JP7059027B2 - 画像加熱装置 - Google Patents
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Description
記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の位置に位置する場合よりも前記加圧機構により前記第1の回転体と前記第2の回転体の間にかかる力が小さい第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であるカム軸を有する軸部と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び前記第2の軸受部を支持する第2の支持部であって、前記カム軸を回転可能に支持する前記第1の支持部及び前記第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接することにより前記カム軸の撓みを規制する規制部と、を有し、
前記カム軸は、前記長手方向と直交する断面が角張った部分を有する形状であり、
前記軸部は、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記規制部と当接する当接部材が、前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部の間の位置にて前記カム軸に設けられていることを特徴とする。
[画像形成装置]
図2は本実施例における画像形成装置を示すものであり、記録材(シート:以下、用紙又は紙と記す)Pの搬送方向に沿った概略構成断面図である。この画像形成装置Aは転写タイプの電子写真方式を用いた、タンデム型のデジタルカラー複写機(以下、単にコピー機という)である。用紙Pはトナー像が形成され得るものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート状のもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクター用などがある。
図4は定着装置40の外観斜視模式図、図5は定着装置の長手一端側(駆動側)の要部の斜視模式図、図6は同じく長手他端側(非駆動側)の要部の斜視模式図、図7は定着装置の要部の拡大横断面模式図である。
ベルト100は可撓性・耐熱性を有する薄肉のエンドレスベルト状の伝熱部材であり、熱容量を小さくしてクイックスタート性を向上させるために、肉厚を総厚150μm以下としたポリイミドフィルム、PEEKフィルム等の耐熱樹脂からなる。熱伝導率が高くなるように導電材を付与した樹脂層に重ねて熱伝導率の高いゴム材料の弾性層を形成し、表面にフッ素樹脂の離型層を形成して内径φ25mmの無端状に形成されている。
ヒータホルダ103は、ヒータ102を固定支持させたニップ形成部材である。ヒータホルダ103は横断面略半円弧状樋型で、ベルト100の長手方向(幅方向)に沿って長い耐熱性樹脂等の断熱性部材である。省エネルギーの観点から加圧ステイ104への熱伝導の少ない材料を用いるのが望ましく、例えば、耐熱ガラスや、ポリカーボネート、液晶ポリマー等の耐熱性樹脂が用いられる。
ヒータ102は通電により急峻に昇温する低熱容量の横長の板状発熱体であり、本実施例ではセラミックヒータである。このヒータ102は、細長薄板状の熱伝導が良好なAlN基板上にAg・Pdペーストを厚膜印刷し焼成することで発熱体を形成する。そして、発熱体の上に摺動絶縁部材として50~60μm程度の厚さのガラスコーティング層が一体となって設けられたセラミックヒータを構成する。本実施例においては、厚み600μmのAlN基板上に発熱抵抗層を形成させている。ヒータ102はヒータホルダ102の外面にホルダ長手に沿って形成されている溝部には嵌め込まれて保持されている。
加圧ステイ104は、ベルト100の幅方向に沿って長く、加圧ローラ101からの反力を受ける剛性部材であり、高い圧力を掛けられても撓みにくい材質であることが望ましい。本実施例においては横断面コの字形もしくはUの字形のSUS304の型材を用いている。加圧ステイ104は、ヒータホルダ104の内側に配設されてヒータホルダ104を支持する。
ベルト100は、上記のヒータホルダ103、ヒータ102、加圧ステイ104の組立体に対してルーズに外嵌(外挿)されている。加圧ステイ104の両端部104aはそれぞれベルト100の両端部の開口部から外方に突出している。その加圧ステイ104の両端部104aに対してそれぞれフランジ部材105A・105Bが嵌着されている。ベルト100はその嵌着されたフランジ部材105A・105Bの対向するフランジ部105a・105a間に位置している。フランジ部材105A・105Bはユニット110におけるベルト100の長手方向移動および周方向の形状を規制する規制部材である。
加圧ローラ101は、鉄、アルミ等の金属製の円柱状芯金101aを芯材とし、該芯金の外周側にスポンジやシリコーンゴムなど柔軟なゴム材料の弾性層101bと、表層には離型層101cとしてのPFA層を備えている。
加圧ローラ101の芯金101aの一端側には同心一体に駆動ギアG1が配設されている。このギアG1にCPU810(図12)で制御される定着モータ(駆動源)92の駆動力が定着駆動部90(図4)の駆動伝達機構部を介して伝達される。本実施例においては定着モータ92がCW方向である正転方向Yに駆動され、その正転駆動力が定着駆動部90の駆動伝達機構部を介してギアG1に伝達される。これにより、加圧ローラ101が駆動回転体として図7において矢印R101の時計方向に所定速度で回転駆動される。
定着フレーム115の一端側と他端側の側板116A・116Bの外側にはそれぞれ一端側と他端側の加圧機構118A・118Bが配設されている。この両加圧機構118A・118Bは対称構成の同一構造であるから、図5の一端側の加圧機構118Aを代表して説明する。
一端側と他端側の加圧機構118A・118Bによる加圧力の解除は加圧解除機構119によりなされる。本実施例において、加圧解除機構119は、一端側と他端側の加圧機構118A・118Bのそれぞれの加圧レバー112を揺動させるための一端側と他端側のカム(第1のカム部及び第2のカム部)120を有する。図4~6に示すように、一端側と他端側のカム120は、それぞれ、定着ベルト100の長手方向に関し側板116A・116Bの外側に設けられている。
図10は加圧解除動作制御、図11は圧接動作制御のフローチャートである。前記のように、加圧レバー112は、カム駆動部91により駆動されるカム120の回転動作により揺動回転されて加圧レバー112を押し上げることで、図9の(b)に示すように、ベルト100と加圧ローラ101を加圧解除させる。
カム120が加圧バネ113の付勢力に抗して加圧レバー112を押し上げることによりニップ部Nの加圧状態が解除される構成では、加圧解除状態のとき一端側と他端側のカム120には加圧レバー112を介して加圧バネ113の負荷がかかる。
以下では、このようなカム軸123の撓みを抑えるための構成の一例として、図を用いて詳細に説明する。
本実施例2について、図15、図16により説明する。実施例1と同様の構成については説明を省略する。
(1)図9の(b)のベルト100と加圧ローラ101との加圧解除状態はベルト100や加圧ローラ101に圧接痕が付かない加圧力であれば弱圧接触等の状態でも良い。即ち、カム120を含む加圧解除機構は、加圧解除状態において、ベルト100と加圧ローラ101を互いに離間させる構成としてもよい。また、圧接力を所定の弱圧(即ち、加圧機構によってニップ部にかかる力が定着処理するためのニップ部を形成するときよりも小さい力である状態)に変化させる構成としてもよい。
Claims (18)
- 記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、
前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の位置に位置する場合よりも前記加圧機構により前記第1の回転体と前記第2の回転体の間にかかる力が小さい第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であるカム軸を有する軸部と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び前記第2の軸受部を支持する第2の支持部であって、前記カム軸を回転可能に支持する前記第1の支持部及び前記第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接することにより前記カム軸の撓みを規制する規制部と、を有し、
前記カム軸は、前記長手方向と直交する断面が角張った部分を有する形状であり、
前記軸部は、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記規制部と当接する当接部材が、前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部の間の位置にて前記カム軸に設けられていることを特徴とする画像加熱装置。 - 前記当接部材は、前記カム軸と一体に回転することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
- 記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、
前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の位置に位置する場合よりも前記加圧機構により前記第1の回転体と前記第2の回転体の間にかかる力が小さい第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であるカム軸を有する軸部と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び前記第2の軸受部を支持する第2の支持部であって、前記カム軸を回転可能に支持する前記第1の支持部及び前記第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接することにより前記カム軸の撓みを規制する規制部と、を有し、
前記軸部は、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記規制部と当接する部分に樹脂製の摺動部材を備えることを特徴とする画像加熱装置。 - 前記規制部は、前記長手方向に関する中央部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の支持部及び前記第2の支持部は、前記第1の回転体を回転可能に支持することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記規制部は、前記長手方向に沿って設けられており、前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接する部分が前記軸部に向かって突出していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、
前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の回転体と前記第2の回転体が離間される第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であるカム軸を有する軸部と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び前記第2の軸受部を支持する第2の支持部であって、前記カム軸を回転可能に支持する前記第1の支持部及び前記第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接することにより前記カム軸の撓みを規制する規制部と、を有し、
前記カム軸は、前記長手方向と直交する断面が角張った部分を有する形状であり、
前記軸部は、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記規制部と当接する当接部材が、前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部の間の位置にて前記カム軸に設けられていることを特徴とする画像加熱装置。 - 前記当接部材は、前記カム軸と一体に回転することを特徴とする請求項7に記載の画像加熱装置。
- 記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、
前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の回転体と前記第2の回転体が離間される第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であるカム軸を有する軸部と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び前記第2の軸受部を支持する第2の支持部であって、前記カム軸を回転可能に支持する前記第1の支持部及び前記第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接することにより前記カム軸の撓みを規制する規制部と、を有し、
前記軸部は、前記加圧機構が前記第2の位置にあるとき前記規制部と当接する部分に樹脂製の摺動部材を備えることを特徴とする画像加熱装置。 - 前記規制部は、前記長手方向に関する中央部に設けられていることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の支持部及び前記第2の支持部は、前記第1の回転体を回転可能に支持することを特徴とする請求項7乃至10の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記規制部は、前記長手方向に沿って設けられており、前記第2の位置にあるとき前記軸部と当接する部分が前記軸部に向かって突出していることを特徴とする請求項7乃至11の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、
前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の位置に位置する場合よりも前記加圧機構により前記第1の回転体と前記第2の回転体の間にかかる力が小さい第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であって、前記長手方向と直交する断面が角張った部分を有する形状であるカム軸と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び前記第2の軸受部を支持する第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記カム軸の撓みを規制する第1の規制部材と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で前記カム軸に設けられ、前記第1の規制部材に近接することで前記加圧機構が前記第2の位置にあるときの前記カム軸の撓みを規制する第2の規制部材と、を有し、
前記第1の支持部及び前記第2の支持部は前記カム軸を回転可能に支持することを特徴とする画像加熱装置。 - 前記第2の規制部材は、前記カム軸と一体に回転することを特徴とする請求項13に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の規制部材は、前記長手方向に沿って設けられており、前記第2の規制部材と対向する部分が前記第2の規制部材に向かって突出していることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像加熱装置。
- 記録材上のトナー像を加熱するニップ部を形成する第1の回転体及び第2の回転体と、
前記第1の回転体の長手方向の両端部にて前記第1の回転体を前記第2の回転体に向けて加圧する加圧バネを有する加圧機構と、
前記長手方向の一端側に設けられた第1のカム部及び前記長手方向の他端側に設けられた第2のカム部であって、前記第1の回転体と前記第2の回転体により前記ニップ部が形成される第1の位置と、前記第1の位置での前記加圧バネによる付勢力に抗して移動された位置であって前記第1の回転体と前記第2の回転体が離間される第2の位置とに、前記加圧機構を位置させる前記第1のカム部及び前記第2のカム部と、
前記長手方向に沿って設けられた前記第1のカム部及び前記第2のカム部の回転軸であって、前記長手方向と直交する断面が角張った部分を有する形状であるカム軸と、
前記長手方向に関して前記第1のカム部と前記第2のカム部の間に位置し、前記カム軸を支持する第1の軸受部及び第2の軸受部と、
前記第1の軸受部を支持する第1の支持部及び第2の軸受部を支持する第2の支持部と、
前記カム軸を回転させる駆動機構と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で、前記カム軸の撓みを規制する第1の規制部材と、
前記長手方向に関して前記第1の軸受部と前記第2の軸受部との間の位置で前記カム軸に設けられ、前記第1の規制部材に近接することで前記加圧機構が前記第2の位置にあるときの前記カム軸の撓みを規制する第2の規制部材と、を有し、
前記第1の支持部及び前記第2の支持部は前記カム軸を回転可能に支持することを特徴とする画像加熱装置。 - 前記第2の規制部材は、前記カム軸と一体に回転することを特徴とする請求項16に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の規制部材は、前記長手方向に沿って設けられており、前記第2の規制部材と対向する部分が前記第2の規制部材に向かって突出していることを特徴とする請求項16又は17に記載の画像加熱装置。
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