JP3846136B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙やフィルムなどのシート状物を搬送するシート搬送方法、シート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、紙やフィルムなどのシート状物を位置ずれなく搬送するシート搬送装置が広く知られている。例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、用紙トレイに収容されている記録用紙を順次搬送し、その記録用紙上にトナーなどで画像を形成している。このようなシート状物の搬送は、搬送経路上に複数の回転ロール対を設け、シート状物それらのロール対に挟持されつつ搬送されるのが一般的である。
【0003】
一方、記録用紙に対して画像が斜めに形成される等の画像欠陥を防止するため、記録用紙はスキューや位置ずれなく搬送されることが求められる。シート状物をスキューや位置ずれなく搬送するための具体的な一手法として、搬送方向に平行にガイド部材を設け、そのガイド部材にシート状物の側部を摺擦しながら搬送するいわゆるサイドレジ基準の技術が知られている(例えば、待聞平11−189355号公報参照)。ここで、ガイド部材にシート状物の側部を摺擦しながら搬送する等のために、搬送系路上の一部の回転ロール対の方向を他の回転ロール対の方向とを異ならせる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シート状物がそれぞれ方向の異なる複数の回転ロール対に挟持搬送されると、そのシート伏物に応力が作用し、その応力はシート状物が一方の回転ロール対のニップを通過するまで継続する。その結果、場合によってはシート状物にしわが発生したり、その後の搬送不良や、画像形成装置の場合には転写不良、定着によるしわの助長などの間題が生じてしまう。
【0005】
本発明はこのような問題点に艦みてなされたものであり、その目的は、シート状物に作用する応力を低減することができるシート搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、シート状物をニップして回転することにより所定の搬送方向に搬送する第一搬送ロール対と、当該第一搬送ロール対よりも搬送方向の下流側に設けられシート状物をニップして回転することにより当該所定の搬送方向からずらして搬送する第二搬送ロール対とを備えるシート搬送装置において、当該第二搬送ロール対の各ロールを所定タイミングで接離自在に構成するとともに、シート状物の搬送方向先端が第二搬送ロール対のニップ域に達した後に第二搬送ロール対をニップさせるように制御する制御手段を有するシート搬送装置である。シート搬送装置をこのように構成することにより、シート状物に対して第一搬送ロール対と第二搬送ロール対とがそれぞれ異なる方向に搬送力を付与する時間が短くなるため、シート状物に作用する応力が小さくなる。
【0007】
また本発明は、当該第二搬送ロール対よりも搬送方向の下流側に設けられシート状物をニップして回転することにより当該所定の搬送方向からずらして搬送する第二搬送ロール対とを備え、上記制御手段は、シート状物の搬送方向先端が第三搬送ロール対のニップ域に達した後に第二ロールのニップを解除させるシート搬送装置である。シート搬送装置をこのように構成することにより、シート状物に対して第二搬送ロール対と第三搬送ロール対とがそれぞれ異なる方向に搬送力を付写する時間が短くなるため、シート状物に作用する応力が小さくなる。
【0008】
さらに、第二搬送ロール対による搬送方向と第三搬送ロール対による搬送方向とはシート状物の所定の搬送方向に対して互いに逆方向にずれているものでもよい。このようなシート搬送装置では、シート状物に作用する応力を低減する効果が一層顕著に発揮される。
【0009】
また本発明は、当該第二搬送ロール対のニップ圧を変更自在に構成するとともに、上記制御手段は、搬送されるシート状物の状態に基づいて第二搬送ロール対のニップ圧を変更するシート搬送装置でもある。このようにシート搬送装置を構成することにより、シート状物の状態に応じて過大な搬送力を作用させずに、適切にシート状物を搬送することができる。
【0010】
また本発明は、当該第二搬送ロール対のニップ状態から解除伏態に要する時間は、解除状態からニップ状態に要する時間よりも短いシート搬送装置でもある。このようにシート搬送置を構成することにより、搬送方向の下流側の様々な処理を迅速に行なうことができる。
【0011】
【発明の実施による態様】
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施の形態に係る画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンターを示すものである。
【0012】
このタンデム型のデジタルカラープリンターは、図lに示すように、画像形成装置本体1と、当該画像形成装置本体1の一側(図中、左側)に配置され、画像形成装置本体1に対して所定サイズの記録材としての記録用紙(シート状物)を給紙する給紙装置2と、当該給紙装置2の上部に載置された状態で設けられた画像読取装置3(Image Input Terminal)と、給紙装置2と画像形成装置本体1の上部に渡って配置され、画像形成動作の条件設定等を行なう表示画面を備えたユーザーインターフェイス4(User Interface)と、前記画像形成装置本体1の他側(図中、右側)に配置され、当該画像形成装置本体1において画像が形成された記録用紙に対して、必要に応じてソーテイングやステープリング等の後処理を施した状態で排出する用紙排出装置5とを備えている。
【0013】
図2は上記タンデム型のデジタルカラープリンターの画像形成装置本体1を示すものである。
【0014】
この画像形成装置木体1には、例えば、上述した画像読取装置3で読み取られた原稿の画像データが入力される。また、上記画像形成装置本体1は、必要に応じて、LAN等のネットワークを介して、図示しないパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータと接続され、当該ホストコンピュータなどからも画像データが送られてくるようになっている。
【0015】
上記画像読取装置3は、図1に示すように、プラテンガラス6上に載置された図示しない原稿を光源によって照明し、原稿からの反射光像を、複数枚のミラー及び結像レンズからなる縮小光学系7を介してCCD等からなる画像読取素子8上に走査露光して、この画像読取素子8によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るように構成されている。
【0016】
上記画像読取装置3によって読み取られた原橋の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして図示しない画像処理装置(Image Processing System)に送られ、この画像処理装置では、原福の反射率データに対して、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。
【0017】
そして、上記の如く画像処理装置で所定の画像処理が施された画像データは、同じ画像処理装置によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)(各8bit)の4色の原福色材階調データに変換され、次に述べるように、画像形成装置本体lの内部に配設された画像出力装置10(Image Output Terminal)へ出力される。
【0018】
この画像出力装置10は、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)に対応した4つの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kを備えており、これらの4つの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kは、画像形成装置本体1の内部に、氷平方向に沿って一定の距離をおいて並列的に配置されている。
【0019】
これらの4つの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kは、すべて同様に構成されており、大別して、矢印方向に沿って所定の速度で回転する像担持体としての感光体ドラム12と、この感光体ドラム12の表面を一様に帯電する一次帯電手段としてのスコロトロン13と、当該感光体ドラム12の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する画像露光手段としてのROS14(Raster Output Scanner)と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像する現像器15と、感光体ドラム12上に残留した未転写トナーを除去するクリーニング装置16とから構成されている。
【0020】
そして、上記画像出力装置10では、図2に示すように、画像処理装置から出力されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)(各8bit)の4色の原福色材階調データが、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色の画像形成ユニット11Y、11M、11C、11KのROS14Y、14M、14C、14Kに送られ、これらのROS14Y、14M、14C、14Kでは、所定の色の原稿色材階調データに応じてレーザー光LBによる画像露光が行われる。
【0021】
上記ROS14Y、14M、14C、14Kでは、図2に示すように、半導体レーザー17が原稿色材階調データに応じて変調され、この半導体レーザー17からは、レーザー光LBが階調データに応じて出射される。この半導体レーザー17から出射されたレーザー光LBは、反射ミラー18、19を介して回転多面鏡20によって偏向走査され、再び反射ミラー19及び複数枚の反射ミラー21、22を介して感光体ドラム12上に走査露光されるようになっている。
【0022】
上記画像処埋装置からは、上述したように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各画像形成ユニット11Y、11M、11C、11KのROS14Y、14M、14C、14Kに各色の画像データが順次出力され、これらのROS14Y、14M、14C、14Kから画像データに応じて変調されたレーザー光LBが、それぞれの感光体ドラム12の表面に走査露光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム12上に形成された静電潜像は、各々の現像器15Y、15M、15C、15Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のトナー像として現像される。
【0023】
上記各画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kの感光体ドラム12上に、順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kの下方にわたって配置された中間転写体としての中間転写ベルト25上に、一次転写ローラ26Y、26M、26C、26Kによって多重に転写される。この中間転写ベルト25は、駆動ローラ27と、従動ローラ28と、テンションローラ29と、二次転写用のバックアップローラ30と、アイドルローラ31との間に一定のテンションで張架されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動される駆動ローラ27により、矢印方向に治って所定の速度で循環駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト25としては、例えば、可携性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベルト状に形成したものが用いられる。
【0024】
上記中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のトナー像は、バックアップローラ30に中間転写ベルト25を介して圧接される二次転写ローラ32によって、圧力及び静電気力で記録媒体としての記録用紙33上に二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙33は、2連の用紙吸引搬送ベルト34、35によって定着器36へと搬送される。そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙33は、定着器36によって熱及び圧刀で定着処理を受け、片面プリントの場合には、図1に示すように、そのまま画像形成装置本体1の外部に設けられた用紙排出装置5を介して、排出トレイ37上に排出される。
【0025】
その際、上記記録用紙33は、図lに示すように、画像形成装置本体1の一側(図1中、左側)に配置された給紙装置2の複数の給紙カセット38、39、40の何れかから、所定のサイズのものが給紙ローラ41によって給紙され、用紙搬送用のローラ対42を備えた給紙経路43を介して、画像形成装置本体1の内部へと搬送される。この画像形成装置本体1の内部へと搬送された記録用紙33は、複数の用紙搬送用の斜行ローラ対44を備えた用紙搬送経路45を介して、レジストローラ46まで一旦搬送されて停止される。そして、この記録用紙33は、中間転写ベルト25上に転写されたトナー像と同期して、所定のタイミングで回転駆動されるレジストローラ46によって、中間転写ベルト25上のバックアップローラ30と二次転写ローラ32が圧接する二次転写位置へと送出される。
【0026】
また、上記画像形成装置本体1において、記録用紙33の両面にカラー画像を記録する場合には、片面に画像が記録された記録用紙33を、用紙排出装置5を介してそのまま排出トレイ37上に排出せずに、当該画像形成装置本体lの排紙部に設けられた用紙反転搬送部材47によって、記録用紙33の搬送方向が下方へと変更される。そして、上記片面に画像が記録された記録用紙33は、用紙反転搬送部材47によって用紙排出装置5内の下端部に設けられた用紙反転経路48へ一旦搬送されて停止され、当該記録用紙33の搬送方向を反転した伏態で、画像形成装置本体1の内部へと再度搬送され、当該画像形成装置本体1の底部に設けられた複数の用紙搬送用のローラ対49を備えた用紙反転搬送経路50を介して、給紙装置2の内部へと搬送される。
【0027】
その後、上記片面に画像が形成された記録用紙33は、給紙装置2の内部に設けられた用紙反転搬送経路51を介して、今度は裏面を上にした状態で通常の記録用紙33と同様に、ふたたび複数の用紙搬送用の斜行ローラ対44を備えた用紙搬送経路45及びレジストローラ46を介して、所定のタイミングで中間転写ベルト25上の二次転写位置へと搬送され、当該記録用紙33の裏面に画像が記録されるようになっている。この表裏両面にカラー画像が記録された記録用紙33は、用紙排出装置5を介して排出トレイ37上に排出され、両面カラー画像記録工程が終了する。
【0028】
◎実施例
図3は、本実施例に係る搬送装置の斜視図である。ここで、ローラ対42a、b、y、zは搬送経路43の一部を、ローラ対49a、b、42y、zは搬送経路51の一部を、斜行ローラ対44a〜cは搬送経路45の一部をそれぞれ溝成している。そして、各斜行ローラ対44a〜cよりも図中矢印で示すガイド方向寄りに搬送方向と平行なガイド部材(図示せず)が設けられている。
【0029】
図4は、これらのローラ対の配置及ひこれらのローラ対により搬送される記録用紙33の搬送経路を模式的に示したものである。記録用紙33は、最初はローラ対42b、42yにより所定の搬送方向に搬送され、次にローラ対(第一搬送ロール対、以下「首振りローラ対」という)42zにより進行方向左側に一旦寄せられる。そして記録用紙33はローラ対(第二ローラ対、以下「斜行ローラ対」という)44a〜cにより進行方向右側、すなわちガイド部材側に寄せられながら搬送されそのスキューなどの補正が行なわれる。さらに記録用紙33はレジストローラ46により進行方向左側に寄せられる。
【0030】
以下、首振りローラ対42zと斜行ローラ対44a〜cの構成及ひその動作について説明する。
【0031】
首振りローラ対42zは、図示しないモータ及ひギア等の駆動系を介して回転駆動される駆動ローラ42z(D)と、駆動ローラ42z(D)に従動して回転する従動ローラ42z(I)と、従動ローラ42z(I)を駆動ローラ42z(D)に対して接離白在に移動させるソレノイド(図示せず)とを備えている。そして、ソレノイドに通電されない場合には、従動ローラ42z(I)はバネなどの弾性体により駆動ローラ42z(D)に対して付勢され、圧接する。一方、ソレノイドに通電されている場合には、従動ローラ42z(I)はバネなどの弾性体の弾性力に対抗して駆動ローラ42z(D)と離間する。
【0032】
図5は、駆動ローラ42z(D)の構成を詳細に説明するものである。この駆動ローラ42z(D)は、搬送方向に略垂直に設けられる金属製のローラ軸420z(D)と、そのローラ軸420z(D)に取り付けられ弾性体で構成される円柱形の第一ローラ421z(D)と、そのローラ軸420z(D)の第一ローラ421z(D)よりもガイド部材側に取り付けられ弾性体で構成される円住形の第ニローラ422z(D)とを備えている。この第一ローラ421z(D)と第ニローラ422z(D)との間隔dは、66〔mm〕である。
【0033】
またこの第一ローラ421z(D)の直径D1と第ニローラ422z(D)の直径D2との大小関係は、D1<D2である(D1=φ18mm、D2=φ20mm〕)。さらに、この径差率△D(=(D2−Dl/D2)×100)は、3%<△D<20%であることが好ましい。なお、従動ローラ42z(I)のローラ径には径差を設けていない。
【0034】
一方、各斜行ローラ44は、図示しないモータ及びギア等の駆動系を介して回転駆動される駆動ローラ44(D)と、駆動ローラ44(D)に従動して回転する従動ローラ44(I)と、従動ローラ44(I)を駆動ローラ44(D)に対して接離自在に移動させるとともに、所定のニップ圧を実現するモータ等を備えている。
【0035】
図6は、この従動ローラ44(I)及び従動ローラ44(I)を駆動ローラ(D)に対して所定タイミング及ひ所定ニップ圧で接離させる装置の斜視図である。図7は図6中太矢印V1で示す方向からの正面図を、図8は図6中太矢印V2で示す方向からの上面図を、図9は図6中太矢印V3で示す方向からの側面図を、図10は図9中のA−A断面図を、図11は図10に示す断面図の模式図である。
【0036】
これら図6〜図11に示すように、従動ローラ44(I)周辺の構成としては、所定タイミングで所定回転数だけ両方向(正転、逆転)に回転可能なモータ440、そのモータ440の軸に取り付けられるモータギア441a、そのモータギア441aと噛み合って回転するコアギア441b、コアギア441bと一体的に構成されるコア444、コア444の中心に配接され回転自在なアーム軸447、コア444の内部のアーム軸447の外側の取り付けられるワンウェイクラッチ446、コア444の内部のワンウェイクラッチ446のさらに外側の取り付けられるトルクリミッタ445、コア444と一体的に構成されコア444の回転とともに回転するプレート部442b、プレート部442bが光を遮ることにより回転を検知する回転センサ442aと、アーム軸447と一体的に構成されているアーム448と、アーム448に回転自在に取り付けられている従動口ーラ44(I)と、コア444の回転とともに弾性変形するスプリング443(図6〜図10では図示せず)とを備えている。
【0037】
このような構成において、モータ440が図中矢印aで示す方向に正転すると、ワンウェイクラッチ446の作用でアーム軸に対してコア444が回転し、アーム447が図中矢印Aで示す方向に揺動する。その結果、従動ローラ44(I)が駆動ローラ44(D)に当接する。さらに、モータ440が図中a矢印で示す方向に正転すると、スプリング443を弾性変形させ、その復元力で従動ローラ44(I)が駆動ローラ44(D)に対して圧接する。すなわち、モータ440の回転角度又は回転数により、従動ローラ44(I)と駆動ローラ44(D)とのニップ圧を連統的に制御することができる。
【0038】
なお、モータ440の回転角度又は回転数は、コア444の回転によりプレート部442bが光を遮りその回転を検知する回転センサ442aと、回転センサ442aが回転を検知してからのモータ440の回転角度又は回転数をカウントすることにより、比較的正確に検知することができる。また、トルクリミッタ445の最大トルク値はスプリング443によるそれよりも大きく設定される。
【0039】
一方、モータ440が図中矢印bで示す方向に逆転すると、ワンウェイクラッチ446の作用でアーム軸とともにコア444が回転し、アーム447が図中矢印Bで示す方向に揺動する。その結果、従動ローラ44(I)が駆動ローラ44(D)から離間する。また、従動ローラ44(I)が駆動ローラ44(D)に当接する場合には比較的ゆっくりと当接されるのに対し、このように従動ローラ44(I)が駆動ローラ44(D)から離問する場合には比較的素早く離間される。
【0040】
さて、本実施例に係るシート搬送装置は、これらの首振りローラ対42zや斜行ローラ対44a〜cのニップを適宣制御することにより、搬送される記録用紙33に作用する応力を低減するものである。
【0041】
図12は、その首振りローラ対42zや斜行ローラ対44a〜cのニップを制御する制御系をブロック図を用いて説明するものである。この制御系は、画像形成装置の主制御装置、各種ユーザインタフェイス(UI)、回転センサ442bを含む各種センサからの記録用紙33の状態を示す情報が入力される制御部(制御手段)400と、その制御部から所定のタイミングで電力が供給されるソレノイドと、所定タイミングで所定回転されるモータ440a〜cとを備えている。そして、一方でソレノイドヘの通電を介して駆動ローラ42z(D)と従動ローラ42z(I)との当接、離間タイミングを制御しているとともに、他方でモータ440a〜cの回転を介して駆動ローラ44(D)と従動ローラ44(I)との当接、離間タイミング、ニップ圧を制御している。
【0042】
図13、図14はいずれも図12に示した制御系の動作の一例をを説明するものであり、記録用紙33の搬送状態に基づいて駆動ローラ42z(D)と従動口ーラ42z(I)との当接、離間タイミング及び駆動ローラ44(D)と従動口ーラ44(I)との当接、離間タイミング、ニップ圧を制御する動作を説明している。
【0043】
図13は、首振りローラ対42z、斜行ローラ対44a〜cのニップ部分における記録用紙33の有無及ひ首振りローラ対42zの当接、接離タイミング、斜行ローラ対の当接、離間タイミング及ひ当接峙のニップ圧を説明するタイミングチヤートである。同図中▲1▼は首振りローラ対42zのニップ部分に記録用紙33が存在するか否かを、▲2▼aは斜行ローラ対44aのニップ部分に記録用紙33が存在するか否かを、▲2▼‐bは斜行ローラ対44bのニップ部分に記録用紙33が存在するか否かを、▲2▼‐cは斜行ローラ対44cのニップ部分に記録用紙33が存在するか否かを、▲3▼はレジストロール46ニップ部分に記録用紙33が存在するか否かをそれぞれ示している。また、▲1▼一Nは首振りローラの離間タイミングを、▲2▼−Naは斜行ローラ対44aの当接、離間タイミング及びそのニップ圧をそれぞれ示している。
【0044】
図14は、首振りローラ対42z、斜行ローラ対44a〜c、レジストローラ対46を通過する記録用紙33の様子を経時的に示すものである。以下、図13、図14を用いて、首振りローラ対42z、斜行ローラ対44a〜c、レジストローラ対46を通過する記録用紙33の様子を経時的に説明する。
【0045】
まず、記録用紙33の先端が時間t1(S)において首振りローラ対42zを通過する、その後記録用紙33の先端戸次々に斜行ローラ対44a、bのニップ部分に達し、時間t2c(S)において斜行ローラ対44cのニップ部分に達する(図14(a)参照)。
【0046】
一方、記録用紙33の先端が斜行ローラ対44aのニップ部分に達した後に、そのことを検知した制御部400は、時間t2(NS)においてモータ440aに対し、それが正回転するような電流を供給する。すると、モータ440aの正回転とともに、スプリング443の弾性力により従動ローラ44a(I)が駆動ローラ44a(D)に対して圧接される。そして、時間t2(NE)においてモータ440aが所定回転したことを回転センサ442aからの信号により検知した制御部400は、モータ440aへの電流の供給を停止する。すると、従動口ーラ44a(I)は駆動ローラ44a(D)に対して所定のニップ圧Nで圧接している。なお、図示はしないが、斜行ローラ対44b、cにおいても同様である(図14(b)参照)。
【0047】
斜行ロール44aがニップ圧Nで記録用紙33をしっかり圧接した後、時間t1(L)において、首振りローラ対42zのニップ部分に記録用紙33の後端が達する時間t1(E)に先立って、制御部400はソレノイドに通電を行い、従動ローラ42z(I)を駆動ローラ42z(D)に対して離間させる(図14(c)参照)。
【0048】
そして、時間t1(E)において首振りローラ対42Zのニップ部分に記録用紙33の後端が達した後、時問t1(N)において制御部400はソレノイドに通電を停止し、従動ローラ42z(I)を駆動ローラ42z(D)に対して当接させる。
【0049】
さらに、時間t3(S)において、レジストローラ46のニップ部分に記録用紙33の先端が達した後、そのことを検知した制御部400は、時間t2(L)においてモータ440aに対し、それが逆回転するような電流を供給する。すると、モータ440aの逆回転とともに、スプリング443の弾性力により直ちに従動ローラ44a(I)が駆動ローラ44a(D)に対して離間される。なお、図示はしないが、斜行ローラ対44b、cにおいても同様である(図14(d)参照)。
【0050】
このような記録用紙33の搬送制御により、次のような作用が奏される。まず、時間t1(S)から時間t1(L)の間、記録用紙33は首振りローラ対42zに挟持されるため、所定の搬送方向に対して一方ヘ(図4では進行方向左側ヘ)ずらされつつ搬送される。時間t2(NE)から時間t1(L)までは、記録用紙33はその先端側を斜行ローラ対44a〜cに挟持される一方、その後端側を首振りローラ対に挟待されるため、両ローラ対から互いに逆向き(図4では進行方向左向きと右向き)の搬送力を付与され応力が生じるが、その時間はきわめて短時間に設定することが可能である。このことは、記録用紙33にしわが発生するのを防止したり、記録用紙33のスキュー補正を迅速かつ的確に行なうために好適である。さらに、斜行ローラ対44a〜cのニップ解放動作はニップ動作に比べて迅速であるため(図13、時間t2(NS)、時間t2(NE)、時間t2(L)参照)、ニップ解放後の記録用紙33のレジストローラ46での動作等に悪影響を与える可能性が少ない。
【0051】
○変形例1
記録用紙33の状態に基づいて、制御部400が首振りローラ対42zのニップ解放タイミング(図13、時間t1(L)参照)を変更することも可能である。すなわち、首振りローラ対42zのニップ解放タイミングを遅らせれば(△t1>0として時間t1(L)+△t1)、記録用紙33を図4に示す進行方向左側にずらず移動量は大きくなる。逆に、首振りローラ対42zのニップ解放タイミングを早めれば(△t1>0として時間t1(L)−△t1)、記録用紙33を図4に示す進行方向左側にずらす移動量は小さくなる。
【0052】
したがって、画像形成装置の主制御装置、各種ユーザインタフェイス(UI)、回転センサ442bを含む各種センサから送信される記録用紙33の状態を示す信号を受信した制御部400が、その記録用紙33の状態に応じた適切な首振りローラ対42zのニップ解放タイミングを決定することができる。
【0053】
なお、首振りローラ対42zによる移動量が大きい方が好ましい記録用紙33の伏態としては、例えば、記録用紙33が図4の予め左側に寄ってしまっている場合、ガイド部材よりも遠い方向に斜め搬送される場合、用紙トレイのセット位置がガイド部材から遠い場合等が挙げられる。逆に、首振りローラ対42zによる移動量が小さいほうが好ましい記録用紙33の状態としては、例えば、記録用紙33が図4の予め右側に寄ってしまっている場合、ガイド部材に近い方向に斜め搬送される場合、用紙トレイのセット位置がガイド部材から近い場合が挙げられる。
【0054】
○変形例2
記録用紙33の状態に基づいて、制御部400が斜行ローラ対44a〜cの二ップ圧(図13、▲2▼一Na、N参照)を変更することも可能である。すなわち、モータ440a〜cの正回転数を少なくすれば、斜行ローラ対44a〜cのニップ圧Nは小さくなる。逆に、モータ440a〜cの正回転数を多くすれば、斜行ローラ対44a〜cのニップ圧Nは大きくなる。
【0055】
したがって、画像形成装置の主制御装置、各種ユーザインタフェイス(UI)、回転センサ442bを含む各種センサから送信される記録用紙33の状態を示す信号を受信した制御部400が、その記録用紙33の状態に応じた適切な斜行口ーラ対44a〜cのニップ圧を決定することができる。
【0056】
なお、斜行ローラ対44a〜cのニップ圧が大きい方が好ましい記録用紙33の状態としては、例えば記録用紙33のサイズが大きい場合、記録用紙33の材質がコート紙である場合、拝量が大きい場合、乾燥している場合が挙げられる。逆に、斜行ローラ対44a〜cのニップ圧が小さいほうが好ましい記録用紙33の状態としては、例えば、記録用紙33のサイズが小さい場合、記録用紙33の材質が普通紙である場合、秤量が小さい場合、含水している場合が挙げられる。
【0057】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、シート状物に作用する応力を低滅することができるシート搬送装置を提供するを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るシート搬送装置が適用される画像形成装置の全体を示すものである。
【図2】図2は、図1に示した画像形成装置を一部をより詳細に説明するものである。
【図3】図3は、実施例に係るシート搬送装置の一部を説明する斜視図である。
【図4】図4は、実施例に係るシート搬送装置の一部の構成を模式的に示したものである。
【図5】図5は、実施例に係るシート搬送装置の首振りローラ対の駆動ローラの構成を詳細に説明するものである。
【図6】図6は、実施例に係るシート搬送装置の斜行ローラ対の従動ローラ周辺の構成を示す斜視図である。
【図7】図7は、図6の正面図である。
【図8】図8は、図6の上面図である。
【図9】図9は、図6の側面図である。
【図10】図10は、図9の断面図である。
【図11】図11は、図10の模式図である。
【図12】図12は、実施例に係るシート搬送装置のローラ対接離制御の制御系をブロック図を用いて説明するものである。
【図13】図13は、実施例に係るシート搬送装置の制御タイミングを示すタイミングチヤートである。
【図14】図14は、実施例に係るシート搬送装置のローラ対接離制御の動作を説明するものである。
【符号の説明】
42z…首振りローラ対(第一搬送ローラ対)、44a〜c…斜行ローラ対(第二搬送ローラ対)、46…レジストローラ対(第三搬送ローラ対)、440…モータ、442a…回転センサ、400…制御部(制御手段)

Claims (3)

  1. シート状物をニップして回転することにより所定の搬送方向に搬送する第一搬送ロール対と、当該第一搬送ロール対よりも搬送方向の下流側に設けられシート状物をニップして回転することにより当該所定の搬送方向からずらして搬送する第二搬送ロール対とを備えるシート搬送装置において、
    当該第二搬送ロール対の各ロールを所定タイミングで接離自在に構成するとともに、シート物の搬送方向先端が第二搬送ロール対のニップ域に達した後に第二搬送ロール対をニップさせるように制御する制御手段を有し、また、当該第二搬送ロール対よりも搬送方向の下流側に設けられシート状物をニップして回転することにより当該所定の搬送方向からずらして搬送する第三搬送ロール対とを備え、上記制御手段は、シート状物の搬送方向先端が第三搬送ロール対のニップ域に達した後に第二搬送ロールのニップを解除させ、また、当該第二搬送ロール対のニップ状態から解除状態に要する時間は、解除状態からニップ状態に要する時間よりも短いことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 第二搬送ロール対による搬送方向と第三搬送ロール対による搬送方向とはシート状物の所定の搬送方向に対して互いに逆方向にずれている請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 当該第二搬送ロール対のニップ圧を変更自在に構成するとともに、上記制御手段は、搬送されるシート状物の状態に基づいて第二搬送ロール対のニップ圧を変更する請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
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