JP3273893B2 - 成形装置及び成形方法 - Google Patents

成形装置及び成形方法

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1753Cleaning or purging, e.g. of the injection unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29L2017/003Records or discs
    • B29L2017/005CD''s, DVD''s

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CD(コ
ンパクトディスク)やLD(レーザディスク)等のよう
に、光が透過可能な物を成形するための成形装置及び成
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばCDやLD等のような、光
が透過可能な樹脂材を使用して成形体を成形する場合、
図12に示すような構造を有する成形装置1が使用され
ている。このような成形装置1は、上記樹脂材を射出す
るノズル2が重力方向に昇降するいわゆる縦型タイプで
あり、固定プレート3に取り付けられた金型4と、可動
プレートに取り付けられた金型5との間に上記成形体を
成形するための空隙部6が形成されている。尚、固定プ
レート3は凹部3aを有し、該凹部3aの底部側には、
凹部11を有するスプルーブッシュ10が金型4に設け
られている。上記凹部3a及び凹部11を、先端部にノ
ズル2を設けたシリンダ8が上下方向に昇降する。この
ような成形装置1において、上記空隙部6に可塑化され
た溶融樹脂を注入するために、シリンダ8が降下し、シ
リンダ8のノズル2がスプルーブッシュ1の底部13に
当接する。そして、シリンダ8内における可塑化された
溶融樹脂がプランジャ(あるいはスクリュ)によって射
出され、射出された上記溶融樹脂がスプルーブッシュ1
0内のスプルー部12を介して空隙部6に注入される。
樹脂注入後、可動プレートを駆動させて型開きを行うと
同時に金型5から成形体を剥離させるために、金型5に
設けた通路5aから成形体へ空気の吹き付けを行う。型
開き完了後、スプルーブッシュ10のスプルー部分と成
形体との突き出しを行い、同時に上記通路5aから成形
体へ空気の吹き付けを行い、金型5から成形体を剥離さ
せる。該剥離動作終了後、取り出し機により成形体を成
形機の外部に移送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、樹脂材を溶融樹
脂とし、射出するため、上記ノズル2は高温に保持され
ていることから、射出動作やその後のパージ動作により
ノズル2の先端部2aに付着した上記樹脂材は炭化し易
い。よって、シリンダ8の昇降動作に伴うノズル2の振
動等により、上記炭化しノズル2の先端部2aに付着し
た樹脂材が先端部2aから離れ、スプルーブッシュ10
の底部13に落下する場合がある。このようなダストを
含め異物がスプルーブッシュ10のスプルー部12を介
して空隙部6に侵入した場合、成形された製品は品質上
の欠陥を起こす場合がある。即ち、当該成形体は、CD
等として使用されるため、大きさが例えば80μmを越
えるような異物が成形体に混入した場合には、該異物に
よる光の乱反射等が生じ情報の読み書きに支障が生じる
場合があるからである。このように成形体への異物の混
入は、ひいては製造上の歩留まりを低下させるという重
大な問題点を有している。本発明はこのような問題点を
解決するためになされたもので、成形体である製品の品
質及び歩留まりを向上させる、低コストな成形装置及び
成形方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様である
成形装置は、重力方向に昇降可能であり金型内の空隙部
にて成形体を成形するための樹脂材を射出するノズル
と、上記ノズルが下降することで上記ノズルの先端部が
当接し上記ノズルから射出された上記樹脂材を上記空隙
部に導くスプルー部を有するスプルーブッシュと、を備
え、上記ノズルと上記スプルーブッシュとが非当接であ
るときには上記スプルー部を介して上記空隙部へ異物が
侵入する可能性のある成形装置であって、上記スプルー
ブッシュにおける上記ノズルとの少なくとも当接面にお
ける気体及び上記異物を吸引する吸引部を備えたことを
特徴とする。
【0005】又、本発明の第2態様である成形方法は、
重力方向に昇降可能であり金型内の空隙部にて成形体を
成形するための樹脂材を射出するノズルと、上記ノズル
が下降することで上記ノズルの先端部が当接し上記ノズ
ルから射出された上記樹脂材を上記空隙部に導くスプル
ー部を有するスプルーブッシュと、を備え、上記ノズル
と上記スプルーブッシュとが非当接であるときには上記
スプルー部を介して上記空隙部へ異物が侵入する可能性
のある成形装置に使用され、上記ノズルの先端部に開口
する射出穴と上記スプルーブッシュのスプルー部とが連
通するように上記ノズルと上記スプルーブッシュとを当
接し、上記ノズルから金型へ上記樹脂材を注入して成形
体を形成し、形成された上記成形体を上記金型から取り
出す、ことを備えた成形方法であって、さらに、上記ノ
ズルの少なくとも下降動作中には上記スプルーブッシュ
における上記ノズルとの少なくとも当接面における気体
及び上記異物を吸引することを備えたことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である成形装
置、及び成形方法について、図を参照して以下に説明す
る。尚、上記成形方法は、上記成形装置にて実行される
ものである。又、各図において同一又は同様の機能を果
たす構成部分については同一の符号を付している。第1実施形態; 本実施形態では、平面円形状であってす
り鉢状の凹部11を有するスプルーブッシュ10の底部
13であってノズル2の先端部2aが接触する領域であ
る当接面10a内に、図1に示すように、一端31aが
開口し、他端31bが吸引装置33に接続される吸引通
路31を設けた。その他の構造は、図12に示す従来の
成形装置1と変わるところはない。吸引通路31は、図
5に示すように、スプルーブッシュ10の直径方向に沿
ってスプルーブッシュ10及び金型4を貫通して延在す
る、内径約10mmの通路である。上記吸引装置33と
しては例えば家庭用掃除機のようにモータの駆動により
気体の吸引を行うものであって、例えば2〜3リットル
/分の吸引流量で、家庭用掃除機が発生する程度の負圧
を発生する吸引能力を有するものである。又、吸引装置
33としては、金型4,5に供給される冷却水を利用し
て、例えば図10に示すようなエゼクタ37を利用して
もよい。このように冷却水を利用することで、吸引した
異物は冷却水中に取り込まれ新たな設備を追加すること
なく、排気によって外部に異物を噴出させず、清浄な環
境を実現することができる。よって、より安価な吸引装
置33を設置することができる。又、本実施形態では1
本の吸引通路31を設けたが、本数はこれに限られな
い。
【0007】このように構成される成形装置50の動作
を説明する。本成形装置50も上述した従来の成形装置
1と同様に、空隙部6に溶融樹脂をノズル2を介して射
出することで成形体を成形するが、成形後、少なくと
も、シリンダ8が上下方向に下降し上記炭化した樹脂が
異物として落下する可能性のある期間は、吸引通路31
を介して吸引装置33にて吸引動作を行う。尚、シリン
ダ8が下降しノズル2の先端部2aとスプルーブッシュ
10の底部13とが接触しているときには、異物が空隙
部6に侵入することはないので、この期間は吸引動作は
停止する。即ち、図4に示すように、ステップ(図内で
は「S」にて示す)1にて、吸引装置33にてスプルー
ブッシュ10の底部13における少なくとも上記当接面
10a部分に存在する異物の吸引を開始し、ステップ2
にてノズル2とスプルーブッシュ10の底部13とが接
触した時点で上記吸引を停止する。そしてステップ3に
て、空隙部6に溶融樹脂をノズル2を介して射出するこ
とで成形体を成形する。ステップ4にて再び吸引を開始
した後、成形体を金型5から取り出すためシリンダ8を
上昇させる。そしてステップ6にて成形体を金型5から
取り出す。そして、次の成形動作のため、ノズル2内の
パージ等の準備動作を行った後、再びステップ1に戻
る。尚、上記準備動作の間、上記異物の上記吸引動作は
続行される。尚、ステップ4における吸引開始は、ステ
ップ5にてシリンダ8が上昇した後に開始してもよい。
【0008】このように、吸引通路31を介して吸引装
置33にて、スプルーブッシュ10の少なくとも当接面
10aに落下してきた異物を吸引することができるの
で、空隙部6への異物の侵入を防止することができる。
よって、成形体である製品の品質及び歩留まりを向上さ
せる、低コストな成形装置、及び成形方法を提供するこ
とができる。
【0009】尚、図5にて吸引通路31−1として図示
するように吸引通路の一端31aは、上記当接面10a
内でスプルーブッシュ10の直径方向から若干偏心した
位置に開口するようにしてもよい。このように上記一端
31aを配置することで、吸引される気体は、すり鉢状
のスプルーブッシュ10の凹部11の内面に沿ってら旋
状を描くことになる。このとき、上述の炭化物などの異
物は空気に比べて比重が大きいため、螺旋の外周を移動
することになり、容易に吸引通路31へ取り込まれ、ス
プルーブッシュ10におけるスプルー部12の開口部近
傍には清浄な気体だけが残ることになる。よって、より
効果的に異物を吸引通路31へ吸引することができ空隙
部6への異物の侵入を防止することができる。
【0010】第2実施形態;本実施形態の成形装置51
では、スプルーブッシュ10の底部13においてノズル
2の先端部2aと接触する部分を、図2に示すようにノ
ズル2側へ隆起させた突出部42を形成したスプルーブ
ッシュ41を設けた構造を有する。その他の構造は、第
1実施形態の成形装置50と変わるところはない。尚、
突出部42の頂上部分42aにおいて、ノズル2の先端
部2aと接触する当接面42bの面積は、ノズル2の先
端部2aの表面の面積よりも小さい。このように構成す
ることでノズル2の先端部2aから上記当接面42bに
落下してくる異物を少なくすることができる。又、吸引
通路31の一端31aは、スプルーブッシュ41の底部
であって突出部42が隆起し始める突出部42のふもと
部分43に開口する。
【0011】このように突出部42を設けることで落下
してくる異物がスプルー部12に侵入する確率が低下
し、又、落下してくる異物は上記ふもと部分43に捕ら
えられることから、第1実施形態の成形装置50に比べ
さらに空隙部6への異物の侵入を防止することができ、
成形体である製品の品質及び歩留まりを向上させること
ができる。又、突出部42を設け、かつそのふもと部分
43に吸引通路31の一端31aを開口させたことか
ら、吸引通路31へ吸引される気体は矢印9にて示すよ
うに、突出部42の周りに沿って流れる。よって、スプ
ルーブッシュ41の凹部11内の気流は、第1実施形態
の成形装置50の場合に比べ、複雑化し異物を巻き上げ
ることができるので、より効果的に異物の清掃が行え
る。又、吸引通路31は、図6に示すようにスプルーブ
ッシュ41の直径方向に沿って延在してもよいし、図7
に示すように吸引通路31の一端31aは、上記ふもと
部分43でスプルーブッシュ41の直径方向から若干偏
心した位置に開口するようにしてもよい。このように構
成することで、上述したように、吸引される気体の流れ
をら旋状にすることができ、効果的に異物を吸引通路3
1へ吸引することができる。尚、このように構成される
成形装置51の動作は、上述の成形装置50の場合と同
様であるので、説明は省略する。
【0012】第3実施形態;本実施形態の成形装置52
は、第2実施形態の成形装置51にさらに、スプルーブ
ッシュ41の凹部11へ気体を供給する送気通路32を
設けた構造を有する。送気通路32は、スプルーブッシ
ュ41における上記ふもと部分43に一端32aを開口
させ、他端32bは送気装置34に接続され、スプルー
ブッシュ41及び金型4内を貫通する。一方、吸引通路
31は、スプルーブッシュ41の上面41aの近傍であ
って固定プレート3の凹部3aの下部に一端31aを開
口させ、固定プレート3内を貫通するように構成した。
尚、吸引通路31及び送気通路32は、図8に示すよう
に、両者がスプルーブッシュ41の直径方向に沿って、
かつ上下方向に同列位置に配置されてもよいし、図9に
示すように、両者がスプルーブッシュ41の直径方向に
沿って、かつスプルーブッシュ41及び固定プレート3
の周方向において180度離れた位置に配置されてもよ
い。又、吸引通路31及び送気通路32のそれぞれの一
端31a、32aがスプルーブッシュ41の直径方向か
ら若干偏心して配置されてもよい。尚、ノズル2をも含
めシリンダ8の温度管理が比較的粗くてもよい場合に
は、送気通路32のように特別に送気手段を設けなくと
も、例えば固定プレート3の上方からスプルーブッシュ
41の凹部11内へ送気するようにしてもよい。
【0013】このように構成される成形装置52の動作
は、図4を参照して説明した成形装置50の場合と基本
的に同様であるが、ステップ1,4における異物吸引動
作の際には、さらに、送気通路32から気体がスプルー
ブッシュ41の凹部11へ供給される。このような成形
装置52は、ノズル2の先端部2aと接触する突出部4
2の少なくとも当接面42b、及びその近傍に向かって
送気通路32から気体を吹き付けつつ、吸引通路31に
て気体の吸引を行うことから、上記当接面42b、及び
その近傍を清浄な雰囲気とすることができ、さらにスプ
ルーブッシュ41の凹部11内に気体のよどみ部分がな
くなり異物をより効率的に吸引することができ、さら
に、上記気体の吹き付けによりシリンダ8やノズル2に
付着している異物が焼き付くことを防ぐことができる。
又、突出部42を設けているので、吸引される気体は突
出部42の周囲を旋回した後、吸引通路31へ吸い込ま
れる。異物も、この気体の流れに準じて移動するため、
スプルーブッシュ41のスプルー部12へ移動しようと
する異物をスプルーブッシュ41の外部へ排出させるこ
とができる。
【0014】尚、本第3実施形態、並びに上述の第1及
び第2実施形態の成形装置において、ノズル2の昇降動
作はノズル駆動装置61にて行われ、金型5の開閉動作
は金型駆動装置62にて行われる。ノズル駆動装置6
1、金型駆動装置62、上記吸引装置33、及び上記送
気装置34の各動作は、図11に示すように制御装置6
3により、上述の各実施形態における動作が実行可能な
ように制御される。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
成形装置、及び第2態様の成形方法によれば、スプルー
ブッシュにおいてノズルの先端部が接触する当接面及び
その近傍の気体を吸引するようにしたことから、スプル
ーブッシュへ落下しスプルーブッシュのスプルー部内へ
侵入しようとする異物は吸引される。よって、成形体で
ある製品に異物が混入することを防止でき製品の品質及
び歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の成形装置の構造を示
す断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態の成形装置の構造を示
す断面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態の成形装置の構造を示
す断面図である。
【図4】 図1ないし図3に示す成形装置にて実行され
る成形方法における動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】 図1に示す成形装置において、吸引通路の配
置を示す、スプルーブッシュの平面図である。
【図6】 図2に示す成形装置において、吸引通路の配
置を示す、スプルーブッシュの平面図である。
【図7】 図6において、吸引通路の他の配置例を示す
図である。
【図8】 図3に示す成形装置において、吸引通路及び
送気通路の配置を示す、スプルーブッシュ及び金型の平
面図である。
【図9】 図8において、吸引通路及び送気通路の他の
配置例を示す図である。
【図10】 吸引装置の構造を示す一例である。
【図11】 本発明の成形装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】 従来の成形装置の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2…ノズル、2a…先端部、3a…凹部、6…空隙部、
10…スプルーブッシュ、10a…当接面、11…凹
部、12…スプルー部、31…吸引通路、31a…一
端、31b…他端、32…送気通路、33…吸引装置、
34…送気装置、41…スプルーブッシュ、42…突出
部、42b…当接面、50,51,52…成形装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 明信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 油谷 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 丸山 義雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−39215(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/20 - 45/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重力方向に昇降可能であり金型内の空隙
    部(6)にて成形体を成形するための樹脂材を射出する
    ノズル(2)と、上記ノズルが下降することで上記ノズ
    ルの先端部(2a)が当接し上記ノズルから射出された
    上記樹脂材を上記空隙部に導くスプルー部(12)を有
    するスプルーブッシュ(10)と、を備え、上記ノズル
    と上記スプルーブッシュとが非当接であるときには上記
    スプルー部を介して上記空隙部へ異物が侵入する可能性
    のある成形装置であって、 上記スプルーブッシュにおける上記ノズルとの少なくと
    も当接面(10a)における気体及び上記異物を吸引す
    る吸引部(31,33)を備えたことを特徴とする成形
    装置。
  2. 【請求項2】 上記吸引部は、上記当接面(10a)又
    はその近傍に一端が開口し上記スプルーブッシュを貫通
    する吸引通路(31)と、該吸引通路の他端(31b)
    が接続され上記気体及び異物の吸引を行う吸引装置(3
    3)とを有する、請求項1記載の成形装置。
  3. 【請求項3】 上記吸引装置は、金型内部へ流入される
    冷却水の流れにより負圧を発生させる、請求項2記載の
    成形装置。
  4. 【請求項4】 上記スプルーブッシュにおける上記ノズ
    ルとの少なくとも当接面へ送気する送気部(32,3
    4)をさらに備えた、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の成形装置。
  5. 【請求項5】 上記送気部は、上記当接面(10a)又
    はその近傍に一端が開口し上記スプルーブッシュを貫通
    する送気通路(32)と、該送気通路の他端(32b)
    が接続され送気を行う送気装置(34)とを有し、この
    とき、上記送気部の送気通路の一端は上記吸引通路の一
    端よりも下方に開口する、請求項4記載の成形装置。
  6. 【請求項6】 上記当接面は、断面凹形状の上記スプル
    ーブッシュの底部(13)にて上記ノズルの先端部側へ
    突出した突出部(42)の上面である、請求項1ないし
    5のいずれかに記載の成形装置。
  7. 【請求項7】 上記突出部の上記当接面の面積は、上記
    ノズルの先端部の面積よりも小さい、請求項6記載の成
    形装置。
  8. 【請求項8】 重力方向に昇降可能であり金型内の空隙
    部(6)にて成形体を成形するための樹脂材を射出する
    ノズル(2)と、上記ノズルが下降することで上記ノズ
    ルの先端部(2a)が当接し上記ノズルから射出された
    上記樹脂材を上記空隙部に導くスプルー部(12)を有
    するスプルーブッシュ(10)と、を備え、上記ノズル
    と上記スプルーブッシュとが非当接であるときには上記
    スプルー部を介して上記空隙部へ異物が侵入する可能性
    のある成形装置に使用され、 上記ノズルの先端部に開口する射出穴と上記スプルーブ
    ッシュのスプルー部(12)とが連通するように上記ノ
    ズルと上記スプルーブッシュとを当接し、 上記ノズルから金型へ上記樹脂材を注入して成形体を形
    成し、 形成された上記成形体を上記金型から取り出す、 ことを備えた成形方法であって、さらに、 上記ノズルの少なくとも下降動作中には上記スプルーブ
    ッシュにおける上記ノズルとの少なくとも当接面におけ
    る気体及び上記異物を吸引することを備えたことを特徴
    とする成形方法。
  9. 【請求項9】 上記気体の吸引を行うとともに、さらに
    上記吸引動作を行う吸引通路の開口よりも下方にて、上
    記ノズルの少なくとも当接面へ送気を行う、請求項8記
    載の成形方法。
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