JPH09199685A - 半導体装置のコンデンサ製造方法 - Google Patents

半導体装置のコンデンサ製造方法

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JPH09199685A
JPH09199685A JP8281573A JP28157396A JPH09199685A JP H09199685 A JPH09199685 A JP H09199685A JP 8281573 A JP8281573 A JP 8281573A JP 28157396 A JP28157396 A JP 28157396A JP H09199685 A JPH09199685 A JP H09199685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程を単純化して電極物質の選択幅を広くす
ること。 【解決手段】 基板上の絶縁膜の一部を除去して、第1
コンタクトホールを形成し、その内に所定の深さまで伝
導性半導体層を形成し、絶縁膜の第1コンタクトホール
の周辺を前記伝導性半導体層の高さまで除去して第2コ
ンタクトホールを形成してその中に下部電極を形成し、
その下部電極の表面に誘電体薄膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のコンデ
ンサの製造方法に係り、特に工程を単純化して多様な電
極物質を使用するに適するようにした半導体装置のコン
デンサ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置のコンデンサは素子
の集積度が増加するに伴ってその面積が小さくなり、そ
れによる容量の減少を補償するために誘電体膜の厚さを
減少させてきた。しかし、誘電体膜の厚さが減少するに
したがって、トンネリングによる漏洩電流が増加し、こ
のような漏洩電流と誘電体膜の薄くなった厚さのために
信頼性が低下する問題が発生した。
【0003】このような誘電体膜の極薄化を回避する方
法として、表面を凸凹にして、コンデンサの有効面積を
増加させる方法が広く採用されており、且つ誘電率の高
い窒化酸化膜や再酸化窒化酸化膜などを使用して薄膜化
の傾向をやや緩めることができた。しかし、このような
方法は表面に大きい段差を与えるので、フォトリソグラ
フィ工程を難しくし、工程コストを高くする等の問題に
よって256MB DRAM以上の高集積素子では使用
し難いだろうと予測している。
【0004】コンデンサの容量を画期的に向上させなが
ら表面の凸凹を減少させる方法として、高誘電率物質を
コンデンサの誘電体膜として使用する方法が提示され、
これに対する研究が活発に行われてきた。コンデンサ用
高誘電率物質として一番活発に研究された物質はTa2
5であり、この物質の薄膜化及び特性改善、集積化に
よる問題解決など多くの成果があったが、実質的な誘電
率がそれほど高くないので、高集積化されていく傾向を
考慮するとき、その使用範囲は広くないだろう。
【0005】最近、強誘電体のペロブスキー石型酸化物
に対する関心が高くなっており、特に半導体装置に使用
される誘電体として集中的な研究の対象になっている。
このような物質としては、Pb(Zr,Ti)03(PZ
T)、(Pb,La)(Zr,Ti)O3(PLZT)、(Ba,S
r)TiO3(BST)、BaTiO3、SrTiO3 等が
ある。しかし、このような物質は基板としてのシリコン
及びシリサイド等と容易に反応し、さらに、これらの物
質はその薄膜形成過程で強い酸化性雰囲気に表面が露出
することによる電極の酸化などの問題があり、電極の材
料及び構造など、集積工程を進行中に発生する問題点を
解決するための研究が続けられている。
【0006】これまでのコンデンサの形成には複雑な構
造の電極を形成した後、熱酸化によってその表面に酸化
膜を成長させる方法を使用したので、ステップカバレー
ジに関する問題はなかった。ペロブスキー石型材料はい
ろんな構成元素を含んでおり、電極を酸化させてはペロ
ブスキー石型材料の優れた特性のを得難いために、化学
気相堆積(CVD)を使用しなければならない。このよ
うな元素を含む反応源は主に金属有機化合物である。従
って、金属有機化合物を用いて薄膜を形成する金属有機
気相成長法(Metal Organic Chemical Vapor Depositio
n:MOCVD)方法によって誘電体薄膜形成工程が行われる
だろうと予測される。しかし、気相成長法は優れた塗布
性のために凸凹の激しい表面や小さい孔等にも容易に堆
積できる方法として知られているが、非常に狭くて深く
なった隙間にはあまり優れた塗布性を現していない。
【0007】以下、添付図面を参照して従来の半導体装
置のコンデンサ構造及び製造方法とその問題点を説明す
る。図1、図2は従来の第1、第2例による半導体装置
のコンデンサ構造断面図であり、垂直な面を有するコン
デンサの電極に堆積された誘電体膜の形態を示す図面で
ある。
【0008】図1に示すように、トランジスタが形成さ
れた基板1上に層間絶縁膜2が形成された後、前記層間
絶縁膜2上に電極3用の物質が堆積される。前記電極3
をフォトリソグラフィ及びエッチング工程で選択的に除
去した後、前記電極3の全面に誘電体膜4が堆積され
る。この際、誘電体膜4は全ての表面で所定の最小厚さ
を保持するように堆積すると、狭い隙間では塗布性が低
いために、電極3上の広い面積を占める水平表面では誘
電体膜4Aの厚さが厚くなって実質的な容量が減少す
る。なお、電極3の端部には垂直な断面が存在して水平
面との間に直角の突出部が形成されるので、この部位に
堆積された誘電体膜4Bの特性が低下し且つ突出部に電
界が集中して漏洩電流や劣化の原因にもなる。
【0009】従って、図2に示すように、上記問題点を
解決するために、米国特許5,335,138 は電極3の周囲に
側壁5を形成して鋭い突出部を除去する工程を開発し
た。しかし、側壁5を伝導性のある物質で形成する場合
には、誘電体膜4の形成時に不均一の問題が発生し、絶
縁体で形成する場合には、電極面積が減少する。さら
に、堆積及びエッチング工程が増えて工程のコストを高
くし、その上、MOCVDは蒸気圧の低い反応源を使用
するために工程が複雑である。特に、MOCVDは実際
には量産工程に使用されたことのない未成熟工程である
ため、その他にも問題をたくさん含んでいる余地が多
い。
【0010】しかし、上記問題はスパッタリングを用い
ると、比較的容易に解決することができる。スパッタリ
ングの場合、よく調節された組成で制作された一種類の
ターゲットを使用することにより、誘電体膜の調整が容
易である。特にスパッタリングは半導体工程において非
常に成熟した技術であるため、即時に使用が可能であ
り、発生するであろう問題に対しても旨く対処すること
ができる。しかし、スパッタリングは根本的に等角性(C
onformal)堆積が不可能であって、高集積素子に適用し
難いという致命的な問題点をもつ。
【0011】図3は従来の第3例による半導体装置のコ
ンデンサ構造断面図である。図3に示すように、シンカ
ワタ(Shinkawata:The 42nd Spring Meeting Extanded
Abstracts, The Japan Society of Applied Physics an
d Related Societies,P789,1995)等はスパッタリングを
用いて誘電体膜を形成できる平坦な電極構造を提案し
た。トランジスタが形成された基板1上に第1絶縁膜2
が形成され、前記第1絶縁膜2上に、第2絶縁膜4に埋
め込まれた下部電極3が形成され、前記第2絶縁膜4及
び下部電極3の全面に誘電体膜5が形成され、誘電体膜
5の全面に上部電極6が形成された構造を有する。
【0012】図4は、この従来の第3例による半導体装
置のコンデンサ製造工程断面図である。図4(a)に示
すように、トランジスタが形成された基板1上に第1絶
縁膜2を形成し、前記第1絶縁膜2上に電極3物質を堆
積する。図4(b)に示すように、フォトリソグラフィ
及びエッチング工程で前記電極3物質を選択的に除去し
て下部電極3Aをパターニングし、前記下部電極3A及
び第1絶縁膜2上に第2絶縁膜4を堆積する。このと
き、第2絶縁膜4はシリコン酸化膜とする。図4(c)
に示すように、化学機械研磨で前記下部電極3が露出す
るまで前記第2絶縁膜4を除去する。図4(d)に示す
ように、下部電極3と第2絶縁膜4上に誘電体膜5及び
上部電極6を順次堆積する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したフォ
トリソグラフィ工程による電極形成は、強誘電体コンデ
ンサで一番広く使用されるPt等のエッチングし難い材
料に適用するのが難しいという問題点があった。
【0014】本発明はかかる問題点を解決するためのも
ので、その目的は工程を単純化して電極物質の選択幅を
広くすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置のコンデンサ製造方法は、基板
上に絶縁膜を形成する段階と、絶縁膜の一部を除去して
第1コンタクトホールを形成する段階と、そのコンタク
トホール内に所定の深さに伝導性半導体層を形成する段
階と、前記絶縁膜の第1コンタクトホールの周辺部を前
記伝導性半導体層の高さに除去して第2コンタクトホー
ルを形成する段階と、前記第2コンタクトホール内に下
部電極を形成する段階と、前記下部電極の表面に誘電体
薄膜を形成する段階と、前記誘電体薄膜上に上部電極を
形成する段階とを含んでなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、前記本発明の半導体装置の
コンデンサ製造方法を添付図面を参照してより詳細に説
明する。図5は本発明の第1実施形態による半導体装置
のコンデンサ製造行程中の断面図である。図5(a)に
示すように、基板1上に層間絶縁膜2を堆積し、フォト
リソグラフィ及びエッチング工程で前記層間絶縁膜2の
一部を除去してコンタクトホール3を形成する。層間絶
縁膜2はシリコン酸化膜(SiO2 )を使用するのが好
ましく、堆積方法は低圧気相成長法(LPCVD)法ま
たは常圧気相成長法(APCVD)法を使用することが
できる。
【0017】図5(b)に示すように、前記コンタクト
ホール3が形成された基板1の全面に多結晶シリコン4
を堆積する。この際、通常、多結晶シリコン4は前記ト
ランジスタとの連結のために、半導体基板1との反応が
無く且つ堆積特性に優れたリン(P)がドーピングされ
た多結晶シリコンを使用する。図5(c)に示すよう
に、前記コンタクトホール3が形成された基板1上の多
結晶シリコン4をドライエッチングでエッチバックして
コンタクトホール3の中に所定深さにだけ多結晶シリコ
ン4Aを残す。この際、多結晶シリコンの表面は層間絶
縁膜2の表面より約1000Å〜約1500Å下になる
ようにする。
【0018】図5(d)に示すように、フォトリソグラ
フィ及びエッチング工程で層間絶縁膜2のコンタクトホ
ール3の周辺部、下部電極が形成されるべき領域、を選
択的に除去して第2コンタクトホールとしてのリセス領
域5を形成する。このとき、リセス領域5の下部は前記
エッチバックされた多結晶シリコン4Aの表面と同じ平
面に形成する。図5(e)に示すように、前記リセス領
域5を含んだ層間絶縁膜2の全面に拡散防止層6を形成
し、その上に下部電極7物質を形成する。拡散防止膜6
は約100Å乃至300ÅのTiN、Ta、Ti等のい
ずれか一つで形成し、下部電極7物質は(Ba,Sr)T
iO3、Pb(Zr,Ti)O3等の誘電物質と反応しない
Pt、Ir、Ru、IrO2、SrRuO3、YBa2
37、(La,Sr)CoO3 等の物質を使用する。
【0019】なお、前記拡散防止膜6は多結晶シリコン
上のみに選択的に形成してもよい。即ち、スパッタリン
グによって厚さ約200ÅのTi薄膜を堆積した後、A
r等の不活性雰囲気で急速熱処理(Rapid Thermal Proce
ssing:RTP)を用いて約800℃で1分以内の熱処理をし
て多結晶シリコン表面のみに選択的にTi-シリサイド
を形成する。そして、表面に残留する未反応のTiをウ
ェットエッチングによって除去し、N2またはNH3等の
窒化性雰囲気で再び800℃で1分内外の急速熱処理に
よってTi-シリサイドを窒化させて表面にTiN拡散
防止膜を形成すると、フォトリソグラフィ及びエッチン
グ工程等の複雑な作業なしにも多結晶シリコンのみにT
iN拡散防止膜を形成することができる。
【0020】図5(f)に示すように、化学機械研磨(C
hemical Mechanical Polishing:CMP)で上端部の層間絶
縁膜2の表面が露出するまで前記下部電極7物質を除去
し、下部電極7の物質が前記リセス領域5のみに残るよ
うに形成する。前記リセス領域5の下部電極7Aの表面
と前記層間絶縁膜2の表面とは同じ平面にある。そし
て、前記下部電極7Aを含んだ層間絶縁膜2の全面に高
誘電率薄膜8を堆積し、その上に上部電極9を形成す
る。高誘電率薄膜8は(Ba,Sr)TiO3またはPb
(Zr,Ti)O3等で形成し、堆積厚さは約500Åと
する。なお、前記上部電極9はPt、RuO2、(La,
Sr)CoO3、TiN、多結晶シリコン等のいずれか一
つで形成する。
【0021】図6は本発明の第2実施形態による半導体
装置のコンデンサ製造工程断面図である。図5と同様の
ものは同じ数字で示してある。同じ数字で示されたもの
は全く同じものもあるがそうでないものもある。図6
(a)に示すように、基板1上に層間絶縁膜2を堆積
し、図6(b)に示すように、フォトリソグラフィ及び
エッチング工程で、上側が開いたコンタクトホール、す
なわちリセス領域5と細長い部分3とが一体となったコ
ンタクトホールを形成する。つまり、パターニングされ
たレジスト10を使用してレジスト10の下にアンダカ
ットが生じるようにウェットエッチングまたは化学ドラ
イエッチング等の等方性エッチングを施す。
【0022】このように前記アンダカットによってリセ
ス領域5が形成され、電極が形成されるべき部分が決め
られる。従って、層間絶縁膜2はアンダカットの幅だけ
の深さがエッチングされるため、その深さを考慮して充
分な厚さに形成しなければならない。そして、前記リセ
ス領域5を形成した後、リアクティブイオンエッチング
(RIE)法などの異方性エッチングで基板10が露出
するまで層間絶縁膜をエッチングしてレジスト10の形
状通りに細長いホール3を形成する。すなわち、この実
施形態においては1度のフォトリソグラフィ工程のみで
リセス領域5を備えたコンタクトホールを形成すること
ができる。
【0023】図6(c)に示すように、前記リセス領域
5とホール3内及び層間絶縁膜2の全面に多結晶シリコ
ン4を堆積した後、図6(d)に示すように、前記多結
晶シリコン4をレジスト10なしにエッチバックして、
多結晶シリコン4を前記ホール3内にのみに残して多結
晶シリコン4Aを形成する。このとき、前記多結晶シリ
コン4Aの表面は前記リセス領域5の底面と同じ高さに
する。
【0024】図6(e)に示すように、前記リセス領域
5を含んだ層間絶縁膜2の全面に拡散防止膜6と下部電
極7物質を順次堆積する。図6(f)に示すように、化
学機械研磨(CMP)で上端部の層間絶縁膜2が露出す
るまで前記下部電極7物質を除去して前記リセス領域3
の下部電極7Aと前記層間絶縁膜2の表面を同じ高さに
する。そして、前記下部電極7Aを含んだ層間絶縁膜2
の全面に高誘電率薄膜8及び上部電極9を順次形成す
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体装置のコンデンサ製造方法では次の効果がある。 第1、従来のシンカワタなどの方法のように、電極物質
をエッチングした後絶縁体を形成する場合には、高誘電
率物質を使用するコンデンサで一番多く用いられるPt
のようにエッチングし難い物質を電極として使用するこ
とができないが、本発明は加工し易い層間絶縁膜の中に
電極物質を埋め込むことにより、エッチングし難い貴金
属などを下部電極として容易に使用することができる。 第2、高誘電率薄膜の電極材料として広く用いられてい
るPt電極の場合、エッチングし難いということが一番
大きい問題点として指摘されており、エッチングされる
場合にはレジストの側壁に再堆積されて薄い突出部を形
成するという問題によって実用化の大きい障害になって
いるが、本発明は化学機械研磨で除去するので、そのよ
うな問題が無い。
【0026】第3、現在の複雑な表面構造によって発生
するセル部分と周辺回路部分の表面段差によってフォト
リソグラフィ工程において、高い焦点深度を要求して後
工程を難しくするが、本発明はコンデンサの形成工程で
特別な段差が形成されないので、追ってフォトリソグラ
フィ工程に特別な障害を起こさなく、化学機械研磨を使
用するので、予め形成された段差も除去することができ
る。 第4、同一の構造及び厚さの誘電体膜を得るので、誘電
体膜の厚さを信頼性の許容する最大限度まで低くして実
質的な容量を増加させる。そして、誘電物質上に他の電
極を形成すると、コンデンサの大きさ及びコンデンサ間
の空間が非常に狭くても制作された各コンデンサ間の干
渉による問題が発生しない。 第5、電極の表面が完全に平坦なので、特性は良いが塗
布性は悪いスパッタリングによる高誘電率薄膜または強
誘電体薄膜の堆積が可能であり、電極形成時に気相成長
法によって形成し難い電極物質をスパッタリングのよう
な物理堆積法でも電極に容易く形成することができる。
従って、電極物質の選択幅が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の第1実施形態による半導体装置のコン
デンサ構造断面図である。
【図2】 従来の第2実施形態による半導体装置のコン
デンサ構造断面図である。
【図3】 従来の第3実施形態による半導体装置のコン
デンサ構造断面図である。
【図4】 従来の第3実施形態による半導体装置の製造
工程断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態による半導体装置のコ
ンデンサ製造工程断面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態による半導体装置のコ
ンデンサ製造工程断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 絶縁膜 3 コンタクトホール 4 多結晶シリコン 5 リセス領域 6 拡散防止膜 7 下部電極 8 高誘電率薄膜 9 上部電極 10 レジスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に絶縁膜を形成する段階と、 絶縁膜の一部を除去して第1コンタクトホールを形成す
    る段階と、 前記第1コンタクトホール内に所定の深さまで伝導性半
    導体層を形成する段階と、 前記絶縁膜の前記第1コンタクトホールの周辺を前記伝
    導性半導体層の高さに除去して第2コンタクトホールを
    形成する段階と、 前記第2コンタクトホール内に下部電極を形成する段階
    と、 前記下部電極の表面に誘電体薄膜を形成する段階と、 前記誘電体薄膜上に上部電極を形成する段階とを有する
    ことを特徴とする半導体装置のコンデンサ製造方法。
  2. 【請求項2】 下部電極は、第2コンタクトホール領域
    に拡散防止膜を形成する段階と、 前記拡散防止膜上に伝導性物質を形成する段階と、 前記絶縁膜が露出するまで前記伝導性物質を除去して平
    坦化する段階とを有することを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置のコンデンサ製造方法。
  3. 【請求項3】 伝導性物質は化学機械研磨で除去するこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体装置のコンデンサ
    製造方法。
  4. 【請求項4】 基板上に絶縁膜を形成する段階と、 前記基板と電気的に連結されるように絶縁膜の一部を除
    去して上端部が開いた状態のコンタクトホールを形成す
    る段階と、 前記コンタクトホール内に前記開いた部分より下の所定
    の深さまで伝導性半導体層を形成する段階と、 前記伝導性半導体層の上側及びコンタクトホールの開い
    た部分内に下部電極を形成する段階と、 前記下部電極の表面に誘電体薄膜を形成する段階と、 前記誘電体薄膜上に上部電極を形成する段階とを有する
    ことを特徴とする半導体装置のコンデンサ製造方法。
  5. 【請求項5】 コンタクトホールは絶縁膜の除去時にウ
    ェットエッチングとドライエッチングを並行して形成す
    ることを特徴とする請求項4記載の半導体装置のコンデ
    ンサ製造方法。
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