JP2001228729A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001228729A
JP2001228729A JP2000039169A JP2000039169A JP2001228729A JP 2001228729 A JP2001228729 A JP 2001228729A JP 2000039169 A JP2000039169 A JP 2000039169A JP 2000039169 A JP2000039169 A JP 2000039169A JP 2001228729 A JP2001228729 A JP 2001228729A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置にクラウン形状の転写ロ
ーラを適用すると、転写領域の最下流側の転写時には、
記録紙上にトナー層が2層若しくは2層に積層されてい
るため、転写ローラの軸方向の中央部と両端部との転写
圧力が大きく異なり、両端部の転写圧力が中央部の転写
圧力よりも非常に弱くなり、この両端部でのトナーの転
写状態が不安定となり、良好な転写状態が得られない。 【解決手段】 用紙へトナー像を転写する転写領域T上
流側にクラウン状に形成した転写ローラ29aを配設す
ると共に、下流側にストレート状に形成した転写ローラ
29dを配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像を転写媒
体に転写する転写領域に並設される複数の像担持体と、
該像担持体に対応し、当該像担持体に担持されたトナー
像を転写媒体に転写する表面を弾性部材で形成された転
写ローラとを備えた画像形成装置に関し、特に、この画
像形成装置に用いられ、転写したトナー像の白抜けや定
着不良の発生を防止する転写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、像担持体と、こ
の像担持体に圧接し、当該像担持体に担持されたトナー
像を転写紙に転写する表面を弾性材料で形成したストレ
ート状の転写ローラとを備えていた。
【0003】ところが、転写ローラがストレート形状の
ものであると、記録紙の紙目方向と記録紙の搬送方向と
の関係等により、記録紙後端に画像の白抜けが発生し易
くなる。この記録紙後端の白抜け現象は、高湿環境下に
て、主として発生し、その現象は、高湿環境下において
吸湿状態の不均一な記録紙を使用したときに発生し易
く、また、記録紙の紙目方向と記録紙の進行(搬送)方
向とが変更状態になったときに、特に発生し易くなる。
【0004】また、高湿環境下に記録紙を束ねた状態
で、カセット内に15時間以上放置し、束ねられた状態
で放置しておくと、下方側にある記録紙は、外気に曝さ
れている記録紙端部と、外気に曝されていない中心部と
の間で、吸湿状態の異なる状態になる。後端の白抜け現
象は、このような吸湿状態が不均一な状態で発生し易
く。これに対し、束ねて放置された記録紙の上方側は記
録紙が均一に吸湿しているため後端の白抜け現象は生じ
難い。
【0005】このような白抜けを防止するために、特開
平4−22980号公報に記載されているように、転写
ローラをクラウン状に形成したものがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなクラウン
形状の転写ローラを、トナー像を記録紙に転写する転写
領域に並設される複数の像担持体と、該像担持体に対応
し、当該像担持体に担持されたトナー像を記録紙に転写
する表面を弾性部材で形成された転写ローラとを備えた
カラー画像形成装置に適用すると、転写領域の最下流側
の転写時には、記録紙上にトナー層が2層若しくは2層
に積層されているため、転写ローラの軸方向の中央部と
両端部との転写圧力が異なり、両端部の転写圧力が中央
部の転写圧力よりも弱くなり、この両端部でのトナーの
転写状態が不安定となり、この状態で定着装置に記録紙
が搬送され定着が行われると、良好な定着状態が得られ
ないという問題を生じていた。
【0007】本発明の画像形成装置は上記の問題に鑑み
なされたものであり、転写媒体へトナー像を転写する転
写領域上流側の転写ローラをクラウン状に形成すると共
に、下流側の転写ローラをストレート状に形成すること
により、転写媒体へのトナー像の転写時の白抜けや定着
不良を防止することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、トナー像を転写媒体に転写する転写領
域に並設される複数の像担持体と、該像担持体に対応
し、当該像担持体に担持されたトナー像を転写媒体に転
写する表面を弾性部材で形成された転写ローラとを備
え、上記転写媒体へトナー像を転写する転写領域上流側
にクラウン状に形成した転写ローラを配設すると共に、
下流側にストレート状に形成した転写ローラを配設して
いる。
【0009】上記構成によれば、転写領域上流側の転写
ローラにおいては、転写媒体を中央から両端側へ引き伸
ばしながら搬送し、トナー像の記録媒体への転写を効果
的に行い、転写領域下流側の転写ローラにおいては、記
録媒体への圧接力を均一にしてトナー像の転写を行った
後、定着装置により定着を行うので、排出時の記録媒体
のバタツキを防ぐことができ、高湿環境下においても、
白抜け現象や転写,定着不良を防ぐことが可能となる。
【0010】本発明は、転写領域に並設される転写ロー
ラの形状を、転写領域の上流側から下流側に向けてクラ
ウン形状のクラウン量を段階的に小さくしている。
【0011】上記構成によれば、記録媒体へ転写された
トナーのトナー層厚が大きくなるにしたがって、転写ロ
ーラの中央部と両端部での記録媒体への圧接力の差を小
さくすることにより、転写されたトナー像の上へのトナ
ー像の転写を良好に行うことが可能となる。
【0012】本発明は、転写ローラの軸方向の中央部と
端部との間の表面が、中央表面部と端部とを結ぶ直線よ
り外側に膨出したクラウン状に形成している。
【0013】上記構成によれば、転写ローラの中央部と
端部との間における圧接力不足を生じることなく、転写
媒体に対して軸方向にバランスよく圧接力を加えること
ができ、白抜け現象等のない良好な転写を行うことが可
能となる。
【0014】本発明は、クラウン形状の転写ローラの表
面硬度を28度〜30度に形成している。
【0015】上記構成によれば、クラウン形状の転写ロ
ーラにおける軸方向の転写媒体への圧接力をより安定し
た状態で加えることができ、白抜け現象等のない良好な
転写を行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置であるデジ
タルカラー複写機の実施形態を図とともに説明する。
【0017】図1は、本実施形態のデジタルカラー複写
機の構成を示す断面図であり、複写機本体1の上面に
は、原稿台2が設けられ、、複写機本体1の内部には、
画像読み取り部3および画像形成部4が設けられてい
る。
【0018】上記原稿台2の上面には、当該原稿台2に
対して開閉可能な状態で支持され、原稿台2面に対して
所定の位置関係をもって両面自動原稿送り装置(RAD
F)5が装着されている。
【0019】さらに、上記RADF5は、まず、原稿の
一方の面が原稿台2の所定位置において画像読み取り部
3に対向するように原稿を搬送し、この一方の面につい
ての画像読み取りが終了した後に、他方の面が原稿台2
の所定位置において画像読み取り部3に対向するよう原
稿を反転して原稿台2に向って搬送する。
【0020】そして、上記RADF5は、1枚の原稿に
ついて両面の画像読み取りが終了した後にこの原稿を排
出し、次ぎの原稿についての両面搬送動作を実行する。
【0021】上記原稿の搬送および表裏反転の動作は、
複写機全体の動作に関連して制御されるものである。
【0022】上記画像読み取り部3は、原稿台2の下方
に配置されており、該原稿台2の下面に沿って平行に往
復移動する原稿走査体6と、光学レンズ7と、光電変換
素子であるCCDラインセンサ8とを有し、上記RAD
F5により原稿台2上に搬送されてきた原稿の画像を読
み取る。
【0023】上記原稿走査体6は、第1の走査ユニット
6−1と、第2の走査ユニット6−2とから構成されて
いる。第1の走査ユニット6−1は、原稿画像表面を露
光する露光ランプ9と、原稿からの反射光像を所定の方
向に向って偏向する第1ミラー10とを有し、原稿台2
の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度
で平行に往復移動する。
【0024】上記第2の走査ユニット6−2は、第1の
走査ユニット6−1の第1ミラー10により偏向された
原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向って偏向す
る第2ミラー11および第3ミラー12とを有し、第1
の走査ユニット6−1と一定の速度関係を保って平行に
往復移動する。
【0025】上記光学レンズ7は、第2の走査ユニット
6−2の第3ミラー12により偏向された原稿からの反
射光像を縮小し、CCDラインセンサ8上の所定位置に
結像させる。該CCDラインセンサ8は、結像された光
像を順次光電変換して電気信号として出力する。
【0026】上記CCDラインセンサ8は、白黒画像あ
るいはカラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B
(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力する
ことができる3ラインのカラーCCDである。このCC
Dラインセンサ8により電気信号に変換された原稿画像
情報は、さらに、図示しない画像処理部に転送されて所
定の画像データ処理が施される。
【0027】次に、上記画像形成部4の構成、および画
像形成部4に係わる各部の構成について説明する。
【0028】上記画像形成部4の下方には、給紙カセッ
ト13内に積載収容されている転写部材である用紙Pを
1枚ずつ分離して、画像形成部4に向って供給する給紙
機構14が設けられている。
【0029】そして、1枚ずつ分離供給された用紙P
は、画像形成部4の手前に配置された一対のレジストロ
ーラ15によりタイミングが制御されて画像形成部4に
搬送される。さらに、片面に画像が形成された用紙P
は、画像形成部4の画像形成にタイミングを合わせて上
記画像形成部4に再度供給される。
【0030】また、上記画像形成部4の下方には、転写
搬送ベルト機構16が配置されている。該転写搬送ベル
ト機構16は、駆動ローラ17と従動ローラ18との間
に略平行に伸びるように張架された転写搬送ベルト19
に用紙Pを静電吸着させて搬送するようになっている。
【0031】さらに、用紙搬送路における転写搬送ベル
ト機構16の下流側には、用紙上に転写形成されたトナ
ー像を用紙P上に定着させるための定着装置20が配置
されている。この定着装置20の一対の定着ローラ間に
おけるニップ部を通過した用紙Pは、搬送方向切り換え
ゲート21を経て、排出ローラ22により複写機本体1
の外壁に取り付けられている排紙トレイ23上に排出さ
れる。
【0032】上記切り換えゲート21は、定着後の用紙
Pの搬送径路を、複写機本体1から用紙Pを排出する径
路と、画像形成部4に向って用紙Pを再供給する径路と
の間で選択的に切り換えるものである。切り換えゲート
21により再び画像形成部4に向って搬送方向が切り換
えられたとき、搬送された用紙Pは、スイッチバック搬
送径路24を介して表裏反転された後、再度画像形成部
4へと供給される。
【0033】また、画像形成部4における転写搬送ベル
ト19の上方には、転写搬送ベルト19に近接して、第
1の画像形成ステーション25a、第2の画像形成ステ
ーション25b、第3の画像形成ステーション25c、
および第4の画像形成ステーション25dが用紙搬送径
路の上流側から順に並設されている。
【0034】上記転写搬送ベルト19は、駆動ローラ1
7によって図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動さ
れ、前述したように給紙機構14を通じて給送される用
紙Pを把持し、用紙Pを上記画像形成ステーション25
a〜25dへと搬送する。
【0035】各画像形成ステーション25a〜25d
は、実質的に同一の構成を有している。各画像形成ステ
ーション25a〜25dは、図1に示す矢印F方向に回
転駆動される像担持体、例えば、感光体ドラム26a〜
26dをそれぞれ有している。
【0036】各感光体ドラム26a乃至26dの周辺に
は、感光体ドラム26をそれぞれ一様に帯電する複数の
帯電器27a〜27dと、感光体ドラム26上に形成さ
れた静電潜像をそれぞれ現像する複数の現像装置28a
〜28dと、現像された感光体ドラム26上のトナー像
を用紙Pへ転写する複数の転写ローラ29a〜29d
と、感光体ドラム26上に残留するトナーを除去する複
数のクリーニング装置30a〜30dとが感光体ドラム
26の回転方向に沿って順次配置されている。
【0037】上記転写ローラ29a〜29dは、図2に
示すように、上記感光体ドラム26a〜26dと対応し
て設けられており、該転写ローラ29a〜29dと当該
感光体ドラム26a〜26dとで転写領域(T)を形成
する。この転写領域(T)の給紙側(図において右側)
に位置する転写ローラ29aはクラウン状(ローラ周面
の軸方向における中央部が両端部よりも凸状となる形
状)に形成され、転写領域(T)の排出側(図において
左側)に位置する転写ローラ29dはストレート状(ク
ラウン状のように周面に凸部を有しない平坦な形状)に
形成されている。
【0038】本実施形態における実験によると、転写ロ
ーラ29のクラウン形状は、長さ(L)が302mmの
転写ローラ29において、中央部の径(B)が14.4
0mm、両端部の径(A,C)が14.00mmの形
状、すなわち、クラウン量(径:14.40mm−径A
および径C:14.00mm)が0.4mmのクラウン
形状が好適に使用される。
【0039】さらに、その表面は、図4に示すように、
転写ローラ29の中央部の頂点Oと両端部の縁部Eとを
結ぶ一点鎖線で示す線分Xよりも、転写ローラ29の表
面が形成する曲線Mが、下方に位置しているもの(図4
(b))よりも、上方に位置しているもの(図4
(a))方が好ましい。
【0040】これは、図4(b)に示すようなものであ
れば、線分Xよりも下方に位置している部分の加圧力が
他の部分よりも非常に小さくなり、感光体ドラム26の
トナー像が用紙Pに良好に転写されず、抜けが生じるた
めである。
【0041】さらに、クラウン形状の表面硬度として
は、28度から30度程度の硬度を有するもの、例え
ば、カーボンや金属酸化物等の導電性フィラーを分散さ
せた、ウレタンやEPDM(エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体)ゴムが好適に使用される。
【0042】したがって、前述した転写ローラ29を用
いるとき、転写領域(T)の給紙側に設けた転写ローラ
29aと感光体ドラム26aとのニップ部で挟持された
用紙Pを、上記転写ローラ29aの表面形状、すなわ
ち、クラウン形状によって、中央部より両端外方方向に
引き伸ばしながら搬送し、それによって、用紙Pの後端
部でのしわの発生を防止している。
【0043】また、転写領域(T)の排出側に位置する
転写ローラ29dはストレート形状になっているため、
中央部Oと両端部Eとの圧接力をほぼ同一にした状態で
用紙Pを排出することができ、定着装置20での用紙P
のバタツキによる両端部での転写不良を防止することが
できる。
【0044】さらに、用紙Pは、転写ローラ29aによ
って両端外方方向に引き伸ばされた状態で上記転写搬送
ベルト19に吸着されるため、給紙側にある転写ローラ
29aと排出側にある転写ローラ29dとの間にある転
写ローラ29b及び転写ローラ29cは、ストレート形
状の転写ローラで構成しても良いが、排出側に向けて順
次クラウン量を小さくした形状に形成する方が転写状態
が良好となる。このクラウン量は、例えば、転写ローラ
29bのクラウン量を0.3mm、転写ローラ29cの
クラウン量を0.2mmで構成することによって、白抜
け現象や定着す量が生じない、良好な画像が得られる。
【0045】また、排出側の転写ローラ29dをクラウ
ン量の少ない形状で構成してもよく、この場合は、転写
ローラの圧力を高くすることで、良好な画像を得ること
が可能となる。
【0046】また、図1において、各感光体ドラム26
の上方には、レーザビームスキャナユニット31a〜3
1dがそれぞれ設けられている。該レーザビームスキャ
ナユニット31は、画像データに応じて変調されたドッ
ト光を発する半導体レーザ素子(図示せず)と、該半導
体レーザ素子からのレーザビームを主走査方向に偏向さ
せるためのポリゴンミラー(偏向装置)32と、該ポリ
ゴンミラー3により偏向されたレーザビームを感光体ド
ラム26表面に結像させるためのfθレンズ33及びミ
ラー34が設けられている。
【0047】上記レーザビームスキャナユニット31a
にはカラー原稿画像の黒成分像に対応する画素信号が、
レーザービームスキャナユニット31bにはカラー原稿
画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レーザー
ビームスキャナユニット31cにはカラー原稿画像のマ
ゼンタ成分像に対応する画素信号が、そして、レーザー
ビームスキャナユニット31dにはカラー原稿画像のイ
エロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力され
る。これにより、色変換された原稿画像情報に対応する
静電潜像が、各感光体ドラム26上に形成される。
【0048】そして、現像装置28aには黒色のトナー
が、現像装置28bにはシアン色のトナーが、現像装置
28cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置28dには
イエロー色のトナーがそれぞれ収納されており、感光体
ドラム26上の静電潜像は、これら各色のトナーにより
現像される。これにより、画像形成部4にて色変換され
た原稿画像情報が各色のトナー像として再現される。
【0049】また、第4の画像形成ステーション25d
と定着装置20との間で駆動ローラ17のほぼ真上部に
は除電器35が設けられている。この除電器35には転
写搬送ベルト19に静電吸着されている用紙Pを転写搬
送ベルト19から分離するための交流電流が印加されて
いる。
【0050】上記デジタルカラー複写機においては、カ
ットシート状の用紙Pが使用される。この用紙Pは、給
紙カセット13から送り出されて給紙機構14の給紙搬
送径路のガイド内に供給されると、その用紙Pの先端部
分がセンサ(図示せず)にて検知され、このセンサから
出力される検知信号に基づいて一対のレジストローラに
より一旦停止される。そして、用紙Pは各画像形成ステ
ーション25とタイミングを取って図1の矢印Z方向に
回転している転写搬送ベルト19上に送られる。
【0051】各画像形成ステーション25a〜25dに
おいては、感光体ドラム26上に形成された各色のトナ
ー像が、転写搬送ベルト19により静電吸着されて搬送
される用紙Pの支持面上で重ね合わされ、順次トナー像
の転写が行われる。
【0052】上記第4の画像形成ステーション25dに
より軸方向に均一な圧接力が加えられて行われる画像の
転写が完了すると、用紙Pは定着装置20へと導かれ、
トナー画像が定着された用紙Pは白抜け現象や定着不良
がない、鮮明否複写画像が形成されて、排紙トレイ23
上へ排出される。
【0053】
【発明の効果】本発明は、トナー像を転写媒体に転写す
る転写領域に並設される複数の像担持体と、該像担持体
に対応し、当該像担持体に担持されたトナー像を転写媒
体に転写する表面を弾性部材で形成された転写ローラと
を備え、上記転写媒体へトナー像を転写する転写領域上
流側にクラウン状に形成した転写ローラを配設すると共
に、下流側にストレート状に形成した転写ローラを配設
しているので、転写領域上流側の転写ローラにおいて、
転写媒体を中央から両端側へ引き伸ばしながら搬送し、
トナー像の記録媒体への転写を効果的に行い、転写領域
下流側の転写ローラにおいて、記録媒体への圧接力を均
一にしてトナー像の転写を行った後、定着装置により定
着を行うことができ、排出時の記録媒体のバタツキを防
ぐことができ、高湿環境下においても、白抜け現象や転
写,定着不良を防ぐことができる。
【0054】本発明は、転写領域に並設される転写ロー
ラの形状を、転写領域の上流側から下流側に向けてクラ
ウン形状のクラウン量を段階的に小さくしているので、
記録媒体へ転写されたトナーのトナー層厚が大きくなる
にしたがって、転写ローラの中央部と両端部での記録媒
体への圧接力の差を小さくすることができ、転写された
トナー像の上へのトナー像の転写を良好に行うことがで
きる。
【0055】本発明は、転写ローラの軸方向の中央部と
端部との間の表面が、中央表面部と端部とを結ぶ直線よ
り外側に膨出したクラウン状に形成しているので、転写
ローラの中央部と端部との間における圧接力不足を生じ
ることなく、転写媒体に対して軸方向にバランスよく圧
接力を加えることができ、白抜け現象等のない良好な転
写を行うことができる。
【0056】本発明は、クラウン形状の転写ローラの表
面硬度を28度〜30度に形成しているので、クラウン
形状の転写ローラにおける軸方向の転写媒体への圧接力
をより安定した状態で加えることができ、白抜け現象等
のない良好な転写を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施形態を示す断面図
である。
【図2】図1の転写領域の構成を示す断面図である。
【図3】図1の転写ローラを示す断面図である。
【図4】(a)は本実施形態における転写ローラのクラ
ウン形状を示す説明図、(b)は本実施形態と比較する
ための比較例の転写ローラのクラウン形状を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 複写機本体 19 転写搬送ベルト 20 定着装置 26 感光体ドラム 29 転写ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 13/00 F16C 13/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を転写媒体に転写する転写領域
    に並設される複数の像担持体と、該像担持体に対応し、
    当該像担持体に担持されたトナー像を転写媒体に転写す
    る表面を弾性部材で形成された転写ローラとを備えた画
    像形成装置において、 上記転写媒体へトナー像を転写する転写領域上流側にク
    ラウン状に形成した転写ローラを配設すると共に、下流
    側にストレート状に形成した転写ローラを配設したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記の転写領域に並設される転写ローラ
    の形状を、転写領域の上流側から下流側に向けてクラウ
    ン形状のクラウン量を段階的に小さくしたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記転写ローラは、転写ローラの軸方向
    の中央部と端部との間の表面が、中央表面部と端部とを
    結ぶ直線より外側に膨出したクラウン状に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記クラウン形状の転写ローラの表面硬
    度を28度〜30度に形成したことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
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