JP2944990B2 - クラウン型コンデンサの製造方法 - Google Patents

クラウン型コンデンサの製造方法

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JP2944990B2 JP10120655A JP12065598A JP2944990B2 JP 2944990 B2 JP2944990 B2 JP 2944990B2 JP 10120655 A JP10120655 A JP 10120655A JP 12065598 A JP12065598 A JP 12065598A JP 2944990 B2 JP2944990 B2 JP 2944990B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度半導体メモ
リセルの製造方法に関し、特に、クラウン型コンデンサ
による表面積拡大の容量値増加のダイナミックラム(DRA
M)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体工業は、特定半導体チップの製造
コストを低減させると共に、デバイスの性能を継続的に
改善することを目的としている。この目的の一部は、サ
ブミクロン化された半導体のチップを、生産することが
可能になったこと、またはチップミクロン化によって実
現されているが、小型化は、特性の劣化を招き、キャパ
シタンスとインダクタンスの減少によって実現される。
半導体の小型化は、より小さいチップに大きい半導体チ
ップと同じ機能を果たすように高密度に堆積されるの
で、所定のサイズの基材からより多いチップが得られる
ことになり、単一チップの製造コストが低減している。
DRAMセルのコンデンサは、積層コンデンサ(stacked
type capacitor STC)で有る故、DRAMセルの製造に
小型化を要求する場合、 STCの容量を増加させること
が困難となる。
【0003】一般のDRAMセルは、トランスフォゲー
トトランジスタに重なる構成を有し、前記トランスファ
ゲートトランジスタのソースに接続される。前記トラン
スファゲートトランジスタの小型化はSTCのサイズの
制限となる。二電極で構成し、誘電体で隔離されるST
Cの容量を増加するには、誘電体を薄くするか、または
コンデンサの面積を拡大しなければならない。前記誘電
体を薄くすることは、誘電体の薄過ぎによる信頼性と歩
留りの低減に制限され、なお、STCの面積も下方の前
記トランスファゲートトランジスタのサイズによって規
制される。よって、一チップ64メガビットまたは更に
高密度のDRAM技術の進歩は、さらに小型のトランス
ファゲートトランジスタを有する特殊セルの使用に至
り、近隣する前記セルが相互に干渉しない状態のSTC
が占める総面積は制限される。
【0004】STCの設計エリアを縮減する対策は、S
TCの下方またはストレージノードのみの表面積増加と
共に、元来設計エリアのSTCと同じ面積を維持する新
規半導体の製造プロセスが提出されている。この目的を
達成するための方法の一つとしてFazan 等が記述するUS
P 5,278,091 に、下電極表面に、半球粒状(HSG) ポリシ
リコン層を有する下ポリシリコンまたは電極を形成さ
せ、HSG層の荒い表面により下電極の表面積を増加さ
せ、STCの容量を拡大する方法が提案されている。し
かし、HSG層の荒さは、堆積条件の影響にされ、HS
G層の荒さ再現性と容量値との達成が難しい。本発明
は、下電極またはストレージノードをクラウン形状に形
成することによってクラウン型STCを得る製造方法を
提供する。このクラウン型ストレージノード構造は、制
御の難しいHSG堆積プロセスを使用せずに表面積また
は容量の増加を実現することができる。本発明に於ける
クラウン形状のストレージノード形成は、第1と第2の
ホトリソグラフィによると共に新しい製造プロセス手
順、例えば、クラウン型ストレージノードを形成する形
成に必要とするポリシリコン層のドライエッチングプロ
セスの定時間を使用してクラウン型STCを形成するこ
とを特徴とする。
【0005】
【発明の概要】本発明の目的は、ポリシリコンのクラウ
ン型ストレージノードを形成することにより、STCの
表面積を拡大することを特徴とするSTC構造を有する
DRAM0提供することにある。本発明の次の目的は、
2つのホトリソグラフィによるマスク形成工程のみを使
用するポリシリコンのクラウン型ストレージノードをを
提供することにある。本発明のさらの目的は、定時間、
異方性、ドライエッチング工程によってポリシリコンを
定義し、これによってポリシリコンのクラウン型ストレ
ージノードを形成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に本発明に係るDRA
Mセル内にクラウン型ストレージノードを形成するST
Cの製造方法を説明する。先ず、半導体基板上に、薄い
ゲート絶縁層と、ポリシリコンゲートと、軽ドープソー
ス及びドレインと、ポリシリコンゲート側壁上の絶縁ス
ペーサと、重ドープソース及びドレイン領域等を含むト
ランスファゲートトランジスタを形成する。次に第1の
絶縁層を堆積して平坦化する。次に前記第1の絶縁層上
にストレージノードの接触孔を開設して、トランスファ
ゲートトランジスタのソース/ドレイン領域を露出させ
る。次に、第1の絶縁層上に第1のポリシリコン層を堆
積して、前記ストレージノードの接触孔を完全に充填す
る。次に、第1のポリシリコン層上に第2の絶縁層を堆
積して、ホトリソグラフィにてパターニングし、前記第
1のポリシリコン層に絶縁メサを形成して、ポリシリコ
ンを充填した前記ストレージノードの接触孔に重ねる。
次に前記絶縁メサの露出する表面と前記絶縁メサに被覆
されていないエリアの第1のポリシリコン層表面に第2
のポリシリコン層を堆積する。その後、第1の定時間内
に選択的に異方性ドライエッチングで前記絶縁メサと前
記絶縁メサに被覆されていない領域の第1のポリシリコ
ン層表面の第2のポリシリコン層を剥離して前記絶縁メ
サの側縁にポリシリコンスペーサを形成する。さらに、
第2の定時間内に選択的に異方性ドライエッチングで前
記絶縁メサに被覆されていない第1の絶縁層の上部を剥
離して、前記絶縁メサを囲む第1のポリシリコン層の底
部を形成する。なお、前記絶縁メサを除去し、前記第1
のポリシリコン層底部の露出部を除去することにより、
エッチングされていない第1のポリシリコン上に位置す
るポリシリコンスペーサと、ストレージノードの接触孔
内に於いて、ソース/ドレイン領域に接続される前記エ
ッチングされていない第1のポリシリコンにて組成する
クラウン型ストレージノード上に容量誘電体層を形成
し、ポリシリコン上電極を画成してクラウン型STCの
製造プロセスを完成する。
【0007】
【発明の実施の形態】DRAMデバイス内に、クラウン
型下電極の表面積を拡大することによって、容量が増加
するクラウン型ストレージノードを有するSTCの形成
方法を以下に説明する。なお、本発明のクラウン型スト
レージノードを有するDRAMデバイス内に使用される
トランスファゲートトランジスタは、Nチヤネルデバイ
スで説明するが、本発明に開示されたクラウン型ストレ
ージノードを有するSTCは、Pチャネルデバイスのト
ランスファゲートトランジスタを使用することも可能で
ある。図1に示す〈100 〉単結晶方向のp型半導体基板
1 を用い、領域2 の電界酸化層(FOX) は、隔離目的の達
成に使用される。前記電界酸化層領域2 は、酸素と水蒸
気の混合ガス雰囲気内に於いて850〜1050℃の熱
酸化により厚さ3000〜5000Åに形成され、パタ
ニングされた窒化シリコン−酸化シリコンの酸化防止マ
スクは、前記電界酸化層領域2 が基板1 の後続デバイス
が使用するエリアに成長することを回避するために使用
され、電界酸化層領域2 を生成した後、熱燐酸溶液に
て、上方の窒化シリコン層を溶解し、緩衝フッ酸溶液で
下方の酸化シリコン層を溶解して前記酸化防止マスクを
除去し、洗浄ステップ後,酸素と水蒸気の混合ガス雰囲
気内に於いて850〜1050℃の熱酸化により厚さ5
0〜150Åの二酸化シリコンのゲート絶縁酸化層3 が
形成される。なお、温度が500〜700℃であるLP
CVDでポリシリコンゲート層を1000〜3000Å
に堆積する。前記ポリシリコンゲート層の形成は、シラ
ン(silane)に砒素またはフォスフィンを添加し、同時に
ドープして完成するか、または、前記ポリシリコンゲー
ト層を単独に生成した後、イオン注入を行い、または、
POCl3 でドープする。従来のホトリソグラフィと反
応イオンビームエッチング(RIE) は、前記ポリシリコン
ゲート層のエッチング剤に塩素を使用して、図1に示す
ポリシリコンゲート4 を形成し、プラズマ酸素アッシン
グ(plasma oxygen ashing) と洗浄を経てホトレジスト
剤を除去する。
【0008】軽ドープドソース/ドレイン領域5 は、エ
ネルギー20〜50KeV の燐イオン注入によってドープ
濃度を1E13から1E14 atoms/cm2程度に形成し、温度が4
00〜700℃のLPCVDまたはプラズマエッチング
化学気相成長法により厚さ1500〜4000Åの二酸
化シリコン側壁絶縁層を堆積し、CHF3 をエッチング
剤として異方性反応イオンビームエッチング(RIE) によ
り、前記ポリシリコンゲート層4 の側壁に絶縁スペーサ
6 を形成し、エネルギー30〜80KeV の燐イオン注入
にて、図1に示すドープ濃度1E15〜1E16atoms/cm2 の重
ドープドソース/ドレイン領域7 を形成する。なお、温
度が400〜700℃のLPCVDまたはプラズマエッ
チング化学気相成長法より厚さ5000〜10000Å
の二酸化珪素の絶縁層8 を堆積し、化学機械研磨法で前
記絶縁層8 を平坦化することにより図2に示す平滑地形
面を形成する。次にクラウン型ストレージノードを生成
する第1のホトリソグラフィを使用して、ホトレジスタ
9 を前記絶縁層8 上方に形成し、従来のホトリソグラフ
ィと異方性反応イオンビームエッチング(RIE) にCHF
3 をエッチング剤とし、前記絶縁層8 にストレージノー
ド接触孔10を形成することによって、重ドープドソース
/ドレイン領域7 の上面を露出させ、プラズマ酸素アッ
シングと洗浄にて前記ホトレジスト9 を除去した後、ポ
リシリコン層11a をLPCVDで堆積し、シランに砒素
またはフォスフィンを添加して同時にドープする。前記
ポリシリコン層11a は、温度500〜700℃で厚さ1
000〜2000Åに堆積され、前記ストレージノード
接触孔10を、図3に示すように充填する。
【0009】なお、図3に示す絶縁層12a は、400〜
700℃のLPCVDまたはプラズマエッチング化学気
相成長法より厚さ5000〜10000Åに堆積する。
クラウン型ステージノードは、第2のホトリソグラフィ
で形成される。絶縁メサ12b のレジストマスクにホトレ
ジスト13を使用し、エッチング剤にCHF3 を用いて、
選択的に異方性反応イオンビームエッチング(RIE) で絶
縁メサ12b を形成する。選択性反応イオンビームエッチ
ングガスは、前記絶縁メサ12b の形成過程に於いては、
下方の第1のポリシリコン層をエッチせず、且つ、CH
3 のオーバーエッチに於いて、前記ホトレジスト13に
被覆されていない領域の前記絶縁層12a を完全に除去
し、図4が示すように、ポリシリコンを充填した狭いス
テージノード接触孔10の上に絶縁メサ12b を直接重ね
る。
【0010】プラズマ酸素アッシング(plasma oxygen
ashing) と洗浄によって前記ホトレジスト13を剥離した
後、LPCVDで厚さ500〜1000Åのポリシリコ
ン薄膜14a を堆積する。前記ポリシリコン薄膜14a は、
図5で示されるように、シランにフォスフィン(phosphi
ne) を添加してN型ドープを同時に行うことによって堆
積される。次に、重要である異方性反応イオンビームエ
ッチング(RIE) によってポリシリコン下電極形状を形成
する。塩素(Cl2) をポリシリコンの選択性エッチング剤
とする反応イオンビームエッチング(RIE) は、定時間で
前記絶縁メサ12b の表面上方から前記ポリシリコン層14
a を剥離して、前記絶縁メサ12b の周縁にポリシリコン
絶縁スペーサ14b を形成する。このプロセスは、同時
に、下方絶縁層11a の前記絶縁メサ12b に被覆されてい
ない領域の上方から前記ポリシリコン層14a を剥離す
る。前記選択性エッチング剤塩素(Cl2) の選択性は、前
記ポリシリコン層のエッチが完了する以前は、前記絶縁
メサ12b のエッチングを阻止する。
【0011】引き続き定時間内の異方性反応イオンビー
ムエッチング(RIE) を行って、前記絶縁メサ12b に被覆
されていないエリアの前記ポリシリコン層11a 上に於い
て、前記ポリシリコン層11a が露出する上部をエッチ
し、厚さ500〜1000Åのポリシリコン薄膜11b を
図6が示すように残留させる。前記絶縁メサ12b の剥離
方法を以下に述べる。フッ化水素溶液を使用するウェッ
トエッチプロセス、または、CHF3 をエッチング剤と
するドライ反応イオンビームエッチング(RIE) の選択性
エッチングに於いて、前記絶縁メサ12b を除去すること
により、エッチングされていない前記ポリシリコン層11
a で形成するポリシリコンスペーサ14b を下方ポリシリ
コンから上方へ突出延在させる。このプロセスに於い
て、前記ポリシリコン薄膜11b は、図7が開示するよう
に前記絶縁層8 を保護し、後続の塩素をエッチング剤と
する異方性反応イオンビームエッチング(RIE) によっ
て、前記絶縁層8 上の前記ポリシリコン薄膜11b を選択
的に剥離し、図8に開示するクラウン型ストレージノー
ドの最終形状を形成すると共に、前記ポリシリコンスペ
ーサ14b の間にある前記ポリシリコン層11a を薄くする
ことにより厚さ500〜1000Åのポリシリコン11c
を形成する。クラウン型ストレージノードの形成は後続
ポリシリコンスペーサの高さを影響する。前記絶縁スペ
ーサの厚さの変更よって、表面積の増加量の調整が可能
である。
【0012】図9に、クラウン型ストレージノードを有
するSTC(積層コンデンサ)示す。容量誘電体層15
は、前記クラウン型ストレージノードに重なるように形
成された高誘電定数の絶縁層であって、例えば、スパッ
タリング技術による厚さ10〜100Åの酸化タンタル
(Ta2O5)で形成する。前記容量誘電体層15は、シリコン
オキシニトリド−窒化シリコン−酸化シリコン(ONO) で
あってもよい。ONO層は、厚さ10〜50Åに堆積し
た酸化シリコン層に厚さ10〜20Åの窒化シリコン層
を堆積し、その後に熱酸化によって前記窒化シリコン層
の上部を酸化して前記窒化シリコン層の未酸化部分にシ
リコンオキシニトリド層を形成させて、等価シリコン酸
化物の厚さが40〜80Åである前記酸化シリコン層の
上方に重ね、最後に、温度500〜700℃のLPCV
Dによる厚さ1000〜3000Åの第2のポリシリコ
ン層16を堆積する。前記ポリシリコン層16のドープ作業
は、シランにフォスフィンを添加して堆積と同時に完成
される。さらに、塩素をエッチング剤とするホトリソグ
ラフィ及び反応イオンビームエッチング(RIE) により、
図9に示す上電極と極板を形成する。図9に開示した前
記クラウン型ストレージノードを有するSTC17は、前
記ポリシリコンスペーサ14b と前記下方ポリシリコン11
c 有することによって、表面積が増加し、平面ストレー
ジノード電極のSTCと比較してより大きい容量の提供
が可能である。ホトレジストは、再度のプラズマ酸素ア
ッシングと洗浄プロセスで除去する。
【0013】以上、本発明について、特に実施例を開示
して詳述したが、この方面の技術に精通した者が理解し
うる如何なる方式の変更、または、その局部に於ける可
能な変化は、何れも本発明の主旨と範囲から離脱しえな
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図2】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図3】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図4】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図5】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図6】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図7】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図8】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【図9】クラウン型STCの主要製造プロセスに於ける
製造物の断面図。
【符号の簡単な説明】
1 半導体基板 2 電界酸化層
(FOX)領域 3 ゲート酸化層 4 ポリシリコ
ンゲート 5 軽ドープドソース/ドレイン領域 6 絶縁スペー
サ 7 重ドープドソース/ドレイン領域 8 酸化シリコ
ン絶縁層 9 ホトレジスト 10 ストレージ
ノード接触孔 11a ポリシリコン層 11b ポリシリコ
ン薄膜 11c ポリシリコン 12a 絶縁層 12b 絶縁メサ 13 ホトレジス
ト 14a ポリシリコン薄膜 14b ポリシリコ
ンスペーサ 15 容量誘電体層 16 ポリシリ
コン層 17 クラウン型ストレージノードを有するSTC

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にクラウン型ストレージノ
    ードを有するスタックドコンデンサ(STC) の製造方法で
    あって、 (1) トランスファゲートトランジスタを提供し、 (2) 前記トランスファゲートトランジスタ上に第1の絶
    縁層を堆積し、 (3) 前記第1の絶縁層上にストレージノードの接触孔を
    形成して前記トランスファゲートトランジスタのソース
    とドレイン領域を露出させ、 (4) 前記第1の絶縁層に第1のポリシリコン層を形成
    し、前記ストレージノードの接触孔を完全に充填し、 (5) 第2の絶縁層から前記第1のポリシリコン層上に絶
    縁メサ(insulator mesa)を形成して前記ストレージノー
    ド接触孔に直接堆積させ、 (6) 第2のポリシリコン層から前記絶縁メサの周囲にポ
    リシリコンスペーサを形成し、 (7) 前記第1のポリシリコン層の前記絶縁メサに被覆さ
    れない領域上部を剥離し、前記第1の絶縁層の前記絶縁
    メサに被覆されない領域の前記第1のポリシリコン層に
    薄膜底部を残し、前記ポリシリコンスペーサが付けられ
    た前記絶縁メサをエッチングしていない第1のポリシリ
    コン上に堆積させ、 (8) 前記絶縁メサを剥離し、 (9) 前記第1の絶縁層の上部表面から前記第1のポリシ
    リコン薄膜底部を剥離して、前記ポリシリコンが上方に
    突出する前記ポリシリコンスペーサによって構成される
    クラウン型ストレージノードを形成し、 (10)前記クラウン型ストレージノード上に容量誘電体層
    を形成し、 (11)前記容量誘電体層上にポリシリコンの上部電極を形
    成するステップを具えることを特徴とするクラウン型コ
    ンデンサの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記トランスファゲートトランジスタ
    は、n−チヤネルまたはp−チヤネルMOSFETであ
    って、二酸化珪素ゲート絶縁層と、ポリシリコンゲート
    と、絶縁側壁スペーサおよびNまたはP型のソース/ド
    レイン領域を有することを特徴とする請求項1に記載の
    クラウン型コンデンサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のポリシリコン層は、低圧化学
    気相成長法(LPCVD)により厚さ1000〜2000Åに
    堆積し、シラン雰囲気に砒素または燐を添加して同時に
    ドープして完成することを特徴とする請求項1に記載の
    クラウン型コンデンサの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁メサは、LPCVDまたはプラ
    ズマエッチング化学気相成長法(PECVD) によって厚さ5
    000〜10000Åの絶縁層を堆積し、ホトリソグラ
    フィとCHF3 をエッチング剤とする異方性反応イオン
    ビームエッチング(RIE) によって絶縁層をパタニングし
    て形成することを特徴とする請求項1に記載のクラウン
    型コンデンサの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ポリシリコンスペーサは、前記絶縁
    メサの周縁に、LPCVDによって500〜1000Å
    のポリシリコン薄膜を堆積し、塩素(Cl2をエッチング剤
    とする異方性反応イオンビームエッチング(RIE) によっ
    て形成されることを特徴とする請求項1に記載のクラウ
    ン型コンデンサの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のポリシリコン層の前記絶縁メ
    サに被覆されないエリアの前記上部は、定時間内に、塩
    素(Cl2) をエッチング剤とする異方性反応オンビームエ
    ッチング(RIE) を行い、前記第1の絶縁層上に厚さ50
    0〜1000Åの前記第1のポリシリコン層の薄膜部分
    を残すことを特徴とする請求項1に記載のクラウン型コ
    ンデンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記絶縁メサは、緩衝フッ酸溶液または
    CHF3 をエッチング剤とする異方性反応イオンビーム
    エッチング(RIE) により下方のエッチングされていない
    第1のポリシリコン層から選択的に剥離されることを特
    徴とする請求項1に記載のクラウン型コンデンサの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のポリシリコン層の薄膜底部
    は、塩素(Cl2) をエチング剤とする異方性反応イオンビ
    ームエッチングにより下方の前記第1の絶縁層から選択
    的に剥離することを特徴とする請求項1に記載のクラウ
    ン型コンデンサの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記クラウン型ストレージノードは、下
    方の前記第1のポリシリコン上の前記ポリシリコンスペ
    ーサによって構成され、且つ、前記第1のポリシリコン
    が厚さ500〜1000Åであることを特徴とする請求
    項1に記載のクラウン型コンデンサの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記容量誘電体層は、シリコンオキシ
    ニトリド/窒化シリコン/酸化シリコンによって組成さ
    れ、前記ストレージノードの表面を熱酸化して10〜5
    0Åの酸化シリコン層を形成し、さらに厚さ10〜20
    Åの窒化珪素層を堆積し、なお、前記の酸化した窒化シ
    リコン層の上部を熱酸化することにより、窒化シリコン
    の未酸化部分の上にシリコンオキシニトリド層を形成
    し、前記酸化シリコン層に堆積することを特徴とする請
    求項1に記載のクラウン型コンデンサの製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上のクラウン型ストレージ
    ノードにダイナミックラム(DRAM)の積層コンデンサの表
    面積を増加する製造方法に於いて、 (1) トランスファゲートトランジスタを提供し、 (2) 前記トランスゲートファトランジスタ上に第1の絶
    縁層を堆積し、 (3) 第1のホトリソグラフィを用い、且つ、異方性反応
    イオンビームエッチングにより前記第1の絶縁層上にス
    トレージノード接触孔を設け、前記ストレージノード接
    触孔の底部に前記トランスファゲートトランジスタのソ
    ースとドレインを露出させ、 (4) 前記第1の絶縁層表面上に、第1のポリシリコン層
    を堆積すると同時に該第1のポリシリコン層をドープ
    し、且つ、前記ストレージノード接触孔を完全に充填
    し、 (5) 同時にドープした前記第1のポリシリコン層上に第
    2の絶縁層を堆積し、 (6) 第2のホトリソグラフィを用い、異方性反応イオン
    ビームエッチングによって、同時にドープした前記第1
    のポリシリコン層上に絶縁メサを形成し、 (7) 第2のポリシリコン薄膜を堆積し、 (8) 第1の定時間内に異方性反応イオンビームエッチン
    グ(RIE) により前記第2のポリシリコン薄膜にポリシリ
    コンスペーサを生成させ、 (9) 第2の定時間内に異方性反応イオンビームエッチン
    グにより前記第1の絶縁層の前記絶縁メサに被覆されて
    いないエリアの表面に、同時にドープした前記第1のポ
    リシリコン層の上部を剥離し、前記第1の絶縁層の上部
    表面に、同時にドープした前記第1のポリシリコン層の
    底部を残し、 (10)前記絶縁メサを剥離して、同時にドープした前記第
    1のポリシリコン層のエッチングされていない領域に組
    成される前記第1のポリシリコンを露出させ、 (11)前記第1の絶縁層の表面から選択的に同時にドープ
    した前記第1のポリシリコン層底部を剥離することによ
    って、前記第1のポリシリコンによって上方に突出する
    前記ポリシリコンスペーサで組成される前記クラウン型
    ストレージノードを構成するようにし、 (12)前記クラウン型ストレージノード上に容量誘電体層
    を形成し、 (13)前記容量誘電体層上にポリシリコンの上電極を形成
    する, ステップ等を具えることを特徴とするクラウン型コンデ
    ンサの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記トランスファゲートトランジスタ
    は、n−チヤネルまたはp−チヤネルMOSFETであ
    って、酸化シリコンゲート絶縁層と、ポリシリコンゲー
    ト構造と、絶縁側壁およびNまたはP型のソース/ドレ
    イン領域を有することを特徴とする請求項11に記載のク
    ラウン型コンデンサの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の絶縁層は、400℃〜70
    0℃のLPCVDまたはプラズマエッチング化学気相成
    長法より厚さ1000〜2000Åに堆積した酸化シリ
    コンであることを特徴とする請求項11に記載のクラウン
    型コンデンサの製造方法。
  14. 【請求項14】 同時にドープされる前記第1のポリシ
    リコン層は低圧化学気相成長法(LPCVD) を用い、且つ、
    シリコンに砒素またはフオスフィンをシラン雰囲気に添
    加調合し、500℃〜700℃で厚さ1000〜200
    0Åに堆積した層であることを特徴とする請求項11に記
    載のクラウン型コンデンサの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の絶縁層は、500℃〜70
    0℃のLPCVDまたはプラズマエッチング化学気相成
    長法によって厚さを5000〜10000Åに堆積した
    層であることを特徴とする請求項11に記載のクラウン型
    コンデンサの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記絶縁メサは、前記第2のホトリソ
    グラフィと、CHF3 をエッチング剤とする異方性反応
    イオンビームエッチング(RIE) によって形成されること
    を特徴とする請求項11に記載のクラウン型コンデンサの
    製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第2のポリシリコン薄膜は、LP
    CVDによって約500〜1000Åに堆積した層であ
    ることを特徴とする請求項11に記載のクラウン型コンデ
    ンサの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記ポリシリコンスペーサは、前記第
    2のポリシリコン薄膜上に塩素をエッチング剤とし、前
    記第1の定時間内に異方性反応イオンビームエッチング
    (RIE) によって形成されることを特徴とする請求項11に
    記載のクラウン型コンデンサの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第2の時間内に於ける異方性反応
    イオンビームエッチング(RIE) は、塩素をエッチング剤
    とし、同時にドープする前記第1のポリシリコン層上部
    を剥離するために用いられ、且つ、前記第1の絶縁層表
    面上に500〜1000Åの同時にドープする前記第1
    のポリシリコン層の前記薄膜底部を残すことを特徴とす
    る請求項11に記載のクラウン型コンデンサの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記絶縁メサは、緩衝フッ酸溶液また
    はCHF3 をエッチング剤とする異方性反応イオンビー
    ムエッチング(RIE) によって下方のエッチングされてい
    ない第1のポリシリコン層から選択的に剥離することを
    特徴とする請求項11に記載のクラウン型コンデンサの製
    造方法。
  21. 【請求項21】 同時にドープされた前記第1のポリシ
    リコンの薄膜底部は、塩素をエッチング剤とする異方性
    反応イオンビームエッチング(RIE) によって前記第1の
    絶縁層から選択的に剥離することを特徴とする請求項11
    に記載のクラウン型コンデンサの製造方法。
  22. 【請求項22】 前記容量誘電体層は、シリコンオキシ
    ニトリド/窒化シリコン/酸化シリコン(0N0) であっ
    て、等価シリコン酸化物の厚さが40〜80Åであっ
    て、前記ストレージノードに厚さ10〜50Åの薄い酸
    化シリコン層を成長させ、さらに10〜20Åの厚さの
    窒化シリコン層を堆積し、前記窒化シリコン層の上部を
    酸化して前記窒化シリコン層の未酸化部分にシリコンオ
    キシニトリド層を形成させ、前記薄い酸化シリコン層上
    に堆積することを特徴とする請求項11に記載のクラウン
    型コンデンサの製造方法。
  23. 【請求項23】 前記積層コンデンサのポリシリコン上
    部電極は、LPCVDにて1000〜3000Åの厚さ
    に堆積されると同時にドープされたポリシリコン層で形
    成され、塩素をエッチング剤とする異方性反応イオンビ
    ームエッチング(RIE) によりパターニングされることを
    特徴とする請求項11に記載のクラウン型コンデンサの製
    造方法。
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