JP2003510444A - エラストマーのための被覆手段 - Google Patents

エラストマーのための被覆手段

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JP2003510444A JP2001526870A JP2001526870A JP2003510444A JP 2003510444 A JP2003510444 A JP 2003510444A JP 2001526870 A JP2001526870 A JP 2001526870A JP 2001526870 A JP2001526870 A JP 2001526870A JP 2003510444 A JP2003510444 A JP 2003510444A
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1つの水性ポリウレタン分散物、ブロック化イソシアネート基を含む少なくとも1つの化合物、少なくとも1つのスライド挙動改善剤、少なくとも1つの界面活性剤および流れ調整剤、ならびに、所望による通常の結合剤、染料および/または顔料を含有する、水性ポリウレタン組成物が開示されている。該水性ポリウレタン分散物は、極めて低い摩擦係数を有する表面を得るために、エラストマーを被覆するのに有用である。本発明に従って被覆したエラストマー成分は、封止用窓溝に、移動可能ガラス成分に、および/または、車両製造(好ましくは自動車製造)における形状化接合部として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、エラストマー成型品における摩擦低下被覆物として適する、エラス
トマー用の水-ベースの被覆組成物に関する。より具体的には、本発明は、通常
のエラストマー封止用形材に適用した後に低い摩擦係数を示す、水-ベースのポ
リウレタン組成物に関する。
【0002】 (背景技術) 多数の要求を満たさなければならないエラストマーを必要とする多くの工業応
用分野が存在する。このことは、特に、車両(特に自動車)のガラス窓のためのガ
ラスガイドレールおよび移動ガラス部品のための窓溝の封止に当てはまる。この
エラストマーは、種々の気候条件下で高い耐熱性および耐候性を示すことが期待
される。エラストマーの表面は、極めて低い摩擦係数を有することが期待される
(特に、移動ガラス窓を保持およびガイドするため)。移動ガラスがスライドする
エラストマー形材の表面は、ガラスに対して改善された表面スリップを有するフ
ィルムによって被覆されているのが普通である(未被覆エラストマーと比較して)
。この被覆物の表面スリップを改善するための種々の方法が知られている。
【0003】 ドイツ特許出願公開DE-A-3335150は、ビーズまたは他の粒子がバイ
ンダー中に埋込まれたポリウレタン被覆物を記載している(これらビーズまたは
他の粒子は、バインダーの層厚みよりも大きい)。これらのいわゆる「スペーサ
ー」は、ガラス、アルミニウム、ポリプロピレンまたはポリ塩化ビニルの粒子で
あってよい。この方法の基本的な欠点は、スペーサー含有ペイントのピークおよ
びトラフ構造が最適封止を与えないので、望ましくない騒音発生ドラフトが入り
込みうることである。別の欠点は、このように被覆されたエラストマー形材の表
面が、目視で光沢性でも滑らかでもなく、エメリークロスのように見えることで
ある。
【0004】 米国特許US-A-4,572,875およびUS-A-4,572,871に記載さ
れている別の方法は、シリコーンまたはフルオロ樹脂を、摩擦低下ペイントに添
加することを含んでなる。このようなペイントは、エラストマー形材が通常暴露
される極端な天候条件(例えば、熱気、冷気、風および雨)のもとで、添加したシ
リコーンおよびフルオロ樹脂が消耗し、その結果、ガラスに対するエラストマー
形材の表面スリップが低下することになり、従って望ましくないという欠点を有
する。別の欠点は、シリコーンが、離型剤として働くことが知られている油であ
ることである。その特徴的な性質のゆえに、このような離型剤は、比較的容易に
分散し、例えば組立て段階において(例えば、車体構造部品の結合および塗装に
おいて)、問題となることがある。従って、強固に結合しないシリコーン油の使
用は、自動車製造元に歓迎されない。
【0005】 ドイツ特許出願公開DE-A-3503479は、ヒドロキシ末端ポリエステル
ポリオールと有機ジイソシアネートとをNCO:OH=0.6:1〜0.95:1
のモル比で反応させることによって得られたポリウレタンプレポリマー、ヒマシ
油ポリオールならびにイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを含有する被覆
組成物を、摩擦低下フィルムとして提案している。この被覆組成物は、フルオロ
カーボン樹脂、液体シリコーン油および少量の充填剤および/または顔料をも含
有すると言及されている。この被覆組成物は、有機溶媒中のバインダー成分の溶
液の形態で使用される。このバインダー系を、使用者のために1成分系または多
成分系として調製しうるか否かについては、何も示されていない。
【0006】 欧州特許出願公開EP-A-655488は、摩擦を低下させるためのウレタン
樹脂-ベースの被覆組成物であって、ポリオールおよびイソシアネート硬化剤な
らびに11-ナイロンおよび/または12-ナイロンのポリマー粉末を含有するポ
リウレタンペイントからなる被覆組成物を記載している。このポリマー粉末は、
ウレタンペイントの溶解パラメーターよりも少なくとも0.5高い溶解パラメー
ターおよび加硫温度以下の融点を有する。また、このポリマー粉末は、5〜50
0μmの平均直径を有すると言及されている。ここでも、この被覆組成物を、貯
蔵安定性の1成分系として配合しうるか否かについては、何も示されていない。
【0007】 米国特許US-A-5,558,741は、窓封止用形材の製造方法であって、エ
ラストマー封止用形材を押出し、次いでこのエラストマー封止用形材の表面を、
約0.2〜40ジュールのUV放射に0.5〜60秒間暴露することからなる方法
を記載している。次いで、このように処理した表面に、摩擦低下被覆物(樹脂バ
インダーおよび潤滑性顔料からなる)を被覆する。フルオロカーボンポリマー(例
えばPTFE)およびシリコーン滑剤が、好ましい滑剤として挙げられている。
バインダーは詳しく説明されておらず、Acheson Industries Inc.から「EMR
ALON」の名称のもとで入手できると言及されているのみである。
【0008】 ドイツ特許出願公開DE-A-19608057は、シリコーンエマルジョンベ
ース、浴の寿命を延ばすポリウレタン分散物に基づく組成物および好ましくは有
機溶媒をも含有するシリコーン様または非シリコーン様の有機エポキシ樹脂に基
づく架橋剤組成物を含有する2成分または3成分系からなる水希釈性の封止用ス
トリップ被覆物を記載している。
【0009】 ドイツ特許出願公開DE-A-19520278は、アルコール(2またはそれ
以上の官能価を有する)を過剰のイソシアネート化合物(2またはそれ以上の官能
価を有する)および溶媒と混合することによって調製され、表面スリップを改善
するための酸化鉄を含む化合物を極めて大量に含有する、分子あたりに平均して
2個またはそれ以上のイソシアネート基を含むポリウレタンプレポリマーを含有
する、エラストマーを被覆するための1成分または2成分ウレタンペイントを記
載している。
【0010】 欧州特許出願公開EP-A-0375923は、アルコール(2またはそれ以上
の官能価を有する)を過剰のイソシアネート化合物(2またはそれ以上の官能価を
有する)および溶媒と混合することによって調製された、分子あたりに平均して
2個またはそれ以上のイソシアネート基を含むポリウレタンプレポリマーを含有
する、エラストマーを被覆するための湿気硬化性の1成分ポリウレタンペイント
を記載している(反応性ポリシロキサンおよび反応性界面活性剤が、表面スリッ
プを改善するために使用されている)。この界面活性剤は、パーフルオロ化アル
キル基(6〜12個の炭素原子を含む)および未フルオロ化親水性基(イソシアネ
ート末端のペイント成分に反応性である基を含む)を含有する化合物である。こ
のペイントは、好ましくは他の助剤(例えば、遅延剤、促進剤、安定剤および顔
料など)を含有することができる。しかし、これらは、極めて薄いフィルムとし
て適用されうるにすぎない。
【0011】 (発明の開示) 本発明が解決しようとする課題は、エラストマー形材を満足に被覆することが
でき、それと同時に、極めて低い摩擦係数を与える、エラストマーを被覆するた
めの1成分の水-ベースの被覆組成物を提供することであった。さらに、この被
覆物は、従来技術と比較して、改善された耐摩耗性および耐溶媒性を示すであろ
う。
【0012】 この課題の解決は、特許請求の範囲に規程されているが、本質的には、効果的
な表面スリップ挙動の改善剤を含有する適当なポリウレタンペイント組成物を提
供することにある。
【0013】 即ち、本発明は、少なくとも1つの水性ポリウレタン分散物、ブロック化イソ
シアネート基を含有する化合物、表面スリップ(摩擦係数)の改善剤、少なくとも
1つの濡れおよび流れ調整剤、ならびに、所望による通常のカップリング剤、染
料および/または顔料を含有する、エラストマーを被覆するための水-ベースの
1成分ポリウレタンペイント組成物に関する。
【0014】 また、本発明は、エラストマー表面の表面スリップを改善するための方法であ
って、以下の重要工程を特徴とする方法に関する: ・所望により、エラストマー表面を清浄化し、 ・所望により、該エラストマー表面にカップリング剤の層を適用し、 ・該エラストマー表面に、少なくとも1つの水性ポリウレタン分散物、ブロック
化イソシアネート基を含有する化合物、表面スリップの改善剤、少なくとも1つ
の濡れおよび流れ調整剤、ならびに、他の助剤および添加剤を含有する組成物を
被覆し(この被覆は、該組成物中にエラストマー形材を浸漬することによって、
または該組成物をエラストマー形材に噴霧することによって行う)、 ・該エラストマー形材を、50〜200℃の温度、好ましくは90〜180℃の
温度で0.5〜15分間乾燥する(揮発性構成成分の蒸発後に、化学反応によって
バインダー系が架橋する)。
【0015】 さらに、本発明は、移動ガラス部品の窓溝を封止するため、および/または、
自動車組立てにおける封止用形材(例えば、ドア、トランクの蓋、滑り屋根また
はエンジンフードのための封止用形材)としての、上記のように被覆されたエラ
ストマー形材の使用に関する。
【0016】 (発明を実施するための最良の形態) 原則的に、ポリエステルまたはポリカーボネートおよび脂肪族ポリイソシアネ
ートに基づくあらゆる脂肪族分散物を、ポリウレタン分散物として使用すること
ができる。これらのポリウレタン分散物は、本質的に遊離イソシアネート基をも
はや全く含まないバインダーを含有するが、これらは、自己架橋性の基を含むこ
とができる。脂肪族ポリイソシアネートとポリカーボネートおよび脂肪族ポリイ
ソシアネートとポリエステルに基づくポリウレタン分散物の組合せを使用するの
が特に好ましい。これらのポリウレタンバインダーは、既知の通常の市販生成物
であり、水-ベースのペイントに好ましく使用される。
【0017】 ブロック化イソシアネート基を含有する自体既知の任意の好ましい脂肪族ポリ
イソシアネート誘導体を、ブロック化イソシアネート基を含有する化合物として
使用することができる。
【0018】 これらブロック化ポリイソシアネート誘導体の実際的な例は、低分子量ジオー
ルおよび/またはトリオール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、トリメチロールプロパン、グリセロールなど)と、化学
量論的過剰のジイソシアネート、例えば、4,4'-ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート(H12MDI)、1-イソシアナトメチル-3-イソシアナト-1,5,5
-トリメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソシアネート、IPDI)、シクロ
ヘキサン-1,4-ジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネート(H6
DI)、1-メチル-2,4-ジイソシアナトシクロヘキサン、m-またはp-テトラ
メチルキシレンジイソシアネート(m-TMXDI、p-TMXDI)、ダイマー脂
肪酸ジイソシアネート、テトラメトキシブタン-1,4-ジイソシアネート、ブタ
ン-1,4-ジイソシアネート、ヘキサン-1,6-ジイソシアネート(HDI)、1,
6-ジイソシアナト-2,2,4-トリメチルヘキサン、1,6-ジイソシアナト-2,
4,4-トリメチルヘキサン、ブタン-1,4-ジイソシアネートおよび1,12-ド
デカンジイソシアネート(C12DI)との反応生成物である(後に遊離イソシアネ
ート基をブロックする)。別の可能性は、上記ジイソシアネートのビウレット化
またはイソシアヌレート化生成物を使用することである(後に遊離イソシアネー
ト基をブロックする)。
【0019】 使用するブロック剤は、アルドキシム、ケトキシム、ラクタム、イミダゾール
化合物、β-ジカルボニル化合物(例えば、マロン酸ジアルキルエステルまたはア
セト酢酸エステルなど)から選択される。自体既知の他のブロック剤には、アル
コール、フェノール、より具体的には、アルキルフェノール、チオアルコール、
チオフェノール、第二アミン、アミド、イミドまたはヒドロキサム酸エステルが
含まれる。次いで、これらのブロック基は、所望により触媒を用いるバインダー
系の硬化または架橋中に放出されるので、放出されたイソシアネート基が、バイ
ンダーの他の構成成分からの他の反応性基(例えば、ヒドロキシ基、エポキシ基
、アミノ基またはカルボキシ基など)と反応することができ、従って、分子量の
増加またはバインダー系の架橋に寄与することができる。
【0020】 本発明のポリウレタンペイント組成物の表面スリップ挙動改善剤は、粉末形態
のフルオロポリマー、より具体的にはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、
ならびに、パーフルオロエチレンと他のオレフィン性不飽和コモノマー(これは
フッ素を含んでいてもよいが、必ずしも含んでいる必要はない)とのコポリマー
、粉末形態のジアルキルシロキサンポリマーおよび/またはコポリマーまたはこ
れらの混合物から選択することができる。好ましい粉末形態のポリジアルキルシ
ロキサンは、ポリジメチルシロキサン粉末である。また、アミノ官能性ポリジメ
チルシロキサン、エポキシ官能性ポリジメチルシロキサンまたはヒドロキシアル
キル官能性ポリジメチルシロキサンのエマルジョンを、所望により種々のエマル
ジョンの混合物の形態で、および/または、上記の粉末形態のフルオロポリマー
またはシロキサンポリマーと共に使用することもできる。ポリジメチルシロキサ
ンのエマルジョンを使用するときには、これらは、乾燥工程または硬化過程中に
バインダーの反応性基(より具体的には、ブロック化イソシアネート基)と化学的
に反応しうる1分子あたりに少なくとも1つの有機官能基を含有させて、ポリジ
メチルシロキサン鎖がバインダー系において化学的に固定され、移動することが
できないようにすることが重要である。
【0021】 本発明における濡れおよび流れ調整剤は、ペイント工業において普通に使用さ
れるあらゆる重要な添加剤であり、湿潤剤および分散剤、所望により増粘剤、脱
泡剤、所望により殺生物剤、皮膜形成助剤および滑剤を包含する。適当な湿潤剤
および分散剤は、通常の低分子量、さらには高分子量の分散剤、例えば陰イオン
性界面活性剤、非イオン性界面活性剤または所望によっては陽イオン性界面活性
剤である。また、ポリエーテル修飾した低分子量ポリジメチルシロキサンを、湿
潤助剤として使用することもできる。脱泡剤は、極めて薄い層の形態で液体ペイ
ントまたはペイント皮膜の表面に集まり、発泡を抑制するかまたは既存の泡を崩
壊させることが知られている。効果的な脱泡剤は、天然もしくは合成の無機油、
高級アルコール、修飾シリコーン油、さらにはポリエステルに基づく生成物であ
る。流れ調整剤は、ペイント皮膜の表面平滑性の促進を意図するものであり、高
沸点溶媒(少量で使用する)から、およびシリコーン油(ポリエステルで部分修飾
されている)および同様のペイント助剤から選択することができる。本発明の配
合物中の濡れおよび流れ調整剤の合計量は、組成物全体を基準に約5重量%まで
であり、種々の濡れおよび流れ調整剤の合計量は、約3〜4重量%であるのが好
ましい。
【0022】 本発明のポリウレタンペイント組成物は、通常のカップリング剤、好ましくは
有機官能性シランに基づくカップリング剤、例えば、アミノアルキルアルコキシ
シラン、3-グリシジルオキシプロピルトリアルコキシシラン、さらにはビニル
トリアルコキシシランをさらに含有することができる。通常、これらアルコキシ
基はC1-4アルコキシ基である。
【0023】 また、本発明のポリウレタンペイント組成物は、可溶性の染料、顔料、艶消剤
および他の通常の助剤を含有することもできる。好ましい艶消剤は、シリカをベ
ースとするものである。特に好ましい黒色顔料はカーボンブラックである。
【0024】 本発明のポリウレタンペイントのバインダー系は、水性分散物をベースにして
いるので、その製造方法は極めて単純である。ポリウレタン分散物、ブロック化
ポリイソシアネート化合物、濡れおよび流れ調整剤ならびに他の助剤および水を
、強く撹拌しながら共に混合し、次いで、顔料および表面スリップ挙動の改善剤
を混ぜ込む。カーボンブラック顔料を、カーボンブラックの予め分散させたペー
ストまたは分散物として導入することができる。表面スリップ挙動の改善剤は、
バインダー系を含む粉末形態の構成成分のさらなる粉砕を必要としないように、
10μm未満、好ましくは2〜5μmの粒子直径を有しているべきである。
【0025】 また、本発明は、エラストマー、より具体的には非極性エラストマー、例えば
スチレン/ブタジエンゴム、または、エチレン/プロピレン/ジエンポリマー(
EPDM)に基づくエラストマーおよび他の柔軟性基材、より具体的にはポリウ
レタンを被覆するための、上記ポリウレタンペイントの使用に関する。このよう
に被覆されたエラストマーは、特にシート形態のガラスに対して低摩擦を示す。
これは、車両における移動可能なガラスパネルの移動を容易にし、未被覆エラス
トマーと比較して、(未被覆)エラストマーと他の自動車部品(例えば、フレーム
の塗装表面またはスクリーン)の間の小さなスライド移動により、未被覆フレー
ムを用いたときに発生しうる駆動中のキーキー騒音をも減少させる。
【0026】 これらの被覆エラストマーを製造するための好ましい方法においては、ポリウ
レタンペイント組成物を、はけ塗りまたは噴霧のいずれかにより、オーブンから
取出した直後の熱いままの加硫化エラストマー形材に適用する。これにより、分
散剤がほぼ完全に蒸発するので、この場合には、独立した乾燥工程を必要としな
い。エラストマー上のポリウレタンペイントの後架橋は、0.5〜15分間、5
0〜200℃の温度、好ましくは90〜180℃の温度に加熱することによって
行うことができる。ポリウレタンペイントの乾燥皮膜厚みは、約10〜15μm
である。
【0027】 (実施例) 以下に挙げる実施例は、本発明の説明を意図するものであり、いかなる意味に
おいても本発明の範囲の限定を意図するものではない。以下の実施例における全
ての量は、他に記すことがなければ、組成物全体を基準にした重量%または重量
部である。
【0028】 ポリウレタンペイント組成物を、以下の構成成分から調製した。
【表1】
【0029】 ポリウレタンペイント組成物の製造を、2段階法によって行った。カーボンブ
ラックペーストおよび撹拌混合物の製造を先行させた。
【0030】 カーボンブラックペーストを、以下の構成成分から調製した。
【表2】
【0031】 カーボンブラックペーストの構成成分を秤量して容器に入れ、均一に混合した
。次いで、得られた混合物を、50μm未満の微細度になるまでビーズミルです
り砕いた。
【0032】 ペイントの製造 初めにPU分散物を導入し、次いでペイント添加剤および湿潤助剤を、水の一
部と共に添加した。次いで、カーボンブラックペーストを添加し、さらに15分
間撹拌した後、生成物を50μmフィルターで濾過した。次いで、PTFE粉末
、シリコーン樹脂およびシリコーン添加剤を添加した。
【0033】 このように製造したポリウレタンペイントを用いて、以下の試験結果を得た。 試験結果
【表3】
【0034】 試験の説明 1.粘度 粘度は、DIN 53019、パート1(1980年5月版)に従い、ブルック
フィールドLVT粘度計、スピンドル2、30rpm、25℃で測定した。
【0035】2.密度 密度は、DIN 51757(1992年6月版)に従い、250mlのガスジ
ャー中、20℃でスピンドル(浮秤)を用いて測定した。
【0036】3.固体含有量 乾燥残留物は、DIN 53216(30分/30℃)に従って測定した。
【0037】4.摩擦係数 この試験を用いて、予め決めた条件下で、塗装ゴム表面の、別の摩擦相手(例
えばガラス)に対する摩擦挙動を評価した。この目的のために、ゴムプレートに
ペイントを被覆し(例えば、噴霧によって)、次いでペイント皮膜を乾燥した(例
えば、180℃で1分間)。20cmの円盤を、塗装表面から打ち抜いた。ガ
ラス(好ましくは、単層安全ガラス)の規定プレートを、両面接着テープを用いて
表面スリップ試験機(例えば、Erichsen Model 603)のキャリジに取付け、イソプ
ロパノールで清浄化した。試験片を、その塗装面を用いてガラスプレート上に置
き、200gの重量をかけた(押さえ重量)。 ダイヤルゲージと重量をストラップで接続した。ダイヤルゲージの指針を「0
」に設定し、速度選択レバーを150mm/分に設定し、こうして測定を開始し
た。試験片を150mm/分の速度で引っ張り、生じた摩擦力をダイヤルゲージ
および指針により記録した。 摩擦係数を、スライド摩擦力と適用した力の商から算出した:μ=FR/N。
【0038】5.光沢 反射光沢を、標準光沢と比較して測定した。 ペイントを完全に均一化した。脱脂したスチールプレート(150×70mm)
を平らな基材上に置いた。少量のペイント混合物をプレートに適用し、次いで、
塗布ナイフを用いて、150μmの湿皮膜厚みでプレート上に引き伸ばした。次
いで、ペイントを、180℃で2分間乾燥し、5分間冷却した。較正した測定装
置(例えば、PICO GLOSSMASTER 50°、Model 500、製造元:Erichsen、Hemer)の
測定ヘッドを、試料に適用し、赤色ボタンを押し、読値が一定になるまで、その
まま維持した。示された結果は「光沢測定」値である(DIN 67530、IS
O 2813およびASTM 523に従う標準化レフレクター値)。
【0039】6.伸び ゴム片に適用した乾燥ペイントを、ペイント層に最初の亀裂が現れるまで、引
張試験機によって伸ばした。2つの固定マーク間の間隔および引き伸ばしによっ
て生じた変化を測定し、変換後に、破断時伸び(%)を得た。
【0040】 本発明のポリウレタンペイントの性能特性を、以下の表4において、既知の低
摩擦ペイントのものと比較した。これらの試験結果から、本発明のポリウレタン
ペイントが、全ての重要な性能特性において極めて良好な結果により特徴付けら
れ、一方、既知の低摩擦ペイントが、劣るかまたは極めて劣る結果により特徴付
けられることが明らかである。
【0041】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リヒャルト・ヘメル ドイツ連邦共和国デー−40789モンハイム、 ホルンダーヴェーク27番 Fターム(参考) 3D201 AA01 AA24 CA02 CA22 CA31 EA01 4J038 DG111 DG121 DG271 DG302 KA07 MA08 MA10 NA09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分を含有する、エラストマーを被覆するための水-
    ベースのポリウレタンペイント組成物: ・少なくとも1つの水性ポリウレタン分散物、 ・ブロック化イソシアネート基を含有する化合物、 ・表面スリップ挙動の改善剤、 ・少なくとも1つの濡れおよび流れ調整剤、 ・所望による通常のカップリング剤、および ・所望による染料および/または顔料。
  2. 【請求項2】 ポリウレタン分散物が、脂肪族ポリエステルウレタンおよび
    /または脂肪族ポリカーボネートウレタンから選択されることを特徴とする、請
    求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 表面スリップ挙動の改善剤が、ポリテトラフルオロエチレン
    粉末、ポリジアルキルシロキサン粉末、アミノ官能性ポリジメチルシロキサンの
    エマルジョンまたはこれらの混合物であることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ブロック化イソシアネート基を含有する化合物が、以下の環
    式脂肪族または脂肪族ジイソシアネート:4,4'-ジシクロヘキシルメタンジイ
    ソシアネート(H12MDI)、1-イソシアナトメチル-3-イソシアナト-1,5,5
    -トリメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソシアネート、IPDI)、シクロ
    ヘキサン-1,4-ジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネート(H6
    DI)、m-またはp-テトラメチルキシレンジイソシアネート(m-TMXDI、
    p-TMXDI)、ダイマー脂肪酸ジイソシアネート、ヘキサン-1,6-ジイソシ
    アネート(HDI)、1,6-ジイソシアナト-2,2,4-トリメチルヘキサン、1,
    6-ジイソシアナト-2,4,4-トリメチルヘキサン、ブタン-1,4-ジイソシアネ
    ートおよび1,12-ドデカンジイソシアネート(C12DI)のブロックされたビウ
    レット化またはイソシアヌレート化生成物から選択されることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ブロック剤が、ラクタム、アルドキシム、ケトキシム、β-
    ジカルボニル化合物、イミダゾール、ヒドロキサム酸エステルまたはフェノール
    から選択されることを特徴とする、請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 濡れおよび流れ調整剤が、有機溶媒、陰イオン性、非イオン
    性もしくは陽イオン性界面活性剤、シロキサンコポリマーまたはこれらの混合物
    から選択されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 低い摩擦係数を得るためにエラストマーを被覆するための、
    請求項1〜6のいずれかに記載の組成物の使用。
  8. 【請求項8】 エラストマー表面の表面スリップ挙動を改善するための方法
    であって、以下の重要工程を含むことを特徴とする方法: (a)所望により、エラストマー表面を清浄化し、 (b)所望により、該エラストマー表面にカップリング剤の層を適用し、 (c)該エラストマー表面に、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物を、はけ
    塗または噴霧によって被覆し、 (d)該被覆したエラストマー形材を、50〜200℃の温度、好ましくは90
    〜180℃の温度で0.5〜15分間乾燥する。
  9. 【請求項9】 移動ガラス部品の窓溝を封止するための、および/または、
    自動車製造における封止用形材としての、請求項8に記載の方法によって被覆し
    たエラストマー形材の使用。
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