JP3553384B2 - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機,プリンター,ファクシミリ等の画像形成装置に使用され、トナーが付着する感光体や転写ベルト等の回動体からトナーを取り除くクリーニング装置及び該クリーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真技術を利用した画像形成装置は、シート供給手段から送り出されたシート(紙,プラスチックシート等)に感光体上のトナー画像を転写デバイスで転写し、その後トナーが転写されたシートを定着デバイスで加熱・加圧して、トナーをシートに定着させるようになっている。
【0003】
図5は、このような画像形成装置の一部を拡大して示すものである。
【0004】
この図5に示す画像形成装置1は、駆動ローラ21と従動ローラ22等に巻掛けられた転写ベルト26が転写デバイス10を構成しており、シート3を密着させた転写ベルト26の背面からトナーと逆極性の電圧を印加して転写を行うものである。
【0005】
このような転写ベルト26を使用した転写デバイス10は、転写の他に、感光体8からのシートの分離と搬送を併せて行うことができるが、転写ベルト26表面にトナーが付着するので、このトナーを除去するためのクリーニング装置40が組み合わせて使用される。
【0006】
図6は、転写ベルト26表面に付着したトナーを除去するクリーニング装置40を示すものである。
【0007】
このクリーニング装置40は、駆動ローラ21近傍の転写ベルト26表面に回転接触するファーブラシ41と、このファーブラシ41が除去したトナーを図示しないトナー回収タンク等に回収するトナー回収用のオーガ42と、これらファーブラシ41及びオーガ42を収容すると共に除去トナーを収容するスペースが形成されたケーシング43と、を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーニング装置40のファーブラシ41は、回動する転写ベルト26に摺接することにより細い繊維41bが撓み変形し、全体の外径が小さくなるため、充分な圧力でもって転写ベルト26に接触しにくくなる。その結果、ファーブラシ41によるトナーの除去効果が時間の経過と共に漸減するという問題があった。尚、このような問題は、感光体のトナー除去に使用されるクリーニング装置のファーブラシ等にも存在する。
【0009】
そこで、本発明は、ファーブラシのトナー除去機能を回復できるようにしたクリーニング装置及び該クリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、回動体表面にファーブラシを回転接触させて、回動体表面に付着したトナーをファーブラシで除去するクリーニング装置であって、前記ファーブラシに接触するスクレーパと、シート搬送路に配置され、シート搬送路を通過するシートを検知するシート検知センサと、前記回動体表面のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、前記センサが検知したシート枚数が所定枚数に達するか、又は前記トナー濃度検知センサの検知濃度が所定値に達すると前記ファーブラシを逆方向へ回転させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
このような構成の本発明によれば、シート検知センサとトナー濃度センサのいずれか一方が故障しても、他方のセンサが機能することによりファーブラシのトナー除去性能が好ましい状態に維持される。
【0014】
請求項2の発明は、トナー像が外周に形成される感光体と、この感光体と共に回動してシートに感光体のトナー像を転写させる転写ベルトと、請求項1に記載のクリーニング装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0018】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態を示す画像形成装置1の概略構成を示すものである。この図1に示すように、給紙トレイ2上に積載されたシート3は、ピックアップローラ4によってフィードローラ5とリバースローラ6のニップ部に送り込まれ、一枚だけが分離されてレジストローラ対7まで搬送される。レジストローラ対7は、感光体8上のトナー画像先端とシート先端が合致するように、シート3を感光体8と転写デバイス10との間に送り込むようになっている。そして、感光体8と転写デバイス10との間に送り込まれたシートには、感光体8上のトナー画像が転写される。ここで、感光体8の周囲には、クリーニング装置11,帯電デバイス12,現像デバイス13及び光学ユニット14が配置されている。
【0019】
トナー画像が転写されたシートは、定着デバイス15を構成する加熱ローラ16と加圧ローラ17との間に送り込まれ、これら加熱ローラ16と加圧ローラ17によって加熱・加圧される。その結果、シートにトナー画像が定着する。そして、定着デバイス15を通過したシート3は、排出ローラ対18によって排出トレイ20上に排出される。
【0020】
ここで、転写デバイス10は、駆動ローラ21,従動ローラ22,転写ローラ23,支持ローラ24,25及びこれら各ローラに巻掛けられた弾性材製の転写ベルト(回動体)26とで構成されている。そして、この転写デバイス10は、感光体8上のトナーと逆極性の電圧を転写ローラ23に印加し、転写ベルト26を介してシートにチャージを与えて転写を行うようになっている。
【0021】
このような転写デバイス10の構成においては、転写ベルト26にトナーが付着するので、転写ベルト26に付着したトナーを除去するクリーニング装置27が駆動ローラ21の近傍に配置されている。
【0022】
図2は、このクリーニング装置27の第1の実施の形態を示す拡大図である。このクリーニング装置27は、ファーブラシ28,スクレーパ30,オーガ31及びケーシング32を備えている。
【0023】
このうち、ファーブラシ28は、回転軸28aの回りに樹脂製の細い繊維28bを植えたものであり、繊維28bが撓み変形した(毛倒れした)状態で転写ベルト26に回転接触するようになっている。そして、このファーブラシ28は、回転軸28aがモータ33に接続されており、モータ33に電気的に接続されたコントローラ(制御手段)34で作動制御されるようになっている。ここで、ファーブラシ28は、通常の印刷時には転写ベルト26の回動方向と同一方向へ回動するが、後述するファーブラシのメンテナンス時には逆方向へ回動するようになっている。尚、転写ベルト26の速度(V1)とファーブラシ28外周の速度(V2)が同一(V1=V2)の場合は、ファーブラシ28が転写ベルト26に摺接する際の相対速度は2・V1となる。その結果、ファーブラシ28と転写ベルト26とが高速で擦れ合い、転写ベルト26のトナーが摩擦帯電したファーブラシ28の先端に付着し、転写ベルト26のトナーが機械的に除去される。
【0024】
又、スクレーパ30は、その先端部30aがファーブラシ28の繊維28bに接触する位置に配置されており、その基部30bがケーシング32の取付部32aにねじ等で固定されている。そして、このスクレーパ30は、図3に示すように、ファーブラシ28が逆方向(図中右回り方向)に回転すると、ファーブラシ28の撓み変形した繊維28bの背面を掻き起こすと共に、繊維28bに付着したトナーを叩き落とすことができる。その結果、ファーブラシ28は、繊維28bが伸び、外径寸法が元の状態に戻り、充分な圧力でもって転写ベルト26に接触することができ、トナー除去機能が復元する。
【0025】
又、オーガ31は、ファーブラシ28が転写ベルト26から掻き落としたトナーを図外のトナー回収容器に搬送するようになっている。
【0026】
又、ケーシング32は、ファーブラシ28及びオーガ31を回動可能に収容すると共に、ファーブラシ28が転写ベルト26から掻き落としたトナーを外部に漏出させない構造になっている。
【0027】
ここで、図1に示すように、シート搬送路35には、シート3の通過を検知し、その検知信号をコントローラ34に出力するシート検知センサ36が配置されている。又、ファーブラシ28よりも下流側の位置、即ち、従動ローラ22側の転写ベルト26の外表面に対向する位置には、転写ベルト26の外表面に付着したトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ37が配置されている。このトナー濃度検知センサ37は、その検知信号をコントローラ34に出力するようになっている。
【0028】
図4は、ファーブラシ28の回動制御状態を示すフローチャート図である。
先ず、シート搬送路35を通過するシート枚数が所定枚数(N枚)に達すると、即ち印刷枚数がN枚に達すると(S1)、コントローラ34は、シート検知センサ36からの検知信号に基づいてモータ33を駆動し、図3に示すように、ファーブラシ28をトナー除去時の回転方向と逆の方向に回転させる(S3)。その結果、ファーブラシ28の毛倒れした繊維28bがスクレーパ30で掻き起こされると共に、ファーブラシ28に付着したトナーがスクレーパ30で叩き落とされ、ファーブラシ28の外径寸法が元の状態に復元され、ファーブラシ28のトナー除去機能が回復する。そして、コントローラ34は、ファーブラシ28が所定時間逆回転すると(S4)、モータ33を停止させて、ファーブラシ28の機能回復作業を停止する。
【0029】
又、印刷枚数がN枚に達していなくても、トナー濃度検知センサ37が検知した結果が所定値以上の場合(S2)、即ち、転写ベルト26のトナーによる汚れが所定値以上の場合、コントローラ34は、モータ33を駆動し、ファーブラシ28をトナー除去時の回転方向と逆の方向に回転させる(S3)。その結果、ファーブラシ28のトナー除去機能が回復する。そして、コントローラ34は、ファーブラシ28が所定時間逆回転すると(S4)、モータ34を停止させて、ファーブラシ28の機能を回復作業を停止する。尚、上記したファーブラシ28の機能回復作業は、一連の印刷作業が終了した後に行われる。
【0030】
以上のような構成の本実施の形態によれば、ファーブラシ28が転写ベルト26表面に回転接触することにより毛倒れを起こしても、ファーブラシ28をトナー除去時の回転方向と逆方向に回転させることにより、ファーブラシ28の繊維28bをスクレーパ30掻き起こし、ファーブラシ28の外径を復元させることができると共に、ファーブラシ28に付着したトナーを叩き落とすことができる。したがって、本実施の形態によれば、ファーブラシ28のトナー除去機能を長期間維持することができる。
【0031】
尚、以上の各実施の形態は、クリーニング装置27を転写ベルト26のトナー除去のために使用する態様を示したが、これに限られず、感光体(回動体)8のトナー除去のためにクリーニング装置11として使用することができる。更に、中間転写体を使用するような場合には、その中間転写体のトナー除去のために使用することもできる。即ち、本発明のクリーニング装置27は、回動体表面に付着したトナー除去のために広く適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1の発明は、印刷枚数に応じて定期的にファーブラシを逆回転させて、ファーブラシのトナー除去機能を回復させることができと共に、回動体表面のトナー濃度が所定値以上になるとファーブラシを逆回転させて、ファーブラシのトナー除去機能を回復させることができるようになっているため、シート検知センサとトナー濃度センサのいずれか一方が故障しても、他方のセンサが機能することによりファーブラシのトナー除去性能を好ましい状態に維持することができる。
【0033】
請求項2の発明に係る画像形成装置は、請求項1の発明に係るクリーニング装置を備えているため、回動体のトナー除去を長期間良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の第1の作動状態図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の第2の作動状態図である。
【図4】クリーニング装置の作動制御状態を示すフローチャート図である。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【図6】従来のクリーニング装置の構成図である。
【符号の説明】
1……画像形成装置、3、……シート、8……感光体(回動体)、11……クリーニング装置、26……転写ベルト(回動体)、27……クリーニング装置、28……ファーブラシ、30……スクレーパ、34……コントローラ(制御手段)、35……シート搬送路、36……シート検知センサ、37……トナー濃度検知センサ

Claims (2)

  1. 回動体表面にファーブラシを回転接触させて、回動体表面に付着したトナーをファーブラシで除去するクリーニング装置において、
    前記ファーブラシに接触するスクレーパと、
    シート搬送路に配置され、シート搬送路を通過するシートを検知するシート検知センサと、
    前記回動体表面のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、
    前記センサが検知したシート枚数が所定枚数に達するか、又は前記トナー濃度検知センサの検知濃度が所定値に達すると前記ファーブラシを逆方向へ回転させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. トナー像が外周に形成される感光体と、この感光体と共に回動してシートに感光体のトナー像を転写させる転写ベルトと、請求項1に記載のクリーニング装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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