JP3968722B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置に関し、特に、ギアとコイルバネとを有する画像形成装置に関する。
従来、ギア(プーリー)とコイルバネとを有する構造が画像形成装置などの種々の機器において使用されている(たとえば、特許文献1、特許文献2および特許文献3参照)。
上記特許文献1には、圧縮コイルバネの軸方向(ストラト方向)の圧縮荷重による抵抗(摩擦力)により、原動ギアを回りにくくすることによって、原動ギアに取り付けられた回動アームを回動させて揺動ギア(遊星歯車)を揺動させる構造が開示されている。
また、上記特許文献2には、ねじりコイルバネのねじり力と摩擦リングおよび玉軸受とを用いてプーリーが取り付けられたテンションア−ム(回動アーム)を回動させて一定の張力(テンション)を付与する構造が開示されている。
また、上記特許文献3には、インクリボン巻き取りギアとインクリボン巻き取りギアに噛み合わされる駆動ギアとに、圧縮コイルバネの軸方向の圧縮荷重を利用したトルクリミッタ機構を設けた画像形成装置(プリンタ)が開示されている。
また、従来、画像形成装置の一例として、熱転写プリンタが知られている。図10は、従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図11は、図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。図12〜図15は、図10に示した熱転写プリンタの構造の詳細を説明するための図である。図10〜図15を参照して、従来の一例による熱転写プリンタの構造について説明する。
従来の熱転写プリンタは、図10、図11および図15に示すように、一方側面101aと他方側面101bとを有するコの字形状の金属製のシャーシ101と、用紙を送るための金属製の送りローラ102と、送りローラ102に所定の押圧力で接触する金属製の押さえローラ103と、送りローラ102の両端を回転可能に支持する送りローラ軸受104と、押さえローラ103の両端を回転可能に支持する押さえローラ軸受105と、押さえローラ軸受105を支持する金属製の軸受支持板106と、印字を行うためのサーマルヘッド107と、モータブラケット108と、モータブラケット108に取り付けられたモータ109と、モータ109に取り付けられたモータギア110(図11参照)と、中間ギア111および112と、中間ギア112に噛み合わされた送りローラギア113と、送りローラギア113に回動可能に取り付けられ、揺動ギア支持軸114aを有する樹脂製の回動アーム114(図15参照)と、回動アーム114を所定の押圧力で押圧する圧縮コイルバネ115(図15参照)と、フェルト116および117と、揺動ギア支持軸114aに回転可能に支持されるとともに送りローラギア113に噛み合わされる揺動ギア118と、揺動ギア118が抜けるのを防止するための抜け止めワッシャ119と、印画時のみ揺動ギア118が噛み合わされるインクシート巻き取りギア120(図11参照)と、中間ギア121〜125と、給排紙ローラギア126と、給排紙ローラ軸127(図10参照)と、給排紙ローラ軸127に取り付けられた給排紙ローラ128とを備えている。
また、図10に示すように、シャーシ101の一方側面101aには、モータブラケッ
ト108が取り付けられている。また、シャーシ101の一方側面101aには、回動アーム114の当接部114c(図12参照)と当接することによって、回動アーム114の一定量以上の回動を規制する長孔状の規制部101c(図11参照)が設けられている。また、図10に示すように、シャーシ101の他方側面101bには、インクシートケース(図示せず)を挿入するインクシートケース挿入孔101dが設けられている。また、シャーシ101の一方側面101aには、給排紙ローラ軸127の一方端を回転可能に支持するための給排紙ローラ軸受部101eが設けられている。また、シャーシ101の他方側面101bには、給排紙ローラ軸127の他方端を回転可能に支持するための給排紙ローラ軸受部101fが設けられている。
また、送りローラ102には、送りローラギア113に挿入されるギア挿入部102a(図11参照)が設けられている。また、図10に示すように、サーマルヘッド107は、シャーシ101の一方側面101aおよび他方側面101bの内側に回動可能に取り付けられている。また、プラテンローラ(図示せず)が、サーマルヘッド107に対向するように、サーマルヘッド107の下方に配置されている。また、モータブラケット108には、送りローラ102とインクシート巻き取り部材(図示せず)と給排紙ローラ128とを駆動するための駆動源としての機能を有するモータ109が取り付けられている。
また、図12〜図15に示すように、送りローラギア113には、揺動ギア118の小径ギア部118aに噛み合わされる送りローラギア部113aと、送りローラ102のギア挿入部102aが圧入されるD形状の取付孔113bとが設けられている。また、回動アーム114には、図15に示すように、揺動ギア118の揺動ギア軸受部118cを回転可能に支持する揺動ギア支持軸114aと、送りローラ102が回転可能に挿入される回動アーム孔114bと、シャーシ101の長孔状の規制部101c(図11参照)に嵌め込まれることにより回動アーム114の回動量を規制するためのボス部114c(図12参照)とが設けられている。この回動アーム114の揺動ギア支持軸114aの上部には、抜け止めワッシャ119を取り付けるための溝が設けられている。
また、圧縮コイルバネ115は、図15に示すように、フェルト116およびフェルト117を介して、回動アーム114および揺動ギア118をスラスト方向(軸方向)に押圧することにより、揺動ギア118を回転しにくくしている。これにより、送りローラギア113が回転した際に、揺動ギア118が送りローラギア113の回転方向に移動されるので、揺動ギア118が取り付けられた回動アーム114が回動される。また、図14に示すように、フェルト116およびフェルト117は、回動アーム114および揺動ギア118がコイルバネ115に直接接触することを防止するために設けられている。これにより、回動アーム114の上面および揺動ギア118の下面に磨耗が発生することを防止することが可能になる。
また、図15に示すように、揺動ギア118には、送りローラギア113に噛み合わされる小径ギア部118aと、インクシート巻き取りギア120(図11参照)に噛み合わされる大径ギア部118bと、回動アーム114の揺動ギア支持軸114aが挿入される揺動ギア軸受部118cとが設けられている。また、揺動ギア118が脱落するのを防止するための、抜け止めワッシャ119が、回動アーム114の揺動ギア支持軸114aの先端に取り付けられている。
次に、図10および図11を参照して、熱転写プリンタの用紙の送り動作について説明する。まず、給紙時には、図10および図11に示すように、モータ109が駆動するのに伴ってモータ109に取り付けられたモータギア110(図11参照)が図11の矢印E方向に回転し、中間ギア111および中間ギア112を介して、送りローラギア113が図11の矢印F方向に回転する。これにより、送りローラ102は、図10に示すよう
に、用紙(図示せず)を図10の矢印C方向に搬送する。この時、回動アーム114は、図11の矢印H方向に回動しているので、回動アーム114に取り付けられた揺動ギア118はインクシート巻き取りギア120に噛合していない。このため、インクシート巻き取りギア120は回転しない。また、モータ109とは別個に設けられた図示しないモータの駆動によって、サーマルヘッド107は、図10に示すように、用紙より離れる方向(図10の矢印A方向)に回動する。また、給排紙ローラギア126は、送りローラギア113の図11の矢印F方向の回転に伴って、中間ギア121〜125を介して、図11の矢印I方向に回転する。これにより、給排紙ローラ128が用紙(図示せず)を図10の矢印C方向に搬送する。
また、排紙時(印画時)には、図10および図11に示すように、モータ109が駆動するのに伴ってモータ109に取り付けられたモータギア110(図11参照)が図11の矢印J方向に回転し、中間ギア111および中間ギア112を介して、送りローラギア113が図11の矢印K方向に回転する。これにより、送りローラ102は、図10に示すように、用紙(図示せず)を図10の矢印D方向に搬送する。この時、回動アーム114は図11の矢印M方向に回動しており、揺動ギア118の大径ギア部118bはインクシート巻き取りギア120に噛み合わされる。これにより、インクシート(図示せず)を巻き取るためのインクシ−ト巻き取り部材(図示せず)が回転される。また、モータ109とは別個に設けられた図示しないモータの駆動によって、サーマルヘッド107は、図10に示すように、インクシート(図示せず)と用紙(図示せず)とを押圧する方向(図10の矢印B方向)に回動する。これにより、用紙に対する印字が行われる。また、給排紙ローラギア126は、送りローラギア113の図11の矢印K方向の回転に伴って、中間ギア121〜125を介して、図11の矢印O方向に回転する。これにより、給排紙ローラ128が用紙(図示せず)を図10の矢印D方向に搬送する。
特開2001−208162号公報 実開平5−32856号公報 特開平7−276735号公報
図10〜図15に示した従来の熱転写プリンタでは、圧縮コイルバネ115の軸方向(スラスト方向)の荷重による抵抗(摩擦力)により、回動アーム114を回動させるように構成しているため、揺動ギア118が抜けるのを防止するための抜け止めワッシャ119と、回動アーム114および揺動ギア118の磨耗を防ぐフェルト116およびフェルト117とが必要になるという不都合が生じる。これにより、部品点数が多くなるという問題点があった。また、回動アーム114の揺動ギア支持軸114aに、抜け止めワッシャ119を取り付けるための溝加工を行う必要があるという不都合が生じる。これにより、組立工数が増加するという問題点もあった。
また、上記特許文献1に開示された構造では、図10〜図15に示した構造と同様、圧縮コイルバネの軸方向(スラスト方向)の荷重により回動アームを回動させているため、ギアが抜けるのを防止するための抜け止めワッシャや、抜け止めワッシャを取り付けるための溝加工が必要になるという不都合が生じる。これにより、部品点数が多くなるとともに、組立工数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献2に開示された構造では、テンションアーム(回動アーム)を回動するために、ねじりコイルバネに加えて、摩擦リングおよび玉軸受が必要になるという不都合があった。これにより、部品点数が多くなるとともに、組立工数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献3に開示された画像形成装置では、圧縮コイルバネの軸方向の荷重を発生させるため、トルクリミッタが抜けるのを防止するための抜け止めワッシャや、抜け止めワッシャを取り付けるための溝加工がトルクリミッタの軸に必要になるという不都合が生じる。これにより、部品点数が多くなるとともに、組立工数が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品点数および組立工数を増加させることなく、コイルバネを用いて、回動アームを回動することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の第1の局面による画像形成装置は、正逆回転可能な送りローラギアと、送りローラギアに噛み合わされる揺動ギアと、送りローラギアに回動可能に取り付けられ、揺動ギアを回転可能に支持する軸部が設けられた回動アームとを備えた画像形成装置において、長孔状の規制部が形成された側面を含むシャーシをさらに備え、揺動ギアは、コイルバネの内周面を所定の押圧力で接触した状態で保持する第1バネ保持部を含み、回動アームは、コイルバネの外周面を所定の押圧力で接触した状態で保持する第2バネ保持部を含み、かつ、シャーシの側面側に突出する当接部が一体的に設けられており、当接部が長孔状の規制部に配置されることにより、所定の回動角度範囲内において回動可能に構成され、揺動ギアの第1バネ保持部は、コイルバネの内周面に所定の押圧力で接触する円状の外周面を有する凸部を含み、回動アームの第2バネ保持部は、コイルバネの外周面に所定の押圧力で接触する円状の内周面を有する凹部を含み、回動アームの凹部は、溝状に形成されており、揺動ギアは、送りローラギアに噛み合わされる小径ギア部と、送りローラギアが所定の方向に回転した場合に、回動アームの所定の回動位置でインクシート巻き取りギアに噛み合わされる大径ギア部とをさらに含み、揺動ギアの大径ギア部は、送りローラギアと回動アームとの間に挟み込まれるように配置されている
この第1の局面による画像形成装置では、上記のように、揺動ギアに、コイルバネの内周面を所定の押圧力で接触した状態で保持する第1バネ保持部を設けるとともに、回動アームに、コイルバネの外周面を所定の押圧力で接触した状態で保持する第2バネ保持部を設けることによって、コイルバネの内周面および外周面と、第1バネ保持部および第2バネ保持部との間で周方向の摺動抵抗(摩擦力)を発生させることができる。この周方向の摺動抵抗により、揺動ギアが回動アームに対して回転しにくくなることにより、送りローラギアが回転した場合に、容易に、揺動ギアが送りローラギアの回転方向に移動されるので揺動ギアが取り付けられた回動アームを回動させることができる。このように、周方向の摺動抵抗により回動アームを回動させることができるので、圧縮コイルバネのスラスト方向(軸方向)の荷重により、揺動ギアを回りにくくして回動アームを回動させる場合と異なり、揺動ギアが軸方向に外れるという不都合が生じない。これにより、軸方向の抜け止めワッシャや軸方向の抜け止めワッシャを取り付けるための溝加工が不要になるので、その分、部品点数を削減することができるとともに組立工数を削減することができる。また、揺動ギアの第1バネ保持部に、コイルバネの内周面に所定の押圧力で接触する円状の外周面を有する凸部を設けるとともに、回動アームの第2バネ保持部に、コイルバネの外周面に所定の押圧力で接触する円状の内周面を有する凹部を設けることによって、揺動ギアが、回動アームに対して、コイルバネの巻方向の逆に回転する場合には、コイルバネの径が拡がるので、揺動ギアの第1バネ保持部の凸部の円状の外周面とコイルバネの内周面との押圧力が減少する。これにより、揺動ギアが回動アームに対してコイルバネの巻方向の逆に回転する場合は、揺動ギアとコイルバネとの周方向の摺動抵抗を軽減することができるので、揺動ギアは、コイルバネに対して、滑らかに回転することができる。また、揺動ギアが、回動アームに対して、コイルバネの巻方向に回転する場合には、コイルバネの径が狭まるので、回動アームの第2バネ保持部の凹部の円状の内周面とコイルバネの外周面との押圧力が減少する。これにより、揺動ギアが回動アームに対してコイルバネの巻方向に回転する場合は、回動アームとコイルバネとの周方向の摺動抵抗を軽減することができるので、コイルバネは、回動アームに対して、滑らかに回転することができる。その結果、揺動ギアも、回動アームに対して、コイルバネと一体的に滑らかに回転することがで
きる。また、回動アームの凹部を溝状に形成することにより、溝内にコイルバネを嵌め込むことによって、容易に、コイルバネの外周面を所定の押圧力で、溝の内周面に接触させることができるので、容易に、周方向の摺動抵抗を発生させることができる。また、揺動ギアを、送りローラギアが所定の方向に回転した場合に、回動アームの所定の回動位置でインクシート巻き取りギアに噛み合わせることによって、容易に、送りローラギアが所定の方向に回転している時のみ、揺動ギアによりインクシート巻き取りギアを回転させることができる。
この発明の第2の局面による画像形成装置は、長孔状の規制部が形成された側面を含むシャーシと、正逆回転可能な原動ギアと、原動ギアに噛み合わされる従動ギアと、原動ギアに回動可能に取り付けられ、従動ギアを回転可能に支持する軸部と、シャーシの側面側に突出する当接部と一体的に設けられた回動アームとを備え、従動ギアは、コイルバネの内周面および外周面の一方を所定の押圧力で接触した状態で保持する第1バネ保持部を
含み、回動アームは、コイルバネの内周面および外周面の他方を所定の押圧力で接触した状態で保持する第2バネ保持部を含み、かつ、当接部が長孔状の規制部に配置されることにより、所定の回動角度範囲内において回動可能に構成されている
この第2の局面による画像形成装置では、上記のように、従動ギアに、コイルバネの内周面および外周面の一方を所定の押圧力で接触した状態で保持する第1バネ保持部を設けるとともに、回動アームに、コイルバネの内周面および外周面の他方を所定の押圧力で接触した状態で保持する第2バネ保持部を設けることによって、コイルバネの内周面および外周面と、第1バネ保持部および第2バネ保持部との間で周方向の摺動抵抗を発生させることができる。この周方向の摺動抵抗により、従動ギアが回動アームに対して回転しにくくなることにより、原動ギアが回転した場合に、容易に、従動ギアが原動ギアの回転方向に移動されるので従動ギアが取り付けられた回動アームを回動させることができる。このように、周方向の摺動抵抗により回動アームを回動させることができるので、圧縮コイルバネのスラスト方向(軸方向)の荷重により、従動ギアを回りにくくして回動アームを回動させる場合と異なり、従動ギアが軸方向に外れるという不都合が生じない。これにより、軸方向の抜け止めワッシャや軸方向の抜け止めワッシャを取り付けるための溝加工が不要になるので、その分、部品点数を削減することができるとともに組立工数を削減することができる。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、従動ギアの第1バネ保持部は、コイルバネの内周面に所定の押圧力で接触する円状の外周面を有する凸部を含み、回動アームの第2バネ保持部は、コイルバネの外周面に所定の押圧力で接触する円状の内周面を有する凹部を含む。このように構成すれば、従動ギアが、回動アームに対して、コイルバネの巻方向の逆に回転する場合には、コイルバネの径が拡がるので、従動ギアの第1バネ保持部の凸部の円状の外周面とコイルバネの内周面との押圧力が減少する。これにより、従動ギアが回動アームに対してコイルバネの巻方向の逆に回転する場合は、従動ギアとコイルバネとの周方向の摺動抵抗を軽減することができるので、従動ギアは、コイルバネに対して、滑らかに回転することができる。また、従動ギアが、回動アームに対して、コイルバネの巻方向に回転する場合には、コイルバネの径が狭まるので、回動アームの第2バネ保持部の凹部の円状の内周面とコイルバネの外周面との押圧力が減少する。これにより、従動ギアが回動アームに対してコイルバネの巻方向に回転する場合は、回動アームとコイルバネとの周方向の摺動抵抗を軽減することができるので、コイルバネは、回動アームに対して、滑らかに回転することができる。その結果、従動ギアも、回動アームに対して、コイルバネと一体的に滑らかに回転することができる。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、回動アームの凹部は、溝状に形成されている。このように構成すれば、溝内にコイルバネを嵌め込むことにより、容易に、コイルバネの外周面を所定の押圧力で、溝の内周面に接触させることができるので、容易に、周方向の摺動抵抗を発生させることができる。
この第2の局面による画像形成装置において、好ましくは、従動ギアは、原動ギアが所定の方向に回転した場合に、回動アームの所定の回動位置でインクシート巻き取りギアに噛み合わされる。このように構成すれば、容易に、原動ギアが所定の方向に回転している時のみ、従動ギアによりインクシート巻き取りギアを回転させることができる。また、この場合において、好ましくは、従動ギアは、原動ギアに噛み合わされる小径ギア部と、原動ギアが所定の方向に回転した場合に、回動アームの所定の回動位置でインクシート巻き取りギアに噛み合わされる大径ギア部とをさらに含み、従動ギアの大径ギア部は、原動ギアと回動アームとの間に挟み込まれるように配置されている。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。図3〜図8は、図1に示した熱転写プリンタの構造の詳細を説明するための図である。図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの構造について説明する。なお、本実施形態では、本発明を画像形成装置の一例としての熱転写プリンタに適用した例について説明する。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタは、図1、図2および図7に示すように、一方側面1aと他方側面1bとを有するコの字形状の金属製のシャーシ1と、用紙を送るための金属製の送りローラ2と、送りローラ2に所定の押圧力で接触する金属製の押さえローラ3と、送りローラ2の両端を回転可能に支持する送りローラ軸受4と、押さえローラ3の両端を回転可能に支持する押さえローラ軸受5と、押さえローラ軸受5を支持する金属製の軸受支持板6と、印字を行うためのサーマルヘッド7と、モータブラケット8と、モータブラケット8に取り付けられたモータ9と、モータ9に取り付けられたモータギア10(図2参照)と、中間ギア11および12と、中間ギア12に噛み合わされた送りローラギア13と、送りローラギア13に回動可能に取り付けられ、揺動ギア支持軸14aを有する樹脂製の回動アーム14と、回動アーム14に取り付けられるコイルバネ15(図7参照)と、回動アーム14の揺動ギア支持軸14aに回転可能に支持されるとともに送りローラギア13に噛み合わされる揺動ギア16と、印画時のみ揺動ギア16が噛み合わされるインクシート巻き取りギア17(図2参照)と、中間ギア18〜22と、給排紙ローラギア23と、給排紙ローラギア23に伴って回転する給排紙ローラ軸24(図1参照)と、給排紙ローラ軸24に取り付けられたゴム製の給排紙ローラ25とを備えている。なお、送りローラギア13は、本発明の「原動ギア」および「送りローラギア」の一例である。また、揺動ギア支持軸14aは、本発明の「軸部」の一例である。また、揺動ギア16は本発明の「従動ギア」および「揺動ギア」の一例である。
また、図1に示すように、シャーシ1の一方側面1aには、上記したモータブラケット8が取り付けられている。また、シャーシ1の一方側面1aには、回動アーム14の当接部14e(図3参照)と当接することによって、回動アーム14の一定以上の回動を規制する長孔状の規制部1c(図2参照)が設けられている。また、図1に示すように、シャーシ1の他方側面1bには、インクシートケース(図示せず)を挿入するインクシートケース挿入孔1dが設けられている。また、シャーシ1の一方側面1aには、給排紙ローラ軸24の一方端を回転可能に支持するための給排紙ローラ軸受部1eが設けられている。また、シャーシ1の他方側面1bには、給排紙ローラ軸24の他方端を回転可能に支持するための給排紙ローラ軸受部1fが設けられている。
また、図7に示すように、送りローラ2には、送りローラギア13に取り付けられるギア挿入部2aが設けられている。また、図1に示すように、サーマルヘッド7は、シャーシ1の一方側面1aおよび他方側面1bの内側に回動可能に取り付けられている。また、プラテンローラ(図示せず)が、サーマルヘッド7に対向するように、サーマルヘッド107の下方に配置されている。また、モータブラケット8には、送りローラ2とインクシ
ート巻き取り部材(図示せず)と給排紙ローラ25とを駆動するための駆動源としての機能を有するモータ9が取り付けられている。
ここで、本実施形態では、図2〜図8に示すように、送りローラギア13には、揺動ギア16の小径ギア部16aに噛み合わされる送りローラギア部13a(図6参照)と、送りローラ2のギア挿入部2aが圧入されるD形状の取付孔13bとが設けられている。また、回動アーム14には、揺動ギア16の揺動ギア軸受部16dを回転可能に支持する上記した揺動ギア支持軸14aと、送りローラギア2が回転可能に挿入される回動アーム孔14bと、コイルバネ15の外周面15bを、所定の押圧力で接触した状態で保持する円状の内周面を有する溝形状の保持部14cと、揺動ギア16側に突出した中央部14dと、シャーシ1の長孔状の規制部1c(図2参照)に嵌め込まれることにより回動アーム14の回動を規制するためのボス部14e(図3参照)とが設けられている。なお、保持部14cは、本発明の「第2バネ保持部」の一例である。
また、揺動ギア16(図6参照)には、送りローラギア13に噛み合わされる小径ギア部16aと、インクシート巻き取りギア17(図2参照)に噛み合わされる大径ギア部16bと、コイルバネ15の内周面15aを、所定の押圧力で接触した状態で保持する円状の外周面を有する保持部16cと、回動アーム14(図6参照)の揺動ギア支持軸14aが挿入される揺動ギア軸受部16dとが設けられている。なお、保持部16cは、本発明の「第1バネ保持部」の一例である。
また、本実施形態では、コイルバネ15(図7参照)は、右巻きに巻かれている。このコイルバネ15は、揺動ギア16の保持部16c(図8参照)に所定の押圧力で接触する内周面15aと、回動アーム14の保持部14c(図7参照)に所定の押圧力で接触する外周面15bとを有する。これにより、コイルバネ15を介して揺動ギア16と回動アーム14との間に周方向の摺動抵抗が発生することにより、揺動ギア16が回転しにくくしなる。このため、送りローラギア13が回転した際に、揺動ギア16が送りローラギア13の回転方向に移動されるので、揺動ギア16が取り付けられた回動アーム14が回動される。
また、コイルバネ15は、図7および図8に示すように、揺動ギア16が回動アーム14に対して右回り(図8の矢印G方向)に回転した時には、コイルバネ15の内径および外径が小さくなるため、回動アーム14の保持部14cとコイルバネ15の外周面15bとの周方向の摺動抵抗が軽減されるとともに、揺動ギア16の保持部16cとコイルバネ15の内周面15aとの周方向の摺動抵抗が増加する。また、コイルバネ15は、揺動ギア16が回動アーム14に対して左回り(図8の矢印L方向)に回転した時には、コイルバネ15の内径および外径が大きくなるため、揺動ギア14の保持部14cとコイルバネ15の外周面15bとの摺動抵抗が増加するとともに、揺動ギア16の保持部16cとコイルバネ15の内周面15aとの摺動抵抗が軽減される。
次に、図10および図11を参照して、給紙時の熱転写プリンタの用紙の送り動作について説明する。まず、給紙時には、図1および図2に示すように、モータ9が駆動するのに伴ってモータ9に取り付けられたモータギア10が図2の矢印E方向に回転し、中間ギア11および中間ギア12を介して、送りローラギア13が図2の矢印F方向に回転する。これにより、図1に示すように、送りローラ2は用紙(図示せず)を図1の矢印C方向に搬送する。この時、回動アーム14は、図2の矢印H方向に回動しているので、回動アーム14に取り付けられた揺動ギア16はインクシート巻き取りギア17に噛合していない。このため、インクシート巻き取りギア17は回転しない。また、モータ9とは別個に設けられた図示しないモータの駆動によって、サーマルヘッド7は、図1に示すように、用紙(図示せず)より離れる方向(図1の矢印A方向)に回動する。また、給排紙ローラ
ギア23は、送りローラギア13の図2の矢印F方向の回転に伴って、中間ギア18〜22を介して、図2の矢印I方向に回転する。これにより、給排紙ローラ25が用紙(図示せず)を図1の矢印C方向に搬送する。
また、排紙時(印画時)には、図1および図2に示すように、モータ9が駆動するのに伴ってモータ9に取り付けられたモータギア10が図2の矢印J方向に回転し、中間ギア11および中間ギア12を介して、送りローラギア13が図2の矢印K方向に回転する。これにより、図1に示すように、送りローラ2は用紙(図示せず)を図1の矢印D方向に搬送する。この時、回動アーム14は、図2の矢印M方向に回動しており、揺動ギア16の大径ギア部16bはインクシート巻き取りギア17に噛み合わされる。これにより、インクシート(図示せず)を巻き取るためのインクシ−ト巻き取り部材(図示せず)が回転される。また、モータ9とは別個に設けられた図示しないモータの駆動によって、サーマルヘッド7は、図1に示すように、インクシート(図示せず)と用紙(図示せず)とを押圧する方向(図1の矢印B方向)に回動する。これにより、用紙に対する印字が行われる。
また、給排紙ローラギア23は、送りローラギア13の図2の矢印K方向の回転に伴って、中間ギア18〜22を介して、図2の矢印O方向に回転する。これにより、給排紙ローラ25が用紙(図示せず)を図1の矢印D方向に搬送する。
本実施形態では、上記のように、揺動ギア16に、コイルバネ15の内周面15aを所定の押圧力で接触した状態で保持する保持部16cを設けるとともに、回動アーム14に、コイルバネ15の外周面15bを所定の押圧力で接触した状態で保持する保持部14cを設けることによって、コイルバネ15の内周面15aおよび外周面15bと、保持部16cおよび保持部14cとの間で周方向の摺動抵抗を発生させることができる。この周方向の摺動抵抗により、揺動ギア16が回動アーム14に対して回転しにくくなることにより、送りローラギア13が回転した場合に、容易に、揺動ギア16が送りローラギア13の回転方向に移動されるので揺動ギア16が取り付けられた回動アーム14を回動させることができる。このように、周方向の摺動抵抗により回動アーム14を回動させることができるので、圧縮コイルバネのスラスト方向(軸方向)の荷重により、揺動ギア16を回りにくくして回動アーム14を回動させる従来の場合と異なり、揺動ギア16が軸方向に外れるという不都合が生じない。これにより、軸方向の抜け止めワッシャや軸方向の抜け止めワッシャを取り付けるための溝加工が不要になるので、その分、部品点数を削減することができるとともに組立工数を削減することができる。
また、本実施形態では、揺動ギア16の保持部16cに、コイルバネ15の内周面15aに所定の押圧力で接触する円状の外周面を有する凸部を設けるとともに、回動アーム14の保持部14cに、コイルバネ15の外周面15bに所定の押圧力で接触する円状の内周面を有する凹部を設けることによって、揺動ギア16が、回動アーム14に対して、コイルバネ15の巻方向の逆に回転する場合には、コイルバネ15の径(内径および外径)が大きくなるので、揺動ギア16の保持部16cの凸部の円状の外周面とコイルバネ15の内周面15aとの押圧力が減少する。これにより、揺動ギア16が回動アーム14に対してコイルバネ15の巻方向(右巻き)の逆に回転する場合は、揺動ギア16とコイルバネ15との周方向の摺動抵抗を軽減することができるので、揺動ギア16は、コイルバネ15に対して、滑らかに回転することができる。また、揺動ギア16が、回動アーム14に対して、コイルバネ15の巻方向(右巻き)に回転する場合には、コイルバネ15の径(内径および外径)が小さくなるので、回動アーム14の保持部14cの凹部の円状の内周面とコイルバネ15の外周面15bとの押圧力が減少する。これにより、揺動ギア16が回動アーム14に対してコイルバネ15の巻方向(右巻き)に回転する場合は、回動アーム14とコイルバネ15との周方向の摺動抵抗を軽減することができるので、コイルバ
ネ15は、回動アーム14に対して、滑らかに回転することができる。その結果、揺動ギア16も、回動アーム14に対して、コイルバネ15と一体的に滑らかに回転することができる。
また、本実施形態では、回動アーム14の凹部を溝状に形成することによって、溝内にコイルバネ15を嵌め込むことにより、容易に、コイルバネ15の外周面15bを所定の押圧力で、溝の内周面に接触させることができるので、容易に、周方向の摺動抵抗を発生させることができる。
また、本実施形態では、送りローラギア13が図2の矢印K方向に回転した場合に、揺動ギア16を回動アーム14の所定の回動位置で、インクシート巻き取りギア17に噛み合わせることによって、容易に、送りローラギア13が図2の矢印K方向に回転している時のみ、揺動ギア16によりインクシート巻き取りギア17を回転させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例として熱転写プリンタを示したが、本発明はこれに限らず、回動アームを有する画像形成装置であれば、熱転写プリンタ以外の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、揺動ギア16の円状の外周面を有する保持部16cによりコイルバネ15の内周面を保持するとともに、回動アーム14の円状の内周面を有する保持部14cによりコイルバネ15の外周面を保持する例を示したが、本発明はこれに限らず、図9に示す変形例のように、揺動ギア16に、コイルバネ15の外周面を所定の押圧力で接触した状態で保持可能な、円状の内周面を有する保持部16eを設けるとともに、回動アーム14に、コイルバネ15の内周面を所定の押圧力で接触した状態で保持可能な、円状の外周面を有する14eを設けるようにしてもよい。このように構成しても、上記実施形態と同様に、周方向の摺動抵抗により揺動ギア16が回動アーム14に対して回転しにくくなることにより、送りローラギア13が回転した場合には、揺動ギア14が送りローラギア13の回転方向に移動されるので、揺動ギア16が取り付けられた回動アーム14を回動させることができる。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した正面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した側面図である。 図4の100−100の線に沿った断面図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギア、コイルバネおよび回動アームを示した分解斜視図である。 図1に示した一実施形態による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギア、コイルバネおよび回動アームを示した分解斜視図である。 図1に示した一実施形態の変形例による送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した断面図である。 従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタのモータおよび各ギアを示した正面図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した斜視図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した正面図である。 図10に示した従来の一例による熱転写プリンタの送りローラギア、揺動ギアおよび回動アームを示した側面図である。 図13の200−200の線に沿った断面図である。
符号の説明
13 送りローラギア(原動ギア)
14 回動アーム
14c 保持部(第2バネ保持部)
15 コイルバネ
15a 内周面
15b 外周面
16 揺動ギア(従動ギア)
16c 保持部(第1バネ保持部)
17 インクシート巻き取りギア

Claims (6)

  1. 正逆回転可能な送りローラギアと、前記送りローラギアに噛み合わされる揺動ギアと、前記送りローラギアに回動可能に取り付けられ、前記揺動ギアを回転可能に支持する軸部が設けられた回動アームとを備えた画像形成装置において、
    長孔状の規制部が形成された側面を含むシャーシをさらに備え、
    前記揺動ギアは、コイルバネの内周面を所定の押圧力で接触した状態で保持する第1バネ保持部を含み、
    前記回動アームは、前記コイルバネの外周面を所定の押圧力で接触した状態で保持する第2バネ保持部を含み、かつ、前記シャーシの側面側に突出する当接部が一体的に設けられており、前記当接部が前記長孔状の規制部に配置されることにより、所定の回動角度範囲内において回動可能に構成され、
    前記揺動ギアの第1バネ保持部は、前記コイルバネの内周面に所定の押圧力で接触する円状の外周面を有する凸部を含み、
    前記回動アームの第2バネ保持部は、前記コイルバネの外周面に所定の押圧力で接触する円状の内周面を有する凹部を含み、
    前記回動アームの凹部は、溝状に形成されており、
    前記揺動ギアは、前記送りローラギアに噛み合わされる小径ギア部と、前記送りローラギアが所定の方向に回転した場合に、前記回動アームの所定の回動位置でインクシート巻き取りギアに噛み合わされる大径ギア部とをさらに含み、
    前記揺動ギアの大径ギア部は、前記送りローラギアと前記回動アームとの間に挟み込まれるように配置されている、画像形成装置。
  2. 長孔状の規制部が形成された側面を含むシャーシと、
    正逆回転可能な原動ギアと、
    前記原動ギアに噛み合わされる従動ギアと、
    前記原動ギアに回動可能に取り付けられ、前記従動ギアを回転可能に支持する軸部と、前記シャーシの側面側に突出する当接部と一体的に設けられた回動アームとを備え、
    前記従動ギアは、コイルバネの内周面および外周面の一方を所定の押圧力で接触した状態で保持する第1バネ保持部を含み、
    前記回動アームは、前記コイルバネの内周面および外周面の他方を所定の押圧力で接触した状態で保持する第2バネ保持部を含み、かつ、前記当接部が前記長孔状の規制部に配置されることにより、所定の回動角度範囲内において回動可能に構成されている、画像形成装置。
  3. 前記従動ギアの第1バネ保持部は、前記コイルバネの内周面に所定の押圧力で接触する円状の外周面を有する凸部を含み、
    前記回動アームの第2バネ保持部は、前記コイルバネの外周面に所定の押圧力で接触する円状の内周面を有する凹部を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回動アームの凹部は、溝状に形成されている、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記従動ギアは、前記原動ギアが所定の方向に回転した場合に、前記回動アームの所定の回動位置でインクシート巻き取りギアに噛み合わされる、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記従動ギアは、前記原動ギアに噛み合わされる小径ギア部と、前記原動ギアが所定の方向に回転した場合に、前記回動アームの所定の回動位置で前記インクシート巻き取りギアに噛み合わされる大径ギア部とをさらに含み、
    前記従動ギアの大径ギア部は、前記原動ギアと前記回動アームとの間に挟み込まれるように配置されている、請求項5に記載の画像形成装置。
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