JPH02163783A - 定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は静電写真プロセスを利用した画像形成装置に用
いる定着装置に関するものである。

［従来の技術］ 画像担持体表面に形成したトナー像をシート材に転写し
た後、シート材に該トナー像を定着させるために画像形
成装置に設けられている定着装置は、従来第６図のよう
に所定温度に加熱されたヒートローラーと１つの加熱ロ
ーラーを一定の圧により圧接して、両ローラーの間を転
写材が通過して定着させるように構成していた。

［発明が解決しようとしている問題点］しかしながら、
上記従来例で記した定着装置は１組のローラ一対による
構成であるためにそのローラ一対の圧接力を決定する際
１例えば定着性の悪いシート材を基準にして圧接力を決
定したりするので、圧接力が強くなる方向であった。そ
のために側部のような特殊紙に画像を定着させたとき、
封筒にシワが発生してしまうような欠点があった。また
逆に封筒等にシワを発生させないように圧接力を決定す
れば定着性が悪いシート材が生じてしまう危険性がある
。

さらに１組のローラ一対が常に圧接され定着作用を行な
うために、定着装置自体の寿命を短くしてしまい定着装
置の交換サイクルを速める結果になり、ユーザーに対し
て不便を生じやすいという欠点があった。

［問題点を解決するための手段及び作用］本発明によれ
ば、定着装置において１つのヒートローラーに対して複
数の加圧ローラーを設けることによって、複数組のロー
ラ一対を設けて、定着性の良好な画像を長期に維持し得
るようにしたものである。

〔実施例］ 次に本発明の実施例を示す、第１図は本発明の特徴を表
わす定着装置の断面図であり第３図は本発明の定着装置
を組み込んだ画像形成装置の断面図である。

第３図により紙バスを説明する。カセット２０ａ、２０
ｂに積載されたシート材か給紙ローラー２１ａ、２１ｂ
により一枚給紙され感光トラム２２と転写手段２３によ
る転写位置に搬送する。ここで、感光ドラム２２面上に
形成されたトナー像が転写手段２３によりシート材に転
写され１本発明の特徴である定着装置（Ａ）に送りこま
れる。

本発明の定着装置は第１図のようになっており、ここで
定着されたシート材が排紙ローラー２４により排紙トレ
イに排紙される以上のような紙バスによりプリントされ
る。

では本発明の実施例である定着装置を説明する。

第１図は定着装置の断面図、ＰｆＳＺ図は第１図のＡ−
ＡＩ！Ｆｒ面図である。ｌはヒートローラー２ａ、２ｂ
は加圧ローラーである。第１図の（イ）は通常の状態の
ローラー配詮であり、ヒートローラーｌと加圧ローラー
２ａのニップにシート材が送りこまれる。そして例えば
封筒等のあまり強く加圧したくないシートや定着性の良
好なシート等はヒートローラーｌと加圧ローラー２ｂの
ニップに送り込むように切り換える。このとき加圧ロー
ラー２ａ、２ｂの材質を２ａはシリコンゴムで、２ｂは
柔らかいシリコンのスポンジ等にかえたり、または加圧
バネ３ａを強＜３ｂを弱くと加圧力を変え１紙質にあっ
たヒートローラーと加圧ローラーの組み合わせをできる
ようにした。

また、切り換え手段は揺動部材４により行なう。

第２図で示すようにヒートローラー１の中心と同位置の
軸１ａが揺動部材４に固定され、さらに軸１ａにはギア
５ａがついている。ギア５ａは適当なギア列を開始１図
示されていないパルスモータ−につながっている。

そのパルスモータ−により加圧ローラー２ａ、２ｂの切
り換えを行なう、切り換えの際、ソレノイド９により、
いったん入ロガイト８が切り換えのじゃまにならないよ
うに第１図点線で示すように逃げ、加圧ローラーか所定
位置まで移動後、実線で示す位こにもどしてやる０以上
のような切り換え手段を使わずに手動で加圧ローラーを
所定の位置まで動かしてもよい。

このような方法をとることによって紙質にあった加圧ロ
ーラの選択が可崗になる。

又加圧ローラー２ａ、２ｂにまったく同じ材質圧を使用
する事により一方のローラーに寿命が来た時他方のロー
ラーに切りかえる事により、定着器の寿命をのばすこと
ができる。（加圧ローラーにはスポンジのようなやわら
かい材料を使用しているためほとんど加圧ローラーの寿
命で定着器の寿命がきまっている。）［実施例２］ では１次に本発明の第２の実施例を第４図に示す。

第４図は本発明を実施した定着装置の断面図であり、１
がヒートローラー、２ａ、２ｂが本発明の特徴である２
つの加圧ローラである。この加圧ローラー２ａ、２ｂは
前記実施例と違い位置固定とする。

第４図のように感光ドラム上に形成されたトナー像が転
写手段によりシート材に転写され。

定着器に突入する。その際、定着入口ガイドとフラッパ
を兼ね備えたフラッパ８に突入し、ヒートローラーｌと
加圧ローラー２ａのニップ、あるいはヒートローラー１
と加圧ローラー２ｂのニップどちらかに紙を送りこみ定
着され定Ｍ排紙ガイド１０により排紙される。このとき
フラッパ８の切り換え手段はソレノイド９により切り換
えてもいいし、メカ的な手段により切り換えてもよい、
このフラッパの切り換えによりどちらかの加圧手段に送
り込まれる。

このとき上方通過の場合１画像が逆になるために薄紙の
ような熱の通しやすいシートを通す、逆に下方はそれ以
外のシートを通す、２つの加圧ローラーの材質や加圧バ
ネの加圧力は変えてもよい、複数の加圧ローラーを具備
することによって定着ユニット全体の寿命向上につなが
る。

［実施例３］ 本発明の第３の実施例を図５に示す。

１がヒートローラー、２ａ、２ｂが加圧ローラーである
。

図のように入口ガイ１（からヒートローラーｌと加圧ロ
ーラー２ａのニップに紙が送り込まれる。加圧ローラー
２３は例えばスポンジのような柔らかい材質のものを使
ったり、加圧バネ３ａの加圧力を小さくしたりする。一
方加圧ローラー２ｂは例えばテフロンのような硬い材質
のものや加圧バネ３ｂの加圧力を強くしたりする。この
ようにして封筒等のシワの発生しやすいシートや、定着
性良好なシートはフラッパ１１を図示されないソレノイ
ド等により操作して水平に送る。逆に定着性の悪い紙な
どはフラッパ１１により、ヒートローラー１と加圧ロー
ラー２８により定着された後、ヒートローラーｌと加圧
ローラー２ｂのニップに送り込まれ。

二度目の定着をされる。このようにして定着良好な画像
を提供する。

［発明の効果］ 以上説明したように画像形成装置の定着装置において、
１つのヒートローラーに対して複数個の加圧ローラーを
もち、かつ、加圧ローラーの加圧力や材質をかえること
によって紙質にあった加圧手段を選択して、例えば封筒
のような特殊紙のシワの防止や全ての紙に対する定着性
の向上等の効果がある。さらに加圧ローラー（定着器の
中で一番寿命が短い）に寿命がきた時他方の加圧ローラ
ーに切かえることにより定着＝自身の寿命も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）は本発明を実施した定着装ごの断面図、 第１図（ロ）は加圧手段をかえたときの断面図、 第２図は第１図（イ）のＡ−Ａ断面図、第３図は本発明
を実施した画像形成装置の断面図。 第４図は本発明の第２の実施例の定着装置の断面図、 第５図は本発明の第３の実施例の定着装置の断面図。 ＰＩｃＳ図は従来の定Ｍ装置のＩｆｒ面図である。 １はヒートローラー ２ａ、２ｂは加圧ローラー ３は加圧バネ ４は揺！Ｉｌｌ材 ８．１１はフラッパ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像形成装置の定着装置において、１つのヒートロ
   ーラーに対して複数個の加圧ロー ラーをもち、加圧ローラーの変動・紙ガイド板の切り換
   えのいずれか又は両方を切り換えて、ヒートローラーと
   １つの加圧ローラー又は複数の加圧ローラーの間を転写
   された用紙が通ることを特徴とする定着装置。 ２、前記複数個の加圧ローラーの加圧力が異なる特許請
   求の範囲第１項記載の定着装置。 ３、前記複数個の加圧ローラーの材質が異なる特許請求
   の範囲第１項もしくは第２項記載の定着装置。