JP2007140504A - 定着装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の種類及び/又はトナー画像の濃度などによって加圧ローラの加圧力を変換させることにより定着性を向上させることが可能な定着装置及びその制御方法を提供すること。
【解決手段】ヒートローラ50と、ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラ61、62と、複数の加圧ローラをヒートローラ側に加圧する加圧ユニットと、を含み、複数の加圧ローラを加圧する加圧力は、記録媒体の種類及び/又は画像濃度に応じて制御可能であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及びその制御方法に関し、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置及びその制御方法に関する。
幅広く知られている通り、レーザービームプリンター、LEDプリンター、デジタルコピー機、ファクシミリなどのような電子写真方式の画像形成装置は、コンピューター又はスキャナから入力されたデジタル信号によって画像信号を記録媒体に可視画像の形で移す装置である。
かかる画像形成装置の工程について詳説すると、画像信号が静電潜像の形態で感光媒体の像に結像され、該結像された静電潜像の画像はトナーを介して可視化される。この可視画像は感光媒体から印刷用紙、OHPフィルム、封筒などのような記録媒体に転写されるのである。それから可視画像が転写された記録媒体は、定着装置を通過することによって可視画像が記録媒体に定着された後、装置の外部へ排出される。
一方、記録媒体上に転写されたトナー画像は弱い静電気力によって付着されることから外部の影響によって、きれいな画像がとれなかった。従って、定着装置は、トナー画像が転写された記録媒体に所定の熱と圧力を印加することによって、画像をなしているトナーを溶かし記録媒体に融着させる装置であって、かかる定着過程を介してほとんど永久的な画像が保存できる。
一般に、前述した定着装置の内部にヒートランプのような熱源を備えて、その熱源から発生する熱を記録媒体側に伝達するヒートローラ、及び記録媒体をヒートローラ側に押圧する加圧ローラを含む。ヒートローラは金属材質の円筒表面にテフロン(登録商標)系の樹脂がコーティングされ、加圧ローラはその表面がゴムなどのような軟質材質からなり、その両端に設けられたバネなどのような加圧手段によって記録媒体を加圧するのである。
このような定着装置は、(1)ヒートローラで発生する熱の適した温度範囲内で画像定着が容易に行なわれなければならず、(2)記録媒体がヒートローラの熱影響によってカール(curled)状態なるにつれ、記録媒体のトナー画像がヒートローラ側に付着されるラップジャム(wrap jam)現象、その他、記録媒体が熱影響によって発生するしわなどを最小化しなければならない。
しかし、かかる定着装置は、多くの場合、互いに相反する側面を持っている。例えば、トナー画像の定着性を高めるためヒートローラの熱を上げると、記録媒体がヒートローラ側に付着してしまい、ジャム及びしわなどが頻繁に生じる。反対に、ヒートローラの熱を下げるとトナー画像の定着性が低下してしまう問題がある。また、ヒートローラ側に向って記録媒体を加圧する加圧ローラの加圧力を増大させると、ヒートローラから記録媒体への熱伝逹時間が増大し、トナー画像の定着性は向上されるものの、加圧ローラの耐久性は低下する。
このように矛盾している特徴を持っている定着装置において、その定着性の向上及びジャム防止などをより効率良く図るため、最近では複数の加圧ローラをヒートローラ側に回転接触させる構造が多く採用されている。
図1は、1対の加圧ローラが適用された構造を有する定着装置が例示的に示されており、このような定着装置は、熱源11を有するヒートローラ10、及びヒートローラ10の表面に回転接触する第1及び第2加圧ローラ21、22を含んでなる。
ヒートローラ10は、その外周面に弾性材質の外皮12が被覆されている。例えば、外皮12は、シリコーン高分子又はエラストマーなどからなる。外皮12には、テフロン(登録商標)コーティング層が被覆されており、トナー画像の離型をより容易にさせることもできる。
第1及び第2加圧ローラ21、22は、各回転軸21a、22aの周りに回転自在に設けられ、各回転軸21a、22aの両端部は、プッシング部材26に回転保持される。また、このプッシング部材26は、コイルバネのような加圧部25によってヒートローラ10側に加圧される。
第2加圧ローラ22の外皮は、ヒートローラ10の外皮12より固い材質からなり、ヒートローラ10及び第2加圧ローラ22の相互回転接触する部分においてヒートローラ10の外皮12側が変形される。第1加圧ローラ21の外周面は、ヒートローラ10の外皮12より柔らかい材質で形成され、ヒートローラ10及び第1加圧ローラ21が互いに回転接触する部分において第1加圧ローラ21側の変形が起こる。
ヒートローラ10及び第1加圧ローラ21の回転接触する面において、第1定着ニップが形成され、ヒートローラ10及び第2加圧ローラ22の回転接触する面において、第2定着ニップが形成される。
記録媒体(P)には第1及び第2定着ニップにおいて、ヒートローラ10と第1及び第2加圧ローラ21による画像が定着される。記録媒体(P)が、第1定着ニップにおいて、ヒートローラ10の熱影響によってヒートローラ10側へ巻かれた後、第2定着ニップ側において、第2加圧ローラ22によって反対方向へ加圧され、平たい状態として排出される。即ち、定着される記録媒体には第2加圧ローラ22の加圧力によりヒートローラ10と反対方向にカール(curl)が発生し、このような逆方向のカールにより定着装置から通過する用紙が平坦に排出されるのである。
また、記録媒体(P)が第1定着ニップを通過する途中、柔らかい材質の第1加圧ローラ21によって記録媒体上のトナー画像がヒートローラ10側に付着される可能性はあるものの、記録媒体は、第2定着ニップを通過しながら第2加圧ローラ22の加圧力によって逆方向のカールが形成されると共に、第2加圧ローラ22の固い材質の特性からヒートローラ10の外皮12が急に変形され、記録媒体上のトナー画像がヒートローラ10の外皮から円滑に離型されるので、ラップジャム(wrap jam)の現象を防止することができる。
このように複数の加圧ローラを適用した定着装置は、加圧力の増大により定着性が向上されるだけでなく、記録媒体のラップジャムやしわなどを防止できる利点がある。
特開平2−163783号公報 特開平10−171283号公報 特開平10−240044号公報 特開2000−214718号公報
しかし、前述した従来技術は、一般の印刷用紙に適するよう第1及び第2加圧ローラ21、22の加圧力及び/又は加圧方向が特定状態で固定されていることから、記録媒体の種類(例えば、記録媒体の厚さ、材質、その他の特性など)、又は記録媒体に付着したトナー画像の濃度などに適切に対応できないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、記録媒体の種類及び/又はトナー画像の濃度などによって加圧ローラの加圧力を変換させることにより定着性を向上させることが可能な、新規かつ改良された定着装置及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ヒートローラと、ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラと、複数の加圧ローラをヒートローラ側に加圧する加圧ユニットと、を含み、複数の加圧ローラを加圧する加圧力は、記録媒体の種類及び/又は画像濃度に応じて制御可能であることを特徴とする、定着装置が提供される。
上記加圧ユニットは、複数の加圧ローラを加圧する少なくとも一つの加圧部と、加圧部を保持する保持部材と、を含むことができる。また、上記加圧ユニットが、複数の加圧ローラを回転保持するプッシング部材を更に含むことができる。上記加圧ユニットが、保持部材を駆動させるアクチュエーターを更に備えることができる。上記加圧ユニットが、プッシング部材及び保持部材のいずれか一つ以上を駆動させるアクチュエーターを更に含むことができる。
上記加圧部による加圧力が、複数の加圧ローラに均等分配されることができる。そして上記加圧部が、複数の加圧ローラで加圧力を印加する少なくとも一つのバネからなることができる。
上記加圧部が、複数の加圧ローラに対応して複数設けられることができる。上記各加圧部が、各加圧ローラに対応して互いに相違した個数で設けられることができる。上記各加圧部が、少なくとも一つのバネからなることができる。上記複数の加圧部が、相異なる弾性係数を有することができる。上記複数の加圧部が、相異なる長さを有することができる。
上記保持部材が、移動自在に設置され、ヒートローラと保持部材との距離が調節されることができる上記保持部材が、ガイド経路に沿ってガイドされることができる。上記保持部材が、保持部材に備えられたピボット(pivot)地点を中心にピボット可能に設けられることができる。上記プッシング部材が、プッシング部材に備えられたピボット地点を中心にピボット可能に設けられることができる。
上記保持部材が、プッシング部材に備えられたピボット地点を中心に移動自在に設けられることができる。上記保持部材が、ガイド経路に沿ってガイドされることができる。
保持部材が、ピボット可能に設けられ、保持部材が、移動自在に設けられて、ヒートローラと保持部材との距離が調節されることができる。上記保持部材が、ガイド経路に沿ってガイドされることができる。
上記アクチュエーターは、手動制御方式であることができ、上記アクチュエーターが、レバー機構、カム機構、ギアー電動機構のいずれか一つであることができる。上記アクチュエーターは、制御部を用いた電子制御方式であることができ、上記アクチュエーターが、カム機構、ソレノイド、ギアー電動機構、リンク機構のうち選択されたいずれか一つ又はそれ以上の組合せであることができる。
上記アクチュエーターは駆動ユニットによって連動されるよう設けられ、駆動ユニットが、アクチュエーターに分離自在に連結された駆動軸と、駆動軸の外周面に形成された複数の位相制御突起と、駆動軸の外側に配されて複数の位相制御突起を制御するソレノイドと、を含むことができる。
上記制御部が、記録媒体の種類を受信して記録媒体の種類に応じて動作を行なうことができる。上記制御部が、用紙の種類を検知する用紙検知センサー及び/又は画像濃度を検知する濃度検知センサーに接続されることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ヒートローラと、ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラと、複数の加圧ローラをヒートローラ側に加圧する加圧ユニットと、を含み、加圧ユニットによって、複数の加圧ローラに印加される加圧力の相対的な比率が変換可能であることを特徴とする、定着装置が提供される。
上記加圧ユニットによって、複数の加圧ローラへ印加される加圧力の相対的な比率及び加圧力の総和が変換可能であることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、内部に熱源を備えたヒートローラと、ヒートローラの表面と回転接触するよう設けられた複数の加圧ローラと、加圧ローラの相対的な加圧力を変換する手段と、を含むことを特徴とする、定着装置が提供される。
上記加圧力変換手段が、各加圧ローラの回転軸を回転保持するプッシング部材と、プッシング部材から離隔され配置された保持部材と、プッシング部材及び保持部材の間に介在され各加圧ローラを弾性的に加圧する複数の加圧部と、を含むことができる。
上記保持部材が、ピボット可能に設けられることができる。上記保持部材をピボットさせるピボット手段を更に含むことができる。上記ピボット手段が、保持部材の一方側と回転接触するレバーを含み、保持部材の一方側には複数の調節面を備え、レバーの回動作動によって保持部材がピボットされ、加圧部の加圧力が変換されることができる。
上記ピボット手段が、保持部材の一方側に回転接触するカム部材と、カム部材を回転させる駆動ユニットと、を含むことができる。上記駆動ユニットが、カム部材のカム軸を駆動源に分離自在に連結するクラッチと、クラッチの外側に設けられ、カム軸の回転状態を調節するソレノイドと、ソレノイドの作動を制御する制御部と、を含むことができる。
上記制御部が、記録媒体の種類を受信し記録媒体の種類に応じて動作を行なうことができる。上記制御部が、用紙の種類を検知する用紙検知センサー及び/又は画像濃度を検知する濃度検知センサーに接続されることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の加圧ローラに印加される加圧力を記録媒体の種類及び/又は画像濃度によって変換させることを特徴とする、定着装置の制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ヒートローラと、ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラと、複数の加圧ローラをヒートローラ側に加圧する少なくとも一つの加圧部と、加圧部を保持する保持部材と、複数の加圧ローラを回転保持するプッシング部材と、を含む定着装置を制御する方法であって、記録媒体の種類及び/又は画像濃度の情報を算出する情報算出ステップと、算出情報に対応する定着条件を決定する定着条件決定ステップと、決定された定着条件に応じて複数の加圧ローラに印加される加圧力の総和及び加圧力の相対的な比率のうち一つ以上を変換させてから定着作業を行なう定着ステップと、を含むことを特徴とする、定着装置の制御方法が提供される。
上記定着条件決定ステップが、予め入力された定着条件の有無を判断し、予め入力された定着条件がなければ、情報算出ステップで算出された情報に基づいて定着条件を決定し、予め入力された定着条件があれば、情報算出ステップで算出された情報に基づいて新たに決定された定着条件に切り替えることができる。
上記定着ステップが、保持部材及びプッシング部材のいずれか一つ以上をピボットさせることで、複数の加圧ローラに印加される加圧力の相対的な比率を変換させることができる。
上記定着ステップが、保持部材を移動させ、保持部材とヒートローラとの間の距離を調節することにより複数の加圧ローラへ印加される加圧力の総和を変換させるステップを更に含むことができる。
本発明によれば、記録媒体の種類及び/又はトナー画像の濃度などによって加圧ローラの加圧力を変換させることにより定着性を向上させることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る定着装置について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る定着装置を概念的に示した構成図である。
図2に示すように、本発明は記録媒体(P)側へ熱を伝えて記録媒体(P)側にトナー画像を定着させるヒートローラ50、及び記録媒体(P)をヒートローラ50側に加圧する複数の加圧ローラ61、62を含んでなる。
ヒートローラ50は、アルミニウムなどのような熱伝導性の優れた金属材質の円筒状の回転体51を有し、この回転体51は、駆動モータなどのような駆動源によって回転自在に設けられる。回転体51の内部には、ハロゲンランプのような熱源52が設けられ、その外周面には、シリコン高分子又はエラストマーなどのような弾性材質の外皮54が備えられている。この外皮54には、テフロン(登録商標)がコーティングされトナー画像の離型を容易にする。
第1及び第2加圧ローラ61、62は、ヒートローラ50の外皮54と回転接触し、第1及び第2加圧ローラ61、62の各回転軸61a、62aは、その両端部がプッシング部材65によって回転保持される。ヒートローラ50と第1加圧ローラ61とが互いに回転接触する部分では、第1定着ニップ(N1)が形成され、ヒートローラ50と第2加圧ローラ62とが互いに回転接触する部分では、第2定着ニップ(N2)が形成される。
1対のプッシング部材65は、第1及び第2加圧ローラ61、62の各回転軸61a、62aの両端を回転保持する保持溝66、67を有し、該保持溝66、67には、各回転軸61a、62aを円滑に回転保持するための軸受けが備えられ得る。このような1対のプッシング部材65は、一体に形成することもできる。各プッシング部材65から所定の間隔離隔されて1対の保持部材70が配置され、このようなプッシング部材65及び保持部材70の間には、加圧部75が弾性的に介在される。ここでは1対の保持部材70が一体形成されることもできる。
好ましくは、加圧部75は、加圧ローラ61、62をヒートローラ50側に加圧する少なくとも一つ以上のバネからなり、本実施形態の加圧部75は、複数の加圧ローラ61、62側へ均等に加圧力を分配する。そして、保持部材70は、定着装置のフレーム(図示せず)に対して移動自在に設けられている。
かかる保持部材70の移動構造は、定着装置のフレーム(図示せず)側に形成された少なくとも一つ以上のガイド溝78及びガイド溝78に対応して保持部材70側に突き出された少なくとも一つ以上のガイド突起79からなり、ガイド突起79が、ガイド溝78に沿ってガイドされることにより保持部材70の移動がガイドされる。前述したガイド溝78は、図2、図2A〜図2Eに示されたように、直線状で形成されることができ、図2F及び図2Gに示されたように、円弧あるいは階段状などで形成され得る。即ち、ガイド溝78は、保持部材70を移動させ、ヒートローラ50との距離を調節できる構成であれば、前述したように様々な形態で形成できる。ガイド溝78に沿って移動される保持部材70は、ストッパ(図示せず)などにより、その移動された位置が固定される。
第1の実施形態は、保持部材70及びヒートローラ50の距離が調節されることにより複数の加圧ローラ61、62が印加される加圧力の総和が変換可能であることを特徴とする。本発明の実施形態は、保持部材70及びヒートローラ50との間の距離を調節するアクチュエーター100を含み、該アクチュエーター100は、レバー機構、カム機構、ギアー電動機構などのような手動制御方式、又は制御部300を用いた電子制御方式などによりなされ、この電子制御方式のアクチュエーター100は、制御部300によって作動制御される。
好ましくは、制御部300は、画像形成装置の制御ボードあるいはPCに接続され、ユーザーが、画像形成装置の制御ボード又はPCで記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)及び/又は画像濃度などを適切に選択することで、制御部300が、上記の情報に基づいてアクチュエーター100を制御することができる。なお、制御部300は、記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)を検知する検知センサー(図示せず)に接続され、該検知センサーの検知信号により、制御部300が、アクチュエーター100を制御できる。さらに、制御部300は、画像濃度を検知する検知センサー(図示せず)に接続され、該検知センサーの検知信号によって、制御部300が、アクチュエーター100を制御することもできる。
このような電子制御方式のアクチュエーター100に対する具体的な実施形態が、図2A〜図2Eに図示されている。
図2Aは、アクチュエーター100の第1の変更例として、カム機構110の適用された実施形態を示した図面であって、カム機構110は、保持部材70の外面を加圧することで保持部材70を移動させ、これにより保持部材70及びヒートローラ50の距離が調節され複数の加圧ローラ61、62が印加される加圧力の総和が調節される。カム機構110は、保持部材70の外面を加圧し、保持部材70をヒートローラ50方向に直線移動させるカム部材111、及びカム部材111を回転させる回転軸112を含む。この回転軸112は、定着装置又は画像形成装置の様々な駆動モータ(図示せず)に連動可能に設けられている。そして、カム部材111と接する保持部材70の外面には、保持部材70の直線往復移動をより容易にする多様な形態の制御面(図示せず)が形成されることもできる。
なお、回転軸112は、図2Dに例示的に示された駆動ユニット200によって連動される。かかる駆動ユニット200は、回転軸112の一端にクラッチ(図示せず)などによって分離自在に連結された駆動軸210、該駆動軸210の外周面に形成された複数の位相制御突起211、212、213、214、及び駆動軸210の外側に配され駆動軸210の位相制御突起211、212、213、214を制御するソレノイド220からなる。
駆動軸210は、定着装置のヒートローラ又は画像形成装置の転写ローラ、現象ローラなどを駆動させる様々な種類の駆動モータ(図示せず)に、所定のギア列などを媒介して、連動可能に連結されることができる。駆動軸210の回転力は、クラッチ(図示せず)などを通じて、回転軸112に断続的に伝えられる。駆動軸210の外周面には、複数の位相制御突起211、212、213、214が突き出され、ソレノイド220の可動体221が、各位相制御突起211、212、213、214側に選択的に係止されることによって、カム機構100の回転軸112は、その回転角度が調節される。その結果、カム部材111の回転角度が調節され、保持部材70を直線往復運動させる。
ソレノイド220は、制御部300に電気的に接続され、制御部300により可動体221の作動が制御される。一方、図2Dに例示的に示された駆動ユニット200に用いられるソレノイド220は、可動体221が、電磁石及びバネによりスイング作動するアーマチュア方式のソレノイドについて図示されているが、本実施の形態は、それに限定されず、プランジャー方式、ラッチ方式などのように多様な形態のソレノイドが適用可能である。
図2Bは、アクチュエーター100の第2の変更例として、ソレノイド120が適用された実施形態を示す図面であって、ソレノイド120の可動体121が、保持部材70の外面を加圧し移動させることによって、保持部材70が移動される。これにより、保持部材70及びヒートローラ50の距離が調節され、加圧部75の加圧力が調節される。ソレノイド120は、制御部300に電気的に接続され、この制御部300によって、ソレノイド120の可動体121が前後に作動する。そして、保持部材70は、ヒートローラ50方向に直線往復運動する。これにより、複数の加圧ローラ61、62は、印加される加圧力の総和が調節されるのである。
一方、図2Bに示されたソレノイド120は、可動体121が電磁石によって直線移動を行なうプランジャー方式として図示したが、本実施形態のソレノイドは、それに限定されず、アーマチュア方式、ラッチ方式などのような多様な形態でソレノイドを適用できる。
図2Cは、アクチュエーター100の第3の変更例として、ギアー電動機構130の適用された実施形態を図示した図面であって、ギアー電動機構130は、回転駆動するピニオン131、及びこのピニオン131と噛み合ったラック132からなる。ピニオン131は、定着装置のヒートローラ又は画像形成装置の転写ローラ、現象ローラなどを駆動させる駆動モーターなどのような駆動源(図示せず)に、所定のギア列を介して連動可能に連結される。
ラック132は、ピニオン131の回動運動を直線運動に変えて、保持部材70の外面を加圧することによって、保持部材70をヒートローラ50方向に直線往復移動させる。これによって、保持部材70及びヒートローラ50の距離が調節され、加圧部75の加圧力を調節する。一方、ピニオン131が連結された駆動源(図示せず)に、制御部300が連結されることによって、ピニオン131の回転作動を制御することができる。ここで、ピニオン131は、その回転軸が、図2Dに示された駆動ユニット200の駆動軸210にクラッチなどを介して断続的に連結され制御される。
図2Eは、アクチュエーター100の第4の変更例であって、図2Dに示された駆動ユニット200及びリンク機構140が適用された実施形態を示した図面である。本発明の第4の実施形態は、駆動ユニット200の駆動軸210及び保持部材70との間に、リンク機構140が連結され、駆動軸210の回動運動を直線運動に変換して保持部材70側へ伝達する。それによって、保持部材70は、ヒートローラ50方向に移動される。これにより、保持部材70及びヒートローラ50の距離が調節され、複数の加圧ローラ61、62が印加され、加圧力の総和が調節されるのである。
本発明の第1の実施形態に適用されるアクチュエーター100は、図2A〜図2Gに図示された実施形態に限定されず、有空圧シリンダー又は手動式レバー機構などのような保持部材70を直線往復移動させる構成であれば、その他の構造を有するアクチュエーターを適用することができる。
(第2の実施形態)
図3、図3A〜図3Gは、本発明の第2の実施形態に係る定着装置を示した図面である。図示されたとおりに、本発明の第2の実施形態は、記録媒体(P)に熱を伝達してトナー画像を記録媒体(P)側へ定着させるヒートローラ50、及び記録媒体(P)をヒートローラ50側に加圧する複数の加圧ローラ61、62を含んでなる。第1の実施形態は、加圧部75が複数の加圧ローラ61、62に均等加圧力を加える構成である一方、第2の実施形態は、各加圧ローラ61、62側へ独立に加圧力を印加する複数の加圧部76、77からなっていることを特徴としている。
本発明の第2の実施形態は、各加圧部76、77の加圧方向が、好ましくは各加圧ローラ61、62の中心に向い、これにより各加圧ローラ61、62側に印加される加圧力は等しいか相違になる。例えば、図3に示されたように、複数の加圧ローラが第1及び第2加圧ローラ61、62のように2個で形成された場合、複数の加圧部もこれに対応して第1及び第2加圧部76、77のように2個で形成され、第1加圧部76は、第1加圧ローラ61の回転軸61aに加圧力を独立に印加し、第2加圧部77は、第2加圧ローラ62の回転軸62aに加圧力を独立に印加する。
また、加圧ローラの個数が3つ、又はそれ以上であれば、加圧部の個数も3つ、又はそれ以上に形成されて、各加圧部が、独立的に各加圧ローラ側へ加圧力を印加するように構成される。そして、第1加圧部76又は第2加圧部77は、図3、図3A〜図3Gに示すように一つのバネ形態であると図示したが、第2の実施形態にはそれに限定せず2つ以上のバネで形成することができる。
これによって、第1及び第2加圧部76、77を構成するバネの数は、互いに相違して形成することができる。また、第1及び第2加圧部76、77を構成する各バネは、その弾性係数が同一であるか相違して構成されることができ、また各バネの長さは、同一であるか相違して構成されることができる。
第2の実施形態における残り構成及び作動関係については、図2、図2A〜図2Gに示された第1の実施形態と同一又は類似しているためその詳説は略する。以上のような第1及び第2の実施形態に係る定着装置は、記録媒体の種類又は記録媒体に付着するトナー画像の濃度などによって、複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の総和を適切に調節することができる。これによって、定着性が向上されると同時にラップジャムやしわなどの問題を効率よく防止できる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態に係る定着装置を概念的に示した構成図である。図示された通りに、本発明の第3の実施形態に係る定着装置は、記録媒体(P)側に熱を伝達しトナー画像を記録媒体(P)側へ定着させるヒートローラ50、及び記録媒体(P)をヒートローラ50側に加圧する複数の加圧ローラ61、62を含んでなる。
ヒートローラ50は、アルミニウムなどのような熱伝導性の優れた金属材質の円筒状の回転体51を有し、この回転体51は、駆動モータなどのような駆動源によって回転自在に設けられる。回転体51内には、ハロゲンランプのような熱源52が設けられており、その外周には、トナー画像の離型を容易にするテフロン(登録商標)がコーティングされた外皮54が備えられている。なお、外皮54は、シリコーン高分子又はエラストマーなどのような弾性材質で形成されている。
第1及び第2の加圧ローラ61、62は、ヒートローラ50の外皮54と回転接触し、第1及び第2加圧ローラ61、62の各回転軸61a、62aは、その両端が左右1対のプッシング部材65により回転保持される。ヒートローラ50と第1加圧ローラ61が、互いに回転接触する部分では、第1定着ニップ(N1)が形成され、ヒートローラ50と第2加圧ローラ62が互いに回転接触する部分では、第2定着ニップ(N2)が形成される。
1対のプッシング部材65は、第1及び第2加圧ローラ61、62の各回転軸61a、62aの両端を回転保持する保持溝66、67を有し、各保持溝66、67には、各回転軸61a、62aを円滑に回転保持するための軸受けが備えられる。かかる1対のプッシング部材65は、一体に形成することもできる。一方、各プッシング部材65から所定の間隔離隔されて1対の保持部材70が配置され、このようなプッシング部材65及び保持部材70の間には、複数の加圧部76、77が弾性的に介在されている。ここで、1対の保持部材70は一体に形成されることもできる。
本発明の第3の実施形態は、複数の加圧ローラ61、62に独立に加圧力を印加する複数の加圧部76、77を含む。即ち、各加圧部76、77の加圧方向は、各加圧ローラ61、62の中心に向かっている。これによって各加圧ローラ61、62に印加される加圧力は同一であるか相異なる。例えば、図4、図4A〜図4Eに示されたように、複数の加圧ローラが、第1及び第2加圧ローラ61、62のように2つで形成された場合に、複数の加圧部もこれに対応して第1及び第2加圧部76、77のように2つで形成される。
図4、図4A〜図4Eに例示したとおりに、第1加圧部76は、第1加圧ローラ61の回転軸61aへ加圧力を独立的に印加し、第2加圧部77は、第2加圧ローラ62の回転軸62aへ加圧力を独立に印加する。さらに、加圧ローラの数が3つ、又はそれ以上であれば、加圧部の数も3つ、又はそれ以上になり、各加圧部が、独立的に各加圧ローラ側に加圧力を印加するように構成される。
そして、第1加圧部76又は第2加圧部77のそれぞれは、図4、図4A〜図4Eで一つのバネ形態で形成されていると図示したが、本発明の第3の実施形態は、それに限定されず2つ以上のバネで形成することもできる。これによって、第1及び第2加圧部76、77を構成しているバネの数は、相違して形成され得る。また、第1及び第2加圧部76、77を構成する各バネは、その弾性係数が同一であるか、相違して形成することができ、各バネの長さが同一であるか相違して形成することもできる。
一方、第3の実施形態は、保持部材70が定着装置のフレーム(図示せず)に対して、ピボット(pivot)地点73を中心に回動自在に設けられているため、複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が変換可能であることを特徴とする。保持部材70のピボット作動によって、保持部材70及びプッシング部材65の間に介在された複数の加圧部76、77は、その圧縮力が変換されることにより第1及び第2加圧ローラ61、62へ印加される加圧力の相対的な比率が変換される。
図4における保持部材70は、その基準位置(例えば、第1及び第2加圧部76、77の圧縮力が同一の中立位置)において、保持部材70が矢印のA方向にピボットされれば、第1加圧部76が圧縮されてその圧縮力がより大きくなる。これにより第1加圧ローラ61側に印加される加圧力は大きくなり、第2加圧部77が伸張されその圧縮力は相対的に小さくなる。このことから第2加圧ローラ62側に印加される加圧力が減少される。反対に、保持部材70が、図4において矢印のB方向にピボットされれば、第2加圧部77の圧縮力がもっと大きくなり、第2加圧ローラ62側に印加される加圧力が大きくなるにつれ、第1加圧部76の圧縮力が相対的に小さくなる。これにより第1加圧ローラ61側へ印加される加圧力が減少される。
例えば、図4における矢印のA方向に保持部材70がピボットされる場合、薄い紙又は封筒などが、定着装置の定着ニップN1、N2を通過すれば、第2加圧ローラ62側に印加される加圧力が、第1加圧ローラ61側に印加される加圧力より小さくなる。そして、薄い紙又は封筒などが、ヒートローラ50と第2加圧ローラ62との間でしわ寄せが生じるといった現象を効率よく防止できる。
また、図4における矢印のB方向に向って保持部材70がピボットされる場合に、一般用紙又は厚い紙が、定着装置の定着ニップN1、N2を通過すれば、第2加圧ローラ62側に印加される加圧力が、第1加圧ローラ61側に印加される加圧力より大きくなる。そして、一般用紙又は厚い紙が、第2加圧ローラ62の増大された加圧力によって、平坦になった状態で排出されることで、ラップジャムの現象が防止される。即ち、第1定着ニップ(N1)を通過した厚い紙は、第2定着ニップ(N2)を通過する途中、第2加圧ローラ62の増大された加圧力によって、ヒートローラ50の反対方向に向って平坦な状態になるので、トナー画像の離型が円滑に行なわれることでラップジャム現象が防止される。
そして、本発明の第3の実施形態は、複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の比率が調節されるので加圧力の総和がほとんど同一である。
第3の実施形態は、保持部材70をピボット地点73周囲にピボットさせるアクチュエーター100を含み、該アクチュエーター100は、レバー機構、カム機構、ギアー電動機構などのような手動制御方式あるいは制御部300を用いた電子制御方式などに基づいて行なわれるとともに、電子制御方式のアクチュエーター100は、制御部300によって制御される。好ましくは、制御部300が、画像形成装置の制御ボード又はPCに接続されており、ユーザーが、画像形成装置の制御ボード又はPC上で記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)及び/又は画像濃度などを適切に選択することによって、制御部300が上述の選択された情報に基づいて、アクチュエーター100を制御することができる。
なお、制御部300は、記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)を検知する検知センサー(図示せず)に接続されており、検知センサーの検知信号に応じて、アクチュエーター100を制御することができる。さらに、制御部300は、画像濃度を検知する検知センサー(図示せず)に接続されており、この検知センサーの検知信号に応じてアクチュエーター100を制御することもできる。
かかる電子制御方式のアクチュエーター100の詳説について、図4A〜図4Eに基づいて説明する。
図4Aは、アクチュエーター100の第1の変更例として、カム機構110が適用された実施形態を示した図面であって、カム機構110が保持部材70のピボット地点73から偏心された位置を加圧することで保持部材70がピボット地点73を中心にピボットされる。これによって各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。
このようなカム機構110は、保持部材70のピボット地点73から偏心された位置において偏心回転し、保持部材70をピボット地点73の周りにピボットさせるカム部材111、及び該カム部材111を回転させる回転軸112を含む。この回転軸112は、定着装置又は画像形成装置の様々な駆動モータ(図示せず)に連動自在に設けられる。カム部材111と接する保持部材70の外面には、保持部材70の直線往復移動をより容易にする多様な形態の制御面(図示せず)が形成されることもできる。
なお、回転軸112は、図4Dに例示された駆動ユニット200によって連動されるよう設置されることができる。駆動ユニット200は、回転軸112の一端にクラッチ(図示せず)などによって分離自在に連結された駆動軸210、駆動軸210の外周面に配置された複数の位相制御突起211、212、213、214、及び駆動軸210の外側に配置され駆動軸210の位相制御突起211、212、213、214を制御するソレノイド220を有する。
駆動軸210は、定着装置のヒートローラ又は画像形成装置の転写ローラ、現象ローラなどを駆動させる様々な形の駆動モータ(図示せず)に、所定のギア列などを介して、連動自在に連結されている。駆動軸210の回転力は、クラッチ(図示せず)などを通じて回転軸112で断続的に伝達される。駆動軸210の外周面には、複数の位相制御突起211、212、213、214が突き出されており、ソレノイド220の可動体221が各位相制御突起211、212、213、214側に選択的に係止する。そして、カム機構100の回転軸112は、その回転角度が調節されることにより、カム部材111の回転角度が一体に調節されることとなる。これにより、保持部材70がピボット地点73を中心にピボットされる。
一方、ソレノイド220は、制御部300に電気的に接続され、制御部300により可動体221の作動が制御される。そして、図4Dに例示された駆動ユニット200に用いられるソレノイド220は、可動体221が電磁石及びバネによってスイング作動するアーマチュア形態のソレノイドが図示されているが、本発明の実施形態はそれに限定せず、プランジャー方式、ラッチ方式などのような様々な形のソレノイドが適用可能である。
図4Bは、アクチュエーター100の第2の変更例として、ソレノイド120の適用された実施形態を示した図面である。ソレノイド120の可動体121が、保持部材70の一方側(即ち、ピボット地点73から偏心された位置)を加圧することにより、保持部材70がピボット地点73を中心にピボットされ、よって各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。
ソレノイド120は、制御部300に電気的に接続されており、制御部300によってソレノイド120の可動体121が作動することから、保持部材70が、そのピボット地点73を中心にピボットされる。一方、図4Bに図示されたソレノイド120は、可動体121が電磁石によって直線移動するプランジャー方式で図示されているが、本発明の実施形態におけるソレノイドはそれに限定されず、アーマチュア方式、ラッチ方式などのような様々な形のソレノイドが適用可能である。
図4Cは、アクチュエーター100の第3の変更例として、ギアー電動機構130の適用された実施形態を示した図面であって、ギアー電動機構130は、回転駆動するピニオン131及びピニオン131に噛み合ったラック132から形成されている。ピニオン131は、定着装置のヒートローラ又は画像形成装置の転写ローラ、現象ローラなどを駆動させる駆動モータのような駆動源(図示せず)に、所定のギア列を介して、連動自在に連結されている。
ラック132は、ピニオンギアー131の回動運動を直線運動に変換し、保持部材70の一端(即ち、ピボット地点73から偏心された部分)を加圧することにより、保持部材70がピボット地点73を中心にピボットされ、これによって複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。一方、前述したピニオン131の連結された駆動源(図示せず)に、制御部300が連結されることによって、ピニオン131の回転作動が制御できる。なお、ピニオン131は、その回転軸が図4Dに図示された駆動ユニット200の駆動軸210に、クラッチなどを介して、断続的に連結され制御されることができる。
図4Eは、アクチュエーター100の第4の変更例であって、図4Dに図示された駆動ユニット200及びリンク機構140の適用された実施形態を図示している。第4の変更例は、リンク機構140の一端が、駆動ユニット200の駆動軸210に連結され、リンク機構140の他端は、保持部材70の一端(即ち、ピボット地点73から偏心された位置)に連結されている。その結果、駆動軸210の回動運動が、リンク機構140を通じて直線運動に変換する。このようなリンク機構140の直線運動が保持部材70に伝達されれば、保持部材70が、ピボット地点73を中心にピボットされる。これによって、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。
なお、本発明の第3の実施形態に適用されたアクチュエーター100は、前述した第1〜第4の変更例に限定されず、保持部材70をピボット地点73を中心にピボットさせる構成であれば、その他の多様なアクチュエーターが適用可能である。
(第4の実施形態)
図5、図5A〜図5Eは、本発明の第4の実施形態を概念的に示した構成図である。図示されたとおりに、本発明の第4の実施形態は、ヒートローラ50、複数の加圧ローラ61、62及び加圧ローラ61、62を加圧する複数の加圧部76、77を含む。
複数の加圧部76、77は、プッシング部材65及び保持部材70の間に弾性的に介在され、プッシング部材65がその一方に備えられたピボット地点69を介してピボット可能に設けられ、保持部材70は定着装置のフレーム(図示せず)に固定設置される。
上述した第3の実施形態は、保持部材70が、アクチュエーターなどによってピボット地点73を中心にピボットされることで、複数の加圧ローラ61、62へ独立的に印加される各加圧力の相対的な比率を調節する構成である。一方、第4の実施形態は、プッシング部材65のピボット地点69を中心に、プッシング部材65が、アクチュエーターなどによってピボット(矢印のC方向)されることで、複数の加圧ローラ61、62へ独立的に印加される各加圧力の相対的な比率を調節することを特徴とする。
ここで、第4の実施形態は、プッシング部材65がその一方に配置されたピボット地点69を中心にピボット可能に設置され、保持部材70が定着装置のフレーム(図示せず)に対して移動自在に設けられることもできる。
かかる本発明の第4実施形態の代案的な構成は、保持部材70が、アクチュエーターによってプッシング部材65のピボット地点69の周囲にピボットされることで、各加圧部76、77の圧縮力だけでなく、各加圧力の印加方向にいたるまで変換されることによって、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率をもっと微細に調節できる。
本発明の第4の実施形態は、保持部材70あるいはプッシング部材65をピボット地点69の周囲でピボットさせるアクチュエーター100を含む。アクチュエーター100の作動は、レバー機構、カム機構、ギアー電動機構などのような手動制御方式又は制御部300を用いた電子制御方式などに基づいて行なわれる。更に、電子制御方式のアクチュエーター100の作動は、制御部300により制御される。
好ましくは、制御部300が、画像形成装置の制御ボード又はPCに接続されており、ユーザーが、画像形成装置の制御ボード又はPC上で記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)及び/又はトナーの画像濃度などを適切に選択することによって、制御部300が上述の選択された情報に基づいてアクチュエーター100を制御できる。ここで、制御部300は、記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)を検知する検知センサー(図示せず)に接続され、この検知センサーの検知信号に応じてアクチュエーター100を制御する。さらに、制御部300は、画像濃度を検知する検知センサー(図示せず)に接続され、この検知センサーの検知信号に応じてアクチュエーター100を制御することもできる。
かかる電子制御方式のアクチュエーター100の具体的な実施形態が、図5A〜図5Eに図示されている。
図5Aは、アクチュエーター100の第1の変更例として、カム機構110の適用された実施形態を示した図面であって、カム機構110は、プッシング部材65の一面を加圧する。その結果、プッシング部材65がピボット地点69を中心にピボット(矢印のC方向)されることによって、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。
このようなカム機構110は、プッシング部材65の一面で偏心回転して、プッシング部材65をピボット地点69の周囲にピボットさせるカム部材111と、カム部材111を回転させる回転軸112を含む。ここで回転軸112は、定着装置あるいは画像形成装置の様々な駆動モータ(図示せず)に連動可能に設置されることができる。カム部材111と接するプッシング部材65の外面には、プッシング部材65のピボット作動をより容易にする多様な形態の制御面(図示せず)が形成されることもできる。
なお、回転軸112は、図5Dに例示された駆動ユニット200によって連動されるように設けられる。駆動ユニット200は、回転軸112の一端にクラッチ(図示せず)などによって分離自在に連結された駆動軸210、駆動軸210の外周面に配置された複数の位相制御突起211、212、213、214、及び駆動軸210の外側に配置され駆動軸210の位相制御突起211、212、213、214を制御するソレノイド220からなる。
駆動軸210は、定着装置のヒートローラ又は画像形成装置の転写ローラ、現象ローラなどを駆動させる多様な種類の駆動モータ(図示せず)に、所定のギア列などを介して、連動可能に連結され、駆動軸210の回転力は、クラッチ(図示せず)などを通じて回転軸112へ断続的に伝える。駆動軸210の外周面には、複数の位相制御突起211、212、213、214が突き出され、ソレノイド220の可動体221が、各位相制御突起211、212、213、214側に選択的に係止されることによって、カム機構100の回転軸112の回転角度が調節される。これにより、カム部材111の回転角度が一体に調節されることで、保持部材70又はプッシング部材65がピボット地点69を中心にピボットされる。
一方、ソレノイド220は制御部300に電気的に接続され、可動体221の作動が制御部300により制御される。そして、図5Dに例示された駆動ユニット200に利用されるソレノイド220は、可動体221が電磁石及びバネによってスイング作動するアーマチュア形態のソレノイドが図示されているが、本発明の実施形態ではそれに限定せず、プランジャー方式、ラッチ方式などのように様々な形のソレノイドが適用可能である。
図5Bはアクチュエーター100の第2の変更例として、ソレノイド120が適用された実施形態を示した図面であって、ソレノイド120の可動体121が、プッシング部材65の一面を加圧することにより、プッシング部材65がピボット地点69を中心にピボットされることになる(矢印のC方向)。これによって、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。ソレノイド120は、制御部300に電気的に接続され、制御部300によってソ、レノイド120の可動体121が作動することから、プッシング部材65がピボット地点69を中心にピボットされる。
一方、図5Bに示されたソレノイド120は、可動体121が電磁石によって直線移動するプランジャー方式で行なわれることについて図示されているが、本発明の実施形態におけるソレノイドはそれに限定されず、アーマチュア方式、ラッチ方式などのような様々な形のソレノイドが適用可能である。
図5Cは、アクチュエーター100の第3の変更例として、ギアー電動機構130が適用された実施形態を図示している。ギアー電動機構130は、プッシング部材65の外面と一体に備えられた円弧状の被動ギアー134、及び被動ギアー134を駆動させる駆動ギアー135からなる。被動ギアー134は、プッシング部材65の外面に一体あるいは組み付け式で付着しており、プッシング部材65のピボット軌道に対応するように形成されている。
駆動ギアー135は、被動ギアー134にかみ合って、また定着装置のヒートローラ又は、画像形成装置の転写ローラ、現象ローラなどを駆動させる駆動モータのような駆動源(図示せず)に、所定のギア列を介して、連動自在に連結することができる。駆動ギアー135の回転力が、被動ギアー134に伝達されれば、被動ギアー134とプッシング部材65とが一体にプッシング部材65のピボット地点69を中心にピボットされる(矢印のC方向)。これによって、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。
一方、前述した駆動ギアー135の連結された駆動源(図示せず)には、制御部300が連結されており、その制御部300によって、駆動ギアー135の回転作動が制御される。なお、駆動ギアー135は、その回転軸が図5Dに示された駆動ユニット200の駆動軸210に、クラッチなどを通じて、分離自在に連結され制御される。また、本発明の第3の変更例におけるギアー電動機構130は、図4Cに示されたラックアンドピニオン(rack and pinion)方式に基づいて行なわれ、プッシング部材65の一面を加圧しそのプッシング部材65をピボット地点69周囲でピボットさせて構成することもできる。
図5Eは、アクチュエーター100の第4の変更例として、図5Dに示された駆動ユニット200及びリンク機構140の適用された実施形態を図示している。本発明の第4の実施形態は、リンク機構140の一端が駆動ユニット200の駆動軸210に連結されており、リンク機構140の他端は、プッシング部材65の一端に繋がれ連結されることから、駆動軸210の回動運動が、リンク機構140を通じて直線運動に変換される。かかるリンク機構140の直線運動がプッシング部材65に伝達されれば、プッシング部材65がピボット地点69を中心にピボットされる。従って、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率が調節される。
そして、図5A〜図5Eに図示されたアクチュエーター100の構成は、プッシング部材65をピボット地点69の周りにピボットさせることについて説明したが、本発明の第4の実施形態はそれに限定されず、保持部材70をピボット地点69の回りにピボットさせる代案的な構成も可能である。また、本発明の第4の実施形態に適用されるアクチュエーター100は、前述した第1〜第4の変更例に限定されることなく、保持部材70又はプッシング部材65をピボット地点69を中心にピボットさせることができる構成であれば、その他の様々なアクチュエーターが適用できる。
(第5の実施形態)
図6、図6A、図6Bは、本発明の第5の実施形態を概念的に示した構成図である。図示された通りに、本発明の第5の実施形態は、ヒートローラ50、複数の加圧ローラ61、62及び複数の加圧部76、77を含んでなる。複数の加圧部76、77は、加圧ローラ61、62を回転保持するプッシング部材65と、保持部材70との間に弾性的に介在され、保持部材70が、定着装置のフレーム(図示せず)に対して移動自在に設けられるとともに、ピボット地点73を中心にピボット可能に設置される。
かかる保持部材70の移動構造は、図6、図6A、図6Bに示されたように定着装置のフレーム(図示せず)と保持部材70とが互いに接する部分にて相互対応するよう形成された少なくとも一つ以上のガイド溝、及びガイド突起78、79を介して、保持部材70が移動される。一方、保持部材70を移動及び/又はピボットさせるアクチュエーター100は、第1〜第4の実施形態で説明したものが適用されるか、その他の様々な形のアクチュエーター110、120、130、140、200を選択的に利用できる。
本発明の第5の実施形態の技術的な特徴は、保持部材70の移動自在な構造によりヒートローラ50と保持部材70との間の距離を調節できることから、複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の総和を調節すると同時に、保持部材70がピボット地点73を中心にピボットされることによって、複数の加圧ローラ61、62へ独立に印加される各加圧力の相対的な比率を調節することにある。
本発明の第5の実施形態において、図6、図6A、図6Bに示されたように、ガイド突起79及びピボット地点73は、保持部材70の同一位置に形成されるか、相違した位置に形成されることもできる。また、アクチュエーター100によりガイド溝78に沿って所定位置に移動された保持部材70が、ストッパ(図示せず)などにより、その位置が固定された状態でピボット地点73を中心にピボットされることもできる。
(第6の実施形態)
図7、図7A、図7Bは、本発明の第6の実施形態を概念的に示した構成図である。本発明の第6の実施形態は、保持部材70あるいはプッシング部材65のピボット作動時、その中心となるピボット地点69が、プッシング部材65に配置されることより、各加圧ローラ61、62に印加される加圧力の相対的な比率及び加圧方向を変換することができる。
また、本発明の第6の実施形態は、保持部材70が第1、2、4の実施形態にて上述したガイド構造78、79を通じて移動され、ヒートローラ50と保持部材70との間の距離を調節することにより、複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の総和を調節することができる。
本発明の第6の実施形態において、アクチュエーター100によりガイド溝78に沿って特定位置に移動された保持部材70は、ガイド突起79がストッパ(図示せず)などによって位置固定され、そのような状態でアクチュエーター100が、保持部材70あるいはプッシング部材65をピボット地点69を中心にピボットさせることができる。さらに、保持部材70のガイド突起79は、保持部材70のピボット作動時のピボット地点79として利用できる。
即ち、本発明の第6の実施形態におけるアクチュエーター100は、保持部材70をガイド構造78、79を通じて移動させ、保持部材70及びプッシング部材65をそれぞれピボット地点79、69の周りにピボットさせることもできる。その他の構成及び作動関係は第1〜第5の実施形態と同一であるため詳説は略する。
このように、本発明の第5及び第6の実施形態は記録媒体の厚さ、特性及び記録媒体に付着するトナー画像の濃度などによって加圧力の総和や各加圧力の相対的な比率を調節できることから、更に効率よく定着特性を具現できる。
(本発明の実施形態の構成)
図8、図8A、図9、図9Aは、本発明を具体化した実施形態,例えば上述した第3の実施形態を具体化したものを示した図面である。図示されたとおりに、本発明の実施形態は、加圧ローラ61、62の加圧力をユーザーが手動で調節する方式であって、ヒートローラ50、第1及び第2加圧ローラ61、62、及びレバー85を含む。
ヒートローラ50は、その回転体51の両端部が、定着フレーム80の両端部に回転自在に保持されていて、駆動モータなどによって一定の速度で回転駆動される。加圧ローラ61、62の両端部が、1対のプッシング部材65によって回転保持される。各プッシング部材65は、第1及び第2加圧ローラ61、62の各回転軸61a、62aを回転保持する保持溝66、67を有し、各保持溝66、67には、各回転軸61a、62aの円滑な回転支持の機能を行なうための軸受けが更に備えられることもできる。各プッシング部材65は、各保持部材70内で第1及び第2加圧部76、77によって弾性的に保持される。
各保持部材70には、その一方側に開口71が形成され、その他側面に調節面72が形成されている。この調節面72が各保持部材70の回動角を調節する複数の調節面72a、72bを有する。上述の1対の保持部材70は一体に構成することもできる。各保持部材及びプッシング部材70、65と向かい合っている部分には、複数の装着突起65a、65b、70a、70bが形成され、少なくとも一つのバネからなる第1及び第2加圧部76、77の両端が噛み合って結合されていることから、各保持部材及びプッシング部材70、65は弾性力が印加される。
第1調節面72aは、保持部材70を図2の基準位置、例えば第1及び第2加圧部76、77の加圧力が同一な状態で調節する部分である。第2調節面72bは、保持部材70を第1加圧部76の加圧力が第2加圧部77の加圧力より大きい状態で調節する部分である。一方、本発明の実施形態では、第1及び第2加圧部76、77の加圧力が同じ状態を基準位置として説明したが、各加圧部の加圧力が相異なる状態を基準位置として設定することもできる。
保持部材70は、定着フレーム80に対してピボット可能に設けられる。詳細には、保持部材70の両側面には、ピボット突起73が突き出され、このピボット突起73が定着フレーム80の収容溝(図示せず)内に収容されて回転保持される。この構成により、保持部材70は、定着フレーム80に対して相対的にピボットされるよう設けられている。1対の保持部材70が一体形成されたり、ピボット突起73が一体化された軸に形成されることもできる。
レバー85は、定着フレーム80について回転自在に設けられ、その一方には、加圧面86が備えられている。その他側には、把持部87が備えられる。レバー85の加圧面86は、保持部材70の調節面72に接し、レバー85の回動程度によってレバー85の加圧面86は、保持部材70の第1及び第2調節面72a、72bへ選択的に接する。
図8Aに示したように、レバー85が回動し、レバー85の加圧面86が第1調節面72aに接すると、加圧面86及び第1調節面72aがその接触力によって接触状態が固定される。これによって、第1及び第2加圧部76、77の圧縮状態がほとんど同一あるいは類似し、第1及び第2加圧ローラ61、62の加圧力が、ほとんど同一あるいは類似していく。これによって、一般用紙又は厚い用紙の定着作動時にも逆方向のカール(curl)が容易に形成され、平たい状態で排出されるだけでなくラップジャム(wrap jam)現象の防止が図られる。
図9Aに示したように、レバー85が回動し、このレバー85の加圧面86が第2調節面72bに接すると、加圧面86及び第2調節面72bは、その接触力によってその接触状態が維持される。これにより、第1加圧部76が圧縮されることで加圧力が増大し、相対的に第2加圧部77は伸張され、その加圧力が減少される。これにより、第2加圧ローラ62の加圧力が減少し、薄い紙又は封筒などが定着作業途中において、ヒートローラ50及び第2加圧ローラ62の間で曲げられたりしわが生じることを防止できる。
このように図8及び図9に図示された実施形態は、レバー85などのような手動制御方式のアクチュエーターによって、保持部材70のピボット角度を調節する構成であって、本発明の実施形態では調節面72a、72bが2つであると図示され説明したが、本発明はそれに限定せず、調節面の数を2つ以上にして保持部材70のピボット角度をより多様に調節することもできる。
図10、図11、図11A〜図11C、図12、図12A〜図12E、図13は、本発明の最適化した他の実施形態であって、制御部300を用いたアクチュエーターにより加圧ローラの加圧力が変換される構成を示す図面である。本実施形態は、ヒートローラ50、第1及び第2加圧ローラ61、62、及びカム部材170を含む。
カム部材170は、カム軸171上に固定設置され、カム軸171と一体に回転する。かかるカム部材170の回転により、カム部材170の外周面が保持部材70の第1及び第2調節面72a、72bに選択的に接する。カム軸171の一方端には、駆動ギアー172がクラッチ175によって分離自在に連結されており、クラッチ175の外周面には、複数の調節突起181、182、183、184が円周方向に離隔配置されている。
駆動ギアー172は、定着フレームの外側に配置され、ヒートローラを駆動させる別の駆動源(図示せず)などに、ギア列(図示せず)などを通じて、連結され回転される。このようなクラッチ175の例示的な構成は、図13に示したように、駆動ギアー172の一方に一体に備えられた第1ハブ176、第1ハブ176の外周面に回転自在に挟まれる円筒状のクラッチ本体177、クラッチ本体177の一方に固定結合される第2ハブ178、第1及び第2ハブ176、178の間に介在されたコイルバネ形態のクラッチバネ179からなる。
クラッチ本体177の外周面には、基準突起181及び複数の調節突起182、183、184が所定間隔に突き出されている。クラッチバネ179は、第1端部179aがクラッチ本体177のバネ固定溝177aに固定され、第2端部179bは、第2ハブ178のフランジ178aに形成されたバネ工程孔178bに固定される。
かかる構成により、クラッチバネ179が第1及び第2ハブ176、178の外周面に巻かれると、駆動ギアー172及びカム軸171は同一方向に回転すべく連結され、クラッチ本体177及び第2ハブ178へ外力が加えられて、クラッチバネ179が第1及び第2ハブ176、178の外周面で緩くなると、駆動ギアー172及びカム軸171の連結状態は解除される。
第2ハブ178のフランジ178aの中心軸には固定孔178cが形成されており、該固定孔178cにカム軸171が結合されている。かかる構成により、クラッチ175は、駆動ギアー172とカム軸171とが同一方向に回転する場合、クラッチバネ179の巻き取り作用によって、駆動ギアー172及びカム軸171を連結する。一方、駆動ギアー172とカム軸171とが同一方向に回転しない場合、駆動ギアー172とカム軸171との連結状態が解除されるようになる。
クラッチ175の外側には、ソレノイド190が設けられ、該ソレノイド190は、アーマチュアあるいはプランジャーのような可動体191が直線運動又はスイング運動する一般的なソレノイドの一種である。図12、図12A〜図12Eに図示されたソレノイド190に電源が供給されればアーマチュア形態の可動体191が、ソレノイド190の電磁石192側に引っ張られて水平状態になり、電源供給が中断されればアーマチュア形態の可動体191は、バネ193によって外側にスイングし斜め状態となる。
ソレノイド190の可動体191は、その自由端部側に第1及び第2係止突起194、195が備えられ、第1係止突起194は、ソレノイド190に電源が供給されるとき、クラッチ175の基準突起181に引っかかってクラッチ本体177の回転を停止させる。第2係止突起195は、ソレノイド190に電源供給が中断された場合、クラッチ175の第1〜第3調節突起182、183、184に選択的に引っかかってクラッチ本体177の回転を停止させる。
第1係止突起194は、折り曲げられた断面を有し、それに対応してクラッチ本体177の基準突起181も折り曲げられた断面を有する。このような第1係止突起194及び基準突起181の構成によりソレノイド190に電源が印加されると、第1係止突起194が、基準突起181に引っかかり、ソレノイド190に電源が遮断されると、第1係止突起194が基準突起181を通過する。
このようにクラッチ175又はクラッチ本体177の回転が停止されると、クラッチ本体177に一体連結されたカム軸171の回転が停止され、クラッチバネ179は第1及び第2ハブ177、179の外周面で緩くなるにつれ、駆動ギアー172及びカム軸171の連結が解除される。
ソレノイド190には、図12B〜図12Eに示されたように、制御部300が電気的に接続され、この制御部300がソレノイド190の作動を制御する。好ましくは、制御部300が画像形成装置の制御ボードあるいはPCに接続され、ユーザーが画像形成装置の制御ボードあるいはPC上で記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)及び/又は画像濃度などを適切に選択することで、制御部300がその選択された情報に基づいてアクチュエーター100を制御できる。
なお、制御部300は、記録媒体の種類(厚さ、大きさ、材質など)を検知する検知センサー(図示せず)に接続され、検知センサーの検知信号に応じて制御部300は、アクチュエーター100を制御する。さらに、制御部300は画像濃度を検知する検知センサー(図示せず)に接続され、この検知センサーの検知信号に応じて制御部300がアクチュエーター100を制御することもできる。
駆動ギアー172が外部の駆動源(図示せず)によって回転駆動すれば、クラッチ175を媒介で連結されたカム軸171も一体回転する。かかるカム軸171が回転する間に制御部300によりソレノイド190の可動体191が作動して、クラッチ175の基準突起及び調節突起181、182、183、184に選択的に係止されれば、クラッチ175はその回転駆動を停止する。これによって、クラッチ175は、駆動ギアー172とカム軸171の連結状態を解除する。これにより、カム軸171の回転作動が停止される。カム軸171の回転が停止されれば、カム部材170もその回転が停止され、保持部材70の第1及び第2調節面72a、72bに選択的に接した状態になる。
(本発明の実施形態の動作)
図11、図11A〜11Cは、本発明の実施形態に係る作動状態を図示した図面である。図12Eに図示されたとおりに、ソレノイド190に電源が印加するとソレノイド190の可動体191は、コア192側に引っ張られる。そして、可動体191の第1係止突起194がクラッチ本体177の基準突起181に係止されると、駆動ギアー172側にクラッチバネ179を媒介に連結されているクラッチ本体177の回転は停止する。
このように可動体191の第1係止突起194が、クラッチ本体177の基準突起181にかかった状態でカム部材170は、図11Cに図示されたように、保持部材70の第1及び第2調節面72a、72bの境目に接する。この状態を「ホームポジションモード(home position mode)」という。
それから、ソレノイド190に電源供給が遮断されると、ソレノイド190の可動体191はコア192の外側にスイングして斜め状態になり、可動体191の第1係止突起194はクラッチ本体177の基準突起181内の折り曲げられた空間を通過し、クラッチ本体177の外力が除去される。これによりクラッチ本体177は再び駆動ギアー172側に連結され回転駆動する。
このようにソレノイド190に電源供給が遮断された状態で可動体191が斜め状態でクラッチ本体177の外周面に近接又は接触した状態になり、図12Bに示すように、可動体191の第2係止突起195がクラッチ本体177の第1調節突起182に係止されると、駆動ギアー172側にクラッチバネ179を媒介で連結されていたクラッチ本体177の回転が中止される。よって、カム部材170は図11に図示されたように、保持部材70の第1調節面72aと接する。この状態を「プレーンモード(plain mode)」という。かかる状態で第1及び第2加圧部76、77は、その圧縮力がほとんど同一に形成され一般用紙又は厚い用紙などの定着工程が行なわれる。
またソレノイド190へ一時的に電源が印加されれば、可動体191はコア192側に引っ張られることで水平状態になり、可動体191の第2係止突起195はクラッチ本体177の第1調節突起182から離脱されてクラッチ本体177は再び時計回りに回転する。
その後、ソレノイド190に電源供給が遮断されると、可動体191は斜め状態になって、図12Cに示すように可動体191の第2係止突起195がクラッチ本体177の第2調節突起183に係止される。かかる状態で駆動ギアー172側にクラッチバネ179を媒介で連結されているクラッチ本体177の回転が中止されることで、カム部材170は、図11Aに示したように保持部材70の第2調節面72bと接することになる。この状態を「シーンモード(thin mode)」という。この状態で第1加圧部76の圧縮力が第2加圧部77の圧縮力より増加するにつれ第1加圧ローラ61の加圧力が第2加圧ローラ62の加圧力より増加し、薄い記録媒体の定着工程が行なわれる。
再びソレノイド190へ一時的に電源供給が印加されれば、可動体191はコア192側に引っ張られて水平状態になり、可動体191の第2係止突起195はクラッチ本体177の第2調節突起183から離脱してクラッチ本体177が再び時計回りに回転する。
それから、ソレノイド190に電源供給が遮断されると、可動体191は斜めの状態になり、図12Dに示すように可動体191の第2係止突起195はクラッチ本体177の第3調節突起184に係止する。この状態で駆動ギアー172側にクラッチバネ179を媒介で連結されているクラッチ本体177の回転が中止され、カム部材170は、図11Bに示されたように、保持部材70の第2調節面72b外面と接触する。この状態を「インベロープモード(envelope mode)」という。この状態で第1加圧部76の圧縮力が前述したシーンモードよりさらに増加し、第1加圧ローラ61の加圧力が第2加圧ローラ62の加圧力より増加することにより封筒などのように数枚からなる記録媒体の定着工程が行なわれる。
上述した工程は、記録媒体の種類又は画像濃度などによって制御部300により適切選択され行なわれる。その他の残り構成及び作動は、図8、図8A、図9Aに図示、かつ説明された実施形態と同一であるのでその説明は省略する。
図14は、本発明に係る定着装置の制御方法を示した順序図である。検知センサーにより記録媒体の種類及び/又はトナーの画像濃度などを検知したり、制御部300に入力されるユーザの選択信号に応じて、記録媒体の種類及び/又はトナーの画像濃度などを算出する(S1)。その後、制御部300のメモリーなどに予め入力された定着条件(即ち、その前に定着作業が進行された場合の定着条件に当たる)の有無を判断する(S2)。予め入力された定着条件がなければ、S1ステップで算出された情報に基づいて定着条件を決定し(S3)、その後決定された定着条件によって複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の総和及び加圧力の相対的な比率のうち一つ以上を変換させた後、定着作業を行なう(S5)。
また、予め入力された定着条件があれば上述のS1ステップで算出された情報に基づいて定着条件を新たに決めた後、予め入力された定着条件を新たに決まった定着条件に切替え(S4)、このように置き換えされた定着条件によって、複数の加圧ローラ61、62に印加される加圧力の総和及び加圧力の相対的な比率のうち一つ以上を変換させた後定着作業を行なう(S5)。
ここで、S5ステップにおいて定着条件に応じて加圧力の総和及び加圧力の相対的な比率のうち一つ以上を変換する工程について上述した第1〜第6実施形態の定着装置で開示したように、保持部材70を移動又はピボットさせたりプッシング部材65を移動又はピボットさせる方式により行なわれる。
さらに、予め入力された定着条件は現在の定着作業前に行なわれた定着作業時の定着条件になり得るし、あるいは制御部300のメモリー上に入力された一つ以上の基準値でもあり得る。
本発明によれば、記録媒体の種類、厚さ、材質、トナー画像の濃度などによって加圧ローラの加圧力を変換させることにより、定着性を向上させることができる。
さらに、本発明は、トナー画像の定着性を向上させながらもトナー画像の定着時に生じる記録媒体の巻き(curl)、しわ、ラップジャムなどを効率よく防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
従来技術の定着装置を示す図面である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第1の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第2の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第3の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 本発明の第2の実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第1の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第2の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第3の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 本発明の第3の実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第1の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第2の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第3の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 本発明の第4の実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第1の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第2の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面であり、アクチュエータの第3の変更例を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 本発明の第5の実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 本発明の第6の実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置を示す図面である。 本発明の第3実施形態に係る定着装置の最適化された一実施の形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された一実施の形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された一実施の形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された一実施の形態を示す図面である。 本発明の第3の実施形態に係る定着装置の最適化された他の実施形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された他の実施形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された他の実施形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された他の実施形態を示す図面である。 同実施形態に係る定着装置の最適化された他の実施形態を示す図面である。 本発明の実施形態に係る定着装置に用いられるソレノイド及びクラッチを示す斜視図である。 図12の矢印XIIAに沿って図示した正面図である。 図12の矢印XIIBに沿って図示した側面図である。 本発明の実施形態に係るソレノイド及びクラッチの作動状態を段階別に示す図面である。 同実施形態に係るソレノイド及びクラッチの作動状態を段階別に示す図面である。 同実施形態に係るソレノイド及びクラッチの作動状態を段階別に示す図面である。 本発明の実施形態に係るクラッチを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の制御方法を示す順序図である。
符号の説明
50 ヒートローラ
61 第1加圧ローラ
62 第2加圧ローラ
65 プッシング部材
70 保持部材
80 定着フレーム

Claims (43)

  1. ヒートローラと、
    前記ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラと、
    前記複数の加圧ローラを前記ヒートローラ側に加圧する加圧ユニットと、
    を含み、
    前記複数の加圧ローラを加圧する加圧力は、記録媒体の種類及び/又は画像濃度に応じて制御可能であることを特徴とする、定着装置。
  2. 前記加圧ユニットは、
    前記複数の加圧ローラを加圧する少なくとも一つの加圧部と、
    前記加圧部を保持する保持部材と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加圧ユニットが、前記複数の加圧ローラを回転保持するプッシング部材を更に含むことを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加圧ユニットが、前記保持部材を駆動させるアクチュエーターを更に備えることを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記加圧ユニットが、前記プッシング部材及び保持部材のいずれか一つ以上を駆動させるアクチュエーターを更に含むことを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。
  6. 前記加圧部による加圧力が、複数の加圧ローラに均等分配されることを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  7. 前記加圧部が、複数の加圧ローラで加圧力を印加する少なくとも一つのバネからなることを特徴とする、請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記加圧部が、複数の加圧ローラに対応して複数設けられたことを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  9. 前記各加圧部が、各加圧ローラに対応して互いに相違した個数で設けられることを特徴とする、請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記各加圧部が、少なくとも一つのバネからなることを特徴とする、請求項8に記載の定着装置。
  11. 前記複数の加圧部が、相異なる弾性係数を有することを特徴とする、請求項8に記載の定着装置。
  12. 前記複数の加圧部が、相異なる長さを有することを特徴とする、請求項8に記載の定着装置。
  13. 前記保持部材が、移動自在に設置され、前記ヒートローラと保持部材との距離が調節されることを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  14. 前記保持部材が、ガイド経路に沿ってガイドされることを特徴とする、請求項13に記載の定着装置。
  15. 前記保持部材が、前記保持部材に備えられたピボット(pivot)地点を中心にピボット可能に設けられたことを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  16. 前記プッシング部材が、前記プッシング部材に備えられたピボット地点を中心にピボット可能に設けられたことを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。
  17. 前記保持部材が、前記プッシング部材に備えられたピボット地点を中心に移動自在に設けられたことを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。
  18. 前記保持部材が、ガイド経路に沿ってガイドされることを特徴とする、請求項17に記載の定着装置。
  19. 前記保持部材が、ピボット可能に設けられ、前記保持部材が、移動自在に設けられて、前記ヒートローラと保持部材との距離が調節されることを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。
  20. 前記保持部材が、ガイド経路に沿ってガイドされることを特徴とする、請求項19に記載の定着装置。
  21. 前記アクチュエーターは、手動制御方式であることを特徴とする、請求項4又は5に記載の定着装置。
  22. 前記アクチュエーターが、レバー機構、カム機構、ギアー電動機構のいずれか一つであることを特徴とする、請求項21に記載の定着装置。
  23. 前記アクチュエーターは、制御部を用いた電子制御方式であることを特徴とする、請求項4又は5に記載の定着装置。
  24. 前記アクチュエーターが、カム機構、ソレノイド、ギアー電動機構、リンク機構のうち選択されたいずれか一つ又はそれ以上の組合せであることを特徴とする、請求項23に記載の定着装置。
  25. 前記アクチュエーターは駆動ユニットによって連動されるよう設けられ、
    前記駆動ユニットが、
    前記アクチュエーターに分離自在に連結された駆動軸と、
    前記駆動軸の外周面に形成された複数の位相制御突起と、
    前記駆動軸の外側に配されて複数の位相制御突起を制御するソレノイドと、
    を含むことを特徴とする、請求項23に記載の定着装置。
  26. 前記制御部が、記録媒体の種類を受信して前記記録媒体の種類に応じて動作を行なうことを特徴とする、請求項23に記載の定着装置。
  27. 前記制御部が、用紙の種類を検知する用紙検知センサー及び/又は画像濃度を検知する濃度検知センサーに接続されることを特徴とする、請求項23に記載の定着装置。
  28. ヒートローラと、
    前記ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラと、
    前記複数の加圧ローラを前記ヒートローラ側に加圧する加圧ユニットと、
    を含み、
    前記加圧ユニットによって、複数の加圧ローラに印加される加圧力の相対的な比率が変換可能であることを特徴とする、定着装置。
  29. 前記加圧ユニットによって、複数の加圧ローラへ印加される加圧力の相対的な比率及び加圧力の総和が変換可能であることを特徴とする、請求項28に記載の定着装置。
  30. 内部に熱源を備えたヒートローラと、
    前記ヒートローラの表面と回転接触するよう設けられた複数の加圧ローラと、
    前記加圧ローラの相対的な加圧力を変換する手段と、
    を含むことを特徴とする、定着装置。
  31. 前記加圧力変換手段が、
    前記各加圧ローラの回転軸を回転保持するプッシング部材と、
    前記プッシング部材から離隔され配置された保持部材と、
    前記プッシング部材及び保持部材の間に介在され前記各加圧ローラを弾性的に加圧する複数の加圧部と、
    を含むことを特徴とする、請求項30に記載の定着装置。
  32. 前記保持部材が、ピボット可能に設けられたことを特徴とする、請求項31に記載の定着装置。
  33. 前記保持部材をピボットさせるピボット手段を更に含むことを特徴とする、請求項32に記載の定着装置。
  34. 前記ピボット手段が、
    前記保持部材の一方側と回転接触するレバーを含み、
    前記保持部材の一方側には複数の調節面を備え、
    前記レバーの回動作動によって前記保持部材がピボットされ、前記加圧部の加圧力が変換されることを特徴とする、請求項33に記載の定着装置。
  35. 前記ピボット手段が、
    前記保持部材の一方側に回転接触するカム部材と、
    前記カム部材を回転させる駆動ユニットと、
    を含むことを特徴とする、請求項33に記載の定着装置。
  36. 前記駆動ユニットが、
    前記カム部材のカム軸を駆動源に分離自在に連結するクラッチと、
    前記クラッチの外側に設けられ、前記カム軸の回転状態を調節するソレノイドと、
    前記ソレノイドの作動を制御する制御部と、
    を含むことを特徴とする、請求項35に記載の定着装置。
  37. 前記制御部が、記録媒体の種類を受信し前記記録媒体の種類に応じて動作を行なうことを特徴とする、請求項36に記載の定着装置。
  38. 前記制御部が、用紙の種類を検知する用紙検知センサー及び/又は画像濃度を検知する濃度検知センサーに接続されることを特徴とする、請求項36に記載の定着装置。
  39. 複数の加圧ローラに印加される加圧力を記録媒体の種類及び/又は画像濃度によって変換させることを特徴とする、定着装置の制御方法。
  40. ヒートローラと、前記ヒートローラの表面に回転接触する複数の加圧ローラと、前記複数の加圧ローラを前記ヒートローラ側に加圧する少なくとも一つの加圧部と、前記加圧部を保持する保持部材と、複数の加圧ローラを回転保持するプッシング部材と、を含む定着装置を制御する方法であって、
    記録媒体の種類及び/又は画像濃度の情報を算出する情報算出ステップと、
    前記算出情報に対応する定着条件を決定する定着条件決定ステップと、
    前記決定された定着条件に応じて複数の加圧ローラに印加される加圧力の総和及び加圧力の相対的な比率のうち一つ以上を変換させてから定着作業を行なう定着ステップと、
    を含むことを特徴とする、定着装置の制御方法。
  41. 前記定着条件決定ステップが、
    予め入力された定着条件の有無を判断し、
    予め入力された定着条件がなければ、前記情報算出ステップで算出された情報に基づいて定着条件を決定し、
    予め入力された定着条件があれば、前記情報算出ステップで算出された情報に基づいて新たに決定された定着条件に切り替えることを特徴とする、請求項40に記載の定着装置の制御方法。
  42. 前記定着ステップが、前記保持部材及び前記プッシング部材のいずれか一つ以上をピボットさせることで、複数の加圧ローラに印加される加圧力の相対的な比率を変換させることを特徴とする、請求項40に記載の定着装置の制御方法。
  43. 前記定着ステップが、前記保持部材を移動させ、前記保持部材とヒートローラとの間の距離を調節することにより複数の加圧ローラへ印加される加圧力の総和を変換させるステップを更に含むことを特徴とする、請求項42に記載の定着装置の制御方法。
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