーゼによるL−リジンの分解産物であるカダベリンがなお生成されることを見いだした。そこで本発明者らは、エシェリヒア・コリに新規なリジンデカルボキシラーゼ遺伝子が存在しており、エシェリヒア属微生物を用いてL−リジンを発酵生産する際に大きく影響を与えるものと推定し、当該遺伝子のクローニングを試みた結果、cadA遺伝子とは異なる新規なリジンデカルボキシラーゼ遺伝子の取得に成功し、また、エシェリヒア・コリのL−リジン生産菌においてこの遺伝子の発現を抑え、さらにまたcadA遺伝子の発現を抑えることによりL−リジンの分解活性が著しく低下ないし消失し、L−リジン生産能が顕著に向上することを見いだし、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、エシェリヒア・コリ由来のリジンデカルボキシラーゼをコードする新規遺伝子(本遺伝子は「ldc」遺伝子とい命名された。)を提供するものである。
また本発明は、L−リジン生産能を有し、細胞中のリジンデカルボキシラーゼ活性が低下又は消失させられているエシェリヒア属に属する微生物を提供するものである。
さらに本発明は、上記エシェリヒア属微生物を液体培地に培養し、培養液中にL−リジンを生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とするL−リジンの製造法を提供するものである。
上記エシェリヒア属に属する微生物としては、ldc遺伝子及び/またはcadA遺伝子の発現が抑えられたことにより、細胞中のリジンデカルボキシラーゼ活性が低下又は消失させられている微生物が挙げられる。
以下、本発明を詳細に説明する。
<1>新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子を含むDNA断片の取得
本発明の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子(ldc)を含むDNA断片の取得は、エシェリヒア・コリの入手可能な株、例えばK−12株またはその誘導株から以下のようにして行うことができる。
まず、エシェリヒア・コリ K−12由来のW3110株の染色体DNAよりポリメラーゼ・チェーン・リアクション法(以下、PCR法と記す)を用いて公知のリジンデカルボキシラーゼの遺伝子であるcadA遺伝子を得る。cadA遺伝子の塩基配列及びそれによってコードされるアミノ酸配列を、各々配列番号5及び配列番号6に示す。このcadA遺伝子と類似の配列を有するDNA断片を、エシェリヒア・コリ W3110の染色体DNAライブラリーよりプラスミドベクターやファージベクターを用いる方法によりクローニングし、このDNA断片に新規なリジンデカルボキシラーゼ遺伝子が含まれていることを確認する。目的とする遺伝子が含まれていることの確認は、PCR法により調製したプローブを用いてサザンハイブリダイゼーション法により行うことができる。
かくして得られるDNA断片に含まれる遺伝子の塩基配列は、次のようにして決定される。まず、上記DNA断片をエシェリヒア・コリ菌体内で自律増殖可能なプラスミドベクターと連結して組換えDNAを作成し、これをエシェリヒア・コリのコンピテントセルに導入する。得られた形質転換体を液体培地に培養し、増殖した菌体から組換えDNAを回収する。回収した組換えDNAに含まれるDNA断片の全塩基配列をダイデオキシ法(Sanger,F.et al,Proc.Natl.Acad.Sci.,74,5463(1977))により決定し、DNAの構造解析を行い、プロモーター、オペレーター、SD配列、開始コドン、終止コドン、オープン・リーディング・フレームなどの存在位置を決定する。
本発明の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子は、配列表配列番号3に示されるDNA断片の全塩基配列の1005〜1007番目のATGから3141〜3143番目のGGAに至る配列を有する。本遺伝子は、配列表配列番号4に示されるアミノ酸配列を有するリジンデカルボキシラーゼをコードする。この新規なリジンデカルボキシラーゼとcadA遺伝子のコードするリジンデカルボキシラーゼとのホモロジーは、69.4%であった。
本発明の遺伝子は、配列表配列番号4に示されるアミノ酸配列を有するリジンデカルボキシラーゼをコードするものであればよく、その塩基配列は上記のものに限定されない。さらに、本発明の遺伝子によりコードされるリジンデカルボキシラーゼは、前記アミノ酸配列において、リジンデカルボキシラーゼ活性を実質的に損なわない1つまたは複数個のアミノ酸残基の置換、欠失又は挿入を有していてもよい。このような欠失、挿入又は置換を有するリジンデカルボキシラーゼをコードする遺伝子は、エシェリヒア・コリの変種、自然突然変異株又は人為突然変異株、エシェリヒア・コリ以外のエシェリヒア属微生物から取得され得る。また。欠失、挿入又は置換を有するリジンデカルボキシラーゼをコードする変異遺伝子は、配列番号4に示されるアミノ酸配列を有するリジンデカルボキシラーゼをコードする遺伝子をインビトロ変異処理、あるいは部位特異的変異処理することによっても取得され得る。これらの突然変異処理は、後述するような当業者に周知の方法によって行うことができる。
ただし、ここにいう1つまたは複数個のアミノ酸残基の置換、欠失又は挿入を有するリジンデカルボキシラーゼをコードする遺伝子とは、「ldc遺伝子」に由来し、ldc遺伝子と実質的に同一とみなすことができるものをいうのであって、由来の異なる遺伝子にまで拡張することを意図するものではない。「複数個」が如何なる範囲であるかを具体的に規定することはできないが、例えば配列番号3に示すアミノ酸配列と200アミノ酸残基以上異なるタンパク質をコードするcadA遺伝子は本発明の遺伝子と異なるものであり、配列番号3に示すアミノ酸配列と2、3個アミノ酸残基が異なっても同等のリジンデカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子が本発明の遺伝子に包含されることは、当業者に容易に理解されるであろう。
<2>リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現が抑制されたエシェリヒア属微生物の造成
本発明のエシェリヒア属微生物は、細胞中のリジンデカルボキシラーゼ活性が低下又は消失させられているエシェリヒア属に属する微生物である。エシェリヒア属微生物としては、エシェリヒア・コリが挙げられる。細胞中のリジンデカルボキシラーゼ活性の低下又は消失は、例えば、上記の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子(ldc)と公知のcadAのいずれか一方あるいは両方の発現を抑えることによって行われる。また、これらの遺伝子によりコードされるリジンデカルボキシラーゼ酵素の構造を改変して、比活性を低下又は消失させることによっても細胞中のリジンデカルボキシラーゼ活性を低下又は消失させることができる。
ldc遺伝子及び公知のcadA遺伝子の発現を抑えるための手段としては、例えば、これらの遺伝子のプロモーター配列中に1つまたは複数個の塩基の置換、欠失、挿入、付加または逆位を起こさせ、プロモーター活性を低下させることによって転写レベルで遺伝子の発現を抑える方法がある(M.Rosenberg and D.Court,Ann.Rev.Genetics 13(1979)p.319、P.Youderian,S.Bouvier and M.Susskind,Cell 30(1982)P.843-853参照)。また、これらの遺伝子の発現は、SD配列と開始コドンとの間の領域中に1つまたは複数個の塩基の置換、欠失、挿入、付加または逆位を起こさせることによって、翻訳レベルで抑えることができる(J.J.Dunn,E.Buzash-Pollert and F.W.Studier,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,75(1978)P.2743参照)。また、リジンデカルボキシラーゼ酵素の比活性を低下又は消失させるには、リジンデカルボキシラーゼ遺伝子のコーディング領域の中の塩基配列中に1つまたは複数個の塩基の置換、欠失、挿入、付加または逆位を起こさせることによってコーディング領域を改変または破壊する方法がある。
塩基の置換、欠失、挿入、付加または逆位を起こさせる遺伝子としては、ldc遺伝子及びcadA遺伝子に加え、コードするリジンデカルボキシラーゼ活性を実質的に損なわない1つまたは複数個のアミノ酸残基の置換、欠失又は挿入を有するldc遺伝子またはcadA遺伝子でもよい。
遺伝子中に塩基の置換、欠失、挿入、付加または逆位を起こさせるには、具体的には、部位特異的変異法(Kramer,W.and Frits,H.J.,Methods in Enzymology,154,350(1987))や、次亜硫酸ナトリウム、ヒドロキシルアミン等の化学薬剤により処理する方法(Shortle,D.and Nathans,D.,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,75,270(1978))が挙げられる。
部位特異的変異法は、合成オリゴヌクレオチドを用いる方法であり、任意の限定された塩基対だけに、任意の置換、欠失、挿入、付加または逆位を導入できる手法である。この方法を利用するには、まず、クローン化され、DNA塩基配列が決定されている目的遺伝子を持つプラスミドを変性させて1本鎖を調製する。次に、変異を起こさせたい部分に相補的な合成オリゴヌクレオチドを合成するが、この時合成オリゴヌクレオチドを完全に相補的な配列にせず、任意の塩基置換、欠失、挿入、付加または逆位を持つようにしておく。この後1本鎖DNAと任意の塩基置換、欠失、挿入、付加または逆位を持つ合成オリゴヌクレオチドをアニールさせ、さらにDNAポリメラーゼIのクレノウフラグメントとT4リガーゼを用いて完全な2本鎖プラスミドを合成し、これをエシェリヒア・コリのコンピテントセルに導入する。このようにして得られた形質転換体の幾つかは、任意の塩基置換、欠失、挿入、付加または逆位が固定された遺伝子を含むプラスミドを持っている。遺伝子に変異を導入し、改変または破壊することができる同様な手法には、リコンビナントPCR法(PCR Technology,Stockton press(1989))がある。
また、化学薬剤処理を用いる方法は、目的の遺伝子を含むDNA断片を直接次亜硫酸ナトリウム、ヒドロキシルアミン等で処理することによりDNA断片中にランダムに塩基置換、欠失、挿入、付加または逆位を持つ変異を導入する方法である。
以上のようにして取得した変異が導入されて改変または破壊された遺伝子を、エシェリヒア属微生物の染色体上の正常な遺伝子と置換することにより、細胞中のldc遺伝子及び/またはcadA遺伝子の発現を抑えることができる。遺伝子の置換の方法としては、相同性組換えを利用した方法(Experiments in Molecular Genetics,Cold Spring Harbor Laboratory press(1972);Matsuyama,S.and Mizushima,S.,J.Bacteriol.,162,1196(1985))がある。相同性組換えは、エシェリヒア属微生物が一般的に持つ能力であり、染色体上の配列と相同性を有する配列を持つプラスミド等が菌体内に導入されると、ある頻度で相同性を有する配列の箇所で組換えを起こし、導入されたプラスミド全体を染色体上に組み込む。この後さらに染色体上の相同性を有する配列の箇所で組換えを起こすと、再びプラスミドが染色体上から抜け落ちるが、この時組換えを起こす位置により変異が導入された遺伝子の方が染色体上に固定され、元の正常な遺伝子がプラスミドと一緒に染色体上から抜け落ちることもある。このような菌株を選択することにより、塩基置換、欠失、挿入、付加または逆位を持つ変異が導入されて改変または破壊された遺伝子が染色体上の正常な遺伝子と置換された菌株を取得することができる。
遺伝子の置換を行うエシェリヒア属微生物は、L−リジン生産能を有する微生物である。L−リジン生産能を有するエシェリヒア属微生物、例えばエシェリヒア・コリ菌株は、L−リジン生産能を有しない株に変異処理を施し、S−(2−アミノエチル)−L−システイン(以下、AECと記す)等のリジンアナログに対する耐性を付与することにより取得することができる。変異処理の方法としては、エシェリヒア・コリの菌体にN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジンや亜硝酸等の化学薬剤による処理、あるいは紫外線、放射線照射等の処理を施す方法がある。このような菌株の具体例としては、エシェリヒア・コリ AJ13069 (FERM P−14690)が挙げられる。本菌株は、エシェリヒア・コリ K−12由来のW3110株にAEC耐性を付与することによって育種されたものである。尚、エシェリヒア・コリ AJ13069は、平成6年12月6日付で工業技術院生命工学工業技術研究所(郵便番号305日本国茨城県つくば市東一丁目1番3号)に受託番号FERM P−14690として寄託され、平成7年9月29日にブタペスト条約に基づく国際寄託に移管され、受託番号FERM BP−5252が付与されている。
また、L−リジン生産能を有するエシェリヒア・コリ菌株は、L−リジンの生合成に関与する遺伝情報を担うDNAを遺伝子組換え技術により導入、増強することによっても育種することができる。導入される遺伝子は、アスパルトキナーゼ、ジヒドロジピコリン酸合成酵素、ジヒドロジピコリン酸レダクターゼ、スクシニルジアミノピメリン酸トランスアミナーゼ、スクシニルジアミノピメリン酸デアシラーゼ等、L−リジンの生合成経路上の酵素をコードする遺伝子であり、アスパルトキナーゼ、ジヒドロジピコリン酸合成酵素のようにL−リジンによるフィードバック阻害を受ける酵素遺伝子の場合には、かかる阻害が解除された酵素をコードする変異型遺伝子を用いることが望ましい。遺伝子を導入、増強するには、エシェリヒア・コリ細胞内で自律複製可能なベクターに遺伝子を連結して組換えDNAを作成し、それでエシェリヒア・コリを形質転換する方法があり、その他にトランスダクション、トランスポゾン(Berg,D.E.and Berg,C.M.,Bio/Technol.1,417,(1983))、Muファージ、(特開平2−109985号)または相同組換え(Experiments in Molecular Genetics,Cold Spring Harbor Lab.(1972))を用いた方法で宿主染色体に組み込むこともできる。
遺伝子の機能が破壊されたエシェリヒア属微生物を取得するその他の方法としては、当該遺伝子を有するエシェリヒア属微生物の菌体にN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジンや亜硝酸等の化学薬剤による処理、あるいは紫外線、放射線照射等の処理を施すことにより遺伝的に変異させる方法もある。
後述の実施例においては、リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能が破壊されたエシェリヒア・コリ株の造成は、そのコーディング領域の一部を欠失させ、代わりに薬剤耐性遺伝子を挿入したリジンデカルボキシラーゼ遺伝子を、上記の相同性組換えを利用した方法により、エシェリヒア・コリの染色体上のリジンデカルボキシラーゼ遺伝子と置換することにより行った。
なお、1つの菌株において本発明の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子とcadA遺伝子のいずれか一方のみの発現を抑えることもできるし、両方の発現を抑えることもできる。また、L−リジン生産能を有するエシェリヒア属微生物においてリジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現を抑えてもよいし、リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現を抑えたエシェリヒア属微生物に上記の方法によりL−リジン生産能を付与してもよい。
<3>リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現が抑制されたエシェリヒア属微生物を用いたL−リジンの生産
上記のようにして取得したリジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現が抑制されたエシェリヒア属微生物を培養することにより、培養液中に著量のL−リジンが生成蓄積される。L−リジンの蓄積量は、公知のcadA遺伝子の発現を抑えることだけでも増加するが、本発明の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の発現を抑えることは、L−リジンの蓄積量の向上により有効であり、また、cadA遺伝子と本発明の新規遺伝子の両方の発現を抑えた菌株を用いることにより、L−リジンの生産にとって最も好ましい結果が得られる。
L−リジン生産のために使用される培地は、炭素源、窒素源、無機イオン及び必要に応じその他の有機微量栄養源を含有する通常の培地である。炭素源としては、グルコース、ラクトース、ガラクトース、フラクトース、でんぷん加水分解物などの糖類、グリセロール、ソルビトールなどのアルコール類、フマール酸、クエン酸、コハク酸等の有機酸類を用いることができる。窒素源としては、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム等の無機アンモニウム塩、大豆加水分解物などの有機窒素源、アンモニアガス、アンモニア水等を用いることができる。無機イオンとしては、リン酸カリウム、硫酸マグネシウム、鉄イオン、マンガンイオン等が少量添加される。これらの他に、有機微量栄養源として、ビタミンB1、または酵母エキス等を適量含有させることが望ましい。
培養は、好気的条件下で16〜72時間程度実施するのがよく、培養温度は30℃〜45℃に、培養中pHは5〜7に制御する。尚、pH調整には無機あるいは有機の酸性あるいはアルカリ性物質、あるいはアンモニアガス等を使用することができる。
培養終了後、発酵液からのL−リジンの採取は、通常のイオン交換樹脂法、沈澱法、その他の公知の方法を組み合わせることにより適宜実施できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子を含むプラスミドpUC6F5HH5の構造を示す図である。
図2は、新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子を含む温度感受性プラスミドpTS6F5HH5の構造と、同遺伝子の遺伝子の一部がクロラムフェニコール耐性遺伝子を含む断片で置換されたプラスミドpTS6F5HH5Cmの構築を示す図である。
図3は、正常なリジンデカルボキシラーゼ遺伝子保有株WC196、及びリジンデカルボキシラーゼ遺伝子破壊株WC196C、WC196L及びWC196LC株におけるL−リジン分解活性の比較を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
(1)新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子のクローニング
国立遺伝学研究所(日本国静岡県三島市谷田1111)より入手したエシェリヒア・コリ K−12のW3110株の菌体から、通常の方法に従って染色体DNAを抽出した。一方、Meng,S and Bennett,G.N.,J.Bacteriol.,174,2659(1992)に記載されているcadA遺伝子の塩基配列(配列番号5参照)に基づいて、配列表配列番号1及び2に示すような合成DNAプライマー2本を通常の方法で合成した。これらはそれぞれcadA遺伝子の5′−末端上流部分及び3′−末端部分に相同な配列を有する。この染色体DNAとDNAプライマーを用いてエルリッチらの方法(PCR Technology,Stockton press(1989))に従ってPCR法を行い、cadA遺伝子の大部分を含む2.1kbpのDNA断片を得た。この断片をランダムプライマーラベリングキット(宝酒造社製)および[α−32P]dCTP(アマシャムジャパ社製)を用いてラベルしハイブリダイゼーション用のプローブを作製した。
次に、作製したプローブとエシェリヒア・コリ/ジーンマッピングメンブラン(宝酒造社製)を用いて通常の方法(Molecular Cloning(2nd edition),Cold Spring Harbor Laboratory press(1989))によりハイブリダイゼーションを行った。エシェリヒア・コリ/ジーンマッピングメンブランには、小原らのライブラリー(エシェリヒア・コリ染色体DNAのラムダファージライブラリー:Kohara,Y,et al,Cell,50,495-508(1987)参照)が吸着している。ハイブリダイゼーションの際に、プローブの洗浄の条件を弱くし(2×SSC、55℃、30分)、cadA遺伝子と類似の配列を持つラムダファージクローンをスクリーニングした。その結果、cadA遺伝子領域を含むクローン(21H11、5G7)の強いシグナルの他に、E2B8、6F5H、10F9の3つのクローンに弱いシグナルを認めることができた。E2B8、6F5H、10F9の3つのラムダファージクローンの挿入配列はエシェリヒア・コリの染色体上で互いに重なりながら連続している。そこで、小原らのライブラリー(Kohara,Y,et al,Cell,50,495-508(1987))に属する6F5HのラムダファージDNAを通常の方法により分離し、さらに、各種制限酵素で切断し、上記プローブを用いて先程と同様な方法によりサザンブロットハイブリダイゼーションを行ったところ、HindIIIで切断された約5kbpのDNA断片中にcadA遺伝子と類似の配列が存在していることが明らかとなった。
そこで、この6F5HのラムダファージDNAをHindIIIで切断して得られる約5kbpの断片とプラスミドpUC19(宝酒造社製)のHindIII切断物をT4DNAリガーゼを用いて連結した。この反応混合物でエシェリヒア・コリ JM109(宝酒造社製)を形質転換し、アンピシリンを50mg/L添加した完全平板培地(ポリペプトン10g、酵母エキス5g、塩化ナトリウム5gを水1Lに含む)上で生育したアンピシリン耐性株より、6F5HのラムダファージDNAをHindIIIで切断して得られる約5kbpの断片が挿入されたプラスミドを保有する菌株を取得した。その菌体からプラスミドを抽出し、プラスミドpUC6F5HH5を取得した。プラスミドpUC6F5HH5の構造を図1に示す。
なお、このプラスミドを保持するエシェリヒア・コリ JM109/pUC6F5HH5は、AJ13068と命名され、平成6年12月6日付で工業技術院生命工学工業技術研究所に受託番号FERM P−14689として寄託され、平成7年9月29日にブダペスト条約に基づく国際寄託に移管され、受託番号FERM BP−5251が付与されている。
(2)新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の塩基配列の決定
取得したpUC6F5HH5の制限酵素ClaI部位からHindIII部位の領域の塩基配列をMolecular Cloning(2nd edition),Cold Spring Harbor Laboratory press(1989)に記載の方法に従って決定した。その結果、配列表配列番号3に示す塩基配列を有することが明らかになった。このDNA配列中には配列表配列番号4に示すアミノ酸配列をコードするオープンリーディングフレームが含まれている。
(3)L−リジン生産能を有するエシェリヒア・コリの取得
エシェリヒア・コリ W3110を完全培地(ポリペプトン10g、酵母エキス5g、塩化ナトリウム5gを水1Lに含む)で37℃、4時間培養して得た菌体を200μg/mlの濃度のN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン溶液中で37℃、30分変異処理し、洗浄後、AECを5g/L添加した最少平板培地(リン酸水素二ナトリウム7g、リン酸二水素カリウム3g、塩化アンモニウム1g、塩化ナトリウム0.5g、グルコース5g、硫酸マグネシウム・7水和物0.25g、寒天15gを水1Lに含む)に塗布した。37℃、48時間培養して出現したコロニーを分離することによりAEC耐性株を取得した。この中の一株であるWC196株はL−リジン生産能を有していた。なお、WC196株はAJ13069と命名され、平成6年12月6日付で工業技術院生命工学工業技術研究所に受託番号FERM P−14690として寄託され、平成7年9月29日にブダペスト条約に基づく国際寄託に移管され、受託番号FERM BP−5252が付与されている。
(4)新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能を破壊したWC196株の造成
上記の6F5HのラムダファージDNAをHindIIIで切断して得られる約5kbpの断片と温度感受性のプラスミドpMAN031(Yasueda,H.et al,Appl.Microbiol.Biotechnol.,36,211(1991))のHindIII切断物をT4DNAリガーゼを用いて連結した。この反応混合物でエシェリヒア・コリJM109を形質転換し、アンピシリンを50mg/L添加した完全平板培地の培地上で37℃、24時間培養し、生育したアンピシリン耐性株より6F5HのラムダファージDNAをHindIIIで切断して得られる約5kbpの断片が挿入されたプラスミドを保有する菌株を取得した。この菌体からプラスミドを抽出し、プラスミドpTS6F5HH5を取得した。プラスミドpTS6F5HH5をEcoRVで切断して約1kbpのDNA断片を除き、ついでpHSG399(宝酒造社製)をAccIで切断して得られる約1kbpのクロラムフェニコール耐性遺伝子を持つ断片をT4リガーゼを用いて挿入して、プラスミドpTS6F5HH5Cmを構築した。以上の操作の結果、新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能が破壊されたDNA断片を持つプラスミドを構築することができた。プラスミドpTS6F5HH5の構造及びプラスミドpTS6F5HH5Cmを図2に示す。
次に、このプラスミドpTS6F5HH5Cmの温度感受性の性質を利用した一般的な相同性組換えの手法(Matsuyama,S.and Mizushima,S.,J.Bacteriol.,162,1196(1985))でWC196株の染色体上の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子を新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能が破壊されたDNA断片に置換した株を造成した。すなわち、プラスミドpTS6F5HH5CmでWC196株を形質転換し、最初30℃でアンピシリン耐性かつクロラムフェニコール耐性株を取得する。次にこの株より42℃でアンピシリン耐性かつクロラムフェニコール耐性株を取得し、さらにこの株より30℃でアンピシリン感受性かつクロラムフェニコール耐性株を取得することにより、上記のようなWC196株の染色体上の新規なリジンデカルボキシラーゼ遺伝子を新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能が破壊されたDNA断片に置換した株を造成し、この株をWC196L株と命名した。
(5)cadA遺伝子の欠損したWC196株及びWC196L株の造成
公知のリジンデカルボキシラーゼの遺伝子であるcadAが破壊されたエシェリヒア・コリとして、既にエシェリヒア・コリ K−12由来のGNB10181株(Auger,E.A.et al,Mol.Microbiol.,3,609(1989)参照:本菌株は、E.coli Genetic Stock Center(米国コネチカット州)等から入手できる)等が知られている。この菌株ではcadA遺伝子の領域が欠損していることが明らかにされている。そこで、このGNB10181株のcadA遺伝子欠損の形質をP1ファージを用いた一般的な方法(A Short Course in Bacterial Genetics,Cold Spring Harbor Laboratory Press(1992))によりWC196株に形質導入してWC196C株を造成した。WC196株のcadA遺伝子が欠損していることはサザンブロットハイブリダイゼーションにより確認した。また、以上と同様な方法により、WC196L株よりcadA遺伝子が欠損したWC196LC株を造成した。
実施例2
(1)WC196株、WC196C株、WC196L株及びWC196LC株のL−リジン分解活性の確認
造成した上記4株をL−リジン生産用培地(グルコース40g、硫酸アンモニウム16g、リン酸二水素カリウム1g、酵母エキス2g、硫酸マンガン4〜5水和物10mg、硫酸鉄・7水和物10mgを水1Lに含み、水酸化カリウムでpHを7.0に調整後、さらに30gの別殺菌した炭酸カルシウムを加える)を用いて37℃で17時間培養した。回収した菌体を生理食塩水で2回洗浄し、L−リジン分解検定用培地(リン酸水素二ナトリウム・12水和物17g、リン酸二水素カリウム3g、塩化ナトリウム0.5g、L−リジン塩酸塩10gを水1Lに含む)に懸濁して37℃で31時間培養した。
培養液中の残存L−リジン量の経時的な変化を図3に示す。なお、L−リジンの定量はバイオテックアナライザーAS−210(旭化成社製)を用いて行った。WC196株では顕著なL−リジンの分解が認められたが、公知のリジンデカルボキシラーゼ遺伝子であるcadA遺伝子を欠損させたWC196C株では分解活性がやや低下しており、新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能を破壊したWC196L株及びWC196LC株ではL−リジンの分解が認められなかった。なお、培養3時間目くらいまでにいずれの菌株においても培養液中の残存L−リジンが減少するが、これは菌体内にL−リジンが取り込まれるために起こる現象であり、分解によるものではない。
(2)WC196株、WC196C株、WC196L株及びWC196LC株によるL−リジンの生産
上記のL−リジン生産用培地で上記4株を37℃で20時間培養し、培養液中に生成蓄積したL−リジン及びカダベリンの量を測定した。なお、L−リジンの定量は上記のようにバイオテックアナライザーAS−210を、カダベリンの定量は高速液体クロマトグラフィーを用いて行った。
結果を表1に示す。cadA遺伝子を破壊したWC196C株ではWC196株に比べて、また、新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子の機能を破壊したWC196L株ではWC196株及びWC196C株に比べて、L−リジンの蓄積が向上する一方、L−リジンの分解物であるカダベリンの蓄積が減少した。両方のリジンデカルボキシラーゼの遺伝子の機能を破壊したWC196LC株ではさらにL−リジンの蓄積が向上し、L−リジンの分解物であるカダベリンの蓄積が検出されなかった。
Figure 0003692538
実施例3
L−リジンの分解活性がなくなったエシェリヒア・コリ WC196LCを新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子を含むpC6F5HH5で形質転換し、アンピシリン耐性株を取得した。WC196LC株WC196LC/pUC6F5HH5株を5g/LのL−リジンを添加したL−リジン生産用培地で37℃で16時間培養し、生成するカダベリンの量を測定した。
結果を表2に示す。WC196LC株はL−リジンをカダベリンに転換することはできなかったが、WC196LC/pUC6F5HH5株はL−リジンをカダベリンに転換する能力を持っていた。
Figure 0003692538
産業上の利用可能性
本発明の新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子は、エシェリヒア・コリにおいてL−リジンの分解に関与する。L−リジン生産能を有し、上記遺伝子及び/またはcadA遺伝子の発現が抑えられているエシェリヒア属細菌を培養することにより安価かつ効率的にL−リジンを製造することができる。
配列表
(1)一般情報
(i)出願人:味の素株式会社
(ii)発明の名称:新規リジンデカルボキシラーゼ遺伝子及びL−リジンの製造法
(iii)配列数:6
(iv)連絡先:
(A)宛名:
(B)番地:
(C)市:
(D)州:
(E)国:
(F)ZIP:
(v)コンピュータ読取り可能形式
(A)媒体:フロッピーディスク
(B)コンピュータ:IBM PC互換
(C)操作システム:PC-DOS/MS-DOS
(D)ソフトウェア:FastSEQ Version 1.5
(vi)現行出願データ
(A)出願番号
(B)出願日
(C)分類
(viii)代理人/事務所情報
(A)名前:
(B)登録番号:
(C)整理番号:
(ix)通信情報
(A)電話番号:
(B)ファクシミリ番号:
(2)配列番号1の配列の情報:
(i)配列の性質:
(A)配列の長さ:20bases
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸 合成DNA
(iii)ハイポセティカル:NO
(iv)アンチセンス:NO
(xi)配列:SEQ ID NO:1:
Figure 0003692538
(2)配列番号2の配列の情報:
(i)配列の性質:
(A)配列の長さ:20bases
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:他の核酸 合成DNA
(iii)ハイポセティカル:NO
(iv)アンチセンス:YES
(xi)配列:SEQ ID NO:2:
Figure 0003692538
(2)配列番号3の配列の情報:
(i)配列の性質:
(A)配列の長さ:3269base pairs
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:二本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:Genomic DNA
(iii)ハイポセティカル:NO
(iv)アンチセンス:NO
(vi)起源:
(A)生物名:エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)
(B)株名:W3110
(ix)配列の特徴:
(A)特徴を表す記号:CDS
(B)存在位置:1005..3143
(xi)配列:SEQ ID NO:3:
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
(2)配列番号4の配列の情報:
(i)配列の性質:
(A)配列の長さ:713amino acids
(B)配列の型:アミノ酸
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:タンパク質
(xi)配列:SEQ ID NO:4:
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
(2)配列番号5の配列の情報:
(i)配列の性質:
(A)配列の長さ:2145base pairs
(B)配列の型:核酸
(C)鎖の数:二本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:Genomic DNA
(iii)ハイポセティカル:NO
(iv)アンチセンス:NO
(vi)起源:
(A)生物名:エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)
(B)株名:CS520
(ix)配列の特徴:
(A)特徴を表す記号:CDS
(B)存在位置:1..2145
(xi)配列:SEQ ID NO:5:
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
(2)配列番号6の配列の情報:
(i)配列の性質:
(A)配列の長さ:715amino acids
(B)配列の型:アミノ酸
(D)トポロジー:直鎖状
(ii)配列の種類:タンパク質
(xi)配列:SEQ ID NO:6:
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538
Figure 0003692538

Claims (6)

  1. L−リジン生産能を有し、以下のタンパク質であるリジンデカルボキシラーゼの活性が低下又は消失した、エシェリヒア属に属する微生物。
    (A)配列番号4に記載のアミノ酸配列を有するタンパク質。
    (B)配列番号4に記載のアミノ酸配列において、1〜3個のアミノ酸残基の置換、欠失又は挿入を含むアミノ酸配列からなり、かつ、リジンデカルボキシラーゼ活性を有するタンパク質。
  2. 活性が低下又は消失するリジンデカルボキシラーゼをコードする遺伝子が、配列番号3の塩基番号1005〜3143の塩基配列を有する請求項1に記載の微生物。
  3. 前記リジンデカルボキシラーゼをコードする遺伝子が破壊されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の微生物。
  4. さらに、cadA遺伝子によりコードされるリジンデカルボキシラーゼの活性が低下又は消失した請求項1〜3のいずれか一項に記載の微生物。
  5. 前記微生物がエシェリヒア・コリである請求項1〜4のいずれか一項に記載の微生物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の微生物を液体培地に培養し、培養液中にL−リジンを生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とするL−リジンの製造法。
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