JP2008016742A - 成膜装置、熱緩衝部材及び成膜方法 - Google Patents

成膜装置、熱緩衝部材及び成膜方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理容器の下部にマイクロクラックが発生することを抑制することが可能な成膜装置を提供する。
【解決手段】複数の被処理体Wに対して成膜処理を施すようにした成膜装置において、下部が開口された処理管34を有し、被処理体を搬入・搬出するために下端に開口部38を設けた処理容器32と、処理容器内へ各種のガスを供給するガス供給手段72と、複数の被処理体を複数段に支持した状態で開口部より処理容器内へ搬入される被処理体支持手段48と、開口部を気密に開閉する蓋部54と、被処理体支持手段と蓋部とを一体的に昇降させて被処理体支持手段を処理容器内へ挿脱させる昇降手段62と、容器内を真空排気する真空排気系70と、処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段80と、処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に設けられた不透明な熱緩衝部材98とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等の被処理体に対して成膜処理を施す縦型の成膜装置、熱緩衝部材及び成膜方法に関する。
一般に、半導体ウエハ等の被処理体に対して、ウエハを一枚ずつ処理する枚葉式の成膜装置の他に、一度に多数枚の半導体ウエハに対して成膜処理を施すことができる、いわゆるバッチ式の成膜装置が使用される(特許文献1、2等)。
この成膜装置にあっては、70〜150枚程度の多数枚の半導体ウエハを石英製のウエハボートに所定のピッチで多段に支持し、これを円筒体状の縦型の処理容器内に収容して処理ガスを容器内に上方向へ、或いは下方向へ流すことによって成膜を行なうようになっている。ここで一般的な、バッチ式の成膜装置について説明する。
図6は一般的なバッチ式の成膜装置を示す概略構成図であり、この成膜装置2は有天井の石英製の処理管4とこの内側に設けた石英製の円筒体状の内側管6とよりなる2重管構造の処理容器8を有しており、上記処理管4の下端には、例えばステンレス製の円筒体状のマニホールド部10が接合されている。そして、内側管6内の処理空間には、その下方より挿脱自在になされたウエハボート12が収容されており、これに多数枚、例えば150枚程の製品ウエハWを所定のピッチで満載状態で載置して所定の成膜処理、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)成膜を行なうようになっている。この際、上記マニホールド部10の下端の開口部は蓋部16によって密閉状態で閉じられる。
またこの処理容器8の外周には、これを取り囲むようにして円筒体状の加熱ヒータ14が設けられており、上記ウエハWを加熱するようになっている。この加熱ヒータ14は、容器の高さ方向に複数段、例えば5段階程度にゾーン分割されており、各ゾーン毎に温度制御できるようになっている。具体的には、処理容器8内には、高さ方向に沿って、上記ゾーン毎に温度測定する内部熱電対18が設けられ、同じく加熱ヒータ14にも各ゾーン毎に外部熱電対20が設けられ、内部及び外部熱電対18、20の検出値を参照して温度制御を行うようになっている。
成膜ガス等の各種のガスは、上記マニホールド部10に設けたガスノズル15(図6ではノズルは1本のみ記すが、実際はガス種に応じて複数本設けられる)より処理容器8の下部から導入されて、内側管6内の高温領域である処理空間を反応しつつ上昇した後、下方向へ折り返して、内側管6と処理管4との間の間隙を降下してマニホールド部10に設けた排気口17から外部へ真空引きされて排出される。
この成膜処理の間は、半導体ウエハは所定のプロセス温度に維持されると共に、処理容器内も所定のプロセス圧力に維持されている。処理容器内へ導入された処理ガスは、ウエハの配列方向に沿ってその周縁部を上昇しつつ一部はウエハW間に流れ込んで熱分解反応してウエハ面に膜が堆積されることになる。一例として例えばポリシリコン膜を形成する場合には、ガス種として例えばモノシラン等のシラン系ガスと水素ガスが用いられる。
特開2000−26973号公報 特開2005−12168号公報
ところで、処理容器8内の温度は、例えばアイドリング時は、プロセス温度、例えば650℃程度よりも低い500℃程度に維持されており、そして、ウエハロード時にはマニホールド部10の下端の開口部より、常温のウエハWがウエハボート12に載置された状態で処理容器8内へ順々に導入される。
この場合、処理容器8のマニホールド部10の蓋部16は開放されており、この開口部よりウエハWが導入されて少しずつ上昇してくるので、温度低下を防止しようとして、加熱ヒータの各ゾーンでは投入するヒータパワーを増加するようにそれぞれ制御される。
しかしながら、特に最下段のゾーン近傍では、この部分の放熱量を補うために投入ヒータパワーが急激に増加するが、この場合、最下段のゾーンの加熱ヒータでは、図7に示すように、ヒータ熱の伝わり方が良好であることから温度の上昇と降下を小刻みに繰り返しながら、すなわち温度のハンチング現象(振動)を生じながら、温度補償が行われている。
尚、図7においては、処理容器又は加熱ヒータの温度は500℃に設定されている。このため、特に最下段のゾーン近傍に対応する処理管4の下部では、上記温度のハンチング現象に起因して処理管4を構成する石英材料が熱伸縮を頻繁に繰り返し、この結果、この部分にマイクロクラック22が発生する、といった問題があった。
このようなマイクロクラック22が発生すると、処理容器8(処理管4)自体の寿命を短縮化するのみならず、この微細なマイクロクラック22内に侵入して形成された不要な薄膜が、クリーニング処理では除去できなくなるばかりか、このマイクロクラック22内に堆積した薄膜が、場合によっては時々剥がれ落ち、これがパーティクルとなって製品歩留まりを低下させる、といった問題もあった。
上記した問題点を解決するために、温度を制御するPID制御等の制御系の制御定数を調整することも考えられるが、制御定数を最適化するのは経験的に調整が非常に困難であるので、現実的ではない。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、処理容器の下部にマイクロクラックが発生することを抑制することが可能な成膜装置、熱緩衝部材及び成膜方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、複数の被処理体に対して成膜処理を同時に施すようにした成膜装置において、下部が開口された処理管を有して全体が所定の長さに設定され、前記被処理体を搬入・搬出するために下端に開口部を設けた縦型の処理容器と、前記処理容器内へ各種のガスを供給するガス供給手段と、前記複数の被処理体を複数段に支持した状態で前記開口部より前記処理容器内へ搬入される被処理体支持手段と、前記処理容器の前記開口部を気密に開閉する蓋部と、前記被処理体支持手段と前記蓋部とを一体的に昇降させて前記被処理体支持手段を前記処理容器内へ挿脱させる昇降手段と、前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、前記被処理体を加熱するために前記処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段と、前記処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に設けられた不透明な熱緩衝部材と、を備えたことを特徴とする成膜装置である。
このように、縦型の処理容器の石英製の処理管の下部側壁とこの外側を取り囲む加熱手段との間に不透明な熱緩衝部材を設けて、処理管下部への熱の伝わり方を緩和するようにしたので、温度の上昇と降下を小刻みに繰り返すハンチング現象の発生を抑制することができる。この結果、処理容器の下部にマイクロクラックが発生することを抑制することができる。
この場合、例えば請求項2に記載したように、前記被処理体の温度を検出するために前記処理容器内に設けられた温度検出手段と、前記温度検出手段の検出値に基づいて前記加熱手段に供給する電力を制御する制御部と、を備える。
また例えば請求項3に記載したように、前記熱緩衝部材はリング状、或いは円筒状に形成されている。
また例えば請求項4に記載したように、前記熱緩衝部材の高さは5〜50cmの範囲内に設定されている。
また例えば請求項5に記載したように、前記熱緩衝部材は、不透明石英、或いはセラミック材よりなる。
また例えば請求項6に記載したように、前記セラミック材は、SiC、Al 、SiNよりなる群より選択される1の材料よりなる。
また例えば請求項7に記載したように、前記処理容器は、前記処理管の下端を支持しつつ下端部が前記開口部となるリング状のマニホールド部と、前記処理管の内側に位置される石英製の円筒体状の内側管とを有している。
また例えば請求項8に記載したように、前記成膜処理は、熱CVD処理、ALD処理、プラズマCVD処理の内のいずれか1つである。
請求項9に係る発明は、複数の被処理体を収容するための処理管を有して下端に前記被処理体を搬入・搬出する開口部を設けた縦型の処理容器と、前記被処理体を加熱するために前記処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段との間に設けられる部材であって、前記処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に設けられることを特徴とする不透明な熱緩衝部材である。
この場合、例えば請求項10に記載したように、前記熱緩衝部材はリング状、或いは円筒状に形成されている。
また、例えば請求項11に記載したように、前記熱緩衝部材の高さは5〜50cmの範囲内に設定されている。
また、例えば請求項12に記載したように、前記熱緩衝部材は、不透明石英、或いはセラミック材よりなる。
請求項13に係る発明は、複数の被処理体を収容するための処理管を有する縦型の処理容器内に、その下端に設けた開口部より前記被処理体を搬入し、前記処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段により前記被処理体を加熱して成膜処理を施すに際して、前記処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に不透明な熱緩衝部材を設けて、前記加熱手段から伝わる熱を緩和させるようにしたことを特徴とする成膜方法である。
本発明に係る成膜装置、熱緩衝部材及び成膜方法によれば、縦型の処理容器の石英製の処理管の下部側壁とこの外側を取り囲む加熱手段との間に不透明な熱緩衝部材を設けて、処理管下部への熱の伝わり方を緩和するようにしたので、温度の上昇と降下を小刻みに繰り返すハンチング現象の発生を抑制することができる。この結果、処理容器の下部にマイクロクラックが発生することを抑制することができる。
以下に、本発明に係る成膜装置、熱緩衝部材及び成膜方法の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る成膜装置を示す構成図、図2は熱緩衝部材を示す斜視図である。ここでは成膜処理としてモノシラン(SiH )と水素とを用いてポリシリコン膜をCVD法により成膜する場合を例にとって説明する。
まず、この成膜装置30は、筒体状になされた縦型の処理容器32を有している。この処理容器32は、下部が開口された有天井の円筒体状に成形された透明石英製の処理管34を有しており、この処理管34の下端には、例えばステンレススチールにより短い円筒体状に成形されたマニホールド部36が接合されている。このマニホールド部36の下端は、被処理体である半導体ウエハWを容器内へロードする開口部38となっている。また、上記処理管34の内側には、これより僅かな間隙40を隔てて配置された透明石英製の円筒体状の内側管42が同心円状に設けられており、これにより上記処理管34と内側管42とで2重管構造の処理容器32が構成されている。
この場合、上記処理管34の下端部と、上記マニホールド部36の上端部との間には気密性を保持するために例えばOリング等よりなるシール部材44が介設されている。また、上記内側管42の下端部は、上記マニホールド部36の内周壁より内側に向けて設けた支持突起46により支持されている。
また、この処理容器32内には、複数の半導体ウエハWを上下方向へ複数段に亘って支持する被処理体支持手段としての透明石英製のウエハボート48が、この処理容器32に対して挿脱可能に収容されている。本実施例の場合において、このウエハボート48には、例えば50〜150枚程度の直径が300mmのウエハを略等ピッチで多段に支持できるようになっている。尚、ウエハWのサイズ及び収容枚数はこれに限定されず、例えば直径200mmのウエハに対しても適用できる。
このウエハボート48は、石英製の保温筒50を介して回転テーブル52上に載置されており、この回転テーブル52は、マニホールド部36の下端開口部を開閉する蓋部54を貫通する回転軸56上に支持される。
そして、この回転軸56の貫通部には、例えば磁性流体シール58が介設され、この回転軸56を気密にシールしつつ回転可能に支持している。また、蓋部54の周辺部とマニホールド部36の下端部には、例えばOリング等よりなるシール部材60が介設されており、容器内のシール性を保持している。
上記した回転軸56は、例えばボートエレベータ等よりなる昇降手段62のアーム62Aの先端に取り付けられており、上記ウエハボート48及び蓋部54等を一体的に昇降してウエハボート48を処理容器32内へ挿脱できるようになっている。また、上記マニホールド部36の側部には、上記処理管34と内側管42との間隙40の底部から容器内の雰囲気を排出する排気口64が設けられており、この排気口64には、圧力調整弁66及び真空ポンプ68等を介設した真空排気系70が接続されている。
上記マニホールド部36の側部には、内側管42内に各種のガスを供給するためのガス供給手段72が設けられる。具体的には、このガス供給手段72は、シラン系ガス供給系74と、還元ガス供給系76と、不活性ガス供給系78とよりなり、各ガス供給系74、76、78は、マニホールド部36の側壁を貫通して設けられたガスノズル74A、76A、78Aをそれぞれ有している。
そして、各ガスノズル74A、76A、78Aにはマスフローコントローラのような流量制御器74B、76B、78Bをそれぞれ介設したガス流路74C、76C、78Cがそれぞれ接続されており、シラン系ガス、還元ガス及び不活性ガスをそれぞれ流量制御しつつ供給できるようになっている。ここでは、シラン系ガスとして例えばモノシランが用いられ、還元ガスとしてはH ガスが用いられ、そして、不活性ガスとしては例えばパージする際にも使用されるN ガスが用いられる。ここで、本実施例では処理容器32の内径は450mm程度、高さは1400mm程度の大きさである。
そして、処理容器32の周囲には、これを囲むようにして加熱手段80が設けられている。具体的には、この加熱手段80は、筒体状に成形した断熱材82の内側に、処理容器34の側面に対向させて設けた加熱ヒータ84とにより構成されている。この加熱ヒータ84は、上下方向に複数段、ここでは5段階のゾーン加熱ヒータ84A、84B、84C、84D、84Eに分割されている。各ゾーン加熱ヒータ84A〜84Eは、例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御部86に接続されており、各ゾーン加熱ヒータ84A〜84E毎に個別に供給電力を制御できるようになっている。
この制御部86は、上記温度制御の他に、この装置全体の動作を制御するものである。そして、上記ゾーンに対応させて、上記ゾーン加熱ヒータ84A〜84Eの近傍に、温度検出素子として、例えば熱電対よりなる外側熱電対88A〜88Eがそれぞれ設けられており、ここでの検出値は上記制御部86へ入力されている。
更に、上記処理容器32内には、ウエハWの温度を検出するための温度検出手段90が設けられている。具体的には、この温度検出手段90は、上記ゾーン毎に対応させた複数、すなわち5個の内側熱電対92A〜92Eを石英管94内に封入してなり、この石英管94を上記処理管34と内側管42との間の間隙40内に起立させて設けており、これにより各ゾーンに対応したウエハ温度を検出できるようになっている。そして、この検出値は、上記制御部86へ入力されている。この制御部86は、この装置全体の動作を制御するプログラムを記憶する記憶媒体96を有している。この記憶媒体96は、例えばフレキシブルディスクやハードディスクやフラッシュメモリ等よりなる。
そして、上記処理管34の下部側壁と上記加熱手段80との間には、本発明の特徴とする不透明な熱緩衝部材98が設けられている。具体的には、図2にも示すように、この熱緩衝部材98は円形リング状、或いは円筒状に成形されており、ここでは上記処理管34の外周の最下段のゾーンと、最下段から2番目のゾーンの途中までカバーするように設けられている。この熱緩衝部材98がカバーする領域は、図6においてマイクロクラック22が発生する領域の全体をカバーできるような領域に設定するのが好ましいが、ウエハWに対する温度制御性も考慮すると最下段のゾーンだけをカバーするようにしてもよい。
これにより、最下段のゾーン加熱ヒータ84Eから、このゾーンに対応するウエハWに伝わる熱を少し緩和させるようになっている。この熱緩衝部材98の高さH1は、処理容器32内へウエハロード時の上昇速度や処理容器32の高さ等にも依存するが、例えば5〜50cm程度の範囲内であり、好ましくは20〜40cm程度の範囲内である。上記高さH1が50cmを超えて大きくなると、加熱効率が大幅に低下するので好ましくない。また、高さH1が5cmよりも小さい場合には、この熱緩衝部材98を設けた効果を発揮することができない。
更に、この熱緩衝部材98の厚さT1は、これを構成する材料にもよるが、例えば2〜6mmの範囲内であり、好ましくは、2〜5mmの範囲内である。上記厚さT1が2mmよりも小さいと、この熱緩衝部材98を設けた効果を発揮することができないし、また、厚さT1が6mmよりも大きくなると、この熱緩衝部材98に対応する部分のウエハWの加熱時の昇温速度が非常に遅くなってしまう。また、この熱緩衝部材98の材料としては、不透明な汚染の生じない耐熱材料を用いることができ、具体的には不透明石英やセラミック材等を用いることができる。また、このセラミック材としては、SiC、Al 、SiN等が対応する。
次に、以上のように構成された成膜装置を用いて行なわれる成膜方法の一例について説明する。
まず、ウエハがアンロード状態で成膜装置30が待機状態の時には、処理容器32内はプロセス温度以下の温度、例えば500℃程度に維持されている。そして、ウエハを処理容器32内へ収容する時には、常温の多数枚、例えば100枚のウエハWが載置された状態のウエハボート48を処理容器32のマニホールド部36の下端開口部38を介してその下方より徐々に上昇させて処理容器32内へロードし、蓋部54でマニホールド部36の下端開口部38を閉じることにより容器内を密閉する。
そして、処理容器32内を真空引きして所定のプロセス圧力に維持すると共に、ウエハ温度を上昇させて成膜用のプロセス温度に安定するまで待機し、その後、ガス供給手段72からSiH ガスとH ガスとをそれぞれ所定の流量ずつ流して成膜処理を行うことになる。
ここでは、ポリシリコン膜を成膜することから、例えばプロセス温度は600℃程度に設定されることになる。この場合、温度制御は、処理容器32内に設けた各熱電対92A〜92Eでゾーン毎のウエハ温度を検出し、また、各ゾーン加熱ヒータ84A〜84Eに設けた熱電対よりなる各温度検出素子88A〜88Eで各ヒータ温度を検出し、これらの検出値に基づいて制御部86は各ゾーン加熱ヒータ84A〜84Eへの供給電力を制御することにより、ウエハ温度をゾーン毎に個別に制御することになる。
さて、ここで常温のウエハWを処理容器32内へロードする時の温度変化について説明する。ウエハボート48を処理容器32内へロードする時の上昇速度は、処理容器32の高さやウエハボート48に載置されているウエハ枚数等にも依存するが、例えば10cm/min〜50cm/min程度である。
ウエハロード時には、前述したように処理容器32内の各ゾーンは500℃程度を維持するように温度制御されており、ウエハボート48の上昇速度は、上述のように非常に遅く、各ウエハWは少しずつ加熱されつつ上昇して行くことになる。
この場合、マニホールド部36の開口部38に近い処理容器32の下端部側は、常温状態のウエハWを常に加熱することになることから急激に温度が奪われることになり、従って、この奪われた熱を補償するために最下段のゾーン加熱ヒータ48Eのパワーは上昇して、これより多量の熱が放出されることになる。
この場合、従来の成膜装置にあっては、図6及び図7を参照して説明したように、透明な石英よりなる処理管4と内側管6とが熱線を効果的に通すことから、ヒータからの放熱量の増減に対して内外の熱電対18、20が敏感に反応し、この結果、温度のハンチング現象を生じながら温度補償を行っていた。
これに対して、本発明の装置では、処理管34の外周の下端部と、これを取り囲む加熱手段80の下端部との間に、不透明なリング状、或いは円筒状の熱緩衝部材98を設けているので、伝熱効果は僅かに低下はするが、内側の熱電対92Eに関しては、これに対応するゾーン加熱ヒータ84Eからの放熱量の増減を感知する感度が少し緩和されることになる。この結果、特に最下段のゾーン加熱ヒータ84Eからの放熱量が上昇と降下を小刻みに繰り返すようなハンチング現象が生ずることを防止することができ、従って、石英よりなる処理管34の下部にマイクロクラックが発生することを防止することができる。
換言すれば、ウエハを処理容器32内へロードする際に、特に最下段のゾーンのゾーン加熱ヒータ84Eからの放熱量が増加して温度補償が行われるが、上述したように熱緩衝部材98の作用で放熱量のハンチング現象が抑制されるので、処理管34を構成する石英材料が熱伸縮を頻繁に繰り返すことがなくなり、この結果、マイクロクラックが発生することを抑制することができる。
ここで上記ウエハロード時の最下段のゾーンにおける温度変化について本発明装置と従来装置とを検証して評価したので、その評価結果について説明する。
図3はウエハのロード開始からの時間と、最下段ゾーンの外側熱電対20、88Eの検出温度との関係を示すグラフ、図4はウエハのロード開始からの時間と、最下段のゾーン加熱ヒータの電力との関係を示すグラフである。図3中において、曲線Aは従来装置の温度変化を示し(図7に示す曲線と同じ)、曲線Bは本発明装置の温度変化を示す。ここでは処理容器内の温度は500℃に設定され、ウエハロード時の上昇速度は10cm/minである。
図3中の曲線Aに示すように、従来装置の場合には、ウエハのロードが開始されると、外側熱電対の検出値は上昇及び下降を小刻みに繰り返しながら、すなわちハンチングを生じながら温度補償が行われて温度が安定化していく。この時、図4(A)に示すように、ヒータ電力は短時間で大きく振動していることが判る。
これに対して、曲線Bに示す本発明装置の場合には、熱の伝わり方を抑制して遅らせる、或いは緩和する熱緩衝部材98を設けた分だけ、熱効率が劣化するのでヒータ投入電力が増加して熱電対の温度は少し高くなるが、外側熱電対の検出値はハンチング現象をほとんど生ずることなく温度補償が行われて温度が安定化していることを確認することができた。
この時、図4(B)に示すように、ヒータ電力は、それ程大きく振動しておらず、図4(A)に示す場合と比較して供給電力が比較的安定した状態で温度補償できることが判る。実際に、上記従来装置と本発明装置の各処理容器を目視により確認したところ、従来装置の処理容器の下端部は多数のマイクロクラックが発生してスリガラス状になっていたが、本発明装置の処理容器の場合には高い透明性を維持した状態であった。
このように、縦型の処理容器32の石英製の処理管34の下部側壁とこの外側を取り囲む加熱手段80との間に不透明な熱緩衝部材98を設けて、処理管下部への熱の伝わり方を緩和するようにしたので、温度の上昇と降下を小刻みに繰り返すハンチング現象の発生を抑制することができる。この結果、処理容器32の下部にマイクロクラックが発生することを抑制することができる。
上記実施例では、マニホールド部36をステンレススチールで形成した場合を例にとって説明したが、これに限定されず、このマニホールド部36を透明な石英で形成して、この上側の透明石英製の処理管34と一体的に形成した処理装置もあり、このような処理装置にも本発明を適用することができる。
更には、上記実施例では、外側の処理管34と内側管42とよりなる2重管構造の処理容器32の場合を例にとって説明したが、これに限定されず、例えば図5に示すような単管構造の処理容器32についても本発明を適用することができる。尚、図5中においては、図1中の構成部分と同一構成部分については同一符号を付している。
この場合には、処理容器32は、先の内側管42を設けずに処理管34により処理容器32を形成している。そして、排気口64を処理容器32の天井部に設けるようにしており、ここでも処理管34の外部の下端部を加熱手段80の下端部との間にリング状の熱緩衝部材98を設けている。
この熱緩衝部材98の作用効果は、先に説明した場合と同じである。この場合にもマニホールド部36を透明石英で形成し、処理管34と一体成形するようにしてもよい。尚、この単管構造の処理容器32では、ガスを天井部から供給し、処理容器32の下部側壁から排気するようにしてもよい。
尚、上記実施例では、シラン系ガスとしてモノシランを用いた場合を説明したが、これに代えて、ジシランやジクロルシラン等の他のシラン系ガスを用いる場合もあり、更に不純物としてリンやボロン等をドープする場合もある。
また本発明は、上述のようにポリシリコン膜を成膜する場合を例にとって説明したが、これに限定されず、アモルファスシリコン膜、SiO 膜、SiN膜等の他の全ての膜種の成膜処理を行う際にも、本発明を適用することができる。
また、ここでは被処理体として半導体ウエハを例にとって説明したが、これに限定されず、ガラス基板、LCD基板、セラミック基板等にも本発明を適用することができる。
本発明に係る成膜装置を示す構成図である。 熱緩衝部材を示す斜視図である。 ウエハロード開始からの時間と最下段ゾーンの外側熱電対の検出温度との関係を示すグラフである。 ウエハのロード開始からの時間と最下段のゾーン加熱ヒータの電力との関係を示すグラフである。 単管構造の処理容器を示す構成図である。 一般的なバッチ式の成膜装置を示す概略構成図である。 従来の成膜装置の最下段ゾーンの熱電対の温度変化を示すグラフである。
符号の説明
30 成膜装置
32 処理容器
34 処理管
36 マニホールド部
38 開口部
42 内側管
48 ウエハボート(被処理体支持手段)
54 蓋部
62 昇降手段
68 真空ポンプ
70 真空排気系
72 ガス供給手段
74 シラン系ガス供給系
76 還元ガス供給系
78 不活性ガス供給系
80 加熱手段
84 加熱ヒータ
84A〜84E ゾーン加熱ヒータ
86 制御部
88A〜88E 外側熱電対
90 温度検出手段
90A〜90E 内側熱電対
98 熱緩衝部材
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (13)

  1. 複数の被処理体に対して成膜処理を同時に施すようにした成膜装置において、
    下部が開口された処理管を有して全体が所定の長さに設定され、前記被処理体を搬入・搬出するために下端に開口部を設けた縦型の処理容器と、
    前記処理容器内へ各種のガスを供給するガス供給手段と、
    前記複数の被処理体を複数段に支持した状態で前記開口部より前記処理容器内へ搬入される被処理体支持手段と、
    前記処理容器の前記開口部を気密に開閉する蓋部と、
    前記被処理体支持手段と前記蓋部とを一体的に昇降させて前記被処理体支持手段を前記処理容器内へ挿脱させる昇降手段と、
    前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、
    前記被処理体を加熱するために前記処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段と、
    前記処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に設けられた不透明な熱緩衝部材と、
    を備えたことを特徴とする成膜装置。
  2. 前記被処理体の温度を検出するために前記処理容器内に設けられた温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出値に基づいて前記加熱手段に供給する電力を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の成膜装置。
  3. 前記熱緩衝部材はリング状、或いは円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の成膜装置。
  4. 前記熱緩衝部材の高さは5〜50cmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の成膜装置。
  5. 前記熱緩衝部材は、不透明石英、或いはセラミック材よりなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の成膜装置。
  6. 前記セラミック材は、SiC、Al 、SiNよりなる群より選択される1の材料よりなることを特徴とする請求項5記載の成膜装置。
  7. 前記処理容器は、前記処理管の下端を支持しつつ下端部が前記開口部となるリング状のマニホールド部と、前記処理管の内側に位置される石英製の円筒体状の内側管とを有していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の成膜装置。
  8. 前記成膜処理は、熱CVD処理、ALD処理、プラズマCVD処理の内のいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の成膜装置。
  9. 複数の被処理体を収容するための処理管を有して下端に前記被処理体を搬入・搬出する開口部を設けた縦型の処理容器と、前記被処理体を加熱するために前記処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段との間に設けられる部材であって、前記処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に設けられることを特徴とする不透明な熱緩衝部材。
  10. 前記熱緩衝部材はリング状、或いは円筒状に形成されていることを特徴とする請求項9記載の不透明な熱緩衝部材。
  11. 前記熱緩衝部材の高さは5〜50cmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項9又は10記載の不透明な熱緩衝部材。
  12. 前記熱緩衝部材は、不透明石英、或いはセラミック材よりなることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の不透明な熱緩衝部材。
  13. 複数の被処理体を収容するための処理管を有する縦型の処理容器内に、その下端に設けた開口部より前記被処理体を搬入し、前記処理容器の周囲を囲んで設けられた加熱手段により前記被処理体を加熱して成膜処理を施すに際して、
    前記処理管の下部側壁と前記加熱手段との間に不透明な熱緩衝部材を設けて、前記加熱手段から伝わる熱を緩和させるようにしたことを特徴とする成膜方法。
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