JP3218579B2 - 半導体記憶装置のキャパシタ構成の形成方法 - Google Patents

半導体記憶装置のキャパシタ構成の形成方法

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JP3218579B2 JP14049697A JP14049697A JP3218579B2 JP 3218579 B2 JP3218579 B2 JP 3218579B2 JP 14049697 A JP14049697 A JP 14049697A JP 14049697 A JP14049697 A JP 14049697A JP 3218579 B2 JP3218579 B2 JP 3218579B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広くは半導体メ
モリーデヴァイスに関し、詳しくは、トランスファー・
トランジスタまたを有するダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリー(DRAM)セルの電荷蓄積コンデン
サー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、DRAMデヴァイスのコンベン
ショナルなメモリーセルの回路図である。図に示すよう
に、DRAMセルは、実質的には、トランスファートラ
ンジスタTと電荷蓄積コンデンサーCとから構成されて
いる。トランスファートランジスタTのソースは、対応
するビットラインBLに接続し、そのドレインは、電荷
蓄積コンデンサーCの蓄積電極6に接続している。トラ
ンスファートランジスタTのゲートは、対応するワード
ラインWLに接続している。コンデンサーCの対向する
電極8は、定電源に接続している。誘電体膜7がコンデ
ンサーCの蓄積電極6と、対向する電極8との間に設け
られている。
【0003】DRAM製造プロセスにおいては、プレイ
ナータイプ・コンデンサーと呼ばれる二次元のコンデン
サーが1M(メガ=ミリオン)以下の記憶容量をもつコ
ンベンショナルのDRAMに主として用いられる。プレ
イナータイプのコンデンサーを使用する記憶素子を有す
るDRAMの場合、電荷が半導体基板の主面に配置の電
極に蓄積されるため、該主面には比較的広い領域が必要
になる。記憶容量が4Mビッツ以上のDRAMのような
高集積化DRAMのために、スタックされたタイプのコ
ンデンサーまたはトレンチタイプ・コンデンサーと称さ
れる三次元コンデンサー構造が導入されている。
【0004】スタックされたタイプのコンデンサーまた
はトレンチタイプ・コンデンサーにより、同じようなヴ
ォリュウムにおける大きなメモリーを得ることが可能に
なった。しかしながら、容量が64Mb(メガビッツ)
を有する大規模集積(VLSI)回路のような、より集
積レベルが高い半導体デヴァイスを実現するためには、
コンベンショナルなスタックされたタイプまたはトレン
チタイプのような単純な三次元構造のコンデンサーでは
不十分なものである。
【0005】DRAM記憶素子蓄積コンデンサーのキャ
パシタンスを改善する一つの解決策は、所謂フィンタイ
プのスタックされたコンデンサー、その一例は、198
8年12月に発表のインターナショナル・エレクトロン
・デヴァイス・ミーティングにおける”16M及び64
M DRAMに対する三次元のスタックされたコンデン
サーセル”592〜595頁掲載のエマ他の論文で提案
されている。このフィンタイプのスタックされたコンデ
ンサーは、電極と誘電体膜とを含み、これらは、多数の
積み重ねられた層になってフィン形状で水平方向へ広が
っている。電極の表面領域を増やすようになっている。
フィンタイプのスタックされたコンデンサーをもつDR
AMは、米国特許第5,071,783号(タグチ
他);5,126,810号(ゴトウ);および第5,
206,787号(フジオカ)にも記載されている。
【0006】コンデンサーの容量を改善する他の解決策
は、所謂シリンドリカルタイプのスタックされたコンデ
ンサーを使用することであり、該コンデンサーの一例
は、1989年のシンポジウムにおけるVLSIテクノロジー・
ダイジェスト・オブ・テクニカル・ペーパーズ69〜7
0頁のワカミヤ他の論文”64Mb DRAMに対する
新規なスタックされたコンデンサー・セル”に提案され
ている。該シリンドリカルタイプのスタックされたコン
デンサーは、電極と誘電体膜とを含み、これらは、シリ
ンドリカル形状で広がり、該電極の表面領域を増やすよ
うになっている。このシリンドリカルタイプのスタック
されたコンデンサーは、また米国特許第5,077,6
88号(クマノヤ他)に記載されている。
【0007】増加された集積密度へのトレンドにおいて
は、平面におけるDRAMセルのサイズ(平面に占める
表面領域)は、一層減少されなければならない。一般的
にいって、記憶素子のサイズを小形化することは、電荷
蓄積キャパシティ(容量)の減少に通じる。さらに、容
量が減少するにつれ、α線の投射から生ずるソフトエラ
ーが増加しやすくなる。したがって、この分野において
は、デヴァイスのより狭い表面領域を占めながら容量を
維持できる新規な蓄積コンデンサー構造と該構造を作る
適切な方法が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、半導体メモリーデヴァイスのための、荷電蓄積のた
めの領域を増加するツリータイプのコンデンサー構造を
作る方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の前記目的と他
の目的によれば、新規で改良された半導体メモリーデヴ
ァイスの製造方法が提供される。
【0010】この発明による半導体メモリーデヴァイス
は、基板、ソース/ドレイン領域をもつ該基板上のトラ
ンスファートランジスタおよび前記ソース/ドレイン領
域の一方と電気的に接続された蓄積コンデンサーとを含
む。蓄積コンデンサーを製造する方法は、前記基板の上
のトランスファー・トランジスタをカバーする第1の絶
縁層を形成し;前記第1の絶縁層を突き抜けて、前記ソ
ース/ドレイン領域の一方と電気的に接続する第1の電
導層を形成し;前記第1の電導層の上にピラー状の層を
形成し;前記ピラー状の層と第1の電導層の表面に第2
の電導層を形成し;前記第2の電導層をパターニングし
てピラー形状の層にある第2の電導層を除去し;第2の
電導層と第1の電導層とをパターニングして、前記第1
の絶縁層の一部を露出する開口を形成し;そして前記開
口の周縁で前記第1の電導層のエッジに接続する中空シ
リンダー状の形状の第3の電導層を形成する。第3の電
導層と第1の電導層とが幹状の電導層を形成する。第2
の電導層の一端が前記第3の電導層の内面に接続し、枝
状の電導層を形成する。第1、第2および第3の電導層
が蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成する。蓄積コンデ
ンサーを製造する方法は、前記ピラー状の層を除去し;
第1、第2および第3の電導層の露出した表面に誘電体
層を形成し;そして前記誘電体層の上に第4の電導層を
形成して、前記蓄積コンデンサーの対向電極を形成する
ことをさらに含む。
【0011】この発明の好ましい実施例の一つによれ
ば、前記幹状の電導層は、前記トランスファー・トラン
ジスタのソース/ドレイン領域に電気的に接続している
下位の幹状部分と、前記下位の幹状部分のエッジから実
質的に直立して延びる上位の幹状部分とを含む。この発
明の方法は、さらに、前記第1の絶縁層が形成された直
後に前記第1の絶縁層の上にエッチング保護層を形成す
る工程を含むことができる。好ましい実施例において
は、第2の電導層をパターニングする工程は、前記ピラ
ー状の層の上の第2の電導層の部分をエッチングするこ
とを含む。別の好ましい実施例においては、第2の電導
層をパターニングする工程は、化学機械研磨技術を用い
て前記ピラー状の層の上の第2の電導層の部分を研磨す
ることを含む。
【0012】この発明の別の好ましい実施例によれば、
前記第1の電導層の上に厚い絶縁層を形成し、前記ソー
ス/ドレイン領域にわたる前記厚い絶縁層の上にフォト
レジストを形成し、前記カバーされていない厚い絶縁層
の部分をエッチングし、フォトレジスト腐食を行って、
エッチングされていない厚い絶縁層の部分を露出し、前
記露出された厚い絶縁層を前記第1の電導層が露出する
までエッチングして階段状の形状のピラー状層を形成
し、フォトレジスト層を除去する。
【0013】この発明の別の好ましい実施例によれば、
前記基板上に第1の絶縁層を形成した直後、前記第1の
絶縁層の上にエッチング保護層を形成し、該エッチング
保護層の上に第4の絶縁層を形成する。前記第1の電導
層は、前記第4の絶縁層とエッチング保護層とを突き抜
けるように形成される。前記第4の絶縁層は、前記ピラ
ー状の層と共に除去される。
【0014】この発明の別のアスペクトによれば、蓄積
コンデンサーを製造する方法は、前記基板の上のトラン
スファー・トランジスタをカバーする第1の絶縁層を形
成し;少なくとも前記第1の絶縁層を突き抜けて、前記
ソース/ドレイン領域の一方と電気的に接続する第1の
電導層を形成し;前記第1の電導層の上にピラー状の層
を形成することを含む。前記ピラー状の層と第1の電導
層の表面に少なくとも一つの第1の膜と一つの第2の膜
とを交互に形成する。前記第2の膜は、電導性マテリア
ルから作られ、第1の膜は、絶縁性マテリアルから作ら
れている。前記第2の膜をパターニングしてピラー形状
の層を覆う第2の膜の部分を除去する。第2の膜を第1
の膜および第1の電導層と共にパターニングして、前記
第1の絶縁層を露出する開口を形成する。前記開口の周
縁で前記第1の電導層のエッジに接続する中空シリンダ
ーとして、第2の電導層を形成する。第2の電導層と第
1の電導層とが幹状の電導層を形成する。第2の電導層
の一端が前記第2の電導層の内面に接続し、枝状の電導
層を形成する。第1の電導層、第2の膜および第2の電
導層が蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成する。前記方
法は、さらに前記ピラー状の層と第1の膜とを除去し、
第1の電導層、第2の膜および第2の電導層の露出した
表面に誘電体層を形成し、そして前記誘電体層の上に第
3の電導層を形成して、前記蓄積コンデンサーの対向電
極を形成することをさらに含む。
【0015】この発明の別のアスペクトによれば、蓄積
コンデンサーを製造する方法は、前記基板の上のトラン
スファー・トランジスタをカバーする第1の絶縁層を形
成し;少なくとも前記第1の絶縁層を突き抜けて、前記
ソース/ドレイン領域の一方と電気的に接続する第1の
電導層を形成し;前記第1の電導層の上に少なくとも一
つのピラー状の層を形成し;前記ピラー状の層の側壁面
に第2の電導層を形成し;前記第1の電導層をパターニ
ングして、前記第1の絶縁層を露出する開口を形成し;
そして、前記開口の周縁で前記第1の電導層のエッジに
接続する中空シリンダーの形状である第3の電導層を形
成する。第2の電導層の一端が前記第1の電導層の上面
に接続し、枝状の電導層を形成する。第1、第2および
第3の電導層が蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成す
る。前記方法は、さらに前記ピラー状の層を除去し;第
1、第2および第3の電導層の露出した表面に誘電体層
を形成し、そして前記誘電体層の上に第4の電導層を形
成して、前記蓄積コンデンサーの対向電極を形成するこ
とをさらに含む。
【0016】この発明の別のアスペクトによれば、蓄積
コンデンサーをもつ半導体メモリーデヴァイスを製造す
る方法は、前記基板の上のトランスファー・トランジス
タをカバーする第1の絶縁層を形成し;少なくとも前記
第1の絶縁層を突き抜けて、前記ソース/ドレイン領域
の一方と電気的に接続する第1の電導層を形成し;前記
第1の電導層の上に少なくとも一つのピラー状の層を形
成し;前記ピラー状の層の側壁面に第2の電導層を形成
する。前記第2の電導層の一端は、前記第1の電導層の
上面に接続される。前記方法は、第2の電導層および前
記ピラー状の層の表面および第1の電導層に交互に少な
くとも第1の膜と第2の膜とを交互に形成することを含
む。該第2の膜は、電導性マテリアルから作られ、第1
の膜は、絶縁性マテリアルから作られている。前記方法
は、前記第2の膜をパターニングして、前記ピラー状の
層にわたる前記第2の電導層の部分を除去し、第2の
膜、第1の膜および第1の電導層をパターニングして、
前記第1の絶縁層を露出する開口を形成し;そして、前
記開口の周縁で前記第1の電導層のエッジに接続する中
空シリンダーの形状である第3の電導層を形成すること
をさらに含む。前記第3の電導層と第1の電導層は、枝
状電導層を形成する。第2の電導層の一端が前記第3の
電導層の内面に接続する。第2の膜と第2の電導層は、
枝状電導層を形成する。第1、第2および第3の電導層
および第2の膜が蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成す
る。前記方法は、さらに前記ピラー状の層と第1の膜と
を除去し;第1、第2および第3の電導層の露出した表
面に誘電体層を形成し、そして前記誘電体層の上に第4
の電導層を形成して、前記蓄積コンデンサーの対向電極
を形成することをさらに含む。
【0017】この発明の別のアスペクトによれば、蓄積
コンデンサーをもつ半導体メモリーデヴァイスを製造す
る方法は、基板の上のトランスファー・トランジスタを
カバーする第1の絶縁層を形成し、幹状の電導層を形成
することを含む。前記幹状の電導層は、前記トランスフ
ァー・トランジスタのソース/ドレイン領域の一方と電
気的に接続する下位の幹状電導層と、該下位の幹状電導
層のエッジから実質的に直立して延びている上位の幹状
部分とを含む。前記方法は、少なくとも枝状の電導層を
形成することを含み、該電導層は、少なくとも第1の延
びた部分と第2の延びた部分とを含む。第1の延びた部
分の一端は、前記幹状電導層の内面に接続し、第2の延
びた部分は、第1の延びた部分の他端から延びている。
前記幹状の電導層と前記枝状の電導層が蓄積コンデンサ
ーの蓄積電極を形成する。前記方法は、さらに前記幹状
の電導層と前記枝状の電導層の露出した表面に誘電体層
を形成し、そして前記誘電体層の上に上位の電導層を形
成して、前記蓄積コンデンサーの対向電極を形成するこ
とをさらに含む。
【0018】この発明の別の方法によれば、蓄積コンデ
ンサーをもつ半導体メモリーデヴァイスを製造する方法
は、基板の上のトランスファー・トランジスタをカバー
する絶縁層を形成し、前記トランスファー・トランジス
タのソース/ドレイン領域の一方と電気的に接続する下
位の幹状電導層と、該下位の幹状電導層のエッジから実
質的に直立して延びている上位の幹状部分とを含む幹状
の電導層を形成することを含む。前記方法は、少なくと
も枝状の電導層を形成することを含み、該電導層は、少
なくと実質的に中空のシリンダー形状をしている。前記
枝状の電導層の一端は、前記幹状の電導層の上面に接続
し、実質的に直立して延びている。前記幹状電導層と枝
状電導層は、蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成する。
前記方法は、さらに前記幹状の電導層と前記枝状の電導
層の露出した表面に誘電体層を形成し、そして前記誘電
体層の上に上位の電導層を形成して、前記蓄積コンデン
サーの対向電極を形成することをさらに含む。
【0019】この発明の別のアスペクトによれば、蓄積
コンデンサーをもつ半導体メモリーデヴァイスを製造す
る方法は、基板の上のトランスファー・トランジスタを
カバーする絶縁層を形成し、前記トランスファー・トラ
ンジスタのソース/ドレイン領域の一方と電気的に接続
する下位の幹状電導層と、該下位の幹状電導層のエッジ
から実質的に直立して延びている上位の幹状部分とを含
む幹状の電導層を形成することを含む。前記方法は、さ
らに枝状の電導層を形成することを含み、該電導層は、
少なくと実質的に中空のシリンダー形状をしている。前
記枝状の電導層の一端は、前記幹状の電導層の上面に接
続し、実質的に直立して延びている。前記方法は、さら
に少なくとも第2の枝状電導層を形成することを含む。
第2の枝状電導層の一端は、前記幹状の電導層の内面に
接続されている。前記第2の枝状電導層は、前記端部か
ら外方へ延びる部分を有している。前記幹状電導層と枝
状電導層が前記蓄積コンデンサーの対向電極を形成す
る。前記方法は、さらに、前記幹状の電導層と前記枝状
の電導層の露出した表面に誘電体層を形成し、そして前
記誘電体層の上に上位の電導層を形成して、前記蓄積コ
ンデンサーの対向電極を形成することをさらに含む。
【0020】
【発明の実施の形態】第1の好ましい実施例 図2から図9を参照しながら、ツリータイプの荷電蓄積
コンデンサーを有する半導体メモリーデヴァイスに関す
る、この発明の第1実施例を詳細に記述する。
【0021】図2を参照すると、シリコン基板10の表
面は、例えばLOCOS(シリコンの局部酸化)技術に
よりまず熱酸化処理される。したがって、厚みが約30
00Å(オングストローム)である電場酸化層12がシ
リコン基板10の表面に形成される。つぎに、熱酸化処
理を再び行い、前記シリコン基板10の表面に厚みが約
150Åのゲート酸化層14を形成する。ついで、例え
ば厚みが約約2000Åであるポリシリコン層を化学蒸
着(CVD)技術または低圧化学蒸着(LPCVD)に
より全面にデポジットする。該ポリシリコン層の電導性
を改善するためには、例えば、燐イオンを前記ポリシリ
コン層にインプラントする。好ましくは、耐火性の金属
層をデポジットし、ついで焼きなまし処理を行って、ポ
リサイド(polycide)を形成する。その結果、前記電導性
は、一層よくなる。前記耐火性金属は、例えばタングス
テン(W)でよく、約2000Åの厚みにデポジットす
る。その後、ポリサイド層をパターン化するため、コン
ベンショナルのフォトリソグラフィおよびエッチング技
術を行う。したがって、図2に示すようにゲート電極
(又はワードライン)WL1〜WL4が形成される。つ
いで、ヒ素イオンを基板10へインプラントし、ドレイ
ン領域16a,16b及びソース領域18a,18bを
形成する。このインプラント工程の間、ワードラインW
L1〜WL4をマスク層として使用し、前記イオンをエ
ネルギーレベル約70KeVにおいて、吸収線量約1015
原子/cm3でインプラントする。
【0022】つぎに図3を参照すると、後続の工程とし
て、CVD方法を用いて、例えばボロフォスフォ珪酸塩
ガラス(BPSG)の平面化された絶縁層20を例えば
約7000Åの厚さにデポジットする。その後、コンベ
ンショナルなフォトリソグラフィック・プロセスとエッ
チング・プロセスを用いて、エッチング保護層22、平
面化絶縁層20およびゲート酸化層14を連続してエッ
チングする。したがって蓄積電極のためのコンタクトホ
ール24a,24bがエッチング保護層22の頂面に形
成され、該ホールは、ドレイン領域16a,16bの表
面へ延びている。つぎに、ポリシリコン層がデポジット
される。ポリシリコン層26へは、その電導性を増すた
めにヒ素イオンをインプラントすることが好ましい。図
3に示すように、ポリシリコン層26は、コンタクトホ
ール24a,24bを完全に埋め、さらにエッチング保
護層22の表面に重なる。
【0023】図4を参照すると、例えば二酸化珪素の厚
い絶縁層が前記ポリシリコン層26全面に約7000Å
の厚さで続いてデポジットされる。コンベンショナルな
フォトリソグラフィック・プロセスとエッチング・プロ
セスを使用して、前記絶縁層をパターン化し、図4に示
されるような絶縁ピラー28a,28bを形成する。絶
縁ピラー28a,28bは、ポリシリコン層の面におい
てドレイン領域16a,16bの上に位置することが好
ましい。かくてギャップ29が絶縁ピラー28a,28
bの間に形成される。
【0024】つぎに図5を参照すると、CVDにより、
絶縁層30、ポリシリコン層32および絶縁層34を引
き続いて形成する。絶縁層30,34は、例えば、二酸
化珪素である。絶縁層30とポリシリコン層32それぞ
れの厚みは、例えば約1000Åである。絶縁層34の厚み
は、絶縁ピラー28a,28bの間のギャップ29に少
なくとも完全に充填されることができる程度のものが好
ましい。第1の好ましい実施例によれば、絶縁層34の
厚みは、約7000Åである。ポリシリコン層32の電
導性を増すために、ヒ素イオンをポリシリコン層32へ
インプラントしてよい。
【0025】図6を参照すると、図5に示すような構造
の表面が化学機械研磨(CMP)技術により、絶縁ピラ
ー28a,28bのトップが露出するまで磨かれる。
【0026】図7を参照すると、コンベンショナルのフ
ォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶縁
層34、ポリシリコン層32、絶縁層30及びポリシリ
コン層26をエッチングして、開口36を形成し;各メ
モリーセルのための蓄積コンデンサーの蓄積電極を前記
電導層のプレイスメントにより区画する。また前記のエ
ッチングプロセスにより、ポリシリコン層32,26を
部分32a,32b;26a,26bそれぞれに区分す
る。ついで、ポリシリコン・スペーサー38a,38b
を開口36の側壁面に形成する。第1の好ましい実施例
によれば、ポリシリコン・スペーサー38a,38b
は、厚さ約1000Åのポリシリコン層を形成し、この
ポリシリコン層をエッチングバックして前記スペーサー
38a,38bを形成することで形成される。
【0027】図8を参照すると、エッチング保護層22
をエッチングエンドポイントとして使用してウエットエ
ッチングし、絶縁層34,30及び絶縁ピラー28a,
28bである露出した二酸化珪素層を除去する。このウ
エットエッチングステップの後、DRAM蓄積コンデン
サーの蓄積電極が完成される。図8に示すように蓄積電
極は、下位の幹状のポリシリコン層26a,26b;上
位の幹状のポリシリコン層38a,38bおよび断面L
形状の枝状のポリシリコン層32a,32bを含む。下
位の幹状のポリシリコン層a,26bは、トランスファ
ー・トランジスタのドレイン領域16a,16bにそれ
ぞれ直接に接触している。下位のポリシリコン層26
a,26bの断面は、T形状である。上位の幹状のポリ
シリコン層38a,38bは、下位の幹状のポリシリコ
ン層26a,26bのエッジにそれぞれ接続していて、
実質的に垂直に、即ち、エッチング保護層22の表面に
対し直角になっている。上位の幹状のポリシリコン層3
8a,38bは、中空のシリンダーを形成し、その断面
は、円形または方形である。枝状ポリシリコン層32
a,32bは、上位のポリシリコン層38a,38bの
内面にそれぞれ接続し、該層は、まず内方、即ちドレイ
ン領域へ向かいある距離分水平に延び、ついで、真っす
ぐ上へ延びる。用語”ツリータイプの蓄積電極”は、そ
の構造が普通のものではないので、ここでは、この発明
による完成された蓄積電極を指す。したがって”ツリー
タイプの蓄積電極”を含むコンデンサーを”ツリータイ
プの蓄積コンデンサー”という。
【0028】図9を参照すると、誘電体膜40a,40
bが蓄積電極(26a,32a,38a)および(26
b,32b,38b)の表面にそれぞれ形成される。各
誘電体膜40a,40bは、例えば二酸化珪素、窒化珪
素、NO(窒化珪素/二酸化珪素)またはONO(二酸
化珪素/窒化珪素/二酸化珪素)などで形成されてい
る。つぎに、ポリシリコンで作られた対向電極42を誘
電体膜40a,40bの表面に形成する。該対向電極
は、CVDにより例えば約1000Åの厚みのポリシリ
コン層を形成し、例えばNタイプのドーパントで該ポリ
シリコン層をドーピングし、その電導性を高め、コンベ
ンショナルのフォトリソグラフィとエッチング技術を用
いて前記ポリシリコン層をパターン化して作る。かく
て、DRAMの蓄積コンデンサーは、完成する。
【0029】図9に示されていないが、ワードライン、
ボンディングパッド、インターコネクション、パッシヴ
ェーションおよびパッケージをコンベンショナルなプロ
セスにより作り、DRAM ICを完成することは、当
業者にとって明らかなことである。これらのコンベンシ
ョナルなプロセスは、発明の特徴に関係しないから、こ
れらのプロセスを詳細に記載する必要はない。
【0030】第1の実施例においては、下位のポリシリ
コン層26は、図7に示すように、各メモリーセルに対
し下位の幹状ポリシリコン層26a,26bに分かれて
いる。しかしながら、この発明の別の好ましい実施例に
よれば、図3に示すように、ポリシリコン層26がデポ
ジットされた直後に各メモリーセルに対し下位の幹状ポ
リシリコン層26a,26bにパターン化することもで
きる。そして、後続のプロセスが上記したと同様に行わ
れる。
【0031】第2の好ましい実施例 第1の実施例においては、各蓄積電極は、断面が実質的
にL形状の唯一つの枝状電極層を有するのみのものであ
る。しかしながら、この発明は、この特定の実施例の範
囲のみに限定されるものではない。実質的にL形状の枝
状電極の数は2本、3本または3本以上でもよい。実質
的にL形状の二つの枝状電極をもつ蓄積電極を第2の好
ましい実施例として記載する。
【0032】ツリータイプ荷電蓄積コンデンサーを有す
る半導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第2の
好ましい実施例の詳細を図10〜図14を参照して記載
する。
【0033】第2の実施例のツリータイプの蓄積コンデ
ンサーは、図4のウエファー構造をベースとする。図4
におけると同じ図10〜図14における要素には、同じ
符号が付してある。
【0034】図4と図10を参照すると、CVDを行っ
て、複数の絶縁層と複数のポリシリコン層とを交互に形
成するものであり、図10に示すように、特に、絶縁層
44、ポリシリコン層46、絶縁層48、ポリシリコン
層50および絶縁層52を順に形成する。絶縁層44,
48,52は、例えば二酸化珪素である。絶縁層44,
48とポリシリコン層46,50の厚みは、例えば10
00Åである。絶縁層52の厚みは、例えば7000Å
であって、絶縁ピラー28a,28bの間のギャップ2
9を埋めることが好ましい。該ポリシリコン層の電導性
を高めるために、ヒ素イオンのようなイオンを前記ポリ
シリコン層へインプラントするとができる。
【0035】図11を参照すると、CMP技術を用いて
絶縁ピラー28a,28bの少なくとも上面が露出する
まで図10に示す構造体の表面を研磨する。
【0036】図12を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶
縁層52、ポリシリコン層50、絶縁層48、ポリシリ
コン層46、絶縁層44及びポリシリコン層26をエッ
チングし、かくして、開口54を形成し、そして各メモ
リーセルのための蓄積コンデンサーの蓄積電極をパター
ン化する。また前記のエッチングプロセスにより、ポリ
シリコン層50,46,26を部分50a,50b,4
6a,46bおよび26a,26bそれぞれに区分す
る。ついで、ポリシリコン・スペーサー56a,56b
を開口54の側壁面に形成する。第2の好ましい実施例
によれば、ポリシリコン・スペーサー56a,56b
は、厚さ約1000Åのポリシリコン層を形成し、この
ポリシリコン層をエッチングバックしてスペーサー56
a,56bを形成することで形成される。ヒ素イオンを
前記ポリシリコン層へインプラントし、ポリシリコン・
スペーサー56a,56bの電導性を高める。
【0037】図13を参照すると、エッチング保護層2
2をエッチングエンドポイントとして使用してウエット
エッチングし、絶縁層52,48,44及び絶縁ピラー
28a,28bである露出した二酸化珪素層を除去す
る。このウエットエッチングステップの後、DRAM蓄
積コンデンサーの蓄積電極が完成される。図13に示さ
れた蓄積電極は、下位の幹状のポリシリコン層26a,
26b;上位の幹状のポリシリコン層38a,38bお
よび断面が実質的にL形状の枝状のポリシリコン層の二
つの層46a,50,46b,50bを含む。下位の幹
状のポリシリコン層26a,26bは、トランスファー
・トランジスタのドレイン領域16a,16bにそれぞ
れ直接に接触している。下位のポリシリコン層26a,
26bの断面は、T形状である。上位の幹状のポリシリ
コン層56a,56bは、下位の幹状のポリシリコン層
26a,26bのエッジにそれぞれ接続していて、実質
的に垂直になっている。上位の幹状のポリシリコン層5
6a,56bは、中空のシリンダーを形成し、その断面
は、円形または方形である。枝状ポリシリコン層の二つ
の層46a,50,46b,50bは、上位のポリシリ
コン層56a,56bの内面にそれぞれ接続し、該層
は、まず内方へ向かいある距離分水平に延び、ついで、
真っすぐ上へ延びる。
【0038】図14を参照すると、誘電体膜58a,5
8bが蓄積電極(26a,32a,38a)および(2
6b,32b,38b)の表面にそれぞれ形成される。
つぎに、ポリシリコンで作られた対向電極60を誘電体
膜58a,58bの表面に形成する。該対向電極は、C
VDにより例えば約1000Åの厚みのポリシリコン層
を形成し、例えばNタイプのドーパントで該ポリシリコ
ン層をドーピングし、その電導性を高め、コンベンショ
ナルのフォトリソグラフィとエッチング技術を用いて前
記ポリシリコン層をパターン化して作る。かくて、DR
AMの蓄積コンデンサーは、完成する。
【0039】第3の好ましい実施例 第1と第2の実施例においては、蓄積電極の枝状の電極
層は、断面がL形状である。しかしがら、この発明は、
そのような構造に限定されるものではない。ピラー形状
の断面をもつ枝状電極層を次の好ましい実施例として記
載する。
【0040】ツリータイプ荷電蓄積コンデンサーを有す
る半導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第3の
好ましい実施例の詳細を図15〜図18を参照して記載
する。
【0041】第3の実施例のツリータイプの蓄積コンデ
ンサーは、図4のウエファー構造をベースとする。図4
におけると同じ図15〜図18における要素には、同じ
符号が付してある。
【0042】図4と図15を参照すると、ポリシリコン
・スペーサ62a,62bが絶縁ピラー28a,28b
の側壁面に形成される。第3の好ましい実施例によれ
ば、ポリシリコン・スペーサ62a,62bは、厚さ約
1000Åのポリシリコン層をデポジットし、このポリ
シリコン層をエッチングバックしてスペーサー62a,
62bを形成することで作られる。ポリシリコン層の電
導性を良くするため、ヒ素イオンのようなイオンを前記
ポリシリコン層へインプラントする。ついで、CVDを
行って、厚い絶縁層64をデポジットする。したがっ
て、絶縁ピラー28a,28bの間のギャップは、埋め
られることが好ましい。
【0043】図16を参照すると、CMP技術を用い
て、好ましくは絶縁ピラー62a,62bの上部が露出
するまで図15に示す構造体の表面を研磨する。
【0044】図17を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、厚
い絶縁層64とポリシリコン層26をエッチングし、か
くして、開口66を形成し、そして各メモリーセルのた
めの蓄積コンデンサーの蓄積電極をパターンニングす
る。また上記のエッチングプロセスにより、ポリシリコ
ン層26を部分26a,26bそれぞれに区分する。つ
いで、ポリシリコン・スペーサー68a,68bを開口
66の側壁面に形成する。
【0045】図18を参照すると、エッチング保護層2
2をエッチングエンドポイントとして使用してウエット
エッチングし、絶縁層64及び絶縁ピラー28a,28
bである露出した二酸化珪素層を除去する。このウエッ
トエッチングステップの後、DRAM蓄積コンデンサー
の蓄積電極が完成される。図18に示された蓄積電極
は、下位の幹状のポリシリコン層26a,26b;上位
の幹状のポリシリコン層68a,68bおよび断面が実
質的にピラー形状の枝状のポリシリコン層62a,62
bを含む。下位の幹状のポリシリコン層26a,26b
は、トランスファー・トランジスタのドレイン領域16
a,16bにそれぞれ直接に接触している。下位のポリ
シリコン層26a,26bの断面は、T形状である。上
位の幹状のポリシリコン層68a,68bは、下位の幹
状のポリシリコン層26a,26bのエッジにそれぞれ
接続していて、実質的に垂直になっている。上位の幹状
のポリシリコン層68a,68bは、中空のシリンダー
を形成し、その断面は、円形または方形である。枝状ポ
リシリコン層62a,62bは、下位の幹状ポリシリコ
ン層26a,26bの頂面に接続し、上へ延びる。第3
の好ましい実施例によれば、ポリシリコン層62a,6
2bは、実質的に中空なシリンダーとして形成され、そ
の断面は、円形または方形の絶縁ピラー28a,28b
の断面に主として左右される。枝状ポリシリコン層62
a,62bは、上位の幹状ポリシリコン層68a,68
bの間に位置する。
【0046】第4の好ましい実施例 断面がL形状である枝状電極層と、断面がピラー形状で
ある枝状電極層の第4の好ましい実施例を以下に記載す
る。第4の好ましい実施例は、第1と第3の好ましい実
施例のアスペクツを組み合わせることで達成される。し
たがって、第1と第3の好ましい実施例の特徴を組み合
わせた構造体が作られる。
【0047】ツリータイプ荷電蓄積コンデンサーを有す
る半導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第4の
好ましい実施例の詳細を、図19〜図21を参照して記
載する。
【0048】第4の実施例のツリータイプの蓄積コンデ
ンサーは、図4のウエファー構造をベースとする。図4
におけると同じ図19〜図21における要素には、同じ
符号が付してある。
【0049】図4と図19を参照すると、ポリシリコン
・スペーサ70a,70bが絶縁ピラー28a,28b
の側壁面にそれぞれ形成される。該ポリシリコン・スペ
ーサは、厚さ約1000Åのポリシリコン層をデポジッ
トし、このポリシリコン層をエッチングバックしてスペ
ーサーを形成することで作られる。ついで、CVDによ
り絶縁層72とポリシリコン層74を順次デポジットす
る。その後に厚い絶縁層をデポジットする。
【0050】図20を参照すると、図示された構造体
は、図6と図7とに関連して前記したプロセスにより作
られる。換言すると、CMP技術を用いて、絶縁ピラー
28a,28bの上部、ポリシリコン・スペーサ70
a,70bの上部およびポリシリコン層74の上部が露
出するまで図5Aに示す構造体の表面を研磨する。
【0051】コンベンショナルのフォトリソグラフィ及
びエッチング技術を使用して、絶縁層76とポリシリコ
ン層74、絶縁層72およびポリシリコン層26を順次
エッチングし、かくして、開口78を形成し、そして各
メモリーセルのための蓄積コンデンサーの蓄積電極をパ
ターンニングする。また上記のエッチングプロセスによ
り、ポリシリコン層74,2626を部分74a,74
b、26a,26bそれぞれに区分する。ついで、ポリ
シリコン・スペーサー80a,80bを開口78の側壁
面に形成する。
【0052】図21を参照すると、エッチング保護層2
2をエッチングエンドポイントとして使用してウエット
エッチングし、絶縁層76、72及び絶縁ピラー28
a,28bである露出した二酸化珪素層を除去する。こ
のウエットエッチングステップの後、DRAM蓄積コン
デンサーの蓄積電極が完成される。図21に示された蓄
積電極は、下位の幹状のポリシリコン層26a,26
b;上位の幹状のポリシリコン層80a,80b、断面
が実質的にピラー形状の枝状のポリシリコン層70a,
70b及び断面が実質的にL形状の枝状のポリシリコン
層74a,74を含む。
【0053】下位の幹状のポリシリコン層26a,26
bは、トランスファー・トランジスタのドレイン領域1
6a,16bにそれぞれ直接に接触している。下位のポ
リシリコン層26a,26bの断面は、T形状である。
上位の幹状のポリシリコン層80a,80bは、下位の
幹状のポリシリコン層26a,26bのエッジにそれぞ
れ接続していて、実質的に垂直になっている。上位の幹
状のポリシリコン層80a,80bは、中空のシリンダ
ーを形成し、その断面は、円形または方形である。断面
が実質的にL形状である枝状ポリシリコン層74a,7
4bは、下位の幹状ポリシリコン層80a,80bの内
面に接続し、ある距離分内方へ水平に延び、ついで実質
的に真っすぐ上へ延びる。断面が実質的にピラー形状の
枝状ポリシリコン層70a,70bは、下位の幹状ポリ
シリコン層26a,26bの頂面に接続し、実質的に真
っすぐ上へ延びる。枝状ポリシリコン層70a,70b
は、実質的に中空のシリンダーとして形成される。
【0054】第5の好ましい実施例 第5の実施例に記載されたものに類似の構造であるが、
違った態様で作られる別の蓄積電極を第5の好ましい実
施例として記載する。
【0055】ツリータイプ荷電蓄積コンデンサーを有す
る半導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第5の
好ましい実施例の詳細を、図22〜図25を参照して記
載する。
【0056】第5の実施例のツリータイプの蓄積コンデ
ンサーは、図4のウエファー構造をベースとする。図4
におけると同じ図22〜図25における要素には、同じ
符号が付してある。
【0057】図4と図22を参照すると、複数のポリシ
リコン層と複数の絶縁層とがCVDにより交互にデポジ
ットされる。図22に示すように、ポリシリコン層8
4、絶縁層86、ポリシリコン層88および厚い絶縁層
90が順次デポジットされる。
【0058】図23を参照すると、CMP技術を用い
て、好ましくは絶縁ピラー28a,28bの上部が露出
するまで図22に示す構造体の表面を研磨する。
【0059】図24を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶
縁層90、ポリシリコン層88、絶縁層86、ポリシリ
コン層84およびポリシリコン層26をエッチングし、
かくして、開口92を形成し、そして各メモリーセルの
ための蓄積コンデンサーの蓄積電極をパターンニングす
る。また上記のエッチングステップにより、ポリシリコ
ン層88,84,26を部分88a,88b、84a,
84b,26a,26bそれぞれに区分する。ついで、
ポリシリコン・スペーサー94a,94bを開口92の
側壁面に形成する。
【0060】図25を参照すると、エッチング保護層2
2をエッチングエンドポイントとして使用してウエット
エッチングし、絶縁層90,86及び絶縁ピラー28
a,28bである露出した二酸化珪素層を除去する。こ
のウエットエッチングステップの後、DRAM蓄積コン
デンサーの蓄積電極が完成される。図25に示された蓄
積電極は、下位の幹状のポリシリコン層26a,26
b;上位の幹状のポリシリコン層94a,94bおよび
断面が実質的にL形状の二つの枝状のポリシリコン層8
4a,88a,84b,88bを含む。下位の幹状のポ
リシリコン層26a,26bは、トランスファー・トラ
ンジスタのドレイン領域16a,16bにそれぞれ直接
に接触している。下位のポリシリコン層26a,26b
の断面は、T形状である。上位の幹状のポリシリコン層
94a,94bは、下位の幹状のポリシリコン層26
a,26bのエッジにそれぞれ接続していて、実質的に
垂直になっている。上位の幹状のポリシリコン層94
a,94bは、中空のシリンダーを形成し、その断面
は、円形または方形である。二つの層の枝状ポリシリコ
ン層84a,88a,84b,88bは、上位の幹状ポ
リシリコン層94a,94bの内面に接続し、まず最初
はある距離分内方へ水平に延び、ついで実質的にまっす
ぐ延びる。この好ましい実施例による構造は、枝状ポリ
シリコン層84a,84bの底部が下位の幹状ポリシリ
コン層26a,26bの上面と直に接触している点で、
第2の好ましい実施例(図10〜図14)と相違してい
る。したがって、第5の好ましい実施例による蓄積電極
の構造は、第2の好ましい実施例の構造に類似してい
る。
【0061】第6の好ましい実施例 異なるプロセスで作られた異なる構造の蓄積電極を第6
の好ましい実施例として記載する。第6の好ましい実施
例による蓄積電極の構造は、第2の好ましい実施例に酷
似している。両実施例における相違は、第6の好ましい
実施例による蓄積電極の下位の幹状ポリシリコン層が中
空部分を含む点である。したがって、蓄積電極の表面領
域が増大する。
【0062】ツリータイプ蓄積コンデンサーを有する半
導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第6の好ま
しい実施例の詳細を図26〜図29を参照して記載す
る。
【0063】第6の実施例のツリータイプの蓄積コンデ
ンサーは、図2のウエファー構造をベースとする。図2
におけると同じ図26〜図29における要素には、同じ
符号が付してある。
【0064】図2と図26を参照すると、BPSGのよ
うな絶縁層96を平面化のためにCVDによりデポジッ
トする。ついで、窒化珪素のようなエッチング保護層9
8をCVDにより形成する。その後、コンベンショナル
のフォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、
エッチング保護層98、絶縁層96、およびゲート酸化
層14を順次エッチングし、かくして、蓄積電極のため
のコンタクトホール100a,100bを形成するもの
で、これらホールは、エッチング保護層98の上面から
ドレイン領域16a,16bの表面へ延びている。次
に、ポリシリコン層をデポジットする。該ポリシリコン
層の電導性をよくするために、ヒ素イオンのようなイオ
ンを前記ポリシリコン層へインプラントする。図26に
示すように、ポリシリコン層102は、エッチング保護
層98の表面とコンタクトホール100a,100bの
内壁面をカバーするが、コンタクトホール100a,1
00bを完全に埋めない。結果として、ポリシリコン層
102は、中空で断面U形状である。
【0065】図27を参照すると、二酸化珪素層のよう
な厚さが約7000Åである厚い絶縁層をデポジットす
る。ついで、厚い絶縁層をコンベンショナルのフォトリ
ソグラフィおよびエッチング技術を用いて区画し、絶縁
ピラー104a,104bを図27に示すように形成す
る。絶縁ピラー104a,104bは、ポリシリコン層
26の面でドレイン領域16a,16bそれぞれの上に
位置することが好ましく、ポリシリコン層102の中空
構造部分を完全に埋める。かくてギャップ106が絶縁
ピラー104a,104bの間に形成される。
【0066】つぎに、図10から図13に関連しての第
2の好ましい実施例により記載されたものに類似の方法
を行って第6の好ましい実施例による蓄積電極を作る。
【0067】図28を参照すると、CVDを行って、複
数の絶縁層と複数のポリシリコン層とを交互に形成する
ものであり、特に、絶縁層106、ポリシリコン層10
8、絶縁層110、ポリシリコン層112および厚い絶
縁層114を順に形成する。絶縁ピラー104a,10
4bの少なくともトップが露出するまで、前記構造体の
表面を研磨するために、CMP技術を利用することがで
きる。
【0068】図29を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶
縁層114、ポリシリコン層112、絶縁層110、ポ
リシリコン層108、絶縁層106及びポリシリコン層
102を順次エッチングし、かくして、開口118を形
成し、そして各メモリーセルのための蓄積コンデンサー
の蓄積電極をパターン化する。また前記のエッチングプ
ロセスにより、ポリシリコン層112,108,102
を部分112a,112b,108a,108b,10
2a,102bそれぞれに区分する。ついで、ポリシリ
コン・スペーサー116a,116bを開口118の側
壁面に形成する。エッチング保護層98をエッチングエ
ンドポイントとして使用してウエットエッチングし、絶
縁層114,110,106及び絶縁ピラー104a,
104bである露出した二酸化珪素層を除去する。この
ウエットエッチングステップの後、DRAM蓄積コンデ
ンサーの蓄積電極が完成される。図29に示された蓄積
電極は、図13に示された構造と酷似している。これら
二つの構造における相違は、第6の好ましい実施例の下
位の幹状ポリシリコン層102a,102bが中空であ
る点である。したがって、蓄積電極の表面が増加する。
【0069】第7の好ましい実施例 異なるプロセスで作られた異なる構造の蓄積電極を第7
の好ましい実施例として記載する。第7の好ましい実施
例による蓄積電極の構造は、第2の好ましい実施例に酷
似している。両実施例における相違は、第7の好ましい
実施例による蓄積電極の下位の幹状ポリシリコン層が下
位のエッチング保護層の上面に接触せず、所定の距離を
もって離なされている点である。したがって、蓄積電極
の表面領域が増大する。
【0070】ツリータイプ蓄積コンデンサーを有する半
導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第7の好ま
しい実施例の詳細を図30〜図34を参照して記載す
る。
【0071】第7の好ましい実施例の蓄積コンデンサー
は、図2のウエファー構造をベースとする。ついで異な
る処理工程が行われて異なる構造のものが作られる。図
2Aにおけると同じ図30〜図34における要素には、
同じ符号が付してある。
【0072】図2と図30を参照すると、BPSGのよ
うな絶縁層96を平面化のためにCVDによりデポジッ
トする。ついで、窒化珪素のようなエッチング保護層1
22をCVDにより形成する。つぎに二酸化珪素のよう
な絶縁層124をCVDによりデポジットする。つい
で、コンベンショナルのフォトリソグラフィ及びエッチ
ング技術を使用して、絶縁層124、エッチング保護層
122、絶縁層120およびゲート酸化層14を順次エ
ッチングし、かくして、蓄積電極のためのコンタクトホ
ール100a,100bを形成するもので、これらホー
ルは、絶縁層124の上面からドレイン領域16a,1
6bの表面へ延びている。次に、ポリシリコン層128
をデポジットする。図30に示すように、ポリシリコン
層128は、コンタクトホール126a,126bを完
全に埋め、絶縁層124の表面をカバーしている。
【0073】図31を参照すると、二酸化珪素層のよう
な厚さが約7000Åである厚い絶縁層をデポジットす
る。ついで、厚い絶縁層をコンベンショナルのフォトリ
ソグラフィおよびエッチング技術を用いて区画し、絶縁
ピラー130a,130bを図31に示すように形成す
る。絶縁ピラー130a,130bは、ポリシリコン層
128の面でドレイン領域16a,16bそれぞれの上
に位置することが好ましい。かくてギャップ129が絶
縁ピラーの間に形成される。
【0074】つぎに、図10から図13に関連しての第
2の好ましい実施例により記載されたものに類似の方法
を行って第7の好ましい実施例による蓄積電極を作る。
【0075】図32を参照すると、CVDを行って、複
数の絶縁層と複数のポリシリコン層とを交互に形成する
ものであり、特に、絶縁層132、ポリシリコン層13
4、絶縁層136、ポリシリコン層138および厚い絶
縁層140を順に形成する。絶縁ピラー130a,13
0bの少なくともトップが露出するまで、前記構造体の
表面を研磨するために、CMP技術を利用することがで
きる。
【0076】図33を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶
縁層140、ポリシリコン層138、絶縁層136、ポ
リシリコン層134、絶縁層132及びポリシリコン層
128を順次エッチングし、かくして、開口142を形
成し、そして各メモリーセルのための蓄積コンデンサー
の蓄積電極をパターン化する。また前記のエッチングプ
ロセスにより、ポリシリコン層138,134,128
を部分138a,138b,134a,134b,12
8a,128bそれぞれに区分する。ついで、ポリシリ
コン・スペーサー144a,144bを開口142の側
壁面に形成する。
【0077】図34を参照すると、エッチング保護層1
22をエッチングエンドポイントとして使用してウエッ
トエッチングし、絶縁層140,136,132,12
4及び絶縁ピラー130a,130bである露出した二
酸化珪素層を除去する。このウエットエッチングステッ
プの後、DRAM蓄積コンデンサーの蓄積電極が完成さ
れる。図34に示された蓄積電極は、図13に示された
構造と酷似している。これら二つの構造における相違
は、下位の幹状ポリシリコン層128a,128bが下
側のエッチング保護層122の頂面にコンタクトしてい
ない点である。したがって、蓄積電極の表面が増加す
る。
【0078】第8の好ましい実施例 第1から第7の好ましい実施例においては、蓄積電極の
枝状電極層がシングル部分をもつ垂直構造か、または、
断面が実質的にL形状の二つの部分をもつ折り曲げられ
た構造のいづれかである。しかしながら、この発明は、
これらの構造に限定されるものではない。枝状電極層の
折り曲げに寄与する部分の数は、三つ、四つ、または、
それ以上であってもよい。4つの部分をもつ枝状電極層
を第8の好ましい実施例として記載する。
【0079】ツリータイプ蓄積コンデンサーを有する半
導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第8の好ま
しい実施例の詳細を図35〜図39を参照して記載す
る。
【0080】第8の好ましい実施例の蓄積コンデンサー
は、図3のウエファー構造をベースとする。ついで異な
る処理工程が行われて異なる構造のものが作られる。図
2Aにおけると同じ図35〜図39における要素には、
同じ符号が付してある。
【0081】図35と図3を参照すると、二酸化珪素層
のような厚さが約7000Åである厚い絶縁層をポリシ
リコン層26全面にデポジットする。ついで、コンベン
ショナルのフォトリソグラフィ技術によりフォトレジス
ト層152を形成し、さらにこれを異方性エッチングし
て、絶縁層の一部を形成する。したがって、図9Aに示
すように、ギャップ157が間にある絶縁層150a,
150bが形成される。
【0082】図36を参照すると、フォトレジスト腐食
技術を用いて、より小さく、より薄くされたフォトレジ
スト層152a,152bが残るように、フォトレジス
ト層152の部分を除去する。結果として、絶縁層15
0a,150bの頂面の部分が露出する。
【0083】図37を参照すると、異方性エッチングを
用いて、ポリシリコン層26が露出するまで絶縁層15
0a,150bの露出した部分と残りの露出した絶縁層
とを除去する。かくて、階段状の絶縁ピラー150c,
150dが形成される。ついでフォトレジスト層を除去
する。
【0084】つぎに、図5から図8に関連しての第1の
好ましい実施例を作るのに用いられた方法に類似の方法
を行って第8の好ましい実施例による蓄積電極を作る。
【0085】図38を参照すると、CVDにより、絶縁
層154、ポリシリコン層156および厚い絶縁層15
8を順に形成する。つぎにCMP技術を用いて絶縁ピラ
ー150a,150bの頂面が露出するまで、前記構造
体の表面を研磨する。
【0086】図39を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶
縁層158、ポリシリコン層156、絶縁層154及び
ポリシリコン層26を順次エッチングし、かくして、開
口155を形成し、そして各メモリーセルのための蓄積
コンデンサーの蓄積電極をパターン化する。また前記の
エッチングプロセスにより、ポリシリコン層156,2
6を部分156a,156b,26a,26bそれぞれ
に区分する。ついで、ポリシリコン・スペーサー159
a,159bを開口155の側壁面に形成する。エッチ
ング保護層22をエッチングエンドポイントとして使用
してウエットエッチングし、絶縁層158,154及び
絶縁ピラー150c,150dである露出した二酸化珪
素層を除去する。このウエットエッチングステップの
後、DRAM蓄積コンデンサーの蓄積電極が完成され
る。図39に示された蓄積電極は、下位幹状ポリシリコ
ン層26a,26b、上位幹状ポリシリコン層159
a,159bおよび枝状ポリシリコン層156a,15
6bを含み、これらは、断面が実質的にダブルのL形状
の4つの部分をもつ折り曲げられた構造になっている。
枝状ポリシリコン層156a,156bは、まず上位の
幹状ポリシリコン層159a,159bの内面に接続
し、ある距離分内方へ水平に延び、再びある距離分実質
的に直立し、つぎにある距離分内方へ水平に延び、つい
で垂直に真っすぐ延びる。
【0087】この好ましい実施例によれば、絶縁ピラー
とギャップをおいた絶縁層の外形形状によって、枝状ポ
リシリコン層の外形形状と角度とがコントロールされ
る。したがって、この発明による絶縁ピラーとギャップ
をおいた絶縁層の外形形状は、特定の記載された実施例
に限定されるものではない。実際、第8の好ましい実施
例により記載された外形形状をモディファイして異なる
最終形状にすることが考えられる。例えば、異方性エッ
チングの代わりに等方性エッチングまたはウエットエッ
チングを利用して図4に示すような厚い絶縁層をエッチ
ングすれば、絶縁層は、三角形の形状のものになる。ま
た別に図4にも示されるように、絶縁ピラー28a,2
8bを形成した後、絶縁ピラー28a,28bの側壁に
絶縁・スペーサをさらに形成すれば、異なった形状の絶
縁ピラーが得られる。したがって、第8の好ましい実施
例によれば、種々の角度の種々異なった形状の枝状ポリ
シリコン層を形成できる。
【0088】この好ましい実施例の概念によれば、より
多くの部分をもった枝状ポリシリコン層が望ましけれ
ば、ギャップを設けた絶縁層を一度または複数回フォト
レジスト腐食および異方性エッチングし、多段の階段形
状をもつ絶縁ピラーを形成することができる。
【0089】第9の好ましい実施例 第1から第8の好ましい実施例においては、CMP技術
を常に用いて、絶縁ピラーの上からポリシリコン層を除
去している。しかしながら、この発明は、この技術の使
用による範囲に限定されるものではない。第9の好まし
い実施例においては、コンベンショナルのフォトリソグ
ラフィおよびエッチング技術を用いて、絶縁ピラーにお
けるポリシリコン層を薄くはがす。したがって、異なる
形状の蓄積電極が形成される。
【0090】ツリータイプ蓄積コンデンサーを有する半
導体メモリーデヴァイスに関するこの発明の第9の好ま
しい実施例の詳細を図40〜図43を参照して記載す
る。
【0091】第9の好ましい実施例の蓄積コンデンサー
は、図4のウエファー構造をベースとする。異なる構造
のDRAM蓄積電極がさらなるプロセスにより作られ
る。図4におけると同じ図40〜図43における要素に
は、同じ符号が付してある。
【0092】図40と図4を参照すると、ポリシリコン
層と絶縁層とをCVDにより交互にデポジットする。図
40に示すように、絶縁層160、ポリシリコン層16
2、絶縁層164、ポリシリコン層166および厚い絶
縁層168がシリコン層26の全面にデポジットされ
る。絶縁層160,164,168は、例えば二酸化珪
素層である。絶縁層160,164とポリシリコン層1
62,166の厚みは、例えば1000Åである。厚い
絶縁層168を充分厚くしてポリシリコン層166の表
面上のギャップを埋めるようにすることが好ましい。
【0093】図41を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、絶
縁層168、ポリシリコン層166、絶縁層164、ポ
リシリコン層162、絶縁層160及びポリシリコン層
26を順次エッチングし、かくして、開口170を形成
し、そして各メモリーセルのための蓄積コンデンサーの
蓄積電極をパターン化する。また前記のエッチングプロ
セスにより、ポリシリコン層166,162,26を部
分166a,166b,162a,162bおよび26
a,26bそれぞれに区分する。ついで、ポリシリコン
・スペーサー172a,172bを開口155の側壁面
に形成する。
【0094】図42を参照すると、コンベンショナルの
フォトリソグラフィ及びエッチング技術を使用して、ポ
リシリコン層166a,166b、絶縁層164および
ポリシリコン層162a、162bを順次エッチング
し、かくして、開口174a,174bを形成する。そ
の結果、絶縁ピラー28a,28bにおけるポリシリコ
ン層166a,166bおよび162a,162bが部
分的にエッチングされて、ポリシリコン層の間の二酸化
珪素層が露出される。
【0095】図43を参照すると、エッチング保護層2
2をエッチングエンドポイントとして使用してウエット
エッチングし、絶縁層168,164,160及び絶縁
ピラー28a,28bである露出した二酸化珪素層を除
去する。このウエットエッチングステップの後、DRA
M蓄積コンデンサーの蓄積電極が完成される。図43に
示された蓄積電極は、下位幹状ポリシリコン層26a,
26b、上位幹状ポリシリコン層172a,172bお
よび三つの部分をもつ枝状ポリシリコン層162a,1
66a,162b,166bの二つの層を含む。枝状ポ
リシリコン層162a,166a,162b,166b
の二つの層は、まず最初に上位幹状ポリシリコン層17
2a,172bの内面に接続し、ある距離分内方へ水平
に延び、ついで再び、ある距離分ほぼ垂直に真っすぐ延
び、そしてある距離分内方へ水平に延びている。
【0096】上記した好ましい実施例の特徴は、組み合
わせて、種々の構造をもつ蓄積電極ならびに蓄積コンデ
ンサーを形成することができる点は、当業者に明らかな
ことである。蓄積電極ならびに蓄積コンデンサーの構造
は、この発明の範囲内にすべて入る。
【0097】添付の図面においては、トランスファー・
トランジスタのドレインの実施例は、シリコン基板にお
ける拡散領域として示されているが、例えばトランチタ
イプのドレイン領域に対する他のバリエーションが可能
であり、この発明により企図されるものである。
【0098】添付の図面における要素は、表示目的のた
めのみの略図であって、実寸では図示していない。図示
された本発明の要素の形状、寸法および伸びる角度は、
この発明の範囲についての限定とみなされるべきもので
はない。
【0099】この発明は、実例により、かつ、好ましい
実施例に関して記載したが、この発明は、記載された実
施例に限定されないことを理解されるべきである。反対
に、この発明は、当業者にとって明らかな種々のモディ
フィケーション、類似の構成ならびにプロセスをカバー
するものであり、添付の請求の範囲は、前記のようなモ
ディフィケーション、類似の構成ならびにプロセスすべ
てを包含するように、最も広く解釈されるものである。
【図面の簡単な説明】この発明の他の目的、特徴および
利点は、好ましいが限定的でない実施例の以下の詳細な
記述から明らかになる。該記述は、添付の図面を参照し
ながらなされるもので、図面において:
【図1】 DRAMデヴァイスのメモリーセルの回路図
である。
【図2】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図3】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図4】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図5】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図6】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図7】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図8】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図9】 この発明によるツリータイプのコンデンサー
を有する半導体メモリーセルの第1実施例の構造を示す
断面図である。
【図10】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第2実施例の構造を示
す断面図である。
【図11】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第2実施例の構造を示
す断面図である。
【図12】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第2実施例の構造を示
す断面図である。
【図13】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第2実施例の構造を示
す断面図である。
【図14】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第2実施例の構造を示
す断面図である。
【図15】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第3実施例の構造を示
す断面図である。
【図16】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第3実施例の構造を示
す断面図である。
【図17】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第3実施例の構造を示
す断面図である。
【図18】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第3実施例の構造を示
す断面図である。
【図19】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第4実施例の構造を示
す断面図である。
【図20】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第4実施例の構造を示
す断面図である。
【図21】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第4実施例の構造を示
す断面図である。
【図22】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第5実施例の構造を示
す断面図である。
【図23】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第5実施例の構造を示
す断面図である。
【図24】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第5実施例の構造を示
す断面図である。
【図25】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第5実施例の構造を示
す断面図である。
【図26】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第6実施例の構造を示
す断面図である。
【図27】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第6実施例の構造を示
す断面図である。
【図28】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第6実施例の構造を示
す断面図である。
【図29】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第6実施例の構造を示
す断面図である。
【図30】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第7実施例の構造を示
す断面図である。
【図31】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第7実施例の構造を示
す断面図である。
【図32】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第7実施例の構造を示
す断面図である。
【図33】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第7実施例の構造を示
す断面図である。
【図34】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第7実施例の構造を示
す断面図である。
【図35】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第8実施例の構造を示
す断面図である。
【図36】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第8実施例の構造を示
す断面図である。
【図37】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第8実施例の構造を示
す断面図である。
【図38】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第8実施例の構造を示
す断面図である。
【図39】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第8実施例の構造を示
す断面図である。
【図40】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第9実施例の構造を示
す断面図である。
【図41】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第9実施例の構造を示
す断面図である。
【図42】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第9実施例の構造を示
す断面図である。
【図43】 この発明によるツリータイプのコンデンサ
ーを有する半導体メモリーセルの第9実施例の構造を示
す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (48)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリーデヴァイスが基板、該基
    板上に形成されたトランスファー・トランジスタおよび
    該トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン領
    域に電気的に接続している蓄積コンデンサーを含む半導
    体メモリーデヴァイスを作る方法であって、この方法
    は、以下の工程からなるもの: a.前記基板全面上に第1の絶縁層を形成し; b.第1の絶縁層の全面にわたり、そして、第1の絶縁
    層を突き抜けて前記トランスファー・トランジスタのソ
    ース/ドレイン領域と電気的に接続する第1の電導層を
    形成し; c.第1の電導層の上にピラー形状の層を形成し; d.ピラー形状の層と第1の電導層の上に第2の電導層
    を形成し; e.第2の電導層をパターニングしてピラー形状の層を
    覆う第2の電導層を除去し; f.第1の電導層と第2の電導層とをパターニングし
    て、前記第1の絶縁層の一部を露出する開口を形成し; g.前記開口の周縁で前記第1の電導層のエッジに接続
    する中空シリンダー状の形状の第3の電導層を形成し;
    そこにおいて第3の電導層と第1の電導層とが幹状の電
    導層を形成し、これによって第2の電導層の端部が第3
    の電導層の内面に接続して枝状の電導層を形成し、さら
    に、第1、第2および第3の電導層が蓄積コンデンサー
    の蓄積電極を形成し; h.前記ピラー状の層を除去し; i.第1、第2および第3の電導層の露出した表面に誘
    電体層を形成し;そして j.前記誘電体層の上に第4の電導層を形成して、前記
    蓄積コンデンサーの対向電極を形成する。
  2. 【請求項2】 第2の電導層は、断面がL形状の枝状電
    導層を形成し、前記断面L形状のものの一端が前記第3
    の電導層の内面に接続している請求項1により請求され
    た方法。
  3. 【請求項3】 前記幹状電導層が以下のものを含む請求
    項1により請求された方法: 前記トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続し、断面がT形状である下位幹状部
    分;および 前記下位幹状部分のエッジから実質的に直立して延びて
    いる上位幹状部分。
  4. 【請求項4】 前記工程bが断面U形状の第1の電導層
    を形成することを含む請求項1により請求された方法。
  5. 【請求項5】 前記工程aの後で、前記工程bの前に第
    1の絶縁層の上にエッチング保護層を形成する工程を含
    む請求項1により請求された方法。
  6. 【請求項6】 前記工程eが前記ピラー状の層の上の第
    2の電導層の一部をエッチング除去することを含む請求
    項1により請求された方法。
  7. 【請求項7】 前記工程eが化学機械研磨技術を用い、
    前記ピラー状の層の上の第2の電導層の一部を研磨する
    ことを含む請求項1により請求された方法。
  8. 【請求項8】 前記工程cの後で、前記工程dの前に前
    記ピラー状の層と第1の電導層との面に第2の絶縁層を
    形成する工程を含み、前記工程hがさらに第2の絶縁層
    を除去する工程を含む請求項1により請求された方法。
  9. 【請求項9】 前記工程dと前記工程eの間で前記第2
    の電導層の上に第2の電導層におけるギャップを実質的
    に完全に埋めるの第3の絶縁層を形成する工程を含み、
    前記工程hがさらに第3の絶縁層を除去する工程を含む
    請求項1により請求された方法。
  10. 【請求項10】 前記工程cが以下の工程を含むもので
    ある請求項1により請求された方法: 前記第1の電導層の上に厚い絶縁層を形成し; 前記ソース/ドレイン領域を覆う前記厚い絶縁層をカバ
    ーするフォトレジスト層を形成し; 前記カバーされていない厚い絶縁層の部分をエッチング
    し; フォトレジスト腐食を行って、エッチングされていない
    厚い絶縁層の部分を露出し; 前記露出された厚い絶縁層をエッチングして階段状の形
    状のピラー状層を形成し;そして フォトレジスト層を除去すること。
  11. 【請求項11】 以下の工程をさらに含む請求項1によ
    り請求された方法:前記工程aの後に前記第1の絶縁層
    の上にエッチング保護層を形成すること;および 前記工程bの前に前記エッチング保護層の上に第4の絶
    縁層を形成すること; そして前記工程bは、さらに前記第4の絶縁層の上に第
    1の電導層を形成して、前記第4の絶縁層と前記エッチ
    ング保護層とを突き抜けさせ、前記工程hは、第4の絶
    縁層を除去する工程をさらに含むこと。
  12. 【請求項12】 半導体メモリーデヴァイスが基板、該
    基板上に形成されたトランスファー・トランジスタおよ
    び該トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続している蓄積コンデンサーを含む半
    導体メモリーデヴァイスを作る方法であって、この方法
    は、以下の工程からなるもの: a.前記基板全面上に第1の絶縁層を形成し; b.第1の絶縁層の全面にわたり、そして、第1の絶縁
    層を突き抜けて前記トランスファー・トランジスタのソ
    ース/ドレイン領域と電気的に接続する第1の電導層を
    形成し; c.第1の電導層の上にピラー形状の層を形成し; d.ピラー形状の層と第1の電導層の上に第1の膜を、
    ついで第2の膜を形成し、第2の膜は、電導性マテリア
    ルから作られ、前記第1の膜は、絶縁性マテリアルから
    作られており; e.第2の電導層をパターニングしてピラー形状の層を
    覆う第2の膜の部分を除去し; f.前記第2の膜、第1の膜および第1の電導層をパタ
    ーニングして、前記第1の絶縁層の一部を露出する開口
    を形成し、前記第1の電導層は、前記開口の周縁におい
    てエッジを有しており; g.前記第1の電導層のエッジに接続する中空シリンダ
    ー状の形状の第2の電導層を形成し;そこにおいて第2
    の電導層と第1の電導層とが幹状の電導層を形成し、こ
    れによって第2の膜の端部が第2の電導層の内面に接続
    して枝状の電導層を形成し、さらに、第1の電導層、第
    2の膜および第2の電導層が蓄積コンデンサーの蓄積電
    極を形成し; h.前記ピラー状の層と前記第1の膜とを除去し; i.前記第1の電導層、第2の膜および第2の電導層の
    露出した表面上に誘電体層を形成し;そして j.前記誘電体層の上に第3の電導層を形成して、前記
    蓄積コンデンサーの対向電極を形成する。
  13. 【請求項13】 前記第2の膜は、断面がL形状の枝状
    電導層を形成し、前記断面L形状のものの一端が前記第
    2の電導層の内面に接続している請求項12により請求
    された方法。
  14. 【請求項14】 前記幹状電導層が以下のものを含む請
    求項1により請求された方法: 前記トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続し、断面がT形状である下位幹状部
    分;および 前記下位幹状部分のエッジから実質的に直立して延びて
    いる上位幹状部分。
  15. 【請求項15】 前記工程bが断面U形状の第1の電導
    層を形成することを含む請求項12により請求された方
    法。
  16. 【請求項16】 前記工程aの後で、前記工程bの前に
    第1の絶縁層の上にエッチング保護層を形成する工程を
    含む請求項12により請求された方法。
  17. 【請求項17】 前記工程eが前記ピラー状の層の上の
    第2の電導層の一部をエッチング除去することを含む請
    求項12により請求された方法。
  18. 【請求項18】 前記工程eが化学機械研磨技術を用い
    て、前記ピラー状の層の上の第2の電導層の一部を研磨
    することを含む請求項12により請求された方法。
  19. 【請求項19】 前記第2の膜は、ギャップが中間にあ
    る隆起した構造を含み、さらに、前記工程dの後で、前
    記工程eの前に前記第2の膜の面に第2の絶縁層を形成
    する工程を含み、前記工程hがさらに第2の絶縁層を除
    去する工程を含む請求項12により請求された方法。
  20. 【請求項20】 前記工程cが以下の工程を含むもので
    ある請求項12により請求された方法: 前記第1の電導層の上に厚い絶縁層を形成し; 前記ソース/ドレイン領域を覆う前記厚い絶縁層をカバ
    ーするフォトレジスト層を形成し; 前記カバーされていない厚い絶縁層の部分をエッチング
    し; フォトレジスト腐食を行って、エッチングされていない
    厚い絶縁層の部分を露出し; 前記露出された厚い絶縁層を前記第1の電導層が露出す
    るまでエッチングして階段状の形状のピラー状層を形成
    し;そして フォトレジスト層を除去すること。
  21. 【請求項21】 以下の工程をさらに含む請求項12に
    より請求された方法: 前記工程aの後に前記第1の絶縁層の上にエッチング保
    護層を形成すること;および 前記工程bの前に前記エッチング保護層の上に第3の絶
    縁層を形成すること; そして前記工程bは、さらに前記第3の絶縁層の上に第
    1の電導層を形成して、前記第3の絶縁層と前記エッチ
    ング保護層とを突き抜けさせ、前記工程hは、第3の絶
    縁層を除去する工程をさらに含むこと。
  22. 【請求項22】 以下のようになっている請求項12に
    請求された方法: 前記工程dは、さらに以下の工程を含む: 前記第2の膜の上に第3の膜を、ついで第4の膜を形成
    し、第3の膜は、絶縁性マテリアルから作られ、前記第
    4の膜は、電導性性マテリアルから作られており;そし
    て 第4の膜の上に第2の絶縁層を形成し、第4の膜は、中
    間にギャップがある隆起した構造を含み、第2の絶縁層
    が前記ギャップを実質的に埋める; 前記工程eは、さらに以下の工程を含む: 前記第4の膜、第3の膜、第2の膜および第1の膜をパ
    ターニングしてピラー形状の層を覆う前記第4の膜、第
    3の膜、第2の膜および第1の膜を除去し;前記各部分
    の幅は、前記ピラー形状の層の幅とほぼ同じであって、
    前記部分は、フォトリソグラフィおよびエッチング技術
    により除去されるものであり; 前記工程fは、さらに以下の工程を含む: 前記第4の膜および第3の電導層をパターニングして、
    開口を形成する; 前記工程gにおいては、前記第2の電導層が形成され、
    前記第4の膜の端部は、第2の電導層の内面に接続して
    おり; そこにおいては第1の電導層、第2の膜、第4の膜およ
    び第2の電導層が蓄積電極を形成し; 前記工程hは、さらに前記第3の膜を除去する工程を含
    み;そして 前記工程iにおいては、第4の膜の露出された表面に誘
    電体層を形成する。
  23. 【請求項23】 半導体メモリーデヴァイスが基板、該
    基板上に形成されたトランスファー・トランジスタおよ
    び該トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続している蓄積コンデンサーを含む半
    導体メモリーデヴァイスを作る方法であって、この方法
    は、以下の工程からなるもの: a.前記基板全面上に第1の絶縁層を形成し; b.第1の絶縁層の全面にわたり、そして、第1の絶縁
    層を突き抜けて前記トランスファー・トランジスタのソ
    ース/ドレイン領域と電気的に接続する第1の電導層を
    形成し、前記第1の電導層は、エッジを有し; c.第1の電導層の上にピラー形状の層を形成し; d.ピラー形状の層の側壁に第2の電導層を形成し; e.第1の電導層をパターニングして前記第1の絶縁層
    の一部を露出する開口を形成し、前記第1の電導層は、
    前記開口の周縁においてエッジを有しており; f.前記第1の電導層のエッジに接続する中空シリンダ
    ー状の形状の第3の電導層を形成し、前記第2の電導層
    が枝状の電導層を形成し、前記第1、第2および第3の
    電導層が蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成し; h.前記ピラー状の層を除去し; i.前記第1、第2および第3の電導層の上に誘電体層
    を形成し;そして j.前記誘電体層の上に第4の電導層を形成して、前記
    蓄積コンデンサーの対向電極を形成する。
  24. 【請求項24】 前記第2の電導層は、断面がピラー形
    状の枝状電導層を形成し、前記枝状電導層の一端が前記
    第1の電導層の上面に接続している請求項23により請
    求された方法。
  25. 【請求項25】 前記第1の電導層が断面T形状である
    請求項23により請求された方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の電導層が断面U形状である
    請求項23により請求された方法。
  27. 【請求項27】 さらに前記工程aの後で、前記工程b
    の前に第1の絶縁層の上にエッチング保護層を形成する
    工程を含む請求項23により請求された方法。
  28. 【請求項28】 前記第2の電導層は、ギャップが中間
    にある隆起した構造を含み、さらに、前記工程dと前記
    工程eの間に前記第1の電導層の面に第2の絶縁層を形
    成する工程を含み前記第2の絶縁層は、前記第2の電導
    層におけるギャップを実質的に完全に埋め、前記工程h
    がさらに第2の絶縁層を除去する工程を含む請求項23
    により請求された方法。
  29. 【請求項29】 前記工程cが以下の工程を含むもので
    ある請求項23により請求された方法: 前記第1の電導層の上に厚い絶縁層を形成し; 前記ソース/ドレイン領域を覆う前記厚い絶縁層をカバ
    ーするフォトレジスト層を形成し; 前記厚い絶縁層の部分をエッチングし; フォトレジスト腐食を行って、エッチングされていない
    厚い絶縁層の部分を露出し; 前記露出された厚い絶縁層を前記第1の電導層が露出す
    るまでエッチングして階段状の形状のピラー状の層を形
    成し;そして フォトレジスト層を除去すること。
  30. 【請求項30】 以下の工程をさらに含む請求項23に
    より請求された方法: 前記工程aの後に前記第1の絶縁層の上にエッチング保
    護層を形成すること;および 前記工程bの前に前記エッチング保護層の上に第3の絶
    縁層を形成すること; そして前記工程bは、さらに前記第3の絶縁層の上に第
    1の電導層を形成して、前記第3の絶縁層と前記エッチ
    ング保護層とを突き抜けさせ、前記工程hは、第3の絶
    縁層を除去する工程をさらに含むこと。
  31. 【請求項31】 前記第2の電導層の水平断面は、円形
    である請求項23により請求された方法。
  32. 【請求項32】 前記第2の電導層の水平断面は、矩形
    である請求項23により請求された方法。
  33. 【請求項33】 半導体メモリーデヴァイスが基板、該
    基板上に形成されたトランスファー・トランジスタおよ
    び該トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続している蓄積コンデンサーを含む半
    導体メモリーデヴァイスを作る方法であって、この方法
    は、以下の工程からなるもの: a.前記基板全面上に第1の絶縁層を形成し; b.第1の絶縁層の全面にわたり、そして、第1の絶縁
    層を突き抜けて前記トランスファー・トランジスタのソ
    ース/ドレイン領域と電気的に接続する第1の電導層を
    形成し、前記第1の電導層は、エッジを有し; c.第1の電導層の上に側壁をもつピラー形状の層を形
    成し; d.ピラー形状の層の側壁に第2の電導層を形成し、第
    2の電導層の端部は、前記第1の電導層の上面に接続し
    ており; e.第1の膜、ついで第2の膜を前記第2の電導層、ピ
    ラー形状の層および第1の電導層の上に形成し、第2の
    膜は、電導性マテリアルで作られ、第1の膜は、絶縁性
    マテリアルで作られており; f.前記ピラー状の層の上の第2の膜の部分を除去し; g.前記第2の膜、第1の膜および第1の電導層をパタ
    ーニングして第1の絶縁層の部分を露出する開口を形成
    し; h.前記開口の周縁における前記第1の電導層のエッジ
    に接続する中空シリンダー状の形状の第3の電導層を形
    成し、前記第3の電導層と第1の電導層とが幹状の電導
    層を形成し、前記第2の膜の端部が前記第3の電導層の
    内面に接続し、第2の膜と第2の電導層とが枝状の電導
    層を形成し、第1、第2および第3の電導層と第2の膜
    とが蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成し; i.前記ピラー状の層と前記第1の膜とを除去し; j.前記第1、第2および第3の電導層の上に誘電体層
    を形成し;そして k.前記誘電体層の上に第4の電導層を形成して、前記
    蓄積コンデンサーの対向電極を形成する。
  34. 【請求項34】 前記第2の電導層は、前記枝状の電導
    層のピラー形状部分を形成し、前記ピラー状部分の一端
    が前記第1の電導層の上面に接続し、前記第2の膜が前
    記枝状電導層のL形状部分を形成し、前記L形状部分の
    一端が前記第3の電導層の内面に接続される請求項33
    により請求された方法。
  35. 【請求項35】 前記第1の電導層が断面T形状である
    請求項33により請求された方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の電導層が断面U形状である
    請求項33により請求された方法。
  37. 【請求項37】 さらに前記工程aの後で、前記工程b
    の前に第1の絶縁層の上にエッチング保護層を形成する
    工程を含む請求項33により請求された方法。
  38. 【請求項38】 前記第2の膜は、ギャップが中間にあ
    る隆起した構造を含み、さらに、前記工程eと前記工程
    fの間に前記第2の膜の面に第2の絶縁層を形成する工
    程を含み、前記第2の絶縁層は、前記第2の電導層にお
    けるギャップを実質的に完全に埋め、前記工程iがさら
    に第2の絶縁層を除去する工程を含む請求項33により
    請求された方法。
  39. 【請求項39】 前記工程cが以下の工程を含むもので
    ある請求項33により請求された方法: 前記第1の電導層の上に厚い絶縁層を形成し; 前記ソース/ドレイン領域を覆う前記厚い絶縁層をカバ
    ーするフォトレジスト層を形成し; 前記カバーされていない厚い絶縁層の部分をエッチング
    し; フォトレジスト腐食を行って、エッチングされていない
    厚い絶縁層の部分を露出し; 前記露出された厚い絶縁層を前記第1の電導層が露出す
    るまでエッチングして階段状の形状のピラー状の層を形
    成し;そして フォトレジスト層を除去すること。
  40. 【請求項40】 以下の工程をさらに含む請求項33に
    より請求された方法: 前記工程aの後に前記第1の絶縁層の上にエッチング保
    護層を形成すること;および 前記工程bの前に前記エッチング保護層の上に第3の絶
    縁層を形成すること; そして前記工程bは、さらに前記第3の絶縁層の上に第
    1の電導層を形成して、前記第3の絶縁層と前記エッチ
    ング保護層とを突き抜けさせ、前記工程iは、第3の絶
    縁層を除去する工程をさらに含むこと。
  41. 【請求項41】 前記第2の電導層の水平断面は、円形
    である請求項33により請求された方法。
  42. 【請求項42】 前記第2の電導層の水平断面は、矩形
    である請求項33により請求された方法。
  43. 【請求項43】 前記第3の電導層の水平断面は、円形
    である請求項33により請求された方法。
  44. 【請求項44】 前記第3の電導層の水平断面は、矩形
    である請求項33により請求された方法。
  45. 【請求項45】 前記工程fが前記ピラー状の層の上の
    前記第2の膜の部分をエッチング除去する工程を含む請
    求項33により請求された方法。
  46. 【請求項46】 化学機械研磨技術を用いて前記ピラー
    状の層の上の前記第2の膜の部分を研磨することを含む
    請求項33により請求された方法。
  47. 【請求項47】 半導体メモリーデヴァイスが基板、該
    基板上に形成されたトランスファー・トランジスタおよ
    び該トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続している蓄積コンデンサーを含む半
    導体メモリーデヴァイスを作る方法であって、この方法
    は、以下の工程からなるもの: a.前記基板全面上に第1の絶縁層を形成し; b.前記トランスファー・トランジスタのソース/ドレ
    イン領域と電気的に接続する下位の幹状部分と、前記下
    位の幹状部分のエッジから実質的に直立して延びている
    上位の幹状部分とを含む幹状電導層を形成し; c.第1の延びた部分と第2の延びた部分とを含み、前
    記第1の延びた部分の第1の端部が前記幹状の電導層の
    内面に接続し、前記第2の延びた部分が前記第1の延び
    た部分の第2の端部から延び、前記幹状電導層と前記枝
    状電導層とが蓄積コンデンサーの蓄積電極を形成し; d.前記幹状電導層と前記枝状電導層の上に誘電体層を
    形成し;そして e.前記誘電体層の上に上位の電導層を形成して、蓄積
    コンデンサーの対向電極を形成する。
  48. 【請求項48】 半導体メモリーデヴァイスが基板、該
    基板上に形成されたトランスファー・トランジスタおよ
    び該トランスファー・トランジスタのソース/ドレイン
    領域に電気的に接続している蓄積コンデンサーを含む半
    導体メモリーデヴァイスを作る方法であって、この方法
    は、以下の工程からなるもの: a.前記基板全面上に第1の絶縁層を形成し; b.前記トランスファー・トランジスタのソース/ドレ
    イン領域と電気的に接続する下位の幹状部分と、前記下
    位の幹状部分のエッジから実質的に直立して延びている
    上位の幹状部分とを含む幹状電導層を形成し; c.実質的に中空なシリンドリカルの形状を有し、前記
    枝状電導層の端部が前記幹状電導層の上面に接続し、実
    質的に直立して延びている枝状電導層を形成し; d.第2の枝状電導層を形成し、該第2の枝状電導層の
    端部は、前記幹状電導層の内面に接続し、前記第2の枝
    状電導層は、前記端部から外方へ延びた外方へ延びる部
    分を有し、前記幹状電導層と前記枝状電導層とが蓄積コ
    ンデンサーの蓄積電極を形成し; e.前記幹状電導層と前記枝状電導層の露出した表面上
    に誘電体層を形成し;そして f.前記誘電体層の上に上位の電導層を形成して、蓄積
    コンデンサーの対向電極を形成する。
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