JPH0546038A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH0546038A
JPH0546038A JP3200895A JP20089591A JPH0546038A JP H0546038 A JPH0546038 A JP H0546038A JP 3200895 A JP3200895 A JP 3200895A JP 20089591 A JP20089591 A JP 20089591A JP H0546038 A JPH0546038 A JP H0546038A
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JP
Japan
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recording paper
voltage
unit
transfer
charging
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JP3200895A
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English (en)
Inventor
Koichiro Sato
浩一郎 佐藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録紙を比較的小さなサイズから比較的大きな
サイズに取り換えた場合でも、記録紙の背面の汚れや黒
すじなどが生じることを防止する。 【構成】転写電源とは別に、転写電源51が発生する電
圧とは逆極性の電圧を発生する逆電圧電源52を設け、
転写電源51と逆電圧電源52とを転写スイッチ53に
より択一的に転写ローラ50に接続可能にする。そして
記録紙Pが交換された場合に、制御部15は転写スイッ
チ53を切換えて転写ローラ50に逆電圧電源52が発
生する正極性の高電圧を印加する。さらに制御部15は
帯電装置2および現像装置4を動作させた状態で、感光
ドラム駆動系14に感光ドラム1を所定量回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスによ
り画像の記録を行う電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は電子写真記録装置の概略構成を模
式的に示す図である。図中、1は感光ドラムである。こ
の感光ドラム1の周辺には、感光ドラム1の周面に沿っ
て帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5お
よびクリーニング装置6が、また記録紙Pの搬送路上に
定着装置7がそれぞれ設けられており、これらの各装置
によって周知の電子写真プロセスによる画像の記録を行
うものとなっている。なお転写装置5は転写ローラ50
と転写電源51とを具備して構成されている。転写ロー
ラ50は感光ドラム1に接触する状態で平行に配設され
ており、記録紙Pの挿通時には当該記録紙Pを感光ドラ
ム1とともに挾持・搬送する。転写電源51は、感光ド
ラム1の帯電極性とは逆極性の所定電圧を転写ローラ5
0に印加する。
【0003】ところで、一般的に電子写真記録装置で
は、複数種類の記録紙を使用可能である。すなわち、B
4判に対応する長さの感光ドラムを有した電子写真記録
装置では、B4判の記録紙の他に、例えばA4判および
B5判の記録紙を使用することができる。しかし、感光
ドラム1および転写ローラ50は、必要とする記録幅程
度の長さ、すなわち、上述のようにB4判、A4判およ
びB5判の記録紙への記録が行える装置ではB4判に対
応する長さを有している。このため、小さいサイズの記
録紙への記録を行う際、記録動作中において感光ドラム
1と転写ローラ50とが直接接触している部分が生じ
る。
【0004】この状態を図7に示す。この図に示すよう
に記録可能幅よりも狭い幅を有する記録紙Pが感光ドラ
ム1と転写ローラ50との間に位置していると、記録紙
Pが位置している領域A1は記録紙Pによって感光ドラ
ム1と転写ローラ50とが離間している。しかし、記録
紙Pが位置していない領域A2,A3では、感光ドラム
1と転写ローラ50とが接触している(図では離間して
いるが、実際は接触している)。
【0005】以上のように感光ドラム1と転写ローラ5
0とが接触している領域A2,A3では、記録紙Pが介
在していないために、感光ドラム1に付着したトナーが
転写ローラ50に付着してしまう。
【0006】また転写電源51から転写ローラ50に与
えられている正極性の電荷が直接感光ドラム1に注入さ
れ、本来負極性に帯電されているべき感光ドラム1を図
7に示すように正極性に帯電させてしまう。
【0007】図8は記録紙Pを剥離した後の感光ドラム
1の表面電位の分布を示す図である。この図に示すよう
に記録紙Pが位置していた領域A1は負極性に、また記
録紙Pが位置していなかった領域A2,A3は正極性に
帯電している。また、領域A1と領域A2,A3との境
界、すなわち記録紙Pの端部が位置していた部分はエッ
ジ効果によって、他の部分に比べて電位が著しく高くな
っている。
【0008】このような電位状態は、帯電装置2による
再帯電等によりある程度は均一化されるが、感光ドラム
1が正極性の電荷が逃げにくいという特性を有している
こともあって、正のピーク電位が残留してしまう。
【0009】この状態において記録紙Pがより大きなサ
イズに取り換えられると、上述のように残留した正の電
位によって感光ドラム1へのトナーの付着が生じ、図9
に示すように黒い筋が生じてしまうおそれがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
子写真記録装置では、感光ドラムと転写ローラとの間に
記録紙が存在しない部分があるために、当該部分におい
て転写ローラにトナー付着が生じる。このようなトナー
付着が生じると、引き続いてより大きなサイズの記録紙
に対する記録を行う場合に記録紙の背面にトナーが付着
してしまう。
【0011】また、記録紙の端部に沿って正の電位が感
光ドラムに残留し、引き続いてより大きなサイズの記録
紙に対する記録を行う場合に黒すじが生じるという不具
合があった。
【0012】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、記録紙を比較
的小さなサイズから比較的大きなサイズに取り換えた場
合でも、記録紙の背面の汚れや黒すじなどが生じること
を防止できる電子写真記録装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、転写電圧
である第1の電圧とは逆極性の所定の第2の電圧を発生
する例えば逆電圧電源などの第2の電圧発生手段と、こ
の第2の電圧発生手段が発生した第2の電圧および前記
第1の電圧を択一的に例えば転写ローラなどの転写器に
印加する例えば転写スイッチなどの電圧切換手段と、例
えば記録紙カセットなどの記録紙貯留部に貯留された前
記記録紙が交換されたことを検出する記録紙交換検出手
段とを備え、この記録紙交換検出手段によって、前記記
録紙貯留部に貯留された前記記録紙が交換されたことが
検出されたのちに、前記帯電手段および前記現像手段を
動作させた状態で、前記第2の電圧を前記転写器に印加
するよう前記電圧切換手段を制御するとともに、前記感
光体を所定量回転するよう前記感光体回転手段を制御す
るようにした。
【0014】また第2の発明は、感光体を所定量回転し
ている状態において、前記帯電手段による前記感光体の
帯電が開始された時点から、この時点に前記帯電手段に
より帯電が行われる帯電位置に位置していた前記感光体
上の位置が前記転写器により転写が行われる転写位置ま
で移動するのに要する期間が少なくとも経過するまでは
前記第2の電圧を、その後は前記第1の電圧をそれぞれ
前記転写器に印加するようにした。
【0015】
【作用】このような手段を講じたことにより、記録紙が
交換されたのちには、転写器に転写電圧とは逆極性の電
圧、すなわち感光体の帯電電位と同極性の電圧が印加さ
れ、転写器から感光体に向かう電界が生じている状態に
おいて、感光ドラムが所定量回転される。従って、転写
器に付着したトナーは上記電界によって感光体へと引き
付けられ、トナーが転写器から除去される。また感光体
の表面電位の部分変動が減少される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係る電子写真記録装置の
構成を示す図である。なお、図6と同一部分には同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0017】図中、10は記録紙カセットであり、記録
紙Pが貯留されている。記録紙カセット10に貯留され
た記録紙Pは、給紙ローラ11によってガイドGによっ
て構成された搬送路へと搬送される。記録紙カセット1
0は、記録紙サイズ毎にそれぞれ用意されており、貯留
した記録紙のサイズに応じてそれぞれパターンが異なる
突起10aを有している。12は例えばフォトインタラ
プタなどのセンサである。このセンサ12は、本電子写
真記録装置に装着された記録紙カセット10の突起10
aのパターンを検出する。
【0018】13はレジストローラである。このレジス
トローラ13は給紙ローラ11によって搬送路を搬送さ
れてきた記録紙Pのスキューを補正するとともに、記録
紙Pを感光ドラム1と転写ローラ50との間へと搬送す
る。
【0019】52は転写電源51が発生する転写電圧と
は逆極性、すなわち感光ドラム1の帯電電位と同極性の
高電圧を発生する逆電圧電源である。この逆電圧電源5
2および転写電源51は、転写スイッチ53を介して転
写ローラ50に接続されている。転写スイッチ53は、
転写ローラ50への電圧印加のON/OFFおよび印加
する電圧の選択(転写電源51および逆電圧電源52が
発生する電圧のいずれか)を行う。なお転写ローラ50
はばね力等によって感光ドラム1に押圧されており、感
光ドラム1の回転にともなって回転する。
【0020】なお、14は感光ドラム駆動系であり、モ
ータやギヤなどからなり感光ドラム1の回転駆動を行
う。
【0021】15は本電子写真記録装置を総括的に制御
する制御部である。この制御部15は例えばマイクロコ
ンピュータを主制御回路として有して構成されており、
電子写真記録装置における周知の一般的な制御手段に加
えて、記録紙交換検出手段15aおよび記録紙交換時処
理手段15bを有している。このうち記録紙交換検出手
段15aは、センサ12での検出結果に基づいて記録紙
の交換が行われたことを検出する。また記録紙交換時処
理手段15bは、記録紙の交換が行われたことが記録紙
交換検出手段15aにより検出されたのちに、次の記録
動作の開始に先立って転写スイッチ53の切換えおよび
感光ドラム1を所定量回転させる制御等を行う。
【0022】次に以上のように構成された電子写真記録
装置における記録紙取換え時の動作を、制御部15の制
御手順に従って説明する。まず制御部15は、図2にス
テップaで示すように記録紙カセット10が取り外され
るのを待っている。
【0023】この状態において、センサ12が突起10
aを検出しなくなると、制御部15は記録紙カセット1
0が本装置から取り外されたと判断し、処理をステップ
bに移行する。制御部15はステップbでは、記録紙カ
セット10が再び装着されるのを待つ。
【0024】この状態において、センサ12が突起10
aを検出すると、制御部15は記録紙カセット10が再
装着されたと判断し、処理をステップcに移行する。制
御部15はステップcでは、センサ12が検出している
突起10aのパターンに基づいて、装着された記録紙カ
セット10に貯留されている記録紙Pのサイズを判定す
る。続いて制御部15はステップdにおいて、ステップ
cで判定した記録紙サイズと前回装着されていた記録紙
のサイズとを比較し、上述の記録紙カセット10の取り
外しおよび再装着によりサイズの大きな記録紙への交換
がなされたか否かの判断を行う。なお、以上のステップ
a乃至ステップdの処理は記録紙交換検出手段15aに
よってなされる。
【0025】さて、前回の記録紙サイズがA4判で再装
着された記録紙サイズがB4判であるなど、記録紙サイ
ズが大きくなっている場合、制御部15はステップdで
記録紙Pがサイズの大きなものに交換されたと判断し、
処理をステップdからステップeに移行する。制御部1
5はステップeでは、転写スイッチ53を逆電圧電源5
2側に切換える。これにより、転写ローラ50には負極
性、かつ感光ドラム1の帯電電位よりも高い電圧が印加
される。このように転写ローラ50に負極性、かつ感光
ドラム1の帯電電位よりも高い電圧が印加された状態で
は、感光ドラム1の電位に対して転写ローラ50の電位
が高いために、トナーは感光ドラム1側に引き付けられ
る状態にある。
【0026】この状態で制御部15はステップfにおい
て、感光ドラム1をn回転するよう感光ドラム駆動系1
4に指示する。これに応じて感光ドラム駆動系14は、
感光ドラム1をn回転させる。ここで感光ドラム1の回
転量であるnは、感光ドラム1の回転速度、感光ドラム
1や転写ローラ50などの大きさ・材質および各種の電
位条件等の諸条件によって異なり、これらに応じて最適
に設定される。
【0027】また制御部15はステップgにおいて、帯
電装置2および現像装置4の動作を所定のタイミングで
開始させる。この所定のタイミングとは、例えば図3に
示すように、帯電装置2の動作開始タイミングが感光ド
ラム1の回転開始と同時であり、また現像装置4の動作
開始タイミングが感光ドラム1が帯電装置2の帯電位置
から現像装置4の現像位置までの角度分回転する期間T
1が帯電装置2の動作が開始した時点TAから経過した
時点TBである。以上のステップe乃至ステップgの処
理は、記録紙交換時処理手段15bによってなされる。
【0028】かくして、記録紙Pが比較的サイズの大き
なものに交換された場合、転写ローラ50に負極性、す
なわち感光ドラム1の帯電電位と同極性の電圧を印加し
た上で帯電装置2および現像装置4を動作させつつ感光
ドラム1をn回転させているので、転写ローラ50の感
光ドラム1と直接接触していた部分に付着したトナーは
感光ドラム1へと引き付けられ、回収される。従って転
写ローラ50に付着したトナーが除去される。
【0029】また、感光ドラム1がn回転している間に
は転写ローラ50から一定的に負極性の電荷が注入され
るため、比較的小さなサイズの記録紙に対する記録動作
を行った際に記録紙のエッジ部分に残留した正の電位は
除去される。
【0030】以上のように、次回の記録動作を開始する
時点には転写ローラ50にはトナーがほとんど付着して
おらず、記録紙Pの背面を汚すことがなく、また記録紙
のエッジ部分に残留した正の電位は除去されるから黒す
じが生じることもない。
【0031】以下、転写ローラ50に付着したトナーが
感光ドラム1に回収される作用につきさらに詳細に説明
する。
【0032】すなわち、転写ローラ50に付着したトナ
ーTは、図4に示すようにファンデルワールス力などの
力Fによって転写ローラ50に付着しているが、転写ロ
ーラ50に感光ドラム1の帯電電位と同極性の電圧を印
加することにより、転写ローラ50から感光ドラム1に
向かう電界Eが生じ、この電界Eの作用によりトナーT
に[F´=qE]なる感光ドラム1方向への力が生じ、
F´>Fなる関係があればトナーTは感光ドラム1へと
引き付けられる。
【0033】しかし、F´とFとの差が小さいと、感光
ドラム1へのトナーの回収が効率良く行えず、トナーT
の回収率が低くなる。また電源52が発生する電圧が高
すぎると、トナーの転写ローラ50側に分極により正の
電荷が生じて力F>F´なる関係となってしまい、感光
ドラム1へのトナーの回収が行われなくなってしまう。
このため、電源52の発生電圧は、上述の点および感光
ドラム1の回転速度、感光ドラム1や転写ローラ50な
どの大きさ・材質および各種の電位条件等の諸条件に応
じて最適に設定する。
【0034】なお本発明は上記各実施例に限定されるも
のではない。例えば上記実施例では、感光ドラム1をn
回転させる期間中、転写ローラ50には負極性の電圧を
印加しているが、例えば図5に示すように、感光ドラム
1が帯電装置2の帯電位置から転写ローラ50の転写位
置(感光ドラム1と転写ローラ50とのニップ部)まで
の角度分回転する期間T2が時点TAから経過した時点
TCまで転写ローラ50に負極性の電圧を印加してお
き、その後は正極性の電圧を印加するようにしても良
い。この場合、転写ローラ50に負極性の電圧を印加し
ている期間は期間T2以上であれば任意であって良い。
【0035】また上記実施例では、記録紙カセットの種
類に基づいて記録紙のサイズを検出しているが、記録紙
の幅を直接検出するなどのその検出形態は上記実施例に
限定されない。また上記実施例では、記録紙が大きいも
のに交換されたときのみ記録紙交換時の処理を行うもの
としているが、記録紙が再装着された際には記録紙のサ
イズには拘りなしに常に記録紙交換時の処理を行うよう
にしても良い。
【0036】また上記実施例では、転写ローラ50を感
光ドラム1の回転に従動するものとしているため、転写
ローラ50のクリーニングを行う際の処理として感光ド
ラム1の回転駆動の制御を行っているが、転写ローラ5
0を感光ドラム1とは別に駆動する場合には制御部15
は感光ドラム1とともに転写ローラ50も回転するよう
制御する必要がある。さらに上記実施例では、転写器と
して転写ローラ50を用いているが、例えばブラシなど
のように接触式のものであれば、本発明の適用が可能で
ある。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施が可能である。
【0037】
【発明の効果】第1の発明は、転写電圧である第1の電
圧とは逆極性の所定の第2の電圧を発生する例えば逆電
圧電源などの第2の電圧発生手段と、この第2の電圧発
生手段が発生した第2の電圧および前記第1の電圧を択
一的に例えば転写ローラなどの転写器に印加する例えば
転写スイッチなどの電圧切換手段と、例えば記録紙カセ
ットなどの記録紙貯留部に貯留された前記記録紙が交換
されたことを検出する記録紙交換検出手段とを備え、こ
の記録紙交換検出手段によって、前記記録紙貯留部に貯
留された前記記録紙が交換されたことが検出されたのち
に、前記帯電手段および前記現像手段を動作させた状態
で、前記第2の電圧を前記転写器に印加するよう前記電
圧切換手段を制御するとともに、前記感光体を所定量回
転するよう前記感光体回転手段を制御するようにした。
【0038】また第2の発明は、感光体を所定量回転し
ている状態において、前記帯電手段による前記感光体の
帯電が開始された時点から、この時点に前記帯電手段に
より帯電が行われる帯電位置に位置していた前記感光体
上の位置が前記転写器により転写が行われる転写位置ま
で移動するのに要する期間が少なくとも経過するまでは
前記第2の電圧を、その後は前記第1の電圧をそれぞれ
前記転写器に印加するようにした。
【0039】これらにより、記録紙を比較的小さなサイ
ズから比較的大きなサイズに取り換えた場合でも、記録
紙の背面の汚れや黒すじなどが生じることを防止できる
電子写真記録装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る電子写真記録装置
の構成を示す図。
【図2】 図1中の制御部15の処理手順を示すフロー
チャート。
【図3】 記録紙交換時の処理における各部の動作タイ
ミングを示すタイムチャート。
【図4】 転写ローラ50に付着したトナーの感光ドラ
ム1への回収を詳細に説明する図。
【図5】 本発明の別の実施例に係る電子写真記録装置
での記録紙交換時の処理における各部の動作タイミング
を示すタイムチャート。
【図6】 従来技術を説明する図。
【図7】 従来技術を説明する図。
【図8】 従来技術を説明する図。
【図9】 従来技術を説明する図。
【符号の説明】
1…感光ドラム、2…帯電装置、3…露光装置、4…現
像装置、10…記録紙カセット、10a…突起、12…
センサ、14…感光ドラム駆動系、15…制御部、15
a…記録紙交換検出手段、15b…記録紙交換時処理手
段、50…転写ローラ、51…転写電源、52…逆電圧
電源、53…転写スイッチ、P…記録紙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体回転手段によって回転駆動される
    感光体の周面に沿って帯電手段、露光手段、現像手段お
    よび転写手段を配してなり、これらにより電子写真プロ
    セスの各処理を行って、記録紙貯留部から供給された記
    録紙に対して画像の記録を行うものであり、 前記転写手段は、前記感光体に接触するよう配置され、
    前記記録紙貯留部から供給された記録紙を前記感光体と
    ともに挾持搬送する転写器と、この転写器に前記感光体
    の帯電電位と逆極性の第1の電圧を印加する第1の電圧
    発生手段とを有してなる電子写真記録装置において、 前記第1の電圧とは逆極性の所定の第2の電圧を発生す
    る第2の電圧発生手段と、 この第2の電圧発生手段が発生した第2の電圧および前
    記第1の電圧を択一的に前記転写器に印加する電圧切換
    手段と、 前記記録紙貯留部に貯留された前記記録紙が交換された
    ことを検出する記録紙交換検出手段と、 この記録紙交換検出手段によって、前記記録紙貯留部に
    貯留された前記記録紙が交換されたことが検出されたの
    ちに、前記帯電手段および前記現像手段を動作させた状
    態で、前記第2の電圧を前記転写器に印加するよう前記
    電圧切換手段を制御するとともに、前記感光体を所定量
    回転するよう前記感光体回転手段を制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 感光体回転手段によって回転駆動される
    感光体の周面に沿って帯電手段、露光手段、現像手段お
    よび転写手段を配してなり、これらにより電子写真プロ
    セスの各処理を行って、記録紙貯留部から供給された記
    録紙に対して画像の記録を行うものであり、 前記転写手段は、前記感光体に接触するよう配置され、
    前記記録紙貯留部から供給された記録紙を前記感光体と
    ともに挾持搬送する転写器と、この転写器に前記感光体
    の帯電電位と逆極性の第1の電圧を印加する第1の電圧
    発生手段とを有してなる電子写真記録装置において、 前記第1の電圧とは逆極性の所定の第2の電圧を発生す
    る第2の電圧発生手段と、 この第2の電圧発生手段が発生した第2の電圧および前
    記第1の電圧を択一的に前記転写器に印加する電圧切換
    手段と、 前記記録紙貯留部に貯留された前記記録紙が交換された
    ことを検出する記録紙交換検出手段と、 この記録紙交換検出手段によって、前記記録紙貯留部に
    貯留された前記記録紙が交換されたことが検出されたの
    ちに、 (1) 前記第2の電圧を前記転写器に印加するよう前記電
    圧切換手段を制御する、 (2) 前記感光体を所定量回転するよう前記感光体回転手
    段を制御する、 (3) 前記感光体の回転開始とほぼ同時に前記感光体の帯
    電を開始するよう前記帯電手段を制御する、 (4) 前記帯電手段による前記感光体の帯電が開始された
    時点から、この時点に前記帯電手段により帯電が行われ
    る帯電位置に位置していた前記感光体上の位置が前記転
    写器により転写が行われる転写位置まで移動するのに要
    する期間が少なくとも経過したのちに、前記第1の電圧
    を前記転写器に印加するよう前記電圧切換手段を制御す
    る、なる各制御を行う制御手段とを具備したことを特徴
    とする電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】 記録紙貯留部に貯留された記録紙のサイ
    ズを検出する記録紙サイズ検出手段を有し、 制御手段は、前記記録紙サイズ検出手段での検出結果に
    基づいて、前記記録紙貯留部に貯留された前記記録紙が
    より大きいサイズのものに交換された場合にのみ所定の
    制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の電子写真記録装置。
JP3200895A 1991-08-09 1991-08-09 電子写真記録装置 Pending JPH0546038A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010113041A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2015084023A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置およびプログラム
JP2015106103A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2015114650A (ja) * 2013-12-16 2015-06-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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