JPS6153334A - ウレタン塗膜の硬化方法 - Google Patents

ウレタン塗膜の硬化方法

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JPS6153334A
JPS6153334A JP17562084A JP17562084A JPS6153334A JP S6153334 A JPS6153334 A JP S6153334A JP 17562084 A JP17562084 A JP 17562084A JP 17562084 A JP17562084 A JP 17562084A JP S6153334 A JPS6153334 A JP S6153334A
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JP
Japan
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coating film
curing
urethane coating
urethane
pvc
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Pending
Application number
JP17562084A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mabuchi
彰 馬淵
Masahiro Takimoto
正博 滝本
Kenji Yano
矢野 賢治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、PVC配合物からなる基材上にイソシアナ
ートプレポリマーを含有するウレタン塗料で形成された
未硬化ウレタン塗膜を100℃以下の加温雰囲気で硬化
させる方法に関し、特に、自動車のガラスランのガラス
摺接面に形成されるウレタン塗膜の硬化方法として好適
なものである〈従来の技術〉 自動車のガラスランの摺接面には、第1図に示すように
、摺動抵抗の低減及び耐摩粍4.1+:の向上の見地か
ら、ウレタン塗料による塗膜1が78.成されているも
のがある。このウレタン塗料としでは、イソシアナート
プレポリマーを含有する一液型又は二液塁のものが使用
されるが、いずれも塗膜の硬化速度が遅く、常温放置し
ておいたのでは、実車装着時(通常最短で工場出荷後3
時間)までに所要の塗膜物性(特に耐摩耗性)を得るこ
とはできない、そこで、従来はエチレンプロピレン三元
共重合体(EPDM)製のガラスランの場合、ウレタン
塗料をガラス摺接面に塗布後、150 ’C前後の加熱
雰囲気中に6〜10分放置して塗膜を硬化させていた。
尚、塗料中の触媒量を増大させることも考えられるが、
ポットライフや塗布作業性の点で問題がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、昨今検討されている基材がPVC製のガラス
ランの場合下記問題点がある。
(a)PVCは耐熱性が低いため、100℃未満の加熱
雰囲気でウレタン塗膜を硬化させなければならないが、
そうした場合、硬化時間を長く設定する必要があり、生
産性が悪い。
く問題点を解決するための手段〉 この発明のウレタン塗膜の硬化方法は、基材を形成する
PVC配合物中にジブチル錫ジラウレート(DBTDL
)又はトリエタノールアミン(TEA)を0.5〜8P
HR含有させておくことにより上記問題点を解決するも
のである。
上記手段の各構成を下記に具体的に説明する。
(a)基材・・・PVC配合物からなる。このPvCの
ポリマーは、ストレートでも酢酸ビニルの共重合体であ
ってもよい、pvc配合物中には、上記DBTDL又は
TEAの他に、通常、可塑剤、安定剤、さらに必要に応
じて無機充填剤、滑剤、帯電防止剤等が含まれる。DB
TDL又はTEAが0.5PHR未満ではこのウレタン
塗膜の硬化時間の短縮ができず、8PHRを超えると、
ブルーミングが発生しやすくなり外観不良や塗膜と基材
の接着不良の一因となる。尚、DBTDL又はTEAの
配合量は望ましくは2〜5PHRである。
上記可塑剤としては、ジオクチルフタレート。
ジイソオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ブチ
ルベンジルフタレート、ジデシルフタレート等を例示で
きる。
上記安定剤としては、三塩基性硫酸鉛、二塩基性亜燐酸
鉛等の無機物、有機錫メルカプチド、ステアリン酸鉛、
ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、三塩
基性マレイン酸鉛、二塩基性フタル酸鉛等の有機化合物
を挙げることができる。
(b)イソシアナートプレポリマー含有ウレタン塗料と
しては、下記ポリオール硬化形の塗料組成物(特願昭5
8−200084号等参照)に限られず、湿気硬化形で
あってもよい、尚、下記塗料組成物には下記硬化触媒が
含まれており、さらには必要に応じて、カーボン、タル
ク、シリカ、炭厳カルシウム、塩素化ポリプロピレン、
塩素化ポリエチレン等の無機又は有機充填剤が添加され
ている。
(塗料組成物) ■ポリエステルポリオールと有機ジイソシアナートとを
反応させて得られるヒドロキシルプレポリマー    
      ・・・100重量部■ひまし油ポリオール
   ・・・O〜60重量部■低分子ポリオールと有機
ジイソシアナートとを反応させて得られるイソシアナー
トプレポリマー          ・・・1〜100
重量部(硬化触媒) ■アミン系・・・メチルアミン、エチルアミン、プロピ
ルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、ヒドラ
ジン、トリエチレンジアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、及び1.8−ジアザ−ビシ
クロ−(5,4,0)ウンデセン−7(以下rDBUJ
のフェノール塩■有機錫系・・・ジブチル錫ジアセテー
ト、ジブチル錫ジオクトエート、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫ジエステレート、トリブチル錫アセテー
ト、トリブチル錫オクトエート、トリブチル錫ラウレー
ト、ジオクチル錫ジアセテート、ジオクチル錫ジラウレ
ート、ジエチル錫ジオレエート、モノメチル錫ジオレエ
ート (C)加温は通常、乾燥器、加熱炉などの加熱手段を用
いて行ない、60℃以上100 ”0未渦の温度で、3
0秒以上5分未満加温する。100”0以上では、基材
がPVC製であるので、軟化変形して望ましくなく、6
0℃未満では高速度ウレタン硬化反応が誘起されず、一
定時間(3時間)放置後に所定耐摩耗性を得ることがで
きない、この3時間とは、工場出荷後、実車にガラスラ
ンが装着される最短時間である。
く作用〉 ウレタン塗膜の硬化時間が大幅に短縮される理由は、明
瞭ではないが、下記の如く推定できる。
ウレタン塗膜層に対して基材中のDBTDL又はTEA
が拡散移動するためと推定される・上記DBTDL又は
TEA以外の触媒をpvc中に配合しても硬化時間短縮
の効果が見られない(第2表参照)は、DBTDL又は
TEA以外の触媒ではウレタン塗膜に対する拡散移動が
ないものと推定される。尚、TEAはPVC基材が黒色
の場合は問題はないが、カラーの場合、脱塩素により黄
変するため望ましくない。
〈実施例〉 各実施例は、下記PVC配合物を130〜140℃の温
度で厚さ1010mmX29の断面形状のものを押出し
て得た基材上に下記に示す配合のウレタン塗料を3 B
/cm″(固形分)となるようにロール塗りした後、9
0℃の乾燥炉中で1分間隔で硬化時間を設定して硬化さ
せ、さらにアニール処理をして得た。
■pvc配合物        (重量部)ポリマー 
          100DOP         
     70エポキシ化大豆油         5
ステアリン酸バリウム       1ステアリン酸亜
鉛         1硬化触媒          
  変量■ウレタン塗料        (重量部)ヒ
ドロキシルプレポリマー※1)25 ヒマシ油ポリオール        8イソシアナート
プレポリマー※2)10フツ素樹脂         
   8シリコーンオイル         8カーボ
ンブラツク         2D B T D L 
            O,085DBUのフェノー
ル塩       0.085※1)  1.4−ブタ
ンジオールとアジピン酸より合成したポリエステルポリ
オール(水酸基価:58.0)と 4.4′ −ジフニ
エルメタンジイソシアナートとeNCO10H= 41
5 (−E−/l/比)で反応させて得たもの。
※2)トリメチロールプロパンとトリレンジインシアナ
ートとをNGO10H=3/1 (モル比)−で反応さ
せて得た。もの。
上記のようにして得た各実施例について3時間放置後、
Kl型摩耗試験機を用いて、下記試験条件で#摩耗試験
を行なった。第1・2表には、耐摩耗性10000回を
満足(10000回摩耗後も基材が露出せず)するのに
、必要な硬化時間を表示した。
試験条件: 摩耗子   ガラス(厚さ5 ■) 荷  重     3 kgf 摩耗子サイクル   60回/分 摩耗子のストローク エ45+wm 〈発明の効果〉 この発明のウレタン塗膜の硬化方法は、上記の如く、ウ
レタン塗膜を100’0未溝の加温雰囲気でも、短時間
で硬化させることができ、ガラスラン等の製造に際して
生産性を大幅に向上させることができる。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用するガラスランの一例を示す断
面図である。 1・・・塗膜。 (実施例) 第1図〜第4図は、本発明の一実施例の製造工程を示し
たものである。1はアクリル基板であり、第1図に示し
たように、その全表面に十分厚いフォトレジスト膜2を
形成する0次に、第2図のように、フォトレジスト膜2
に所望のパターンの開口部3を形成し、これを常圧若し
くは減圧した酸素雰囲気中に置く1例えば、真空槽内に
基板を入れ、一方でロータリーポンプにより槽内のガス
を引き、他方で大気又は酸素含有ガスを導入して真空度
を1〜10 Torr程度に保持する。そして、低圧水
銀灯により基板表面に紫外線を照射する。ランプと基板
間の距離は10ao程度にする。ここで紫外4A(18
0nm付近のhヤニただしhはブランクの常数、νは振
動数)が酸素分子に照射されると。 hν o2→o”+o“ n間昭Gl−53335(2) hν C−C4C“+CI′ c”+o、  → co、+o” このようにアクリル基板1の炭素がオゾンと化学反応す
ることにより開口部のアクリルが解離し、第3図に示し
たように、エツチングされて凹部4が形成される。最後
に、第4図のように7オトレジスト膜2を除去して、所
要パターンの加工を施したアクリル基板1を得ることが
できる。 なおこの場合、フォトレジスト膜2も有機物であるため
、その表面が同時にエツチングされる。 またマスクとして、有機物の他に金属、セラミック等を
使用することができる。被加工物としてのプラスチック
は、その材質に制約を受けることなく、エツチングが可
能である。 (効 果) 以上説明したように、本発明によれば、プラス0+0.
  → ○。 のようにオゾンが発生する。さらにこのオゾンが。 露出されたアクリル基板1の励起された炭素と次のよう
に反応する。 第1図〜第4図は、本発明の一実施例の製造工程を示す
図である。 1 ・・・アクリル基板、  2 ・・・フォトレジス
ト膜、 3・・・開口部、 4・・・凹部。 特許出願人  東北リコー株式会社 チックの材質に制約されることなく、しかもミクロンオ
ーダーの微細パターンを、高精度かつ安価に加工するこ
とができる。 4、図面の簡単な説明 第1図 第2図 ス 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリ塩化ビニル(PVC)配合物からなる基材上にイソ
    シアナートプレポリマーを含有するウレタン塗料で形成
    された未硬化ウレタン塗膜を100℃未満の加温雰囲気
    で硬化させる方法において前記PVC配合物中にジブチ
    ル錫ジラウレート(DBTDL)又はトリエタノールア
    ミンを0.5〜8PHR含有させておくことを特徴とす
    るウレタン塗膜の硬化方法。
JP17562084A 1984-08-23 1984-08-23 ウレタン塗膜の硬化方法 Pending JPS6153334A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003510444A (ja) * 1999-09-24 2003-03-18 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン エラストマーのための被覆手段

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57123228A (en) * 1981-01-23 1982-07-31 Toyoda Gosei Co Ltd Glass run used for car

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