JP2555965B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP2555965B2
JP2555965B2 JP5311407A JP31140793A JP2555965B2 JP 2555965 B2 JP2555965 B2 JP 2555965B2 JP 5311407 A JP5311407 A JP 5311407A JP 31140793 A JP31140793 A JP 31140793A JP 2555965 B2 JP2555965 B2 JP 2555965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
spacer
electrode
forming
conductive film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5311407A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07161834A (ja
Inventor
眞人 坂尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5311407A priority Critical patent/JP2555965B2/ja
Priority to KR1019940033692A priority patent/KR0163460B1/ko
Priority to US08/357,218 priority patent/US5508222A/en
Publication of JPH07161834A publication Critical patent/JPH07161834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555965B2 publication Critical patent/JP2555965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係わり、特に半導体記憶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高集積半導体メモリ用メモリセルとし
て、1つのトランジスタと1つのキャパシタから構成さ
れるメモリセル(以下メモリセルと略す)は、構成要素
が少なく、メモリセル面積の縮小が容易であるため、広
く使われている。
【0003】メモリセルからの出力電圧はメモリセル内
のキャパシタの値に比例するため、メモリセルを小型
化、高集積化しても、安定な動作を保証するには、その
キャパシタの値を十分に大きくする必要がある。従来こ
の様なキャパシタとして、IEEE TARNSACT
IONS ON ELECTRON PEVICES,
VOL.38, 1991, PP.255〜261に
発表された多重円筒型キャパシタの構造とその製造方法
がある。
【0004】これを図13(E)に示す。フィールド酸
化膜302で画定されたシリコン基板301の表面に、
ゲート酸化膜303を介して、ゲート電極304を設
け、その両側のシリコン基板301にソース(もしくは
ドレイン)領域305とドレイン(もしくはソース)領
域306とを設け、その表面を被覆する絶縁膜307の
表面にソース領域305に接続する多重円筒型電極32
0を形成しており、この多重円筒型電極320を被覆す
るキャパシタ絶縁膜(誘電体膜)318を介して、上部
電極319を被着形成してキャパシタを形成している。
【0005】この様な、多重円筒型キャパシタは、図1
2および図13に示すような工程順に製造されている。
【0006】まず、図2(A)に示すように、P型シリ
コン基板301上にいわゆるLOCOS法といわれてい
る選択酸化法によって選択的にフィールド酸化膜302
を形成し、化学気相成長(CVD)法によってゲート酸
化膜303を介して導電性のポリシリコン膜からなるゲ
ート電極304を形成し、イオン注入によりN型のソー
ス領域(もしくはドレイン領域)305およびドレイン
領域(もしくはソース領域)306を形成し、これらの
表面にシリコン酸化膜からなる膜厚300nm程度の絶
縁膜307を被着形成し、続いて、CVD法によりシリ
コン窒化膜308を被着形成する。次に図12(B)に
示すように、第1シリコンの酸化膜309をCVD法に
より厚く堆積し、ソース領域(もしくはドレイン領域)
305に達する様に、第1のシリコン酸化膜309,シ
リコン窒化膜308,絶縁膜307に開口307aを設
ける。次に図12(C)に示すように、この開口307
aを含む表面に導電性の第1のポリシリコン膜310を
CVD法で堆積する。次に図12(D)に示すようにC
VD法を用いて、第2のシリコン酸化膜311を第1の
ポリシリコン膜310の表面に被着する。この第2のシ
リコン酸化膜311を異方性エッチングし、図12
(E)に示すように、第1のスペーサ312を形成す
る。ひき続き、この第1のスペーサ312を含む全面に
CVD法を用いて導電性の第2のポリシリコン膜313
を被着する。この状態で、図13(A)に示すように、
CVD法により第3のシリコン酸化膜314を厚く全面
に堆積して第2のポリシリコン膜313の垂直部を完全
に埋め込む。次に、この第3のシリコン酸化膜314を
ドライエッチ技術を用いて、エッチバックし、第2のポ
リシリコン膜313の垂直部のみを埋め込み、その上表
面部には残らない様に除去する。これにより、図13
(B)に示すように、第2のスペーサ315が得られ
る。この状態から異方性のドライエッチを行ない、第1
のポリシリコン膜310及び第2のポリシリコン膜31
3をエッチバック除去して、第1のポリシリコン膜31
0から第1の円筒型電極316を形成し、第2のポリシ
リコン膜313から第2の円筒型電極317を形成して
第1のスペーサ312、第2のスペーサ315の上部を
露出させる(図13(C))。次に、図13(D)に示
すように、このシリコン酸化膜からなる第1のスペーサ
312と第2のスペーサ315と第1のシリコン酸化膜
309を同時に弗酸系水溶液を用いて、ウェットエッチ
ングして除去する。これにより第1の円筒型電極316
および第2の円筒型電極317よりなる多重円筒型の下
部電極が形成できる。
【0007】最後に、上記の第1の円筒型電極316と
第2の円筒型電極317の全表面にキャパシタ絶縁膜3
18が形成される。この従来例では、容量確保の要請か
らキャパシタ絶縁膜318として、通常のシリコン窒化
膜やシリコン酸化膜よりも誘電率の高いタンタル酸化膜
(Ta2 5 膜)を用いている。そしてそのため、上部
電極319として、スパッタ法により形成したタングス
テン膜を用いている。この製造方法によれば二重の円筒
型電極が形成でき小さなメモリセル面積内で所望の容量
が得られる。
【0008】このように図12および図13に示した従
来技術は、フォトレジスト工程で形成して第1の酸化膜
30aの開口307aの内部に多重円筒構造を設けるも
のである。
【0009】一方、特開平4−264767号公報に開
示された多重円筒構造のキャパシターの製造方法を図1
4乃至図16を用いて説明する。
【0010】最終的なキャパシタ構造は図16(c)に
示すように、第1の円筒型電極417と第2の円筒型電
極418と第3の円筒型電極419とからなる三重の円
筒型電極を下部電極膜408に接続して下部電極を構成
し、その表面にキャパシタ絶縁膜421を形成し、その
上に上部電極422を設けた構造となっている。
【0011】その製造方法はまず図14(A)に示すよ
うに、P型シリコン基板401上に選択的にフィールド
酸化膜402を形成し、素子領域にゲート酸化膜403
を介してゲート電極404を形成し、これと自己整合的
にN型のソース(もしくはドレイン)領域405および
ドレイン(もしくはソース)領域406を形成し、絶縁
膜407を形成する。絶縁膜407が形成された状態
で、通常のリソブラフィー技術とドライエッチング技術
を用いて、ソース(もしくはドレイン)領域405に達
する用に開口407aを形成する。この開口407aを
含む全面にCVD法を用いて、導電性ポリシリコン膜よ
りなる下部電極膜408を全面に被着形成する(図14
(B))。ついで、図14(C)に示すように、この下
部電極膜408上に、シリコン酸化膜をCVD法により
被着し、このシリコン酸化膜をリソグラフィー技術によ
ってパターニングして円筒状の第1のスペーサ409を
形成する。次に図14(D)に示すように、第1のスペ
ーサ膜409および下部電極膜408上に、導電性の第
1のポリシリコン膜410をCVD法により被着する。
次に図15(A)に示すように、CVD法を用いて、第
1のシリコン酸化膜411を被着する。ひき続き、図1
5(B)に示すように、RIE法を用いて第1のシリコ
ン酸化膜411を異方性エッチングし、第1のスペーサ
409の側壁にのみ第2のスペーサ412を形成する。
次に図15(C)に示すように、第2のポリシリコン膜
413の表面に、CVD法により、第2のシリコン酸化
膜414を被着形成する。次に図15(D)に示すよう
に、RIE法を用いて、第2のシリコン酸化膜414を
異方性エッチングし、第3のスペーサ415の形状に加
工する。さらに、CVD法を用い、第3スペーサ415
を含む、第2のポリシリコン膜413の表面に導電性の
第3のポリシリコン膜416を形成する。この状態で図
16(A)に示すように、導電性を有する第1のポリシ
リコン膜410、第2のポリシリコン膜413、第3の
ポリシリコン膜416及び下部電極膜408を同時にR
IE法による異方性のエッチングを行い、第1のスペー
サ409、第2のスペーサ412、第3のスペーサ41
5の上部を露出させる。これにより下部電極として、第
1の円筒型電極417、第2の円筒型電極418、第3
の円筒型電極419が形成され下部電極膜408が形状
形成される。ひき続き、酸化膜よりなる第1のスペーサ
409、第2のスペーサ412、第3のスペーサ415
を同時に弗酸系溶液を用いて、ウェットエッチング除去
し、図16(B)の構造を得る。
【0012】最後に、図16(C)に示すように、上記
の露出させた第1の円筒型電極417、第2の円筒型電
極418、第3の円筒型電極419及び下部電極膜40
8の全表面にシリコン窒化膜から成るキャパシタ絶縁膜
421形成し、このキャパシ絶縁膜421の全表面に導
電性のポリシリコンよりなる、上部電極422をCVD
法により被着形成する。
【0013】上記の製造方法により、三重の円筒型電極
を形成することができる。
【0014】しかしながら、上記の方法では、小さなメ
モリセル内で大きな容量を確保するため、この三重の円
筒型電極からさらに円筒型電極と多重化しようとする場
合、第1の円筒型電極417の形成の核となる第1のス
ペーサ409を縮小するとか、各円筒型電極の膜厚を薄
くするとか各スペーサの間隔を狭くすることが必要とな
る。
【0015】その際、第1のスペーサ409を小さい平
面積にすると、パターニング時にパターンが変形してし
まい、第1のスペーサ409のエッチング形成が困難に
なるとともに、テーパーがついた形状になってしまう。
このテーパー形状は、その後、第1の円筒型電極417
をRIEの異方性エッチングにより、サイドウォールと
して形成するのに、不向きな形状である。特に、多重化
していく場合には、テーパー形状が、外側の電極にいく
に従って、増幅される。サドウォールを利用して円筒型
電極を形成する場合、テーパーのつき方が激しくなると
サイドウォール自体が形成不可能となる為、円筒型電極
の形成ができないといった状態が生じてしまう。
【0016】ちなみに、設計寸法として0.35μmを
使用する64M級のPRAMセルでは、この従来例の様
に三重の円筒が限界と考えられる。また、外側に円筒型
電極を連続して多重化していく場合は外側にいくに従っ
て、下部電極膜408上に平面的に形成される電極の膜
厚が厚くなり、逆に円筒型電極の側壁部の高さが低くな
る。そのため、実効的な容量としての寄与が、外側の円
筒型電極にいくに従って小さくなり、多重化する効果が
小さくなるといった問題がある。
【0017】一方、初めに説明した図12および図13
に示す従来技術においては、図12(B)に第1のシリ
コン酸化膜309として示されている(内側の第1の円
筒型電極316を形成するためのスペーサとして用いら
れる)スペーサ部分は、この内側に円筒型電極が形成さ
れていくため、容量部としては利用されていない。従っ
て、この第1のシリコン酸化膜309即ちスペーサの部
分は、容量利用の観点からは、本質的にデッドスペース
となっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のキ
ャパシタの製造方法においては、円筒型電極の外側にス
ペーサを設ける場合、このスペーサ部分が容量部として
利用されないデッドスペースとなる。
【0019】また、円筒型電極の内側にスペーサを設け
る場合、このスペーサの小型化には限界があり、良好な
円筒型電極の形状が得られず、多重化にも限界が生じる
という問題点がある。
【0020】たとえ、多重化しても、円筒型電極が外側
にいくに従ってその円筒型電極の側壁部の高さが低くな
り多重化の効果が小さくなるといった本質的に不可避な
問題点もある。
【0021】したがって本発明の目的は、以上に示した
二種類の従来技術の円筒型電極の製造方法の問題点を解
決し、メモリセル上の平面面積を容量部として利用し、
容量増大させることが可能となるキャパシタの製造方法
を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
基板上の絶縁膜の表面に設けられた下部電極膜上に突起
状のコア部材を形成する工程と、前記コア部材の外側壁
上にスペーサ膜と導電膜とを交互に積む重ね異方性エッ
チングにより前記下部電極膜から起立する電極筒を前記
導電膜から形成しかつその間のスペーサを前記スペーサ
膜から形成した外部積層体を構成する工程と、前記コア
部材を除去する工程と、前記コア部材が存在していた前
記外部積層体の内側壁上にスペーサ膜と導電膜とを交互
に積み重ね異方性エッチングにより前記下部電極膜から
起立する電極筒を前記導電膜から形成しかつその間のス
ペーサを前記スペーサ膜から形成した内部積層体を構成
する工程と、前記外部積層体および前記内部積層体の前
記スペーサを除去する工程と、前記下部電極膜および複
数の前記下部電極筒の露出させる表面にキャパシタ絶縁
膜を形成し、前記キャパシタ絶縁膜(誘電体膜)上に上
部電極を形成する工程とを有して、前記下部電極膜なら
びに前記外部積層体および前記内部積層体の前記電極筒
を下部電極としたキャパシタを設ける半導体装置の製造
方法にある。。
【0023】前記コア部材が円柱形状をしており、これ
により前記電極筒はたがいに同心円状に配列された円筒
形状であることが電界集中によるキャパシタ絶縁膜の破
壊を防止するうえから好ましい。
【0024】ここで、前記コア部材および前記下部電極
膜の表面および前記下部電極膜の表面に第1のスペーサ
膜を被着形成した後、該第1のスペーサ膜を異方性エッ
チングにより前記コア部材の垂直な前記外側壁上にのみ
残余せしめてここに第1のスペーサを形成する工程と、
前記第1のスペーサ、前記コア部材および前記下部電極
膜の表面に第1の導電体膜を被着形成する工程と、前記
第1の導電体膜の全表面に第2のスペーサ膜を被着形成
した後、該第2のスペーサ膜を異方性エッチングにより
前記第1のスペーサ上に位置する前記第1の導電体膜の
垂直部上のみに該第2のスペーサ膜を残余せしめてここ
に第2のスペーサを形成する工程と、前記第2のスペー
サおよび前記第1の導電膜の表面に第2の導電膜を被着
形成した後、前記絶縁膜が露出するまで前記第2の導電
膜、前記第1の導電膜および前記下部電極膜に異方性エ
ッチングを行ない、前記弟1の導電膜から第1の電極筒
を形成し、前記第2の導電膜から第2の電極筒を形成す
る工程とを有して、前記外部積層体を構成することがで
きる。
【0025】この場合、前記絶縁膜の露出した部分上
に、前記第2の電極筒の高さと同程度まで第3のスペー
サを形成し、前記コア部材をエッチング除去した後、前
記下部電極、前記第1および第2の電極筒ならびに前記
第1乃至第3のスペーサ表面に第3の導電膜を形成する
工程と、前記第3の導電膜の全表面に第4のスペーサ膜
を被着形成した後、該第4のスペーサ膜を異方性エッチ
ングにより前記外部積層体の内側壁上に位置する前記第
3の導電体膜の垂直部上のみに該第4のスペーサ膜を残
余せしめてここに第4のスペーサを形成する工程と、前
記第3の導電膜および前記第4のスペーサの表面の第4
の導電膜を被着形成する工程と、前記第1乃至第4のス
ペーサが露出するまで前記第3および第4の導電膜に異
方性エッチングを行って、前記第3の導電膜から第3の
導電筒を形成し、前記第4の導電膜から第4の導電筒を
形成する工程とを有して、前記内部積層体を構成するこ
とができる。
【0026】あるいは、前記絶縁膜の露出した部分上
に、前記第2の電極筒の高さと同程度まで第3のスペー
サを形成し、前記コア部材をエッチング除去した後、前
記下部電極、前記第1および第2の電極筒ならびに前記
第1乃至第3のスペーサ表面に第3の導電膜を形成する
工程と、前記外部積層体の内側壁上に位置する前記第3
の導電膜の垂直部の側壁を完全に埋め込むように第4の
スペーサを形成する工程と、前記第1乃至第3のスペー
サが露出するまで前記第3の導電膜に異方性エッチング
を行って、前記第3の導電膜から第3の電極筒を形成す
る工程とを有して、前記内部積層体を構成することがで
きる。
【0027】上記本発明によれば半導体装置の下部電極
を最大限に多重化した同心配列の電極筒、たとえば同心
円状の円筒型電極を製造するため、円筒型電極の形成の
核となるスペーサ(コア部材)を同心円の中心に配置
し、これに導電体膜を被着し、次いでスペーサ膜を被
着、異方性エッチング処理を施し、スペーサを形成する
工程を複数回繰り返し異方性エッチングにより、これら
の導電体膜の上部を除去した後、同心円の中心に配置さ
れていたコア部材のスペーサのみを除去し、その部分に
再度、導電体膜とスペーサを順次形成していく方法を複
数回繰り返した後、再度、導電体膜の上部を除去した
後、すべてのスペーサを同時に除去し、このスペーサの
除去部分の側壁及び下部電極表面にキャパシタ絶縁膜
(キャパシタ誘電体膜)を介して上部電極を被着形成す
るので、メモリセルの領域をデッドスペースなくほぼ最
大限に円筒型電極を多重に配置することが可能となり、
小型のメモリセル内でも、大きな容量を得ることができ
る。
【0028】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を説明する。
【0029】まず、図1には、本発明の第1の実施例を
適用して得られるキャパシタの断面構造図を示す。フィ
ールド酸化膜102で画定されたP型シリコン基板10
1の表面に、ゲート酸化膜103を介して、ゲート電極
104を設け、その両側のシリコン基板10の部分にソ
ース(もしくはドレイン)領域105とドレイン(もし
くはソース)領域106を設け、その表面を被覆する絶
縁膜107の表面上に形状形成された下部電極膜108
を形成しており、その上部に第1の円筒型電極109、
第2の円筒型電極110、第3の円筒型電極111、第
4の円筒型電極112からなる多重同心の円筒型電極が
形成されている。この下部電極膜108と第1乃至第4
の円筒型電極からキャパシタの下部電極を構成する。そ
して、この円筒型電極のおよび下部電極膜の表面にキャ
パシタ絶縁膜(キャパシタ誘電体膜)113を介して、
上部電極114を被着形成してキャパシタを構造してい
る。そして、キャパシタの下部電極膜108がトランジ
スタのソース(もしくはドレイン)領域105と接続
し、このキャパシタとトランジスタとからDRAMのメ
モリセルを構成している。
【0030】以下、このキャパシタの製造方法の第1の
実施例を、図2乃至図6、図8、図9、図10を参照し
て工程順に説明する。尚、各断面図は2個のメモリセル
を例示て、平面図は4個のメモリセルを例示している。
【0031】まず図2(A)に示すように、従来法と同
様にP型シリコン基板201上にいわるゆLOCOS法
と呼ばれる選択酸化法によって選択的にフィールド酸化
膜202を形成し、CVD法等によってゲート酸化膜2
03を介して導電性のポリシリコン膜からるゲート電極
204を形成し、イオン注入によりN型のソース(もし
くはドレイン)領域205、及び、ドレイン(もしくは
ソース)領域206を形成し、これらの表面にシリコン
酸化膜からなる絶縁膜207をCVD法により被着す
る。そしてこの絶縁膜207にリソグラフィー技術とR
IE(リアクティブ イオン エッチング)技術を用い
てソース(もしくはドレイン)領域205に達する用に
開口207aを形成する。
【0032】次に図2(B)に示すように、CVD法に
より導電性のポリシリコン膜よりなる下部電極膜208
を開口207aを通してソース(もしくはドレイン)領
域205と接続するように形成する。
【0033】次に図2(C)に示すように、下部電極膜
208上にCVD法により、シリコン酸化膜とポリシリ
コン膜を順次堆積し、RIE技術によりドライエッチン
グを行い円筒型電極が配置される部分の中心に、マスク
ポリシリコン膜210とコアシリコン酸化膜209の積
層構造のコア部材を得る。この図2(C)の工程の平面
図を図8に示す。
【0034】次に図2(D)に示すように、マスクポリ
シリコン膜210とコアシリコン酸化膜209側壁部分
を含む全面にCVD法により第1のシリコン窒化膜21
1を被着形成する。この第1のシリコン窒化膜211を
RIE技術により、異方性エッチングし、図3(A)示
すように、マスクポリシリコン膜210とコアシリ8ン
酸化膜209から成るコア部材の側壁に残存させ、これ
による第1のスペーサ212を形成する。ひき続き、C
VD技術を用いて、導電性の第1のポリシリコン膜21
3を被着形成する。
【0035】次に図3(B)に示すように、CVD法に
より第2のシリコン窒化膜214を第1のポリシリコン
膜213の表面上全面にわたって被着する。
【0036】次に図3(C)に示すように、第2のシリ
コン窒化膜214をRIE技術を用いて異方性エッチン
グを用いて、第1のスペーサ212と同様に側壁に残余
せる第2のシリコン窒化膜214による第2のスペーサ
215を形成する。この第2のスペーサ215の側壁を
含んでCVD法により導電性の第2のポリシリコン膜2
16を全面に被着する。
【0037】この状態で、図4(A)に示すように、R
IE技術を用いて、第2のポリシリコン膜216、第1
のポリシリコン膜213及びマスクポリシリコン膜21
0を同時に異方性エッチングし、絶縁膜207、コア酸
化膜209、第1のスペーサ212、第2のスペーサ2
15の上部を露出させる。この工程により、第1のポリ
シリコン膜213及び第2のポリシリコン膜216は、
それぞれ第1の円筒型電極217と第2の円筒型電極2
18にそれぞれ加工されて外部積層体200を構成す
る。この図4(A)の工程における平面図を図9に示
す。
【0038】次に、図4(B)に示すように、CVD法
により、第3のシリコン窒化膜219を隣接するメモリ
セルに属する第2の円筒型電極218間の間隔部分を完
全に埋め込むように成膜する。
【0039】次に図4(C)に示すように、RIE技術
を用いて、コアシリコン酸化膜209の上面が露出する
ように第3のシリコン窒化膜219をエッチングする。
次いで弗酸系溶液を用いてコアシリコン酸化膜209を
ウェットエッチングし完全に除去する。ここで第2の円
筒型電極218に隣接した外側の個所に第3のシリコン
窒化膜219が残余して第3のスペーサ220となる。
その状態で、コアシリコン酸化膜209が除去されてで
きた凹部の、外部積層体200の内側壁面200′を含
み全面にCVD法を用いて導電性の第3のポリシリコン
膜221を被着形成する。
【0040】次に、図5(A)に示すように、第3のポ
リシリコン膜221の表面に第4のシリコン窒化膜22
2を披着形成する。
【0041】次に図5(B)に示すように、第4のシリ
コン窒化膜222をRIE法で異方性エッチバックを行
ない第3のポリシリコン膜221の側壁上のみに第4の
スペーサ223を形成する。その後、CVD法を用い、
第4のスペーサ223の側壁にも披着する様に導電性の
第4のポリシリコン膜224を成膜する。
【0042】次に図5(C)に示すように、第4のスペ
ーサ223を形成するのと同様な方法を用いて、CVD
法によりシリコン窒化膜よりなる第5のスペーサ225
を第4のポリシリコン膜224の垂直部を完全に埋め込
む様に形成する。この第5のスペーサ225は次の工程
の異方性エッチングで第3および第4の円筒型電極を形
状形成する際に下部電極膜のポリシリコン膜の表面部分
への損傷を防止するためである。
【0043】この状態から図6(A)に示すように、R
IE技術を用いて第3のポリシリコン膜221と第4の
ポリシリコン膜224を異方性エッチングし、第1のス
ペーサ212、第2のスペーサ215、第3のスペーサ
220、第4のスペーサ223および第5のスペーサ2
25の上部を露出させる様にエッチングすると、第3の
円筒型電極226と第4の円筒型電極227が第3のポ
リシリコン膜221と第4のポリシリコン膜224から
それぞれ形成できこれによりコア部材209、210が
存在していた個所に内部積層体240が堆積される。こ
の図6(A)の工程の平面図を図10に示す。
【0044】この状態で熱リン酸を用いて、それぞれシ
リコン窒化膜よりなる第1のスペーサ212、第2のス
ペーサ215、第3のスペーサ220、第4のスペーサ
223、第5のスペーサ225を同時にウェットエッチ
ング除去する。そして円筒型電極の側壁を含む全面にC
VD法を用いたシリコン窒化膜もしくはこのシリコン窒
化膜をさらに熱酸化して形成したキャパシタ絶縁膜22
8を形成する。さらに、CVD法を用い導電性ポリシリ
コン膜をキャパシタ絶縁膜228上に成長する。このポ
リシリコン膜をRIE技術を用いてドライエッチングす
ることにより上部電極229を形成し、四重の同心状の
円筒型電極を有するキャパシタが形成される(図6
(B))。
【0045】次に図7および図11を参照して本発明の
第2の実施例を説明する。図7は2個のメモリセルを例
示する断面図であり、図11は4個のメモリセルを例示
する平面図である。
【0046】図4(C)の工程までは第1の実施例と同
じである。すなわち第2の実施例は外部積層体は第1の
実施例と同じであり、以下説明するように内部積層体が
第1の実施例と異なる。
【0047】まずこの第2の実施例では、図4(C)の
後、図7(A)に示すように第3のスペーサ220を形
成するのと同様にCVD法とRIEによるエッチバック
技術を用いて、シリコン窒化膜よりなる第4のスペーサ
223を導電性の第3のポリシリコン膜221の垂直部
を完全に埋め込むように形成する。
【0048】この状態から図7(B)に示すように、R
IE技術を用いて第3のポリシリコン膜221を異方性
エッチングし、第1のスペーサ212、第2のスペーサ
215、第3のスペーサ220の上部を露出させる様に
エッチングすると、第3の円筒型電極226が第3のポ
リシリコン膜221から形成される。この図7(B)の
工程の平面図が図11である。
【0049】この状態で熱リン酸を用いてそれぞれのシ
リコン窒化膜よりなる第1のスペーサ212、第2のス
ペーサ215、第3のスペーサ220、第4のスペーサ
223を同時にウェットエッチング除去する。
【0050】次に、円筒型電極の側壁を含む全面に、C
VD法を用いたシリコン窒化膜もしくは、このシリコン
窒化膜をさらに熱酸化して形成したキャパシタ絶縁膜2
28を形成する。さらにCVD法を用い導電性ポリシリ
コン膜をキャパシタ絶縁膜228上に形成する。この導
電性ポリシリコン膜をRIE技術を用いドライエッチン
グし、上部電極229を図7(C)に示す形状に形成す
る。これにより、三重の同心円状円筒型電極を有するキ
ャパシタが形成される。
【0051】以上述べたような製造方法によれば、はじ
めに円筒型電極を形成するために用いたスペーサ既ちコ
アシリコン酸化膜209を除去し、その部分にも円筒型
電極を形成できるために、従来の製造方法では円筒型電
極を形成できなかった部分も、円筒電極よりなる容量部
として利用できキャパシタの容量の増大が図れる。
【0052】また、上記の第1の実施例においては、は
じめにコア酸化膜209の外側に二重の円筒型電極を形
成し、そのコアシリコン酸化膜209を除去した部分、
すなわち内側に、さらに二重の円筒型電極を形成すると
したが、ここで用いた、スペース及び円筒型電極の厚さ
をそれぞれ薄くすることにより外側の円筒型電極を二重
以上にする。もしくは、内側の円筒電極を二重以上にす
るということが可能であり、四重以上の円筒型電極が、
本実施例の方法を用いることで容易に形成できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明では従来円筒
型電極を形成する場合の核として用いた同心円の中心部
分のスペーサをその外側に円筒型電極を複数形成した後
に除去し、スペーサがなくなった部分に内側に向って円
筒型電極を複数作るという製造方法を用いている。
【0054】そのため、従来は円筒型電極を作らなかっ
た部分も容量部として利用できキャパシタの容量の増大
が図れる。この内側に向って円筒型電極を作っていく際
に、既に形成されている複数の円筒型電極とそれらの間
に形成されている複数のスペーサをまとめて一つの大き
なスペーサとして用いることにより、図12および図1
3に示した従来技術のシリコン酸化膜のみからなるスペ
ーサを用いず、その部分を外側の円筒型電極として利用
することができるという効果が得られる。
【0055】また図14乃至図16に示した従来技術の
同心円の中心にあるスペーサに対し、円筒型電極を形成
していくという方法では、円筒を増やすため、まず、ス
ペーサを最小寸法程度に縮める必要がある。これをリソ
グラフィー技術でパターニングする、RIE技術で加工
するといった事は非常に困難であるとともに、得られた
形状はテーパーを有するといった具合いに、円筒型電極
を多数形成していくのには、非常に不都合なものとなっ
てしまう。
【0056】しかしながら、本発明では、同心円状の中
心に形成するスペーサは、後に複数の円筒型電極を作り
込めるといった程度の大きさを有しているために、従来
の様に最小寸法程度にまで、スペーサの寸法を縮めた場
合に生じるパターン変形の問題等を回避することがで
き、容易に多重円筒型のキャパシタが形成できる。
【0057】以上の様に本発明によればスペーサの外側
に電極筒を最大限に多く形成した後、スペーサの内側に
も電極筒を最大限に多く形成するということが可能であ
りメモリセル上の有効な平面面積を最大限キャパシタ領
域として使用し、キャパシタの容量の増大が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の製造方法で形成された
メモリセルを示す構造断面図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施例の半導体装置
の製造方法を工程順に示す断面図である。
【図3】図2の続きの工程を順に示す断面図である。
【図4】図3の続きの工程を順に示す断面図である。
【図5】図4の続きの第1の実施例の製造方法を工程順
に示す断面図である。
【図6】図5の続きの工程を順に示す断面図である。
【図7】図4の続きの第2の実施例の製造方法を工程順
に示す断面図である。
【図8】図2(C)の工程における平面図である。
【図9】図4(A)の工程における平面図である。
【図10】図6(A)の工程における平面図である。
【図11】図7(B)の工程における平面図である。
【図12】従来技術の半導体装置の製造方法を工程順に
示す断面図である。
【図13】図12の続きの工程を順に示す断面図であ
る。
【図14】他の従来技術の半導体装置の製造方法を工程
順に示す断面図である。
【図15】図14の続きの工程を順に示す断面図であ
る。
【図16】図15の続きの工程を順に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
101,201,301,401 シリコン基板 102,202,302,402 フィールド酸化膜 103,203,303,403 ゲート酸化膜 104,204,304,404 ゲート電極 105,205,305,405 ソース(もしくは
ドレイン)領域 106,206,306,406 ドレイン(もしく
はソース)領域 107,207,307,407 絶縁膜 207a,307a,407a 開口 108,208,408 下部電極膜 109,217,316,417 第1の円筒型電極 110,218,317,418 第2の円筒型電極 111,226,419 第3の円筒型電極 112,227 第4の円筒型電極 113 キャパシタ絶縁膜 114 上部電極 200 外部積層体 209 コア部材のシリコン酸化膜 210 コア部材のマスクポリシリコン膜 211 第1のシリコン窒化膜 212,312,409 第1のスペーサ 213,310,410 第1のポリシリコン膜 214 第2のシリコン窒化膜 215,315,412 第2のスペーサ 216,313,413 第2のポリシリコン膜 219 第3のシリコン窒化膜 220,415 第3のスペーサ 221,416 第3のポリシリコン膜 222 第4のシリコン窒化膜 223 第4のスペーサ 224 第4のポリシリコン膜 225 第5のスペーサ 228,318,421 キャパシタ絶縁膜 229,319,422 上部電極 240 内部積層体 308 シリコン窒化膜 309,411 第1のシリコン酸化膜 311,414 第2のシリコン酸化膜 314 第3のシリコン酸化膜 320 多重円筒型電極

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の絶縁膜の表面に設けられ
    た下部電極膜上に突起状のコア部材を形成する工程と、 前記コア部材の外側壁上にスペーサ膜と導電膜とを交互
    に積み重め異方性エッチングにより前記下部電極膜から
    起立する電極筒を前記導電膜から形成しかつその間のス
    ペーサを前記スペーサ膜から形成した外部積層体を構成
    する工程と、 前記コア部材を除去する工程と、 前記コア部材が存在していた前記外部積層体の内側壁上
    にスペーサ膜と導電膜とを交互に積み重ね異方性エッチ
    ングにより前記下部電極膜から起立する電極筒を前記導
    電膜から形成しかつその間のスペーサを前記スペーサ膜
    から形成した内部積層体を構成する工程と、 前記外部積層体および前記内部積層体の前記スペーサを
    除去する工程と、 前記下部電極膜および複数の前記下部電極筒の露出せる
    表面にキャパシタ絶縁膜を形成し、前記キャパシタ絶縁
    膜上に上部電極を形成する工程とを有して、 前記下部電極膜ならびに前記外部積層体および前記内部
    積層体の前記電極筒を下部電極としたキャパシタを設け
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記コア部材および前記下部電極膜の表
    面および前記下部電極膜の表面に第1のスペーサ膜を被
    着形成した後、該第1のスペーサ膜を異方性エッチング
    により前記コア部材の垂直な前記外側壁上にのみ残余せ
    しめてここに第1のスペーサを形成する工程と、前記第
    1のスペーサ、前記コア部材および前記下部電極膜の表
    面に第1の導電体膜を被着形成する工程と、前記第1の
    導電体膜の全表面に第2のスペーサ膜を被着形成した
    後、該第2のスペーサ膜を異方性エッチングにより前記
    第1のスペーサ上に位置する前記第1の導電体膜の垂直
    部上のみに該第2のスペーサ膜を残余せしめてここに第
    2のスペーサを形成する工程と、前記第2のスペーサお
    よび前記第1の導電膜の表面に第2の導電膜を被着形成
    した後、前記絶縁膜が露出するまで前記第2の導電膜、
    前記第1の導電膜および前記下部電極膜に異方性エッチ
    ングを行ない、前記第1の導電膜から第1の電極筒を形
    成し、前記第2の導電膜から第2の電極筒を形成する工
    程とを有して、前記外部積層体を構成することを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記絶縁膜の露出した部分上に、前記第
    2の電極筒の高さと同程度まで第3のスペーサを形成
    し、前記コア部材をエッチング除去した後、前記下部電
    極、前記第1および第2の電極筒ならびに前記第1乃至
    第3のスペーサ表面に第3の導電膜を形成する工程と、
    前記第3の導電膜の全表面に第4のスペーサ膜を被着形
    成した後、該第4のスペーサ膜を異方性エッチングによ
    り前記外部積層体の内側壁上に位置する前記第3の導電
    体膜の垂直部上のみに該第4のスペーサ膜を残余せしめ
    てここに第4のスペーサを形成する工程と、前記第3の
    導電膜および前記第4のスペーサの表面の第4の導電膜
    を被着形成する工程と、前記第1乃至第4のスペーサが
    露出するまで前記第3および第4の導電膜に異方性エッ
    チングを行って、前記第3の導電膜から第3の導電筒を
    形成し、前記第4の導電膜から第4の導電筒を形成する
    工程とを有して、前記内部積層体を構成することを特徴
    とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜の露出した部分上に、前記第
    2の電極筒の高さと同程度まで第3のスペーサを形成
    し、前記コア部材をエッチング除去した後、前記下部電
    極、前記第1および第2の電極筒ならびに前記第1乃至
    第3のスペーサ表面に第3の導電膜を形成する工程と、
    前記外部積層体の内側壁上に位置する前記第3の導電膜
    の垂直部の側壁を完全に埋め込むように第4のスペーサ
    を形成する工程と、前記第1乃至第3のスペーサが露出
    するまで前記第3の導電膜に異方性エッチングを行っ
    て、前記第3の導電膜から第3の電極筒を形成する工程
    とを有して、前記内部積層体を構成することを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記下部電極膜は前記半導体基板に形成
    されたトランジスタのソースおよびドレイン領域の一方
    の領域に接続されており、前記キャパシタは前記トラン
    ジスタとともにDRAMセルを構成していることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記コア部材はシリコン酸化膜を有して
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記コア部材の前記シリコン酸化膜上に
    ポリシリコン膜かなるマスク層が形成されていることを
    特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記下部電極膜および前記導電膜はポリ
    シリコンから形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記スペーサ膜はシリコン窒化膜から形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記コア部材は円柱形状をしており、
    これにより前記電極筒はたがいに同心円状に配列された
    円筒形状であることを特徴とする請求項1,請求項2,
    請求項3もしくは求項4に記載の半導体装置の製造方
    法。
JP5311407A 1993-12-13 1993-12-13 半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JP2555965B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311407A JP2555965B2 (ja) 1993-12-13 1993-12-13 半導体装置の製造方法
KR1019940033692A KR0163460B1 (ko) 1993-12-13 1994-12-12 반도체 장치의 제조 공정
US08/357,218 US5508222A (en) 1993-12-13 1994-12-13 Fabrication process for semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311407A JP2555965B2 (ja) 1993-12-13 1993-12-13 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07161834A JPH07161834A (ja) 1995-06-23
JP2555965B2 true JP2555965B2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=18016833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5311407A Expired - Lifetime JP2555965B2 (ja) 1993-12-13 1993-12-13 半導体装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5508222A (ja)
JP (1) JP2555965B2 (ja)
KR (1) KR0163460B1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2956482B2 (ja) * 1994-07-29 1999-10-04 日本電気株式会社 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH08153858A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2776331B2 (ja) * 1995-09-29 1998-07-16 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2795252B2 (ja) * 1996-02-29 1998-09-10 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
US5721154A (en) * 1996-06-18 1998-02-24 Vanguard International Semiconductor Method for fabricating a four fin capacitor structure
JP2828038B2 (ja) * 1996-06-24 1998-11-25 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
TW312831B (en) 1996-08-16 1997-08-11 United Microelectronics Corp Manufacturing method of semiconductor memory device with capacitor(3)
TW312037B (en) * 1996-08-07 1997-08-01 United Microelectronics Corp Manufacturing method of capacitor of dynamic random access memory
TW306036B (en) * 1996-08-16 1997-05-21 United Microelectronics Corp Semiconductor memory device with capacitor (part 2)
US5796138A (en) * 1996-08-16 1998-08-18 United Microelectronics Corporation Semiconductor memory device having a tree type capacitor
TW297948B (en) * 1996-08-16 1997-02-11 United Microelectronics Corp Memory cell structure of DRAM
TW302524B (en) * 1996-08-16 1997-04-11 United Microelectronics Corp Memory cell structure of dynamic random access memory and manufacturing method thereof
TW312828B (en) * 1996-08-16 1997-08-11 United Microelectronics Corp Manufacturing method of semiconductor memory device with capacitor(5)
TW366592B (en) * 1996-08-16 1999-08-11 United Microelectronics Corp DRAM memory and the manufacturing method for the memory cells
TW308729B (en) * 1996-08-16 1997-06-21 United Microelectronics Corp Semiconductor memory device with capacitor (3)
TW351846B (en) * 1996-08-16 1999-02-01 United Microelectronics Corp Method for fabricating memory cell for DRAM
TW306064B (en) * 1996-08-16 1997-05-21 United Microelectronics Corp Semiconductor memory device with capacitor (part 6)
TW312829B (en) * 1996-08-16 1997-08-11 United Microelectronics Corp Semiconductor memory device with capacitor(6)
US5759890A (en) * 1996-08-16 1998-06-02 United Microelectronics Corporation Method for fabricating a tree-type capacitor structure for a semiconductor memory device
TW304288B (en) * 1996-08-16 1997-05-01 United Microelectronics Corp Manufacturing method of semiconductor memory device with capacitor
US5739060A (en) * 1996-08-16 1998-04-14 United Microelecrtronics Corporation Method of fabricating a capacitor structure for a semiconductor memory device
TW304290B (en) * 1996-08-16 1997-05-01 United Microelectronics Corp The manufacturing method for semiconductor memory device with capacitor
TW427012B (en) * 1996-08-16 2001-03-21 United Microelectronics Corp The manufacturing method of double-combined capacitor DRAM cells
TW308727B (en) * 1996-08-16 1997-06-21 United Microelectronics Corp Semiconductor memory device with capacitor (4)
US5744833A (en) * 1996-08-16 1998-04-28 United Microelectronics Corporation Semiconductor memory device having tree-type capacitor
JPH10144882A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶素子のキャパシタ及びその製造方法
US5972769A (en) * 1996-12-20 1999-10-26 Texas Instruments Incoporated Self-aligned multiple crown storage capacitor and method of formation
GB2323705B (en) * 1997-03-27 2002-02-20 Nec Corp Semiconductor device with memory cell and fabrication method thereof
US6027981A (en) * 1997-10-27 2000-02-22 Texas Instruments - Acer Incorporated Method for forming a DRAM cell with a fork-shaped capacitor
US5854105A (en) * 1997-11-05 1998-12-29 Vanguard International Semiconductor Corporation Method for making dynamic random access memory cells having double-crown stacked capacitors with center posts
US6518117B2 (en) 2001-03-29 2003-02-11 Micron Technology, Inc. Methods of forming nitrogen-containing masses, silicon nitride layers, and capacitor constructions
JP2008283026A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Elpida Memory Inc 半導体装置の製造方法および半導体装置
KR102056867B1 (ko) 2013-03-04 2020-01-22 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 그 제조방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5126280A (en) * 1991-02-08 1992-06-30 Micron Technology, Inc. Stacked multi-poly spacers with double cell plate capacitor
JPH04264767A (ja) * 1991-02-20 1992-09-21 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
US5084405A (en) * 1991-06-07 1992-01-28 Micron Technology, Inc. Process to fabricate a double ring stacked cell structure
TW243541B (ja) * 1991-08-31 1995-03-21 Samsung Electronics Co Ltd
US5266512A (en) * 1991-10-23 1993-11-30 Motorola, Inc. Method for forming a nested surface capacitor
US5150276A (en) * 1992-01-24 1992-09-22 Micron Technology, Inc. Method of fabricating a vertical parallel cell capacitor having a storage node capacitor plate comprising a center fin effecting electrical communication between itself and parallel annular rings

Also Published As

Publication number Publication date
KR950021513A (ko) 1995-07-26
KR0163460B1 (ko) 1998-12-01
US5508222A (en) 1996-04-16
JPH07161834A (ja) 1995-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2555965B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4900987B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100343291B1 (ko) 반도체 장치의 커패시터 형성 방법
KR0123751B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JPH06310674A (ja) 高集積半導体メモリ装置の製造方法
JP2527291B2 (ja) 半導体メモリ装置およびその製造方法
KR100268421B1 (ko) 커패시터 및 그의 제조 방법
JP2682509B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2686228B2 (ja) 半導体メモリセル及びその製造方法
US5710075A (en) Method to increase surface area of a storage node electrode, of an STC structure, for DRAM devices
JPH05235297A (ja) 半導体メモリ素子の製造方法
US20060148168A1 (en) Process for fabricating dynamic random access memory
JPH1065122A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0364964A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH08167700A (ja) 半導体装置の製造方法
US5710074A (en) Increased surface area of an STC structure via the use of a storage node electrode comprised of polysilicon mesas and polysilicon sidewall spacers
JP3120462B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JPH06120446A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH0377365A (ja) 半導体メモリ装置の製造方法
JP2944990B2 (ja) クラウン型コンデンサの製造方法
JPH03214767A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20010016805A (ko) 고집적 반도체 장치의 이중 실린더형 캐패시터 제조방법
KR960000720B1 (ko) 다이나믹형 반도체기억장치 및 그 제조방법
JP2000049302A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2858228B2 (ja) 半導体メモリ装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960709