JP3024675B2 - ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子 - Google Patents

ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子

Info

Publication number
JP3024675B2
JP3024675B2 JP09005086A JP508697A JP3024675B2 JP 3024675 B2 JP3024675 B2 JP 3024675B2 JP 09005086 A JP09005086 A JP 09005086A JP 508697 A JP508697 A JP 508697A JP 3024675 B2 JP3024675 B2 JP 3024675B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tree
trunk
semiconductor memory
conductive layer
segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09005086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1079485A (ja
Inventor
チャオ ファン−チン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
United Microelectronics Corp
Original Assignee
United Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from TW85109989A external-priority patent/TW306034B/zh
Application filed by United Microelectronics Corp filed Critical United Microelectronics Corp
Publication of JPH1079485A publication Critical patent/JPH1079485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024675B2 publication Critical patent/JP3024675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ素子
に係り、詳しくは、主に転送トランジスタと電荷蓄積コ
ンデンサとから成るダイナミックランダムアクセス記憶
装置(DRAM)セルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、DRAM装置のメモリセルの回
路図である。図に示すように、DRAMセルは、転送ト
ランジスタTと電荷蓄積コンデンサCとにより構成され
ている。転送トランジスタTのソースは、対応するビッ
ト線BLに接続され、転送トランジスタTのドレイン
は、電荷蓄積コンデンサCの蓄積電極6に接続されてい
る。また、転送トランジスタTのゲートは、対応するワ
ード線WLに接続され、コンデンサCの対向電極8は、
定電力電源に接続されている。さらに、蓄積電極6と対
向電極8との間に誘電体膜7が供給されている。
【0003】DRAM作製工程において、記憶容量が1
M(メガ=100万)ビット未満である従来型DRAM
の場合、プレーナ型コンデンサと呼ばれる2次元コンデ
ンサが主に使用されている。プレーナ型コンデンサを用
いたメモリセルを備えたDRAMの場合、半導体基板の
主表面上に電荷が蓄積されることから、この主表面は、
面積が広くなくてはならない。したがって、このタイプ
のメモリセルは、集積度の高いDRAMには適していな
い。メモリが4Mビット以上のDRAMのような高集積
DRAMに対して、これまでにスタック型またはトレン
チ型コンデンサと呼ばれる3次元コンデンサが導入され
てきた。
【0004】このスタック型またはトレンチ型コンデン
サによって、同程度の大きさでより大きいメモリが得ら
れるようになった。しかし、記憶容量が64Mビットの
超大規模集積回路(VLSI)などのようなさらに集積
度の高い半導体素子を実現するためには、従来のスタッ
ク型またはトレンチ型のような簡単な3次元構造による
コンデンサでは不充分であることが明らかになった。
【0005】コンデンサ容量の改善策として、いわゆる
フィン型スタック化コンデンサの使用を挙げることがで
き、このコンデンサは、エマ他の「16メガおよび64
メガDRAM向け3次元スタック化コンデンサセル(3
−DimensionalStacked Capac
itor Cell for 16M and 64M
DRAMs)」(国際電子デバイス会合(Inter
nationalElectron Devices
Meeting)、592〜595頁、1988年12
月号)に開示されている。フィン型スタック化コンデン
サは、複数のスタック化層にフィン型に延びている電極
および誘電体膜を具備している。フィン型スタック化コ
ンデンサを備えたDRAMも、米国特許第5,071,
783号(タグチ他)、第5,126,810号(ゴト
ウ)、第5,196,365号(ゴトウ)、第5,20
6,787号(フジオカ)に開示されている。
【0006】コンデンサ容量の別の改善策として、いわ
ゆるシリンダー型スタック化コンデンサの使用が挙げら
れ、このコンデンサは、ワカミヤ他の「64メガビット
DRAM向け新型スタック化コンデンサセル(Nove
l Stacked Capacitor Cell
for 64−MbDRAM)」(VLSI技術文書テ
クノロジーダイジェストに関する1989年シンポジウ
ム(1989 Symposium on VLSI
Techinology Digest ofTech
ncal Papers)、69〜70頁)に開示され
ている。このシリンダー型スタック化コンデンサは、シ
リンダー型に延びている電極および誘電体膜を具備して
いることから、電極の表面積が増えている。シリンダー
型スタック化コンデンサを備えたDRAMもまた、米国
特許第5,077,688号(クマノヤ他)に開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】集積度の増加傾向によ
り、平面上のDRAMセルのサイズ(平面上を占める面
積)をさらに縮小しなければならない。一般に、セルサ
イズの縮小は、電荷蓄積容量(キャパシタンス)の減少
につながるうえ、キャパシタンスが減少するにつれて、
α線の発生によりソフトエラーが生じる可能性が高くな
る。このため、この技術分野では、同じキャパシタンス
が得られると同時に平面上を占める面積がさらに少ない
蓄電コンデンサの新たな構造の設計と、その構造を作成
する適切な方法がなお必要とされている。
【0008】そこで、本発明は、電荷蓄積面積を広くで
きるツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の前記および他の
目的により、新規の改良型半導体メモリ素子およびその
作製方法を提供する。
【0010】本発明による半導体メモリ素子は、データ
を表す電荷を確実に蓄電するためのさらに広い面積を有
するツリー型コンデンサを具備している。このツリー型
コンデンサは、トランク状導電層と1またはそれ以上の
ブランチ状導電層とから成る蓄積電極を備えている。こ
のトランク状導電層は、半導体メモリ素子内の転送トラ
ンジスタのソース/ドレイン領域のいずれかひとつに電
気的に接続されている。また、ブランチ状導電層は、1
端がトランク状導電層に接続されており、その表面積を
広くできるような多様な形状に構成することができる。
誘電体層は、トランク状導電層とブランチ状導電層の露
出面に形成され、ツリー型コンデンサの対向電極として
働く誘電体層の上にオーバーレイ導電層が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の他の目的と特徴と利益
は、好適であると同時に非限定的な実施例に関する次の
詳細な説明から明らかになるであろう。後述する添付図
面を参照しながら以下に説明する。
【0012】(実施の形態1)図2〜図8を参照しなが
ら、本発明によるツリー型電荷蓄積コンデンサを備えた
半導体メモリ素子の第1の実施形態について説明する。
半導体メモリ素子の本実施形態は、本発明による半導体
メモリ素子を作製する第1の好適な方法により製造する
ことができる。
【0013】図2について説明すると、シリコン基板1
0の表面が、ロコス(LOCOS:シリコン選択酸化)
法により熱酸化され、これにより、例えば、厚さが約3
000オングストロームのフィールド酸化膜12が形成
される。次に、シリコン基板10を熱酸化処理すること
により、例えば、厚さ約150オングストロームのゲー
ト酸化膜14が形成される。さらに、化学的気相成長法
(CVD)や減圧CVD(LPCVD)により、例え
ば、厚さ約2000オングストロームのポリシリコン膜
が、シリコン基板10の表面全体に蒸着される。抵抗の
低いポリシリコン膜を実現するためには、リンイオンな
どの適切な不純物がポリシリコン膜に拡散される。ポリ
シリコン膜上に耐熱金属層が蒸着された後、アニール工
程を実行してポリサイドを形成することにより、該膜の
抵抗がさらに低下することが好ましい。この耐熱金属は
タングステン(W)でもよく、厚さは、例えば、約20
00オングストロームである。次に、図2に示すよう
に、ポリサイドにパターニング処理を施してゲート電極
(ワード線)WL1〜WL4を形成する。さらに、例え
ば、ヒ素イオンがエネルギー70KeVでシリコン基板
10に拡散されて、例えば、約1×1015原子/cm2
の不純物濃度となる。この段階では、ワード線WL〜W
L4は、マスク層として使用される。これにより、ドレ
イン領域16aおよび16bとソース領域18aおよび
18bとは、シリコン基板10に形成される。
【0014】次に、図3について説明する。次の段階で
は、CVD法により、例えば、ホウ素リンケイ酸ガラス
(BPSG)の平坦化絶縁層20を、例えば、約700
0オングストローム厚さまで蒸着する。さらに、同じ方
法によりエッチング保護層22を形成するが、この層
は、例えば、厚さ約1000オングストロームの、例え
ば、シリコン窒化膜でもよい。その後、ウェハ上に、例
えば、二酸化ケイ素の厚い絶縁層が、例えば、約700
0オングストロームの厚さまで蒸着される。したがっ
て、従来のホトリソグラフィ法およびエッチング法を用
いて、凹部23によって境界が定まる絶縁柱24を画定
する。図3ではそれぞれ別々の多くの場所に絶縁柱24
が示されているが、実際にはこの絶縁柱24は一体とな
っており、このことは上から見た場合に明らかである。
【0015】今度は、図4について説明する。次の段階
では、CVD法により、第1絶縁層26、ポリシリコン
層28、および第2絶縁層30が順次形成される。第1
および第2絶縁層26および30は、酸化シリコンによ
り形成されることが好ましい。第1絶縁層26およびポ
リシリコン層28は、それぞれ、例えば約1000オン
グストロームの厚さに蒸着され、第2絶縁層30は、例
えば約7000オングストロームの厚さに蒸着される。
ヒ素(As)イオンをポリシリコン層28に拡散させて
導電性を高めることができる。
【0016】次に図5について説明すると、次の段階に
おいて、ポリシリコン層28の上部が滑らかになるま
で、図4のウェハ表面に化学機械研磨(CMP)が施さ
れる。これにより、ポリシリコン層28の残りの部分
は、図5から明らかなように、28aと28bとによっ
て示される多数の独立した区分に分離される。
【0017】図6について説明すると、従来のホトリソ
グラフィ法ならびにエッチング法により、絶縁層30、
ポリシリコン層の区分28aおよび28b、絶縁層2
6、エッチング保護層22、絶縁層20、およびゲート
酸化膜14に対して順次選択的にエッチングを施す。こ
れにより、蓄積電極コンタクトホール32aおよび32
bが形成される。蓄積電極コンタクトホール32aおよ
び32bは、それぞれ、絶縁層30の上部表面からドレ
イン領域16aおよび16bの上部表面まで延びてい
る。次に、ポリシリコン膜の蒸着およびエッチングバッ
クによって蓄積電極コンタクトホール32aおよび32
bをポリシリコン層34aおよび34bで補充する。
【0018】図7について説明すると、次の段階では、
エッチング終点としてエッチング保護層22を備えたウ
ェハ上にウェットエッチングが施され、絶縁層26およ
び30と絶縁柱24を除去できるようにする。残りのツ
リートランク状ポリシリコン層34aおよび34bとブ
ランチ状ポリシリコン層28aおよび28bの組み合わ
せにより、DRAMのコンデンサ向けツリー状蓄積電極
を形成する。トランク状ポリシリコン層34aおよび3
4bは、DRAM内の転送トランジスタのドレイン領域
16aおよび16bにそれぞれ電気的に接続されてい
る。ブランチ状ポリシリコン層28aおよび28bの各
々の断面がほぼL型であり、かつ大体の水平断面がトラ
ンク状ポリシリコン層34aおよび34bと電気的に接
触している。この特定の形状により、以後、本明細書に
おいて該蓄積電極を「ツリー状蓄積電極」と呼び、した
がって、該コンデンサを「ツリー型コンデンサ」と呼ぶ
ことにする。
【0019】図8について説明すると、次の段階では、
誘電体膜36aおよび36bがそれぞれツリー状蓄積電
極(34a、28a)およびツリー状蓄積電極(34
b、28b)上に形成される。誘電体膜36aおよび3
6bは、例えば、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、NO(窒
化ケイ素/二酸化ケイ素)、ONO(二酸化ケイ素/窒
化ケイ素/二酸化ケイ素)類により形成可能である。次
に、蓄積電極(34a、28a)および(34b、28
b)に対向するポリシリコンの対向電極38が誘電体膜
36aおよび36b上に形成される。対向電極38の形
成工程は、CVD法により、ポリシリコン層を、例え
ば、約1000オングストローム厚さに蒸着する第1の
段階と、N型不純物をポリシリコン層に拡散して導電率
を高める第2の段階と、従来のホトリソグラフィ法なら
びにエッチング法によってポリシリコン層の選択部分に
エッチングを施す最終段階とから成る。これでDRAM
内のツリー型コンデンサの作製は完了する。
【0020】DRAMチップの作製を完了するには、引
き続き、ビット線の作製段階と、パッドの接着段階と、
相互接続段階と、パッシベーション段階と、パッケージ
段階を経なければならない。ただし、これらの各段階
は、従来技術しか含んでおらず、本発明の精神と範囲か
ら外れることから、その詳細な説明はここでは省略す
る。
【0021】(実施の形態2)前述した第1実施形態に
おいて、開示されたツリー型コンデンサはブランチ型電
極を1つだけ有している。しかしながら、ブランチの数
は1つに限られておらず、2以上であってもよい。以下
に、図9〜図12を参照しながら、2つのブランチによ
る電極を備えた第2実施形態のツリー型コンデンサを説
明する。第2実施形態のツリー型コンデンサは、図3の
ウェハ構造によるものである。図3のものと同一の図9
〜図12の要素には、同じ符号が付けられている。
【0022】図3と共に図9について説明する。CVD
法を用いて、第1絶縁層40、第1ポリシリコン層4
2、第2絶縁層44、第2ポリシリコン層46、および
第3絶縁層48などの絶縁層とポリシリコン層とが交互
に順次形成される。絶縁層40、44、48は、例え
ば、酸化シリコンにより形成されることが好ましい。絶
縁層40および44とポリシリコン層42および46
は、それぞれ、例えば、約1000オングストローム厚
さに蒸着され、絶縁層48は、例えば、約7000オン
グストローム厚さに蒸着される。ポリシリコン層42お
よび46は、ヒ素(As)イオンにより拡散して導電率
を高めることができる。
【0023】次に、図10について説明すると、次の段
階では、図9に示すウェハ表面にCMP法が適用され、
ポリシリコン層42および46の上部が研磨される。こ
れにより、ポリシリコン層42および46の残りの部分
は、符号42aおよび46aと42bおよび46bによ
って示される多数の独立した区分に分離される。
【0024】次に図11について説明すると、次の段階
において、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッチン
グ法によって、絶縁層48(図10を参照)の上部表面
からドレイン領域16aおよび16bの表面にかけて蓄
積電極コンタクトホールを形成する。次に、まず初めに
CVD法を用いて蓄積電極コンタクトホールがポリシリ
コン層50aおよび50bで補充されてポリシリコン層
の蒸着が行われた後、ポリシリコン層の部分にエッチン
グバック処理を施す。次に、絶縁層40、44、48お
よび絶縁柱24を除去できるように、エッチング保護層
22がエッチング終点となるウェハにウェットエッチン
グ処理が施される。残りのトランク状ポリシリコン層5
0aおよび50bとブランチ状ポリシリコン層42aお
よび46bと42bおよび46bとを組み合わせて、2
つのツリー状蓄積電極を形成する。トランク状ポリシリ
コン層50aおよび50bが、DRAM内の転送トラン
ジスタのドレイン領域16aおよび16bにそれぞれ電
気的に接続される。ブランチ状ポリシリコン層42aお
よび46aと42bおよび46bの断面が各々ほぼL字
形となっており、ほぼ水平な断面がトランク状ポリシリ
コン層50aおよび50bと接している。
【0025】さらに、図12について説明すると、次の
段階において、誘電体膜52aおよび52bが、それぞ
れツリー状蓄積電極(50a、46a、42a)および
(50b、46b、42b)上に形成される。次に、対
向ポリシリコン電極54が、誘電膜52aおよび52b
上に形成される。対向電極54の形成法は、CVD法に
よりポリシリコン層を蒸着する第1段階と、ポリシリコ
ン層にN型不純物を拡散して導電率を高める第2段階
と、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッチング法に
よりポリシリコン層の選択部分にエッチングを施す最終
段階とから成る。以上の段階が終わると、DRAMにお
けるツリー型コンデンサの作製が完了する。
【0026】(実施の形態3)上述の第1および第2実
施形態において、ツリー状蓄積電極のブランチ状部分の
最下層部は、エッチング保護層22から離れている。し
かし、本発明は、このような構造に限定されていない。
各ツリー状蓄積電極のブランチ状部分の最下層がエッチ
ング保護層22と接している本発明の第3実施形態につ
いて、図13および図14を参照しながら以下に説明す
る。
【0027】第3実施形態のツリー型コンデンサも、図
3の構造に基づいて作製される。図3のものと同一の図
13〜図14の要素には、同じ符号が付けられている。
【0028】まず初めに図3と共に図13について説明
すると、CVD法により、第1ポリシリコン層60、第
1絶縁層62、第2ポリシリコン層64、および第2絶
縁層66などの絶縁層とポリシリコン層とが交互に順次
形成される。
【0029】次に図14について説明すると、次の段階
において、図13に示すウェハ表面にCMP製法が適用
され、ポリシリコン層60および64の上部が研磨され
る。これにより、ポリシリコン層60および64の残り
の部分は、符号60aおよび64aと60bおよび64
bによって示される多数の独立した区分に分離される。
次に、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッチング法
によって蓄積電極コンタクトホールを形成する。さら
に、蓄積電極コンタクトホールは、ポリシリコン層68
aおよび68bで補充される。その後、絶縁層62およ
び66を除去できるように、エッチング保護層22がエ
ッチング終点となっているウェハ上にウェットエッチン
グが施される。
【0030】残りのトランク状ポリシリコン層68aお
よび68bとブランチ状ポリシリコン層60aおよび6
4bと60bおよび64bを組み合わせて、2つのツリ
ー状蓄積電極が形成される。トランク状ポリシリコン層
68aおよび68bは、それぞれ、DRAM内の転送ト
ランジスタのドレイン領域16aおよび16bに電気的
に接続されている。ブランチ状ポリシリコン層60aお
よび64aと60bおよび64bの各々の断面形状がほ
ぼL字形であり、ほぼ水平な断面がトランク状ポリシリ
コン層68aおよび68bに接している。本実施形態で
は、ツリー状蓄積電極のブランチ状ポリシリコン層60
aおよび60bが、エッチング保護層22と接触してい
る。これにより、第1、第2、および第3実施形態に対
して、すでに述べた通り、誘電体膜と対向ポリシリコン
電極が形成可能となる。以上で、DRAM内のツリー型
コンデンサの作製が完了する。
【0031】(実施の形態4)前述の3つの実施形態に
おいて、各ツリー型コンデンサのツリー状蓄積電極のト
ランク状部分は、一体に形成された半導体素子である
が、本発明は、このような構造に限定されていない。以
下に、各ツリー状蓄積電極のトランク状部分が複数の半
導体素子から成る第4実施形態について、図15〜図1
8を参照しながら説明する。
【0032】第4実施形態のツリー型コンデンサもま
た、図2の構造に基づいて作製される。図2のものと同
一の図15〜図18の要素には、同じ符号が付けられて
いる。
【0033】まず初めに、図2と共に図15について説
明すると、CVD法により、例えば、BPSGのウェハ
上に平坦化絶縁層70を蒸着する。次に、同じ方法によ
り、例えば、窒化ケイ素のエッチング保護層72を蒸着
する。その後、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッ
チング法により、エッチング保護層72と平坦化絶縁層
70の選択部分にエッチングが施され、エッチング保護
層72の上部表面からドレイン領域16aおよび16b
の上部表面にかけて蓄積電極コンタクトホール76aお
よび76bを形成する。次に、CVD法によって、蓄積
電極コンタクトホール76aおよび76bを埋めるポリ
シリコン層をウェハ上に蒸着する。該ポリシリコン層
は、不純物を拡散して導電率を高めることができる。さ
らに、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッチング法
によって、T字形素子74aおよび74bを画定し、D
RAM内のメモリセル向けコンデンサ電荷蓄積電極の各
底部を形成する。
【0034】次に、図16について説明すると、次の段
階において、例えば、二酸化ケイ素の厚膜絶縁層がウェ
ハ上に蒸着される。その後、従来のホトリソグラフィ法
ならびにエッチング法によって絶縁層の選択部分にエッ
チングが施され、絶縁柱78が形成される。さらに、C
VD法を用いて、第1絶縁層80、ポリシリコン層8
2、および第2絶縁層84が順次形成される。
【0035】次に、図17について説明する。次の段階
において、図16に示すウェハ表面にCMP製法による
処理が施され、ポリシリコン層82の上部が研磨され
る。これにより、ポリシリコン層82の残りの部分は、
符号82aおよび82aによって示される多数の独立し
た区分に分離される。
【0036】図18について説明すると、次の段階にお
いて、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッチング法
によって、第2絶縁層84、ポリシリコン層82aおよ
び82b、第1絶縁層80の選択部分に順次エッチング
を施して、絶縁層84の上部表面からツリー状蓄積電極
のT字形素子74aおよび74bの上部表面にかけてコ
ンタクトホールを形成する。次に、該コンタクトホール
がポリシリコンで補充され、ツリー状蓄積電極の上部8
6aおよび86bが形成される。該コンタクトホールに
ポリシリコンを補充する工程は、CVD法によってポリ
シリコン層を蒸着する第1段階と、ポリシリコン層にエ
ッチングバック処理を施す第2段階とから成る。その
後、エッチング終点としてエッチング保護層72を備え
たウェハ上にウェットエッチングが施され、絶縁層84
および80と絶縁柱78とを除去できるようにする。以
上で、DRAM内のツリー型コンデンサの蓄積電極の作
製は完了する。本実施形態は、蓄積電極の各々が、底部
にT字形素子74aおよび74bから延びているほぼ水
平な断面をさらに具備している点で、図7の実施形態と
は異なっている。これにより、第1、第2、および第3
実施形態に対し、すでに述べた通り、誘電体膜および対
向ポリシリコン電極が形成可能となる。その形成後に、
DRAM内のツリー型コンデンサの作製が完了する。
【0037】(実施の形態5)前述した4つの実施形態
において、ツリー状蓄積電極のトランク状部分は、固体
半導体素子であるが、本発明は、そのような構造に限定
されていない。以下に、図19および図20を参照しな
がら、各ツリー状蓄積電極のトランク状部分が中空とな
っている第5実施形態について説明する。
【0038】第5実施形態のツリー型コンデンサは、図
5の構造に基づいている。図5のものと同一な図19お
よび図20の要素には、同じ符号が付けられている。
【0039】まず初めに、図5と共に図19について説
明すると、上記の作製が図5の段階に達したら、従来の
ホトリソグラフィ法ならびにエッチング法により、絶縁
層30、ブランチ状ポリシリコン層28aおよび28
b、絶縁層26、エッチング保護層22、平坦化絶縁層
20、およびゲート酸化膜14の選択部分にエッチング
を施して、絶縁層30の上部表面からドレイン領域16
aおよび16bの上部表面にかけて蓄積電極コンタクト
ホール87aおよび87bを形成する。次に、CVD法
によって、ポリシリコン層が、蓄積電極コンタクトホー
ル87aおよび87bの内壁にのみ形成され、かつ該ホ
ールの補充を行わないようなやり方でポリシリコン層の
蒸着を行う。その後、従来のホトリソグラフィ法ならび
にエッチング法によって、DRAM内のメモリセルの各
蓄積電極に対し、トランク状ポリシリコン層88aおよ
び88bを画定する。図19に示す通り、トランク状ポ
リシリコン層88aおよび88bの各々の断面がほぼU
字形であり、蓄積電極が大量の電荷を蓄積できるさらに
広い面積が得られる。
【0040】次に、図20について説明すると、次の段
階において、エッチング終点としてエッチング保護層2
2を備えたウェハ上にウェットエッチング処理が施さ
れ、絶縁層30および26と絶縁柱24を除去する。以
上で、DRAM内のツリー型コンデンサの蓄積電極の作
製が完了する。蓄積電極のトランク状部分、すなわち、
トランク状ポリシリコン層88aおよび88bが中空で
あり、かつその断面がU字形となって蓄積電極の表面積
を広くしている点で、本実施形態は図7の実施形態とは
異なっている。これにより、第1、第2、および第3実
施形態に対し、すでに述べた通り、誘電体膜および対向
ポリシリコン電極が形成可能となる。その形成後、DR
AM内のツリー形コンデンサの作製が完了する。
【0041】(実施の形態6)図21および図22に、
本発明の第6実施形態が示されている。本実施形態もま
た、各ツリー状蓄積電極のトランク状部分が中空となっ
ている。第6実施形態のツリー型コンデンサは、図17
の構造に基づき作製される。図17のものと同一な図2
1および図22の要素には、同じ符号が付けられてい
る。
【0042】まず初めに、図17と共に図21について
説明する。作製の進度が図17の段階に達したら、従来
のホトリソグラフィ法ならびにエッチング法によって、
絶縁層84、ポリシリコン層82aおよび82b、絶縁
層80の選択部分にエッチングを施して、絶縁層84の
上部表面から蓄積電極のT字形素子74aおよび74b
の上部表面にかけて下方に拡がるコンタクトホール90
aおよび90bを形成する。次に、CVD法によってポ
リシリコン層を蒸着してから、エッチングバックにより
コンタクトホール90aおよび90bの内壁に側壁スペ
ーサ92aおよび92bを形成する。側壁スペーサ92
aおよび92bは、ツリー状蓄積電極の上部トランク状
部分を構成し、断面がU字形の中空状であることから、
表面積がさらに広い蓄積電極を実現している。
【0043】次に、図22について説明すると、次の段
階において、エッチング保護層72をエッチング終点と
するウェハ上にウェットエッチングが施され、絶縁層8
4および80と絶縁柱78が除去される。以上により、
DRAM内のツリー型コンデンサの蓄積電極の作製は完
了する。本実施形態は、各トランク状電極の上部が中空
であり、断面がU字形である点において、図18のもの
とは異なっている。これで、第1、第2、および第3実
施形態の説明ですでに述べた通り、誘電体膜と対向ポリ
シリコン電極を形成することができる。その形成が終わ
ると、DRAM内のツリー型コンデンサの作製が完了す
る。
【0044】(実施の形態7)前述した第6実施形態に
おいて、ツリー状蓄積電極のブランチ状部分の断面は、
2本の直線セグメントによるかぎ状のL字形であるが、
本発明は、そのような構造に限定されていない。直線セ
グメント数は、3以上に増やすことができる。図23〜
図28を参照しながら、各ツリー状蓄積電極のブランチ
状部分が4つの直線セグメントによるかぎ状の屈曲部を
備えた第7実施形態について、以下に説明する。
【0045】第7実施形態のツリー型コンデンサは、図
2の構造を基にしている。また、図2のものと同一な図
23〜図28の要素には、同じ符号が付けられている。
【0046】まず初めに、図2と共に図23について説
明する。作製の進度が図2の段階に達したら、CVD法
により、例えば、BPSGの平坦化絶縁層100を蒸着
する。次に、同じ方法によってエッチング保護層の蒸着
を行うが、これは、例えば、窒化ケイ素層102でもよ
い。次に、例えば、二酸化ケイ素の厚膜絶縁層がウェハ
上に蒸着される。この後、従来のホトリソグラフィ法に
よりホトレジスト層106が形成された後、露出してい
る二酸化ケイ素層に異方性エッチングが施されて突起型
絶縁層104および下層絶縁層103が形成される。
【0047】次に、図24について説明すると、次の段
階において、ホトレジスト浸蝕法により、ホトレジスト
層106の一部を腐食させて、幅と厚さ(高さ)のいず
れも減少するようなホトレジスト層106aを形成す
る。これにより、腐食される前のホトレジスト層106
の下に予め形成されている突起型絶縁層104の表面の
一部が露出する。
【0048】さらに、図25について説明すると、次の
段階で、エッチング保護層としての役割を果たす窒化ケ
イ素層102が露出するまで、突起型絶縁層104の露
出表面と下層絶縁層103に異方性エッチングが施され
る。その結果、階段状の側壁を有する突起型絶縁層10
4aが形成される。その後、ホトレジスト層が除去され
る。
【0049】次に、図26について説明すると、次の段
階は、図4および図5に示す段階と同様であり、CVD
法により、第1絶縁層108、ポリシリコン層、および
第2絶縁層112を順次形成してから、ウェハ表面にC
MP製法を適用してポリシリコン層の上部を研磨する。
その結果、ポリシリコン層の残りの部分は、符号110
aおよび110bによって示される多数の独立した区分
に分離される。
【0050】図27について説明すると、次の段階で、
従来のホトリソグラフィ法ならびにエッチング法によっ
て、絶縁層112、ポリシリコン層110aおよび11
0b、絶縁層108、窒化ケイ素層102、平坦化絶縁
層100、およびゲート酸化膜14の選択部分に順次エ
ッチングを施し、絶縁層112の上部表面からドレイン
領域16aおよび16bの上部表面にかけて蓄積電極コ
ンタクトホール114aおよび114bを形成する。そ
の後、まず初めにCVD法によりポリシリコン層の蒸着
を行ってからポリシリコン層の一部がエッチングバック
されて、蓄積電極コンタクトホール114aおよび11
4bがポリシリコン層116aおよび116bにより補
充される。
【0051】さらに図28について説明すると、次の段
階において、エッチング終点として窒化ケイ素層102
を備えたウェハ上にウェットエッチングを施して、二酸
化ケイ素から成る絶縁層112および108と絶縁柱1
04aを除去する。これにより、DRAM内のツリー型
コンデンサの蓄積電極の作製は完了する。これで、第
1、第2、および第3実施形態のところですでに述べた
通り、誘電体膜および対向ポリシリコン電極を形成する
ことができる。その形成が終了すると、DRAM内のツ
リー型コンデンサの作製は完了する。
【0052】図28に示すように、ツリー型コンデンサ
の蓄積電極は、トランク状ポリシリコン層116aおよ
び116bと、各々4つの直線セグメントから成るかぎ
形のブランチ状ポリシリコン層110aおよび110b
を備えている。トランク状ポリシリコン層116aおよ
び116bは、DRAM内の転送トランジスタのドレイ
ン領域16aおよび16bに電気的に接続されている。
ブランチ状ポリシリコン層110aおよび110bの最
下層に当たる水平セグメントは、トランク状ポリシリコ
ン層116aおよび116bに接している。
【0053】本実施形態による絶縁柱または突起型絶縁
層は、電荷を蓄積する面積をより広くしたブランチ状ポ
リシリコン層を形成できるような形状に修正される。し
かしながら、絶縁柱および突起型絶縁層の個々の形状
は、ここに述べられているものに限定されるわけではな
い。したがって、例えば、図3を参照した場合、厚膜絶
縁層の一部を食刻する場合に、異方性エッチングの代わ
りに、等方性エッチングまたはウェットエッチングを採
用することが可能である。これにより、図示したような
矩形の絶縁層ではなく、三角形に近い形の絶縁層を形成
することができる。さらに、再度図3を参照すると、絶
縁柱24の形成後、絶縁柱24の側壁に側壁絶縁層を形
成することができ、これにより、異なる形状の絶縁柱を
形成できる。したがって、ブランチ状ポリシリコン層を
多様な形状に修正することができる。
【0054】ブランチ状ポリシリコン層の直線セグメン
トの数を増やしたい場合は、図24および図25のウェ
ハ構造を基板に採用することができ、その次に、ホトレ
ジスト浸蝕法と異方性エッチングとを繰返し使用して、
階段状セグメントの数を多くした突起型絶縁層を形成す
ることができる。
【0055】(実施の形態8)前述した7つの実施形態
では、CMP法により、ポリシリコンから成る単一層を
独立した各区分に振り分け、各区分を用いて個々の蓄積
電極を形成しているが、本発明は、その目的を達成する
に当たって、特にCMP法の使用に限定されているわけ
ではない。図29〜図32に示す本発明の第8実施形態
によれば、CMP法に代わって、従来のホトリソグラフ
ィ法ならびにエッチング法を用いて、ポリシリコンから
成る単一層を個々の区分に分けることができる。
【0056】第8実施形態のツリー型コンデンサは、図
9の構造を基にしている。図9のものと同一な図29〜
図32の要素には、同じ符号が付けられている。
【0057】まず初めに、図9と共に図29について説
明すると、作製の進度が図9の段階に達したら、最上部
のポリシリコン層46が露出するまで、CMP法によっ
て二酸化ケイ素48の最上層が食刻され研磨される。そ
の結果、図29に示すようなウェハ構造が形成される。
【0058】次に、図30について説明すると、従来の
ホトリソグラフィ法により、ホトレジスト層120が形
成される。その後、ポリシリコン層46、二酸化ケイ素
層44、およびポリシリコン層42の露出部分に対し、
順次、異方性エッチングが施される。このようなエッチ
ングにより、ポリシリコン層42および46は、符号4
2cおよび42dと46cおよび46dによって示され
る多数の個々の区分に分離される。
【0059】次に図31について説明すると、従来のホ
トリソグラフィ法ならびにエッチング法により、絶縁層
48の上部表面からドレイン領域16aおよび16bの
上部表面にかけて伸張する蓄積電極コンタクトホール1
22aおよび122bを形成する。次に、まず初めにC
VD法を用いてポリシリコン層を蒸着してからポリシリ
コン層の一部がエッチングバックされることにより、蓄
積電極コンタクトホール122aおよび122bが、ポ
リシリコン層124aおよび124bで補充される。
【0060】さらに図32について説明すると、次の段
階では、エッチング終点としてエッチング保護層22を
備えたウェハにウェットエッチングが施され、二酸化ケ
イ素から成る絶縁層40、44、48および絶縁柱24
が除去される。以上により、ツリー型コンデンサの蓄積
電極の作製が完了する。この状態で、第1、第2、およ
び第3実施形態に関してすでに述べたように、誘電体膜
および対向ポリシリコン電極が形成可能となる。その形
成後に、DRAM内のツリー型コンデンサの作製が完了
する。
【0061】以上の電極は、トランク状ポリシリコン層
124aおよび124bと、各々3つの直線セグメント
から成るブランチ状ポリシリコン層42cおよび46c
と42dおよび46dにより構成される。トランク状ポ
リシリコン層124aおよび124bは、DRAM内の
転送トランジスタのドレイン領域16aおよび16bに
それぞれ電気的に接続されている。ブランチ状ポリシリ
コン層42cおよび46cと42dおよび46dは、そ
れぞれ、最下層に当たる水平セグメントがトランク状ポ
リシリコン層50aおよび50bと接している。
【0062】(実施の形態9)前述の第1〜第7実施形
態では、ブランチ状ポリシリコン層は、最上部のセグメ
ントが同一水平面とほぼ一直線に並んでおり、トランク
状ポリシリコン層の最上部セグメントは、同一鉛直面と
ほぼ平行に並んでいる。しかしながら、本発明は、その
ような構造に限定されているわけではない。図33〜図
36に示す本発明の第9実施形態によれば、ブランチ状
ポリシリコン層の最上部セグメントは水平面と一直線に
並んでいない。
【0063】第9実施形態のツリー型コンデンサは、図
29の構造を基にしている。図29のものと同一な図3
3〜図36の要素には、同じ符号が付けられている。
【0064】まず初めに図29と共に図33について説
明すると、作製の進度が図29の段階に達したら、従来
のホトリソグラフィ法により、ホトレジスト層130を
形成し、ポリシリコン層46および二酸化ケイ素層44
の露出部に対し、異方性エッチングが施される。この工
程により、ポリシリコン層46は、符号46eおよび4
6fによって示される多数の個々の区分に分離される。
【0065】次に図34について説明すると、次の段階
では、ホトレジスト浸蝕法により、ホトレジスト層13
0の一部を腐食して、幅と厚さがより少ないホトレジス
ト層130aを形成する。したがって、ポリシリコン層
46eおよび46fの上部表面の一部が露出する。さら
に、ポリシリコン層46e、46f、および42の露出
部分に異方性エッチングが施される。この工程により、
ポリシリコン層46e、および46fの一部がさらに食
刻され、サイズがより小さいポリシリコン層46gおよ
び46hが形成される。その後、ポリシリコン層42g
および42hの最上部表面が露出するまで、二酸化ケイ
素層44および40の露出部分に対し、再度、異方性エ
ッチングが施される。その次に、ホトレジスト層が除去
される。
【0066】さらに、図35について説明すると、次の
段階において、従来のホトリソグラフィ法ならびにエッ
チング法により、絶縁層48の上部表面からドレイン領
域16aおよび16bの上部表面にかけて蓄積電極コン
タクトホール132aおよび132bを形成する。次
に、まず初めにCVD法によってポリシリコン層の蒸着
を行ってから、該ポリシリコン層の一部をエッチングバ
ック処理することにより、蓄積電極コンタクトホール1
32aおよび132bがポリシリコン層134aおよび
134bで補充される。
【0067】最後に図36について説明すると、次の段
階において、エッチング終点としてエッチング保護層2
2を備えたウェハにウェットエッチングが施され、二酸
化ケイ素から成る絶縁層40、44、および48と絶縁
柱24が除去される。これにより、DRAM内のツリー
型コンデンサの蓄積電極の作製が完了する。この状態
で、第1、第2、および第3実施形態の説明ですでに述
べた通り、誘電体膜および対向ポリシリコン電極が形成
可能となる。その形成後に、DRAM内のツリー型コン
デンサの作製が完了する。
【0068】該蓄積電極には、トランク状ポリシリコン
層134aおよび134bと、断面がL字形のブランチ
状ポリシリコン層42gおよび46gと42hおよび4
6hが含まれている。トランク状ポリシリコン層134
aおよび134bは、DRAM内の転送トランジスタの
ドレイン領域16aおよび16bにそれぞれ電気的に接
続されている。ブランチ状ポリシリコン層42gおよび
46gと42hおよび46hは、最下層の水平セグメン
トがそれぞれトランク状ポリシリコン層134aおよび
134bと接しており、ブランチ状ポリシリコン層46
gおよび46hのほぼ垂直なセグメントが、ブランチ状
ポリシリコン層42gおよび42hのものよりも高くな
っている。
【0069】以上により開示された実施形態がそのまま
単独でも適用できるうえに、組み合わせによって、単一
のDRAMチップ上にサイズと形状が多種多様な蓄積電
極を設けることもできることは、半導体の作製に関する
当業者にとって明らかであろう。このような変形は、す
べて本発明の範囲内にある。
【0070】添付図面では、転送トランジスタのドレイ
ンに関する実施形態がシリコン基板の拡散領域をベース
にしているが、他の変形、例えば、溝型ドレイン領域も
可能である。
【0071】添付図面の要素は、説明のために図式的に
示されたものであり、実際の尺度では表されていない。
ここに示された本発明の要素の寸法は、決して本発明の
範囲を限定するものではない。
【0072】本発明は、代表例および好適な実施形態に
より説明がなされてきたが、開示された実施形態に限定
されないことは明らかである。むしろ、当業者にとって
明らかなように、本発明は、様々な修正および同様の変
形もその範囲内に含むことを意図するものである。した
がって、本発明の範囲を限定する添付クレームの範囲に
は、上記の各種修正ならびに同様の構造がすべて網羅さ
れるように、最も広い解釈が与えられなければならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】DRAM装置のメモリセルを示す回路図であ
る。
【図2】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その1)
【図3】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その2)
【図4】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その3)
【図5】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その4)
【図6】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その5)
【図7】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その6)
【図8】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第1実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その7)
【図9】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半導
体メモリセルの第2実施形態と本発明によるその作製方
法を説明する断面図である。(その1)
【図10】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第2実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図11】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第2実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その3)
【図12】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第2実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その4)
【図13】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第3実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図14】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第3実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図15】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第4実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図16】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第4実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図17】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第4実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その3)
【図18】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第4実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その4)
【図19】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第5実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図20】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第5実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図21】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第6実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図22】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第6実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図23】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第7実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図24】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第7実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図25】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第7実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その3)
【図26】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第7実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その4)
【図27】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第7実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その5)
【図28】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第7実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その6)
【図29】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第8実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図30】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第8実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図31】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第8実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その3)
【図32】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第8実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その4)
【図33】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第9実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その1)
【図34】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第9実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その2)
【図35】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第9実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その3)
【図36】本発明によるツリー型コンデンサを備えた半
導体メモリセルの第9実施形態と本発明によるその作製
方法を説明する断面図である。(その4)
【符号の説明】
10:シリコン基板 16a,16b:ドレイン領域 20:平坦化絶縁層 22:エッチング保護層 28a,28b:ブランチ状ポリシリコン層 34a,34b:トランク状ポリシリコン層 38:対向電極 42a,42b:ブランチ状ポリシリコン層 46a,46b:ブランチ状ポリシリコン層 50a,50b:トランク状ポリシリコン層 54:対向ポリシリコン電極 60a,60b:ブランチ状ポリシリコン層 64a,64b:ブランチ状ポリシリコン層 68a,68b:トランク状ポリシリコン層 70:平坦化絶縁層 72:保護層 74a,74b:T字形素子 82a,82b:ポリシリコン層 86a,86b:ツリー状蓄積電極の上部 88a,88b:トランク状ポリシリコン層 92a,92b:側壁スペーサ 100:平坦化絶縁層 102:窒化ケイ素層 110a,110b:ブランチ状ポリシリコン層 116a,116b:トランク状ポリシリコン層 124a,124b:トランク状ポリシリコン層 134a,134b:トランク状ポリシリコン層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−196651(JP,A) 特開 平5−267614(JP,A) 特開 平6−204428(JP,A) 特開 平8−18017(JP,A) 特開 平9−97879(JP,A) 特開 平9−181272(JP,A) 特開 平6−326266(JP,A) 特開 平8−204148(JP,A) 特開 平7−211794(JP,A) 特開 平7−169855(JP,A) 特開 平9−36333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)基板と、 (b)前記基板上に形成され、ソース/ドレイン領域を
    有する転送トランジスタと、 (c)前記ソース/ドレイン領域のいずれかひとつに接
    続されたツリー型コンデンサとから成る半導体メモリ素
    子において、 前記ツリー型コンデンサが、 (c1) 前記ソース/ドレイン領域のいずれかひとつに
    電気的に接続されている底部端面を有し、この底部端面
    からほぼ垂直に延在するトランク状導電層と、(c2) 各々が少なくとも第1セグメントと第2セグメ
    ントと第3セグメントを具備し、前記第1セグメントの
    第1端部前記トランク状導電層に接続され、第2端部
    前記第2セグメントに接続され、前記第2セグメント
    前記第1セグメントに対して第1の角度を持って延在
    し、前記第3セグメントは前記第2セグメントに接続さ
    れ、かつ前記第2セグメントから第2の角度を持って延
    在する少なくとも1つのブランチ状導電層と、 (c3) 前記トランク状導電層と前記ブランチ状導電層
    の露出表面を覆う誘電体層と、(c4) 前記誘電体層を覆い、前記ツリー型コンデンサ
    の対向電極として働くオーバーレイ導電層とを具備し、 前記トランク状導電層と前記ブランチ状導電層との組み
    合わせによって前記ツリー型コンデンサのツリー状蓄積
    電極を形成することを特徴とする半導体メモリ素子。
  2. 【請求項2】 前記第1セグメントと前記第3セグメン
    トがほぼ水平に並び、前記第2セグメントがほぼ垂直に
    並んでいることを特徴とする請求項に記載の半導体メ
    モリ素子。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1のブランチ状導電層
    が、互いにほぼ平行な2つのブランチ状導電層で構成さ
    れることを特徴とする請求項に記載の半導体メモリ素
    子。
  4. 【請求項4】 前記ツリー型コンデンサが、1端が前記
    トランク状導電層に連結されたほぼ水平のセグメントを
    有する第2導電層をさらに具備していることを特徴とす
    る請求項に記載の半導体メモリ素子。
  5. 【請求項5】 前記第2導電層が前記ブランチ状導電層
    の下に配置されていることを特徴とする請求項に記載
    の半導体メモリ素子。
  6. 【請求項6】 前記トランク状導電層が下層トランク状
    部分と上層トランク状部分とから成り、前記下層トラン
    ク状部分が前記ソース/ドレイン領域のいずれかひとつ
    に電気的に接続され、かつその断面がほぼT字形であ
    り、さらに、前記上層トランク状部分が前記下層トラン
    ク状部分からほぼ垂直に延びていることを特徴とする請
    求項に記載の半導体メモリ素子。
  7. 【請求項7】 前記ブランチ状導電層の1端が前記上層
    トランク状部分に連結されていることを特徴とする請求
    に記載の半導体メモリ素子。
  8. 【請求項8】 前記上層トランク状部分の断面がほぼU
    字形であることを特徴とする請求項に記載の半導体メ
    モリ素子。
  9. 【請求項9】 前記トランク状導電層の断面がほぼU字
    形であることを特徴とする請求項に記載の半導体メモ
    リ素子。
JP09005086A 1996-08-16 1997-01-14 ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子 Expired - Lifetime JP3024675B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW85109989 1996-08-16
TW85109989A TW306034B (en) 1996-08-16 1996-08-16 Semiconductor memory device with capacitor (part 1)
GB9701850A GB2321768A (en) 1996-08-16 1997-01-30 Stacked capacitor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1079485A JPH1079485A (ja) 1998-03-24
JP3024675B2 true JP3024675B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=26310887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09005086A Expired - Lifetime JP3024675B2 (ja) 1996-08-16 1997-01-14 ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5744833A (ja)
JP (1) JP3024675B2 (ja)
DE (1) DE19720220A1 (ja)
FR (1) FR2752488A1 (ja)
GB (1) GB2321768A (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0184064B1 (ko) * 1995-12-22 1999-03-20 문정환 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100213209B1 (ko) * 1996-07-29 1999-08-02 윤종용 반도체장치의 제조방법
DE19640271C1 (de) * 1996-09-30 1998-03-05 Siemens Ag Verfahren zur Herstellung einer integrierten Halbleiterspeicheranordnung
US6010932A (en) * 1996-12-05 2000-01-04 Micron Technology, Inc. Fork-like memory structure for ULSI DRAM and method of fabrication
NL1005633C2 (nl) * 1997-03-25 1998-09-28 United Microelectronics Corp Halfgeleidergeheugeninrichting.
US6002575A (en) * 1997-05-29 1999-12-14 International Business Machines Corporation Adherent separator for self-defining discontinuous film
US5898982A (en) * 1997-05-30 1999-05-04 Luminous Intent, Inc. Thin film capacitors
US6084261A (en) * 1998-01-26 2000-07-04 Wu; Shye-Lin DRAM cell with a fork-shaped capacitor
US5905281A (en) * 1998-01-26 1999-05-18 Texas Instruments-Acer Incorporated Draw cell with a fork-shaped capacitor
KR100270210B1 (ko) * 1998-04-25 2000-10-16 윤종용 디램 셀 커패시터 및 그의 제조 방법
TW388984B (en) * 1998-07-09 2000-05-01 United Microelectronics Corp Dynamic random access memory manufacturing
KR100292938B1 (ko) * 1998-07-16 2001-07-12 윤종용 고집적디램셀커패시터및그의제조방법
TW428317B (en) * 1998-08-20 2001-04-01 United Microelectronics Corp Method of manufacturing cylindrical shaped capacitor
US6344392B1 (en) * 1998-11-16 2002-02-05 Vanguard International Semiconductor Corporation Methods of manufacture of crown or stack capacitor with a monolithic fin structure made with a different oxide etching rate in hydrogen fluoride vapor
KR100408411B1 (ko) 2001-06-01 2003-12-06 삼성전자주식회사 반도체 메모리 소자 및 그 제조방법
US8354703B2 (en) * 2010-07-15 2013-01-15 International Business Machines Corporation Semiconductor capacitor
KR101934426B1 (ko) * 2012-11-26 2019-01-03 삼성전자 주식회사 반도체 장치 및 그 제조 방법
CN105321886B (zh) * 2014-05-29 2019-07-05 联华电子股份有限公司 电容器结构及其制造方法

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5071783A (en) * 1987-06-17 1991-12-10 Fujitsu Limited Method of producing a dynamic random access memory device
KR910009805B1 (ko) * 1987-11-25 1991-11-30 후지쓰 가부시끼가이샤 다이나믹 랜덤 액세스 메모리 장치와 그의 제조방법
JPH02211651A (ja) * 1989-02-10 1990-08-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
US5196365A (en) * 1989-07-05 1993-03-23 Fujitsu Limited Method of making semiconductor memory device having stacked capacitor
JPH0338061A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
US5089869A (en) * 1989-08-08 1992-02-18 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. Semiconductor memory device
JPH03104273A (ja) * 1989-09-19 1991-05-01 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH088341B2 (ja) * 1989-10-06 1996-01-29 三菱電機株式会社 半導体記憶装置
US5164337A (en) * 1989-11-01 1992-11-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of fabricating a semiconductor device having a capacitor in a stacked memory cell
US5021920A (en) * 1990-03-30 1991-06-04 Texas Instruments Incorporated Multilevel integrated circuit capacitor and method of fabrication
JP2504606B2 (ja) * 1990-05-18 1996-06-05 株式会社東芝 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2875588B2 (ja) * 1990-05-22 1999-03-31 沖電気工業株式会社 半導体装置の製造方法
JP2886280B2 (ja) * 1990-06-29 1999-04-26 宮城沖電気株式会社 半導体記憶装置の製造方法
EP0480411A1 (en) * 1990-10-10 1992-04-15 Micron Technology, Inc. Stacked capacitor DRAM
KR930009583B1 (ko) * 1990-11-29 1993-10-07 삼성전자 주식회사 융모모양의 커패시터구조를 가진 반도체 메모리장치의 제조방법
KR930009593B1 (ko) * 1991-01-30 1993-10-07 삼성전자 주식회사 고집적 반도체 메모리장치 및 그 제조방법(HCC Cell)
KR930009594B1 (ko) * 1991-01-30 1993-10-07 삼성전자 주식회사 고집적 반도체 메모리장치 및 그 제조방법
JPH05183121A (ja) * 1991-04-01 1993-07-23 Fujitsu Ltd 半導体装置とその製造方法
EP0516031A1 (en) * 1991-05-29 1992-12-02 Ramtron International Corporation Stacked ferroelectric memory cell and method
JPH0521745A (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
US5266512A (en) * 1991-10-23 1993-11-30 Motorola, Inc. Method for forming a nested surface capacitor
US5155657A (en) * 1991-10-31 1992-10-13 International Business Machines Corporation High area capacitor formation using material dependent etching
US5192703A (en) * 1991-10-31 1993-03-09 Micron Technology, Inc. Method of making tungsten contact core stack capacitor
KR960006745B1 (ko) * 1991-12-31 1996-05-23 현대전자산업주식회사 반도체 기억장치의 전하저장전극 제조방법
US5150276A (en) * 1992-01-24 1992-09-22 Micron Technology, Inc. Method of fabricating a vertical parallel cell capacitor having a storage node capacitor plate comprising a center fin effecting electrical communication between itself and parallel annular rings
JP2906807B2 (ja) * 1992-03-04 1999-06-21 日本電気株式会社 半導体メモリセルとその製造方法
JP2838337B2 (ja) * 1992-03-27 1998-12-16 三菱電機株式会社 半導体装置
KR960008865B1 (en) * 1992-07-15 1996-07-05 Samsung Electronics Co Ltd Method for manufacturing a capacitor in semiconductor memory device
JP2827728B2 (ja) * 1992-08-03 1998-11-25 日本電気株式会社 半導体記憶装置およびその製造方法
KR960005246B1 (ko) * 1992-10-21 1996-04-23 현대전자산업주식회사 캐패시터의 저장전극 제조방법
KR960005251B1 (ko) * 1992-10-29 1996-04-23 삼성전자주식회사 반도체 메모리장치의 제조방법
US5354704A (en) * 1993-07-28 1994-10-11 United Microelectronics Corporation Symmetric SRAM cell with buried N+ local interconnection line
KR970000229B1 (ko) * 1993-08-30 1997-01-06 현대전자산업 주식회사 디램 캐패시터의 제조방법
KR970000228B1 (ko) * 1993-08-30 1997-01-06 현대전자산업 주식회사 디램 캐패시터의 제조방법
US5543346A (en) * 1993-08-31 1996-08-06 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Method of fabricating a dynamic random access memory stacked capacitor
KR950010078A (ko) * 1993-09-09 1995-04-26 김주용 반도체 기억장치의 제조방법
KR0132859B1 (ko) * 1993-11-24 1998-04-16 김광호 반도체장치의 커패시터 제조방법
JP2555965B2 (ja) * 1993-12-13 1996-11-20 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
GB2285176B (en) * 1993-12-27 1997-11-26 Hyundai Electronics Ind Structure and manufacturing method of a charge storage electrode
KR0154161B1 (ko) * 1994-06-30 1998-10-15 김주용 반도체소자의 캐패시터 제조방법
KR0126623B1 (ko) * 1994-08-03 1997-12-26 김주용 반도체소자의 캐패시터 제조방법
US5438011A (en) * 1995-03-03 1995-08-01 Micron Technology, Inc. Method of forming a capacitor using a photoresist contact sidewall having standing wave ripples
US5523542A (en) * 1995-05-15 1996-06-04 United Microelectronics Corp. Method for making dynamic random access memory cell capacitor
DE19527023C1 (de) * 1995-07-24 1997-02-27 Siemens Ag Verfahren zur Herstellung eines Kondensators in einer Halbleiteranordnung
JP2776331B2 (ja) * 1995-09-29 1998-07-16 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB9701850D0 (en) 1997-03-19
GB2321768A (en) 1998-08-05
US5744833A (en) 1998-04-28
JPH1079485A (ja) 1998-03-24
FR2752488A1 (fr) 1998-02-20
DE19720220A1 (de) 1998-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3024675B2 (ja) ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子
US6037212A (en) Method of fabricating a semiconductor memory cell having a tree-type capacitor
US5763305A (en) Method for forming a semiconductor memory device with a capacitor
US6127219A (en) Method of fabricating a semiconductor memory device having a branching capacitor
JPH02312270A (ja) Dramセル及びその製造方法
US5909045A (en) Semiconductor memory device having tree-type capacitor
JP3024676B2 (ja) ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子の製造方法
US6080632A (en) Method of fabricating a semiconductor memory device having a tree-type capacitor
US5739060A (en) Method of fabricating a capacitor structure for a semiconductor memory device
US5811848A (en) Capacitor structure for a semiconductor memory device
US5912485A (en) Capacitor structure for a semiconductor memory device
US5796138A (en) Semiconductor memory device having a tree type capacitor
US5904522A (en) Method of fabricating a semiconductor memory device having a capacitor
US5759890A (en) Method for fabricating a tree-type capacitor structure for a semiconductor memory device
JP2977077B2 (ja) ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子
JP3210262B2 (ja) ツリー型コンデンサを備えた半導体メモリ素子の製造方法
JPH1079476A (ja) 半導体記憶装置のコンデンサ構造体の製造方法
GB2321771A (en) Stacked capacitor
JPH04218954A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
US6051463A (en) Method fabricating a data-storage capacitor for a dynamic random-access memory device
JPH1079475A (ja) コンデンサを備えた半導体記憶装置
JPH1079474A (ja) コンデンサを備えた半導体記憶装置
NL1005632C2 (nl) Werkwijze voor het vervaardigen van een halfgeleidergeheugeninrichting.
JPH1079489A (ja) コンデンサを備えた半導体記憶装置の製造方法
US5952689A (en) Semiconductor memory device having tree-type capacitor