JP2004165197A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法 Download PDF

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洋平 柳田
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Abstract

【課題】高速動作が求められる素子と動作信頼性が求められる素子とが同一の歪み基板上に混在する半導体集積回路装置を製造する。
【解決手段】単結晶Siからなる基板1上に酸化シリコン膜を成膜し、論理回路形成領域の酸化シリコン膜および基板1をエッチングすることによって溝部3を形成した後、溝部3の底部および側壁を含む基板1上に酸化シリコン膜4を堆積し、その酸化シリコン膜4をエッチバックすることによって溝部3の側壁に酸化シリコン膜4を残す。次いで、溝部3内にSiGe膜5をエピタキシャル成長させ、基板1上の酸化シリコン膜およびSiGe膜5を研磨することにより、その酸化シリコン膜を除去し、メモリ形成領域の基板1の表面高さと論理回路形成領域のSiGe膜5の表面高さを同程度にした後に基板1上にSi膜6をエピタキシャル成長させる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置およびその製造技術に関し、特に、表面に応力が加わっている半導体基板を用いた半導体集積回路装置の製造に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば単結晶シリコンからなる半導体基板(以下、単に基板と記す)上にSiGe(シリコン・ゲルマニウム)膜をエピタキシャル成長させ、さらに、この上部にSi膜(以下、歪みSi膜と記す)をエピタキシャル成長させることで形成すると、SiGe膜上にてSiは、下層のSiGeの格子間隔を保ったまま成長する。Siは、本来、SiGeよりも格子定数が小さいので、Si膜は、SiGeの格子間隔を保ったまま成長することによって応力が加わった状態で形成されることになる。このような方法で形成した、いわゆる歪み基板を用いてMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)を形成する際に、そのSi膜をMISFETのチャネル領域として用いると、Si膜には応力が加わっていることから、電子の散乱が減少し、正孔の有効質量が減少する。そのため、電子および正孔の両者の移動度を向上することができるので、MISFETの駆動能力を向上させることができる。
【0003】
上記のようにSiGe層およびSi層を積層して半導体集積回路装置を形成する技術としては、たとえばSOI(Silicon On Insulator)構造の基板を用い、基板の主面(素子形成面)上に絶縁層、SiGe層およびSi層を順次積層した後に、その基板においてロジックICなどのように高速動作が求められる素子が形成される領域では最上層のSi層の主面にMISFETを形成し、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのように動作信頼性が求められる素子が形成される領域では前記絶縁層、SiGe層およびSi層を除去した後に基板のSi層の主面にMISFETを形成することによって、高速動作が求められる素子および動作信頼性が求められる素子を同一基板上に形成する技術があり、高速動作が求められる素子が形成される領域と動作信頼性が求められる素子が形成される領域との間には段差が生じている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−257351号公報(第5−6頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、ロジックICなどの高速動作が求められる素子とDRAMなどの動作信頼性が求められる素子とが同一の歪み基板上に混在する半導体集積回路装置の製造技術について検討している。その中で、本発明者は、以下のような課題を見出した。
【0006】
すなわち、単結晶シリコンからなる基板上にSiGe膜を成膜する際には、Si結晶中に格子定数の異なるGeが組み込まれることから、SiGe膜中に欠陥が生じやすくなる。この欠陥がSiGe膜の表面まで達してしまうと、SiGe膜上に成膜する歪みSi膜の表面の平坦性が劣化してしまう不具合を生じてしまうことになる。このような表面の平坦性が劣化した歪みSi膜上にMISFETのゲート絶縁膜を形成すると、ゲート絶縁膜の信頼性が低下してしまう問題が生じる。また、上記欠陥に沿って流れるリーク電流が顕在化することが懸念され、このようなリーク電流の増加に伴ってMISFETのスタンバイ電流の増加も懸念される。そのMISFETがDRAMを形成している場合には、そのスタンバイ電流の増加によりリフレッシュ動作が低下してしまう問題がある。つまり、動作信頼性が求められる素子でありながら、動作信頼性が低下してしまうという不具合を生じることになる。
【0007】
本発明の目的は、高速動作が求められる素子と動作信頼性が求められる素子とが同一の歪み基板上に混在する半導体集積回路装置を製造できる技術を提供することにある。
【0008】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0010】
すなわち、本発明は、
(a)半導体基板の主面上の第1領域に形成されたSiGe膜と、
(b)前記半導体基板の主面上の第2領域に形成された第1Si膜と、
(c)前記SiGe膜および前記第1Si膜上に形成された第2Si膜と、
(d)前記SiGe膜および前記第2Si膜の存在下で前記第1領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第1MISFETと、
(e)前記第1Si膜および前記第2Si膜の存在下で前記第2領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第2MISFETとを有するものであり、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成され、前記第1MISFETは論理回路を形成し、前記第2MISFETはメモリ回路を形成しているものである。
【0011】
また、本発明は、
(a)半導体基板の主面の第1領域に形成された第1溝部と、
(b)前記第1溝部の側壁に形成された第1絶縁膜と、
(c)前記第1絶縁膜の存在下で前記第1領域にて前記第1溝部を埋め込むように形成されたSiGe膜と、
(d)前記半導体基板、前記第1絶縁膜および前記SiGe膜上に形成された第2Si膜と、
(e)前記SiGe膜および前記第2Si膜の存在下で前記第1領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第1MISFETと、
(f)前記第2Si膜の存在下で前記第2領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第2MISFETとを有するものであり、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成され、前記第1MISFETは論理回路を形成し、前記第2MISFETはメモリ回路を形成しているものである。
【0012】
また、本発明は、半導体基板の主面上にSiGe膜を成膜する工程と、前記SiGe膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の主面上の第1領域の前記第2絶縁膜および前記SiGe膜を除去し第2溝部を形成する工程と、前記第2溝部を埋め込む第1Si膜を前記半導体基板上にエピタキシャル成長させる工程と、前記第2絶縁膜を研磨終点として前記第1Si膜を化学的および機械的に研磨し、前記第1Si膜の表面を平坦化する工程と、前記第2絶縁膜の除去後、前記半導体基板上に第2Si膜をエピタキシャル成長させた後に前記半導体基板の主面上にて前記第1領域に第1MISFETを形成し、第2領域に第2MISFETを形成する工程と、前記第1MISFETを含む論理回路および前記第2MISFETを含むメモリ回路を形成する工程とを含み、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成するものである。
【0013】
また、本発明は、半導体基板の主面上に第3絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の主面の第1領域上の前記第3絶縁膜および前記第1領域における前記半導体基板をエッチングし第1溝部を形成する工程と、前記第1溝部の存在下において、前記第1溝部の側壁および底部を含む前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜をエッチバックして前記第1溝部の底部の前記第1絶縁膜を除去し、前記第1溝部の側壁の前記第1絶縁膜を残した後に前記第1溝部を埋め込むSiGe膜をエピタキシャル成長させる工程と、前記SiGe膜の存在下で前記第3絶縁膜および前記第1溝部の側壁以外の箇所に残る前記第1絶縁膜を化学的および機械的に研磨して除去した後に前記半導体基板上に第2Si膜をエピタキシャル成長させる工程と、前記第2Si膜形成後において前記半導体基板の主面上にて前記第1領域に第1MISFETを形成し、第2領域に第2MISFETを形成する工程と、前記第1MISFETを含む論理回路および前記第2MISFETを含むメモリ回路を形成する工程とを含み、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態を説明する図においては、部材の構成および位置関係をわかりやすくするために、平面図であってもハッチングを付す場合がある。
【0015】
(実施の形態1)
本実施の形態1の半導体集積回路装置は、たとえば同一基板上にDRAM(メモリ回路)とロジックLSI(論理回路)とが形成されているものである。このような本実施の形態1の半導体集積回路装置の製造工程について、図1〜図13を用いて説明する。
【0016】
まず、図1に示すように、単結晶Siからなる基板1を用意する。この基板1の主面(素子形成面)には、DRAMが形成されるメモリ形成領域(第2領域)と、ロジックLSIが形成される論理回路形成領域(第1領域)とが設定されている。また、メモリ形成領域は、DRAMのメモリセルが形成されるメモリセル領域と、それ以外の周辺回路領域とに分割されている。続いて、基板1の主面上に酸化シリコン膜(第3絶縁膜)2を成膜する。
【0017】
次に、図2に示すように、フォトリソグラフィ技術によりパターニングされたフォトレジスト膜(図示は省略)をマスクとして論理回路形成領域の酸化シリコン膜2をエッチングする。続いて、そのフォトレジスト膜およびメモリ形成領域の酸化シリコン膜2をマスクとして基板1をエッチングすることにより、基板1に深さ2μm程度の溝部(第1溝部)3を形成する。
【0018】
次に、図3に示すように、膜厚0.1μm程度の酸化シリコン膜(第1絶縁膜)4を溝部3の底部および側壁を含む基板1上に堆積する。続いて、図4に示すように、溝部3の底部の基板1が現れるまでその酸化シリコン膜4をエッチバックし、溝部3の側壁に酸化シリコン膜4を残す。
【0019】
次に、図5に示すように、エピタキシャル成長によって溝部3内にSiGe膜5を形成する。このSiGe膜5は、SiとGeの組成比(Si:Ge)が、たとえば0.8:0.2程度となるように形成する。この時、溝部3の側壁には酸化シリコン膜4が形成されていることから、SiGe膜5は溝部3の側壁から成長せず、底部からのみ成長する。それにより、SiGe膜5を形成するSiGeの結晶の均一性を保つことができる。また、SiGe膜5を溝部3の底部からのみ成長させることにより、表面の平坦なSiGe膜5を形成することができる。また、メモリ形成領域では、基板1は酸化シリコン膜2に覆われていることから、SiGe膜5の成長を抑制することができる。
【0020】
次に、図6に示すように、たとえばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて酸化シリコン膜2およびSiGe膜5を研磨することにより、酸化シリコン膜2を除去し、メモリ形成領域の基板1の表面高さと論理回路形成領域のSiGe膜5の表面高さを同程度にする。ここまでの工程により、図7に示すように、平面においては、たとえばメモリ形成領域の基板1の矩形の表面を酸化シリコン膜4およびSiGe膜5が取り囲んだ状態となる。
【0021】
次に、図8に示すように、基板1上に厚さ0.02μm程度のSi膜(第2Si膜)6をエピタキシャル成長させる。この時、論理回路形成領域においては、SiGe膜5の格子間隔は単結晶Siのそれより広いことから、SiGe膜5上に成長するSi膜6は、この格子間隔の影響を受けその格子間隔が広くなり、歪みSi膜となる。この格子間隔は、膜の成長が進むにつれ緩和されるが、基板の表面においてSi層の格子間隔が通常のSiの結晶の格子間隔より広ければ、Si膜6には引っ張り応力が印加される。そのため、論理回路形成領域においては、キャリアの移動度を上昇することができるので、後の工程において論理回路形成領域に形成されるロジックLSIの動作速度を向上することが可能となる。なお、論理回路形成領域において、Si膜6の下層は、Siより格子間隔の広い結晶であり、その表面からSiがエピタキシャル成長し得る層であれば良い。また、本実施の形態1においては、メモリ形成領域の基板1の表面高さと論理回路形成領域のSiGe膜5の表面高さが同程度になっていることから、表面の平坦なSi膜6を形成することができる。
【0022】
次に、図9に示すように、たとえば基板1の主面に素子分離溝7を形成する。この素子分離溝7は、素子分離領域のSi膜6、SiGe膜5および基板1をエッチングして深さ0.3μm程度の溝を形成し、続いて基板1上に酸化シリコン膜を堆積した後、溝の外部の酸化シリコン膜をCMP法で除去することによって形成する。
【0023】
続いて、基板1の一部にp型の導電型を有する不純物(たとえばB(ホウ素))をイオン注入し、他の一部にn型の導電型を有する不純物(たとえばP(リン))をイオン注入してp型ウェル8およびn型ウェル9、10を形成する。
【0024】
次に、基板1を熱処理することによってp型ウェル8n型ウェル9のそれぞれの表面にゲート酸化膜を形成する。続いて、そのゲート酸化膜の上部にゲート電極用の導電性膜を形成し、次いでその上部にCVD(Chemical Vapor Deposition)法で窒化シリコン膜11を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでその窒化シリコン膜11とゲート電極用の導電性膜とをパターニングすることによって、メモリセル領域にゲート電極12(ワード線WL)を形成し、周辺回路領域にゲート電極13を形成し、論理回路形成領域にゲート電極14、15を形成する。ゲート電極用の導電性膜は、たとえばCVD法で堆積した多結晶Si膜とスパッタリング法で堆積したWN(窒化タングステン)膜とW(タングステン)膜との積層膜(ポリメタル膜)などによって構成する。
【0025】
次に、p型ウェル8にn型の導電型を有する不純物(たとえばAs(ヒ素))をイオン注入して低不純物濃度のn型半導体領域16を形成し、n型ウェル9にp型の導電型を有する不純物(たとえばB)をイオン注入して低不純物濃度のp型半導体領域17を形成した後、基板1上にCVD法で窒化シリコン膜18を堆積する。
【0026】
次に、周辺回路領域および論理回路形成領域の窒化シリコン膜18を異方的にエッチングしてゲート電極13、14、15の側壁にサイドウォールスペーサを形成する。続いて、周辺回路領域および論理回路形成領域のそれぞれのp型ウェル8にn型の導電型を有する不純物(たとえばAs)をイオン注入して高不純物濃度のn型半導体領域(ソース、ドレイン)19を形成し、論理回路形成領域のn型ウェル9にp型の導電型を有する不純物(たとえばB)をイオン注入して高不純物濃度のp型半導体領域(ソース、ドレイン)20を形成する。ここまでの工程により、メモリセル領域にメモリセル選択用MISFET(第2MISFET)Qsを形成し、周辺回路領域にnチャネル型MISFETQn1を形成し、論理回路形成領域にnチャネル型MISFET(第1MISFET)Qn2およびpチャネル型MISFET(第1MISFET)Qpを形成することができる。なお、メモリセル選択用MISFETQsにおいては、n型半導体領域16がソース、ドレインとなる。
【0027】
ここで、図10は、メモリセル選択用MISFETQs、nチャネル型MISFETQn1、Qn2およびpチャネル型MISFETQpが形成された段階における基板1の要部平面図である。図10に示すように、本実施の形態1においては、nチャネル型MISFETQn1、Qn2のそれぞれのソース、ドレインとなるn型半導体領域19と溝部3内に残る酸化シリコン膜4とを離間するように形成する。このn型半導体領域19と酸化シリコン膜4とが接するように形成されている場合には、酸化シリコン膜4に沿って隣接するn型半導体領域19間でリーク電流が発生してしまう不具合が懸念される。そこで、本実施の形態1のように、n型半導体領域19と溝部3内に残る酸化シリコン膜4とを離間するように形成することにより、そのような不具合を防ぐことができる。本実施の形態1においては、nチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインであるn型半導体領域19と酸化シリコン膜4との間の距離X1を0.5μm程度とすることを例示でき、nチャネル型MISFETQn2のソース、ドレインであるn型半導体領域19と酸化シリコン膜4との間の距離X2を0.5μm程度とすることを例示できる。なお、論理回路形成領域において、nチャネル型MISFETQn2が形成されている位置とpチャネル型MISFETQpの形成されている位置とが入れ替わっている場合でも、p型半導体領域20と酸化シリコン膜4とを離間するように形成することにより、酸化シリコン膜4に沿って隣接するp型半導体領域20間でリーク電流が発生してしまう不具合を防ぐことができる。
【0028】
次に、図11に示すように、基板1上にCVD法で酸化シリコン膜21を堆積した後、メモリセル領域のメモリセル選択用MISFETQsのソース、ドレイン(n型半導体領域16)の上部の酸化シリコン膜21と窒化シリコン膜18とをドライエッチングしてコンタクトホール22、23を形成する。続いて、そのコンタクトホール22、23の内部に、n型の導電型を有する不純物(たとえばP)がドープされた多結晶シリコンからなるプラグ24を形成する。プラグ24は、コンタクトホール22、23の内部および酸化シリコン膜21の上部にCVD法で多結晶シリコン膜を堆積した後、コンタクトホール22、23の外部の多結晶シリコン膜をCMP法で除去することによって形成することができる。
【0029】
次に、酸化シリコン膜21の上部にCVD法で酸化シリコン膜25を形成した後、メモリセル領域のコンタクトホール22の上部の酸化シリコン膜25をエッチングしてスルーホール26を形成する。また、周辺回路領域および論理回路形成領域の酸化シリコン膜25、21をエッチングしてn型半導体領域19、p型半導体領域20およびゲート電極14のそれぞれの上部にコンタクトホール27を形成する。なお、ゲート電極14に達するコンタクトホール27については、後ほど図示する。
【0030】
次に、上記スルーホール26の内部およびコンタクトホール27の内部にプラグ28を形成する。プラグ28は、スルーホール26の内部、コンタクトホール27の内部および酸化シリコン膜25の上部にスパッタリング法でTiN(窒化チタン)膜とW膜とからなる積層膜を堆積した後、スルーホール26の外部およびコンタクトホール27の外部の上記積層膜をCMP法で除去することによって形成することができる。
【0031】
続いて、基板1上に窒化シリコン膜および酸化シリコン膜を順次下層より堆積することによって絶縁膜31を形成した後、フォトレジスト膜をマスクとして絶縁膜31をエッチングすることによって、溝部32〜37を形成する。次いで、溝部32〜37の内部および絶縁膜31の上部にスパッタリング法でTiN膜とW膜とからなる積層膜を堆積した後、溝部32〜37の外部の上記積層膜をCMP法で除去することによってメモリセル領域のスルーホール26の上部にビット線BLを形成し、周辺回路領域および論理回路領域のコンタクトホール27の上部に第1層目の配線38〜42を形成することができる。この時、nチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方と接続するプラグ28およびnチャネル型MISFETQn2のソース、ドレインの一方と接続するプラグ28は、それぞれ配線39に接続する。
【0032】
次に、図12に示すように、ビット線BLおよび配線38〜42の上部にCVD法で酸化シリコン膜44を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜44、絶縁膜31および酸化シリコン膜21をエッチングすることにより、メモリセル領域のコンタクトホール23の上部にスルーホール45を形成する。
【0033】
次に、上記スルーホール45の内部にn型の導電型を有する不純物がドープされた多結晶シリコンからなるプラグ46を形成する。プラグ46は、前記コンタクトホール22、23の内部にプラグ24を形成したときと同様の方法で形成する。
【0034】
次に、酸化シリコン膜44の上部にCVD法で窒化シリコン膜47および酸化シリコン膜48を順次堆積する。続いて、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜48とその下層の窒化シリコン膜47とをエッチングすることにより、スルーホール45の上部に凹溝49を形成する。なお、酸化シリコン膜48をエッチングする際には、その下層の窒化シリコン膜47をエッチングストッパとして使用し、下層の酸化シリコン膜44が深く削れないようにする。
【0035】
次に、凹溝49の内部に下部電極51を形成し、続いて下部電極51の上部に容量絶縁膜52および上部電極(プレート電極)53を形成することによって、メモリセル領域に情報蓄積用容量素子Cを形成する。この情報蓄積用容量素子Cを形成するには、まず凹溝49の内部を含む酸化シリコン膜48の上部にn型の導電型を有する不純物(たとえばP)がドープされた多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、凹溝49の外部の多結晶シリコン膜をエッチングで除去することにより、凹溝49の内壁に沿って下部電極51を形成する。なお、下部電極51は、多結晶シリコン以外の導電材料、たとえばW、Ru(ルテニウム)などの高融点金属や、酸化ルテニウム、酸化イリジウムなどの導電性金属酸化物を用いて形成してもよい。また、下部電極51の表面を粗面化することによって、その表面積をさらに大きくしてもよい。
【0036】
次に、下部電極51の上部に薄いTa(酸化タンタル)膜をCVD法で堆積し、続いてそのTa膜の上部に、たとえばCDV法とスパッタリング法とを併用してTiN膜を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたエッチングでTiN膜およびTa膜をパターニングする。なお、情報蓄積用容量素子Cの容量絶縁膜52は、たとえばBST、STO、BaTiO(チタン酸バリウム)、PbTiO(チタン酸鉛)、PZT(PbZrTi1−x)、PLT(PbLaTi1−x)、PLZTなどの金属酸化物からなる高(強)誘電多材料で形成することもできる。また、上部電極53は、窒化チタン以外の導電材料、たとえばWなどを用いて形成することもできる。さらに、情報蓄積用容量素子Cを上記した以外の形状、たとえばフィン型などにすることもできる。
【0037】
次に、基板1上にCVD法で酸化シリコン膜55を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜55、その下層の酸化シリコン膜48および絶縁膜31をエッチングすることにより、論理回路形成領域の配線42の上部にスルーホール56を形成し、周辺回路領域のnチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方であるn型半導体領域19に接続するプラグ28に達するスルーホール57を形成し、論理回路形成領域のnチャネル型MISFETQn2のゲート電極14に接続するスルーホール58を形成する(図13も参照)。なお、図13は、図12と同じ工程時における他の断面を示したものである。
【0038】
続いて、スルーホール56〜58の内部および酸化シリコン膜55の上部にCVD法でTiN膜とW膜とを堆積した後、スルーホール56〜58の外部のこれらの膜をエッチング(またはCMP法)で除去することによって、スルーホール56〜58の内部にそれぞれプラグ61〜63を形成する。次いで、酸化シリコン膜55の上部にスパッタリング法でTi(チタン)膜、Al(アルミニウム)合金膜、Ti膜およびTiN膜を順次堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでこれらの膜をパターニングすることによって、配線64〜66を形成し、本実施の形態1の半導体集積回路装置を製造する。プラグ28、62、63および配線66によって、周辺回路領域のnチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方と論理回路形成領域のnチャネル型MISFETQn2のゲート電極14は電気的に接続される(図13参照)。
【0039】
図14は、本発明の実施の形態1である半導体集積回路装置の概略レイアウトを示す基板1の全体平面図である。
【0040】
基板1の主面には、DRAMによって構成された記憶部が形成され、その記憶部は複数のメモリアレイMARYに分割されている。これらメモリアレイMARYは、図1〜図13に示したメモリセル領域に形成されるものである。メモリアレイMARYに隣接する領域には、ワード線の選択動作を行うX系アドレス選択回路やビット線の選択動作を行うY系アドレス選択回路などの周辺回路が形成されている。これらX系アドレス選択回路およびY系アドレス選択回路は、図1〜図13に示した周辺回路領域に形成されるものである。
【0041】
基板1の主面の中央には、外部端子との間でデータの入出力を制御する入出力回路IOや、リードバッファ回路RBおよびライトバッファ回路WBなどが形成されている。これら入出力回路IO、リードバッファ回路RBおよびライトバッファ回路WBなどは、図1〜図13に示した論理回路形成領域に形成されるロジックLSIである。
【0042】
上記のような本実施の形態1の半導体集積回路装置によれば、基板1の論理回路形成領域とメモリセル形成領域とで、歪みSi膜となるSi膜6とそれ以外のSi膜6とを作り分けることができる。それにより、歪みSi膜となるSi膜6が形成された論理回路形成領域に形成されるロジックLSIにおいては、ロジックLSIを形成するnチャネル型MISFETQn1およびpチャネル型MISFETQpの動作速度を高速化することができる。
【0043】
一方、歪みSi膜となっていないSi膜6が形成されたメモリ形成領域に形成されるDRAMにおいては、歪みSi膜であることに起因するSi膜6の表面平坦性の劣化(Si結晶の欠陥の顕在化)を防ぐことができるので、ゲート酸化膜の信頼性の低下を防ぐことができる。また、Si膜6において、Si結晶の欠陥の顕在化を防ぐことができるので、その欠陥に沿って流れるリーク電流の顕在化を防ぐことができる。このようなリーク電流の顕在化を防ぐことにより、メモリセル選択用MISFETQsのスタンバイ電流の増加を防ぐことができるので、たとえばDRAMのリフレッシュ動作の低下を防ぐことができる。
【0044】
すなわち、本実施の形態1によれば、高速動作が要求されるロジックLSIと動作信頼性が求められるDRAMとを同一の基板1上に製造することが可能となる。
【0045】
(実施の形態2)
本実施の形態2の半導体集積回路装置は、たとえば同一基板上にSRAM(Static Random Access Memory(メモリ回路))とロジックLSIとが形成されているものであり、前記実施の形態1において示した基板1(たとえば図8参照)の主面上のメモリセル領域にSRAMを形成するものである。
【0046】
図15に示すように、本実施の形態2においては、前記実施の形態1において図1〜図9を用いて説明した各種処理とほぼ同様の処理によって主面にnチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qt、Qdおよびpチャネル型MISFETQpが形成された基板1を用いる。メモリセル領域に形成され、n型半導体領域19をソース、ドレインとするnチャネル型MISFETQt、Qdは、SRAMのメモリセルを構成するものである。nチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qt、Qdおよびpチャネル型MISFETQpのそれぞれのゲート電極12A、12B、13、14、15は、前記実施の形態1で示したゲート電極12〜15(図9参照)と同様にポリメタル膜から形成してもよいが、本実施の形態2においては多結晶Si膜のみから形成する場合を例示する。ゲート電極電極12A、12B、13、14、15の表面、n型半導体領域19の表面およびp型半導体領域20の表面には、たとえばCo(コバルト)膜を堆積した後に熱処理を施すことによって形成されたシリサイド層が形成されている。このシリサイド層を形成することにより、ゲート電極電極12A、12B、13、14、15、n型半導体領域19およびp型半導体領域20と接続する配線(プラグ)との接触抵抗を低減することができる。
【0047】
上記nチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qt、Qdおよびpチャネル型MISFETQpの上部に成膜された窒化シリコン膜21Aおよび酸化シリコン膜21に形成され、nチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qt、Qdおよびpチャネル型MISFETQpのそれぞれのソース、ドレインとなるn型半導体領域19およびp型半導体領域20に達するコンタクトホール27の内部には、前記実施の形態1において示したプラグ28(図11参照)と同様のプラグ28が形成されている。なお、ゲート電極14に達するコンタクトホール27およびその内部に形成されたプラグ28については、後ほど図示する。
【0048】
窒化シリコン膜および酸化シリコン膜を順次下層より堆積することによって形成した絶縁膜31には、前記実施の形態1にて示した溝部32〜37(図11参照)と同様の溝部32〜37が形成され、これら溝部32〜37の内部にはTiN膜とW膜との積層膜からなる配線38〜43が形成されている。また、nチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方と接続するプラグ28およびnチャネル型MISFETQn2のソース、ドレインの一方と接続するプラグ28は、それぞれ配線39に接続している。
【0049】
配線38〜43の上部に形成された酸化シリコン膜44Aには、メモリセル領域の配線43に達するコンタクトホール56A、論理回路形成領域の配線42に達するコンタクトホール56Bが形成されている。また、図16に示すように、酸化シリコン膜44Aおよび絶縁膜31を穿孔することによって、周辺回路領域のnチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方であるn型半導体領域19に接続するプラグ28に達するコンタクトホール56Cが形成されている。また、酸化シリコン膜44A、絶縁膜31、酸化シリコン膜21および窒化シリコン膜21Aを穿孔することによって、論理回路形成領域のnチャネル型MISFETQn2のゲート電極14に接続するコンタクトホール56Dが形成されている。なお、図16は、図15とは異なる断面を示したものである。これらコンタクトホール56A〜56Dの内部には、上記プラグ28と同様のプラグ61A〜61Dが形成されている。
【0050】
酸化シリコン膜44Aの上部には、前記実施の形態1において示した配線64〜66(図12および図13参照)と同様の配線64A〜66Aが形成されている。また、プラグ28、61C、61Dおよび配線66Aによって、周辺回路領域のnチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方と論理回路形成領域のnチャネル型MISFETQn2のゲート電極14は電気的に接続されている(図16参照)。
【0051】
図17は、本発明の実施の形態2である半導体集積回路装置の概略レイアウトを示す基板1の全体平面図である。
【0052】
基板1の主面には、SRAMによって構成された記憶部が形成され、その記憶部は複数のメモリアレイMARY2に分割されている。これらメモリアレイMARY2は、図15および図16に示したメモリセル領域に形成されるものである。また、図示は省略するが、メモリアレイMARY2に隣接する領域には、ワード線の選択動作を行うX系アドレス選択回路やビット線の選択動作を行うY系アドレス選択回路などの周辺回路が形成されている。これらX系アドレス選択回路およびY系アドレス選択回路は、図15および図16に示した周辺回路領域に形成されるものである。
【0053】
メモリアレイMARY2の周辺の領域IOA(図17中にてハッチングを付して示してある領域)には、たとえば外部端子との間でデータの入出力を制御する入出力回路が形成されている。この入出力回路などは、図15および図16に示した論理回路形成領域に形成されるロジックLSIである。
【0054】
上記のような本実施の形態2によれば、高速動作が要求されるロジックLSIと動作信頼性が求められるSRAMとを同一の基板1上に製造することが可能となる。
【0055】
(実施の形態3)
本実施の形態3の半導体集積回路装置は、たとえば同一基板上に電気的一括消去型EEPROM(Electric Erasable Programmable Read Only Memory;以下、フラッシュメモリ(メモリ回路)という)とロジックLSIとが形成されているものであり、前記実施の形態1において示した基板1(たとえば図8参照)の主面上のメモリセル領域にフラッシュメモリを形成するものである。
【0056】
図18に示すように、本実施の形態3においては、前記実施の形態1において図1〜図9を用いて説明した各種処理とほぼ同様の処理によって主面にnチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qcおよびpチャネル型MISFETQpが形成された基板1を用いる。メモリセル領域に形成され、n型半導体領域19をソース、ドレインとするnチャネル型MISFETQcは、フラッシュメモリのメモリセルを構成するものである。nチャネル型MISFETQcのゲート電極12Cは、たとえば多結晶Siからなる浮遊ゲート電極上に層間絶縁膜を介して制御ゲート電極を積み重ねることで形成されている。その制御ゲート電極としては、たとえば下層より多結晶Si膜およびWSi膜を積層したものを例示することができる。また、nチャネル型MISFETQn1、Qn2およびpチャネル型MISFETQpのそれぞれのゲート電極13、14、15については、上記制御ゲート電極と同様の多結晶Si膜およびWSi膜を積層したものを例示することができる。
【0057】
上記nチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qcおよびpチャネル型MISFETQpの上部に成膜された酸化シリコン膜21に形成され、nチャネル型MISFETQn1、Qn2、Qcおよびpチャネル型MISFETQpのそれぞれのソース、ドレインとなるn型半導体領域19およびp型半導体領域20に達するコンタクトホール27の内部には、前記実施の形態1において示したプラグ28(図11参照)と同様のプラグ28が形成されている。なお、ゲート電極14に達するコンタクトホール27およびその内部に形成されたプラグ28については、後ほど図示する。
【0058】
窒化シリコン膜および酸化シリコン膜を順次下層より堆積することによって形成した絶縁膜31には、前記実施の形態1にて示した溝部32〜37(図11参照)と同様の溝部32〜37が形成され、これら溝部32〜37の内部にはTiN膜とW膜との積層膜からなる配線38〜43が形成されている。また、nチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方と接続するプラグ28およびnチャネル型MISFETQn2のソース、ドレインの一方と接続するプラグ28は、それぞれ配線39に接続している。
【0059】
配線38〜43の上部に形成された酸化シリコン膜44Aには、論理回路形成領域の配線42に達するコンタクトホール56Eが形成されている。また、図19に示すように、酸化シリコン膜44Aおよび絶縁膜31を穿孔することによって、周辺回路領域のnチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方であるn型半導体領域19に接続するプラグ28に達するコンタクトホール56Fが形成されている。また、酸化シリコン膜44A、絶縁膜31、酸化シリコン膜21および窒化シリコン膜21Aを穿孔することによって、論理回路形成領域のnチャネル型MISFETQn2のゲート電極14に接続するコンタクトホール56Gが形成されている。なお、図19は、図18とは異なる断面を示したものである。これらコンタクトホール56E〜56Gの内部には、上記プラグ28と同様のプラグ61E〜61Gが形成されている。
【0060】
酸化シリコン膜44Aの上部には、前記実施の形態1において示した配線64〜66(図12および図13参照)と同様の配線64B〜66Bが形成されている。また、プラグ28、61F、61Gおよび配線66Bによって、周辺回路領域のnチャネル型MISFETQn1のソース、ドレインの一方と論理回路形成領域のnチャネル型MISFETQn2のゲート電極14は電気的に接続されている(図19参照)。
【0061】
上記したように、本実施の形態3においては、フラッシュメモリのメモリセルとなるnチャネル型MISFETQcはメモリセル領域に形成されている。また、ワード線の選択動作を行うX系アドレス選択回路やビット線の選択動作を行うY系アドレス選択回路などの周辺回路は、周辺回路領域に形成されたnチャネル型MISFETQn1や配線38などから形成されている。また、外部端子との間でデータの入出力を制御する入出力回路などのロジックLSIは、論理回路形成領域に形成されている。
【0062】
上記のような本実施の形態3によれば、高速動作が要求されるロジックLSIと動作信頼性が求められるフラッシュメモリとを同一の基板1上に製造することが可能となる。
【0063】
(実施の形態4)
本実施の形態4の半導体集積回路装置は、前記実施の形態1で説明した半導体集積回路装置と同様に、同一基板上にDRAMとロジックLSIとが形成されているものである。このような本実施の形態4の半導体集積回路装置の製造工程について、図20〜図27を用いて説明する。
【0064】
まず、前記実施の形態1にて図1を用いて説明した基板1と同様の基板1を用意する。次いで、基板1上にエピタキシャル成長によってSiGe膜5を形成する。続いて、たとえばCVD法によってそのSiGe膜5上に窒化シリコン膜5Aを堆積する。
【0065】
次に、図21に示すように、フォトレジスト膜(図示は省略)をマスクとしたドライエッチングにより、メモリ形成領域の窒化シリコン膜5AおよびSiGe膜5を除去し、溝部(第2溝部)3Aを形成する。続いて、図22に示すように、エピタキシャル成長によって基板1上にSi膜(第1Si膜)1Aを堆積し、溝部3AをSi膜1Aで埋め込む。次いで、図23に示すように、窒化シリコン膜5Aを研磨終点としてCMP法によりSi膜1Aを研磨し、Si膜1Aの表面を平坦化する。ここまでの工程により、図24に示すように、平面においては、たとえばメモリ形成領域のSi膜1Aの矩形の表面をSiGe膜5(窒化シリコン膜5A)が取り囲んだ状態となる。
【0066】
次に、図25に示すように、熱リン酸を用いて基板1上の窒化シリコン膜5Aを除去した後、前記実施の形態1にて示したSi膜6(図8参照)と同様のSi膜6を基板1上にエピタキシャル成長させる。その後、前記実施の形態1において図9〜図13を用いて説明した工程と同様の工程を経ることによって、本実施の形態4の半導体集積回路装置を製造する(図26および図27参照)。
【0067】
上記のような本実施の形態4によっても、高速動作が要求されるロジックLSIと動作信頼性が求められるDRAMとを同一の基板1上に製造することができるので、前記実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
【0068】
(実施の形態5)
本実施の形態5の半導体集積回路装置は、前記実施の形態2で説明した半導体集積回路装置と同様に、同一基板上にSRAMとロジックLSIとが形成されているものである。
【0069】
本実施の形態5の半導体集積回路装置は、前記実施の形態4において、図20〜図25を用いて説明した工程と同様の工程により種々の処理が施された基板1の主面上に、前記実施の形態2において図15および図16を用いて説明した各部材と同様の部材を形成することによって、基板1上にSRAMとロジックLSIとを形成したものである(図28および図29参照)。
【0070】
上記のような本実施の形態5によっても、高速動作が要求されるロジックLSIと動作信頼性が求められるSRAMとを同一の基板1上に製造することができるので、前記実施の形態2と同様の効果を得ることが可能である。
【0071】
(実施の形態6)
本実施の形態6の半導体集積回路装置は、前記実施の形態3で説明した半導体集積回路装置と同様に、同一基板上にフラッシュメモリとロジックLSIとが形成されているものである。
【0072】
本実施の形態6の半導体集積回路装置は、前記実施の形態4において、図20〜図25を用いて説明した工程と同様の工程により種々の処理が施された基板1の主面上に、前記実施の形態3において図18および図19を用いて説明した各部材と同様の部材を形成することによって、基板1上にフラッシュメモリとロジックLSIとを形成したものである(図30および図31参照)。
【0073】
上記のような本実施の形態6によっても、高速動作が要求されるロジックLSIと動作信頼性が求められるフラッシュメモリとを同一の基板1上に製造することができるので、前記実施の形態3と同様の効果を得ることが可能である。
【0074】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
【0076】
すなわち、半導体基板の論理回路形成領域(第1領域)とメモリセル形成領域(第2領域)とで、歪みSi膜とそれ以外のSi膜とを作り分け、高速動作が求められる素子(論理回路)を歪みSi膜の主面に形成し、動作信頼性が求められる素子(メモリ回路)をそれ以外のSi膜の主面に形成するので、高速動作が求められる素子と動作信頼性が求められる素子とを同一の半導体基板上に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図2】図1に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図3】図2に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図4】図3に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図5】図4に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図6】図5に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装置の製造工程中の要部平面図である。
【図8】図6に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図9】図8に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装置の製造工程中の要部平面図である。
【図11】図9に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図12】図11に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装置の概略レイアウトを示す半導体基板(チップ)の全体平面図である。
【図15】本発明の実施の形態2である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図16】本発明の実施の形態2である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態2である半導体集積回路装置の概略レイアウトを示す半導体基板(チップ)の全体平面図である。
【図18】本発明の実施の形態3である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図19】本発明の実施の形態3である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態4である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図21】図20に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図22】図21に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図23】図22に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図24】本発明の実施の形態4である半導体集積回路装置の製造工程中の要部平面図である。
【図25】図23に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図26】図25に続く半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図27】本発明の実施の形態4である半導体集積回路装置の製造工程中の要部断面図である。
【図28】本発明の実施の形態5である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図29】本発明の実施の形態5である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図30】本発明の実施の形態6である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【図31】本発明の実施の形態6である半導体集積回路装置の製造方法を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
1 基板
1A Si膜(第1Si膜)
2 酸化シリコン膜(第3絶縁膜)
3 溝部(第1溝部)
3A 溝部(第2溝部)
4 酸化シリコン膜(第1絶縁膜)
5 SiGe膜
5A 窒化シリコン膜
6 Si膜(第2Si膜)
7 素子分離溝
8 p型ウェル
9、10 n型ウェル
11 窒化シリコン膜
12〜15 ゲート電極
12A、12B、12C ゲート電極
16 n型半導体領域
17 p型半導体領域
18 窒化シリコン膜
19 n型半導体領域
20 p型半導体領域
21 酸化シリコン膜
21A 窒化シリコン膜
22、23 コンタクトホール
24 プラグ
25 酸化シリコン膜
26 スルーホール
27 コンタクトホール
28 プラグ
31 絶縁膜
32〜37 溝部
38〜43 配線
44、44A 酸化シリコン膜
45 スルーホール
46 プラグ
47 窒化シリコン膜
48 酸化シリコン膜
49 凹溝
51 下部電極
52 容量絶縁膜
53 上部電極(プレート電極)
55 酸化シリコン膜
56〜58 スルーホール
56A〜56D コンタクトホール
61〜63 プラグ
61A〜61G プラグ
64〜66 配線
64A〜66A 配線
64B〜66B 配線
BL ビット線
C 情報蓄積用容量素子
IO 入出力回路
IOA 領域
MARY、MARY2 メモリアレイ
Qn1、Qt、Qd、Qc nチャネル型MISFET
Qn2 nチャネル型MISFET(第1MISFET)
Qp pチャネル型MISFET(第1MISFET)
Qs メモリセル選択用MISFET(第2MISFET)
RB リードバッファ回路
WB ライトバッファ回路
WL ワード線

Claims (10)

  1. 半導体基板の主面上の第1領域に形成されたSiGe膜と、前記半導体基板の主面上の第2領域に形成された第1Si膜と、前記SiGe膜および前記第1Si膜上に形成された第2Si膜と、前記SiGe膜および前記第2Si膜の存在下で前記第1領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第1MISFETと、前記第1Si膜および前記第2Si膜の存在下で前記第2領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第2MISFETとを有する半導体集積回路装置であって、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成され、前記第1MISFETは論理回路を形成し、前記第2MISFETはメモリ回路を形成していることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 半導体基板の主面の第1領域に形成された第1溝部と、前記第1溝部の側壁に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜の存在下で前記第1領域にて前記第1溝部を埋め込むように形成されたSiGe膜と、前記半導体基板、前記第1絶縁膜および前記SiGe膜上に形成された第2Si膜と、前記SiGe膜および前記第2Si膜の存在下で前記第1領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第1MISFETと、前記第2Si膜の存在下で前記第2領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第2MISFETとを有する半導体集積回路装置であって、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成され、前記第1MISFETは論理回路を形成し、前記第2MISFETはメモリ回路を形成していることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路装置において、前記第1MISFETのソース、ドレインは、前記SiGe膜および前記第2Si膜中にて前記第1絶縁膜から離間して形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項2記載の半導体集積回路装置において、前記第1絶縁膜は酸化シリコン膜であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 半導体基板の主面の第1領域に形成された第1溝部と、前記第1溝部の側壁に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜の存在下で前記第1領域にて前記第1溝部を埋め込むように形成されたSiGe膜と、前記半導体基板、前記第1絶縁膜および前記SiGe膜上に形成された第2Si膜と、前記SiGe膜および前記第2Si膜の存在下で前記第1領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第1MISFETと、前記第2Si膜の存在下で前記第2領域にて前記半導体基板の主面上に形成された第2MISFETとを有する半導体集積回路装置であって、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成され、前記第1MISFETは論理回路を形成し、前記第2MISFETはメモリ回路を形成し、前記第1MISFETのソース、ドレインは、前記SiGe膜および前記第2Si膜中にて前記第1絶縁膜から離間して形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. (a)半導体基板の主面上にSiGe膜を成膜する工程、
    (b)前記SiGe膜上に第2絶縁膜を形成する工程、
    (c)前記半導体基板の主面上の第1領域の前記第2絶縁膜および前記SiGe膜を除去し、第2溝部を形成する工程、
    (d)前記第2溝部を埋め込む第1Si膜を前記半導体基板上にエピタキシャル成長させる工程、
    (e)前記第2絶縁膜を研磨終点として前記第1Si膜を化学的および機械的に研磨し、前記第1Si膜の表面を平坦化する工程、
    (f)前記第2絶縁膜を除去した後に、前記半導体基板上に第2Si膜をエピタキシャル成長させる工程、
    (g)前記(f)工程後、前記半導体基板の主面上にて前記第1領域に第1MISFETを形成し、第2領域に第2MISFETを形成する工程、
    (h)前記第1MISFETを含む論理回路および前記第2MISFETを含むメモリ回路を形成する工程、
    を含み、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  7. (a)半導体基板の主面上に第3絶縁膜を形成する工程、
    (b)前記半導体基板の主面の第1領域上の前記第3絶縁膜および前記第1領域における前記半導体基板をエッチングし第1溝部を形成する工程、
    (c)前記第1溝部の存在下で、前記第1溝部の側壁および底部を含む前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、
    (d)前記第1絶縁膜をエッチバックして前記第1溝部の底部の前記第1絶縁膜を除去し、前記第1溝部の側壁の前記第1絶縁膜を残す工程、
    (e)前記(d)工程後、前記第1溝部を埋め込むSiGe膜をエピタキシャル成長させる工程、
    (f)前記SiGe膜の存在下で前記第3絶縁膜および前記第1溝部の側壁以外の箇所に残る前記第1絶縁膜を化学的および機械的に研磨して除去する工程、
    (g)前記(f)工程後、前記半導体基板上に第2Si膜をエピタキシャル成長させる工程、
    (h)前記(g)工程後、前記半導体基板の主面上にて前記第1領域に第1MISFETを形成し、第2領域に第2MISFETを形成する工程、
    (i)前記第1MISFETを含む論理回路および前記第2MISFETを含むメモリ回路を形成する工程、
    を含み、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 請求項7記載の半導体集積回路装置の製造方法において、前記第1MISFETのソース、ドレインを前記SiGe膜および前記第2Si膜中にて前記第1絶縁膜から離間して形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 請求項7記載の半導体集積回路装置の製造方法において、前記第1絶縁膜および前記第3絶縁膜は酸化シリコン膜であることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  10. (a)半導体基板の主面上に第3絶縁膜を形成する工程、
    (b)前記半導体基板の主面の第1領域上の前記第3絶縁膜および前記第1領域における前記半導体基板をエッチングし第1溝部を形成する工程、
    (c)前記第1溝部の存在下で、前記第1溝部の側壁および底部を含む前記半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程、
    (d)前記第1絶縁膜をエッチバックして前記第1溝部の底部の前記第1絶縁膜を除去し、前記第1溝部の側壁の前記第1絶縁膜を残す工程、
    (e)前記(d)工程後、前記第1溝部を埋め込むSiGe膜をエピタキシャル成長させる工程、
    (f)前記SiGe膜の存在下で前記第3絶縁膜および前記第1溝部の側壁以外の箇所に残る前記第1絶縁膜を化学的および機械的に研磨して除去する工程、
    (g)前記(f)工程後、前記半導体基板上に第2Si膜をエピタキシャル成長させる工程、
    (h)前記(g)工程後、前記半導体基板の主面上にて前記第1領域に第1MISFETを形成し、第2領域に第2MISFETを形成する工程、
    (i)前記第1MISFETを含む論理回路および前記第2MISFETを含むメモリ回路を形成する工程、
    を含み、前記第2Si膜は表面が平坦になるように形成し、前記第1MISFETのソース、ドレインを前記SiGe膜および前記第2Si膜中にて前記第1絶縁膜から離間して形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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