JP2002124645A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャパシタの電極とコンタクトプラグとの間
の電気的接続を確保でき、しかも高集積化を容易に推進
できるような半導体装置およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 メモリセルのキャパシタCを作製するた
めに、まず半導体基板1上に層間絶縁層2,3を貫通す
るコンタクトプラグ4を形成する。層間絶縁層2の表面
上に所定の高さを持つ犠牲物5をコンタクトプラグ4の
上部に接するように形成する。その犠牲物5の側面5s
に誘電体層6と対向電極7とを順に形成する。この後、
犠牲物5を除去し、その犠牲物5を除去した跡の凹部3
1にノード電極9を埋め込んで形成する。
の電気的接続を確保でき、しかも高集積化を容易に推進
できるような半導体装置およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 メモリセルのキャパシタCを作製するた
めに、まず半導体基板1上に層間絶縁層2,3を貫通す
るコンタクトプラグ4を形成する。層間絶縁層2の表面
上に所定の高さを持つ犠牲物5をコンタクトプラグ4の
上部に接するように形成する。その犠牲物5の側面5s
に誘電体層6と対向電極7とを順に形成する。この後、
犠牲物5を除去し、その犠牲物5を除去した跡の凹部3
1にノード電極9を埋め込んで形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板上に
キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に関
する。典型的には、この発明は、データ保持用のキャパ
シタを構成する誘電体層の材料として例えば50以上の
高い誘電率を有するBST(Ba(Sr,Ti)O3)
や強誘電体であるSBT(SrBi2Ta2O9)を用い
た半導体メモリに利用される。
キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に関
する。典型的には、この発明は、データ保持用のキャパ
シタを構成する誘電体層の材料として例えば50以上の
高い誘電率を有するBST(Ba(Sr,Ti)O3)
や強誘電体であるSBT(SrBi2Ta2O9)を用い
た半導体メモリに利用される。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の半導体メモリとしては、図5に示すようなスタック
型メモリセルを持つものが知られている。このスタック
型メモリセルは、半導体基板101の表面に形成された
電界効果トランジスタTと、このトランジスタTに接続
されたキャパシタC′とからなっている。トランジスタ
Tは、ソース領域112aと、ドレイン領域112b
と、これらの領域112a,112b間のチャネル領域
を覆うゲート電極111とを有している。このトランジ
スタTは素子分離領域110によって他のトランジスタ
(図示せず)から電気的に分離されている。キャパシタ
C′は、ポリシリコンからなるコンタクトプラグ104
と、例えばTiまたはTiNからなる拡散防止層113
と、Ptからなる下部電極109と、例えば50以上の
高い誘電率を有するBST(Ba(Sr,Ti)O3)
からなる誘電体層106と、Ptからなる上部電極10
7とを積層された状態に有している。コンタクトプラグ
104は層間絶縁膜102を貫通してトランジスタTの
ドレイン領域112bに接続されている。
種の半導体メモリとしては、図5に示すようなスタック
型メモリセルを持つものが知られている。このスタック
型メモリセルは、半導体基板101の表面に形成された
電界効果トランジスタTと、このトランジスタTに接続
されたキャパシタC′とからなっている。トランジスタ
Tは、ソース領域112aと、ドレイン領域112b
と、これらの領域112a,112b間のチャネル領域
を覆うゲート電極111とを有している。このトランジ
スタTは素子分離領域110によって他のトランジスタ
(図示せず)から電気的に分離されている。キャパシタ
C′は、ポリシリコンからなるコンタクトプラグ104
と、例えばTiまたはTiNからなる拡散防止層113
と、Ptからなる下部電極109と、例えば50以上の
高い誘電率を有するBST(Ba(Sr,Ti)O3)
からなる誘電体層106と、Ptからなる上部電極10
7とを積層された状態に有している。コンタクトプラグ
104は層間絶縁膜102を貫通してトランジスタTの
ドレイン領域112bに接続されている。
【0003】このスタック型メモリセルの製造過程で
は、誘電体層106を形成する工程で、酸素がPt下部
電極109を通して拡散して、拡散防止層113やコン
タクトプラグ104が酸化される傾向がある。Ti/T
iNなどからなる拡散防止層113やポリシリコンから
なるコンタクトプラグ104は、酸素と非常に反応し易
く、500℃程度の温度でも酸化されるからである。こ
の結果、キャパシタC′のPt下部電極109とトラン
ジスタTのドレイン領域112bとの間の電気的接続が
破壊されるという問題が生ずる。この問題は、誘電体層
106の形成温度が高いほど一層激しくなる。例えば、
誘電体層106の材料としてBSTに代えて強誘電体で
あるSBT(SrBi2Ta2O9)を用いた場合、形成
(結晶化を含む)のために必要な温度が800℃程度で
あるから、キャパシタC′とトランジスタTとの間の電
気的接続を確保するためには、下部電極109とコンタ
クトプラグ104との間の電気的接続を安定化すること
が最も重要である。
は、誘電体層106を形成する工程で、酸素がPt下部
電極109を通して拡散して、拡散防止層113やコン
タクトプラグ104が酸化される傾向がある。Ti/T
iNなどからなる拡散防止層113やポリシリコンから
なるコンタクトプラグ104は、酸素と非常に反応し易
く、500℃程度の温度でも酸化されるからである。こ
の結果、キャパシタC′のPt下部電極109とトラン
ジスタTのドレイン領域112bとの間の電気的接続が
破壊されるという問題が生ずる。この問題は、誘電体層
106の形成温度が高いほど一層激しくなる。例えば、
誘電体層106の材料としてBSTに代えて強誘電体で
あるSBT(SrBi2Ta2O9)を用いた場合、形成
(結晶化を含む)のために必要な温度が800℃程度で
あるから、キャパシタC′とトランジスタTとの間の電
気的接続を確保するためには、下部電極109とコンタ
クトプラグ104との間の電気的接続を安定化すること
が最も重要である。
【0004】キャパシタにおける下部電極とコンタクト
プラグとの間の電気的接続を安定化するために、図6に
示すような耐熱性スタック型メモリセルが提案されてい
る(例えば特開平11−744773号公報)。このメ
モリセルのキャパシタC″は、上述のキャパシタC′に
対して、拡散防止層213と下部電極209との間に第
2の拡散防止層214を有し、それらの層213,21
4,209の両側面に導電体スペーサ215,215が
形成されている点が異なっている(なお、図5中の構成
要素と対応する構成要素には、それぞれ100だけ増加
した参照数字を付している。)。このキャパシタC″を
作製する場合、図7(a)に示すように、まず半導体基
板上201上に層間絶縁膜202を形成し、この層間絶
縁膜202のうち素子領域(トランジスタTのドレイン
領域)に対応する位置にコンタクトホール230を形成
する。そして、この上にコンタクトプラグ204の材料
としてポリシリコンを全面に形成し、このポリシリコン
のうちコンタクトホール230以外の層間絶縁膜202
上の領域に存する部分を除去してコンタクトプラグ20
4を形成する。続いて、拡散防止層213、第2の拡散
防止層214、下部電極209、誘電体層206、上部
電極207の各材料を順次積層し、その積層を、図7
(b)に示すような所定のパターン(ストレージノード
パターン)に加工する。続いて、導電体スペーサ215
の材料を全面に形成し、マスクなしに全面エッチングを
行って、図7(c)に示すように、上記拡散防止層21
3、第2の拡散防止層214、下部電極209の両側面
にその材料を部分的に残して導電体スペーサ215,2
15を形成する。ここで、第2の拡散防止層214が絶
縁体であったり、拡散防止層213の表面が誘電体層2
06の形成(結晶化を含む)工程で酸素拡散により酸化
されて不導体に変化したとしても、下部電極209とコ
ンタクトプラグ204との間の電気的接続は導電性スペ
ーサ215と拡散防止層213の下部とによって維持さ
れる。
プラグとの間の電気的接続を安定化するために、図6に
示すような耐熱性スタック型メモリセルが提案されてい
る(例えば特開平11−744773号公報)。このメ
モリセルのキャパシタC″は、上述のキャパシタC′に
対して、拡散防止層213と下部電極209との間に第
2の拡散防止層214を有し、それらの層213,21
4,209の両側面に導電体スペーサ215,215が
形成されている点が異なっている(なお、図5中の構成
要素と対応する構成要素には、それぞれ100だけ増加
した参照数字を付している。)。このキャパシタC″を
作製する場合、図7(a)に示すように、まず半導体基
板上201上に層間絶縁膜202を形成し、この層間絶
縁膜202のうち素子領域(トランジスタTのドレイン
領域)に対応する位置にコンタクトホール230を形成
する。そして、この上にコンタクトプラグ204の材料
としてポリシリコンを全面に形成し、このポリシリコン
のうちコンタクトホール230以外の層間絶縁膜202
上の領域に存する部分を除去してコンタクトプラグ20
4を形成する。続いて、拡散防止層213、第2の拡散
防止層214、下部電極209、誘電体層206、上部
電極207の各材料を順次積層し、その積層を、図7
(b)に示すような所定のパターン(ストレージノード
パターン)に加工する。続いて、導電体スペーサ215
の材料を全面に形成し、マスクなしに全面エッチングを
行って、図7(c)に示すように、上記拡散防止層21
3、第2の拡散防止層214、下部電極209の両側面
にその材料を部分的に残して導電体スペーサ215,2
15を形成する。ここで、第2の拡散防止層214が絶
縁体であったり、拡散防止層213の表面が誘電体層2
06の形成(結晶化を含む)工程で酸素拡散により酸化
されて不導体に変化したとしても、下部電極209とコ
ンタクトプラグ204との間の電気的接続は導電性スペ
ーサ215と拡散防止層213の下部とによって維持さ
れる。
【0005】しかしながら、このようにした場合、拡散
防止層213、第2の拡散防止層214、下部電極20
9の両側面に導電体スペーサ215,215を形成して
いるため、高集積化が制限されるという問題がある。ま
た、図5中に示したキャパシタC′でも同様であるが、
キャパシタC″の上部電極207、下部電極209、誘
電体層206が基板面に対して平行に延びているため、
高集積化に伴って基板面に対して平行な方向の単位面積
当たりの蓄積容量が減少する。このため、高集積化が制
限されるという問題がある。
防止層213、第2の拡散防止層214、下部電極20
9の両側面に導電体スペーサ215,215を形成して
いるため、高集積化が制限されるという問題がある。ま
た、図5中に示したキャパシタC′でも同様であるが、
キャパシタC″の上部電極207、下部電極209、誘
電体層206が基板面に対して平行に延びているため、
高集積化に伴って基板面に対して平行な方向の単位面積
当たりの蓄積容量が減少する。このため、高集積化が制
限されるという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、キャパシタの
電極とコンタクトプラグとの間の電気的接続を確保で
き、しかも高集積化を容易に推進できるような半導体装
置およびその製造方法を提供することにある。
電極とコンタクトプラグとの間の電気的接続を確保で
き、しかも高集積化を容易に推進できるような半導体装
置およびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の半導体装置は、半導体基板上の層間絶縁
層上にキャパシタを有する半導体装置であって、上記キ
ャパシタは、上記層間絶縁層を貫通する導電体からなる
コンタクトプラグと、上記層間絶縁層の表面上に上記コ
ンタクトプラグの上部に接するように設けられた所定の
高さを有するノード電極と、上記ノード電極の側面に沿
って設けられた所定の厚さを有する誘電体層と、上記誘
電体層を介して上記ノード電極の側面に対向して設けら
れた所定の厚さを有する対向電極とを備えたことを特徴
とする。
め、この発明の半導体装置は、半導体基板上の層間絶縁
層上にキャパシタを有する半導体装置であって、上記キ
ャパシタは、上記層間絶縁層を貫通する導電体からなる
コンタクトプラグと、上記層間絶縁層の表面上に上記コ
ンタクトプラグの上部に接するように設けられた所定の
高さを有するノード電極と、上記ノード電極の側面に沿
って設けられた所定の厚さを有する誘電体層と、上記誘
電体層を介して上記ノード電極の側面に対向して設けら
れた所定の厚さを有する対向電極とを備えたことを特徴
とする。
【0008】この発明の半導体装置は、半導体基板上に
層間絶縁層を貫通するコンタクトプラグを形成し、上記
層間絶縁層の表面上に所定の高さを持つ犠牲物をコンタ
クトプラグの上部に接するように形成し、その犠牲物の
側面に誘電体層と対向電極とを順に形成した後、上記犠
牲物を除去し、その犠牲物を除去した跡の凹部にノード
電極を埋め込んで形成することによって作製され得る。
つまり、誘電体層の形成(結晶化を含む)後にノード電
極の形成を行うことができる。したがって、ノード電極
とコンタクトプラグとの間の電気的接続は、誘電体層の
形成条件、特に結晶化工程における高温条件によって影
響を受けない。したがって、ノード電極とコンタクトプ
ラグとの間の電気的接続を良好に確保でき、信頼性を高
めることができる。また、この半導体装置では、誘電体
層と対向電極とが所定の厚さで、所定の高さを有するノ
ード電極の側面に沿って、つまり基板面に対して実質的
に垂直に延びている。したがって、基板面に対して平行
な方向の単位面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高
集積化を容易に推進できる。
層間絶縁層を貫通するコンタクトプラグを形成し、上記
層間絶縁層の表面上に所定の高さを持つ犠牲物をコンタ
クトプラグの上部に接するように形成し、その犠牲物の
側面に誘電体層と対向電極とを順に形成した後、上記犠
牲物を除去し、その犠牲物を除去した跡の凹部にノード
電極を埋め込んで形成することによって作製され得る。
つまり、誘電体層の形成(結晶化を含む)後にノード電
極の形成を行うことができる。したがって、ノード電極
とコンタクトプラグとの間の電気的接続は、誘電体層の
形成条件、特に結晶化工程における高温条件によって影
響を受けない。したがって、ノード電極とコンタクトプ
ラグとの間の電気的接続を良好に確保でき、信頼性を高
めることができる。また、この半導体装置では、誘電体
層と対向電極とが所定の厚さで、所定の高さを有するノ
ード電極の側面に沿って、つまり基板面に対して実質的
に垂直に延びている。したがって、基板面に対して平行
な方向の単位面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高
集積化を容易に推進できる。
【0009】また、上記誘電体層が強誘電体であれば、
上記キャパシタを用いて不揮発性の半導体メモリを構成
することができる。
上記キャパシタを用いて不揮発性の半導体メモリを構成
することができる。
【0010】また、上記ノード電極とコンタクトプラグ
との間に、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の
密着性および導電性を増加させるための導電体層を備え
た場合、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の密
着性および導電性が増加する。したがって、信頼性がさ
らに高まり、品質が向上する。
との間に、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の
密着性および導電性を増加させるための導電体層を備え
た場合、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の密
着性および導電性が増加する。したがって、信頼性がさ
らに高まり、品質が向上する。
【0011】また、上記半導体基板の表面に電界効果ト
ランジスタが形成され、上記コンタクトプラグの下部が
上記電界効果トランジスタに電気的に接続されている場
合、上記キャパシタと上記電界効果トランジスタとによ
ってスタック型メモリセルを構成できる。
ランジスタが形成され、上記コンタクトプラグの下部が
上記電界効果トランジスタに電気的に接続されている場
合、上記キャパシタと上記電界効果トランジスタとによ
ってスタック型メモリセルを構成できる。
【0012】この発明の半導体装置の製造方法は、半導
体基板上の層間絶縁層上に、ノード電極、誘電体層およ
び対向電極からなるキャパシタを形成する半導体装置の
製造方法であって、半導体基板上に層間絶縁層を形成す
る工程と、上記層間絶縁層を貫通する導電体からなるコ
ンタクトプラグを形成する工程と、上記層間絶縁層の表
面上に所定の高さを有する犠牲物を上記コンタクトプラ
グの上部に接するように形成する工程と、上記基板上に
誘電体層と対向電極用材料を形成する工程と、上記基板
上に第2層間絶縁層を形成する工程と、上記犠牲物上の
第2層間絶縁層、誘電体層および対向電極用材料を除去
して上記犠牲物の上部を露出させるとともに上記犠牲物
の側面に誘電体層および対向電極を残す工程と、上記犠
牲物を上記半導体基板上の他の材料に対して選択的に除
去する工程と、上記犠牲物を除去した跡の凹部内にノー
ド電極を形成する工程を有することを特徴とする。
体基板上の層間絶縁層上に、ノード電極、誘電体層およ
び対向電極からなるキャパシタを形成する半導体装置の
製造方法であって、半導体基板上に層間絶縁層を形成す
る工程と、上記層間絶縁層を貫通する導電体からなるコ
ンタクトプラグを形成する工程と、上記層間絶縁層の表
面上に所定の高さを有する犠牲物を上記コンタクトプラ
グの上部に接するように形成する工程と、上記基板上に
誘電体層と対向電極用材料を形成する工程と、上記基板
上に第2層間絶縁層を形成する工程と、上記犠牲物上の
第2層間絶縁層、誘電体層および対向電極用材料を除去
して上記犠牲物の上部を露出させるとともに上記犠牲物
の側面に誘電体層および対向電極を残す工程と、上記犠
牲物を上記半導体基板上の他の材料に対して選択的に除
去する工程と、上記犠牲物を除去した跡の凹部内にノー
ド電極を形成する工程を有することを特徴とする。
【0013】この発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、誘電体層の形成(結晶化を含む)後にノード電極が
形成される。したがって、ノード電極とコンタクトプラ
グとの間の電気的接続は、誘電体層の形成条件、特に結
晶化工程における高温条件によって影響を受けない。し
たがって、ノード電極とコンタクトプラグとの間の電気
的接続を良好に確保でき、信頼性を高めることができ
る。また、作製されたキャパシタは、誘電体層と対向電
極とが所定の厚さで、所定の高さを有するノード電極の
側面に沿って、つまり基板面に対して実質的に垂直に延
びた状態となる。したがって、基板面に対して平行な方
向の単位面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高集積
化を容易に推進できる。
ば、誘電体層の形成(結晶化を含む)後にノード電極が
形成される。したがって、ノード電極とコンタクトプラ
グとの間の電気的接続は、誘電体層の形成条件、特に結
晶化工程における高温条件によって影響を受けない。し
たがって、ノード電極とコンタクトプラグとの間の電気
的接続を良好に確保でき、信頼性を高めることができ
る。また、作製されたキャパシタは、誘電体層と対向電
極とが所定の厚さで、所定の高さを有するノード電極の
側面に沿って、つまり基板面に対して実質的に垂直に延
びた状態となる。したがって、基板面に対して平行な方
向の単位面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高集積
化を容易に推進できる。
【0014】また、上記誘電体層が強誘電体であれば、
上記キャパシタを用いて不揮発性の半導体メモリを作製
することができる。
上記キャパシタを用いて不揮発性の半導体メモリを作製
することができる。
【0015】また、上記凹部内にノード電極を形成する
工程は、上記基板上にノード電極用材料を堆積して上記
犠牲物を除去した跡の凹部を埋め込む工程と、上記凹部
以外の領域に存する上記ノード電極用材料を除去して上
記凹部内にノード電極を残す工程とからなる場合、上記
凹部以外の領域に存する上記ノード電極用材料を除去す
るために例えばCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッ
シング)法を用いれば、上記ノード電極はマスクなしに
形成される。したがって、製造プロセスが簡素化され
る。
工程は、上記基板上にノード電極用材料を堆積して上記
犠牲物を除去した跡の凹部を埋め込む工程と、上記凹部
以外の領域に存する上記ノード電極用材料を除去して上
記凹部内にノード電極を残す工程とからなる場合、上記
凹部以外の領域に存する上記ノード電極用材料を除去す
るために例えばCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッ
シング)法を用いれば、上記ノード電極はマスクなしに
形成される。したがって、製造プロセスが簡素化され
る。
【0016】また、上記ノード電極用材料をめっき法に
よって形成する場合、良好な被覆性が得られ、凹部を確
実に埋め込むことができる。めっき法は、貴金属の成膜
法として量産性、再現性、生産コストの観点から優れて
いる。なお、めっき法には、電解めっき法および無電解
めっき法が含まれる。
よって形成する場合、良好な被覆性が得られ、凹部を確
実に埋め込むことができる。めっき法は、貴金属の成膜
法として量産性、再現性、生産コストの観点から優れて
いる。なお、めっき法には、電解めっき法および無電解
めっき法が含まれる。
【0017】また、上記ノード電極とコンタクトプラグ
との間に、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の
密着性および導電性を増加させるための導電体層を形成
する場合、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の
密着性および導電性が増加する。したがって、作製され
る半導体装置の信頼性がさらに高まり、品質が向上す
る。
との間に、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の
密着性および導電性を増加させるための導電体層を形成
する場合、上記ノード電極とコンタクトプラグとの間の
密着性および導電性が増加する。したがって、作製され
る半導体装置の信頼性がさらに高まり、品質が向上す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【0019】図1は一実施形態の半導体メモリを構成す
るスタック型メモリセルの断面構造を示している。この
スタック型メモリセルは、半導体基板1の表面に形成さ
れた電界効果トランジスタ(MOSFET)Tと、この
トランジスタTに接続されたキャパシタCとを備えてい
る。トランジスタTは、ソース領域12aと、ドレイン
領域12bと、これらの領域12a,12b間のチャネ
ル領域を覆うゲート電極11とを有している。このトラ
ンジスタTは素子分離領域10によって基板1上の同じ
構成の他のトランジスタ(図示せず)から電気的に分離
されている。キャパシタCは、ポリシリコンからなるコ
ンタクトプラグ4と、所定の高さを有する断面略矩形の
Ptからなるノード電極9と、BST(Ba(Sr,T
i)O3)からなる誘電体層6と、Ptからなる対向電
極7とからなっている。コンタクトプラグ4は、基板1
上に積層された層間絶縁層としての第1層間絶縁膜2お
よび窒化シリコン膜3を基板面に対して垂直な方向に貫
通して、トランジスタTのドレイン領域12bに接続さ
れている。ノード電極9は窒化シリコン膜3の表面上に
コンタクトプラグ4の上部に接するように設けられてい
る。誘電体層6は均一な厚さでノード電極9の側面9s
に沿って形成され、また、対向電極7は均一な厚さで誘
電体層6を介してノード電極9の側面9sに対向して形
成されている。なお、ノード電極9の上面9t上には誘
電体層6および対向電極7用の材料が存在しない。
るスタック型メモリセルの断面構造を示している。この
スタック型メモリセルは、半導体基板1の表面に形成さ
れた電界効果トランジスタ(MOSFET)Tと、この
トランジスタTに接続されたキャパシタCとを備えてい
る。トランジスタTは、ソース領域12aと、ドレイン
領域12bと、これらの領域12a,12b間のチャネ
ル領域を覆うゲート電極11とを有している。このトラ
ンジスタTは素子分離領域10によって基板1上の同じ
構成の他のトランジスタ(図示せず)から電気的に分離
されている。キャパシタCは、ポリシリコンからなるコ
ンタクトプラグ4と、所定の高さを有する断面略矩形の
Ptからなるノード電極9と、BST(Ba(Sr,T
i)O3)からなる誘電体層6と、Ptからなる対向電
極7とからなっている。コンタクトプラグ4は、基板1
上に積層された層間絶縁層としての第1層間絶縁膜2お
よび窒化シリコン膜3を基板面に対して垂直な方向に貫
通して、トランジスタTのドレイン領域12bに接続さ
れている。ノード電極9は窒化シリコン膜3の表面上に
コンタクトプラグ4の上部に接するように設けられてい
る。誘電体層6は均一な厚さでノード電極9の側面9s
に沿って形成され、また、対向電極7は均一な厚さで誘
電体層6を介してノード電極9の側面9sに対向して形
成されている。なお、ノード電極9の上面9t上には誘
電体層6および対向電極7用の材料が存在しない。
【0020】このメモリセルでは、誘電体層6と対向電
極7とが所定の厚さで、所定の高さを有するノード電極
9の側面9sに沿って、つまり基板面に対して実質的に
垂直に延びている。したがって、基板面に対して平行な
方向の単位面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高集
積化を容易に推進できる。
極7とが所定の厚さで、所定の高さを有するノード電極
9の側面9sに沿って、つまり基板面に対して実質的に
垂直に延びている。したがって、基板面に対して平行な
方向の単位面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高集
積化を容易に推進できる。
【0021】このスタック型メモリセルのキャパシタ
は、図2乃至図4に示すような製造プロセスによって作
製される。なお、図2乃至図4では、共通する要素には
同一符号を付すとともに、簡単のため、半導体基板1の
表面に形成された電解効果トランジスタTを省略してい
る。
は、図2乃至図4に示すような製造プロセスによって作
製される。なお、図2乃至図4では、共通する要素には
同一符号を付すとともに、簡単のため、半導体基板1の
表面に形成された電解効果トランジスタTを省略してい
る。
【0022】まず図2(a)に示すように、既に電解効
果トランジスタT(図示せず)が形成された半導体基板
1上に第1層間絶縁膜2を形成し、この第1層間絶縁膜
2の表面側をCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシ
ング)法によって平坦化させる。次いで、第1層間絶縁
膜2上に窒化シリコン膜3を形成する。この窒化シリコ
ン膜3は、後工程で誘電体層6をエッチングする際のエ
ッチングストッパとして働く。
果トランジスタT(図示せず)が形成された半導体基板
1上に第1層間絶縁膜2を形成し、この第1層間絶縁膜
2の表面側をCMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシ
ング)法によって平坦化させる。次いで、第1層間絶縁
膜2上に窒化シリコン膜3を形成する。この窒化シリコ
ン膜3は、後工程で誘電体層6をエッチングする際のエ
ッチングストッパとして働く。
【0023】次に、フォトリソグラフィおよび異方性ド
ライエッチングを行って、第1層間絶縁膜2および窒化
シリコン膜3を表面側から基板面に対して垂直な方向に
貫通して半導体基板1まで達するコンタクトホール30
を形成する。
ライエッチングを行って、第1層間絶縁膜2および窒化
シリコン膜3を表面側から基板面に対して垂直な方向に
貫通して半導体基板1まで達するコンタクトホール30
を形成する。
【0024】次に、基板1上の全面にコンタクトプラグ
用材料としてのポリシリコンを堆積してコンタクトホー
ル30内を埋め込む。そして、CMP法によって、コン
タクトホール30以外の窒化シリコン膜3上の平坦領域
に存するポリシリコンを除去する。これにより、コンタ
クトホール30内にのみポリシリコンを残してコンタク
トプラグ4を形成する。なお、コンタクトプラグ4の材
料としては、ポリシリコン以外の導電性材料も選択可能
であるが、耐熱性、耐酸化性、コンタクトホールへの埋
め込み性の観点からポリシリコンを採用した。
用材料としてのポリシリコンを堆積してコンタクトホー
ル30内を埋め込む。そして、CMP法によって、コン
タクトホール30以外の窒化シリコン膜3上の平坦領域
に存するポリシリコンを除去する。これにより、コンタ
クトホール30内にのみポリシリコンを残してコンタク
トプラグ4を形成する。なお、コンタクトプラグ4の材
料としては、ポリシリコン以外の導電性材料も選択可能
であるが、耐熱性、耐酸化性、コンタクトホールへの埋
め込み性の観点からポリシリコンを採用した。
【0025】次に、基板1上の全面にCVD法により酸
化シリコン膜を堆積し、フォトリソグラフィおよびドラ
イエッチングを行う。これにより、図2(b)に示すよ
うに、窒化シリコン膜3の表面上に、酸化シリコン膜か
らなり所定の高さを有する断面略矩形状の犠牲物5をコ
ンタクトプラグ4の上部に接するように形成する。この
犠牲物5は、後工程で形成されるノード電極9のための
領域を確保する。
化シリコン膜を堆積し、フォトリソグラフィおよびドラ
イエッチングを行う。これにより、図2(b)に示すよ
うに、窒化シリコン膜3の表面上に、酸化シリコン膜か
らなり所定の高さを有する断面略矩形状の犠牲物5をコ
ンタクトプラグ4の上部に接するように形成する。この
犠牲物5は、後工程で形成されるノード電極9のための
領域を確保する。
【0026】次に図2(c)に示すように、基板1上の
全面、つまり犠牲物5の上面5tおよび側面5s並びに
その両側の窒化シリコン膜3上に、BST(Ba(S
r,Ti)O3)からなる誘電体層6と、Ptからなる
対向電極用材料7とを順次堆積する。このとき、誘電体
層6と対向電極用材料7の厚さは、犠牲物5の高さを表
面側に反映するように、犠牲物5の高さよりも十分に薄
く、かつ均一に設定する。ここで、誘電体層6はCVD
法により堆積させる。対向電極用材料7は、DCマグネ
トロンスパッタ法により、DCパワー2.0〜5.0k
W、Ar圧力1.5〜5.0mTorrの条件で成長核
としてのPt膜(図示せず)を形成した後、無電解めっ
き法により、[Pt(NO2)2(NH3)2]、NH4O
H、ヒドラジンに添加剤を加えためっき液を使用して堆
積させる。なお、めっき液として、これ以外の組成のも
のを用いても良い。また、Ptからなる対向電極用材料
7を、この他に電解めっき法、CVD法によって堆積さ
せても良い。
全面、つまり犠牲物5の上面5tおよび側面5s並びに
その両側の窒化シリコン膜3上に、BST(Ba(S
r,Ti)O3)からなる誘電体層6と、Ptからなる
対向電極用材料7とを順次堆積する。このとき、誘電体
層6と対向電極用材料7の厚さは、犠牲物5の高さを表
面側に反映するように、犠牲物5の高さよりも十分に薄
く、かつ均一に設定する。ここで、誘電体層6はCVD
法により堆積させる。対向電極用材料7は、DCマグネ
トロンスパッタ法により、DCパワー2.0〜5.0k
W、Ar圧力1.5〜5.0mTorrの条件で成長核
としてのPt膜(図示せず)を形成した後、無電解めっ
き法により、[Pt(NO2)2(NH3)2]、NH4O
H、ヒドラジンに添加剤を加えためっき液を使用して堆
積させる。なお、めっき液として、これ以外の組成のも
のを用いても良い。また、Ptからなる対向電極用材料
7を、この他に電解めっき法、CVD法によって堆積さ
せても良い。
【0027】次に図3(d)に示すように、フォトリソ
グラフィおよびドライエッチングを行って、対向電極用
材料7と誘電体層6とを所望のパターン形状に加工す
る。既述のように、このとき窒化シリコン膜3がエッチ
ングストッパとして働く。なお誘電体層6の材料を第1
層間絶縁膜2の材料に対して選択的にエッチングできれ
ば、窒化シリコン膜3の形成を省略しても良い。
グラフィおよびドライエッチングを行って、対向電極用
材料7と誘電体層6とを所望のパターン形状に加工す
る。既述のように、このとき窒化シリコン膜3がエッチ
ングストッパとして働く。なお誘電体層6の材料を第1
層間絶縁膜2の材料に対して選択的にエッチングできれ
ば、窒化シリコン膜3の形成を省略しても良い。
【0028】次に図3(e)に示すように、基板1上の
全面に、CVD法により第2層間絶縁層としての第2層
間絶縁膜8を形成する。このとき、第2層間絶縁膜8の
厚さは、犠牲物5の高さを超えるように設定する。続い
て図3(f)に示すように、CMP法による平坦化を行
って、犠牲物5上の第2層間絶縁層8、誘電体層6およ
び対向電極用材料7を除去して犠牲物5の上部5tを露
出させるとともに犠牲物5の側面5sに誘電体層6およ
び対向電極7(簡単のため、その材料と同一符号を用い
て表す。)を残す。上記誘電体膜6、対向電極用材料7
および第2層間絶縁膜の不要部分を除去する。犠牲物5
の上部5tを露出させる方法としては、フォトレジスト
を塗布した後、全面ドライエッチングするといった方法
もあるが、均一性、再現性の観点から、CMP法が適当
と考えられる。
全面に、CVD法により第2層間絶縁層としての第2層
間絶縁膜8を形成する。このとき、第2層間絶縁膜8の
厚さは、犠牲物5の高さを超えるように設定する。続い
て図3(f)に示すように、CMP法による平坦化を行
って、犠牲物5上の第2層間絶縁層8、誘電体層6およ
び対向電極用材料7を除去して犠牲物5の上部5tを露
出させるとともに犠牲物5の側面5sに誘電体層6およ
び対向電極7(簡単のため、その材料と同一符号を用い
て表す。)を残す。上記誘電体膜6、対向電極用材料7
および第2層間絶縁膜の不要部分を除去する。犠牲物5
の上部5tを露出させる方法としては、フォトレジスト
を塗布した後、全面ドライエッチングするといった方法
もあるが、均一性、再現性の観点から、CMP法が適当
と考えられる。
【0029】次に図4(g)に示すように、酸化シリコ
ンからなる犠牲物5のみを基板1上の他の材料に対して
選択的に除去する。具体的には、基板1上の全面にフォ
トレジスト(図示せず)を塗布した後、そのフォトレジ
ストのうち犠牲物5上に相当する領域内に、アライメン
ト精度を考慮して、犠牲物5のパターンよりも小さいパ
ターンの開口を形成する。そして、フッ酸をベースにし
たエッチング液を用いて、犠牲物5のみを基板1上の他
の材料に対して選択的に除去する。この後、O 2プラズ
マによって、上記フォトレジストを除去する。犠牲物5
を除去した跡には凹部31が残る。
ンからなる犠牲物5のみを基板1上の他の材料に対して
選択的に除去する。具体的には、基板1上の全面にフォ
トレジスト(図示せず)を塗布した後、そのフォトレジ
ストのうち犠牲物5上に相当する領域内に、アライメン
ト精度を考慮して、犠牲物5のパターンよりも小さいパ
ターンの開口を形成する。そして、フッ酸をベースにし
たエッチング液を用いて、犠牲物5のみを基板1上の他
の材料に対して選択的に除去する。この後、O 2プラズ
マによって、上記フォトレジストを除去する。犠牲物5
を除去した跡には凹部31が残る。
【0030】次に図4(h)に示すように、基板1上の
全面に、ノード電極用材料9を堆積して、犠牲物5を除
去した跡の凹部31を埋め込む。このノード電極用材料
9は、DCマグネトロンスパッタ法により、DCパワー
2.0〜5.0kW、Ar圧力1.5〜5.0mTor
rの条件で成長核としてのPt膜(図示せず)を形成し
た後、無電解めっき法により、[Pt(NO2)2(NH
3)2]、NH4OH、ヒドラジンに添加剤を加えためっ
き液を使用して堆積させる。なお、めっき液として、こ
れ以外の組成のものを用いても良い。また、Ptからな
るノード電極用材料9を、この他に電解めっき法、CV
D法によって堆積させても良い。めっき法によってノー
ド電極用材料9を形成する場合、良好な被覆性が得ら
れ、凹部31を確実に埋め込むことができる。めっき法
は、貴金属の成膜法として量産性、再現性、生産コスト
の観点から優れている。
全面に、ノード電極用材料9を堆積して、犠牲物5を除
去した跡の凹部31を埋め込む。このノード電極用材料
9は、DCマグネトロンスパッタ法により、DCパワー
2.0〜5.0kW、Ar圧力1.5〜5.0mTor
rの条件で成長核としてのPt膜(図示せず)を形成し
た後、無電解めっき法により、[Pt(NO2)2(NH
3)2]、NH4OH、ヒドラジンに添加剤を加えためっ
き液を使用して堆積させる。なお、めっき液として、こ
れ以外の組成のものを用いても良い。また、Ptからな
るノード電極用材料9を、この他に電解めっき法、CV
D法によって堆積させても良い。めっき法によってノー
ド電極用材料9を形成する場合、良好な被覆性が得ら
れ、凹部31を確実に埋め込むことができる。めっき法
は、貴金属の成膜法として量産性、再現性、生産コスト
の観点から優れている。
【0031】続いて図4(i)に示すように、CMP法
による平坦化を行って、凹部31以外の領域に存するノ
ード電極用材料9を除去して凹部31内にノード電極9
(簡単のため、その材料と同一符号を用いて表す。)を
残す。このようにしてノード電極9を形成した場合、ノ
ード電極9をマスクなしに形成でき、製造プロセスを簡
素化できる。
による平坦化を行って、凹部31以外の領域に存するノ
ード電極用材料9を除去して凹部31内にノード電極9
(簡単のため、その材料と同一符号を用いて表す。)を
残す。このようにしてノード電極9を形成した場合、ノ
ード電極9をマスクなしに形成でき、製造プロセスを簡
素化できる。
【0032】このように、図1に示したメモリセルのキ
ャパシタCは、半導体基板1上に層間絶縁層2を貫通す
るコンタクトプラグ4を形成し、層間絶縁層2の表面上
に所定の高さを持つ犠牲物5をコンタクトプラグ4の上
部に接するように形成し、その犠牲物5の側面5sに誘
電体層6と対向電極7とを順に形成した後、犠牲物5を
除去し、その犠牲物5を除去した跡の凹部31にノード
電極9を埋め込んで形成することによって作製される。
つまり、誘電体層6の形成(結晶化を含む)後にノード
電極9が形成される。したがって、ノード電極9とコン
タクトプラグ4との間の電気的接続は、誘電体層6の形
成条件、特に結晶化工程における高温条件によって影響
を受けない。したがって、ノード電極9とコンタクトプ
ラグ4との間の電気的接続を良好に確保でき、信頼性を
高めることができる。また、既述のように、作製された
キャパシタCは、誘電体層6と対向電極7とが所定の厚
さで、所定の高さを有するノード電極9の側面9sに沿
って、つまり基板面に対して実質的に垂直に延びた状態
となる。したがって、基板面に対して平行な方向の単位
面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高集積化を容易
に推進できる。
ャパシタCは、半導体基板1上に層間絶縁層2を貫通す
るコンタクトプラグ4を形成し、層間絶縁層2の表面上
に所定の高さを持つ犠牲物5をコンタクトプラグ4の上
部に接するように形成し、その犠牲物5の側面5sに誘
電体層6と対向電極7とを順に形成した後、犠牲物5を
除去し、その犠牲物5を除去した跡の凹部31にノード
電極9を埋め込んで形成することによって作製される。
つまり、誘電体層6の形成(結晶化を含む)後にノード
電極9が形成される。したがって、ノード電極9とコン
タクトプラグ4との間の電気的接続は、誘電体層6の形
成条件、特に結晶化工程における高温条件によって影響
を受けない。したがって、ノード電極9とコンタクトプ
ラグ4との間の電気的接続を良好に確保でき、信頼性を
高めることができる。また、既述のように、作製された
キャパシタCは、誘電体層6と対向電極7とが所定の厚
さで、所定の高さを有するノード電極9の側面9sに沿
って、つまり基板面に対して実質的に垂直に延びた状態
となる。したがって、基板面に対して平行な方向の単位
面積当たりの蓄積容量を確保しながら、高集積化を容易
に推進できる。
【0033】なお、ノード電極9とコンタクトプラグ4
との間に、ノード電極9とコンタクトプラグ4との間の
密着性および導電性を増加させるための導電体層を形成
しても良い。このようにした場合、ノード電極9とコン
タクトプラグ4との間の密着性および導電性が増加する
ので、作製される半導体メモリの信頼性がさらに高ま
り、品質が向上する。
との間に、ノード電極9とコンタクトプラグ4との間の
密着性および導電性を増加させるための導電体層を形成
しても良い。このようにした場合、ノード電極9とコン
タクトプラグ4との間の密着性および導電性が増加する
ので、作製される半導体メモリの信頼性がさらに高ま
り、品質が向上する。
【0034】この実施形態では、キャパシタCを構成す
る誘電体層6の材料としてBST(Ba(Sr,Ti)
O3)を採用したが、当然ながらこれに限られるもので
はない。上述のメモリセルによってDRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)を構成する場合、
キャパシタCを構成する誘電体層6の材料としてBST
だけでなく50以上の高い誘電率を持つ様々な誘電物質
を採用できる。また、上述のメモリセルによって不揮発
性を示す強誘電体記憶素子(フェロエレクトリックRA
M)を構成する場合、キャパシタCを構成する誘電体層
6の材料としてPb(Zr,Ti)O3を含むペロブス
カイト構造を持つ強誘電体材料、及び、SrBi2Ta2
O9、BaBi2Nb2O2、PbBi2Ta2O9、BaB
i2Ta2O9、SrBi2TaNbO9、SrBi2Nb2
O9、SrBi2Ti2O9、PbBi2Nb2O9またはこ
れらの2つ以上の固溶体を採用できる。
る誘電体層6の材料としてBST(Ba(Sr,Ti)
O3)を採用したが、当然ながらこれに限られるもので
はない。上述のメモリセルによってDRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)を構成する場合、
キャパシタCを構成する誘電体層6の材料としてBST
だけでなく50以上の高い誘電率を持つ様々な誘電物質
を採用できる。また、上述のメモリセルによって不揮発
性を示す強誘電体記憶素子(フェロエレクトリックRA
M)を構成する場合、キャパシタCを構成する誘電体層
6の材料としてPb(Zr,Ti)O3を含むペロブス
カイト構造を持つ強誘電体材料、及び、SrBi2Ta2
O9、BaBi2Nb2O2、PbBi2Ta2O9、BaB
i2Ta2O9、SrBi2TaNbO9、SrBi2Nb2
O9、SrBi2Ti2O9、PbBi2Nb2O9またはこ
れらの2つ以上の固溶体を採用できる。
【0035】また、この発明は、データ保持用のキャパ
シタに限らず、例えば信号遅延用やチャージポンピング
用などの他の用途のキャパシタにも適用することができ
る。
シタに限らず、例えば信号遅延用やチャージポンピング
用などの他の用途のキャパシタにも適用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1乃至
4の半導体装置によれば、キャパシタの電極とコンタク
トプラグとの間の電気的接続を確保でき、しかも高集積
化を容易に推進できる。
4の半導体装置によれば、キャパシタの電極とコンタク
トプラグとの間の電気的接続を確保でき、しかも高集積
化を容易に推進できる。
【0037】また、請求項5乃至9の半導体装置の製造
方法によれば、キャパシタの電極とコンタクトプラグと
の間の電気的接続を確保でき、しかも高集積化を容易に
推進できる。
方法によれば、キャパシタの電極とコンタクトプラグと
の間の電気的接続を確保でき、しかも高集積化を容易に
推進できる。
【図1】 この発明の一実施形態の半導体メモリを構成
するメモリセルの断面構造を示す図である。
するメモリセルの断面構造を示す図である。
【図2】 上記メモリセルのキャパシタの製造工程を示
す工程断面図である。
す工程断面図である。
【図3】 上記メモリセルのキャパシタの製造工程を示
す工程断面図である。
す工程断面図である。
【図4】 上記メモリセルのキャパシタの製造工程を示
す工程断面図である。
す工程断面図である。
【図5】 従来の一般的なスタック型メモリセルの断面
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図6】 従来の耐熱性スタック型メモリセルの断面構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図7】 上記耐熱性スタック型メモリセルのキャパシ
タの製造工程を示す工程断面図である。
タの製造工程を示す工程断面図である。
C キャパシタ T 電解効果トランジスタ 1 半導体基板 2 第1層間絶縁膜 3 窒化シリコン膜 4 ポリシリコンからなるコンタクトプラグ 5 酸化シリコン 6 誘電体層 7 Ptからなる対向電極 8 第2層間絶縁膜 9 Ptからなるノード電極
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体基板上の層間絶縁層上にキャパシ
タを有する半導体装置であって、 上記キャパシタは、 上記層間絶縁層を貫通する導電体からなるコンタクトプ
ラグと、 上記層間絶縁層の表面上に上記コンタクトプラグの上部
に接するように設けられた所定の高さを有するノード電
極と、 上記ノード電極の側面に沿って設けられた所定の厚さを
有する誘電体層と、 上記誘電体層を介して上記ノード電極の側面に対向して
設けられた所定の厚さを有する対向電極とを備えたこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 上記誘電体層が強誘電体であることを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体装置に
おいて、 上記ノード電極とコンタクトプラグとの間に、上記ノー
ド電極とコンタクトプラグとの間の密着性および導電性
を増加させるための導電体層を備えたことを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の半導体装
置において、 上記半導体基板の表面に電界効果トランジスタが形成さ
れ、 上記コンタクトプラグの下部が上記電界効果トランジス
タに電気的に接続されていることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項5】 半導体基板上の層間絶縁層上に、ノード
電極、誘電体層および対向電極からなるキャパシタを形
成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁層を形成する工程と、 上記層間絶縁層を貫通する導電体からなるコンタクトプ
ラグを形成する工程と、 上記層間絶縁層の表面上に所定の高さを有する犠牲物を
上記コンタクトプラグの上部に接するように形成する工
程と、 上記基板上に誘電体層と対向電極用材料を形成する工程
と、 上記基板上に第2層間絶縁層を形成する工程と、 上記犠牲物上の第2層間絶縁層、誘電体層および対向電
極用材料を除去して上記犠牲物の上部を露出させるとと
もに上記犠牲物の側面に誘電体層および対向電極を残す
工程と、 上記犠牲物を上記半導体基板上の他の材料に対して選択
的に除去する工程と、 上記犠牲物を除去した跡の凹部内にノード電極を形成す
る工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の半導体装置の製造方法
において、 上記誘電体層は強誘電体であることを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載の半導体装置の
製造方法において、 上記凹部内にノード電極を形成する工程は、 上記基板上にノード電極用材料を形成して上記犠牲物を
除去した跡の凹部を埋め込む工程と、 上記凹部以外の領域に存する上記ノード電極用材料を除
去して上記凹部内にノード電極を残す工程とからなるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項5、6または7に記載の半導体装
置の製造方法において、 上記ノード電極用材料をめっき法によって形成すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項5、6、7または8に記載の半導
体装置の製造方法において、 上記ノード電極とコンタクトプラグとの間に、上記ノー
ド電極とコンタクトプラグとの間の密着性および導電性
を増加させるための導電体層を形成することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315501A JP2002124645A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315501A JP2002124645A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002124645A true JP2002124645A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18794595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000315501A Pending JP2002124645A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002124645A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004172330A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Sony Corp | 強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその製造方法 |
JP2005347682A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 強誘電体膜キャパシタの製造方法 |
JP2006108291A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Seiko Epson Corp | 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置 |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000315501A patent/JP2002124645A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004172330A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Sony Corp | 強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその製造方法 |
JP4641702B2 (ja) * | 2002-11-20 | 2011-03-02 | ソニー株式会社 | 強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその製造方法 |
JP2005347682A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 強誘電体膜キャパシタの製造方法 |
JP2006108291A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Seiko Epson Corp | 強誘電体キャパシタ及びその製造方法、並びに強誘電体メモリ装置 |
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