JPH06120446A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH06120446A
JPH06120446A JP4265141A JP26514192A JPH06120446A JP H06120446 A JPH06120446 A JP H06120446A JP 4265141 A JP4265141 A JP 4265141A JP 26514192 A JP26514192 A JP 26514192A JP H06120446 A JPH06120446 A JP H06120446A
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JP
Japan
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trench
electrode
capacitor
substrate
film
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JP4265141A
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English (en)
Inventor
Toru Ozaki
徹 尾崎
Hiroshi Takatou
宏 高東
Akihiro Nitayama
晃寛 仁田山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接する素子に悪影響を与えることなくトレ
ンチの径を大きくすることができ、キャパシタ容量の増
大と素子特性の向上をはかり得るメモリセル構造を有す
るDRAMを提供すること。 【構成】 半導体基板にトレンチを形成し、このトレン
チ内にキャパシタ電極を形成したDRAMセルを有する
半導体記憶装置において、キャパシタ電極を、シリコン
基板1の表面より低い位置までトレンチ100内に埋込
み形成されたストレージノード200と、トレンチ10
0の側壁の一部に薄膜電極側壁残し工程により形成さ
れ、基板表面からストレージノード200まで延在した
ストレージノード引出し電極201とで構成したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
記憶装置(DRAM)に係わり、特にメモリセルのキャ
パシタ構造の改良をはかったDRAM及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMのメモリセルとしては、1トラ
ンジスタ/1キャパシタのセル構造が広く採用されてい
る。そして、キャパシタ容量の増大をはかるために、シ
リコン基板に開口した溝(トレンチ)内にキャパシタを
形成するトレンチ型メモリセルが数多く提案されてい
る。
【0003】しかしながら、近年の微細化,高集化に伴
い、トレンチ径も小さくなり、十分なキャパシタ容量を
確保するのが困難となっている。また、大きなキャパシ
タ容量を得るためにトレンチ径を大きくすると、他のメ
モリセル領域近傍にまでトレンチが近付き、トレンチ内
電極からの電位の影響で、スイッチングトランジスタの
しきい値が変化したり、素子分離耐圧が低下するという
問題が生じていた。つまり、トレンチ型メモリセルにお
いては、キャパシタ容量と素子特性とがトレードオフの
関係にあった。
【0004】また、隣接素子に影響する領域のトレンチ
内電極のみをリソグラフィ技術により掘り下げようとし
ても、素子が微細化すると合わせマージンがとれないと
いう問題が生じてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、トレ
ンチ型メモリセルを用いたDRAMにおいては、キャパ
シタ容量を大きくするためにトレンチ径を大きくする
と、隣接する素子に悪影響を与えるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記問題を解決すべくなされた
もので、その目的とするところは、隣接する素子に悪影
響を与えることなくトレンチの径を大きくすることがで
き、キャパシタ容量の増大と素子特性の向上をはかり得
るメモリセル構造を有するDRAM及びその製造方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、キャパ
シタ容量を大きくするためにトレンチ径を大きくし、か
つ隣接する素子への悪影響を避けるためにキャパシタを
トレンチの深い部分のみに形成することにある。
【0008】即ち本発明は、半導体基板にトレンチを形
成し、このトレンチ内にキャパシタ電極を形成したDR
AMセルを有する半導体記憶装置において、キャパシタ
電極が、基板の表面より低い位置までトレンチ内に埋込
み形成された第1の領域と、トレンチの側壁の一部に基
板の表面から第1の領域まで延在した第2の領域とで構
成され、かつ第2の領域のキャパシタ電極がトレンチの
側壁に沿って略一定の膜厚で存在することを特徴とす
る。
【0009】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。
【0010】(1) 第1の領域の電極は、少なくともその
一部がゲート電極とゲート電極の間に存在すること。
【0011】(2) キャパシタ電極はトレンチ側壁に形成
された絶縁膜により基板と隔てられており、第1の領域
のキャパシタ電極の上部で接続層を介して基板表面の活
性化領域に接続していること。
【0012】(3) トレンチ側壁の絶縁膜は、少なくとも
第1の領域と面している部分では厚膜化されているこ
と。
【0013】(4) 接続層は、ゲート電極形成後に形成さ
れたもので、選択Siエピタキシャル成長で形成されて
いること。
【0014】また本発明は、半導体基板上にMOSトラ
ンジスタとキャパシタからなるDRAMセルを集積化し
てなる半導体記憶装置の製造方法において、基板のキャ
パシタ形成領域にトレンチを形成した後、トレンチの内
部に第1のキャパシタ電極を基板表面より低い位置まで
埋込み、次いでトレンチの側壁に該トレンチとセルフア
ライン(例えば、トレンチ内及び基板表面の全面に多結
晶シリコン等の導電膜を形成した後、エッチバックによ
り基板表面の電極を除去する:薄膜電極側壁残し工程)
で、第1のキャパシタ電極と接続した第2のキャパシタ
電極を形成し、次いで第2のキャパシタ電極の不要部分
を除去し、次いでトランジスタのソース・ドレイン拡散
層と第2のキャパシタ電極とを接続する接続層を形成す
るようにした方法である。
【0015】
【作用】本発明によれば、キャパシタ電極の主要部(第
1の領域のキャパシタ電極)はトレンチ内の全体ではな
く、トレンチの上部を除く部分に埋込まれているので、
仮にトレンチが隣接する素子に近付いても、キャパシタ
電極の電位が隣接する素子に与える影響は少ない。より
具体的には、本発明のメモリセルは、薄膜電極側壁残し
工程により、効率的に合わせマージンをとって拡散層に
接続するための一部のキャパシタ電極のみを基板表面ま
で延存させることができ、他の部分はトレンチ内深く掘
り下げ、その上部には絶縁膜を埋め込むことができる。
このため、トレンチサイズを大きくしても、隣接するト
ランジスタや素子分離にキャパシタ電極からの電位の影
響を及ぼさない。従って、キャパシタ容量の増大と共に
素子特性の向上を実現することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例に係わるDR
AMセルの平面パターンを示す図であり、10は素子領
域、100はトレンチ、201はストレージノード引出
し電極、601はビット線コンタクトを示している。こ
の実施例では、トレンチ100を隣接するセルのビット
線コンタクト方向に張り出させ、トレンチ径を最大限大
きくすると共に、ストレージノード引出し電極201の
加工時の合わせマージンを十分に得られるようにしてい
る。ストレージノード引出し電極201は、トランスフ
ァーゲートと通過ワード線をつなぐような位置に形成
し、ワード線500との合わせマージンをかせいでい
る。
【0018】図2は、本実施例の素子構造断面であり、
図1の矢視A−A′断面に相当している。p- 型シリコ
ン基板1の表面には素子形成領域を囲むようにフィール
ド酸化膜105が形成され、素子形成領域の一部にはゲ
ート絶縁膜504を介してゲート電極500を形成し、
さらにソース・ドレインとなるn- 型拡散層503を形
成してMOSトランジスタが構成されている。
【0019】p- 型シリコン基板1のキャパシタ形成領
域には溝(トレンチ)100が形成され、このトレンチ
100内に50nm程度の酸化膜101を介してプレート
電極102が形成されている。酸化膜101はトレンチ
100の底部で除去されており、トレンチ100の底部
でプレート電極102が基板1に直接接触している。そ
して、基板1内に設けたn+ 型拡散層103によって各
セルのキャパシタが接続されるものとなっている。
【0020】プレート電極102上には、NO膜などの
キャパシタ絶縁膜104を介してストレージノード20
0が形成されており、このストレージノード(第1のキ
ャパシタ電極)200は基板表面より低い位置までトレ
ンチ100内に埋込まれている。このストレージノード
200は、トレンチ100の側壁の一辺に形成されたス
トレージノード引出し電極(第2のキャパシタ電極)2
01により基板表面近くまで引出されている。そして、
ストレージノード引出し電極201は、ゲート電極50
0に自己整合に、選択成長シリコン層600によってn
- 型層503と接続されている。
【0021】トレンチ100内に露出したストレージノ
ード200及びその引出し電極201の表面にはSiO
2 膜300が形成され、さらにトレンチ100の上部空
洞部にはSiN膜301を介してSiO2 膜302が埋
込み形成されている。また、ゲート電極500の上面及
び側面にはSiN膜501,502がそれぞれ形成され
ている。そして、上記の各素子を形成した基板上には層
間絶縁膜603が形成され、その上に形成されたビット
線601はビット線コンタクト602によりMOSトラ
ンジスタのn- 型拡散層503と接続されている。
【0022】次に、本実施例素子の製造方法について、
図3〜図9を用いて説明する。まず、図3に示すよう
に、p- 型シリコン基板1の内部にイオン注入等により
+ 拡散層103を形成する。続いて、基板1上に、フ
ィールド酸化膜105を形成した後、さらにトレンチマ
スクとしてのSiN膜20及びSiO2 膜21を堆積す
る。そして、フォトリソグラフィによりSiN/SiO
2 に開口を形成し、この2層マスクを用いてトレンチ1
00を形成する。
【0023】次いで、図4に示すように、トレンチ10
0の内面にSiO2 膜101を熱酸化法、又は減圧CV
D法によって形成し、全面RIEによってトレンチ底部
を露出させる。続いて、全面に多結晶シリコン層を薄く
堆積し、その上にレジスト710を塗布形成し、レジス
トエッチバック法によりプレート電極102を形成す
る。
【0024】次いで、図5に示すように、プレート電極
102の表面にNO膜等からなるキャパシタ絶縁膜10
4を形成した後、トレンチ102の上部を除く領域にス
トレージノード200を形成する。具体的には、全面に
多結晶シリコン層を堆積した後、エッチバックにより多
結晶シリコン層をトレンチ100の上部を除く領域に埋
込み形成する。
【0025】次いで、図6に示すように、多結晶シリコ
ンのサイドウォールを形成した後、トレンチ内の一側面
にサイドウォールを残すべくレジストマスク711によ
り余剰な部分を除去する。これにより、ストレージノー
ド引出し電極201を形成する。なお、多結晶シリコン
のサイドウォールを形成するには、プレート電極102
を形成したのと同様に多結晶シリコンの堆積,レジスト
塗布,エッチバックを行えばよい。
【0026】次いで、図7に示すように、レジストマス
ク711を除去した後、トレンチ100の上部に露出し
たSiO2 膜101を除去する。続いて、シリコン面と
多結晶シリコン表面を酸化して酸化膜300を形成し、
さらにゲート電極と引出し電極の絶縁をするためのSi
N膜301を堆積した後、凹んだ部分にSiO膜30
2を埋め込み表面を平坦化する。
【0027】次いで、図8に示すように、トレンチマス
クのSiN膜20を除去しチャネルインプラを行って表
面の酸化膜を除去した後に、ゲート絶縁膜504,ゲー
ト電極材料膜500′,SiN膜501を形成する。そ
して、SiN膜501をゲート電極パターンに加工し、
SiN膜501をマスクにゲート電極材料膜500′を
選択エッチングしてゲート電極500を形成する。ここ
で、ゲート電極500とストレージノード引出し電極2
01とは、SiN膜301により絶縁されている。
【0028】次いで、図9に示すように、全面にSiN
膜を堆積した後、全面RIEでエッチバックしてゲート
電極500の側面にSiNのサイドウォール502を形
成する。これと同時に、ストレージノード引出し電極2
01上のSiN/SiO積層膜300,301を同時
にエッチングし、シリコン基板1とストレージノード引
出し電極201とを同時に露出させる。そして、選択成
長シリコン層600を形成することにより、ストレージ
ノード引出し電極201とトランスファゲートトランジ
スタの拡散層503とを接続する。このときの接続は、
選択成長を用いることによりゲート及び素子形成領域と
セルフアラインで行われる。
【0029】これ以降は、層間絶縁膜603の形成、ビ
ット線コンタクト601の開口、さらにビット線602
の形成工程を経ることにより、前記図2に示す構造が得
られる。
【0030】このように本実施例によれば、トレンチ1
00内の全体にストレージノード200を埋込むのでは
なく、基板表面より低い位置までストレージノード20
0を埋込み、トレンチ100の側壁の一部に形成したス
トレージノード引出し電極201を基板表面まで延在さ
せている。このため、トレンチ100の径を大きくして
トレンチ100と隣接するセルが近付いても、ストレー
ジノード200の電位により隣接するセル、例えばトラ
ンジスタのしきい値が変化したり素子分離耐圧が低下し
たりすることはない。また、ストレージノード引出し電
極201はトレンチ100とセルフアラインで形成でき
るため、引出し電極形成のために合わせ余裕を見込む必
要もない。従って、キャパシタ容量の増大をはかり得る
と共に、素子特性の向上をはかることができる。
【0031】図10は、本発明の第2の実施例に係わる
DRAMセルの素子構造を示す断面図である。図2と同
一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略す
る。平面パターンは、第1の実施例と同様である。
【0032】本実施例はプレート電極がシリコン基板7
10内に形成したn+ 型拡散層701で形成され、酸化
膜サイドウォール900はストレージノード802につ
ながるストレージノード引出し電極901とトレンチ側
面の間にのみあり、ソース・ドレインとプレートとのリ
ークを防止している。トレンチ上部の空洞部には、Si
N膜904を介してSiO2 膜905が埋込まれてい
る。素子の分離はコーナ部を覆い隠すようなキャップ酸
化膜1005を持つSi0埋め込みの溝分離であり、
これにより分離能力を高めている。その他の構造は、第
1の実施例と同様である。
【0033】次に、本実施例素子の製造方法を、図11
〜図22を用いて説明する。まず、図11に示すよう
に、拡散層701が形成された基板710にトレンチを
開口し、トレンチの上部を除く部分にキャパシタ絶縁膜
801を介してストレージノード802を多結晶シリコ
ンの埋込みにより形成する。続いて、トレンチの側面に
SiO2 からなるサイドウォール900を形成した後、
多結晶シリコンのサイドウォール901を形成する。
【0034】次いで、図12に示すように、レジストマ
スク903をマスクにサイドウォール901の一部を残
してエッチング除去することにより、ストレージノード
引出し電極901をトレンチの一側面にのみ形成する。
次いで、図13に示すように、SiO2 のサイドウォー
ル900を上部のみエッチングし、SiN膜904を堆
積した後、SiO2 膜905を埋込んで表面平坦化す
る。
【0035】次いで、図14に示すように、トレンチマ
スク20を除去し、溝分離マスクとなる多結晶シリコン
1001とSiO膜1002を堆積する。次いで、図
15に示すように、素子領域10のパターンでレジスト
マスク1003を形成する。次いで、図16に示すよう
に、マスク材1001/1002を選択エッチングしし
たのち、これらの側壁にサイドウォール1004を形成
した後、シリコン基板710を選択エッチングする。
【0036】次いで、図17に示すように、溝内を酸化
した後、全面にSiO膜1005を堆積する。次い
で、図18に示すように、SiO膜1005をマスク
材としての多結晶シリコン1001の高さまでエッチバ
ックし、溝内にSiO2 膜1005を埋込み形成する。
次いで、図19に示すように、マスク材1001を除去
し、チャネルインプラを行った後に酸化膜を除去する。
【0037】次いで、図20に示すように、ゲート酸化
を行い、ゲート電極材料,SiN膜501を堆積し、S
iN膜501をマスクにゲート電極材料を選択エッチン
グして、ゲート電極500を形成する。
【0038】次いで、図21に示すように、ゲート電極
500のサイドウォール502を全面エッチングして形
成すると同時に、基板表面とストレージノード引出し電
極901を露出させる。このとき、ストレージノード引
出し電極901上には10〜20nm程度のSiNがある
だけなので、素子分離のキャップ酸化膜は殆どエッチン
グされていない。
【0039】次いで、図22に示すように、Siの選択
エピタキシャル成長層600によって引出し電極901
と基板の活性層(ソース・ドレイン)を接続する。
【0040】これ以降は、層間絶縁膜603の形成、ビ
ット線コンタクト601の開口、さらにビット線602
の形成工程を経ることにより、前記図10に示す構造が
得られる。
【0041】このように本実施例によれば、第1の実施
例のように新たにプレート電極を形成するのではなく、
拡散層701がプレート電極として用い、さらにトレン
チ内の全体にストレージノード802を埋め込むのでは
なく、基板の表面より低い位置までストレージノード電
極802を埋込み、トレンチの側壁の一部に形成したス
トレージノード引出し電極901を基板表面まで延在さ
せている。従って、第1の実施例と同様にキャパシタ容
量の増大と共に、素子特性の向上をはかることが可能と
なる。
【0042】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、基
板表面より低い位置までトレンチ内に第1のキャパシタ
電極を埋込み形成し、トレンチの側壁に第2のキャパシ
タ電極を薄膜電極側壁残し工程等により形成することに
より、合わせマージンをとって拡散層に接続するための
一部のキャパシタ電極のみを基板表面まで延在させるこ
とができ、他の部分はトレンチ内深く掘り下げ、その上
部には絶縁膜を埋め込むことができる。このため、トレ
ンチサイズを大きくしても、隣接するトランジスタや素
子分離にキャパシタ電極からの電位の影響を及ぼさな
い。従って、隣接する素子に悪影響を与えることなくト
レンチの径を大きくすることができ、キャパシタ容量の
増大と素子特性の向上をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例に係わるDRAMセルの概略構
成を示す平面図。
【図2】 図1の矢視A−A′断面図。
【図3】 第1の実施例の製造工程断面図。
【図4】 第1の実施例の製造工程断面図。
【図5】 第1の実施例の製造工程断面図。
【図6】 第1の実施例の製造工程断面図。
【図7】 第1の実施例の製造工程断面図。
【図8】 第1の実施例の製造工程断面図。
【図9】 第2の実施例に係わるDRAMセルの素子構
造断面図。
【図10】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図11】 図10の矢視A−A′断面図。
【図12】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図13】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図14】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図15】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図16】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図17】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図18】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図19】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図20】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図21】 第2の実施例の製造工程断面図。
【図22】 第2の実施例の製造工程断面図。
【符号の説明】
1…シリコン基板、 10…素子領域、 100…トレンチ、 101…酸化膜、 102…プレート電極、 103…n+ 型拡散層、 104…キャパシタ絶縁膜、 200…ストレージノード、 201…ストレージノード引出し電極、 300,302…SiO2 膜、 301…SiN膜、 500…ゲート電極(ワード線)、 501,502…SiN膜、 503…n- 型層(ソース・ドレイン)、 504…ゲート絶縁膜、 600…選択成長シリコン層、 601…ビット線コンタクト、 602…ビット線、 603…層間絶縁膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板にトレンチを形成し、このトレ
    ンチ内にキャパシタ電極を形成したDRAMセルを有す
    る半導体記憶装置において、 前記キャパシタ電極は、前記基板の表面より低い位置ま
    で前記トレンチ内に埋込み形成された第1の領域と、前
    記トレンチの側壁の一部に前記基板の表面から第1の領
    域まで延在した第2の領域とで構成され、かつ第2の領
    域のキャパシタ電極は前記トレンチの側壁に沿って略一
    定の膜厚で存在することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上にMOSトランジスタとキャ
    パシタからなるDRAMセルを集積化してなる半導体記
    憶装置の製造方法において、 前記基板のキャパシタ形成領域にトレンチを形成する工
    程と、トレンチの内部に基板表面より低い位置まで第1
    のキャパシタ電極を埋込む工程と、トレンチの側壁に該
    トレンチとセルフアラインで、第1のキャパシタ電極と
    接続した第2のキャパシタ電極を形成する工程と、第2
    のキャパシタ電極の不要部分を除去する工程と、前記ト
    ランジスタのソース・ドレイン拡散層と第2のキャパシ
    タ電極とを接続する接続層を形成する工程とを含むこと
    を特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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