JP2520344B2 - 静電植毛製品 - Google Patents

静電植毛製品

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JP2520344B2
JP2520344B2 JP4095466A JP9546692A JP2520344B2 JP 2520344 B2 JP2520344 B2 JP 2520344B2 JP 4095466 A JP4095466 A JP 4095466A JP 9546692 A JP9546692 A JP 9546692A JP 2520344 B2 JP2520344 B2 JP 2520344B2
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俊弘 角島
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信明 廣戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、耐候性、耐摩
耗性等が良好な新規静電植毛製品に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】自動車のグラスラン等に使
用される静電植毛製品は、ゴム、プラスチック、金属、
織物、陶磁器等の基材に塗布した接着剤上に短繊維を静
電植毛したものである。かかる静電植毛製品には、高
温、光、風雨等の苛酷な条件下でその機能が低下しない
ために耐熱性、耐候性、耐摩耗性等の諸性能が要求され
ている。そのため、種々のバインダーを用いた塗料を植
毛上に塗布し保護することによって該諸性能を向上させ
ることが行われている。例えば、植毛上に塗布する塗料
としてはアクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等のバイン
ダーを用いたものが挙げられるが、これらのバインダー
を用いた塗料には、耐熱性、耐候性が乏しく、熱や外気
による劣化のため耐摩耗性が低下するという欠点があっ
た。
【0003】かかる欠点を改良することを目的として、
ポリエステル構造とポリエーテル構造を併せ持ったポリ
ウレタン樹脂とシリコーンとを組み合わせた塗料を塗布
した静電植毛製品が提案されている(特公昭57−46
742号公報)。しかし、この静電植毛製品は、バイン
ダーとして使用するポリウレタン樹脂がポリエステル構
造を有するため耐加水分解性が低く耐候性や耐熱性が不
充分であり、又ポリエーテル構造を有するため耐光性が
低いことからも耐候性が不充分であるという問題点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来技
術の現状に鑑み、耐熱性、耐候性及び耐摩耗性に優れ、
熱や外気に晒されても耐摩耗性が低下しない静電植毛製
品を得るべく鋭意検討を重ねた結果、耐加水分解性や耐
光性に優れ、充分な耐候性や耐熱性を有する特定のポリ
ウレタン樹脂をバインダーとする塗料を植毛上に塗布し
保護層を形成することにより、目的を達成できることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち本発明は、基材に塗布した接着剤上に
短繊維を静電植毛して得られる静電植毛製品において、
その植毛上に、ポリカーボネートポリオールとポリイソ
シアネート化合物を反応させて末端にイソシアネート基
を有するプレポリマーを得、次いでこれを低分子量ジア
ミンで鎖延長して得られるポリウレタン樹脂をバインダ
ー成分とする塗料を塗布した保護層を有することを特徴
とする静電植毛製品に係る。
【0006】本発明において塗料を塗布する静電植毛製
品は、常法で得られる公知のもので良い。例えば、基材
の表面を必要に応じて清浄化した後、接着剤を塗布し、
次いでこれに短繊維を公知のフロック工法により静電植
毛し、該接着剤を硬化して得られたものを好適に使用で
きる。
【0007】ここで短繊維としては、この用途に通常の
ものが使用でき、例えばナイロン、ポリエチレンテレフ
タレート、レーヨン、木綿等の材質で、長さが0.5〜
2mm程度で太さが直径0.01〜0.1mm程度のものが
適当である。また、接着剤としても、この用途に通常の
ものが使用でき、例えばウレタン系、ポリアクリル酸エ
ステル系、合成ゴム系、ポリ酢酸ビニル系の接着剤が適
当である。
【0008】本発明においては、上記静電植毛製品の植
毛上に、ポリカーボネートポリオールとポリイソシアネ
ート化合物を反応させて末端にイソシアネート基を有す
るプレポリマーを得、次いでこれを低分子量ジアミンで
鎖延長して得られるポリウレタン樹脂をバインダー成分
とする塗料を塗布することを必須とする。
【0009】上記塗料のバインダー成分であるポリウレ
タン樹脂は、特にポリオール成分としてポリカーボネー
トポリオールを又鎖延長剤として低分子量ジアミンを選
択使用したことによって、この塗料を適用した静電植毛
製品の耐熱性、耐候性及び耐摩耗性を向上させたもので
ある。
【0010】該ポリウレタン樹脂は、より具体的には、
必要に応じてイソシアネート基に不活性な溶媒を用い、
又必要に応じて通常のウレタン化触媒を用いて、ポリカ
ーボネートポリオールとポリイソシアネート化合物と
を、化学量論的に水酸基に対してイソシアネート基が過
剰となる仕込み量好ましくは水酸基1当量に対してイソ
シアネート基1〜7当量程度、より好ましくは2〜5当
量程度となる仕込み量で、通常10〜150℃程度好ま
しくは40〜110℃程度の温度で、反応させて末端に
イソシアネート基を有するプレポリマーを得、次いで鎖
延長剤である低分子量ジアミンを反応させて末端にアミ
ノ基又はイソシアネート基を持つポリウレタン樹脂を製
造することにより、得られる。
【0011】上記ポリウレタン樹脂の数平均分子量は、
通常1000〜150000程度好ましくは5000〜
100000程度とするのが適当である。数平均分子量
が1000より小さくなると得られるポリウレタン樹脂
の機械的性質が不十分で塗膜の耐摩耗性が低下し、又1
50000を越えると顔料分散性、相溶性が低下し、更
に高粘度となって塗装作業性が低下するのでいずれも好
ましくない。
【0012】本発明で用いるポリウレタン樹脂の原料で
あるポリカーボネートポリオールの数平均分子量は、通
常200〜20000程度、好ましくは500〜500
0程度の範囲であるのが適当である。数平均分子量が2
0000を越えると、得られるポリウレタン樹脂の耐摩
耗性が低下し実用性に欠ける。また、ポリカーボネート
ポリオールは、公知の方法に従い、ジオールとカーボネ
ート基含有化合物とを反応させることにより得られる。
【0013】ここで、ジオールとしては、例えばエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチ
ル−1,3−ヘキサングリコール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、3,3−ジメチロー
ルヘプタン、1,9−ノナンジオール、2−メチル−
1,8−オクタンジオール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビスヒドロキシエトキシベンゼン、N−アルキルジ
エタノールアミン、ビスフェノール−A等が挙げられ
る。また、分子量2000以下程度のポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシテトラ
メチレングリコール等のポリエーテルグリコールも使用
できる。更に、トリメチロールプロパン、グリセリン等
のポリオール類も一部併用することができる。
【0014】カーボネート基含有化合物としては、例え
ばエチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエ
チルカーボネート、ジフェニルカーボネート等が挙げら
れる。
【0015】本発明でポリウレタン樹脂を製造する際に
用いるポリイソシアネート化合物としては、例えば2,
4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイ
ソシアネート、4,4´−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンメチルエ
ステルジイソシアネート、4,4´−メチレンビス(シ
クロヘキシルイソシアネート)、ω,ω´−ジイソシア
ネートジメチルシクロヘキサン、m−トリジンジイソシ
アネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート等の有機ジ
イソシアネート化合物、及びこれらの化合物と多価アル
コールとの付加物等を挙げることができる。
【0016】ポリウレタン樹脂の製造に用いられる鎖延
長剤である低分子量ジアミンとしては、例えばエチレン
ジアミン、プロピレンジアミン、ヒドラジン、ピペラジ
ン、シクロヘキサンジアミン、メンテンジアミン、イソ
ホロンジアミン、2,4,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジアミン、キシリレンジアミン、フェニレンジアミ
ン、4,4´−ジアミノジフェニルアミン、3,3´−
ジクロロ−4,4´−ジアミノジフェニルメタン等を用
いることができる。また、アミノエタノール、アミノエ
トキシエタノール、ジエタノールアミン等のアルカノー
ルアミンや、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルア
ミン、ジブチルアミン等のモノアミンやポリカーボネー
トの原料として挙げた前記低分子量ジオールを一部併用
することもできる。
【0017】ポリウレタン樹脂を製造する際の溶媒とし
ては、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸セロソルブ等のエステル類、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素
類、ダイアセトンアルコール、イソプロパノール、sec
−ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール類、塩
化メチレン、トリクレン、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド等を用いることができる。
【0018】ポリウレタン樹脂を製造する際の触媒とし
ては、通常のウレタン化反応触媒が用いられる。例え
ば、ジブチルチンジラウレート、ジオクチルチンジラウ
レート、ジブチルチンジオクトエート等の錫系触媒、鉄
アセチルアセトナート、塩化第二鉄等の鉄系触媒、トリ
エチルアミン、トリエチレンアミン等の三級アミン系触
媒等が用いられる。
【0019】本発明で用いる塗料は、上記方法で得られ
たポリウレタン樹脂をバインダー成分とするが、必要に
応じて、着色顔料、体質顔料等の充填剤や、シリコン系
オイル、合成樹脂粉末、老化防止剤、消泡剤、顔料分散
剤、紫外線吸収剤、硬化触媒等の添加剤を配合すること
ができる。
【0020】上記着色顔料としては、例えばカーボンブ
ラック、黒鉛、二酸化チタン、フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーン等を用いることができる。
【0021】また、体質顔料としては、例えば二酸化ケ
イ素粉末、タルク、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウ
ム等を用いることができる。
【0022】また、シリコン系オイルとしては、例えば
ポリジメチルシロキサン、ポリメチル−フェニルシロキ
サン、ポリフロロシロキサン、ポリエーテル変性シロキ
サン等を用いることができる。
【0023】また、合成樹脂粉末としては、例えばナイ
ロン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、
ポリアクリル酸エステル、メラミン樹脂、尿素樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリ四フッ化エチレン等の樹脂粉末を用
いることができる。
【0024】また、本発明で用いる塗料は通常有機溶剤
型塗料として使用され、その塗料固形分含量は通常20
〜50重量%程度とするのが適当である。
【0025】使用する有機溶剤としては、例えばキシレ
ン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶剤、n
−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族
炭化水素系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸アミル等のエステル系溶剤、se
c −ブタノール、ダイアセトンアルコール、tert−ブタ
ノール等のアルコール系溶剤、ジメチルホルムアミド、
ジメチルピロリドン等の含窒素系溶剤等を用いることが
できる。
【0026】本発明においては、前記の公知の方法で得
られた静電植毛製品の植毛上に、上記ポリウレタン樹脂
をバインダー成分とする塗料を塗布し、乾燥して、該植
毛製品の保護層を設ける。
【0027】ここで、塗料の塗布方法としては、特に限
定されないが、例えばスプレー塗装、フローコーター塗
装、浸漬塗装等の方法を適用することができる。また、
塗料の塗布量は、乾燥膜厚で、通常5〜30μm程度と
するのが適当である。
【0028】また、塗料の乾燥温度は、特に限定されな
いが、好ましくは80〜200℃程度とするのが適当で
ある。乾燥温度が80℃未満であると乾燥時間が増大
し、又200℃を越えると短繊維、基材、接着剤、塗料
等の熱劣化を招くおそれがあるのでいずれも好ましくな
い。
【0029】かくして、その植毛上に、特定のポリウレ
タン樹脂をバインダー成分とする塗料を塗布した保護層
を有する本発明静電植毛製品が得られる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、耐熱性、耐候性及び耐
摩耗性に優れ、熱や外気に晒されても耐摩耗性が低下し
ない静電植毛製品が提供されるという格別顕著な効果が
得られる。
【0031】
【実施例】以下、製造例、実施例及び比較例を挙げて、
本発明を更に具体的に説明する。尚、各例中「部」及び
「%」は、いずれも重量基準である。
【0032】製造例1 エチレンプロピレンゴム(EPDM)100部、酸化亜
鉛5部、カーボンブラック150部、炭酸カルシウム
1.0部、鉱物油80部、加硫促進剤3.0部、イオウ
1.0部のゴム配合物を180℃で15分間加硫し、E
PDMゴム加硫物を得た。この加硫物を、断面がコの字
型のリボン状に押出成形して、ゴム基材を得た。
【0033】この基材の表面をトルエンで清浄にし、ウ
レタン系接着剤を塗布した。これに長さ0.8mm、直径
0.05mmの短繊維をフロック工法により静電植毛し、
次いで100℃で5分間上記接着剤を硬化して、塗料を
塗布すべき静電植毛製品を得た。
【0034】実施例1 温度計、撹拌機、滴下漏斗、乾燥管付冷却器を取り付け
た四つ口フラスコに、2,6−トリレンジイソシアネー
ト100g及びメチルエチルケトン100gを仕込み、
内温を70℃にして撹拌した。これに1,6−ヘキサン
ジオールとジメチルカーボネートから得られる数平均分
子量500のポリカーボネートポリオール192g及び
メチルイソブチルケトン192gの混合物を滴下した。
滴下終了後、70℃で5時間加熱反応を行い、末端にイ
ソシアネート基を有するプレポリマーを得た。冷却後、
40℃で更にエチレンジアミン8.0gとジメチルホル
ムアミド75gとの混合物を添加して1時間反応を行い
ポリウレタン樹脂を得た。この樹脂の数平均分子量は5
200であった。
【0035】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック45部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
200CS)30部、メチルエチルケトン100部及び
トルエン100部を混合して、塗料固形分32%の塗料
を調製した。
【0036】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、本発明の静電植毛製品を得た。
【0037】実施例2 実施例1と同様の四つ口フラスコに、イソホロンジイソ
シアネート50g、ジブチルチンジラウレート0.02
g及びトルエン75gを仕込み、内温を90℃にして撹
拌した。これに3−メチル−1,5−ペンタンジオール
とジエチルカーボネートから得られる数平均分子量20
00のポリカーボネートポリオール225g、1,4−
ブタンジオール5.1g及びメチルイソブチルケトン3
45gの混合物を滴下した。滴下終了後、90℃で4時
間加熱反応を行い、末端にイソシアネート基を有するプ
レポリマーを得た。冷却後、40℃で更にヘキサメチレ
ンジアミン7.4gとジメチルホルムアミド114gと
の混合物を添加して1時間反応を行いポリウレタン樹脂
を得た。この樹脂の数平均分子量は38900であっ
た。
【0038】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック35部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
10000CS)25部、ジメチルホルムアミド40部
及びメチルイソブチルケトン100部を混合して、塗料
固形分32%の塗料を調製した。
【0039】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、本発明の静電植毛製品を得た。
【0040】実施例3 実施例1と同様の四つ口フラスコに、4,4´−メチレ
ンビス(シクロヘキシルイソシアネート)40g、ジブ
チルチンジラウレート0.12g及びトルエン60gを
仕込み、内温を90℃にして撹拌した。これに1,9−
ノナンジオールとジフェニルカーボネートから得られる
数平均分子量5000のポリカーボネートポリオール1
91g及びシクロヘキサノン287gの混合物を滴下し
た。滴下終了後、90℃で20時間加熱反応を行い、末
端にイソシアネート基を有するプレポリマーを得た。冷
却後、40℃で更にイソホロンジアミン19.9g及び
ダイアセトンアルコール238gの混合物を添加して2
時間反応を行いポリウレタン樹脂を得た。この樹脂の数
平均分子量は98500であった。
【0041】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック30部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
100000CS)20部、ダイアセトンアルコール5
0部及びトルエン100部を混合して、塗料固形分27
%の塗料を調製した。
【0042】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、本発明の静電植毛製品を得た。
【0043】実施例4 実施例1と同様の四つ口フラスコに、ヘキサメチレンジ
イソシアネート50g及びキシレン61gを仕込み、内
温を90℃にして撹拌した。これにシクロヘキサノンジ
メタノールとエチレンカーボネートから得られる数平均
分子量2000のポリカーボネートポリオール298g
及びシクロヘキサノン364gの混合物を滴下した。滴
下終了後、90℃で8時間加熱反応を行い、末端にイソ
シアネート基を有するプレポリマーを得た。冷却後、4
0℃で更にイソホロンジアミン22.8g、アミノエタ
ノール1.8g及びsec −ブタノール267gの混合物
を添加して1時間反応を行いポリウレタン樹脂を得た。
この樹脂の数平均分子量は25000であった。
【0044】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック35部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
100000CS)25部、キシレン100部及びシク
ロヘキサノン50部を混合して、塗料固形分31%の塗
料を調製した。
【0045】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、本発明の静電植毛製品を得た。
【0046】実施例5 実施例1と同様の四つ口フラスコに、4,4´−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート60g及びシクロヘキサノ
ン90gを仕込み、内温を80℃にして撹拌した。これ
に1,6−ヘキサンジオールとジエチルカーボネートか
ら得られる数平均分子量2000のポリカーボネートポ
リオール320g及びジメチルホルムアミド480gの
混合物を滴下した。滴下終了後、80℃で5時間加熱反
応を行い、末端にイソシアネート基を有するプレポリマ
ーを得た。冷却後、50℃で更にイソホロンジアミン1
7g及びジメチルホルムアミド356gの混合物を添加
して1時間反応を行いポリウレタン樹脂を得た。この樹
脂の数平均分子量は19900であった。
【0047】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック30部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
10000CS)20部、シクロヘキサノン70部及び
ジメチルホルムアミド70部を混合して、塗料固形分2
8%の塗料を調製した。
【0048】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、本発明の静電植毛製品を得た。
【0049】比較例1 実施例1で用いたポリカーボネートポリオールに代えて
ポリエーテルポリオールであるポリオキシテトラメチレ
ングリコールを用いて、比較の静電植毛製品を、次のよ
うにして調製した。
【0050】実施例1と同様の四つ口フラスコに、2,
6−トリレンジイソシアネート50g及びトルエン75
gを仕込み、内温を70℃にして撹拌した。これに数平
均分子量2000のポリオキシテトラメチレングリコー
ル287g及びメチルイソブチルケトン431gの混合
物を滴下した。滴下終了後、70℃で10時間加熱反応
を行い、末端にイソシアネート基を有するプレポリマー
を得た。冷却後、40℃で更にエチレンジアミン9.5
gとイソプロピルアルコール138gとの混合物を添加
して1時間反応を行いポリウレタン樹脂を得た。この樹
脂の数平均分子量は24100であった。
【0051】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック35部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
100000CS)30部、メチルイソブチルケトン1
00部及びジメチルホルムアミド50部を混合して、塗
料固形分32%の塗料を調製した。
【0052】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、比較の静電植毛製品を得た。
【0053】比較例2 特公昭57−46742号に記載の静電植毛製品である
比較の静電植毛製品を、次のようにして調製した。
【0054】実施例1と同様の四つ口フラスコに、数平
均分子量2000のポリオキシプロピレングリコール1
00g、数平均分子量2000のポリブチレンアジペー
ト100g、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート100g及びトリクレン300gを仕込み、内温を
80℃にして3時間加熱反応を行い、末端にイソシアネ
ート基を有するプレポリマーを得た。これに1,6−ヘ
キサンジオール29.5g及びジメチルホルムアミド1
94gの混合物を滴下した。滴下終了後、80℃で2時
間加熱反応を行いポリウレタン樹脂を得た。この樹脂の
数平均分子量は6600であった。
【0055】得られたポリウレタン樹脂100部、カー
ボンブラック30部、ポリジメチルシロキサン(粘度約
100000CS)20部、トルエン100部及びジメ
チルホルムアミド40部を混合して、塗料固形分28%
の塗料を調製した。
【0056】この塗料を、製造例1で得た静電植毛製品
の植毛上に、乾燥膜厚として15μmの塗布量で、フロ
ーコーター塗装法により塗布し100℃で5分間乾燥し
て、比較の静電植毛製品を得た。
【0057】上記で得られた各実施例及び各比較例の静
電植毛製品の耐摩耗性試験、耐熱性試験及び耐候性試験
を次のようにして行った。
【0058】耐摩耗性試験:静電植毛製品の製造直後に
摩耗性試験をして、初期摩耗性を調べることにより行っ
た。
【0059】耐熱性試験:静電植毛製品を電気循環式熱
風炉に入れ、80℃で240時間保持した後に、摩耗性
試験をすることにより行った。
【0060】耐候性試験:静電植毛製品について、JI
S K−5400−9−8の促進耐候性試験に準じて、
サンシャインウェザーオメーターを用い、120分毎に
18分間散水しつつ200時間紫外線照射した後に、摩
耗性試験をすることにより行った。
【0061】上記各試験における摩耗性試験は、次の様
にして行った。
【0062】試験機…西川式摩耗性試験機、 試験温度…室温、 摩耗子…厚さ3.5mmのガラス板を用いた、 荷重…3kg、 摩耗子サイクル…60回/分、 摩耗子ストローク…150mm、 試験方法…静電植毛製品を上記試験機に取付け、上記条
件下、ガラス製摩耗子で植毛面を一定回数摩擦した後、
下記基準で耐摩耗性を評価する。
【0063】 ○…ゴム基材の露出及び植毛繊維の脱落がない、 ×…ゴム基材の露出や植毛繊維の脱落がある。
【0064】試験結果を第1表に示す。
【0065】
【表1】
【0066】上記第1表から明らかな通り、本発明静電
植毛製品は、比較の静電植毛製品に比べて、極めて優れ
た耐摩耗性、耐熱性及び耐候性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 俣野 有召 岡山県勝田郡勝央町太平台40 大橋化学 工業株式会社岡山工場内 (72)発明者 廣戸 信明 岡山県勝田郡勝央町太平台40 大橋化学 工業株式会社岡山工場内 (72)発明者 川田 喜久 岡山県勝田郡勝央町太平台40 大橋化学 工業株式会社岡山工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材に塗布した接着剤上に短繊維を静電植
    毛して得られる静電植毛製品において、その植毛上に、
    ポリカーボネートポリオールとポリイソシアネート化合
    物を反応させて末端にイソシアネート基を有するプレポ
    リマーを得、次いでこれを低分子量ジアミンで鎖延長し
    て得られるポリウレタン樹脂をバインダー成分とする塗
    料を塗布した保護層を有することを特徴とする静電植毛
    製品。
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