JP2008187141A - 半導体装置とその製造方法及び半導体記憶装置 - Google Patents

半導体装置とその製造方法及び半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ホットキャリア耐性を向上させた半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、半導体基板に形成されたソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル成長技術を用い成長させて形成したソース部とドレイン部とそれらの間に設けられたチャネル領域を備えたMOSトランジスタを備え、前記選択エピタキシャル成長によって形成されたソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコン半導体基板に形成されるソース及びドレインの部分にシリコンの選択エピタキシャル成長技術を用いてシリコン層を成長させた構造のMOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタを備えた構造においてソース及びドレインの部分の構造に非対称性を導入した半導体装置とその製造方法及び半導体記憶装置に関する。
近年、コンピューターや電気機器の主要部分には、多数のMOSトランジスタや抵抗等を一つのチップ上に集積化する大規模集積回路(以下、LSIと称する。)が採用されている。LSIの中でも、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの素子においては、急速な微細化が進み、これに伴ってMOSトランジスタの所謂短チャネル効果が顕著になってきている。
そこで、短チャネル効果を抑制する手段の一つとして、MOSトランジスタのソース及びドレイン領域の上に、エピタキシャルシリコン層を選択エピタキシャル成長により形成し、このエピタキシャルシリコン層をソース及びドレイン領域として利用する技術が採用されている(特許文献1)。また、この技術においては、エピタキシャルシリコン層の厚みが大きいほど短チャネル効果が抑制されることも知られている。
また、素子分離絶縁膜で区画された半導体基板上の領域に、2つのMOSトランジスタを配置し、各MOSトランジスタにエレベーテッド・ソース/ドレイン構造を採用し、ソース領域とドレイン領域のそれぞれの上にエピタキシャル層を設け、これらソース/ドレイン領域として機能するエピタキシャル層の表面位置を各MOSトランジスタのチャネルよりも高い位置に存在するようにした構造が知られている。(特許文献2参照)
特開2005−251776号公報 特開2000−260952号公報
しかし、従来のこの種のトランジスタの構造は、いずれにおいても半導体基板に形成したソース及びドレイン領域の拡散層構造は同一のものが一般的であった。即ち、ソースおよびドレイン領域の不純物プロファイルが同一であるので、ソース及びドレイン領域の電界強度が同一な構造とされている。
また、この種従来構造のトランジスタにおいて非対称構造を採用しようとすると、フォトリソグラフィ工程を追加し、例えばドレイン部のみを開口するレジストパターンを形成して、ドレイン部のみにイオン打ち込み法により不純物を導入する方法が考えられる。
しかしながら、この場合に工程数が増加し、コストが上昇するという問題と、ドレインの幅が小さい場合は高段差のレジストパターンの開口が必要になり、歩留まりが安定しないという問題がある。
ところで、上述のDRAMなどの素子においては、MOSトランジスタの上にキャパシタ構造が配置され、MOSトランジスタとキャパシタ構造との間にワード配線とビット配線が縦横に配線される立体構造とされるため、MOSトランジスタとビット配線とのコンタクト部分及びMOSトランジスタとキャパシタ構造とのコンタクト部分の双方に前述のソース及びドレイン領域からの同等の電界が印可されることとなる。ここでDRAMなどの素子構造の微細化が進められている現状では、MOSトランジスタ、ビット配線などの各種配線、キャパシタ構造がいずれも微細化されて各構成部分が近接配置される状況になってきているので、DRAMの動作上必須とされるリフレッシュ動作の際に各種配線に寄生する容量が増加する傾向となり、リフレッシュ特性において信号遅延の問題が生じてきている。
従って内部構造が微細化されているDRAMにおいてリフレッシュ特性の優れた構造が望まれている。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、ソース部及びドレイン部にシリコンの選択エピタキシャル成長技術を用いてシリコン層を形成したMOSトランジスタの構造においてソース部及びドレイン部の構造に非対称性を導入することにより、ホットキャリアの発生を抑制し、ホットキャリア耐性を向上させた半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、複雑な工程を追加することなくリフレッシュ特性を優れさせた構造とすることができる半導体記憶装置の提供を目的とする。
(1)本発明の半導体装置は、半導体基板に形成されたソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル成長技術を用い成長させて形成したソース部とドレイン部とそれらの間に設けられたチャネル領域を備えたMOSトランジスタを備え、前記選択エピタキシャル成長によって形成されたソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なることを特徴とする。
(2)本発明の半導体装置は、前記ソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なることにより、前記MOSトランジスタのゲート端において、前記ソース部の近傍における電界強度と前記ドレイン部の近傍における電界強度が異なる構成とされたことを特徴とする。
(3)本発明の半導体装置は、前記ソース部と前記ドレイン部の前記チャネルを挟む方向に沿う幅が異なることを特徴とする。
(4)本発明の半導体装置は、前記ドレイン部の前記チャネル領域からの高さが、前記ソース部の前記チャネル領域からの高さよりも高くされてなることを特徴とする。
(5)本発明の半導体装置は、前記ソース部と前記ドレイン部の前記チャネルを挟む方向に沿う幅において、前記ソース部の幅が前記ドレイン部の幅よりも大きくされてなることを特徴とする。
(6)本発明の半導体装置は、前記ソース部または前記ドレイン部のどちらか一方に近接して通電使用しないダミーゲート電極が設けられたことを特徴とする。
(7)本発明の半導体記憶装置は、半導体基板に形成されたソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル成長技術を用い成長させて形成したソース部とドレイン部とそれらの間に設けられたチャネル領域を備えたMOSトランジスタを備え、前記選択エピタキシャル成長によって形成されたソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なる構造が備えられ、前記ソース部に接続されたソース電極と前記ドレイン部に接続されたドレイン電極とが設けられ、前記ゲート電極に接続されたビット線接続電極が設けられ、前記ソース電極と前記ドレイン電極に各々キャパシタが接続されてなることを特徴とする。
(8)本発明の半導体記憶装置は、前記ドレイン部の前記チャネル領域からの高さが、前記ソース部の前記チャネル領域からの高さよりも高くされてなることを特徴とする。
(9)本発明の半導体記憶装置は、前記ソース部と前記ドレイン部の前記チャネルを挟む方向に沿う幅において、前記ソース部の幅が前記ドレイン部の幅よりも大きくされてなることを特徴とする。
(10)本発明の半導体記憶装置は、前記ソース部の両側及び前記ドレイン部の両側にゲート電極あるいは通電使用しないダミーゲート電極が配置され、前記ソース部の両側に配置されたゲート電極あるいはダミーゲート電極間の間隔が、前記ドレイン部の両側に配置されたゲート電極あるいはダミーゲート電極間の間隔よりも狭くされてなることを特徴とする。
(11)本発明の半導体装置の製造方法は、半導体シリコン基板の活性領域上に複数のゲート電極を形成するとともに、これらのゲート電極に挟まれた領域にソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル法により成長させてソース部とドレイン部を形成するに際し、前記ソース領域を挟むゲート電極間の間隔と前記ドレイン領域を挟むゲート電極間の間隔を異なる間隔とすることにより、前記ソース領域上に成長するシリコン層の厚さと前記ドレイン領域上に成長するシリコン層の厚さを異なる厚さに形成し、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に形成されるチャネル領域からの高さにおいて、前記ソース領域上に形成されるソース部の高さと前記ドレイン領域上に形成されるドレイン部の高さを異なる高さとすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(12)本発明の半導体装置の製造方法は、前記ドレイン部の前記チャネル領域からの高さを、前記ソース部の前記チャネル領域からの高さよりも高くすることを特徴とする。
(13)本発明の半導体装置の製造方法は、前記ドレイン部の両側に形成されるゲート電極の間隔を前記ソース部の両側に形成されるゲート電極の間隔よりも狭く形成し、選択エピタキシャル法により形成するシリコン層の厚さを前記ゲート間隔が広い領域よりも前記ゲート間隔が狭い領域で厚く形成することを特徴とする。
以上説明したように、本発明構造であるならば、ソース部及びドレイン部の構造に非対称性を導入し、ソース部とドレイン部のチャネル領域からの高さを異なる高さとしたので、ゲートの端部側においてソース近傍側とドレイン近傍側の電界強度を変えることができ、これによりドレイン部側の電界強度を緩和することが可能となり、ホットキャリアの発生を抑制し、ホットキャリア耐性を向上させた半導体装置を提供することができる。
また、ソース部及びドレイン部の構造に非対称性を導入し、ソース部とドレイン部のチャネル領域からの高さを異なる高さとした構造の半導体記憶装置であるならば、ゲートの端部側においてソース近傍側とドレイン近傍側の電界強度を変えることができるので、ビット配線に接続される側の電極とキャパシタに接続される側の電極の電界強度を異なるようにすることができ、これにより、例えばビット配線に印加される電界強度を低減することにより、配線の信号遅延の問題を解消でき、リフレッシュ特性の優れた半導体記憶装置を特別なフォトリソグラフィ工程を別途付加することなく実現できる効果がある。
以下、本発明の一実施形態による半導体装置を図面を参照して説明するが、本発明は以下に説明する実施形態に制限されるものでないことは勿論である。
図1は本発明に係る半導体装置の第1実施形態の断面構造を示す概念図である。
図1において、本発明の半導体装置Hに適用される半導体基板1は所定濃度の不純物を含有する半導体、例えばシリコンにて形成されている。トレンチ分離絶縁膜(素子分離絶縁膜)2は、上記半導体基板1の表面にSTI(Shallow Trench Isolation)法により、活性領域K以外の部分に形成され、隣接する活性領域Kを絶縁分離している。
この形態の半導体装置では、図1の断面構造に示す如くトレンチ分離絶縁膜2、2に挟まれた領域に、ソース部3とドレイン部5とが左右に離間して形成され、ソース部3とドレイン部5との間に位置する半導体基板表面部分にチャネル領域6が形成され、このチャネル領域6の上に前記ソース部3とドレイン部5とに挟まれた状態でゲート絶縁膜7が形成され、このゲート絶縁膜7上に積層構造のゲート電極8が形成されている。また、図1においてゲート電極8の右側の半導体基板1上には、ダミーとなる通電使用しないダミーゲート電極9がその右側に位置するトレンチ分離絶縁膜2に隣接するように形成されている。
前記半導体基板1上に前記ソース部3、ドレイン部5、ゲート電極8及びダミーゲート電極9を覆うように絶縁膜10が形成され、更に絶縁膜10に形成されたコンタクトホールに前記ソース部3に接続するソース電極12と前記ドレイン部5に接続するドレイン電極13とが形成されて半導体装置Hが構成されている。
前記ソース部3は、その底部3aを半導体基板1の活性領域Kまで到達させ、その上部3bを半導体基板1の上方まで所定の厚さで出すように形成されている。このソース部3の厚さにおいて、半導体基板1の上面の位置からソース部3の上方端までの厚さ(高さ)をt、活性領域Kまで達しているソース部3の底部から半導体基板上方に突出しているソース部3の最上端までの厚さ(高さ:総厚)をtと表記する。また、図1における断面構造においてソース部3の幅をdと表記する。
前記ドレイン部5は、その底部5aを半導体基板1の活性領域Kまで到達させ、その上部5bを半導体基板1の上方まで所定の厚さで達するように形成されている。このドレイン部5の厚さにおいて、半導体基板1の上面の位置からドレイン部5の上方端までの厚さ(高さ)をt、活性領域Kまで達しているドレイン部5の底部から半導体基板上方に突出しているドレイン部5の最上端までの厚さ(高さ:総厚)をtと表記する。また、図1における断面構造においてドレイン部5の幅をdと表記する。
本実施形態のゲート電極8は、半導体基板1の上面に位置するゲート絶縁膜6の上に、ポリシリコン層からなる延出層15と、その上に積層されたタングステンシリサイド等からなるシリサイド層16と、その上に積層されたタングステン層などからなる金属層17と、その上に積層されたハード絶縁膜18と、前記成長層15とシリサイド層16と金属層17とハード絶縁膜18の両サイドを覆うシリコン窒化膜からなるサイドウオール20、20とから構成された積層構造とされている。また、通電使用しないダミーゲート電極9においても前記ゲート電極8と同様に、延出層15とシリサイド層16と金属層17とハード絶縁膜18とサイドウオール20、20から構成された積層構造とされている。
前記の半導体装置Hの構造において、図1に示す如く素子分離絶縁膜2、2に左右を区画されている領域においてドレイン部5の幅dはソース部3の幅dよりも小さく、換言するとソース部3の幅dはドレイン部5の幅dよりも大きく形成されている。更に、半導体基板1の上面よりも上方に突出形成されているソース部3の高さtは、半導体基板1の上面よりも上方に突出形成されているドレイン部5の同様な高さtよりも小さく、換言するとドレイン部5の高さtが、ソース部3の同様な高さtよりも高く形成されている。
また、半導体基板1の上に形成されているソース部3とドレイン部5及びゲート電極8、9の位置間隔について説明すれば、ソース部3の幅dよりもドレイン部5の幅dの方が小さいので、図1の左側の素子分離絶縁膜2とゲート電極8との間の距離がゲート電極8、9間の距離よりも長く形成されている。
なお、ソース部3の全体の層厚tとドレイン部5の全体の層厚tはほぼ等しい厚さとされている。
ところで、図1の半導体装置H1の構成について、微細化されている最近のMOS構造においては、一例として、ゲート電極8のサイドウオール20の側方に位置するソース部3の幅dが150nm、ソース部3の厚さtが50nm、ドレイン部5の幅dが50nm、tが60nm程度に形成される。
次に、前記断面構造の半導体装置Hの平面レイアウト形状は、例えば図2に示す如く活性領域Kにおいて、左右対になるようにソース電極12とドレイン電極13とが配置された対の構造が2組、1つの活性領域Kに形成され、左右の対とされたソース電極12とドレイン電極13との間に沿って活性領域Kを平面視横断するようにゲート電極8が延出形成されるとともに、そのゲート電極8にほぼ平行に離間してドレイン電極13の横にダミーゲート電極9が配置されたレイアウト構造を採用することができる。
図2に示すレイアウト構造において、ダミーゲート電極9には特別他の配線が接続されていないが、ゲート電極8には活性領域Kの外側の素子分離領域においてゲート供給用コンタクト電極21が形成されていて、ゲート電極8に給電できるように構成されている。
次に、図1と図2に示す構造の半導体装置H1を製造する工程の一例について図3〜図7を基に以下に説明する。
図3は通常のMOSトランジスタ製造プロセスにおいて、ゲート電極のサイドウォール構造を形成した後の断面構造を示す図である。
図3中の符号8によりゲート電極の構造を、符号9によりダミーとなるダミーゲート電極の構造を示してある。
図4はシリコンの選択エピタキシャル成長後の状態を示している。ソース部側に選択エピタキシャル成長により形成したシリコン層を符号30で示し、ドレイン部側に選択エピタキシャル成長により形成したシリコン層を符号31で示している。また、ソース部側で示したシリコン基板表面の幅は例えば150nmであり、ドレイン部側で示したシリコン基板表面の幅は例えば70nmである。
次に、後述の実施例の試験結果から明らかな様に、選択エピタキシャル成長時のシリコンの成長速度はゲート間のスペース依存性があり、成膜時の雰囲気を構成するジクロロシランとHClの流量比が200対100sccm、成膜温度が800度、成膜時の真空度が15mTorr(2Pa)の成膜条件の場合では、ゲート電極間スペースが70nmの部分と150nmの部分とでは、約20%のシリコンの成長速度差を発生させることができる。
これにより、選択エピタキシャル法により成長したシリコン層の厚さがソース部で50nmであり、かつドレイン部で60nmである図4に示す厚さ構成のトランジスタ構造を容易に実現できる。
この後に、図5に示す如く全面にAs(ヒ素)を30keVで4×1015cm−2注入する。次に、950℃10秒の熱処理によりAsを活性化することにより図6に示すソース領域側にソース部3を形成し、ドレイン領域側にドレイン部5を形成し、両方での不純物層のシリコン基板中の深さが異なるMOSトランジスタの構造を形成できる。
この次に図7に示す如く層間絶縁膜36を形成し通常のフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりコンタクトホールを開孔し、その穴内に導電膜を堆積させたのちにCMP法により層間絶縁膜上の導電膜を除去するならば、図7に示す構造を得ることができ、この構造は図1に示す構造と同等となる。
以上説明した製造方法により得られた、図1あるいは図7に示す構造の半導体装置H1であるならば、チャネル領域よりも上に存在するドレイン部5の高さtをソース部3の高さtよりも高くできるので、ドレイン部5側の電界の緩和を実現することができ、ホットキャリア耐性に優れたMOSトランジスタを提供することができる。
ところで、本発明に用いるトランジスタの平面レイアウト構造は図2に示したダミーゲート電極9を有する場合に限定されず、図8に示すようにゲート電極37のパターンを平面視コの字型に折り曲げてドレイン部5を囲む構成とした場合においても同様の効果が得られる。また、図9に示すようにドレイン部5の領域を囲む形でゲート電極38を配置した構造の場合においても同様の効果が得られる。
次に、図10〜図15を用いて本発明に係る半導体装置の構造を半導体記憶装置(DRAM)に適用した場合の一例について説明する。
図10〜図13は本発明に係る半導体記憶装置の製造工程を段階的に説明するための図であり、図13〜図15に示す構造の半導体記憶装置が提供される。なお、図15は図13と図14に示される半導体装置とビット配線並びにワード配線の上方に積層される形式で立体配置されるキャパシタ構造の一例を例示したものである。
この実施形態では1つの活性領域Kに2ビットのメモリセルが配置されるセル構造に本発明を適用した場合の一例構造を示す。
本実施形態の構造では図14に示す平面構造の如く、細長い短冊状の活性領域K1が複数、個々に所定間隔をあけて整列形成され、各活性領域K1の両端部と中央部に個々に不純物拡散層が配置され、この形態では中央部にドレイン部43、その両端部側にソース部44、45が形成され、それらの真上に配置される形でコンタクト部(ソース電極)46、コンタクト部(ドレイン電極)47、コンタクト部(ドレイン電極)48が規定される。
なお、この図のような平面形状の活性領域K1が規定されているのは、本実施形態に特有の形状であるが、活性領域K1の形状や方向は特に規定されるべきものではないので図14に示す活性領域K1の形状はその他一般的な半導体記憶装置のランジスタに適用される活性領域の形状で良いのは勿論であり、本発明の形状に規定されるものではない。
次に、図14の横(X)方向に折れ線状にビット配線50が延設され、このビット配線50が図14の縦(Y)方向に所定の間隔で複数配置されている。また、図14の縦(Y)方向に直線状のワード配線51とダミーワード配線52が図1の横(X)方向に所定の間隔で複数配置され、ワード線51は各活性領域K1と交差する部分において、ゲート電極8またはダミーゲート電極9を含むように構成されている。
本形態の半導体記憶装置のトランジスタ構造においても図1を基に先に説明した半導体装置H1と同様に、素子分離絶縁膜2、2の間に区画されている活性化領域K1においてゲート電極8またはゲート電極9が配置されている。この形態では図1の左側から順に左側の素子分離絶縁膜2上のダミーゲート電極9、給電可能な構造のゲート電極8、8、右側の素子分離絶縁膜2上のダミーゲート電極9の順で配置されている。DRAM構造では素子分離絶縁膜2と活性化領域K1とが繰り返し複数配列されるので、図14に示す平面構造となる。
前記ゲート電極8、9の構造と半導体基板1の構造は基本的に先の図1に示す半導体装置H1の構造と同等であるので、説明は略する。
この実施形態では、活性化領域K1の中央部に1つのソース部3が設けられ、その左右両側に離間してドレイン部5、5が配置されている。従って、ソース部3の左右両側にチャネル領域とドレイン部5、5が形成されている。
これらのソース部3の厚さの関係、ドレイン部5の厚さの関係は基本的に図1に示す構造と同等である。
また、図15に示すコンタクト部46、47、48の上方には、一例として図15に断面構造を示すキャパシタ構造が形成される。この例の構造では、図13に示す絶縁膜10の上に第2の層間絶縁膜60が形成され、この第2の層間絶縁膜60において前記コンタクト部46、47、48の上に対応する位置に個々にコンタクトホール61、62、63が形成され、これらのコンタクトホール内にコンタクトプラグ64、65、66が形成され、コンタクトプラグ65の上にビット配線50が配置されている。更に第2の層間絶縁層60の上に第3の層間絶縁層67が形成され、この第3の層間絶縁層67上に第4の層間絶縁層68が形成され、その第4の層間絶縁膜68内に形成されているシリンダ穴69埋設される形態で下部電極70、容量絶縁膜71、上部電極72からなる容量記憶部73が形成され、各容量記憶部73は図13に示すコンタクト部(ソース電極)46あるいはコンタクト部(ドレイン電極)48に接続されてDRAM構造が構成されている。
以上の如く構成されたDRAM構造において、チャネル領域を基準として、そこから上方に位置するソース部3の最上部までの高さよりもドレイン部5の最上部の高さの方が高く形成されている。
その他の構造についても基本的には先の図1の半導体装置H1の構造と同様である。
図14に示すDRAMの平面レイアウト構造図では、ビット配線用コンタクト部46を形成するゲート間スペースであるスペースEがキャパシタ用コンタクト部47および48を形成するゲート間スペースFより広いレイアウトとなっている。この場合、例えばスペースEを70nm、スペースFを50nmの幅とすることができる。
図13に示す構造を得るためには、通常のDRAM製造プロセスを用いてメモリセルのパスゲートのサイドウォール構造を図10に示す如く形成した後、以下の工程を施す。
後述する試験結果から明らかなように、選択エピタキシャル成長のシリコンの成長速度はゲート間のスペース依存性があり、ジクロロシランとHCLの流量比が200対100sccm、成膜温度が800度、成膜時の真空度が15mTorrの成膜条件の場合ではゲート間スペースが50nmの部分と70nmの部分とでは5%の成長速度差が生じる。 これにより、選択成長により形成したシリコンの膜80aの厚さがビット配線用コンタクトを形成するゲート間スペース部80で60nmであり、かつキャパシタ用コンタクトを形成するゲート間スペース81および82でシリコン膜81aおよび82aが63nmであるトランジスタ構造を形成できる。
この後に全面にP(燐)を60keVで1×1013cm−2注入する。これにより図11に示すビット線用コンタクトを形成する領域とキャパシタ用コンタクトを形成する領域とで不純物層のシリコン基板中の深さが異なるソース部80bとドレイン部81b、82bを有するMOSトランジスタを形成できる。
この次に層間絶縁膜を形成し通常のリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりコンタクトホールを開孔し、その穴内に導電膜46、47、48を同時に堆積させたのちにCMP法により層間絶縁膜上の導電膜を除去し980℃、10秒の熱処理を施した状態が図13に示す構造となる。この構造により、キャパシタコンタクト側の電界を緩和することによりリフレッシュ特性に優れたDRAMを形成することができる。
例えば、上述の構造においてはDRAMのトランスファMOSトランジスタにおいてセルコンタクト側とビット配線コンタクト側のゲート間スペースにおいて、セルコンタクト側のゲート間スペースをビット線コンタクト側より狭く形成していることとなる。
この結果、セルコンタクト側の選択エピタキシャル成長速度の方をビット線コンタクト側の選択エピタキシャル成長の速度より早くできるため、結果として、セルコンタクト側の選択エピタキシャルによるシリコンの膜厚がビット線コンタクト側のシリコンの膜厚より厚く形成される。
そして、この後にソース/ドレイン用の不純物を導入することにより、ソース側およびドレイン側の不純物濃度分布に非対称性を生じさせることができる。即ち、セルコンタクト側(ドレイン電極5、5側)の電界を緩和することによりリフレッシュ特性に優れたDRAMを形成することができる。また、これら不純物濃度分布に非対称性をもたせるプロセスにおいて注入のためのリソグラフィプロセスを別途追加する必要がないので、容易に実施することができる。
「試験例」
シリコン基板にSTI法により素子分離絶縁膜を形成後、フォトリソグラフィ法を繰り返し行い、図3に示す構造のゲート電極とダミーゲート電極を形成した。
図3の構造において、ゲート電極のサイドウォールの側方に位置する半導体基板の幅を150nm、ゲート電極とダミーゲート電極の間隔を50nm〜520nmの範囲内で、50nm、(110)nm、260nm、270nm、280nm、520nmの各間隔になるように各試料を形成し以下の選択エピタキシャル法に供する試料とした。
ここで選択エピタキシャル法に従い、ジクロロシランとHClとの流量比を200対100sccm、成膜温度を800度、成膜時の真空度を15mTorr(2Pa)の成膜条件とした場合、シリコン基板上にシリコン層が成長する状況は、図16に示す相関関係が得られることが判明した。
図16に示す相関関係から、ゲート電極間のスペースが70nmの部分と150nmの部分とでは20%程度の成長速度差が生じることが分かる。
このように選択エピタキシャル法を用いてシリコン膜を成長させる場合、ゲート電極間のスペースを調節することにより、得られるシリコン膜の膜厚を調節できることが明らかになった。
「実施例1」
図1に示す構造を製造するために、MOSトランジスタ製造プロセスに従い、図3に示すサイドウォール構造を備えたゲート電極を形成した。ソース側で示したシリコン基板表面の幅は150nm、ドレイン側で示したシリコン基板表面の幅は70nmとした。
半導体基板はSi基板を用い、厚さ70nmのポリシリコンの延出層、厚さ5〜10nmのタングステンのシリサイド層、厚さ50nmのタングステンの金属層、厚さ140nmの窒化珪素のハード絶縁膜、厚さ20nmのサイドウールを備えたゲート電極を上述の間隔で形成した。
次に、選択エピタキシャル成長法により、ジクロロシランとHClの流量比を200対100sccm、成膜温度を800度、成膜時の真空度を15mTorr(2Pa)としてシリコン層を成長させたところ、ゲート電極間スペースが70nmの部分と150nmの部分とでは20%の成長速度差が生じ、シリコンの膜の厚さがソース部で50nmであり、かつドレイン部で60nmであるトランジスタ構造を形成した。この後に半導体基板全面にAs(ヒ素)を30keVで4×1015cm−2注入した。
次に、950℃10秒間の熱処理によりAsを活性化することにより図4に示すソースとドレイン部での不純物層のシリコン基板中の深さが異なるMOSトランジスタを形成することができた。
「実施例2」
図13〜図14に示すレイアウト構造を有するDRAMを製造するために、MOSトランジスタ製造プロセスに従い、図13に示すサイドウォール構造を備えたゲート電極を形成した。図14に示す平面レイアウト構造においてスペースEを70nm、スペースFを50nmとした。
半導体基板はSi基板を用い、厚さ70nmのポリシリコンの延出層、厚さ5〜10nmのタングステンのシリサイド層、厚さ50nmのタングステンの金属層、厚さ140nmの窒化珪素のハード絶縁膜、厚さ20nmのサイドウールを備えたゲート電極を上述の間隔で形成した。
次に、選択エピタキシャル成長法により、ジクロロシランとHClの流量比を200対100sccm、成膜温度を800度、成膜時の真空度を15mTorr(2Pa)としてシリコン層を成長させたところ、ビット配線コンタクト側のゲート電極間スペースが70nmの部分とキャパシタコンタクト側のゲート電極間スペースが50nmの部分とでは5%の成長速度差が生じ、ビット配線コンタクト側のゲート電極間スペース側で厚さ60nmであり、キャパシタコンタクト側のゲート電極間スペース側で63nmである構造を形成した。
この後に半導体基板の全面にP(燐)を60keVで1×1013cm−2注入する。これにより図13に示すビット配線用コンタクトを形成する領域とキャパシタ用コンタクトを形成する領域とで不純物層のシリコン基板中の深さが異なるMOSトランジスタを形成することができた。この次に窒化珪素の層間絶縁膜を形成しリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりコンタクトホールを開孔し、その穴内に導電膜を同時に堆積させたのちにCMP法により層間絶縁膜上の導電膜を除去し980℃、10秒の熱処理を施すことにより、DRAM用のMOSトランジスタ構造を得ることができた。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置の断面構造を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係る半導体装置の平面構造を示す概念図である。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、半導体基板上にゲート電極を形成した状態を示す断面概念図。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、ゲート電極に隣接する位置の半導体基板上に選択エピタキシャル法によりシリコン層を成長させた状態を示す断面概念図。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、不純物をドーピングしている状態を示す断面概念図。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、ソース部とドレイン部を形成した状態を示す断面概念図。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、層間絶縁層とコンタクト用の電極を積層形成した状態を示す断面概念図。 前記半導体装置においてゲート電極の形状を変えた一例を示す平面図。 前記半導体装置においてゲート電極の形状を変えた他の例を示す平面図。 前記半導体記憶装置の製造方法について説明するもので、半導体基板上にゲート電極を形成した状態を示す断面概念図。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、ゲート電極に隣接する半導体基板上にシリコン層を成長させた状態を示す断面概念図。 前記半導体装置の製造方法について説明するもので、不純物をドーピングしてソース部とドレイン部を形成した状態を示す断面概念図。 本発明に係る半導体記憶装置の一例を示す断面概念図。 同半導体記憶装置の一例の平面構造を示す概念図。 同半導体記憶装置の一例のキャパシタ構造部分の断面概念図。 実施例において試験により求めた、ゲート間スペースと選択エピタキシャル法により生成するシリコン層厚(膜厚)の関係を示す図。
符号の説明
H…半導体装置、K、K1…活性領域、1…半導体基板、2…トレンチ分離絶縁膜(素子分離絶縁膜)、3…ソース部、5…ドレイン部、6…チャネル領域、7…ゲート絶縁膜、8…ゲート電極、9…ダミーゲート電極、12…ソース電極、13…ドレイン電極、20…サイドウオール、43…ドレイン部、44、45…ソース部、46…コンタクト部(ソース電極)、47、48…コンタクト部(ドレイン電極)、50…ビット配線、51…ワード配線、73…容量記憶部、

Claims (13)

  1. 半導体基板に形成されたソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル成長技術を用い成長させて形成したソース部とドレイン部とそれらの間に設けられたチャネル領域を備えたMOSトランジスタを備え、前記選択エピタキシャル成長によって形成されたソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なることにより、前記MOSトランジスタのゲート端において、前記ソース部の近傍における電界強度と前記ドレイン部の近傍における電界強度が異なる構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ソース部と前記ドレイン部の前記チャネルを挟む方向に沿う幅が異なることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記ドレイン部の前記チャネル領域からの高さが、前記ソース部の前記チャネル領域からの高さよりも高くされてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記ソース部と前記ドレイン部の前記チャネルを挟む方向に沿う幅において、前記ソース部の幅が前記ドレイン部の幅よりも大きくされてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記ソース部または前記ドレイン部のどちらか一方に近接して通電使用しないダミーゲート電極が設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 半導体基板に形成されたソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル成長技術を用い成長させて形成したソース部とドレイン部とそれらの間に設けられたチャネル領域を備えたMOSトランジスタを備え、前記選択エピタキシャル成長によって形成されたソース部とドレイン部の前記チャネル領域からの高さが異なる構造が備えられ、
    前記ソース部に接続されたソース電極と前記ドレイン部に接続されたドレイン電極とが設けられ、前記ゲート電極に接続されたビット配線用の接続電極が設けられ、前記ソース電極と前記ドレイン電極に各々キャパシタが接続されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 前記ドレイン部の前記チャネル領域からの高さが、前記ソース部の前記チャネル領域からの高さよりも高くされてなることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記ソース部と前記ドレイン部の前記チャネルを挟む方向に沿う幅において、前記ソース部の幅が前記ドレイン部の幅よりも大きくされてなることを特徴とする請求項7または8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記ソース部の両側及び前記ドレイン部の両側にゲート電極あるいは通電使用しないダミーゲート電極が配置され、前記ソース部の両側に配置されたゲート電極あるいはダミーゲート電極間の間隔が、前記ドレイン部の両側に配置されたゲート電極あるいはダミーゲート電極間の間隔よりも狭くされてなることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  11. 半導体シリコン基板の活性領域上に複数のゲート電極を形成するとともに、これらのゲート電極に挟まれた領域にソース領域とドレイン領域をそれぞれ選択エピタキシャル法により成長させてソース部とドレイン部を形成するに際し、前記ソース領域を挟むゲート電極間の間隔と前記ドレイン領域を挟むゲート電極間の間隔を異なる間隔とすることにより、前記ソース領域上に成長するシリコン層の厚さと前記ドレイン領域上に成長するシリコン層の厚さを異なる厚さに形成し、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間に形成されるチャネル領域からの高さにおいて、前記ソース領域上に形成されるソース部の高さと前記ドレイン領域上に形成されるドレイン部の高さを異なる高さとすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記ドレイン部の前記チャネル領域からの高さを、前記ソース部の前記チャネル領域からの高さよりも高くすることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記ドレイン部の両側に形成されるゲート電極の間隔を前記ソース部の両側に形成されるゲート電極の間隔よりも狭く形成し、選択エピタキシャル法により形成するシリコン層の厚さを前記ゲート間隔が広い領域よりも前記ゲート間隔が狭い領域で厚く形成することを特徴とする請求項11または12に記載の半導体装置の製造方法。
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