JP2006108291A - 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置 - Google Patents

強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006108291A
JP2006108291A JP2004291346A JP2004291346A JP2006108291A JP 2006108291 A JP2006108291 A JP 2006108291A JP 2004291346 A JP2004291346 A JP 2004291346A JP 2004291346 A JP2004291346 A JP 2004291346A JP 2006108291 A JP2006108291 A JP 2006108291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferroelectric
film
electrode
manufacturing
ferroelectric capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004291346A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ohashi
幸司 大橋
Takeshi Kijima
健 木島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004291346A priority Critical patent/JP2006108291A/ja
Priority to US11/233,264 priority patent/US7179705B2/en
Priority to CNB2005101071378A priority patent/CN100449685C/zh
Priority to EP05021457A priority patent/EP1643555A3/en
Publication of JP2006108291A publication Critical patent/JP2006108291A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/65Electrodes comprising a noble metal or a noble metal oxide, e.g. platinum (Pt), ruthenium (Ru), ruthenium dioxide (RuO2), iridium (Ir), iridium dioxide (IrO2)
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/75Electrodes comprising two or more layers, e.g. comprising a barrier layer and a metal layer
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • H10B53/30Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/55Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material

Abstract

【課題】 強誘電体特性が良好であって、電極膜の剥離が生じにくい、強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置を提供することにある。
【解決手段】 強誘電体キャパシタの製造方法は、基体10の上方に、下部電極20、少なくとも1つの中間電極40、上部電極60が順に配置し、それぞれの電極同士の間に強誘電体膜30,50を設ける。中間電極40の形成工程で、(a)強誘電体膜30の上方に、スパッタ法によって第1の金属膜41を形成し、(b)第1の金属膜41の上方に、蒸着法によって第2の金属膜46を形成する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置に関する。
強誘電体メモリ装置は、不揮発性であり、DRAMと同等の動作速度をもつ次世代型メモリの1つとして期待されている。さらに、他のいずれのメモリよりも消費電力が低いという特長を有する。この強誘電体メモリ装置の高集積化を図るために、複数の強誘電体キャパシタを積層することが知られている。しかしながら、従来のスパッタ法のみによる方法によって、中間電極を下地となる強誘電体膜上に形成すると、その後のプロセスに起因して電極膜が強誘電体膜から剥離することがある。さらに、中間電極上の強誘電体膜において、所望の強誘電体特性を得ることが難しいという問題がある。
特開2001−230384号公報
本発明の目的は、強誘電体特性が良好であって、電極膜の剥離が生じにくい、強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置を提供することにある。
(1)本発明に係る強誘電体キャパシタの製造方法は、
基体の上方に、下部電極、少なくとも1つの中間電極、上部電極が順に配置され、それぞれの電極同士の間に強誘電体膜が設けられる強誘電体キャパシタの製造方法であって、
前記中間電極の形成工程で、
(a)前記強誘電体膜の上方に、スパッタ法によって第1の金属膜を形成し、
(b)前記第1の金属膜の上方に、蒸着法によって第2の金属膜を形成する。
本発明によれば、スパッタ法によって第1の金属膜を形成し、蒸着法によって第2の金属膜を形成する。スパッタ法では、一般的に密着力が高くて結晶性の良い膜が得られる。また、蒸着法では、成膜中の電極材料の粒子のエネルギーが低く、不純物の少ない雰囲気中で成膜を行うことができるため、清浄な膜が得られ、かつ形成膜中の内部応力が低い。したがって、中間電極について、強誘電体膜からの剥離防止、良好な結晶性、不純物及び内部応力の低減を図ることができる。また、これにより、中間電極上に形成される強誘電体膜において、良好な強誘電体特性を得ることができる。
なお、本発明において、特定のAの上方にBが設けられているとは、A上に直接Bが設けられている場合と、A上に他の部材を介してBが設けられている場合と、を含むものとする。このことは、以下の発明においても同様である。
(2)この強誘電体キャパシタの製造方法において、
前記(a)工程で、前記第1の金属膜をDCスパッタ法によって形成してもよい。
(3)この強誘電体キャパシタの製造方法において、
前記(a)工程後に、前記第1の金属膜の上方に、スパッタ法によって初期結晶核を島状に形成することをさらに含み、
前記(b)工程で、前記初期結晶核を成長させることによって、前記第2の金属膜を形成してもよい。
(4)この強誘電体キャパシタの製造方法において、
前記初期結晶核をイオンビームスパッタ法によって形成してもよい。
(5)この強誘電体キャパシタの製造方法において、
前記第1の金属膜、前記初期結晶核及び前記第2の金属膜を、白金族金属を含む電極材料から形成してもよい。
(6)この強誘電体キャパシタの製造方法において、
複数の前記中間電極を形成することを含み、
前記複数の中間電極を同一プロセスにより形成してもよい。
(7)本発明に係る強誘電体キャパシタは、上記製造方法によって製造される。
(8)本発明に係る強誘電体メモリ装置は、上記強誘電体キャパシタを含む。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図8は、本発明の第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。
(1)まず、図1に示すように、基体(基板)10を用意する。本実施の形態において、基体10としては、シリコン、ゲルマニウム等の元素半導体、GaAs、ZnSe等の化合物半導体等の半導体基板、Pt等の金属基板、サファイア基板、MgO基板、SrTiO、BaTiO、ガラス基板等の絶縁性基板等を用いることができる。また、これらの各種基板上に絶縁層(例えばSiO、Si)などの層が積層されたものを基体10として用いることができる。
基体10上に密着層12を形成してもよい。密着層12は、基体10と下部電極20(図4参照)との密着強度を確保するものであれば、その材料は限定されるものではない。このような材料としては、例えば、タンタル、チタン等の高融点金属やその酸化物等が挙げられる。密着層12は、例えばスパッタ法によって形成することができる。
(2)次に、図2〜図4に示すように、基体10(密着層12)上に下部電極20を形成する。下部電極20の電極材料としては、Pt、Ir、Ru、Niなどの白金族金属を用いることができる。下部電極20は、白金族金属から形成してもよいし、白金族金属を含む合金又は酸化物から形成してもよい。
以下の例では、下部電極20を複数段階にわけて形成する。
(2−1)まず、図2に示すように、密着層12上に、スパッタ法によって初期結晶核22を島状(複数位置)に形成する。このとき、基体10に与えられる温度は、200℃以上600℃(又は800℃)以下に設定することができる。これにより、初期結晶核22の結晶品質を良好なものとすることができる。
ここで、スパッタ法とは、真空中でイオンを原料であるターゲット材料にぶつけ、そこからたたき出されてきた原子を近くにおいた基板上に付着させ薄膜を作る方法である。すなわち、スパッタ法は、放電などにおいて電極の材料がイオンの衝撃によって電極からたたき出されて、近くにある物体の表面に付着する現象であるスパッタリング現象を利用したものである。本実施の形態では、イオンを作る手法の違いによって、RFスパッタ法、DCスパッタ法、マグネトロンスパッタ法、イオンビームスパッタ法などを用いることができる。
また、本実施の形態においては、初期結晶核22を、2種以上の異なる白金族金属を含む電極材料から形成してもよい。例えば、基体10上に第1の電極材料からなる第1の初期結晶核を島状に形成し、第1の初期結晶核上に第2の電極材料からなる第2の初期結晶核を形成する。初期結晶核22の一部にIrを使用した場合、IrはPtよりも強誘電体材料に対する拡散防止効果が高いことから、強誘電体キャパシタの疲労特性の向上を図ることができる。なお、2種以上の初期結晶核は、いずれもスパッタ法を用いて形成することができる。
(2−2)次に、図3に示すように、真空蒸着法によって、初期結晶核22を成長させ、成長層24を形成する。このとき、成長層24は、初期結晶核22の結晶性を保持しつつ形成されていく。また、このとき、基体10に与えられる温度は、初期結晶核22を形成する際の温度より低いことが好ましく、具体的には200℃より低い温度に設定することができる。これにより、成長層24として、粒界の少なく平坦性の良好な板状の結晶が形成することができる。
ここで、真空蒸着法とは、真空中の原料物質を加熱して蒸発させ、被形成体の表面で凝縮、薄膜形成させる方法である。物質に気化熱を与える為には、通常は電子ビームが用いられ、気化熱を与えられ蒸気となった原料物質が、被形成体の表面で気化熱を放出して凝縮することにより、薄膜を形成する。また、真空蒸着法は、真空中で上記工程を行う為、原料物質を蒸発させるのが容易であり、酸化による変質を防止することができ、かつ形成膜の表面を清浄に保持することが可能である。また、真空蒸着法は、スパッタ法ほど成膜中の飛行原子が大きなエネルギーを持たないため、形成後の薄膜中に内部応力が発生しにくい。
(2−3)こうして、図4に示すように、基体10(密着層12)上に下部電極20を形成することができる。下部電極20は、スパッタ法によって形成される電極材料の初期結晶核22と、蒸着法によって形成される電極材料の成長層24と、を含む。このとき形成される下部電極20の膜厚は、例えば50〜200nmとすることができる。下部電極20は、スパッタ法により形成された初期結晶核22の良好な結晶性と、真空蒸着法により形成された成長層24の粒界の少なさ及び平坦性、さらには表面の清浄性を併せ持つこととなる。すなわち、良好な結晶性及び平坦性を有し、粒界の少ない下部電極20を得ることができる。また、成長層24を真空蒸着法で形成することにより、成膜工程を全てスパッタ法によって行う場合に比べて、下部電極20に内在する応力を低減させることができる。
また、上述の工程により、下部電極20を形成した後に、熱処理を行うことによって、下部電極20に内在する応力を開放することができる。なお、かかる熱処理は、窒素やアルゴンなどの非酸化ガス雰囲気中で行うことにより、電極膜表面の酸化を防止することができる。ただし、上述の方法によって形成した下部電極20の場合、かかる熱処理を省略しても良好な品質を保持することができる。
また、本実施の形態においては、上記(2−1)及び(2−2)の工程を繰返し行うことにより、複数層からなる下部電極20を形成することもできる。これによれば、粒界の少ない電極膜を多層に積層することにより、電極膜の上に他の結晶層を形成した場合に、他の結晶層の構成元素が電極膜の粒界から内部へ拡散することにより、他の結晶層の品質を劣化させるのを防止することができる。詳しくは、2回目以降の初期結晶核を、電極材料の成長層の粒界による隙間の上に形成していくことにより、粒界の少ない複数層からなる下部電極20を形成することができる。
また、本実施の形態においては、拡散防止膜(図示しない)を形成してもよい。拡散防止膜の電極材料としては、Ir、IrO、Ru、RuO、HfO、Alなどが挙げられ、例えば初期結晶核22とは異なる材料であってもよい。拡散防止膜は、例えばスパッタ法を用いて形成することができる。拡散防止膜は、初期結晶核22と成長層24の間に形成してもよい。あるいは、初期結晶核22上に複数層の成長層24を積層させる場合、成長層24同士の間に拡散防止膜を形成してもよい。拡散防止膜は、成長層24の粒界の隙間を埋めるように形成される。これによって、強誘電体材料に対する拡散防止効果を高めることができ、強誘電体キャパシタの疲労特性の向上を図ることができる。
(3)次に、図5に示すように、下部電極20上に強誘電体膜30を形成する。強誘電体膜30は、Pb、Zr、Tiを構成元素として含む酸化物からなるPZT系強誘電体を用いて形成することができる。あるいは、TiサイトにNbをドーピングしたPb(Zr、Ti、Nb)O(PZTN系)を適用してもよい。あるいは、強誘電体膜はこれらの材料に限定されるものではなく、例えばSBT系、BST系、BIT系、BLT系のいずれを適用してもよい。強誘電体膜の形成方法としては、溶液塗布法(ゾル・ゲル法、MOD(Metal Organic Decomposition)法などを含む)、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法などを適用することができる。
(4)次に、図6及び図7に示すように、強誘電体膜30上に中間電極40を形成する。中間電極40とは、下部電極20と後述の上部電極60(図8参照)との間に設けられる電極を指す。中間電極40の電極材料としては、下部電極20と同様であってもよく、白金族金属を含むものを使用することができる。
(4−1)まず、図6に示すように、強誘電体膜30上に、スパッタ法によって第1の金属膜41を形成する。第1の金属膜41は、例えばDCスパッタ法によって形成することができる。これによれば、第1の金属膜41を高エネルギーの電極材料の粒子から形成できるので、中間電極40の密着力及び結晶性の向上が図れる。第1の金属膜41は、中間電極40を構成する膜のうち、最も高エネルギーの粒子を生成する方法によって形成してもよい。
(4−2)次に、図6に示すように、第1の金属膜41上に、スパッタ法によって初期結晶核42を島状(複数位置)に形成する。初期結晶核42は、例えばイオンビームスパッタ法によって形成することができる。初期結晶核42の形成工程において基体10に与えられる温度は、200℃以上600℃(又は800℃)以下に設定することができる。これにより、初期結晶核の結晶品質を良好なものとすることができる。初期結晶核42は、第1の金属膜41よりも低エネルギーの粒子を生成する方法によって形成してもよい。なお、中間電極40においても、下部電極20において説明した内容と同様に、例えば初期結晶核42を2種以上の異なる白金族金属を含む電極材料から形成してもよい。
(4−3)次に、真空蒸着法によって、初期結晶核42を成長させ、成長層44を形成する。このとき、成長層44は、初期結晶核42の結晶性を保持しつつ形成されていく。また、このとき、基体10に与えられる温度は、初期結晶核42を形成する際の温度より低いことが好ましく、具体的には200℃より低い温度に設定することができる。これにより、成長層44として、粒界の少なく平坦性の良好な板状の結晶が形成することができる。
(4−4)こうして、図7に示すように、第1の金属膜41上に第2の金属膜46を形成することができる。中間電極40は、スパッタ法によって形成される電極材料の第1の金属膜41と、スパッタ法及び蒸着法の組み合わせによって形成される電極材料の第2の金属膜46と、を含む。このとき形成される中間電極40の膜厚は、例えば50〜200nmとすることができる。中間電極40は、スパッタ法により形成された初期結晶核42の良好な結晶性と、真空蒸着法により形成された成長層44の粒界の少なさ及び平坦性、さらには表面の清浄性を併せ持つこととなる。すなわち、良好な結晶性及び平坦性を有し、粒界の少ない中間電極40を得ることができる。また、成長層44を真空蒸着法で形成することにより、成膜工程を全てスパッタ法によって行う場合に比べて、中間電極40に内在する応力を低減させることができる。
また、上述の工程により、中間電極40を形成した後、熱処理を行うことによって、中間電極40に内在する応力を開放してもよい。なお、かかる熱処理は、窒素やアルゴンなどの非酸化ガス雰囲気中で行うことにより、電極膜表面の酸化を防止することができる。ただし、上述の方法によって形成した中間電極40の場合、かかる熱処理を省略しても良好な品質を保持することができる。
また、本実施の形態においては、上記(4−2)及び(4−3)の工程を繰返し行うことにより、複数層からなる中間電極40を形成することもできる。この方法による効果は、下部電極20の内容を参照することができる。
また、本実施の形態においては、拡散防止膜(図示しない)を形成してもよく、その詳細についても下部電極20の内容を参照することができる。
(5)次に、図8に示すように、中間電極40上に強誘電体膜50を形成し、強誘電体膜50上に上部電極60を形成する。強誘電体膜50の詳細は、下部電極20と中間電極40の間に設けられる強誘電体膜30の内容を適用することができる。また、上部電極60は、中間電極40と同様の電極材料及び方法により形成することができ、第1及び第2の金属膜61,66の積層構造を有してもよい。なお、上部電極60上には図示しない酸化膜等が設けられる。
(6)こうして、基体10上に、多層型の強誘電体キャパシタ1を製造することができる。この強誘電体キャパシタ1は、下部電極20、中間電極40、上部電極60が順に配置され、それぞれの電極同士の間に強誘電体膜30,50が設けられている。図8に示す例では、下部電極20、強誘電体膜30及び中間電極40によって第1の強誘電体キャパシタが構成され、中間電極40、強誘電体膜50及び上部電極60によって第2の強誘電体キャパシタが構成されている。中間電極40は、第1及び第2の強誘電体キャパシタの共通電極となる。
本実施の形態によれば、中間電極40の形成工程において、スパッタ法によって第1の金属膜41を形成し、スパッタ法及び蒸着法の組み合わせによって第2の金属膜46を形成する。スパッタ法では、一般的に密着力が高くて結晶性の良い膜が得られる。また、蒸着法では、成膜中の電極材料の粒子のエネルギーが低く、不純物の少ない雰囲気中で成膜を行うことができるため、清浄な膜が得られ、かつ形成膜中の内部応力が低い。したがって、中間電極40について、強誘電体膜30,50からの剥離防止、良好な結晶性、不純物及び内部応力の低減を図ることができる。また、これにより、中間電極40上に形成される強誘電体膜50において、良好な強誘電体特性を得ることができる。
さらに、本実施の形態によれば、多層型の強誘電体キャパシタのそれぞれの間に、層間絶縁層(例えばSiO層)を形成しなくても済むので、コストダウン及びプロセスの簡略化を図ることができる。
なお、上述した例では、下部電極20又は上部電極60を複数段階にわけて形成する例を説明したが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば、下部電極20(又は上部電極60)をスパッタ法のみ又は蒸着法のみによって形成してもよい。
本実施の形態の変形例として、図9に示すように、複数の中間電極40,48を形成することも可能である。すなわち、3層以上の強誘電体キャパシタを積層することも可能である。詳しくは、この強誘電体キャパシタ3は、下部電極20、複数の中間電極40,48、上部電極80が順に配置され、それぞれの電極同士の間に強誘電体膜30,50,70が設けられている。この変形例の場合、複数の中間電極40,48を同一プロセスにより形成することもできる。こうすることによって、それぞれの中間電極40,48について、強誘電体膜30,50,70からの剥離防止、良好な結晶性、不純物及び内部応力の低減を図ることができる。
次に、本実施の形態について詳細な実施例を説明する。
本実施例では、上述した強誘電体キャパシタを製造し、その強誘電体特性について検討した。まず、サンプルについて説明する。
基体10として、シリコン基板の表面に層間絶縁層としてシリコン熱酸化膜が形成されたものを使用した。また、基体10の表面には、密着層12としてTiO膜をスパッタ法によって形成した。
下部電極20の形成工程では、まず、Pt初期結晶核22を、イオンビームスパッタ法によって、基体温度800℃以下において厚さ40nm以上形成した。その後、Ir拡散防止膜を、イオンビームスパッタ法によって、室温において厚さ10nm以下形成した。その後、Pt成長層24を、蒸着法によって、基体温度200℃以下において厚さ100nm以上形成した。なお、Ir拡散防止膜は、上述したように、強誘電体キャパシタの疲労特性の向上を図るものである。
次に、下部電極20上に強誘電体膜30を形成した。詳しくは、混合溶液塗布工程(スピンコート法)〜アルコール除去工程〜乾燥熱処理工程〜脱脂熱処理工程(1回目150℃、2回目300℃)の一連の工程を所望の回数行い、その後に結晶化アニールにより650℃により焼成して、強誘電体膜を形成した。本実施例では、Pb(Zr0.17Ti0.66Nb0.17)Oの組成を有する強誘電体膜を形成した。
その後、中間電極40の形成工程では、まず、Ptからなる第1の金属層41を、DCスパッタ法によって、基体温度800℃以下において厚さ40nm以上形成した。その後のPt初期結晶核42、Ir拡散防止膜、及びPt成長層44を、下部電極20と同様の条件により形成した。
その後、強誘電体膜50を中間電極40上に強誘電体膜30と同様の条件により形成し、上部電極60を強誘電体膜50上に中間電極40と同様の条件により形成した。
こうして得られる強誘電体キャパシタのサンプルについて、それぞれの強誘電体膜30,50の強誘電体特性について測定した。図10は、下部電極及び中間電極の間の強誘電体膜のヒステリシス特性を示す図であり、図11は、中間電極及び上部電極の間の強誘電体膜のヒステリシス特性を示す図である。なお、図10に示す特性は、中間電極40上に強誘電体膜50を形成する前の状態で測定したものである。
これによれば、図10及び図11のいずれのヒステリシス特性においても、角型性の良好な強誘電体特性を示していることがわかる。これは、下地となる電極(下部電極20又は中間電極40)の結晶性及び配向性が良好であるためと考えられる。
(第2の実施の形態)
図12〜図14は、本発明の第2の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。なお、本実施の形態においては、第1の実施の形態から導き出せる内容を含む。
(1)図12に示すように、基体(基板)110を用意する。また、基体110上に密着層112を形成してもよい。それらの詳細は上述した通りである。
(2)次に、図12に示すように基体110(密着層112)上に、下部電極120を形成する。下部電極120は、スパッタ法によって形成してもよいし、蒸着法によって形成してもよいし、第1の実施の形態で説明したように初期結晶核及び成長層により形成してもよい。また、下部電極120の電極材料は、上述の内容を適用することができる。
(3)次に、図13に示すように、下部電極120上に強誘電体膜130を形成する。強誘電体膜130の詳細も上述した通りである。
(4)その後、強誘電体膜130上に中間電極140を形成する。本実施の形態では、この中間電極140の形成工程が第1の実施の形態と異なっている。
本実施の形態では、まず、強誘電体膜130上に、スパッタ法によって第1の金属膜141を形成する。第1の金属膜141は、例えばDCスパッタ法によって形成することができる。これによれば、第1の金属膜141を高エネルギーの電極材料の粒子から形成できるので、中間電極140の密着力及び結晶性の向上が図れる。また、第1の金属膜141を形成している時、例えば800℃以下の温度で基体(基板)を加熱すると、中間電極140の密着力及び結晶性の向上が図れる。さらに、第1の金属膜141形成した後、例えば800℃以下の温度で基体(基板)を加熱すると、中間電極140の密着力及び結晶性の向上が図れる。なお、かかる熱処理中の雰囲気は、酸化、非酸化は問わない。
次に、真空蒸着法によって、第1の金属膜141上に、第2の金属膜146を形成する。すなわち、本実施の形態では、初期結晶核の形成を省略する。こうすることによって、プロセスの簡略化及びコストダウンを図ることができる。なお、第1の金属膜141と第2の金属膜146の間にIr拡散防止膜は含んでも、含まなくてもよい。
こうして、中間電極140を形成した後、熱処理を行うことによって、中間電極140に内在する応力を開放してもよい。なお、かかる熱処理中の雰囲気は、酸化、非酸化は問わない。本実施の形態では、かかる熱処理を行うことによって、中間電極140の良好な品質を実現することができる。
(5)その後、中間電極140上に強誘電体膜150を形成し、強誘電体膜150上に上部電極160を形成する。上部電極160は、中間電極140と同様の電極材料及び方法により形成することができ、第1及び第2の金属膜161,164の積層構造を有してもよい。
(6)こうして、基体110上に、多層型の強誘電体キャパシタ100を製造することができる。この強誘電体キャパシタ100は、下部電極120、中間電極140、上部電極160が順に配置され、それぞれの電極同士の間に強誘電体膜130,150が設けられている。図14に示す例では、下部電極120、強誘電体膜130及び中間電極140によって第1の強誘電体キャパシタが構成され、中間電極140、強誘電体膜150及び上部電極160によって第2の強誘電体キャパシタが構成されている。中間電極140は、第1及び第2の強誘電体キャパシタの共通電極となる。
本実施の形態によれば、中間電極140の形成工程において、スパッタ法によって第1の金属膜141を形成し、蒸着法によって第2の金属膜146を形成する。スパッタ法では、一般的に密着力が高くて結晶性の良い膜が得られる。また、蒸着法では、成膜中の電極材料の粒子のエネルギーが低く、不純物の少ない雰囲気中で成膜を行うことができるため、清浄な膜が得られ、かつ形成膜中の内部応力が低い。したがって、中間電極140について、強誘電体膜130,150からの剥離防止、良好な結晶性、不純物及び内部応力の低減を図ることができる。また、これにより、中間電極140上に形成される強誘電体膜150において、良好な強誘電体特性を得ることができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、上述した強誘電体キャパシタを含む強誘電体メモリ装置について説明する。図15(A)は、本実施の形態に係る強誘電体メモリ装置の平面図であり、図15(B)は、本実施の形態に係る強誘電体メモリ装置の断面図である。
強誘電体メモリ装置1000は、図15(A)に示すように、強誘電体メモリセルアレイ200と、周辺回路部300と、を含む。強誘電体メモリセルアレイ200及び周辺回路部300は、それぞれ異なる層に形成されている。また、周辺回路部300は、強誘電体メモリセルアレイ200に対して半導体基板400上の異なる領域に配置されている。なお、周辺回路部300の具体例としては、Yゲート、センスアンプ、入出力バッファ、Xアドレスデコーダ、Yアドレスデコーダ、又はアドレスバッファを挙げることができる。
強誘電体メモリセルアレイ200は、行選択のための下部電極20(第1のワード線)と、列選択のための中間電極40(ビット線)と、行選択のための上部電極60(第2のワード線)と、がそれぞれ交差して配列されている。また、下部電極20、中間電極40及び上部電極60は、複数のライン状の信号電極から成るストライプ形状を有する。
そして、図15(B)に示すように、下部電極20と中間電極40との間には強誘電体膜30が設けられ、中間電極40と上部電極60との間には強誘電体膜50が設けられている。強誘電体メモリセルアレイ200では、この下部電極20と中間電極40との交差する領域(あるいは中間電極40と上部電極60との交差する領域)において、強誘電体キャパシタ1として機能するメモリセルが構成されている。このメモリセルでは、強誘電体キャパシタの多層型の構造を採用しているため、高集積かつ小型の強誘電体メモリ装置を提供することができる。なお、強誘電体膜30,50は、少なくとも電極同士の交差する領域の間に配置されていればよい。
さらに、強誘電体メモリ装置1000には、強誘電体キャパシタ1を覆うように、第2の層間絶縁膜430が形成されている。さらに、配線層450、460を覆うように第2の層間絶縁膜430の上に絶縁性の保護層440が形成されている。
周辺回路部300は、図15(A)に示すように、強誘電体メモリセルアレイ200に対して選択的に情報の書き込み若しくは読出しを行うための各種回路を含み、例えば、下部電極20及び上部電極60を選択的に制御するための第1の駆動回路310と、中間電極40を選択的に制御するための第2の駆動回路320と、その他にセンスアンプなどの信号検出回路(図示省略)とを含んで構成される。
また、周辺回路部300は、図15(B)に示すように、半導体基板400上に形成されたMOSトランジスタ330を含む。MOSトランジスタ330は、ゲート絶縁膜332、ゲート電極334、及びソース/ドレイン領域336を有する。各MOSトランジスタ330間は、素子分離領域410によって分離されている。このMOSトランジスタ330が形成された半導体基板400上には、第1の層間絶縁膜420が形成されている。そして、周辺回路部300と強誘電体メモリセルアレイ200とは、配線層450によって電気的に接続されている。
本実施の形態によれば、強誘電体メモリ装置1000において、上述した方法によって製造された強誘電体キャパシタ1を含むので、電極膜の剥離防止を図るとともに良好な強誘電体特性を得ることができる。また、強誘電体キャパシタ1は多層型の構造を採用しているため、メモリの高集積化及び小型化を図ることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図2は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図3は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図4は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図5は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図6は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図7は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図8は、第1の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図9は、第1の実施の形態の変形例を示す図である。 図10は、第1の実施の形態の実施例に係る強誘電体特性を示す図である。 図11は、第1の実施の形態の実施例に係る強誘電体特性を示す図である。 図12は、第2の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図13は、第2の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図14は、第2の実施の形態に係る強誘電体キャパシタの製造方法を示す図である。 図15(A)及び図15(B)は、第3の実施の形態に係る強誘電体メモリ装置を示す図である。
符号の説明
10…基体 12…密着層 20…下部電 22…初期結晶核 24…成長層
30…強誘電体膜 40…中間電極 41…第1の金属層 42…初期結晶核
44…成長層 46…第2の金属膜 50…強誘電体膜 60…上部電極
80…上部電極 112…密着層 120…下部電極 130…強誘電体膜
140…中間電極 141…第1の金属膜 146…第2の金属膜
150…強誘電体膜 160…上部電極

Claims (8)

  1. 基体の上方に、下部電極、少なくとも1つの中間電極、上部電極が順に配置され、それぞれの電極同士の間に強誘電体膜が設けられる強誘電体キャパシタの製造方法であって、
    前記中間電極の形成工程で、
    (a)前記強誘電体膜の上方に、スパッタ法によって第1の金属膜を形成し、
    (b)前記第1の金属膜の上方に、蒸着法によって第2の金属膜を形成する、強誘電体キャパシタの製造方法。
  2. 請求項1記載の強誘電体キャパシタの製造方法において、
    前記(a)工程で、前記第1の金属膜をDCスパッタ法によって形成する、強誘電体キャパシタの製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載の強誘電体キャパシタの製造方法において、
    前記(a)工程後に、前記第1の金属膜の上方に、スパッタ法によって初期結晶核を島状に形成することをさらに含み、
    前記(b)工程で、前記初期結晶核を成長させることによって、前記第2の金属膜を形成する、強誘電体キャパシタの製造方法。
  4. 請求項3記載の強誘電体キャパシタの製造方法において、
    前記初期結晶核をイオンビームスパッタ法によって形成する、強誘電体キャパシタの製造方法。
  5. 請求項3又は請求項4記載の強誘電体キャパシタの製造方法において、
    前記第1の金属膜、前記初期結晶核及び前記第2の金属膜を、白金族金属を含む電極材料から形成する、強誘電体キャパシタの製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の強誘電体キャパシタの製造方法において、
    複数の前記中間電極を形成することを含み、
    前記複数の中間電極を同一プロセスにより形成する、強誘電体キャパシタの製造方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の製造方法によって製造される、強誘電体キャパシタ。
  8. 請求項7記載の強誘電体キャパシタを含む、強誘電体メモリ装置。
JP2004291346A 2004-10-04 2004-10-04 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置 Withdrawn JP2006108291A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291346A JP2006108291A (ja) 2004-10-04 2004-10-04 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置
US11/233,264 US7179705B2 (en) 2004-10-04 2005-09-22 Ferroelectric capacitor and its manufacturing method, and ferroelectric memory device
CNB2005101071378A CN100449685C (zh) 2004-10-04 2005-09-28 强电介质电容器及其制造方法和强电介质存储装置
EP05021457A EP1643555A3 (en) 2004-10-04 2005-09-30 Ferroelectric capacitor and its manufacturing method, and ferroelectric memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291346A JP2006108291A (ja) 2004-10-04 2004-10-04 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006108291A true JP2006108291A (ja) 2006-04-20

Family

ID=35474649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004291346A Withdrawn JP2006108291A (ja) 2004-10-04 2004-10-04 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7179705B2 (ja)
EP (1) EP1643555A3 (ja)
JP (1) JP2006108291A (ja)
CN (1) CN100449685C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010024131A1 (ja) * 2008-08-28 2010-03-04 株式会社ユーテック 成膜装置及び酸化物薄膜成膜用基板の製造方法
WO2017090559A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 東レ株式会社 強誘電体記憶素子、その製造方法、ならびにそれを用いたメモリセルおよびそれを用いた無線通信装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7737928B2 (en) * 2003-07-02 2010-06-15 Kent Displays Incorporated Stacked display with shared electrode addressing
SG135079A1 (en) * 2006-03-02 2007-09-28 Sony Corp Memory device which comprises a multi-layer capacitor
KR102307061B1 (ko) 2014-08-05 2021-10-05 삼성전자주식회사 반도체 소자의 커패시터 제조 방법
US20190035562A1 (en) * 2017-05-26 2019-01-31 Flash Power Capacitors, Llc High energy density capacitor system and method

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09331034A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Sharp Corp 酸化物電極膜の形成方法
JPH1093030A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Toshiba Corp 強誘電体不揮発性メモリ
JPH11340435A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP2001210802A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2001229532A (ja) * 2000-02-10 2001-08-24 Hitachi Maxell Ltd 薄膜の形成方法、磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録装置
WO2002015275A1 (fr) * 2000-08-11 2002-02-21 Hitachi, Ltd. Procédé de fabrication d'un dispositif à semi-conducteur
JP2002124645A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Sharp Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2002190578A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2002208679A (ja) * 2000-11-21 2002-07-26 Samsung Electronics Co Ltd 強誘電体メモリ装置及びその製造方法
JP2002217381A (ja) * 2000-11-20 2002-08-02 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2002231905A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2002289801A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Seiko Epson Corp 強誘電体メモリ装置および製造方法
JP2002305288A (ja) * 2000-08-25 2002-10-18 Nomura Shinzo キャパシタ電極構造及び半導体記憶装置
JP2003213402A (ja) * 2002-01-24 2003-07-30 Utec:Kk 成膜装置、酸化物薄膜成膜用基板及びその製造方法
EP1463095A2 (en) * 2003-03-24 2004-09-29 Seiko Epson Corporation Capacitor electrode, method of manufacturing the same, ferroelectric memory and semiconductor memory device
JP2004311922A (ja) * 2002-12-24 2004-11-04 Seiko Epson Corp 電極膜およびその製造方法、ならびに強誘電体メモリおよび半導体装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5206788A (en) * 1991-12-12 1993-04-27 Ramtron Corporation Series ferroelectric capacitor structure for monolithic integrated circuits and method
US5745335A (en) * 1996-06-27 1998-04-28 Gennum Corporation Multi-layer film capacitor structures and method
US5807774A (en) * 1996-12-06 1998-09-15 Sharp Kabushiki Kaisha Simple method of fabricating ferroelectric capacitors
DE19830569C1 (de) * 1998-07-08 1999-11-18 Siemens Ag FeRAM-Anordnung
JP2001230384A (ja) 2000-02-17 2001-08-24 Seiko Epson Corp 多層強誘電体記憶装置
CN1170320C (zh) * 2000-03-13 2004-10-06 松下电器产业株式会社 半导体装置及其制造方法
JP2002289796A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2004179419A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09331034A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Sharp Corp 酸化物電極膜の形成方法
JPH1093030A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Toshiba Corp 強誘電体不揮発性メモリ
JPH11340435A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP2001210802A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2001229532A (ja) * 2000-02-10 2001-08-24 Hitachi Maxell Ltd 薄膜の形成方法、磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録装置
WO2002015275A1 (fr) * 2000-08-11 2002-02-21 Hitachi, Ltd. Procédé de fabrication d'un dispositif à semi-conducteur
JP2002305288A (ja) * 2000-08-25 2002-10-18 Nomura Shinzo キャパシタ電極構造及び半導体記憶装置
JP2002124645A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Sharp Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2002217381A (ja) * 2000-11-20 2002-08-02 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2002208679A (ja) * 2000-11-21 2002-07-26 Samsung Electronics Co Ltd 強誘電体メモリ装置及びその製造方法
JP2002190578A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2002231905A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2002289801A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Seiko Epson Corp 強誘電体メモリ装置および製造方法
JP2003213402A (ja) * 2002-01-24 2003-07-30 Utec:Kk 成膜装置、酸化物薄膜成膜用基板及びその製造方法
JP2004311922A (ja) * 2002-12-24 2004-11-04 Seiko Epson Corp 電極膜およびその製造方法、ならびに強誘電体メモリおよび半導体装置
EP1463095A2 (en) * 2003-03-24 2004-09-29 Seiko Epson Corporation Capacitor electrode, method of manufacturing the same, ferroelectric memory and semiconductor memory device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010024131A1 (ja) * 2008-08-28 2010-03-04 株式会社ユーテック 成膜装置及び酸化物薄膜成膜用基板の製造方法
JP2010053402A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Utec:Kk 成膜装置及び酸化物薄膜成膜用基板の製造方法
WO2017090559A1 (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 東レ株式会社 強誘電体記憶素子、その製造方法、ならびにそれを用いたメモリセルおよびそれを用いた無線通信装置
JPWO2017090559A1 (ja) * 2015-11-25 2018-09-06 東レ株式会社 強誘電体記憶素子、その製造方法、ならびにそれを用いたメモリセルおよびそれを用いた無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1643555A3 (en) 2007-03-21
EP1643555A2 (en) 2006-04-05
US7179705B2 (en) 2007-02-20
CN1763911A (zh) 2006-04-26
US20060073616A1 (en) 2006-04-06
CN100449685C (zh) 2009-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3103916B2 (ja) 強誘電体キャパシタおよびその製造方法並びにそれを用いたメモリセル
JP4539844B2 (ja) 誘電体キャパシタおよびその製造方法ならびに半導体装置
JP2000208725A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP3832617B2 (ja) 多層状電極の鉛ゲルマネート強誘電体構造およびその堆積方法
JPH07111318A (ja) 強誘電体メモリ
JP2007088147A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US7179705B2 (en) Ferroelectric capacitor and its manufacturing method, and ferroelectric memory device
US7514272B2 (en) Method of manufacturing ferroelectric memory device
JPH10173140A (ja) 強誘電体キャパシタの製造方法及び強誘電体メモリ装置の製造方法
JPH09129827A (ja) 強誘電体キャパシタ
US7163828B2 (en) Electrode, method of manufacturing the same, ferroelectric memory, and semiconductor device
JP2002151654A (ja) 誘電体キャパシタ素子及びその製造方法
JP2008028114A (ja) 誘電体キャパシタ
JP4586956B2 (ja) 電極膜の製造方法
KR20010051466A (ko) 전자 박막 재료, 유전체 캐패시터, 및 비휘발성 메모리
JP3294214B2 (ja) 薄膜キャパシタ
JP3239852B2 (ja) 高誘電率キャパシタ及びその製造方法
JP2002289809A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2010157748A (ja) 金属膜およびその製造方法、誘電体キャパシタおよびその製造方法ならびに半導体装置
JP2001028426A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008192914A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000068465A (ja) 半導体装置及びその形成方法
JP2002198324A (ja) Framおよびdram用途のための高温電極およびバリア構造物
JP2008235544A (ja) 強誘電体キャパシタの製造方法
JP2001332549A (ja) 結晶性酸化物膜の形成方法および半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100528