JP2010518166A - イオン液体の製造 - Google Patents
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Abstract
Description
1.発明の分野
本発明は、概略的には、セルロースエステルおよび/またはイオン液体に関する。本発明の一側面は、セルロースエステルをイオン液体中で製造する方法に関する。
セルロースは、無水グルコースのβ−1,4−結合ポリマーである。セルロースは、典型的には、水および殆ど全ての一般的な有機溶媒において不溶の高分子量の多分散ポリマーである。木材中またはコットン製品(例えばハウジングまたは布帛工業品)中の非修飾セルロースの使用は周知である。非修飾セルロースはまた、種々の他の用途において、通常、フィルム(例えばセロハン(登録商標))として、繊維(例えばビスコースレーヨン)として、または薬剤用途において使用される粉末(例えば、微結晶セルロース)として利用されている。修飾セルロース、例えばセルロースエステルはまた、幅広い商業用途において利用されている。セルロースエステルは、一般的に、まずセルロースをセルローストリエステルに変換し、次いでセルローストリエステルを酸性水性媒体中で所望の置換度(「DS」)(これは、無水グルコースモノマー当たりのエステル置換基の平均数である)まで加水分解することにより得ることができる。単一種のアシル置換基を含有するセルローストリエステルを、これらの条件下で加水分解することは、最終DSに応じて最大8種の異なるモノマーからなることができるランダムコポリマーを与えることができる。
本発明の一態様は、カルボキシル化イオン液体を製造する方法に関する。この態様の方法は:アルキルアミンホルメートイオン液体を無水物と、該アルキルアミンホルメートイオン液体を該カルボキシル化イオン液体にアニオン交換を経て変換するのに十分な条件下で接触させること;を含む。該カルボキシル化イオン液体は、硫黄を200ppmw未満の量で、およびハロゲン化物を200ppmw未満の量で含有する。
図1は、セルロースエステルを製造するための単純化されたシステムを示す。図1のシステムは、概略的に、溶解ゾーン20、エステル化ゾーン40、セルロースエステル回収/処理ゾーン50、およびイオン液体回収/処理ゾーン60を含む。
例において用いた物質
以下の例で採用した商業グレードのイオン液体は、BASFによって製造されFlukaを経て得られた。これらのイオン液体は、例において説明するように、入手したまま、および精製後の両者で用いた。実験のアルキルイミダゾリウムカルボキシレートはまた、例において説明するように得た。セルロースはAldrichから得られた。Aldrichセルロースの重合度(DP 約335)は、銅エチレンジアミン(Cuen)を溶媒として用いてキャピラリー粘度測定により評価した。イオン液体中での溶解前に、セルロースを典型的には14〜18時間、50℃で5mmHgにて乾燥させた(セルロースが溶解前に水で改良された場合を除く)。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ(Mettler−Toledo AutoChem,Inc.,Columbia,MD,USA)、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、61gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。[BMIm]Clを添加する前に、イオン液体を90℃で溶融させ、次いで、デシケーター内で保存した;[BMIm]Clは保存中液体のままであった。急速に撹拌しながら、3.21gの予め乾燥させた微結晶セルロース(DP 約335)の添加を小分割量で(3分間の添加)開始した。減圧適用前にスラリーを5分間撹拌した。約3時間25分後、殆どのセルロースは、数個の小片およびプローブに付着した1つの大片を除いて溶解した。5.5時間後、油浴温度を105℃に上げて残りのセルロースの溶解を加速した。溶液を105℃で1.5時間維持(47分加熱)した後で、溶液を室温まで冷やし(セルロース添加の開始から6時間25分)、そして1晩雰囲気温度に置いた。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、64.3gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。[BMIm]Clを添加する前に、ILを90℃で溶融させ、次いで、デシケーター内で保存した;[BMIm]Clは保存中液体のままであった。急速に撹拌しながら、イオン液体に、3.4g(5wt%)の微結晶セルロース(DP 約335)を環境温度で添加してセルロースを分散させた。セルロースの添加から約12分後、予熱した80℃の油浴をフラスコまで上げた。80℃の油浴中約17分後、視覚的には、全てのセルロースは溶解したと思われた。80℃の油浴中約22分後、減圧の適用を開始した。水の完全な除去を確保するため、減圧の適用から50分後、油浴の設定を105℃まで上昇させ、そして溶液を2時間25分撹拌した後で、油浴を室温まで冷やした。
セルロース(3.58g,5wt%)を、68gの[BMIm]Cl中に、例2と同様の様式で溶解させた。セルロース溶液(接触温度=80℃)に対し、433mgのMSAと6.76gのAc2O(3eq)との混合物を滴下(8分)添加した。6〜10gアリコートの反応混合物を取出して100mLのMeOH中に沈殿させることによって、反応時間全体を通じて反応をサンプリングした。各アリコートからの固体を2Xで100mL分量のMeOHで洗浄し、次いで60℃、5mmHgで乾燥させた。固体試料は雪白色であった。約2時間後、全てのAc2OはIRによって消費されたと思われた。実験を中止して残りの試料を上記のように加工した。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、58.07gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。[BMIm]Clを添加する前に、ILを90℃で溶融させ、次いで、デシケーター内で保存した。フラスコを油浴中に配置して80℃まで加熱した。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、67.33gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。[BMIm]Clを添加する前に、ILを90℃で溶融させ、次いで、デシケーター内で保存した。フラスコを油浴中に配置して80℃まで加熱した。7.48g(10wt%)の微結晶セルロース(DP 約335)に、7.08gの水を添加した。セルローススラリーを手動で混合し、約60分間置いた後で、スラリーを小分割量で[BMIm]Clに添加(8分の添加)した。これは濁った溶液を与え、ここでセルロースは驚くべきことに良く分散していた。スラリーを10分間撹拌した後で、減圧を適用した。セルロース溶液を1晩撹拌し続けた。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、51.82gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。[BMIm]Clを添加する前に、ILを90℃で溶融させ、次いで、デシケーター内で保存した。フラスコを油浴中に配置して80℃まで加熱した。9.15g(15wt%)の微結晶セルロース(DP 約335)に、53.6gの水を添加した。手動混合後、セルロースを水中に50分間置いた後で、18.9gの湿潤セルロースケーキを与えるろ過を行なった。次いで、水湿潤セルロースを小分割量で[BMIm]Clに添加(5分の添加)した。2分以内に、セルロースはイオン液体中で微分散した。セルロースを[BMIm]Clに添加してから10分後、フラスコを減圧下に置いた。約1時間後、視認できるセルロース粒子は存在しなかった;溶液粘度は極めて高く、溶液は撹拌棒を上り始めた。溶液を1晩80℃で減圧下にて撹拌し続けた。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、58.79gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。[BMIm]Clを添加する前に、ILを90℃で溶融させ、次いで、デシケーター内で保存した。フラスコを油浴中に配置して80℃まで加熱した。80℃に達した後、IRスペクトルの収集を始めた後で、1.82g(3wt%)の氷酢酸を添加した。混合物を12分間撹拌した後で、10.38g(15wt%)のセルロース(DP 335)を水湿潤セルロースケーキとして添加した(10.29gの水、セルロースを50分間過剰水中に浸漬することにより準備、9分添加)。混合物を約9分間撹拌してセルロースを分散させた後で、減圧を適用した。約65分後、赤外スペクトル分光は、全てのセルロースが溶解したことを示した(図14)。撹拌を更に70分間続けた後で、1.82gの氷酢酸(全6wt%)を添加した。溶液粘度を低減するために、酢酸を添加してから8分後に撹拌を止め、そして油浴温度を100℃まで上げた。100℃に達した(45分間)後、撹拌を再開した。赤外スペクトル分光は、撹拌再開時点で、酢酸がセルロース溶液と良好に混合されていたことを示した。最終溶液は明澄であり、何らのセルロース粒子も観察されなかった。10日間置いた後、セルロース溶液はなお明澄であり、そして手動で室温にて撹拌できた(これは、[BMIm]Cl中15wt%セルロース溶液で、酢酸不存在下ではできない)。
三つ口の250mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、149.7gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。フラスコを油浴中に配置して80℃まで加熱した。微結晶セルロース(12.14g、7.5wt% DP 約335)を、68.9gの水に添加した。手動混合後、セルロースを水中に45分間60℃で置いた後で、24.33gの湿潤セルロースケーキを与えるろ過を行なった。次いで、水湿潤セルロースを小分割量で[BMIm]Clに添加(5分の添加)した。セルロースを[BMIm]Clに添加してから約15分後、減圧を約120mmHgで開始して約1.4mmHgまで徐々に低くすることによってフラスコを減圧下に置いた。約85分後、何らの視認できるセルロース粒子も存在しなかった;IRスペクトル分光は、全てのセルロースが溶解したことを示した。溶液を1晩80℃にて減圧下で撹拌し続けた。
三つ口の100mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、60.47gの1−アリル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。フラスコを油浴中に配置して80℃まで加熱した。微結晶セルロース(9.15g、7wt%、DP 約335)を、27.3gの水に添加した。手動混合後、セルロースを水中に50分間60℃で置いた後で、9.44gの湿潤セルロースケーキを与えるろ過を行なった。次いで、水湿潤セルロースを小分割量で[AMIm]Clに添加(5分の添加)した。セルロースを[AMIm]Clに添加してから約15分後、減圧を約120mmHgで開始して徐々に低くすることによってフラスコを減圧下に置いた。約40分後、何らの視認できるセルロース粒子も存在しなかった;IRスペクトル分光は、全てのセルロースが溶解したことを示した。溶液を1晩80℃にて減圧下で撹拌し続けた。
29.17gの[BMIm]Cl中に溶解したセルロースの溶液(5wt%)を油浴で80℃まで加熱した。溶液を、撹拌しながら2時間、減圧下(約7mmHg)で保持した。セルロース溶液に4.6g(5eq)のAc2Oを添加した(5分添加)。反応過程の間、溶液色は徐々により濃色(茶色)になった。2.5時間後、溶液はゲル化したため、接触溶液を室温まで冷やした。溶液を水に添加することによって生成物を単離し、次いでホモジナイズして分散ゲル/粉末を得た。混合物をろ過して水で広範囲に洗浄した。固体を減圧下で50℃にて乾燥させた後、2.04gのピンク色粉末を得た。これはアセトンに不溶であった。1HNMRによる分析は、試料のDSが2.52、およびMwが73,261であることを示した。
三つ口の100mL丸底フラスコに、機械撹拌およびN2/減圧入口を付け、33.8gの1−アリル−3−メチルイミダゾリウムクロリドを添加した。急速に撹拌しながら、1.78gの乾燥セルロース粉末(DP 約335)を添加した。フラスコを減圧下(2mmHg)に置き、そして混合物を室温で撹拌してセルロースを確実に良く分散させた。15分後、セルロースは良く分散し、溶液粘度は上昇した。フラスコを油浴中に置いて80℃まで加熱した。40分後、全てのセルロースが溶解した。溶液を80℃で6.5時間維持した後で、溶液を室温まで冷やし、そして1晩置いた。
[BMIm]Cl中に溶解したセルロースの溶液(5wt%)を油浴で80℃まで加熱した。溶液を、撹拌しながら4時間、減圧下(約2.5mmHg)で保持した。セルロース溶液に、10.88g(5eq)の無水ノナン酸および141mgのMSAの混合物を添加した(25分添加)。18.5時間後、溶液を室温まで冷やした後で、これを、80:20 MeOH:H2Oの溶液中に注いだ。ろ過後、85:15 MeOH:H2O、次いで95:5 MeOH:H2Oで固体を広範囲に洗浄した。試料を減圧下で乾燥させ、これは、イソドデカン中に可溶な3.7gの白色粉末を与えた。1HNMRによる分析は、生成物がDS2.49のセルロースノナノエートであることを示した。
[BMIm]Cl中に溶解したセルロースの溶液(5wt%)を油浴で80℃まで加熱した。溶液を、撹拌しながら1晩、減圧下(約6mmHg)で保持した。セルロース溶液に、7.91g(5eq)の無水酪酸と190mgのMSAとの混合物を添加した(25分添加)。2.6時間後、溶液を室温まで冷やした後で、これを水中に注いだ。固体を広範囲に水で洗浄した後で、減圧下で乾燥させ、アセトン中および90:10 CHCl3:MeOH中に可溶の2.62gの白色粉末を与えた。1HNMRによる分析は、生成物がDS2.59のセルロースブチレートであることを示した。
1L平底ケトルに、193.6gの固体[BMIm]Clを添加した。三つ口の頂部をケトル上に配置して、ケトルにN2/減圧入口および機械撹拌を付けた。次いでケトルを80℃の油浴中に配置し、撹拌しながら[BMIm]Clを6mmHg減圧下で溶融させた。[BMIm]Clが完全に溶融した後、10.2gの予め乾燥させたセルロース(DP 約335)を添加して、混合物をHeidolph Silent Crusherでホモジナイズした。約3分間のホモジナイズ後、本質的に全てのセルロースが溶解した。溶液を減圧下(6mmHg)で更に1.5時間撹拌し、この時点で全てのセルロースが溶解した。
セルロースアセテートのアセトン中での溶解性を以下のように評価した:アセトン(Burdick&Jackson 高純度グレード)を、使用前に、4Aモレキュラーシーブス(Aldrichから購入し、オーブン内で125℃で貯蔵した)を用いて乾燥させた。全てのセルロースアセテートを、使用前に減圧オーブン(Eurotherm 91 e)内で60℃、5mmHgで少なくとも12時間乾燥させた。各セルロースアセテートを2つのドラムバイアル(100mg±1mg)中に量り入れ、そして次いで、1mL±5μlの乾燥アセトンをバイアルに添加した(バイアルはVWRから得た)。次いで、バイアルを超音波浴(VWR,モデル75HT)中に置いて、室温で30〜120分間超音波処理し、次いで、回収およびボルテックス(VWR minivortexer)を室温で速度設定10にて行なった。セルロースアセテートが溶解していると思われたが溶解速度が遅いと思われた場合には、バイアルをローラー上に置き、1晩雰囲気温度で混合(毎分約15回転)した。混合時間に次いで、各セルロースアセテートの溶解性を以下のように評定した:
1Lの三つ口丸底フラスコに、360mLの水、1.30gの酢酸、および5.68gのBa(OH)2・H2Oを添加した。混合物を80℃まで加熱し、半透明の溶液を与えた。この溶液に、300gの工業[BMIm]OAcを滴下(1時間添加)添加した(XRFによる評価で0.156wt%の硫黄を含有)。溶液を更に1時間80℃で保持した後で、溶液を室温まで冷やした。反応の間に形成された固体を遠心分離により除去した後で、溶液を減圧下(60〜65℃、20〜80mmHg)で淡黄色液体に濃縮した。液体を2つの300mL分量のEtOAcで抽出した。液体をまず60℃、20〜50mmHgで、次いで90℃、4mmHgで濃縮して、297.8gの淡黄色油を得た。プロトンNMRにより、[BMIm]OAcの形成が確認され、これはXRFによれば0.026wt%の硫黄を含んでいた。
1Lの三つ口丸底フラスコに、400mLの水、62.7gの酢酸、および267gのBa(OH)2・H2Oを添加した。混合物を74℃まで加熱し、半透明の溶液を与えた。この溶液に、100gの工業[BMIm]HSO4を滴下(1.75時間添加)添加した。溶液を更に74〜76℃で30分間保持した後で、溶液を室温まで冷やし、1晩(約14時間)置いた。反応の間に形成された固体をろ過により除去した後で、溶液を減圧下で、濃縮中に形成された固体を含有する油に濃縮した。固体を遠心分離で除去して琥珀色液体を得た。更なる生成物が、固体をEtOH中でスラリー化して遠心分離することにより得られた。液体をまず60℃、20〜50mmHgで、次いで90℃、4mmHgで濃縮して、65.8gの琥珀色油を得た。プロトンNMRにより、[BMIm]OPrの形成が確認され、これはXRFによれば0.011wt%の硫黄を含んでいた。
300mLのオートクレーブに、25gの1−ブチルイミダゾール、45.4g(3.75eq)のメチルホルメート、および21mLのMeOH(2.58eq)を添加した。オートクレーブを1035kPaに加圧した後で、溶液を150℃まで加熱した。接触溶液を150℃で18時間維持した。溶液を室温まで冷やした後で、揮発性成分を減圧下で除去した。粗反応混合物のプロトンNMRにより、1−ブチルイミダゾールの89%が[BMIm]ホルメートに変換されたことが明らかになった。精製[BMIm]ホルメートは、1−ブチルイミダゾールを粗生成物から蒸留によって除去することにより得た。
300mLのオートクレーブに、25gの[BMIm]ホルメート、50.3g(5.0eq)のメチルアセテート、および50mLのMeOH(9eq)を添加した。オートクレーブを1035kPaに加圧した後で、溶液を170℃まで加熱した。接触溶液を170℃で15.3時間維持した。溶液を室温まで冷やした後で、揮発性成分を減圧下で除去した。反応混合物のプロトンNMRにより、[BMIm]ホルメートの57%が[BMIm]アセテートに変換されたことが明らかになった。
25mLの一つ口の丸底フラスコに、11.1gの[BMIm]ホルメートを添加した。無水酢酸(6.15g)を[BMIm]ホルメートに滴下添加した。添加の間、ガスの発生を記録し、更に溶液を加温(47℃)した。次いでフラスコを予熱された50℃の水浴中に45分間置いた後で、減圧(4mmHg)を適用して80℃まで加熱して揮発性成分を除去した。1HNMRによる、得られる液体の分析は、出発物質の[BMIm]アセテートへの100%変換を示した。
300mLのオートクレーブに、25gの[BMIm]ホルメート、87.4g(6.3eq)の酢酸、および23.1gのMeOH(5.3eq)を添加した。オートクレーブを1035kPaに加圧した後で、溶液を150℃まで加熱した。接触溶液を150℃で14時間維持した。溶液を室温まで冷やした後で、揮発性成分を減圧下で除去した。反応混合物のプロトンNMRにより、[BMIm]ホルメートの41%が[BMIm]アセテートに変換されたことが明らかになった。
1Lのオートクレーブに、100.7gの[BMIm]アセテート、152.5g(5eq)のメチルホルメート、および200mLのMeOH(9.7eq)を添加した。オートクレーブを1035kPaに加圧した後で、溶液を140℃まで加熱した。接触溶液を140℃で18時間維持した。溶液を室温まで冷やした後で、揮発性成分を減圧下で除去した。反応混合物のプロトンNMRにより、[BMIm]アセテートの100%が[BMIm]ホルメートに変換されたことが明らかになった。
23A:
100mLの三つ口丸底フラスコに、32.75gの工業高硫黄[BMIm]OAc(0.156wt%硫黄)および1.72gのセルロース粉末を添加した。この混合物を雰囲気温度で簡単にホモジナイズした後、フラスコを予熱した80℃油浴中に置いた。混合物を80℃、2mmHgで1.75時間撹拌し、セルロースを完全に溶解させるためには約15分が必要であった。わら色溶液を室温まで冷やし、減圧下で1晩(約14時間)置いた。
23Aと同一の反応を、37.02gの低硫黄[BMIm]OAc(0.025wt%硫黄,例1参照)、1.95gのセルロース、6.14gの無水酢酸、および222mgのMSAを用いて並列で実施した。
セルロース(1.19g)を22.65gの工業[EMIm]OAc(これは、XRFによれば、0.463wt%の塩化物を含有していた)中に溶解させ、80℃への加熱前に混合物をホモジナイズしなかったことを除いて、例8で説明した一般的な手順に従った。
25A:
予め乾燥させたセルロース(13.2g)および固体[BMIm]Cl(250.9g,mp=70℃)をガラス瓶中で組合せた。ガラス瓶を予熱した40℃の減圧オーブン内に置き、そして80℃まで3時間かけて加熱した。試料を減圧下に80℃で約14時間置いた後、瓶を取出した。試料を直ちにホモジナイズし、セルロースの明澄な溶液を与えた。
100mLの三つ口丸底フラスコに、上記で調製した31.3gのセルロース溶液を添加した。先の反応と同じ一般的な手順を用い、38℃に冷やす前にZn(OAc)2(0.05eq/AGU)をセルロース溶液に添加したことを除いて従った。
100mLの三つ口丸底フラスコに、27.41gの低硫黄[BMIm]OAc液(例16参照)および1.44gのセルロースを添加した。フラスコを予熱した80℃油浴中に置き、混合物を1晩(約14時間)2mmHg減圧下で撹拌した。
100mLの三つ口丸底フラスコに、25.55gの低硫黄[BMIm]OAc液(例16参照)および1.35gのセルロースを添加した。フラスコを予熱した80℃油浴中に置き、混合物を1晩(約14時間)2mmHg減圧下で撹拌した。先の反応と同じ一般的な手順を用い、室温に冷やす前にZn(OAc)2(0.05eq/AGU)をセルロース溶液に添加したことを除いて従った。
以下の一般的な手順を用いてセルロース混合エステルを製造した。100mLの三つ口丸底フラスコに、所望量の1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムカルボキシレートを添加した。室温で撹拌しながら、5wt%セルロースをゆっくりイオン液体に添加した。セルロースをイオン液体中に分散させた後、フラスコを減圧下(2〜5mmHg)に置き、そして接触混合物を80℃まで加熱した。次いで、接触溶液を約2時間撹拌した後で、0.1eq/AGUのZn(OAc)2を添加した。接触溶液を約30分間撹拌した後で、溶液を室温まで冷やし、そして1晩(約14時間)置いた。
in situ赤外プローブを備えた4容器Multimax高圧反応器の各容器に、予め乾燥させた[BMIm]OAc、イオン液体基準で1モル当量の酢酸、酢酸基準で異なるモル量のMeOH、および任意に触媒(2mol%)を添加した。各容器内の圧力を、5barまで3分間かけて増大させた後で、接触温度を140℃まで25分間かけて上げた。次いで、接触混合物を140℃で10〜15時間保持し、そして各容器内の反応を赤外スペクトル分光法によって監視した。容器を25℃まで30分間かけて冷やした。次いで、各容器の内容物を、減圧下で濃縮して、全ての揮発性成分を除去した後で、各試料をプロトンNMRによって分析した。図16は、赤外スペクトル分光法によって評価した場合の酢酸wt% 対 時間のプロットを示し;酢酸の最終濃度を1HNMRによって確認した。図16は、全ての場合で、反応が9〜10時間以内に完了したことを示す。反応の速度および範囲に影響する最も顕著な要素は、MeOHのモル当量の数であった。[BMIm]OAc中に残っている酢酸wt%は、7.4wt%〜2.2wt%の範囲であった。
異なる量の酢酸を含有する1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートの試料を、2オンス瓶中で、80℃±5℃、約3mmHgにて1晩(約14時間)乾燥させた。例28−1〜28−5は、例27の方法によって製造した。例28−6〜28−8は、公知量の酢酸をストレートの[BMIm]OAc(表)に添加することによって製造した。セルロース(5wt%,DP 335)を各[BMIm]OAc試料に添加し、各試料を簡単にホモジナイズした。各試料をマイクロ波反応容器に移し、次いでこれを気密蓋でキャップし、次いで48セルのマイクロ波ローター内に置いた。ローターを、Anton Paar Synthos 3000マイクロ波中に置いて、セルロース−[BMIm]OAc混合物を100℃まで3分ランプを用いて加熱し、10分間保持した後で120℃まで3分ランプを用いて加熱し、そして5分間保持した。各容器の検査により、各例におけるセルロースが[BMIm]OAc中に溶解したことが示された。
500mLの平底ケトルに、299.7gの[BMIm]OAcを添加した。四つ口の頂部をケトル上に置き、そしてケトルにN2/減圧入口、React IR 4000ダイヤモンドチップIRプローブ、熱電対、および機械撹拌を付けた。ケトル内容物を減圧下(約4.5mmHg)に置き、そして80℃まで油浴を用いて加熱した。[BMIm]OAcからの水の除去に赤外スペクトル分光を続けた(図17)。約16時間後、油浴を取外してケトル内容物を室温まで冷やした。
小さいマグネチック撹拌棒を収容するバイアルに、4.2gの[BMIm]ホルメートを添加した。iC10ダイヤモンドチップIRプローブをバイアル内に挿入することにより、反応をin situで赤外スペクトル分光法により監視できた。[BMIm]ホルメートに、0.5eqのAc2Oを1分量で添加した。図20および21が示すように、[BMIm]ホルメートの50%が直ちに[BMIm]OAcに変換された。追加のスペクトルを収集して系を安定化した後で、別の0.5eqのAc2Oを1分量で添加した。赤外スペクトル分光は、残りの[BMIm]ホルメートが直ちに[BMIm]OAcに変換されたことを示した。
小さいマグネチック撹拌棒を収容するバイアルに、3.15gの[BMIm]ホルメートを添加した。iC10ダイヤモンドチップIRプローブをバイアル内に挿入することにより、反応をin situで赤外スペクトル分光法により監視できた。[BMIm]ホルメートに、2eqのMeOHを添加した。系が温度的に安定した後、1eqのAc2Oを[BMIm]ホルメートに1分量で添加した。図22および23が示すように、赤外スペクトル分光は、[BMIm]ホルメートが直ちに[BMIm]OAcに変換されたことを示した。
三つ口の250mL丸底フラスコ(5つのポートを与える2つのダブルネックアダプターを取付けたもの)に、機械撹拌、iC10ダイヤモンドチップIRプローブ、およびN2/減圧入口を付けた。該フラスコに、62.37gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートを添加した。
三つ口の100mL丸底フラスコに、機械撹拌、およびN2/減圧入口を付け、34.63gの1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートを添加した。急速に撹拌しながら、6.11g(15wt%)の乾燥セルロース粉末(DP 約335)を添加した。フラスコを90℃の油浴中に置き、そして混合物を10分間撹拌した後で、減圧(2mmHg)を適用した。50分後、油浴温度を100℃に上げた。2時間25分後、油浴を止めて、溶液を減圧下で1晩置いておいた。
三つ口の50mL丸底フラスコに、機械撹拌、およびN2/減圧入口を付け、20.03gの1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートを添加した。急速に撹拌しながら、1.05gの乾燥セルロース粉末(DP 約335)を添加した。フラスコを減圧下(2mmHg)に置き、そして90℃に予熱した油浴中に置いた。1時間45分後、油浴温度を100℃に上げ、そして更に55分間撹拌(2時間40分の総接触時間)した後で、減圧下で溶液を雰囲気温度まで冷やした。
28.84gの、[BMIm]Cl中の5wt%セルロース溶液を収容する三つ口の100mL丸底フラスコに、機械撹拌、およびN2/減圧入口を付けた。フラスコを予熱した80℃の油浴中に置き、フラスコ内容物を減圧下(約7mmHg)に2時間置いた。溶液に、4Aモレキュラーシーブスで予め乾燥させた25mLのメチルエチルケトンを添加して、2つの良好に分かれた相を得た。二相混合物に4.54gのAc2Oを激しく撹拌しながら添加した。約75分後、接触混合物は均一と思われた。2.5時間後、接触混合物を室温まで冷やした。少量の水およびメチルエチルケトンを均一混合物に添加した場合にも相分離は生じなかった。接触混合物を200mLのMeOHに添加し、続いてろ過して固体を分離することにより、生成物を単離した。固体を2回、MeOHで洗浄し、そして3回水で洗浄した後で、これらを50℃、約5mmHgで乾燥させた。1HNMRおよびGPCによる分析によって、生成物はDS2.11およびMw50,157のセルロースアセテートであることが明らかになった。
本明細書で用いる用語"a," "an," "the," および "the"は1以上を意味する。
本記載は、数値範囲を用いて本発明に関する特定パラメーターを定量化する。数値範囲が与えられる場合、このような範囲は、範囲の下側の値を挙げるのみの特許請求の範囲の限定、および範囲の上側の値を挙げるのみの特許請求の範囲の限定のための文言のサポートを与えるように構築するものであることを理解すべきである。例えば、開示される数値範囲10から100は、「10超」(上限なしで)を挙げる特許請求の範囲および「100未満」(下限なしで)を挙げる特許請求の範囲のための文言のサポートを与える。
上記した発明の好ましい形態は、例示としてのみ用いるものであり、本発明の範囲を解釈するために限定的な意味で用いるべきでない。上記の例示の態様に対する改良は、本発明の精神から逸脱することなく当業者によって容易になし得たものである。
Claims (50)
- カルボキシル化イオン液体を製造する方法であって:アルキルアミンホルメートイオン液体を無水物と、前記アルキルアミンホルメートイオン液体を前記カルボキシル化イオン液体にアニオン交換を経て変換するのに十分な条件下で接触させること;を含み、前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を200ppmw未満の量で、およびハロゲン化物を200ppmw未満の量で含有する、方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を50ppmw未満の量で、およびハロゲン化物を50ppmw未満の量で含有する、請求項1に記載の方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、遷移金属を200ppmw未満の量で含有する、請求項1に記載の方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄およびハロゲン化物を含有しない、請求項1に記載の方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムプロピオネート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムブチレート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムプロピオネート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムブチレートおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体のアミンが、アルキル置換されたイミダゾリウム,アルキル置換されたピラゾリウム,アルキル置換されたオキサゾリウム,アルキル置換されたトリアゾリウム,アルキル置換されたチアゾリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体のアミンが、アルキル置換されたイミダゾリウムである、請求項1に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体が、1−メチル−3−メチルイミダゾリウムホルメート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムホルメート,1−プロピル−3−メチルイミダゾリウムホルメート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムホルメート,1−ヘキシル−3−メチルイミダゾリウムホルメート,1−オクチル−3−メチルイミダゾリウムホルメートおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記接触の間に、前記アルキルアミンホルメートイオン液体のホルメートの少なくとも一部を、アニオン交換を経て、前記無水物に由来するカルボキシレートアニオンに置換する、請求項1に記載の方法。
- 前記無水物が、無水酢酸,無水プロピオン酸,無水酪酸,無水イソ酪酸、無水吉草酸,無水ヘキサン酸,2-エチルへキサン酸無水物,無水ノナン酸,無水ラウリン酸,無水パルミチン酸,無水ステアリン酸,無水安息香酸,置換無水安息香酸,無水フタル酸,無水イソフタル酸およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体および前記無水物を、前記無水物をアルキルアミンホルメート当たり1〜20モル当量の範囲の量で含有する接触混合物中で接触させる、請求項1に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体および前記無水物を、水またはアルコールをアルキルアミンホルメート当たり0.01〜20モル当量の範囲の量で含有する接触混合物中で接触させる、請求項1に記載の方法。
- 前記接触を、温度0〜200℃の範囲および圧力21,000kPa以下で実施する、請求項1に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体および前記無水物を、前記無水物をアルキルアミンホルメート当たり1〜6モル当量の範囲の量で含有する接触混合物中で接触させ、前記接触混合物が、メタノールを、アルキルアミンホルメート当たり1〜10モル当量の範囲の量で含有し、前記接触を、温度25〜170℃の範囲および圧力10,000kPa以下で実施する、請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1種のアミンを少なくとも1種のアルキルホルメートと接触させることによって前記アルキルアミンホルメートイオン液体を調製することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記アミンが、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、トリアゾール、チアゾールおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
- 前記アルキルホルメートがメチルホルメートを含む、請求項16に記載の方法。
- 前記アミンがイミダゾールである、請求項17に記載の方法。
- 改変イオン液体をアルキルホルメートと接触させることによって前記アルキルアミンホルメートイオン液体を形成することを更に含み、前記改変イオン液体が、セルロースエステルを製造するためのプロセスに由来する、請求項1に記載の方法。
- 前記改変イオン液体が、少なくとも2種の異なる種類のアニオンを含む、請求項19に記載の方法。
- 前記アルキルホルメートがメチルホルメートを含む、請求項19に記載の方法。
- カルボキシル化イオン液体を製造する方法であって:アルキルアミンホルメートイオン液体を少なくとも1種のカルボキシレートアニオン供与体と接触させることによって前記カルボキシル化イオン液体を製造すること;を含み、前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を200ppmw未満の量で、ハロゲン化物を200ppmw未満の量で、および遷移金属を200ppmw未満の量で含有する、方法。
- 前記カルボキシレートアニオン供与体が、カルボン酸,無水物,アルキルカルボキシレートおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
- 前記カルボキシレートアニオン供与体が、C2〜C20のカルボン酸、無水物、メチルエステルおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を50ppmw硫黄未満の量で、ハロゲン化物を50ppmw未満の量で、および遷移金属を50ppmw未満の量で含有する、請求項22に記載の方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を10ppmw硫黄未満の量で、ハロゲン化物を10ppmw未満の量で、および遷移金属を10ppmw未満の量で含有する、請求項22に記載の方法。
- 前記接触の間に、前記アルキルアミンホルメートのホルメートの少なくとも一部を、アニオン交換を経て、前記カルボキシレートアニオン供与体に由来するカルボキシレートアニオンに置換する、請求項22に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体および前記カルボキシレートアニオン供与体を、前記カルボキシレートアニオン供与体をアルキルアミンホルメート当たり1〜20モル当量の範囲の量で含有する接触混合物中で接触させる、請求項22に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体および前記カルボキシレートアニオン供与体を、水および/またはアルコールをアルキルアミンホルメート当たり0.01〜20モル当量の範囲の量で含有する接触混合物中で接触させる、請求項22に記載の方法。
- 前記接触を、温度0〜200℃の範囲および圧力100〜21,000kPaの範囲で実施する、請求項22に記載の方法。
- 前記アルキルアミンホルメートイオン液体および前記カルボキシレートアニオン供与体を、前記カルボキシレートアニオン供与体をアルキルアミンホルメート当たり1〜6モル当量の範囲の量で含有する接触混合物中で接触させ、前記接触混合物が、メタノールをアルキルアミンホルメート当たり1〜10モル当量の範囲の量で含有し、前記接触を、温度25〜170℃の範囲および圧力100〜10,000kPaの範囲で実施する、請求項22に記載の方法。
- 前記カルボキシレートアニオン供与体が無水物を含む、請求項22に記載の方法。
- 前記無水物が、無水酢酸,無水プロピオン酸,無水酪酸,無水イソ酪酸、無水吉草酸,無水ヘキサン酸,2-エチルへキサン酸無水物,無水ノナン酸,無水ラウリン酸,無水パルミチン酸,無水ステアリン酸,無水安息香酸,置換無水安息香酸,無水フタル酸,無水イソフタル酸およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項32に記載の方法。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムプロピオネート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムブチレート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムプロピオネート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムブチレートおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
- 少なくとも1種のアミンを少なくとも1種のアルキルホルメートと接触させることによって前記アルキルアミンホルメートイオン液体を調製することを更に含む、請求項22に記載の方法。
- 前記アミンが、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、トリアゾール、チアゾールおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項35に記載の方法。
- 前記アルキルホルメートがメチルホルメートを含む、請求項36に記載の方法。
- 前記アミンがイミダゾールである、請求項37に記載の方法。
- 改変イオン液体をアルキルホルメートと接触させることによって前記アルキルアミンホルメートイオン液体を形成することを更に含み、前記改変イオン液体が、セルロースエステルを製造するためのプロセスに由来する、請求項22に記載の方法。
- 前記改変イオン液体が、少なくとも2種の異なる種類のアニオンを含む、請求項39に記載の方法。
- 前記アルキルホルメートがメチルホルメートを含む、請求項39に記載の方法。
- 複数のカチオンおよび複数のアニオンを含み、前記アニオンの少なくとも一部がカルボキシレートアニオンであり、前記カルボキシル化イオン液体が硫黄を200ppmw未満の量で、ハロゲン化物を200ppmw未満の量で、および遷移金属を200ppmw未満の量で含有する、イオン液体。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を50ppmw硫黄未満の量で、ハロゲン化物を50ppmw未満の量で、および遷移金属を50ppmw未満の量で含有する、請求項42に記載のイオン液体。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、硫黄を10ppmw硫黄未満の量で、ハロゲン化物を10ppmw未満の量で、および遷移金属を10ppmw未満の量で含有する、請求項42に記載のイオン液体。
- 前記カルボキシレートアニオンが、C2〜C20のカルボキシレートである、請求項42に記載のイオン液体。
- 前記カルボキシレートアニオンが、ホルメート,アセテート,プロピオネート,ブチレート,バレレート,ヘキサノエート,ラクテート,オキサレートおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項42に記載のイオン液体。
- 前記カチオンの少なくとも一部が、アルキル置換されたイミダゾリウムを含む、請求項42に記載のイオン液体。
- 前記カチオンが、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項42に記載のイオン液体。
- 前記カルボキシル化イオン液体が、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムプロピオネート,1−エチル−3−メチルイミダゾリウムブチレート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムプロピオネート,1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムブチレートおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項42に記載のイオン液体。
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