JP2020518017A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 対向配置されている第１および第２高分子フィルム基板と、前記高分子フィルム基板の間に存在し、液晶ホストおよび二色性染料ゲストを含む能動液晶層を有する能動液晶フィルム層とを含み、
   前記能動液晶層は、垂直配向状態である第１配向状態と前記第１配向状態とは異なる第２配向状態との間をスイッチングすることができ、
   前記高分子フィルム基板は、それぞれ、５５０ｎｍ波長の光に対する面内位相差が４，０００ｎｍ以上であり、
   前記第１高分子フィルム基板および前記第２高分子フィルム基板のそれぞれは延伸高分子フィルム基板であり、
   前記第１高分子フィルム基板および前記第２高分子フィルム基板のそれぞれの第１方向はＴＤ（ｔｒａｎｓｖｅｒｓｅ ｄｉｒｅｃｔｉｏｎ）方向であり、前記第１高分子フィルム基板および前記第２高分子フィルム基板のそれぞれの第２方向はＭＤ（Ｍａｃｈｉｎｅ Ｄｉｒｅｃｔｉｏｎ）方向であり、
   前記第１高分子フィルム基板の第１方向と前記第２高分子フィルム基板の第１方向とのなす角度が０度〜１０度の範囲内となるように配置されている光変調デバイス。
2. 第１および第２高分子フィルム基板は、それぞれ、一面に電極層が形成された電極フィルム基板であり、各前記電極層が対向するように第１および第２高分子フィルム基板が配置されている、請求項１に記載の光変調デバイス。
3. 第１および第２高分子フィルム基板は、ポリエステルフィルム基板である、請求項１または２に記載の光変調デバイス。
4. 第１および第２高分子フィルム基板のそれぞれの第１方向における伸び率が１５％以上である、請求項１から３のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
5. 前記第１高分子フィルム基板および前記第２高分子フィルム基板のそれぞれにおいて、第１方向における伸び率Ｅ１と前記第１方向と垂直をなす第２方向における伸び率Ｅ２との比率Ｅ１／Ｅ２が３以上である、請求項１から４のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
6. 第１および第２高分子フィルム基板のそれぞれは、第１および第２方向の両方と４０度〜５０度の範囲内の角度をなす第３方向における伸び率Ｅ３が、前記第１方向における伸び率Ｅ１に比べて大きく、前記第３方向における伸び率Ｅ３と前記第２方向における伸び率Ｅ２との比率Ｅ３／Ｅ２が５以上である、請求項１から５のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
7. 第１および第２高分子フィルム基板は、それぞれ、第２方向における熱膨張係数ＣＴＥ２と第１方向における熱膨張係数ＣＴＥ１との比率ＣＴＥ２／ＣＴＥ１が１．５以上である、請求項１から６のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
8. 第２方向における熱膨張係数ＣＴＥ２が５０〜１５０ｐｐｍ／℃の範囲内である、請求項７に記載の光変調デバイス。
9. 第１および第２高分子フィルム基板は、それぞれ、第２方向における弾性率ＹＭ２と第１方向における弾性率ＹＭ１との比率ＹＭ１／ＹＭ２が１．５以上である、請求項１から８のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
10. 第１方向における弾性率ＹＭ１が４〜１０ＧＰａの範囲内である、請求項９に記載の光変調デバイス。
11. 第１および第２高分子フィルム基板は、それぞれ、第２方向における最大応力ＭＳ２と第１方向における最大応力ＭＳ１との比率ＭＳ１／ＭＳ２が１．５以上である、請求項１から１０のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
12. 第１方向における最大応力ＭＳ１が１５０〜２５０ＭＰａの範囲内である、請求項１１に記載の光変調デバイス。
13. 第２配向状態が水平配向状態である、請求項１から１２のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
14. 第２配向状態がツイスト配向状態である、請求項１から１２のいずれか一項に記載の光変調デバイス。
15. 左眼用レンズと右眼用レンズと、前記左眼用レンズと右眼用レンズを支持するフレームとを含むアイウェアであって、
    前記左眼用レンズおよび右眼用レンズは、それぞれ、請求項１から１４のいずれか一項に記載の光変調デバイスを含むアイウェア。