JPS61111374A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPS61111374A
JPS61111374A JP23294084A JP23294084A JPS61111374A JP S61111374 A JPS61111374 A JP S61111374A JP 23294084 A JP23294084 A JP 23294084A JP 23294084 A JP23294084 A JP 23294084A JP S61111374 A JPS61111374 A JP S61111374A
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JP
Japan
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silicone oil
polystyrene resin
coating composition
elastic body
lubricity
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JP23294084A
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JPS6411237B2 (ja
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Haruaki Miyashiro
宮代 晴明
Hiroyuki Nagashima
弘幸 長島
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NIPPON ERASUTORAN KK
Shiroki Corp
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NIPPON ERASUTORAN KK
Shiroki Kinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及11(7) fl、 Mi隻! 本発明は、塗料組成物に関し、ざらに詳しくは弾性体表
面に塗布しその表面に滑性を与えるのに適した塗料組成
物に関する。
明の技術的背型ならびにその問題点 弾性体表面に滑性を付与する必要がある場合がある。た
とえば自動車のガラスランの場合である。
すなわち自動車は昇降式窓ガラスをドア部分に備えてお
り、この上下する窓ガラスを保持して振動の防止を図り
、また雨水、はこりなどが車室内に侵入するのを防止す
るために、窓枠部分にガラスランが設けらている。この
ようなガラスランと窓ガラスとは摺動接触しているため
、ガラスランの窓ガラスとの接触面は、滑性を有してい
ることが好ましい。
ところで従来自動車用ガラスランとしては、窓ガラスと
の接触面に、ナイロンパイルなどを植毛したものが広く
用いられてきているが、このような植毛を施したガラス
ランにあっては、製造工程が繁雑であり、その上窓ガラ
スとの活動によって摩耗したりあるいは冬季にあっては
植毛部に付性した水滴が凍結することがあるため、窓ガ
ラスの動きを困難にしたり、シール機能が低下してほこ
りなどが室内に侵入するという問題点があった。
このため、ガラスラン基材である弾性体の接触面に滑性
を付与しうる被膜を形成することによって、上記の問題
点を解決しようとする試みもなされている。たとえば特
公昭57−14986号公報には、ポリウレタンゴムベ
ースにフッ素樹脂およびシリコーンオイルを添加してな
る塗料組成物を、ポリ塩化ビニル樹脂基材上に塗布して
被膜を形成した自動車用ガラスランが開示されている。
ところがフッ素樹脂の比重は2.14〜2.20であり
、この値はシリコーンオイルと比較して極めて大きいた
め、フッ素樹脂は塗料組成物中で沈降分離してしまう。
このためこの塗料組成物をガラスラン基材上に塗布する
際には、フッ素樹脂の沈降を防止するために、塗料組成
物を絶えず循環あるいは撹拌しておかなければならない
という問題点があった。
発明の目的 本発明は、このような従来技術に伴う問題点を解決しよ
うとするものであって、弾性体表面に塗布することによ
って、その表面に滑性を付与でき、かつ耐熱性、耐候性
、耐摩耗性に優れた被膜を与えることができ、しかも塗
布時に塗料組成物を撹拌あるいは循環する必要のない、
弾性体表面に塗布しその表面に滑性を与えるための塗料
組成物を提供することを目的としている。
及貝J口iヌ 本発明に係る弾性体表面に塗布されその表面に滑性を与
えるための塗料組成物は、ポリウレタンゴムベースに、
ポリスチレン樹脂ビーズおよびシリコーンオイルが添加
されていることを特徴としている。
この塗料組成物においては、ポリスチレン樹脂ビーズが
シリコーンオイルをよく保持しているため、シリコーン
オイルは塗膜中に長期間にわたって保持され、耐久性が
飛躍的に向上するととも゛に、ポリスチレン樹脂ビーズ
が塗料組成物中で沈降分離することがないという優れた
効果を有する。
11立且皇ム1」 本発明に係る弾性体表面に塗布され表面に滑性を与える
ための塗料組成物は、ポリウレタンゴムベースと、ポリ
スチレン樹脂ビーズとシリコーンオイルとから構成され
ているが、以下に各成分について説明する。
ポリウレタンゴムは、2個以上のイソシアネート基を持
つイソシアネート類と、2g以上の活性水素を持つ化合
物との反応によって生成するゴム弾性体を広く意味し、
従来塗料用として既知のものが広く使用しうる。具体的
には、イソシアネート基を2個もつジイソシアネートと
、活性水素原子を2個もつ化合物としてのグリコールと
を等モル反応させて得られる熱可塑性のイソシアネート
架橋型鎖状ポリウレタンゴムが用いられる。また、二塩
基性有機酸とグリコール類との反応により得られるポリ
エステルグリコール、ポリアルキレンエーテルグリコー
ル、ボ・リアルキレンオキシエーテルグリコール、長鎖
炭化水素グリコールなどの長鎖グリコールと、ジイソシ
アネートとの反応によって得られるポリウレタンゴムも
用いることができる。
また、上記グリコールとジイソシアネートとのM比を調
節して、末端基がイソシアネート基である長鎖ジイソシ
アネートあるいは末端基がヒドロキシル基である長鎖グ
リコールをプレポリマーとして用意し、末端基がイソシ
アネート基である長鎖ジイソシアネートの場合には、水
、ジアミン、アミノアル」−ル、グリコール、ポリオー
ルなどの活性水素原子含有化合物を架橋剤として架橋反
応を起こさせ、末端基がヒドロキシ基である長鎖グリコ
ールの場合にはイソシアネート類を架橋剤として架橋反
応を起こさせて得られる網状構造を有するポリウレタン
ゴムを用いることもできる。
実際上は、1液性ポリウレタン塗料あるいは2液性ポリ
ウレタン塗料として市販されているポリウレタン塗料を
用いることができ、このうち1液性ポリウレタン塗料が
好ましい。というのは、1液性ポリウレタン塗料では、
塗布時に硬化剤を混合する作業が必要なく、ポットライ
フの問題も生じることがなく、また、溶剤を乾燥するだ
けで目的とする塗膜が得られ、二液性ポリウレタン塗料
のように長時間の乾燥あるいは高温での処理が不用であ
るからである。また−液性ポリウレタン塗料では、二液
性ポリウレタン塗料のような反応のバラツキが少ないた
め、品質が安定しているという利点もある。
ポリスチレン樹脂ビーズは、塗料組成物中において、シ
リコーンオイルを吸着などの作用によって保持する機能
を果していると考えられ、このためシリコーンオイルは
塗膜中に長期間にわたって保持され、この塗料組成物が
塗布された弾性体表面の滑性が保証される。したがって
ポリスチレン樹脂ビーズおよびシリコーンオイルを含む
塗料組成物を弾性体表面に塗布することによって、弾性
体の耐久性、たとえば高温に長時間保持した後の表面滑
性、紫外線を長時間照射した後の表面滑性が良好に保た
れたりあるいは高7M雰囲気下での耐摩耗性が著しく向
上する。
ポリスチレン樹脂ビーズの粒径は、30μ以下、好まし
くは15μ以下さらに好ましくは10μ以下であること
が望ましい。ポリスチレン樹脂ビーズの粒径が30μを
超えると、シリコーンオイルの保持性が低下するため好
ましくない。
このポリスチレン樹脂ビーズは、その比重が71″8”
“1°6°゛8°゛″94″″″″″nT[1分離する
ことがなく、したがって塗料組成物を塗布時に撹拌ある
いは循環する必要がない。
シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル
、メチル塩化シリコーンオイル、メチルハイドロジエン
シリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、
フロロシリコーンあるいは式 で示され、粘度が60,000〜150.000の鎖状
ポリジメチルシロキサンからなるシ、す]−ンオイルが
用いられうる。このうち特に鎖状ポリジメチルシロキサ
ンが好ましい。
本発明に係る塗料組成物は、上記成分を溶解あるいは分
散させるために有機溶剤を通常含んでおり、この有機溶
剤としては、メチルエチルケトン、アセトン、トルエン
、キシレン、ベンゼン、テトラヒドロフラン、ジメチル
ホルムアミド、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、トリク
ロルエタン、メチルピロリドンなどが用いられうる。
さらに、ウレタン化反応を促進するために有機スズ化合
物などの触媒、あるいは得られる表面滑性を有する弾性
体の耐光性を向上させるために紫外線吸収剤、酸化防止
剤などを塗料組成物中に添加することもできる。また、
顔料などを必要に応じて塗料組成物中に添加することも
できる。
場合によっては、塗料組成物中に得られる塗膜の硬化を
向上させるため、あるいは弾性体と塗膜との接着性を向
上させるために、メチルメタアクリレートなどの重合体
化合物を添加することもできる。
本発明に係る塗料組成物においては、ポリウレタンゴム
とポリスチレン樹脂ビーズとは、重量比で3=7〜8:
2好ましくは4:6〜6:4の範囲で存在することが望
ましい。また、ポリスチレン樹脂ビーズとシリコーンオ
イルとは、重量比で、2:8〜8:2好ましくは4:6
〜6:4の範囲で存在することが望ましい。
なお、本発明に係る塗料組成物は、弾性体表面上に塗布
されるが、その際どのような塗布方法を採用してもよく
、たとえばディップコート法、スプレーコート法、刷毛
ぬり、ロールコート法などが採用される。また塗膜の厚
みは、10〜80μm好ましくは30〜60μmである
ことが望ましい。
本発明に係る塗料組成物が塗布される弾性体としては、
軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、各種合成
ゴムなどが挙げられるが、特に塗料組成物と弾性体との
接着性の面から軟質ポリ塩化ビニル樹脂が好ましい。
発明の効果 本発明に係る弾性体表面に塗布されその表面に滑性を与
えるための塗料組成物は、ポリウレタンゴムベースにポ
リスチレン樹脂ビーズおよびシリコーンオイルが添加さ
れており、ポリスチレン樹脂ビーズがシリコーンオイル
を長期間にわたって保持しているため、シリコーンオイ
ルは塗膜中に長期間保持され、滑性表面を有する弾性体
の耐久性が飛躍的に向上する。またこの塗料組成物を弾
性体表面上に塗布する際に、ポリスチレン樹脂ビーズの
分離沈降は認められない。
以下本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明は
実施例には限定されるものではない。
1亙■」 以下の組成を有する自動車ガラスラン形成用塗料組成物
を調製した。
シリコーンオイル      31.5四■部メチルメ
タクリレート    11  重量部有機溶剤    
     450   重量部顔  料       
    4  重量部酸化防止剤          
適  母紫外線吸収剤         適  量この
塗料組成物を、ガラスラン基材である軟質l     
ポリ塩化ビニル樹脂上に塗布した後乾燥して自動車用ガ
ラスランを製造した。
この自動車用ガラスランに対して以下のような各種試験
を施した。
イ) 常温時の摩耗試験 0) ガラスランを高温条件下に長時間保った後の摩耗
試験(熱劣化試験) ハ) ガラスランに紫外線を照射した後の摩耗試験(耐
候性試験) 二) 高温雰囲気下での摩耗試験(60℃)ホ) ガラ
スランを長時間水中にtJ1i首した後の摩耗試験(耐
水試験) 上記の摩耗試験は、平面摩耗試験機を用いて、一定の荷
重をかけてガラスラン試料面を繰返して摩擦し、その摩
耗度を調べることにより行なった。
このガラスランは、常温時の摩耗試験では15.000
回以上摩擦しても良好な滑性を示し、また熱老化試験で
は10.000回以上摩擦しても良好な滑性を示し、耐
候性試験では io、ooo回以上摩擦しても良好な滑性を示し、高温
雰囲気下での摩耗試験では4000回以上摩擦しても良
好な滑性を示し、さらに耐水試験では10.000回以
上摩擦しても良好な活性を示した。
このように! ’6れた自動車ガラスランは、いずれの
試験に対しても、極めて良好な耐摩耗性を示した。
また、上記塗料組成物をガラスラン基材上に塗布する際
にも、ポリスチレン樹脂ビーズの分離沈降は認められな
かった。
比較例1 実施例1において、ポリスチレン樹脂ビーズの代わりに
、フッ素樹脂ビーズを用いた以外は、実施例1と同様に
して、自動車用ガラスランを製造した。
冑られたガラスランは、実施例1で得られたガラスラン
と比較して、耐久性の面でかなり劣っていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリウレタンゴムベースに、ポリスチレン樹脂ビーズお
    よびシリコーンオイルが添加されていることを特徴とす
    る、弾性体表面に塗布しその表面に滑性を与えるための
    塗料組成物。
JP23294084A 1984-11-05 1984-11-05 塗料組成物 Granted JPS61111374A (ja)

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JP23294084A JPS61111374A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 塗料組成物

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JP23294084A JPS61111374A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 塗料組成物

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JPS61111374A true JPS61111374A (ja) 1986-05-29
JPS6411237B2 JPS6411237B2 (ja) 1989-02-23

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ID=16947229

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63289052A (ja) * 1987-05-20 1988-11-25 Nok Corp 含油樹脂組成物
WO1999054419A1 (fr) * 1998-04-23 1999-10-28 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Materiau de revetement
US7718219B2 (en) 2007-06-27 2010-05-18 3M Innovative Properties Company Method for forming channel patterns with chromonic materials
US7815971B2 (en) * 2006-01-26 2010-10-19 3M Innovative Properties Company Method for making nanostructures with chromonics

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US7718219B2 (en) 2007-06-27 2010-05-18 3M Innovative Properties Company Method for forming channel patterns with chromonic materials

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JPS6411237B2 (ja) 1989-02-23

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