JPH1079474A - コンデンサを備えた半導体記憶装置 - Google Patents

コンデンサを備えた半導体記憶装置

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JPH1079474A
JPH1079474A JP9077603A JP7760397A JPH1079474A JP H1079474 A JPH1079474 A JP H1079474A JP 9077603 A JP9077603 A JP 9077603A JP 7760397 A JP7760397 A JP 7760397A JP H1079474 A JPH1079474 A JP H1079474A
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memory device
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JP9077603A
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Fang-Ching Chao
チャオ ファン−チン
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United Microelectronics Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷蓄積面積を広くできるツリー型コンデン
サ構造を備えた半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体記憶装置が、基板と、該基板上に
形成された転送トランジスタと、電荷蓄積コンデンサと
から成っている。この転送トランジスタには、ソース/
ドレイン領域があり、そのうちのひとつは、電荷蓄積コ
ンデンサと電気的に接続されている。電荷蓄積コンデン
サは、トランク状導電層と、少なくとも1の第1ブラン
チ状導電層と、第2ブランチ状導電層と、誘電体層と、
上部導電層とを具備している。トランク状導電層は、転
送トランジスタのソース/ドレイン領域のひとつと電気
的に接続されており、ブランチ状導電層の1端部は、ト
ランク状導電層の上面に接続されている。ブランチ状導
電層は、トランク状導電層と共に、電荷蓄積コンデンサ
の蓄積電極を形成し、上部導電層は、電荷蓄積コンデン
サの対向電極として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
係り、詳しくは、転送トランジスタとツリー型電荷蓄積
コンデンサとを備えたダイナミックランダムアクセス記
憶装置(DRAM)セルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、DRAM装置の記憶セルの回路
図である。図に示すように、DRAMセルは、転送トラ
ンジスタTと電荷蓄積コンデンサCとにより構成されて
いる。転送トランジスタTのソースは、対応するビット
線BLに接続され、転送トランジスタTのドレインは、
電荷蓄積コンデンサCの蓄積電極6に接続されている。
また、転送トランジスタTのゲートは、対応するワード
線WLに接続され、コンデンサCの対向電極8は、定電
力電源に接続されている。さらに、蓄積電極6と対向電
極8との間に誘電体膜7が接続されている。
【0003】DRAM製造工程において、記憶容量が1
Mb(メガバイト)未満である従来型DRAMの場合、
プラナー型コンデンサと呼ばれる実質的に2次元のコン
デンサが主に使用されている。プラナー型コンデンサを
用いた記憶セルを備えたDRAMの場合、半導体基板の
主表面上に電荷が蓄積されることから、この主表面は、
面積が広くなくてはならない。したがって、このタイプ
の記憶セルは、集積度の高いDRAMには適していな
い。メモリが4Mb以上のDRAMのような高集積DR
AMに対して、これまでにスタック型またはトレンチ型
コンデンサと呼ばれる3次元コンデンサが導入されてき
た。
【0004】このスタック型またはトレンチ型コンデン
サによって、同程度の大きさでより大きいメモリが得ら
れるようになったが、記憶容量が64Mbの超大規模集
積回路(VLSI)などのさらに集積度の高い半導体素
子を実現するためには、従来のスタック型またはトレン
チ型のような簡単な3次元構造によるコンデンサでは不
充分であることが明らかになった。
【0005】コンデンサ容量の改善策として、いわゆる
フィン型スタック化コンデンサの使用を挙げることがで
き、このコンデンサは、エマ他の「16メガおよび64
メガDRAM向け3次元スタック化コンデンサセル(3
−DimensionalStacked Capac
itor Cell for 16M and 64M
DRAMs)」(国際電子デバイス会議(Inter
nationalElectron Devices
Meeting)、592〜595頁、1988年12
月号)に開示されている。フィン型スタック化コンデン
サは、複数のスタック化層にフィン型に水平に延びてい
る電極および誘電体膜を具備し、電極の表面積を広くし
ている。フィン型スタック化コンデンサを備えたDRA
Mも、米国特許第5,071,783号、第5,12
6,810号、および第5,206,787号に開示さ
れている。
【0006】コンデンサ容量の別の改善策として、いわ
ゆるシリンダー型スタック化コンデンサの使用が挙げら
れ、このコンデンサは、ワカミヤ他の「64MbDRA
M向け新型スタック化コンデンサセル(Novel S
tacked Capacitor Cell for
64−MbDRAM)」(VLSI技術文書テクノロ
ジーダイジェストに関する1989年シンポジウム(1
989 Symposium on VLSI Tec
hinology Digest of Technc
al Papers)、69〜70頁)に開示されてい
る。このシリンダー型スタック化コンデンサは、シリン
ダー型に垂直に延びる電極および誘電体膜を具備してい
ることから、電極の表面積が広くなっている。シリンダ
ー型スタック化コンデンサを備えたDRAMもまた、米
国特許第5,077,688号に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】集積度の上昇傾向によ
り、平面上のDRAMセルのサイズ(平面上に占める面
積)をさらに縮小しなければならない。一般に、セルサ
イズの縮小は、電荷蓄積容量(キャパシタンス)の減少
につながるうえ、キャパシタンスが減少するにつれて、
α線の発生によりソフトエラーが生じる可能性が高くな
る。このため、この技術分野では、同じキャパシタンス
が得られると同時に平面上を占める面積がさらに少ない
蓄電コンデンサの新たな構造の設計と、その構造を作成
する適切な方法がなお必要とされている。
【0008】そこで、本発明は、電荷蓄積面積を広くで
きるツリー型コンデンサ構造を備えた半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の好適な実
施形態により、コンデンサを備えた半導体記憶装置が提
供されている。この半導体記憶装置は、基板と、ソース
/ドレイン領域を備え、かつ該基板上に形成された転送
トランジスタと、該転送トランジスタのソース/ドレイ
ン領域の1つと電気的に接続された電荷蓄積コンデンサ
とを具備している。また、電荷蓄積コンデンサは、転送
トランジスタのソース/ドレイン領域の1つと電気的に
接続された下方端部を有するトランク状導電層を具備し
ている。このトランク状導電層は、まず初めに下方端部
から一定距離だけほぼ垂直に延びてから、外側へほぼ水
平に延びている。該コンデンサは、さらに、断面がほぼ
L字形の少なくとも1のブランチ状導電層を有してい
る。このブランチ状導電層の1端は、該トランク状導電
層の上面に接続されている。トランク状導電層とブラン
チ状導電層との組み合わせにより、電荷蓄積コンデンサ
用の蓄積電極が形成される。該トランク状導電層と該ブ
ランチ状導電層との露出面全体にわたって誘電体層が形
成され、該誘電体層を覆うようにオーバーレイ導電層が
形成される。このオーバーレイ導電層は、電荷蓄積コン
デンサの対向電極として機能する。
【0010】本発明の第2の好適な実施形態によれば、
転送トランジスタのドレイン/ソース領域の1つにトラ
ンク状導電層が電気的に接続され、該トランク状導電層
の断面をT字形またはU字形にすることも可能である。
ブランチ状導電層は、概して、中空のシリンダー型であ
る。
【0011】本発明の第3の好適な実施形態により、コ
ンデンサを備えた半導体素子が提供されている。この半
導体記憶装置は、基板と、ソース/ドレイン領域を備
え、かつ該基板上に形成された転送トランジスタと、該
転送トランジスタのソース/ドレイン領域の1つと電気
的に接続された電荷蓄積コンデンサとを具備している。
また、電荷蓄積コンデンサは、転送トランジスタのソー
ス/ドレイン領域の1つと電気的に接続された下方端部
を有するトランク状導電層を具備している。このトラン
ク状導電層は、まず初めに下方端部から一定距離だけほ
ぼ垂直に延びてから、外側へほぼ水平に延びている。該
コンデンサは、さらに、それぞれ第1セグメントと第2
セグメントを有する少なくとも1の第1ブランチ状導電
層を具備している。該第1セグメントの第1端部は、ト
ランク状導電層の上面に接続され、かつ垂直方向に上に
向かって延びている。該第2セグメントの1端は、第1
セグメントの第2端部に接続され、水平に延びている。
トランク状導電層と第1ブランチ状導電層の組み合わせ
により、電荷蓄積コンデンサ用の蓄積電極が形成され
る。該コンデンサは、さらに、該トランク状導電層と該
ブランチ状導電層の露出面全体を覆う誘電体層と、該誘
電体層の上に形成されるオーバーレイ導電層とを具備
し、このオーバーレイ導電層は、電荷蓄積コンデンサの
対向電極として機能する。
【0012】本発明の第4の好適な実施形態によれば、
ブランチ状導電層は、柱状またはT字形の断面を有する
第2ブランチ状導電層をさらに具備している。
【0013】本発明の第5の好適な実施形態によれば、
第1ブランチ状導電層の第2セグメントが、第1セグメ
ントのもう一方の端部から外側に向かって水平に延びて
いる。
【0014】本発明の第6の好適な実施形態によれば、
第1ブランチ状導電層の第2セグメントが、第1セグメ
ントのもう一方の端部から内側に向かって水平に延びて
いる。
【0015】本発明の第7の好適な実施形態によれば、
第1ブランチ状導電層の第2セグメントが、第1セグメ
ントのもう一方の端部から同じ第1セグメントの別の側
面に向かって水平に延びている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の他の目的と特徴と利益
は、好適であると同時に非限定的な実施形態に関する次
の詳細な説明から明らかになるであろう。後述する添付
図面を参照しながら以下に説明する。
【0017】(実施形態1)図2〜図9を参照しなが
ら、本発明によるツリー型電荷蓄積コンデンサを備えた
半導体記憶装置の第1の実施の形態について説明する。
【0018】図2について説明すると、シリコン基板1
0の表面が、ロコス(LOCOS:シリコン選択酸化
法)法により熱酸化され、これにより、例えば、厚さ約
3000オングストロームのフィールド酸化膜12が形
成される。次に、シリコン基板10を熱酸化処理するこ
とにより、例えば、厚さ約150オングストロームのゲ
ート酸化膜14が形成される。さらに、化学的気相成長
法(CVD)や減圧CVD(LPCVD)により、例え
ば、厚さ約2000オングストロームのポリシリコン層
が、シリコン基板10の表面全体に蒸着される。抵抗の
低いポリシリコン層を実現するためには、例えば、リン
イオンなどの適切な不純物がポリシリコン層に植え込ま
れる。ポリシリコン層上に耐熱金属層が蒸着された後、
アニール工程を実行してポリサイドを形成することによ
り、該ポリシリコン層の抵抗をさらに低くすることが好
ましい。この耐熱金属はタングステン(W)でもよく、
厚さは、例えば、約2000オングストロームである。
次に、図2に示すように、ポリサイドにパターニング処
理を施してゲート電極(ワード線)WL1〜WL4を形
成する。さらに、例えば、ヒ素イオンが、例えば、エネ
ルギー70KeVおよび投与量約1×1015原子/cm
2 でシリコン基板10に植え込まれる。この工程におい
て、ワード線WL1〜WL4は、マスク層として用いら
れる。その結果、ドレイン領域16aおよび16bとソ
ース領域18aおよび18bが、シリコン基板10に形
成される。
【0019】次に、図3について説明する。次の工程で
は、CVD法により、例えば、ホウ素リンケイ酸ガラス
(BPSG)の絶縁層20を、例えば、約7000オン
グストロームの厚さまで蒸着する。さらに、同じ方法に
よってエッチング保護層22を形成するが、この層は、
例えば、厚さ約1000オングストロームの、例えば、
シリコン窒化膜でもよい。その後、従来のホトリソグラ
フィおよびエッチング法を用いて、エッチング保護層2
2、絶縁層20、およびゲート酸化膜14の選択部分に
エッチングを施し、エッチング保護層22の上面からド
レイン領域16aおよび16bの上面にかけて蓄積電極
コンタクトホール24aおよび24bを形成する。次
に、CVD法により、エッチング保護層22の表面全体
にポリシリコン層26を蒸着する。ポリシリコン層26
の導電率を高めるためには、例えば、ヒ素(As)イオ
ンをポリシリコン層26に植え込む方法がある。図に示
すように、蓄積電極コンタクトホール24aおよび24
bはポリシリコン層26によって充填され、さらに、エ
ッチング保護層22の表面を覆う形でポリシリコン層2
6が形成される。その後、ポリシリコン層26の表面全
体に、例えば、二酸化シリコンの厚い絶縁層28が、約
7000オングストロームの厚さまで蒸着される。
【0020】今度は、図4について説明すると、次の工
程では、CVD法により絶縁層と防食用ポリシリコン層
とが順次蒸着される。その後、従来のホトリソグラフィ
およびエッチング法を用いて絶縁層と防食ポリシリコン
層との選択部分を食刻することにより、図示されるよう
に、一体シリンダー型絶縁層30aおよび30bと防食
用ポリシリコン層32aおよび32bが形成される。絶
縁層30aおよび30bは、例えば、厚さ約1000オ
ングストロームに蒸着された窒化シリコン層でもよい。
また、防食用ポリシリコン層32aおよび32bの厚さ
は、例えば、約1000オングストロームでもよい。絶
縁層30aと防食用ポリシリコン層32aの組み合わせ
により、堆積層30a、32aが形成されるが、この堆
積層は、対応するドレイン領域16aの上方に位置する
ことが好ましい。同様に、絶縁層30bと防食用ポリシ
リコン層32bの組み合わせにより、別の堆積層30
b、32bが形成されるが、この堆積層も、対応するド
レイン領域16bの上方に位置することが好ましい。
【0021】次に図5について説明すると、次の工程に
おいて、堆積層30a、32aと、30b、32bの側
壁に、二酸化シリコンスペーサ34aおよび34bがそ
れぞれ形成される。本実施の形態では、次の各工程を経
て、二酸化シリコンスペーサ34aおよび34bを形成
することができる。まず初めに、二酸化シリコン層を、
例えば、約1000オングストロームの厚さに蒸着した
後に、二酸化シリコン層をエッチングバックする。次
に、CVD法によって、例えば、窒化シリコン層などの
絶縁層36を、例えば、約2000オングストロームの
厚さに蒸着する。さらに、化学機構研磨(CMP)法を
用いて、堆積層30a、32aと、30b、32bの上
面が露出するまで絶縁層36を研磨する。
【0022】次に、図6について説明すると、次の工程
において、堆積層30a、32aと30b、32bおよ
び絶縁層36がマスク層として用いられ、二酸化シリコ
ンスペーサ34aおよび34bにエッチングが施され
る。その後、同じ堆積層30a、32bと30b、32
bおよび絶縁層36がマスク層として用いられ、ポリシ
リコン層26の表面が露出するまで絶縁層28にエッチ
ングが施される。さらに、防食用ポリシリコン層32
a、32bがマスク層として用いられ、絶縁層36が除
去される。このようにして、開口部38aおよび38b
が形成される。
【0023】図7について説明すると、次の工程では、
堆積層30a、32aと30b、32bおよび絶縁層2
8の表面上にポリシリコン層40が、例えば、約100
0オングストロームの厚さに蒸着され、開口部38aお
よび38bが充填される。ポリシリコン層40の導電率
を高くするには、例えば、ヒ素イオンをポリシリコン層
40に植え込む方法がある。次に、絶縁層30a、30
bの上面が露出するまで、化学機構研磨(CMP)によ
り、ポリシリコン層40と防食用ポリシリコン層32
a、32bの研磨を行う。
【0024】図8について説明すると、次の工程では、
ポリシリコン層40をマスク層として用い、ウェットエ
ッチングにより絶縁層30a、30bを除去した後に、
その下層の絶縁層28を除去する。その後、従来のホト
リソグラフィならびにエッチング法により、ポリシリコ
ン層40、絶縁層28、およびポリシリコン層26に対
して順次エッチングを施し、各記憶装置内の電荷蓄積コ
ンデンサの蓄積電極を画定する。以上の各工程を通じ
て、ポリシリコン層40および26は、各セクション4
0a、40bおよび26a、26bに分割される。次
に、エッチング保護層22をエッチング終点として、ウ
ェハ上にウェットエッチング処理が再度施され、絶縁層
28の残りの部分が除去される。DRAM内の電荷蓄積
コンデンサの蓄積電極は、以上で製造が完了する。図8
に示すように、各蓄積電極は、トランク状ポリシリコン
層26a/26bと、断面がL字形のブランチ状ポリシ
リコン層40a/40bとを具備している。トランク状
ポリシリコン層26a、26bは、それぞれ、DRAM
内の転送トランジスタのドレイン領域16aおよび16
bに電気的に接続されており、各々T字形の断面を有し
ている。ブランチ状ポリシリコン層40a、40bは、
概して中空のシリンダー状であるが、水平断面は、各堆
積層30a、32aおよび30b、32bの形状によ
り、円形、矩形、その他の形状でもよい。
【0025】ブランチ状ポリシリコン層40aおよび4
0bは、まず初めに、トランク状ポリシリコン層26
a、26bの上面から垂直方向に上に向かって一定距離
だけ延びた後に、水平方向に外側に向かって延びてい
る。本発明のコンデンサの蓄積電極がこのように特定な
形状を有していることから、この蓄積電極を、以降、
「ツリー型蓄積電極」と呼び、このように形成されたコ
ンデンサを、「ツリー型電荷蓄積コンデンサ」と呼ぶこ
とにする。
【0026】図9について説明すると、次の工程では、
誘電体膜42a、42bは、それぞれ、蓄積電極26
a、40aおよび26b、40bの露出面全体にわたっ
て形成される。誘電体膜42a、42bは、例えば、二
酸化シリコン、窒化シリコン、NO(窒化シリコン/二
酸化シリコン)、ONO(二酸化シリコン/窒化シリコ
ン/二酸化シリコン)類により形成することができる。
次に、ポリシリコンの対向電極44が、誘電体膜42
a、42bの表面に形成される。対向電極44の形成工
程は、CVD法により、ポリシリコン層を、例えば、約
1000オングストロームの厚さに蒸着する第1工程
と、N型不純物をポリシリコン層に拡散して導電率を高
める第2の工程と、従来のホトリソグラフィならびにエ
ッチング法によってポリシリコン層の選択部分にエッチ
ングを施す第3の工程とから成っている。以上により、
DRAM内のツリー型電荷蓄積コンデンサの製造が完了
する。
【0027】図9に図示されていないが、DRAMチッ
プの製造を完了するためには、引き続き、ビット線の製
造工程と、パッドの接着工程と、相互接続工程と、パッ
シベーション工程と、パッケージ工程を経なければなら
ない。ただし、これらの各工程は、従来技術しか含んで
おらず、本発明の精神と範囲から逸脱することから、そ
の詳細な説明はここでは省略する。
【0028】(実施形態2)前述した第1の実施の形態
において、トランク状ポリシリコン層は、T字形の断面
を有する一体構造である。以下の実施の形態では、別の
製造方法を用いて、トランク状ポリシリコン層が中空構
造となっている別の構造を備えた蓄積電極を形成し、蓄
積電極の表面積を広くしている。
【0029】図10〜図14は、本発明によるツリー型
電荷蓄積コンデンサを有する半導体記憶装置の第2の実
施の形態を示している。本実施の形態の半導体記憶装置
は、本発明による半導体記憶装置の第2の好適な製造方
法によって作製することができる。
【0030】第2の実施の形態のツリー型蓄積電極は、
図2のウェハ構造に基づいているが、別の構造を備えた
DRAM蓄積電極を作製するための別の製造方法を用い
ている。図2のものと同一の図10〜図14の要素に
は、同じ符号が付けられている。
【0031】図2と共に図10について説明する。CV
D法により、例えば、BPSGなどの絶縁層46を約7
000オングストロームの厚さに蒸着する。次に、例え
ば、窒化シリコンによるエッチング保護層48が、約1
000オングストロームの厚さに蒸着される。その後、
従来のホトリソグラフィならびにエッチング法を用い
て、エッチング保護層48、絶縁層46、およびゲート
酸化膜14の選択部分に対して順次エッチングを施し、
エッチング保護層48の上面からドレイン領域16aお
よび16bの上面に至る蓄積電極コンタクトホール50
aおよび50bを形成する。次に、ポリシリコン層52
がエッチング保護層48上に蒸着される。さらに、例え
ば、二酸化シリコン層などの厚い絶縁層54が、ポリシ
リコン層52の表面上に約7000オングストロームの
厚さに至るまで蒸着される。ここで、再びCVD法が用
いられて、絶縁層54の上部に、絶縁層と防食用ポリシ
リコン層が順次蒸着された後、従来のホトリソグラフィ
ならびにエッチング法により、絶縁層と防食用ポリシリ
コン層が画定され、図示されるように、絶縁層56と防
食用ポリシリコン層58が形成される。絶縁層56は、
例えば、約1000オングストローム厚さに蒸着され
る、例えば、窒化シリコン層でよい。絶縁層56と防食
用ポリシリコン層58との組み合わせにより、堆積層5
6、58が形成されるが、この堆積層は、2つの隣合っ
た電荷蓄積コンデンサの間の上部に位置することが好ま
しい。
【0032】図11について説明すると、次の工程で
は、堆積層56、58の各側壁に、二酸化シリコンスペ
ーサ60aおよび60bが形成される。本実施の形態で
は、まず初めに二酸化シリコン層を約1000オングス
トロームの厚さに蒸着する第1工程と、次に二酸化シリ
コン層にエッチングバック処理を施す第2工程を経て、
二酸化シリコンスペーサ60aおよび60bを形成する
ことができる。その後、CVD法により、例えば、窒化
シリコン層などの絶縁層62を約2000オングストロ
ーム厚さに蒸着する。さらに、CMP法を用いて、堆積
層56、58の少なくとも上面が露出するまで絶縁層6
2を研磨する。
【0033】次に図12について説明すると、次の工程
において、堆積層56、58および絶縁層62をエッチ
ングマスク層として用いることにより、二酸化シリコン
スペーサ60aおよび60bがエッチングにより除去さ
れる。その後、堆積層56、58および絶縁層62をエ
ッチングマスク層として再度使用し、ポリシリコン層5
2の表面に達するまで絶縁層54にエッチングが施され
る。さらに、防食用ポリシリコン層58をエッチングマ
スク層として用いて、絶縁層62がエッチングにより取
り除かれる。このようにして、開口部64aおよび64
bが形成される。
【0034】さらに、図13について説明すると、例え
ば、厚さが約1000オングストロームのポリシリコン
層66が、堆積層56、58および絶縁層54の表面に
蒸着され、さらに、開口部64aおよび64bを充填す
る。次に、CMP法により、少なくとも絶縁層56の上
面が露出するまでポリシリコン層と防食用ポリシリコン
層58とを研磨して、ポリシリコン層66aおよび66
bを形成する。ポリシリコン層の導電率を高めるため
に、例えば、ヒ素イオンをポリシリコン層に植え込むこ
とが可能である。
【0035】次に図14について説明すると、次の工程
では、ポリシリコン層66aと66bとをマスク層とし
て用い、ウェットエッチング処理を施して、絶縁層56
とその下層の絶縁層54とを順次取り除く。その後、従
来のホトリソグラフィならびにエッチング法により、ポ
リシリコン層66a、66bおよびポリシリコン層52
を食刻し、各記憶装置内の電荷蓄積コンデンサの蓄積電
極を画定する。ポリシリコン層66a、66bは、各ド
レイン領域16a、16bの上方部分が食刻される。ま
た、ポリシリコン層52は、ドレイン領域16a、16
bの間が食刻される。以上の工程を経て、ポリシリコン
層66a、66bおよび52は、セクション66a、6
6bおよび52a、52bに分割される。さらに、エッ
チング保護層48をエッチング終点として、ウェハ上に
ウェットエッチング処理が再度施され、絶縁層54の残
存部分が取り除かれる。DRAM内の電荷蓄積コンデン
サの蓄積電極の製造は、以上で完了する。図14に示す
ように、蓄積電極は、トランク状ポリシリコン層52a
/52bとL字形の断面を有するブランチ状ポリシリコ
ン層66a/66bを具備している。トランク状ポリシ
リコン層52a、52bは、それぞれDRAM内の転送
トランジスタのドレイン領域16aおよび16bに電気
的に接続され、U字形の断面を有している。ブランチ状
ポリシリコン層66a、66bは、概して中空のシリン
ダー形状であるが、水平断面は、円形、矩形、または他
の形状でもよい。ブランチ状ポリシリコン層66a、6
6bは、まず初めにトランク状ポリシリコン層52a、
52bの上部周辺表面から一定距離だけ垂直に延びた
後、内側に向かって水平に延びている。この後に続く処
理工程は、従来の工程と変わらないことから、ここでは
省略する。
【0036】(実施形態3)上述の第1および第2の実
施の形態では、L字形の断面を有するブランチ状電極層
を具備していた。ブランチ状電極層には、断面において
L字形の2つのブランチが形成されている。しかしなが
ら、本発明は、このような形状に限定されるものではな
く、ブランチ状電極層の断面に見られるL字形ブランチ
の数は、1つだけでもよい。以下の実施の形態では、断
面がL字形のブランチを1つだけ有するブランチ状電極
を備えた蓄積電極について説明する。
【0037】図15に、本発明によるツリー型電荷蓄積
コンデンサを備えた半導体記憶装置の第3の実施の形態
を示している。本実施の形態の半導体記憶装置は、本発
明による半導体記憶装置の第3の好適な製造方法によっ
て作製することができる。
【0038】第3の実施の形態のツリー型蓄積電極は、
図13のウェハ構造に基づいているが、別の構造を備え
たDRAM蓄積電極を作製するための別の製造方法を用
いている。また、図13のものと同一の図15の要素に
は、同じ符号が付けられている。
【0039】次に、図15と共に図13について説明す
る。ポリシリコン層66a、66bをマスク層として用
いて、ウェットエッチング法により、絶縁層56とその
下層の絶縁層54を順次取り除く。その後、従来のホト
リソグラフィならびにエッチング法を用いて、ポリシリ
コン層66a、66bおよびポリシリコン層52を食刻
し、各記憶装置内の電荷蓄積コンデンサの蓄積電極を画
定する。さらに、ポリシリコン層66a、66bにエッ
チングが施され、各層の垂直端部が除去される。次に、
ポリシリコン層52にエッチングが施され、ドレイン領
域16aと16bの間の一部が取り除かれる。以上の工
程を経て、ポリシリコン層52は、セクション52aお
よび52bに分割され、ポリシリコン層66aおよび6
6bは、それぞれ1端部のみがポリシリコン層52aお
よび52bに接続された形状となる。次に、エッチング
保護層48をエッチング終点として、ウェットエッチン
グ処理が再度施され、残りの絶縁層54が取り除かれ
る。DRAM内の電荷蓄積コンデンサの蓄積電極の製造
は、以上で完了する。図15に示すように、蓄積電極
は、トランク状ポリシリコン層52a/52bとL字形
の断面を有するブランチ状ポリシリコン層66a/66
bを具備している。トランク状ポリシリコン層52a、
52bは、それぞれDRAM内の転送トランジスタのド
レイン領域16aおよび16bに電気的に接続され、T
字形の断面を有している。ブランチ状ポリシリコン層6
6a、66bは、それぞれL字形の断面を有するブラン
チを1つだけ有しており、まず初めにトランク状ポリシ
リコン層52a、52bの上部周辺エッジ部から一定の
距離だけ垂直に上方に向かって延びた後、各トランク状
ポリシリコン層52a、52bの別の周辺エッジ部に向
かって水平に延びている。この後に続く処理工程は、従
来の工程と変わらないことから、ここでは省略してい
る。
【0040】(実施形態4)前記第1、第2、ならびに
第3の実施の形態では、蓄積電極は、L字形の断面を有
するブランチ状電極層を1つだけ具備していた。しかし
ながら、L字形の断面を有するブランチ状電極層の数
は、1つに限定されるものではなく、各蓄積電極に対し
て2、3、またはそれ以上であってもよい。以下に述べ
る実施の形態では、それぞれL字形の断面を有する2つ
のブランチ状電極層を備えた蓄積電極について説明す
る。
【0041】図16〜図19は、本発明によるツリー型
電荷蓄積コンデンサを備えた半導体記憶装置の第4の実
施の形態を示している。本実施の形態の半導体記憶装置
は、本発明による半導体記憶装置の第4の好適な製造方
法によって作製可能である。
【0042】第4の実施の形態のツリー型蓄積電極は、
図7のウェハ構造に基づいているが、別の構造を備えた
DRAM蓄積電極を作製するための別の製造方法を用い
ている。図7のものと同一の図16〜図19の要素に
は、同じ符号が付けられている。
【0043】図16と共に図7について説明する。次の
工程では、ポリシリコン層40をマスク層として用い
て、ウェットエッチング法により、絶縁層30aおよび
30bを取り除く。その後、ポリシリコン層40および
絶縁層28の表面上に、例えば、二酸化シリコンによる
絶縁層68が蒸着される。次に、絶縁層68の表面上
に、絶縁層と防食用ポリシリコン層とが順次蒸着され
る。従来のホトリソグラフィならびにエッチング法を用
いて、この絶縁層と防食用ポリシリコン層とが画定さ
れ、図示されるように、絶縁層70aおよび70bと防
食用ポリシリコン層72aおよび72bとが形成され
る。絶縁層70aおよび70bは、約1000オングス
トロームの厚さに蒸着された、例えば、窒化シリコン層
でもよい。防食用ポリシリコン層72aおよび72b
は、例えば、約1000オングストロームの厚さに蒸着
される。絶縁層70aと防食用ポリシリコン層72aと
により堆積層70a、72aが形成されるが、この堆積
層は、対応するドレイン領域16aの上方に位置するこ
とが好ましい。同様に、絶縁層70bと防食用ポリシリ
コン層72bとにより別の堆積層70b、72bが形成
されるが、この堆積層は、対応するドレイン領域16b
の上方に位置することが好ましい。次に、堆積層70
a、72a、および70b、72bの各側壁に、二酸化
シリコンスペーサ74aおよび74bが形成される。本
実施の形態では、まず初めに二酸化シリコン層を例えば
約1000オングストロームの厚さに蒸着する第1工程
と、次に二酸化シリコン層にエッチングバック処理を施
す第2工程とによって、この二酸化シリコンスペーサ7
4aおよび74bを形成することができる。
【0044】次に、図17について説明すると、次の工
程では、CVD法により、例えば、窒化シリコンによる
絶縁層76を約2000オングストロームの厚さに蒸着
する。次に、CMP法により、堆積層70a、72aお
よび70b、72bの少なくとも上面が露出するまで、
絶縁層76を研磨する。その後、堆積層70a、72a
および70b、72bと絶縁層76をエッチングマスク
層として用い、二酸化シリコンスペーサ74aおよび7
4bがエッチングにより除去される。さらに、堆積層7
0a、72aおよび70b、72bと絶縁層76をエッ
チングマスク層として再度使用し、ポリシリコン層26
の表面に達するまで絶縁層68および28にエッチング
が施され、開口部78aおよび78bが形成される。
【0045】図18について説明すると、次の工程で
は、防食用ポリシリコン層72a、72bをエッチング
マスク層として使用し、エッチングにより絶縁層76が
取り除かれる。次に、堆積層70a、72aおよび70
b、72bと絶縁層68の表面に例えば約1000オン
グストロームの厚さにポリシリコン層80が蒸着され、
開口部78aおよび78bも充填される。ポリシリコン
層80の導電率を高めるために、例えば、ポリシリコン
層80にヒ素イオンを植え込む方法がある。さらに、C
MP法により、絶縁層70a、70bの少なくとも上面
が露出するまでポリシリコン層80と防食用ポリシリコ
ン層72a、72bとが研磨される。次に、ポリシリコ
ン層80をマスク層として用いて、ウェットエッチング
法により、絶縁層70a、70bおよびその下層の絶縁
層68および28を順次取り除く。
【0046】さらに図19について説明すると、次の工
程において、従来のホトリソグラフィならびにエッチン
グ法を用いて、ポリシリコン層80、絶縁層68、ポリ
シリコン層40、絶縁層28、およびポリシリコン層2
6に対して順次エッチングを施し、各記憶装置内の電荷
蓄積コンデンサの蓄積電極を画定する。すなわち、以上
の工程を経て、ポリシリコン層80、40、および26
は、図示するように、セクション80a、80b、40
a、40b、および26a、26bに分割される。次
に、エッチング保護層22をエッチング終点として、ウ
ェットエッチング法により、残存している絶縁層68お
よび28を取り除く。DRAM内の電荷蓄積コンデンサ
の蓄積電極の製造は、以上で完了する。図19に示すよ
うに、この蓄積電極は、トランク状ポリシリコン層26
a/26bと、それぞれ断面がL字形の2つのブランチ
状ポリシリコン層80a/80bおよび40a/40b
を具備している。トランク状ポリシリコン層26a、2
6bは、それぞれDRAM内の転送トランジスタのドレ
イン領域16aおよび16bと電気的に接続されてお
り、T字形の断面を有している。2つのブランチ状ポリ
シリコン層80a、80bおよび40a、40bは、概
して互いに平行であり、中空のシリンダー状であり、水
平断面を円形、矩形、あるいは他の形状にしてもよい。
ブランチ状ポリシリコン層80a、80b、および40
a、40bは、それぞれ、ポリシリコン層26a、26
bの上面から一定距離だけ垂直方向に上に向かって延び
た後、水平に外側に向かって延びている。この後に続く
処理工程は、従来の工程と変わらないことから、ここで
は省略している。2つ以上のブランチ状電極層が必要で
あれば、本実施の形態に関して述べられた工程にしたが
って堆積層の形成を繰返し行うことにより、さらにブラ
ンチを作製することができる。
【0047】(実施形態5)前記第1〜第4の実施の形
態において、蓄積電極のブランチ状電極層の断面は、す
べてL字形であった。しかしながら、本発明は、この形
状に限定されていない。蓄積電極のブランチ状電極層
は、他の各種断面形状を用いることが可能である。以下
の実施の形態では、蓄積電極のブランチ状電極層の1つ
がL字形の断面を有しているが、別のブランチ状電極層
の断面はT字形である。
【0048】図20と図21は、本発明によるツリー型
電荷蓄積コンデンサを備えた半導体記憶装置の第5の実
施の形態を示している。本実施の形態の半導体記憶装置
は、本発明による半導体記憶装置の第5の好適な製造方
法によって作製することができる。
【0049】第5の実施の形態のツリー型蓄積電極は、
図7のウェハ構造に基づくものであるが、別の構造を備
えたDRAM蓄積電極を作製する別の製造方法を用いて
いる。図7のものと同一な図20および図21の要素に
は、同じ符号が付けられている。
【0050】図20と共に図7について説明すると、次
の工程では、ポリシリコン層40をマスク層として用
い、ウェットエッチング法により、絶縁層30aと30
bとが取り除かれる。さらに、CVD法により、絶縁層
28およびポリシリコン層40の表面上に、例えば、二
酸化シリコン層などの絶縁層82が蒸着される。その
後、従来のホトリソグラフィならびにエッチング法によ
り、ポリシリコン層26の表面に達するまで絶縁層82
と絶縁層28の選択部分に順次エッチングが施され、こ
れにより、開口部84aおよび84bが形成される。開
口部84aおよび84bは、それぞれ対応するドレイン
領域16aおよび16bの上方に位置することが好まし
い。次に、CVD法により、絶縁層82の表面上に、ポ
リシリコン層86を、例えば、約1000オングストロ
ームの厚さに蒸着し、開口部84aおよび84bを充填
する。ポリシリコン層86の導電率を高めるために、ポ
リシリコン層86に、例えば、ヒ素イオンを植え込む方
法がある。
【0051】次に、図21について説明すると、次の工
程において、従来のホトリソグラフィならびにエッチン
グ法により、ポリシリコン層86、絶縁層82、ポリシ
リコン層40、絶縁層28、およびポリシリコン層26
に対して順次エッチングを施し、各記憶装置内の電荷蓄
積コンデンサの蓄積電極を画定する。以上の工程を経
て、図示されるように、ポリシリコン層86、40、お
よび26がセクション86a、86b、40a、40
b、および26a、26bに分割される。次に、エッチ
ング保護層22をエッチング終点として、ウェットエッ
チング処理を施し、絶縁層82および28を除去する。
以上で、DRAM内の電荷蓄積コンデンサの蓄積電極の
製造は終了する。図21に示すように、蓄積電極は、ト
ランク状ポリシリコン層26a/26bと、断面がL字
形のブランチ状ポリシリコン層40a/40bと、断面
がT字形の別のブランチ状ポリシリコン層86a/80
bとを具備している。トランク状ポリシリコン層26
a、26bは、それぞれDRAM内の転送トランジスタ
のドレイン領域16aおよび16bに電気的に接続さ
れ、断面がT字形である。断面がL字形のブランチ状ポ
リシリコン層40aおよび40bは、概して中空のシリ
ンダー形状であるが、水平断面は、円形、矩形、あるい
は他の形状でもよい。ブランチ状ポリシリコン層40a
および40bは、トランク状ポリシリコン層26aと2
6bの上面から一定距離だけ垂直に上方向に延びてか
ら、水平に外側に向かって延びている。ブランチ状ポリ
シリコン層86aおよび86bの垂直方向のセクション
は、概して中空のシリンダー形状であるが、水平断面
は、円形、矩形、あるいは他の形状でもよい。ブランチ
状ポリシリコン層86aおよび86bは、トランク状ポ
リシリコン層26aおよび26bの上面から一定距離だ
け垂直に上方向に延びてから、水平方向に外側に向かっ
て延びている。
【0052】(実施形態6)以下の第6の実施の形態で
は、別の方法を用いて別の構造による蓄積電極を形成す
る。本実施の形態の蓄積電極の構造は、第5の実施の形
態のものと非常によく似ている。異なる点は、ブランチ
状ポリシリコン層にあり、第5の実施の形態のようなT
字形の断面を用いる代わりに、本実施の形態では柱状構
造を用いている。
【0053】第6の実施の形態のツリー型蓄積電極は、
図20のウェハ構造に基づいているが、別の製造方法に
より、別の構造を備えたDRAM蓄積電極を作製してい
る。図20のものと同一な図22の要素には、同じ符号
が付けられている。
【0054】図22と共に図20について説明する。C
MP法により、絶縁層82の少なくとも上面が露出する
まで、ポリシリコン層86を研磨し、図示するように、
柱状ポリシリコン層88aおよび88bを形成する。次
に、ポリシリコン層40をマスク層として、ウェットエ
ッチング処理を施し、絶縁層82と絶縁層28の露出部
分を除去する。さらに、従来のホトリソグラフィならび
にエッチング法により、エッチング保護層22の表面が
露出するまで、ポリシリコン層40、絶縁層28、およ
びポリシリコン層26の選択部分に対して順次エッチン
グが施される。これにより、各記憶装置内の電荷蓄積コ
ンデンサの蓄積電極が画定される。以上の工程を経て、
図示されるように、ポリシリコン層40および26が、
セクション40a、40b、および26a、26bに分
割される。次に、エッチング保護層22をエッチング終
点として、ウェットエッチング処理が再度施され、絶縁
層28が除去される。DRAM内の電荷蓄積コンデンサ
の蓄積電極の製造は、以上により完了する。図22に示
す通り、蓄積電極は、トランク状ポリシリコン層26a
/26bと、断面がL字形の1のブランチ状ポリシリコ
ン層40a/40bと、柱形ブランチ状ポリシリコン層
88a/88bとを具備している。トランク状ポリシリ
コン層26aおよび26bは、DRAM内の転送トラン
ジスタの各ドレイン領域16aおよび16bと電気的に
接続されている。L字形構造を備えたブランチ状ポリシ
リコン層40aおよび40bは、概して中空のシリンダ
ー状であるが、水平断面は、円形、矩形、あるいは他の
形状でもよい。ブランチ状ポリシリコン層40aおよび
40bは、トランク状ポリシリコン層26aおよび26
bの上面から一定距離だけ垂直方向上向きに延びた後、
水平に外側に向かって延びている。柱形ブランチ状ポリ
シリコン層88aおよび88bは、トランク状ポリシリ
コン層26aの上面から垂直方向上向きに延びており、
その水平断面は、円形、矩形、あるいは他の形状でもよ
い。
【0055】(実施形態7)前記第1〜第6の実施の形
態では、トランク状ポリシリコン層の水平部分の底部表
面は、エッチング保護層と接しており、さらに、CMP
によって堆積層の上方にあるポリシリコン層の除去とセ
クション分割を行った。しかしながら、本発明は、この
内容に限定されてはいない。以下に述べる実施の形態で
は、トランク状ポリシリコン層の水平部分の底部表面
が、その下層のエッチング保護層から分離しているた
め、蓄積電極の表面積が広くなっている。さらに、ここ
では、従来のホトリソグラフィならびにエッチング法を
用いて堆積層の上方に位置するポリシリコン層を分割す
るなどの代替技法についても説明する。
【0056】図23〜図27は、本発明によるツリー型
電荷蓄積コンデンサを備えた半導体記憶装置の第7の実
施の形態を示している。本実施の形態の半導体記憶装置
は、本発明による半導体記憶装置の第7の好適な製造方
法によって作製される。
【0057】第7の実施の形態のツリー型蓄積電極は、
図2のウェハ構造に基づいているが、別の製造方法を用
いて、別の構造を備えたDRAM蓄積電極を作製する。
図2のものと同一な図23〜図27の要素には、同じ符
号が付けられている。
【0058】図23と共に図2について説明すると、C
VD法により、絶縁層90、エッチング保護層92、お
よび絶縁層94が蒸着される。例えば、絶縁層90は、
約7000オングストロームの厚さに蒸着されたBPS
G層であってもよい。例えば、エッチング保護層92
は、約1000オングストロームの厚さに蒸着された窒
化シリコン層でもよい。例えば、絶縁層94は、約10
00オングストロームの厚さに蒸着された二酸化シリコ
ン層でもよい。その後、従来のホトリソグラフィならび
にエッチング法により、絶縁層94、エッチング保護層
92、絶縁層90、およびゲート酸化膜14に対し、順
次選択的にエッチングを施す。その結果、蓄積電極コン
タクトホール96aおよび96bが形成される。蓄積電
極コンタクトホール96aおよび96bは、絶縁層94
の上面から、それぞれドレイン領域16aおよび16b
の上面まで延びている。次に、絶縁層94の表面にポリ
シリコン層が蒸着され、さらに、蓄積電極コンタクトホ
ール96aおよび96bが充填される。その後、再度従
来のホトリソグラフィならびにエッチング法によりポリ
シリコン層が画定され、図示するように、ポリシリコン
層98が形成される。ポリシリコン層の導電率を高める
ために、ポリシリコン層に、例えば、ヒ素イオンが植え
込まれる。図23に示す通り、ポリシリコン層98によ
り、蓄積電極コンタクトホール96aおよび96bが充
填され、さらに、絶縁層94の表面が覆われる。次に、
ポリシリコン層98の表面上に、例えば、二酸化シリコ
ンなどの絶縁層100が、約7000オングストローム
の厚さに蒸着される。
【0059】図24について説明すると、次の工程で
は、絶縁層100の表面上に、絶縁層と防食用ポリシリ
コン層が順次蒸着される。さらに、従来のホトリソグラ
フィならびにエッチング法によって該絶縁層と該防食用
ポリシリコン層が画定され、図示するように、一体シリ
ンダー型絶縁層102aおよび102bと防食用ポリシ
リコン層104aおよび104bが形成される。絶縁層
102aおよび102bと防食用ポリシリコン層104
aおよび104bの水平断面は、円形、矩形、あるいは
他の形状でもよい。絶縁層102aおよび102bは、
例えば、約1000オングストロームの厚さに蒸着され
た窒化シリコン層でもよい。防食用ポリシリコン層10
4aおよび104bは、例えば、約1000オングスト
ロームの厚さに蒸着される。絶縁層102aは、防食用
ポリシリコン層104aと共に堆積層102a、104
aを形成するが、この堆積層は、対応するドレイン領域
16aの上方に位置することが好ましい。同様に、絶縁
層102bは、防食用ポリシリコン層104bと共に堆
積層102b、104bを形成するが、この堆積層は、
対応するドレイン領域16bの上方に位置することが好
ましい。次に、堆積層102a、104a、および10
2b、104bの側壁に、それぞれ二酸化シリコンスペ
ーサ106a、106bが形成される。本実施の形態で
は、二酸化シリコン層を、例えば、約1000オングス
トロームの厚さに蒸着する第1工程と、二酸化シリコン
層にエッチングバック処理を施す第2工程とを経て、二
酸化シリコンスペーサ106aおよび106bを形成す
ることができる。その後、CVD法により、例えば、窒
化シリコン層などの絶縁層108を約2000オングス
トロームの厚さに蒸着する。さらに、CMP法によっ
て、堆積層102a、104a、および102b、10
4bの少なくとも上面が露出するまで、絶縁層108を
研磨する。
【0060】次に図25について説明すると、次の工程
では、堆積層102a、104a、および102b、1
04bと絶縁層108をエッチングマスク層として用
い、二酸化シリコンスペーサ106aおよび106b
が、エッチングによって取り除かれる。さらに、同じ堆
積層102a、104a、および102b、104bと
絶縁層108をエッチングマスクとして用い、ポリシリ
コン層98の表面に達するまで、絶縁層100にエッチ
ング処理が行われる。次に、防食用ポリシリコン層10
4a、104bをエッチングマスクとして用い、エッチ
ングにより絶縁層108が除去される。以上により、開
口部110aおよび110bが形成される。
【0061】次に、図26について説明すると、次の工
程では、堆積層102a、104a、および102b、
104bと絶縁層100の表面上に、ポリシリコン層1
12が、例えば、約1000オングストローム厚さに蒸
着され、さらに、開口部100aおよび110bを充填
する。ポリシリコン層112の導電率を高めるために、
例えば、ヒ素イオンがポリシリコン層112に植え込ま
れる。その後、従来のホトリソグラフィならびにエッチ
ング法により、ポリシリコン層112および防食用ポリ
シリコン層104a、104bが画定される。その結
果、絶縁層102a、102bの上方部分が分割され、
図示するような構造が形成される。
【0062】次に図27について説明すると、次の工程
では、ポリシリコン層112と防食用ポリシリコン層1
04a、104bとをマスク層として用い、ウェットエ
ッチング処理により、絶縁層102a、102bとその
下層の絶縁層100とを順次取り除く。その後、従来の
ホトリソグラフィならびにエッチング法により、ポリシ
リコン層112、絶縁層100、およびポリシリコン層
98に対して順次エッチングを施し、各記憶装置の電荷
蓄積コンデンサの蓄積電極を画定する。以上の工程を経
て、ポリシリコン層112および98は、セクション1
12a、112bならびに98a、98bに分割され
る。次に、エッチング保護層92をエッチング終点とし
て用い、ウェットエッチング処理を再度施して、絶縁層
100および94を除去する。DRAM内の電荷蓄積コ
ンデンサの蓄積電極の製造は、以上で完了する。図27
に示すように、この蓄積電極は、トランク状ポリシリコ
ン層98a/98bと断面がT字形のブランチ状ポリシ
リコン層112a/112bとを具備している。トラン
ク状ポリシリコン層98a、98bは、DRAM内の転
送トランジスタの各ドレイン領域16a、16bと電気
的に接続されている。トランク状ポリシリコン層の水平
部分の下面とエッチング保護層92の上面との間には一
定の距離が保たれており、これにより、蓄積電極の表面
積が広くなっている。ブランチ状ポリシリコン層112
aおよび112bは、概して中空のシリンダー形状であ
るが、その水平断面は、円形、矩形、あるいは他の形状
でもよい。ブランチ状ポリシリコン層112aおよび1
12bは、トランク状ポリシリコン層98a、98bの
上面から一定の距離だけ垂直に上に向かって延び、さら
に水平に外側に向かって延びている。
【0063】以上開示された実施の形態は、単独でも利
用できるが、組み合わせによって1つのDRAMチップ
内に多種多様なサイズおよび形状を備えた蓄積電極にす
ることも可能なことは、半導体製造に関わる当業者にと
って明らかである。このような変形は、すべて本発明の
範囲内に含まれるものとする。
【0064】添付図面において、本発明の転送トランジ
スタのドレインは、シリコン基板の拡散領域をベースに
しているが、他の変形例、例えば、トレンチ型ドレイン
領域なども可能である。
【0065】添付図面の構成要素は、説明のために概略
的に示したものであり、実際の尺度を示すものではな
い。図示されている本発明の構成要素に関する形状、寸
法、ならびに伸張部分の角度は、本発明の範囲に関する
限定条件とはならない。
【0066】本発明は、例示と好適な実施の形態に基づ
き説明がなされてきたが、開示された実施の形態に限定
されないことは明らかである。むしろ、当業者にとって
明らかなように、本発明は、多種多様な修正および同様
の変形もその範囲内に含むことを意図するものである。
したがって、添付クレームは、上記の各種修正ならびに
同様の変形がすべて網羅されるように、最も広い解釈が
なされなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】DRAM装置の記憶セルを示す回路図である。
【図2】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その1)。
【図3】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その2)。
【図4】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その3)。
【図5】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その4)。
【図6】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その5)。
【図7】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その6)。
【図8】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その7)。
【図9】本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形
態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図であ
る(その8)。
【図10】本発明による半導体記憶装置の第2の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その1)。
【図11】本発明による半導体記憶装置の第2の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その2)。
【図12】本発明による半導体記憶装置の第2の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その3)。
【図13】本発明による半導体記憶装置の第2の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その4)。
【図14】本発明による半導体記憶装置の第2の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その5)。
【図15】本発明による半導体記憶装置の第3の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す断面図である。
【図16】本発明による半導体記憶装置の第4の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その1)。
【図17】本発明による半導体記憶装置の第4の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その2)。
【図18】本発明による半導体記憶装置の第4の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その3)。
【図19】本発明による半導体記憶装置の第4の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その4)。
【図20】本発明による半導体記憶装置の第5の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その1)。
【図21】本発明による半導体記憶装置の第5の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その2)。
【図22】本発明による半導体記憶装置の第6の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す断面図である。
【図23】本発明による半導体記憶装置の第7の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その1)。
【図24】本発明による半導体記憶装置の第7の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その2)。
【図25】本発明による半導体記憶装置の第7の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その3)。
【図26】本発明による半導体記憶装置の第7の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その4)。
【図27】本発明による半導体記憶装置の第7の実施の
形態と本発明によるその製造方法を示す工程別断面図で
ある(その5)。
【符号の説明】
10 シリコン基板 16 ドレイン領域 20 絶縁層 22 エッチング保護層 26 ポリシリコン層 28 絶縁層 40 ポリシリコン層 42 誘電体膜 52 ポリシリコン層 66 ポリシリコン層 80 ポリシリコン層 86 ポリシリコン層 88 ポリシリコン層 98 ポリシリコン層 112 ポリシリコン層

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板に形成されたソース/ドレイン領域を有する転
    送トランジスタと、 前記転送トランジスタの前記ソース/ドレイン領域のい
    ずれか1つと電気的に接続された電荷蓄積コンデンサ
    と、 から成り、かつ前記電荷蓄積コンデンサが、 前記転送トランジスタの前記ソース/ドレイン領域のい
    ずれか1つと電気的に接続された下方端部を備え、かつ
    前記下方端部からほぼ垂直に一定距離だけ上部地点まで
    延び、さらに前記上部地点からほぼ水平に外側に向かっ
    て延びていることを特徴とするトランク状導電層と、 断面がほぼL字形であり、かつ前記トランク状導電層の
    上面に接続された第1端部を備えているブランチ状導電
    層において、前記トランク状導電層と前記ブランチ状導
    電層との組み合わせにより電荷蓄積コンデンサの蓄積電
    極が形成されていることを特徴とする少なくとも1のブ
    ランチ状導電層と、 前記トランク状導電層と前記ブランチ状導電層との露出
    面に拡がる誘電体層と、 前記誘電体層上に拡がり、かつ前記電荷蓄積コンデンサ
    の対向電極として機能するオーバーレイ導電層と、から
    成ることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記トランク状導電層の断面がT字形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記トランク状導電層の断面がU字形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1のブランチ状導電等が前記トラ
    ンク状導電層の上面に接続されていることを特徴とする
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ブランチ状導電層の前記第1端部が
    前記トランク状導電層の上面に接続されていることを特
    徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記ブランチ状導電層が中空のシリンダ
    ー形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つのブランチ状導電層
    が、互いにほぼ平行に配置された2つのブランチ状導電
    層を具備し、かつ各ブランチ状導電層の断面がL字形で
    あり、各ブランチ状導電層の第1端部が前記トランク状
    導電層の前記上面に接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 基板と、 前記基板に形成されたソース/ドレイン領域を有する転
    送トランジスタと、 前記転送トランジスタの前記ソース/ドレイン領域のい
    ずれか1つと電気的に接続された電荷蓄積コンデンサ
    と、から成り、さらに、前記電荷蓄積コンデンサが、 前記転送トランジスタの前記ソース/ドレイン領域のい
    ずれか1つと電気的に接続された下方端部を備え、かつ
    前記下方端部からほぼ垂直に一定距離だけ上部地点まで
    延び、さらに前記上部地点からほぼ水平に外側に向かっ
    て延びていることを特徴とするトランク状導電層と、 第1セグメントおよび第2セグメントを有している第1
    ブランチ状導電層において、前記第1セグメントが、前
    記トランク状導電層の上面に接続され、かつ第2端部ま
    で垂直に上に向かって延びている第1端部を備え、前記
    第2セグメントが前記第1セグメントの前記第2端部に
    接続され、かつ水平に延びている第1端部を備え、さら
    に、前記トランク状導電層と前記第1ブランチ状導電層
    との組み合わせにより電荷蓄積コンデンサの蓄積電極が
    形成されていることを特徴とする第1ブランチ状導電層
    と、 前記トランク状導電層と前記ブランチ状導電層との露出
    面を覆っている誘電体層と、 前記誘電体層上に拡がり、かつ前記電荷蓄積コンデンサ
    の対向電極として機能するオーバーレイ導電層と、から
    成ることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記トランク状導電層の断面がT字形で
    あることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】 前記トランク状導電層の断面がU字形
    であることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第1のブランチ状導電等が中空の
    シリンダー形状を有していることを特徴とする請求項8
    に記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記第1ブランチ状導電層の前記第2
    セグメントが前記第1セグメントの前記第2端部から外
    側に向かって水平に延びていることを特徴とする請求項
    11に記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記第1ブランチ状導電層の前記第2
    セグメントが前記第1セグメントの前記第2端部から内
    側に向かって水平に延びていることを特徴とする請求項
    11に記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のブランチ状導電層が、前記
    トランク状導電層の周辺エッジ部において前記トランク
    状導電層に接続され、かつ前記第1のブランチ状導電層
    の前記第2セグメントが前記第1セグメントの前記第2
    端部から前記トランク状導電層の別の周辺エッジ部に向
    かって水平に延びていることを特徴とする請求項11に
    記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記電荷蓄積コンデンサが、前記トラ
    ンク状導電層の前記上面に接続された第1端部を有する
    第2ブランチ状導電層をさらに具備し、前記第2ブラン
    チ状導電層の露出面上に前記誘電体層がさらに形成され
    ていることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第2ブランチ状導電層の断面がT
    字形であることを特徴とする請求項15に記載の半導体
    記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記第2ブランチ状導電層が柱状であ
    り、前記トランク状導電層の前記上面から垂直に延びて
    いることを特徴とする請求項15に記載の半導体記憶装
    置。
  18. 【請求項18】 前記電荷蓄積コンデンサが、前記第1
    ブランチ状導電層に対してほぼ平行な第2ブランチ状導
    電層を具備し、かつ前記第2ブランチ状導電層の第1端
    部が、前記トランク状導電層の前記上面に接続されてい
    ることを特徴とする請求項11に記載の半導体記憶装
    置。
JP9077603A 1996-08-16 1997-03-28 コンデンサを備えた半導体記憶装置 Pending JPH1079474A (ja)

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