JP6278831B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
前記第1の揺動ギアを回転可能に支持する支持部材と、前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い前記揺動ギアと連結される一方、前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い前記揺動ギアとの連結が解除される出力ギアと、前記揺動ギアと前記支持部材の少なくとも一方を前記揺動ギアの回転軸線方向へ付勢する付勢部材と、を有することを特徴とする。
(画像形成装置)
画像形成装置全体を図12に示す。画像形成装置としてタンデム型のフルカラープリンタを示すものであり、シートPの搬送方向に沿った概略構成断面図である。シートPは、トナー像が形成されるものである。シートPの具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート状のもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクター用などがある。
続いて、本発明の実施形態に係る駆動伝達装置によって動作する定着装置40について説明する。定着装置40の斜視図を図8に、断面図を図9に示す。定着装置40は、外部もしくは内部にある加熱源105により加熱される定着部材100と、この定着部材100とで定着ニップ部を形成する加圧ローラ101とを備えるものである。一対の回転体としての該定着部材100と加圧ローラ101とで形成される定着ニップ部に、記録紙を通過させることで、シート上のトナー像を定着し、排出する。
ここで、本実施形態における加圧切替機構および駆動伝達機構としての駆動伝達装置130について、その斜視図を図1に示し、内部のギアを表した平面図を図2、図3に示す。駆動伝達装置130は、1つには定着時におけるニップ部を形成する定着回転体と対向回転体の一方(本実施形態では加圧ローラ)を駆動回転する駆動伝達機構の役割ならびに定着部材を圧接するよう加圧部材106を機能させる役割(図3の右側)を持つ。
ここで、揺動ギア部139の構成について、図4で説明する。本実施形態における第1の揺動ギア133は、駆動入力ギア132に噛み合って、モータ131の回転方向を切替えることで、2つのポジションの間で移動するものである(図2、図3)。そして、揺動ギア部139は、図4(a)に示すように、第1の揺動ギア133と支持部材140、バネ141から構成される。第1の揺動ギア133は、揺動ギア133に設けられた穴に挿入した支持部材140の外形部140cによって、回転可能に支持されている(図4(b))。すなわち、支持部材140は、その外径部140cが第1の揺動ギア133の回転軸となるものである。
ここで、第1の揺動ギア133に働く力と、その動作について図6で説明する。先ずは、バネ141によって第1の揺動ギア133が揺動動作することについて説明する。図6に揺動ギア部139を抜き出した斜視図を示す。前述したように第1の揺動ギア133と支持部材140との間にはバネ141を配置しているため、第1の揺動ギア133にはバネ141の加圧力によって、図中でNで示した力が径方向(回転軸方向に直交する方向)に与えられる。
本実施形態によれば、揺動ギアの回転軸方向のガタをなくし、ガタによる揺動ギアの傾きを防止して揺動ギアの噛み合いを円滑に行って駆動切替をすることができる。そして、同時に、回転軸線方向の付勢を行う付勢部材の負荷により揺動動作の移動力を発生させることができ、円滑に駆動連結させることが可能となる。
上述した実施形態では、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の範囲内で種々の変形が可能である。
上述した実施形態では、付勢部材としてのバネ141が、回転軸方向において第1の揺動ギア133と支持部材140との間に設けられた。そして、第1の揺動ギア133は第2のフレーム152に付勢される一方、支持部材140は第1のフレーム151に付勢されるものであった。しかし、本発明はこれに限られず、付勢部材としてのバネ141が、第1の揺動ギア133もしくは支持部材140と、第1のフレーム151もしくは第2のフレーム152との間に設けられても良い。この場合、第1の揺動ギア133と支持部材140が一体となった状態で第1のフレーム151もしくは第2のフレーム152に付勢される。
上述した定着装置では、定着部材である無端ベルトが第1の回転体に設けられたが、無端ベルトが第2の回転体に設けられても良い。また、無端ベルトが第1の回転体、第2の回転体の双方に設けられても良い。
上述した定着装置では、回転体および加圧体としての加圧用回転体が定着回転体を加圧する場合を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、加圧体としてでなく対向回転体としての回転体が定着回転体としての定着ベルトとしてのフィルムから加圧される場合にも同様に適用できる。ここで、対向回転体とは、定着回転体に対向し、定着回転体と圧接して定着ニップ部を形成し、移動する記録材を定着ニップ部で挟持する部材である。
上述した実施形態では、記録材として記録紙を説明したが、本発明における記録材は紙に限定されるものではない。一般に、記録材とは、画像形成装置によってトナー像が形成されるシート状の部材であり、例えば、定型或いは不定型の普通紙、厚紙、薄紙、封筒、葉書、シール、樹脂シート、OHPシート、光沢紙等が含まれる。なお、上述した実施形態では、便宜上、記録材(シート)Pの扱いを通紙、排紙、給紙、通紙部、非通紙部などの用語を用いて説明したが、これによって本発明における記録材が紙に限定されるものではない。
上述した実施形態では、未定着トナー像をシートに定着する定着装置を例に説明したが、本発明は、これに限らず、画像の光沢を向上させるべく、シートに仮定着されたトナー像を加熱加圧する装置(この場合も定着装置と呼ぶ)にも同様に適用可能である。
Claims (10)
- 定着回転体と、
前記定着回転体に対向し前記定着回転体と定着ニップ部を形成する対向回転体と、
前記定着回転体と前記対向回転体との当接状態と離間状態とを切り替える切替機構と、
前記定着回転体と前記対向回転体の少なくとも一方を駆動するための駆動力を伝達する駆動伝達機構と、
前記切替機構と前記駆動伝達機構とに共用され、第1の方向と前記第1の方向と逆方向である第2の方向とに回転可能な入力ギアと、
を有する定着装置であって、
前記切替機構は、
前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い第1のポジションに位置し、前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い前記第1のポジションと異なる第2のポジションに位置することが可能であり、前記入力ギアと連結して回転する第1の揺動ギアと、
前記第1の揺動ギアを回転可能に支持する第1の支持部材と、
前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い前記第1の揺動ギアと連結される一方、前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い前記第1の揺動ギアとの連結が解除される第1の出力ギアと、
前記第1の揺動ギアと前記第1の支持部材の少なくとも一方を前記第1の揺動ギアの回転軸線方向へ付勢する付勢部材と、
を有し、
前記駆動伝達機構は、
前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い第3のポジションに位置し、前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い前記第3のポジションと異なる第4のポジションに位置することが可能であり、前記入力ギアと連結して回転する第2の揺動ギアと、
前記第2の揺動ギアを回転可能に支持する第2の支持部材と、
前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い前記第2の揺動ギアと連結される一方、前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い前記第2の揺動ギアとの連結が解除される第2の出力ギアと、
前記第2の出力ギアと連結される駆動ギアと、
を有することを特徴とする定着装置。 - 前記第1の出力ギアは、複数のギアで構成される第1の負荷駆動列の最初のギアであり、前記第2の出力ギアは、複数のギアで構成される第2の負荷駆動列の最初のギアであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記入力ギアは、前記第1の方向と前記第2の方向とに回転可能な駆動源の軸と連結するギアであることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記第1の揺動ギアの回転軸となる軸を備える第1のフレームと、
前記第1のフレームに対向する第2のフレームと、
を有し、
前記第1の揺動ギアと前記第1の支持部材は、前記付勢部材により前記第1のフレームと前記第2のフレームのいずれかもしくはその両方に付勢されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記第1の支持部材は、前記第1のフレームの前記軸が挿入される孔部として、前記軸の断面積より大きい断面積の開口形状として長丸形状の孔部を備えることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 前記付勢部材は、前記回転軸線方向において前記第1の揺動ギアと前記第1の支持部材との間に設けられ、前記第1の支持部材は前記第1のフレームに付勢される一方、前記第1の揺動ギアは前記第2のフレームに付勢されることを特徴とする請求項4または5に記載の定着装置。
- 前記付勢部材は、前記第1の揺動ギアもしくは前記第1の支持部材と、前記第1のフレームもしくは前記第2のフレームとの間に設けられ、前記第1の揺動ギアと前記第1の支持部材が一体となった状態で前記第1のフレームもしくは前記第2のフレームに付勢されることを特徴とする請求項4または5に記載の定着装置。
- 前記第1の揺動ギアは段差を備え、前記入力ギアと前記第1の出力ギアは異なる高さ位置で前記第1の揺動ギアと連結することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記第2の揺動ギアと前記第2の支持部材の少なくとも一方を前記第2の揺動ギアの回転軸線方向へ付勢する第2の付勢部材を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の定着装置。
- 定着回転体と、
前記定着回転体に対向し前記定着回転体と定着ニップ部を形成する対向回転体と、
前記定着回転体と前記対向回転体との当接状態と離間状態とを切り替える切替機構と、
前記切替機構に用いられ、第1の方向と前記第1の方向と逆方向である第2の方向とに回転可能な入力ギアと、
を有する定着装置であって、
前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い第1のポジションに位置し、前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い前記第1のポジションと異なる第2のポジションに位置することが可能であり、前記入力ギアと連結して回転する揺動ギアと、
前記第1の揺動ギアを回転可能に支持する支持部材と、
前記入力ギアが前記第1の方向へ回転するのに伴い前記揺動ギアと連結される一方、前記入力ギアが前記第2の方向へ回転するのに伴い前記揺動ギアとの連結が解除される出力ギアと、
前記揺動ギアと前記支持部材の少なくとも一方を前記揺動ギアの回転軸線方向へ付勢する付勢部材と、
を有することを特徴とする定着装置。
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JP2014104286A Active JP6278831B2 (ja) | 2014-05-20 | 2014-05-20 | 定着装置 |
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