JP3089788B2 - 連続帳票用熱定着器 - Google Patents
連続帳票用熱定着器Info
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- JP3089788B2 JP3089788B2 JP04014425A JP1442592A JP3089788B2 JP 3089788 B2 JP3089788 B2 JP 3089788B2 JP 04014425 A JP04014425 A JP 04014425A JP 1442592 A JP1442592 A JP 1442592A JP 3089788 B2 JP3089788 B2 JP 3089788B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続帳票用の熱定着器の
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が適用される電子写真記録装置
は、図5の概要図に示す如く、光に感応して導電性が変
化する感光層を表面に備えた感光ドラム1等の像担持体
と、感光ドラム1の表面との電位差でトナーをドラム表
面に付着させる現像器2と、感光ドラム1の表面を均一
に帯電させる帯電器3と、レーザー光の走査に依って感
光ドラム1上の帯電量を変化させて静電潜像を形成する
光学ユニット4と、連続帳票5を貯蔵するホッパー6
と、感光ドラム1上のトナー像のトナーの極性と逆極性
の電荷を連続帳票5に帯電してトナー像を連続帳票5に
転写する転写器7と、連続帳票5に転写されたトナー像
を加熱定着する熱定着器8と、感光ドラム1の面に残存
したトナーを除去して回収するクリーニング装置9と、
定着済みの連続帳票5を収納するスタッカ10等から構成
される。
は、図5の概要図に示す如く、光に感応して導電性が変
化する感光層を表面に備えた感光ドラム1等の像担持体
と、感光ドラム1の表面との電位差でトナーをドラム表
面に付着させる現像器2と、感光ドラム1の表面を均一
に帯電させる帯電器3と、レーザー光の走査に依って感
光ドラム1上の帯電量を変化させて静電潜像を形成する
光学ユニット4と、連続帳票5を貯蔵するホッパー6
と、感光ドラム1上のトナー像のトナーの極性と逆極性
の電荷を連続帳票5に帯電してトナー像を連続帳票5に
転写する転写器7と、連続帳票5に転写されたトナー像
を加熱定着する熱定着器8と、感光ドラム1の面に残存
したトナーを除去して回収するクリーニング装置9と、
定着済みの連続帳票5を収納するスタッカ10等から構成
される。
【0003】熱定着器8は、図6の側面図に示す如く、
連続帳票5を180 °C 程に加熱するヒートロ−ラ11と、
連続帳票5をヒートロ−ラ11に押圧する加圧ローラ12と
から構成され、加圧ローラ12は、軸12aをフレーム13の
溝14に遊嵌してヒートロ−ラ11の方向に前進後退可能で
ある。
連続帳票5を180 °C 程に加熱するヒートロ−ラ11と、
連続帳票5をヒートロ−ラ11に押圧する加圧ローラ12と
から構成され、加圧ローラ12は、軸12aをフレーム13の
溝14に遊嵌してヒートロ−ラ11の方向に前進後退可能で
ある。
【0004】この軸12aはコイルばね等のばね手段15で
例えば80Kg以上の圧力、線圧2Kg/Cm のように付勢され
て連続帳票5をヒートロ−ラ11に圧接している。連続帳
票5は、カットシートと異なり用紙の撓みの逃げ場が無
い為、用紙の僅かな撓みは蓄積されて斜行を起こす原因
となっていた。
例えば80Kg以上の圧力、線圧2Kg/Cm のように付勢され
て連続帳票5をヒートロ−ラ11に圧接している。連続帳
票5は、カットシートと異なり用紙の撓みの逃げ場が無
い為、用紙の僅かな撓みは蓄積されて斜行を起こす原因
となっていた。
【0005】これを防止する為と、連続帳票5の搬送停
止時に連続帳票5がヒートロ−ラ11に加熱されて焼損す
ることを防止する為に熱定着器8は、加圧ローラ12の退
避押圧機構を備えている。
止時に連続帳票5がヒートロ−ラ11に加熱されて焼損す
ることを防止する為に熱定着器8は、加圧ローラ12の退
避押圧機構を備えている。
【0006】即ち、加圧ローラ12は、電子写真記録装置
の記録動作とタイミングをとって連続帳票5の搬送停止
時には連続帳票5から退避させ、或いはミシン目5aが
加圧ローラ12に接近する度に加圧ローラ12を連続帳票5
から退避させ、ミシン目5aが通過後再び連続帳票5を
ヒートロ−ラ11に押圧するように動作している。
の記録動作とタイミングをとって連続帳票5の搬送停止
時には連続帳票5から退避させ、或いはミシン目5aが
加圧ローラ12に接近する度に加圧ローラ12を連続帳票5
から退避させ、ミシン目5aが通過後再び連続帳票5を
ヒートロ−ラ11に押圧するように動作している。
【0007】この動作は、軸12aのばね手段15の反対側
を押圧するカム16をタイミングをとって回転させて行っ
ている。電子写真記録装置のブロック図を図7に、起動
及び連続印刷時の動作シーケンスを図8に、停止時の動
作シーケンスを図9に示す。
を押圧するカム16をタイミングをとって回転させて行っ
ている。電子写真記録装置のブロック図を図7に、起動
及び連続印刷時の動作シーケンスを図8に、停止時の動
作シーケンスを図9に示す。
【0008】基本動作は、HOST17よりメカコン18に
送られるプリントデータをぺージバッファ19(図5に記
載)に記憶し、1ページ分のデータを蓄積する。1ペー
ジ分のデータが蓄積されたらメカコン18は、光学ユニッ
ト4にデータ書込み信号を送り、図4に記載する感光ド
ラム1にレーザー露光を行う。
送られるプリントデータをぺージバッファ19(図5に記
載)に記憶し、1ページ分のデータを蓄積する。1ペー
ジ分のデータが蓄積されたらメカコン18は、光学ユニッ
ト4にデータ書込み信号を送り、図4に記載する感光ド
ラム1にレーザー露光を行う。
【0009】用紙(連続帳票)搬送は、データ書込み信
号が発せられてから所定の時間T1 が経過後にメカコン
18がDAコンバータ20を介して用紙搬送駆動モータ21を
駆動してトラクタ22を回転し搬送を開始する。
号が発せられてから所定の時間T1 が経過後にメカコン
18がDAコンバータ20を介して用紙搬送駆動モータ21を
駆動してトラクタ22を回転し搬送を開始する。
【0010】レーザー露光されて現像器2で可視像化さ
れた感光ドラム1上のトナー像は、転写器7で連続帳票
5に転写される。用紙搬送開始と同時に熱定着器8の加
圧ローラ12は、メカコン18のカム駆動信号の指令でDA
コンバータ23を介してカム16を回転し、連続帳票5から
退避した状態にする。
れた感光ドラム1上のトナー像は、転写器7で連続帳票
5に転写される。用紙搬送開始と同時に熱定着器8の加
圧ローラ12は、メカコン18のカム駆動信号の指令でDA
コンバータ23を介してカム16を回転し、連続帳票5から
退避した状態にする。
【0011】これは、ミシン目5a間の寸法で区別され
る連続帳票5の種類が電子写真記録装置の機種ごとに決
まっており、連続帳票5を電子写真記録装置にセットす
る場合にはミシン目5aが転写器7の直前に位置するよ
うにしている為、熱定着器8に於ける用紙停止位置は用
紙サイズに依って異なり、1頁分の定着が終了していな
い場合がある。
る連続帳票5の種類が電子写真記録装置の機種ごとに決
まっており、連続帳票5を電子写真記録装置にセットす
る場合にはミシン目5aが転写器7の直前に位置するよ
うにしている為、熱定着器8に於ける用紙停止位置は用
紙サイズに依って異なり、1頁分の定着が終了していな
い場合がある。
【0012】対策として用紙搬送開始と同時に加圧ロー
ラ12を押圧させることで、連続帳票5の定着不良を防止
している。そして連続帳票5上のトナー像が熱定着器8
に到達する時間のタイミングをとってメカコン18は、カ
ム16を回転して加圧ローラ12をヒートロ−ラ11の方向に
移動して連続帳票5をヒートロ−ラ11に圧接させる状態
にする。
ラ12を押圧させることで、連続帳票5の定着不良を防止
している。そして連続帳票5上のトナー像が熱定着器8
に到達する時間のタイミングをとってメカコン18は、カ
ム16を回転して加圧ローラ12をヒートロ−ラ11の方向に
移動して連続帳票5をヒートロ−ラ11に圧接させる状態
にする。
【0013】これは1頁分のトナー像が通過する時間維
持される。このようにカム16を駆動するタイミングは、
メカコン18に接続されたROM24に記録されている。
持される。このようにカム16を駆動するタイミングは、
メカコン18に接続されたROM24に記録されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】熱定着器の加圧ローラ
の軸はフレームの溝に遊嵌されており、溝との隙間に依
って姿勢が搬送方向に直交せずにヒートロ−ラの軸芯と
のずれが発生し、連続帳票に斜行や皺、定着不良等を発
生すると言う問題点があった。
の軸はフレームの溝に遊嵌されており、溝との隙間に依
って姿勢が搬送方向に直交せずにヒートロ−ラの軸芯と
のずれが発生し、連続帳票に斜行や皺、定着不良等を発
生すると言う問題点があった。
【0015】これは溝と軸の摺動に依って溝が磨耗し溝
幅が拡大することで益々悪化する。又、加圧ローラは左
右別個の付勢手段で付勢されている為に、左右の押圧力
のバランスがとれずに、連続帳票の斜行の原因ともなっ
ていた。
幅が拡大することで益々悪化する。又、加圧ローラは左
右別個の付勢手段で付勢されている為に、左右の押圧力
のバランスがとれずに、連続帳票の斜行の原因ともなっ
ていた。
【0016】これらの問題点は、電子写真記録装置の高
速化を阻害する原因となっていた。本発明は、連続帳票
の斜行の防止を目的とするものである。
速化を阻害する原因となっていた。本発明は、連続帳票
の斜行の防止を目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては、図1
の側面図に示す如く、ヒートロ−ラ11と、回動可能な支
持板27の両端に所定の間隔を介して回転自在に並設され
ヒートロ−ラ11に連続帳票5を押圧する第1と第2の加
圧ローラ25、26と、第2の加圧ローラ26が連続帳票5を
排出する側に備えられ、ヒートロ−ラ11の搬送速度より
も若干(約2%程)搬送速度が速い搬送ローラ28と、第
1の加圧ローラ25が連続帳票5を押圧している時は連続
帳票5から第2の加圧ローラ26が退避し、第1の加圧ロ
ーラ25が連続帳票5から退避している時は連続帳票5を
第2の加圧ローラ26が押圧し、或いは双方共に連続帳票
5から退避するするように支持板27を回動させる回動手
段29とを備え、連続帳票5の頁の継ぎ目ごとに設けられ
た切断用のミシン目5aが第1と第2の加圧ローラ25、
26の中間に達したら第1の加圧ローラ25を連続帳票5か
ら退避させ、第2の加圧ローラ26で連続帳票5を押圧
し、次のミシン目5aが第1と第2の加圧ローラ25、26
の中間に達したら第2の加圧ローラ26を連続帳票5から
退避させ、第1の加圧ローラ25で連続帳票5を押圧する
ように交互に切換え、この切換え時に生じる連続帳票5
の無押圧時に搬送ローラ28で連続帳票5を正しい姿勢に
牽引するようにしたものである。
の側面図に示す如く、ヒートロ−ラ11と、回動可能な支
持板27の両端に所定の間隔を介して回転自在に並設され
ヒートロ−ラ11に連続帳票5を押圧する第1と第2の加
圧ローラ25、26と、第2の加圧ローラ26が連続帳票5を
排出する側に備えられ、ヒートロ−ラ11の搬送速度より
も若干(約2%程)搬送速度が速い搬送ローラ28と、第
1の加圧ローラ25が連続帳票5を押圧している時は連続
帳票5から第2の加圧ローラ26が退避し、第1の加圧ロ
ーラ25が連続帳票5から退避している時は連続帳票5を
第2の加圧ローラ26が押圧し、或いは双方共に連続帳票
5から退避するするように支持板27を回動させる回動手
段29とを備え、連続帳票5の頁の継ぎ目ごとに設けられ
た切断用のミシン目5aが第1と第2の加圧ローラ25、
26の中間に達したら第1の加圧ローラ25を連続帳票5か
ら退避させ、第2の加圧ローラ26で連続帳票5を押圧
し、次のミシン目5aが第1と第2の加圧ローラ25、26
の中間に達したら第2の加圧ローラ26を連続帳票5から
退避させ、第1の加圧ローラ25で連続帳票5を押圧する
ように交互に切換え、この切換え時に生じる連続帳票5
の無押圧時に搬送ローラ28で連続帳票5を正しい姿勢に
牽引するようにしたものである。
【0018】
【作用】連続帳票の押圧退避は、第1から第2の加圧ロ
ーラへ或いは第2から第1の加圧ローラへと切換えられ
るが、切換え時に生じる連続帳票の無押圧時に連続帳票
を搬送ローラで引張ることで皺等が有っても引き伸ばさ
れて斜行せずに正しい姿勢で熱定着器を通過するように
なる。
ーラへ或いは第2から第1の加圧ローラへと切換えられ
るが、切換え時に生じる連続帳票の無押圧時に連続帳票
を搬送ローラで引張ることで皺等が有っても引き伸ばさ
れて斜行せずに正しい姿勢で熱定着器を通過するように
なる。
【0019】又、第1と第2の加圧ローラは、支持板に
回転自在に軸支されている為に、高精度でローラの姿勢
が維持され、その軸芯はヒートロ−ラの軸芯と一致して
いて連続帳票に斜行を発生させない。
回転自在に軸支されている為に、高精度でローラの姿勢
が維持され、その軸芯はヒートロ−ラの軸芯と一致して
いて連続帳票に斜行を発生させない。
【0020】そして又、第1と第2の加圧ローラを交互
に押圧に使用することで、トナー付着等で従来短寿命で
あった加圧ローラを長寿命化することが出来る。更に
又、第1と第2の加圧ローラをシーソ状に交互に使用す
る為、退避及び加圧に要する時間は、従来1本の加圧ロ
ーラで往復に要した時間の半分となり、装置の高速化が
可能となる。
に押圧に使用することで、トナー付着等で従来短寿命で
あった加圧ローラを長寿命化することが出来る。更に
又、第1と第2の加圧ローラをシーソ状に交互に使用す
る為、退避及び加圧に要する時間は、従来1本の加圧ロ
ーラで往復に要した時間の半分となり、装置の高速化が
可能となる。
【0021】
【実施例】本発明に於いては、図1の側面図に示す如
く、ヒートロ−ラ11と、回動可能な支持板27の両端に所
定の間隔を介して回転自在に並設されヒートロ−ラ11に
連続帳票5を押圧する第1と第2の加圧ローラ25、26
と、第2の加圧ローラ26が連続帳票5を排出する側に備
えられ、ヒートロ−ラ11の搬送速度よりも若干(約2%
程)搬送速度が速い搬送ローラ28と、第1の加圧ローラ
25が連続帳票5を押圧している時は連続帳票5から第2
の加圧ローラ26が退避し、第1の加圧ローラ25が連続帳
票5から退避している時は連続帳票5を第2の加圧ロー
ラ26が押圧し、或いは双方共に連続帳票5から退避する
ように支持板27を回動させる回動手段29とを備え、連続
帳票5の頁の継ぎ目ごとに設けられた切断用のミシン目
5aが第1と第2の加圧ローラ25、26の中間に達したら
第1の加圧ローラ25を連続帳票5から退避させ、第2の
加圧ローラ26で連続帳票5を押圧し、次のミシン目5a
が第1と第2の加圧ローラ25、26の中間に達したら第2
の加圧ローラ26を連続帳票5から退避させ、第1の加圧
ローラ25で連続帳票5を押圧するように交互に切換え、
この切換え時に生じる連続帳票5の無押圧時に搬送ロー
ラ28で連続帳票5を正しい姿勢に牽引するようにしたも
のである。
く、ヒートロ−ラ11と、回動可能な支持板27の両端に所
定の間隔を介して回転自在に並設されヒートロ−ラ11に
連続帳票5を押圧する第1と第2の加圧ローラ25、26
と、第2の加圧ローラ26が連続帳票5を排出する側に備
えられ、ヒートロ−ラ11の搬送速度よりも若干(約2%
程)搬送速度が速い搬送ローラ28と、第1の加圧ローラ
25が連続帳票5を押圧している時は連続帳票5から第2
の加圧ローラ26が退避し、第1の加圧ローラ25が連続帳
票5から退避している時は連続帳票5を第2の加圧ロー
ラ26が押圧し、或いは双方共に連続帳票5から退避する
ように支持板27を回動させる回動手段29とを備え、連続
帳票5の頁の継ぎ目ごとに設けられた切断用のミシン目
5aが第1と第2の加圧ローラ25、26の中間に達したら
第1の加圧ローラ25を連続帳票5から退避させ、第2の
加圧ローラ26で連続帳票5を押圧し、次のミシン目5a
が第1と第2の加圧ローラ25、26の中間に達したら第2
の加圧ローラ26を連続帳票5から退避させ、第1の加圧
ローラ25で連続帳票5を押圧するように交互に切換え、
この切換え時に生じる連続帳票5の無押圧時に搬送ロー
ラ28で連続帳票5を正しい姿勢に牽引するようにしたも
のである。
【0022】支持板27は、図示の如くTの字形をしてい
て、上端27aの両側に第1と第2の加圧ローラ25、26を
回転自在に備え、中央の軸27bの中間に回動軸30を備
え、その下端部に回動手段29として第1と第2のソレノ
イド29a及び29bを対向するように備えている。
て、上端27aの両側に第1と第2の加圧ローラ25、26を
回転自在に備え、中央の軸27bの中間に回動軸30を備
え、その下端部に回動手段29として第1と第2のソレノ
イド29a及び29bを対向するように備えている。
【0023】従って第1のソレノイド29aを駆動すると
支持板27は回動軸30を中心に時計方向に回動して第1の
加圧ローラ25は連続帳票5から退避し、第2の加圧ロー
ラ26は連続帳票5を押圧する。
支持板27は回動軸30を中心に時計方向に回動して第1の
加圧ローラ25は連続帳票5から退避し、第2の加圧ロー
ラ26は連続帳票5を押圧する。
【0024】反対に第2のソレノイド29bを駆動すると
支持板27は回動軸30を中心に反時計方向に回動して第2
の加圧ローラ26は連続帳票5から退避し、第1の加圧ロ
ーラ25は連続帳票5を押圧する。
支持板27は回動軸30を中心に反時計方向に回動して第2
の加圧ローラ26は連続帳票5から退避し、第1の加圧ロ
ーラ25は連続帳票5を押圧する。
【0025】本発明の電子写真記録装置のブロック図を
図2に、起動及び連続印刷時の動作シーケンスを図3
に、停止時の動作シーケンスを図4に示す。電子写真記
録装置の基本動作は、図5に示す従来技術と同様であ
る。
図2に、起動及び連続印刷時の動作シーケンスを図3
に、停止時の動作シーケンスを図4に示す。電子写真記
録装置の基本動作は、図5に示す従来技術と同様であ
る。
【0026】異なる点は、用紙(連続帳票)搬送開始と
同時にメカコン18のソレノイド駆動信号の指令で第1の
ソレノイド29aを駆動して第1の加圧ローラ25を連続帳
票5から退避させ、第2の加圧ローラ26で連続帳票5を
押圧する。
同時にメカコン18のソレノイド駆動信号の指令で第1の
ソレノイド29aを駆動して第1の加圧ローラ25を連続帳
票5から退避させ、第2の加圧ローラ26で連続帳票5を
押圧する。
【0027】これは、従来技術同様にミシン目5a間の
寸法で区別される連続帳票5の種類が電子写真記録装置
の機種ごとに決まっており、連続帳票5を電子写真記録
装置にセットする場合にはミシン目5aが転写器7の直
前に位置するようにしている為、熱定着器8に於ける用
紙停止位置は用紙サイズに依って異なり、1頁分の定着
が終了していない場合がある。
寸法で区別される連続帳票5の種類が電子写真記録装置
の機種ごとに決まっており、連続帳票5を電子写真記録
装置にセットする場合にはミシン目5aが転写器7の直
前に位置するようにしている為、熱定着器8に於ける用
紙停止位置は用紙サイズに依って異なり、1頁分の定着
が終了していない場合がある。
【0028】対策として用紙搬送開始と同時に第2の加
圧ローラ26で押圧させることで、連続帳票5の定着不良
を防止している。そしてミシン目5aが第1と第2の加
圧ローラ25及び26の中間位置に達する時間のタイミング
をとってメカコン18は、DAコンバータ31を介して第2
のソレノイド29bを駆動し、支持板27を反時計方向に回
動して第2の加圧ローラ26を連続帳票5から退避させ、
第1の加圧ローラ25で連続帳票5を押圧する。
圧ローラ26で押圧させることで、連続帳票5の定着不良
を防止している。そしてミシン目5aが第1と第2の加
圧ローラ25及び26の中間位置に達する時間のタイミング
をとってメカコン18は、DAコンバータ31を介して第2
のソレノイド29bを駆動し、支持板27を反時計方向に回
動して第2の加圧ローラ26を連続帳票5から退避させ、
第1の加圧ローラ25で連続帳票5を押圧する。
【0029】そして更に、連続帳票5の次のミシン目5
aが第1の加圧ローラ25と第2の加圧ローラ26との中間
に達すると、メカコン18は上記と逆に押圧を第2の加圧
ローラ26から第1の加圧ローラ25へと切換えの指令をす
る。
aが第1の加圧ローラ25と第2の加圧ローラ26との中間
に達すると、メカコン18は上記と逆に押圧を第2の加圧
ローラ26から第1の加圧ローラ25へと切換えの指令をす
る。
【0030】このようにして、メカコン18はミシン目5
aが第1の加圧ローラ25と第2の加圧ローラ26との中間
に達する度に第1から第2へ或いは第2から第1へと加
圧ローラを交互に切換える指令をする。
aが第1の加圧ローラ25と第2の加圧ローラ26との中間
に達する度に第1から第2へ或いは第2から第1へと加
圧ローラを交互に切換える指令をする。
【0031】このように、加圧ローラの退避押圧動作
は、2本の加圧ローラ25及び26を使用して交互に行われ
る。これに依り、連続帳票5は、第1から第2へ或いは
第2から第1へと加圧ローラを交互に切換える時に生じ
る無押圧時に搬送ローラ28で引張られて正しい姿勢に修
正されて斜行せずに熱定着器8を通過する。
は、2本の加圧ローラ25及び26を使用して交互に行われ
る。これに依り、連続帳票5は、第1から第2へ或いは
第2から第1へと加圧ローラを交互に切換える時に生じ
る無押圧時に搬送ローラ28で引張られて正しい姿勢に修
正されて斜行せずに熱定着器8を通過する。
【0032】又、第1と第2の加圧ローラ25及び26は、
支持板27の両端に回転自在に軸支されている為にローラ
は高精度で姿勢が維持され、その軸芯はヒートロ−ラ11
の軸芯と一致し連続帳票5に斜行を発生させない。
支持板27の両端に回転自在に軸支されている為にローラ
は高精度で姿勢が維持され、その軸芯はヒートロ−ラ11
の軸芯と一致し連続帳票5に斜行を発生させない。
【0033】そして又、第1と第2の加圧ローラ25及び
26を交互に押圧に使用することで、トナー付着等で従来
短寿命であった加圧ローラを長寿命化することが出来
る。更に又、第1と第2の加圧ローラ25及び26を一方が
押圧の時は他方が退避の如くシーソ状に交互に使用する
為、退避加圧動作に要する時間は、従来1本の加圧ロー
ラで行っていた時に比して約半分程になり、装置の高速
化が可能となる。
26を交互に押圧に使用することで、トナー付着等で従来
短寿命であった加圧ローラを長寿命化することが出来
る。更に又、第1と第2の加圧ローラ25及び26を一方が
押圧の時は他方が退避の如くシーソ状に交互に使用する
為、退避加圧動作に要する時間は、従来1本の加圧ロー
ラで行っていた時に比して約半分程になり、装置の高速
化が可能となる。
【0034】上記のように第1と第2のソレノイド29a
及び29bを切換えて使用するタイミングは、メカコン18
に接続されたROM32に記録されている。
及び29bを切換えて使用するタイミングは、メカコン18
に接続されたROM32に記録されている。
【0035】
【発明の効果】本発明の連続帳票用の熱定着器に依っ
て、連続帳票は熱定着器を正しい姿勢で通過し、斜行を
生じなくなる。
て、連続帳票は熱定着器を正しい姿勢で通過し、斜行を
生じなくなる。
【0036】又、加圧ローラの長寿命化や装置の高速化
も可能になる等、経済上及び産業上に多大の効果を奏す
る。
も可能になる等、経済上及び産業上に多大の効果を奏す
る。
【図1】 本発明の連続帳票用熱定着器の側面図、
【図2】 本発明を適用した電子写真記録装置の構成ブ
ロック図、
ロック図、
【図3】 本発明を適用した電子写真記録装置の動作シ
ーケンス(起動及び連続印刷時)、
ーケンス(起動及び連続印刷時)、
【図4】 本発明を適用した電子写真記録装置の動作シ
ーケンス(停止時)
ーケンス(停止時)
【図5】 本発明が適用される電子写真記録装置の概要
図、
図、
【図6】 従来の連続帳票用熱定着器の側面図、
【図7】 従来の電子写真記録装置の構成ブロック図、
【図8】 従来の電子写真記録装置の動作シーケンス
(起動及び連続印刷時)、
(起動及び連続印刷時)、
【図9】 従来の電子写真記録装置の動作シーケンス
(停止時)、
(停止時)、
5 連続帳票、 5a ミシン
目、8 熱定着器、 11 ヒー
トロ−ラ、18 メカコン、 25
第1の加圧ローラ、26 第2の加圧ローラ、
27 支持板、28 搬送ローラ、
29 回動手段、29a 第1のソレノイド、
29b 第2のソレノイド、30 回動軸、
31 DAコンバータ、32 RO
M、
目、8 熱定着器、 11 ヒー
トロ−ラ、18 メカコン、 25
第1の加圧ローラ、26 第2の加圧ローラ、
27 支持板、28 搬送ローラ、
29 回動手段、29a 第1のソレノイド、
29b 第2のソレノイド、30 回動軸、
31 DAコンバータ、32 RO
M、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20 G03G 15/00 510 B41J 11/00 - 11/70 B41J 15/00 - 15/24
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒートロ−ラ(11)と、 回動可能な支持板(27)の両端に所定の間隔を介して回転
自在に並設され前記ヒートロ−ラ(11)に連続帳票(5) を
押圧する第1と第2の加圧ローラ(25 、26) と、 前記第2の加圧ローラ(26)が前記連続帳票(5) を排出す
る側に備えられ、前記ヒートロ−ラ(11)の搬送速度より
も若干搬送速度が速い搬送ローラ(28)と、 前記第1の加圧ローラ(25)が前記連続帳票(5) を押圧し
ている時は該連続帳票(5) から前記第2の加圧ローラ(2
6)が退避し、 前記第1の加圧ローラ(25)が前記連続帳票(5) から退避
している時は該連続帳票(5) を前記第2の加圧ローラ(2
6)が押圧するように前記支持板(27)を回動させる回動手
段(29)とを備え、 前記連続帳票(5) の頁の継ぎ目ごとに設けられた切断用
のミシン目(5a)が前記第1と第2の加圧ローラ(25 、2
6) の中間に達したら前記第1の加圧ローラ(25)を前記
連続帳票(5) から退避させ、前記第2の加圧ローラ(26)
で前記連続帳票(5) を押圧し、 次のミシン目(5a)が前記第1と第2の加圧ローラ(25 、
26) の中間に達したら前記第2の加圧ローラ(26)を前記
連続帳票(5) から退避させ、前記第1の加圧ローラ(25)
で前記連続帳票(5) を押圧するように交互に切換え、 この切換え時に生じる前記連続帳票(5) の無押圧時に前
記搬送ローラ(28)で該連続帳票(5) を正しい姿勢に牽引
することを特徴とする連続帳票用熱定着器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04014425A JP3089788B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 連続帳票用熱定着器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04014425A JP3089788B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 連続帳票用熱定着器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05204276A JPH05204276A (ja) | 1993-08-13 |
JP3089788B2 true JP3089788B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=11860670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04014425A Expired - Fee Related JP3089788B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 連続帳票用熱定着器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089788B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0675501A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-18 | Nec Corp | 電子写真方式プリンタの定着装置 |
JP3914274B2 (ja) * | 1995-03-25 | 2007-05-16 | ペンタックス株式会社 | 記録紙送りむら防止機構 |
EP1785781B1 (en) * | 2005-11-14 | 2018-11-28 | HP Printing Korea Co., Ltd. | Image fixing apparatus |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP04014425A patent/JP3089788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05204276A (ja) | 1993-08-13 |
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