JP2000227273A - 貯蔵庫、ファン装置 - Google Patents

貯蔵庫、ファン装置

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JP2000227273A JP11025194A JP2519499A JP2000227273A JP 2000227273 A JP2000227273 A JP 2000227273A JP 11025194 A JP11025194 A JP 11025194A JP 2519499 A JP2519499 A JP 2519499A JP 2000227273 A JP2000227273 A JP 2000227273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫や野菜貯蔵庫のように低温で生鮮物な
どを長期に保存しようとすると、装置が大型化し、消費
電力が大きいという問題があった。 【解決手段】 沃素を徐々に放出するような小さい粒体
である沃素系抗菌材料を基材表面に取り付けた除放エレ
メントを庫内に設け、貯蔵庫内の殺菌や防黴を行うもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷蔵庫や野菜貯蔵
庫のように生鮮物を保存するための貯蔵庫や、黴の発生
しやすい図書収納庫や地下室、押し入れのように物を貯
蔵したり、貯蔵しながら作業するような貯蔵庫内の雰囲
気の殺菌や黴発生を押さえるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保全の一環として省エネ
ルギーが人類の最重要課題となっている。このため居住
空間等の高気密、高断熱化が進められる一方、室内空気
の汚染の問題がクローズアップされてきている。また他
方で大腸菌O-157のように食べ物の安全性の問題が増大
する中で、生鮮野菜や食品に対する要求が増えて冷蔵や
クーリングの用途が拡大しエネルギーの必要性が増える
とともにこれらの食料に対する抗菌、黴防止の需要が高
まっている。従来、輸送用コンテナ、市場などの業務用
野菜の貯蔵庫等は鮮度を保つために外気温度よりも温度
を下げて保存するのが普通である。また一般家庭用冷蔵
庫では野菜室や冷蔵室に生鮮物を収納し、微生物が繁殖
しにくい低い温度の状態で鮮度を保つ。
【0003】倉庫型冷蔵庫の従来の例として特開昭57
−16768号公報のようなものが知られている。野菜
などの農作物を大量に冷却しながら保存する場合、温度
を精度よく設定するばかりでなく多くの野菜を均等に冷
やすため庫内の圧力差を利用してむらなく冷却する構成
が記載されている。
【0004】一方、一般家庭用冷蔵庫では野菜室や冷蔵
室に生鮮物を低温で保存するが、食品の安全性を保つた
め微生物や黴が繁殖しにくい冷蔵庫の技術として特開昭
61−228283号が知られている。この構成を図1
5、図16に示す。図15は冷蔵庫の構成図で、71は
冷蔵庫、72は冷凍室、73は冷蔵室、74は野菜収納
室、75は冷蔵庫内に冷気を循環させるファン76の冷
気を冷却する冷却器、77は冷蔵庫内に設けられた冷凍
食品を解凍させる特定の容器、78は防臭、防黴ユニッ
トで、ファンから出た風を通過させて特定ユニットへ吹
き込んでいる。図16は防黴ユニットの構成図で、80
は防臭ユニットでハニカム状に形成した活性炭、81は
防黴ユニットでポ−ラスな材質例えば多孔質に形成した
セラミックなどに常用食用植物から抽出した抗菌作用の
あるフィトンチッドを含浸させてある。82はフレー
ム、83は防臭ユニットの吸着効果を持続させるため防
黴ユニットとの間に設けたポリエチレンシートのカーテ
ンでファンが運転したときだけ両方のユニットを通過し
て風がながれ特定容器に入ることにより、特定容器内の
食品や冷蔵庫内の壁面などに黴が発生することを防止し
たり、解凍食品特有の匂いを防ぐ。
【0005】また殺菌性を有する有機高分子成形物とし
て沃素を使用した例は特公昭60−1337号公報の技
術が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】業務用の冷蔵倉庫は大
きなスペースを冷蔵するため多大な電力を必要とし、ま
た数の多い家庭用冷蔵庫は家庭内に於いて冷蔵庫の占め
る電力量は大きいので、地球温暖化防止、炭酸ガス放出
量削減のためにも、これらの機器の省電力化の要求が強
い。しかしながら従来の野菜貯蔵庫や冷蔵庫では単に冷
やす事によってのみ鮮度を保つ方式であるため、こまめ
に制御して温度を維持する以外の省エネルギーを実現で
きなかった。悪臭対策としても多くの案が提案されてい
るが効果が長続きしなかったり、複雑な構造や高いコス
トにより実用化が困難であった。更にフィトンチッドに
よる抗菌、防黴も効果が長続きしないという欠点があっ
た。また、物を貯蔵するスペースが広く取れず、居住空
間等の高気密、高断熱化等から、単なる換気によっては
細菌や微生物の繁殖、黴の発生を押さえることが難しく
なっている。これに対しエアコンや空気清浄器を設ける
と家庭内や病院、工場、オフィス、市場、商店等の消費
電力が大きくなり地球温暖化防止、炭酸ガス放出量削減
に大きな問題が残るという課題があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、消費電力が小さい簡単な構成に
より、冷蔵庫や野菜貯蔵室などの生鮮物を保存するため
の貯蔵庫や黴の発生しやすい図書収納庫や地下室、押し
入れのように物を貯蔵したり、貯蔵しながら作業するよ
うな貯蔵庫内の雰囲気の殺菌、抗菌を行うことが出来、
黴発生を押さえる装置を提供しようというものである。
また冷却せずに鮮度を保つエネルギーの非常に小さな装
置を提供しようというものである。また小型でどこにで
も設置して庫内の雰囲気の殺菌、抗菌を行うことが出
来、黴発生を押さえる装置を提供しようというものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の貯蔵庫は、庫
内に配置され庫内の気体を循環させるファンと、ファン
により循環する気体の流路に配置され粒体である沃素系
抗菌材料と、沃素系抗菌材料の複数の粒体を基材表面に
取り付けこの粒体から沃素を徐々に気体に放出する徐放
エレメントと、を備え、この徐々に放出された沃素によ
り庫内の殺菌または防カビを行うものである。
【0009】請求項2の貯蔵庫は、沃素を放出するよう
な小さい粒体を基材表面に固定手段にて固定させたもの
である。
【0010】請求項3の貯蔵庫は、徐放エレメントに流
れる気体の流量を沃素が徐々に放出する流量となるよう
にファンの回転数を設定したものである。
【0011】請求項4の貯蔵庫は、ファンは冷却された
気体を循環させるとともに、この気体が冷却する貯蔵物
に近接可能に徐放エレメントを配置し、ファンによる循
還流が貯蔵物を介して徐放エレメントにながれるように
したものである。
【0012】請求項5の貯蔵庫は、徐除放エレメントに
近接して配置され徐放エレメントに流れる気体の流量を
調整する調整手段を設けたものである。
【0013】請求項6の貯蔵庫は、徐放エレメントの沃
素系抗菌材料の表面を目視可能にしたものである。
【0014】請求項7の貯蔵庫は、徐放エレメントが庫
内を密閉する扉の内側に設けられたものである。
【0015】請求項8の貯蔵庫は、貯蔵物が徐放エレメ
ントの表面へ接触することを防ぐ接触防止板を設けたも
のである。
【0016】請求項9のファン装置は、ファンにより流
れる気体の流路に配置され沃素を放出するような粒体で
ある沃素系抗菌材料と、沃素系抗菌材料の複数の粒体を
基材表面に固定手段にて固定させこの粒体から沃素を徐
々に気体に放出する徐放エレメントと、ファンと徐放エ
レメントを内部に収納するとともに、徐放エレメントか
ら放出される沃素を含む気体をファンにより外部に吐出
する吐出口を有するするケーシングと、を備えたもので
ある。
【0017】請求項10のファン装置は、徐放エレメン
トの沃素系抗菌材料の表面を目視可能にしたものであ
る。請求項11のファン装置は、徐放エレメントの沃素
系抗菌材料を濡れた状態で維持する給水装置を備えたも
のである。
【0018】請求項12の貯蔵庫は、貯蔵物を貯蔵する
庫内と、ファンにより流れる気体の流路に配置され固体
粒子である沃素系抗菌材料と、素系抗菌材料の複数の固
体粒子を基材に取り付けこの粒子から沃素を徐々に気体
に放出する徐放エレメントと、ファンと徐放エレメント
を内部に収納するとともに、徐放エレメントから放出さ
れる沃素を含む気体をファンにより庫内に吐出する吐出
口を有するファン装置と、を備え、ファン装置を庫内の
殺菌または及び防カビを行うものである。
【0019】請求項13の貯蔵庫は、沃素を徐放する徐
放エレメントに気体を循環させるファンと貯蔵物に気体
を循環させるファンとを別個に独立して設けたものであ
る。
【0020】請求項14の貯蔵庫は、沃素を徐放する徐
放エレメントに気体を循環させるファンと貯蔵物に気体
を循環させるファンとを少なくとも所定時間同時に運転
させる
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の一
実施例について図を用いて説明する。図1は本発明の一
実施例である家庭用の野菜貯蔵庫の概念図であって、野
菜や生鮮食料品を冷やさずに長期間保存する構成を示
す。1は野菜貯蔵庫、2はファン4を内蔵した抗菌機能
付き送風機、3は後で説明する沃素樹脂を坦持した徐放
エレメント、5は野菜などの食品ケースである。この貯
蔵庫には内部の空気を冷却する装置や機器の構成は存在
しない。ファン1を連続的または間欠的に回転させ、こ
れによる風速を受けて徐放エレメントから沃素分子が放
出される。図2は抗菌機能付き送風機の構造図を示し、
ケーシング9が貯蔵庫1の壁に固定されている。ファン
4はモータ5によって駆動されるが、貯蔵庫の図示して
いない扉が閉鎖され、且つ、タイマーによって設定され
た時間間隔で運転が行われる。
【0022】図3は徐放エレメントの構造の一部で表面
に抗菌処理した繊維の拡大図であり。10は沃素系樹脂
で固体粒体形状をしている。次に図4は徐放エレメント
3の構造図であり、11はプラスチック性のエレメント
枠15により固定された不織布である。多孔性基材であ
る厚さ5mmの不織布11の表面にあらかじめ酢酸ビニル
系エマルジョン接着剤を噴霧したバインダー材料の薄膜
が形成されこのバインダー材料の薄膜を介して粒状の沃
素系樹脂である固体粒子1mm以下ぐらいの径で100ミ
クロン以上が望ましいが多孔性基材である不織布の表面
にまんべんなく被覆してある。多孔性基材として不織布
や発泡ウレタンフォーム、ファイバー糸を組み合わせた
もの等でよく、バインダー材料としてエアロゾルや水性
エマルジョンタイプの接着剤などを使用する。
【0023】本発明で検討した沃素系抗菌材料は、4級
アンモニウムイオンを官能基とする陰イオン交換樹脂の
3よう化物イオンの塩である。これは特殊な条件で沃素
を陰イオン交換樹脂に接触させ含浸させ塩化物の形の陰
イオン交換樹脂の塩素イオンと3よう化物イオンを交換
する過程を経て製造するもので、3よう化物イオンは官
能基である第4級アンモニウム基と化学的に結合してお
り、更に樹脂の架橋構造に支持される構造で市販されて
いるペレット状のものでは沃素イオンはほとんど除放さ
れない。この沃素系抗菌材料は窒素のプラスイオンを持
つ樹脂で、このプラスイオンに3よう化物イオンがイオ
ン結合しており、沃素が簡単に離脱しないものである。
【0024】しかしながらこの沃素系抗菌材料の樹脂は
5mm以上の径ではほとんど除放を起こさないが粒体が小
さくなり、体積に比べ表面積の割合がある程度以上にな
ると自然にこの表面から徐々に放出することになる。こ
の粒体は径が小さくなるほど体積に対する表面積の割合
が著しく大きくなり放出量が大きくなって寿命が短くな
りすぎるのであまり細かい粒子にすると実用的でなくな
る。沃素は樹脂の中でよう化物イオンとして安定する
が、多価のよう化物イオンが活性のある沃素分子を樹脂
から遊離する条件は原子価大きいほど重くなるので5価
や7価の場合は大きなペレットでも自然に徐放すること
になる。しかもこの徐放量は沃素系抗菌材料に流す風
量、すなわち表面に当てる風速が高ければそれだけ多く
なる。なお粒体を形成する樹脂は沃素分子を通過させる
樹脂であればよく例えば酢酸ビニル樹脂を使えばよい。
【0025】しかしながら原子価の大きなよう化物イオ
ンの大きなペレットでは空気の流れを妨げるためどこに
でも設置できず使いにくい構造となる。また早く徐放し
てしまい、取り替える寿命上実用的でないという問題が
あるので、本発明では徐放が少ない3価のよう化物イオ
ンを採用しこれを体積に比べ表面積のおおきな徐放しや
すいように小さな粒体として基材にバインダーで固定す
ることにした。これにより通風領域に様々な形で配置で
き、多くの風量を全体で短い配置の距離に受けたり、少
ない風量を長く分布させた配置で受けたり出来、用途に
応じた構造や配置が可能になる。また寿命を考えたファ
ンの風量で徐放させる事が出来る。
【0026】次に本発明の特徴である動作について説明
する。図1で示される野菜貯蔵庫1では抗菌作用あるい
は防黴作用を有する沃素系樹脂を厚さが5mm程度多孔質
基材にバインダーで固定した徐放エレメント3を一体に
設けた抗菌機能付き送風機2を設けてある。この様に沃
素を徐放する機能性材料を多孔質基材に坦持した徐放エ
レメントを用いこれに送風することにより樹脂から放出
された沃素分子が循環する空気の流れにより野菜貯蔵庫
全体に拡散供給され、庫内の空中を浮遊している微生物
などの繁殖を防止し庫内を清潔に保つ。これにより温度
を下げなくとも腐食等を押さえ野菜の鮮度を長期間保つ
ことが出来、微生物の繁殖による生鮮物からの悪臭も押
さえることが出来る。また生鮮物に付着した菌の殺菌も
可能となる。
【0027】一般に沃素の化学反応力は塩素に比べてか
なり弱いが、殺菌力は強く、細菌、ウィルス、カビ、な
どに対し有効で即効性の殺菌作用を有する。沃素化合除
菌樹脂が飲料水用浄水器に使われる等水浄化に使われて
きている。本発明では貯蔵庫内で使用することにより徐
放された抗菌活性分子である沃素分子が塵埃に吸着した
り反応することなく庫内の隅々まで移動し細菌などと沃
素分子を交換することにより殺菌して内部を清潔に保
つ。除放エレメントに流れる気体の流量を沃素が徐々に
放出する流量となるように低い回転数でファン回転させ
ることにより、徐放量を押さえ除放エレメントの寿命を
長くすることが出来る。更にこのファンの運転を貯蔵庫
の扉が開放された後、扉閉の状態を検出し間欠的にモー
タを回転させ空気を循環させることにより、風の流れが
無い状態では徐放が非常に小さくてすむため粒体からの
徐放の寿命を更に延ばすことが出来る。なお扉の開放時
には外部を浮遊している菌などを吸い込まないようにフ
ァンの回転を停止させておく。
【0028】図5には図4と同様に不織布をプリーツ上
に織り込んだ除放エレメント3の構造を示す。これによ
り図4のような平板上に比べ不織布の面積が拡大し、こ
の不織布を通過する風圧が小さくなり、一層徐放量を少
なくすることが出来寿命を延ばすことが出来る。もちろ
んこの徐放エレメントとして格子状に設け風の流れに平
行な形で設けてもよいことは当然である。なお図1の抗
菌機能付き送風機は一体として貯蔵庫の壁面に取り付け
た構造を示すが、この送風機を天井や側壁だけでなく、吸
気と排気を庫内の空中に開放する形で床面においておく
だけでもよい。言い換えると台所の戸棚や扉のついた物
入れ、収納庫の中に置いておくだけで収納庫内の生鮮物
を長期に保存する効果が得られる。また図1の野菜ケー
スは出来るだけ食品の表面を露出させ沃素分子が接触可
能な網状の棚が望ましい。これにより棚との接触面に対
しても菌や黴が繁殖する余地がなくなる。
【0029】以上のようにこの発明では温度を下げる装
置、例えば冷蔵庫に使われている冷凍サイクルのように
冷媒を圧縮機で加圧し膨張させて低温を得るような、圧
縮機やこの圧縮機を冷やすファンを設けたり熱交換器等
を設ける必要が無く、また温度を低く保つ構造も不要で
あり、非常な簡単な構造ですみ、地球環境に影響を与える
冷媒を使う必要も無い。また、ファンを低速でまわすだけ
で制御も簡単なため、大幅なエネルギー削減が可能とな
る。これにより家庭用の小さな装置により野菜などの生
鮮物を腐らせたりせずパンなどをかびたりさせずに保存
したり、大きな業務用の装置でも安心して保存できる。ま
た細菌について心配しながら生鮮物を取り扱ったり料理
するなどの煩わしさから開放される。ドアの開閉に連動
させドアを開けたときは運転停止するようにしておけば
更に有効となる。また保冷車の場合温度を下げる装置が
必要となり運搬すべき積載物の重量に制限があったがこ
の発明の構造ではこのような制限が不要となる。
【0030】図6に徐放エレメントの沃素徐放量の風速
依存性に関する特性図を示す。この特性図は図2で示す
ファン4の吸い込み側に徐放エレメント3を設けた構成
で徐放面が30センチメートル角の徐放エレメントから
徐放される沃素の重量を風速0.2−1.0m/sの範
囲で測定した結果を表しており、風速0.5m/s以下
では徐放量は少ないが0.5m/sを超えると急速に徐
放量が増える。すなわち狭い庫内やファンを連続的に運
転するような場合は徐放エレメントへ0.5m/s以下
で有効な風速を与えればよいことになる。一方6畳相当
の閉鎖された部屋の中で風速0.8m/sで運転した場
合、室内の空気に含まれる沃素濃度は約0.05ppm
程度であり高い防かび効果が得られた。湿度85パーセ
ント以上の条件で部屋の中に食パンを放置したところ6
日間でかびが食パン全面を覆う状況に対し徐放エレメン
トでの徐放により2週間以上でも問題無いことが判明し
た。すなわち広い室であってもこの程度の風速で十分で
あり、1m/s程度以上の風速にしないことが徐放エレ
メントの寿命上重要といえる。
【0031】実施の形態2.実施の形態1では冷却機能
を持たないで温度を低くせずに保存する構成を示した
が、冷蔵庫のように冷気で食品を冷却する構成と併用で
きることは当然である。図7は冷蔵庫の庫内を扉側から
見た説明図である。17は庫内の空気を庫内背面に設け
た冷却用熱交換器に吸い込む冷気吸込風路、18は冷却
された空気を庫内へ側面から吹き出す側面冷気吹出口2
3の風路である側面例気風路、19は側面への冷気吹き
出し量を調整する側面用ダンパ、21は冷蔵庫本体、2
4は天井冷気吹き出し口25への風路である天井ダク
ト、26は冷蔵室、28は背面用冷気通路。31は冷凍室
と冷蔵室の間を仕切る断熱仕切り壁を示す。
【0032】図8は冷蔵庫の一部を断面にて見た説明図
である。27は冷蔵庫の扉22に設けられた扉ポケット、
34は扉22と冷蔵庫本体21と仕切り壁31により構
成される庫内の温度を維持する断熱材、36は食品を載
せる棚、35は背面から冷気を吹き出す吹き出し口、40
は除放エレメント3を収める凹部である。図9は扉内側
のドアポケットを示す概念図であり、47はドアポケッ
ト27にならべた食品である被冷却物である。、冷蔵庫に
は冷気を循環させるファンが設けられており、このファ
ンにより空気が循環している。この循環する空気の一部
を利用して除放エレメントから沃素分子を冷蔵庫に内部
に拡散することが出来る。庫内の天井や側面や背面には
冷気を吹き出す吹き出し口が一般に存在し、また、底面
には冷気を吸い込む吸い込み口が存在しこの5面は比較
的風量が多くなる。
【0033】一方残された扉の面には冷気が循環する
が、ここにはポケット部が存在し、冷気の循環には障害
になるとともに、このポケットには冷却される被冷却物
47がおかれ、其の後ろである扉の内面には多くの風量
が流れることはない。すなわち貯蔵物により冷気の流れ
が妨げられる。この様にポケットの後ろの壁であってし
かも図7、図8に図示されているように上のポケットの
直ぐ下は庫内でもっとも風が回りにくいところであり、
風量が低ければ低いほど徐放量が少なくなるので長時間
の寿命が確保されるとともに、冷気は庫内を拡散して循
環しているので抗菌やかび対策には効果的である。
【0034】すなわち沃素を除放する抗菌樹脂の粒体を
固定した基材を直接冷蔵庫のドアポケットに貼り付けた
り、扉内板に設けた凹部に収納させて冷蔵庫内の気流に
より沃素を冷蔵庫内に除放し庫内の殺菌効果を高めて生
鮮物の鮮度を長期間保つものである。なお家庭用の冷蔵
庫の場合、庫内全体に冷気を循環させるためファンの回
転数が高いが、ドアポケットの扉に近い部分は貯贓物を
冷却した冷気が間接的に回り込む個所であり除放量は少
なくてすむ。また一般にファンは庫内の温度が上がった
ときに回転させる。場合によっては熱交換器の霜取り
後、起動性改善のためファンだけまわすケースもあるが
短時間である。また冷蔵庫の扉が開放されているときは
回転させない。以上より徐放の寿命を長くするとともに
閉鎖された空間を循環させるため徐放された沃素分子を
無駄にすることなく効果的な殺菌が行える。徐放エレメ
ントを設置する場所としてドアポケットに限られず冷気
の流路で、風速の小さい場所であればよく、例えば庫内
に限らず冷気を冷却する冷却器の近傍に設けてもよい。
【0035】図10は徐放エレメントの他の構造例で、
13は接触防止板である。ドアポケットに取り付けた場
合徐放エレメントの基材表面に固定した抗菌樹脂の粒体
が貯蔵物によりあたったり、こすれたりしてとれる恐れ
がある。これに対し空気は流通するが食品などが当たら
ないように接触防止を行えばよい。図示のものだけでな
く網状であっても、また貯蔵物側は閉鎖した形で扉内壁
との間に風を通してもよい。図11は徐放エレメントの
別の構造で、6は上部と下部に設けたスリット、14は
徐放エレメントのスリット以外を閉鎖する閉鎖板であ
る。箱体の中に抗菌樹脂の粒体を表面に固定した基材を
収納し、上端と下端に細い通風スリットを設ける。この
ような構成をとれば庫内のどこに設置しても除放エレメ
ントには循環される冷気の極一部しか通らないことにな
る。すなわちスリットの幅を流れる風量に必要な幅に選
択することにより、除放エレメントに近接して配置され
徐放エレメントに流れる気体の流量を調整する調整手段
を設けた事になる。但し、図の構造では徐放エレメント
を交換するため閉鎖板14を取り外せるようになってい
る。また、抗菌樹脂の粒体は徐放によって寿命がなくな
ると、表面の色調が変化する。従って徐放エレメントは
この表面を見ることにより取り替えが必要かどうかを知
る事が出来る。これに対し徐放エレメントを完全に閉鎖
しておくと表面を点検できない。図11の閉鎖板は手が
け91により閉鎖板を上下に動かすことが出来、内部の
エレメントをチェックできる。なおペレット上の沃素イ
オン交換樹脂は黒く、これを粉末に近づけると茶色に近
くなり、沃素が抜けるとベージュ色に変化する。表面を閉
鎖させる場合、沃素を透過させない透明なまたは中の見
えるプラスチックフィルムやシート等で表面をカバーし
てもよい。徐放エレメントの寿命を確認するため表面の
点検は、この徐放エレメントを扉に設けておくと最も簡
単であることは言うまでもない。
【0036】実施の形態3.図12は野菜を保管する冷
蔵倉庫に本発明を適用した例である。41は冷却用送風
機42により送風される空気を冷却する冷却器、43は
差圧を発生させパレット50に乗せられた野菜7を積み
上げたブロックの中を循環させる通風を行う循環用送風
機、44は冷却器41に配管開閉手段45と冷媒などの
熱媒体を調整する調整手段46により冷熱を供給する冷
熱源である氷蓄熱槽、49は貯蔵庫48の中の冷却され
た風を循環させる導風板である。図13は野菜倉庫48
の中の循環用送風機43に隣接して配置され沃素を徐放
する徐放エレメントの構造で、ハニカム状の厚紙53の
表面に抗菌樹脂の粒体が固定されている。また、図12
の野菜倉庫48の床面には別の例として徐放エレメント
を内蔵して抗菌機能付き送風機58がおかれている。
【0037】図12において野菜倉庫である貯蔵庫48
の中では冷却器41と送風機42により庫内の温度を貯
蔵物に適した低い温度に保つ事が出来る。また、循環用
送風機43により積み上げられた野菜全体にたいし均等
に冷却された空気を通して鮮度を保つことが出来る。一
方抗菌樹脂を表面に固定した徐エレメント3は沃素分子
を除放しており、この沃素は野菜倉庫内部全体に空気の
循環を通して拡散し野菜の鮮度を保っている。業務用の
場合鮮度維持が生命であり、これに対し冷却に対しては
熱源機側に設けられた図示されていない別の熱源と氷蓄
熱の両方により熱伝達媒体が供給可能に設けられてお
り、どのような場合にも、すなわち一方が急に停止しても
他方が冷却器に冷媒を供給して冷気を供給することが出
来るようにしている。また徐放エレメントはハニカム状
の構成により差圧を減らさずに循環される送風の中に除
放を行うことが出来る。
【0038】もし徐放量が少ないような場合やバックア
ップ体制が必要であればポータブルタイプの徐放エレメ
ントを内蔵した抗菌機能付き送風機58を床上に設置し
動作させればよい。あるいは、徐放エレメント3を設け
ずに抗菌機能付き送風機58のみを設けてもよい。これ
により冷却用ファン42と、循環用ファン43と、徐放用
のファン装置58をそれぞれ独立させて運転できるよう
になる。貯蔵する生鮮物や他の貯蔵品の種類に応じて、あ
るいは庫内の温度に応じて冷却用ファンや冷熱源から冷
媒の循環を止めることが出来る。これにより消費電力を
大幅に減らすことが可能である。また貯蔵庫の内部で作
業をしたり貯蔵品を出し入れする場合には徐放用のファ
ン装置58を停止すればよい。沃素は人体に不可欠な物
であるとともに除放される量が少なく全く問題が無い
が、特有な匂いがあり不快な場合はこのファンだけ止め
ておけばよい。
【0039】この貯蔵庫は、沃素を除放する徐放エレメ
ントに気体を循環させるファンと貯蔵物に気体を循環さ
せるファンと空気の冷却を行う装置を別個に独立して設
けたものでこれにより使い勝手が良く様々な使い方が可
能になり、またエネルギーを大幅に減らすことが出来
る。但しこの貯蔵庫では、沃素を徐放する徐放エレメン
トに気体を循環させるファンと貯蔵物に気体を循環させ
るファンとを少なくとも所定時間同時に運転させて徐放
された沃素イオンが貯蔵庫の隅々まで、あるいは貯蔵さ
れた生鮮物に十分に拡散されて行き渡る必要がある。
【0040】図12の野菜冷蔵倉庫でも、図7の家庭用
冷蔵庫でも冷媒を循環させる圧縮機やポンプなどの駆動
のために電子制御回路が設けられている。この回路には
交流商用電源より直流を作るトランス、制御電源整流回
路、庫内の温度制御及び圧縮機を駆動する制御信号を作
成するマイクロコントローラ、スイッチやトランジスタ
インバータ、ゲートアンプ、ファン駆動用インバータなど
があり、これらのインバータはモスフエットや還流ダイ
オードにより回路が構成されている。庫内に設けられた
温度センサーの温度と温度調整回路に設定された温度と
を比較して庫内の温度が設定より高い場合はマイクロコ
ントローラが圧縮機の周波数を高く回転させるように指
令を出す。設定温度が高い場合は圧縮機を停止させる。庫
内の空気を循環させるファン用のモータに対しても圧縮
機の運転とほぼ同期させてマイクロコントローラの指令
で運転される。扉の開閉に連動させてファン用のモータ
の運転の指令をやはり同様にマイクロコントローラから
出される。各ファンがそれぞれ独立して設けられている
場合はマイクロコントローラに設けられたタイマーによ
り各ファンの運転の時間をあらかじめ設定して置くこと
によりそれぞれ自由に運転可能となる。
【0041】実施の形態4.図14は本発明の抗菌機能
付き送風機の他の例を示す構造図であり、59は水を満
たした水タンク、3は沃素系樹脂を坦持するとともに水
タンク59の水を滴下させる徐放エレメント、64は徐
放エレメント3を濡らした水を機外へ排水可能なように
溜めるドレンパン、63はモータによりファン4を回転
させて吸気口61から空気を吸い込み排気口62へ吐き
出す送風機、58は空気清浄器である。なお吸気口61
から内部を除くことにより徐放エレメントの沃素系樹脂
10の表面を除くことが出来る。
【0042】図14に示すように徐放エレメント3の上
に水タンクを設けてあり、水タンク59から徐放エレメ
ントに水を供給しこの徐放エレメントを濡れた状態にし
て、送風機13によってこの徐放エレメントに風を通過
させる。この構造では徐放エレメントが乾燥している場
合に比べ徐放エレメントから沃素が放出されにくいので
空気循環式にして機外の空気を清浄する空気清浄器とし
ている。すなわち、書庫や貯蔵庫である野菜保存室や冷蔵
庫の中の空気を送風機の運転によって空気清浄器の中に
取り込み、濡れた徐放エレメントと接触させて殺菌を行
うものである。今までの説明のように主として空気中に
沃素分子を除放させて室内や庫内に拡散させて庫内の貯
蔵物を殺菌、抗菌する方法ではなく、機外である庫内の空
気を送風機により取り込んで基材の中で、もしくは水を
介して殺菌や抗菌を行うもので水中に存在する沃素分子
を利用して空気中など機外に放出したくない条件の場所
や時期に使用可能であり、すなわちいつでも、どこでも、
何も気にせずに空気清浄器として使える。
【0043】沃素を徐放する機能性材料を基材に坦持さ
せた徐放エレメントを水で濡らして空気を循環させてこ
の徐放エレメントに接触させる構造にしたので、ペレッ
トの大きさとして市販の物をそのまま使用してもよい。
徐放エレメントに給水する給水装置として除放エレメン
トの上方に水タンクを設け、水タンクの底部にあけた給
水口から水を滴下させる構造を示したが給水管と排水管
によって水を循環させる構成でもよい。空気中に浮遊す
る菌や黴の胞子を水に取り込んで水の中に徐放された沃
素イオンにより、また沃素樹脂に菌を引き寄せて殺菌で
きる。この発明の構造で給気口に塵埃除去用のフィルタ
ーを設けることにより水は沃素により清浄に保てるので
水を循環させるだけで良い。但し空気清浄器58のファ
ンや徐放エレメントを収納しているケーシング9の側面
に窓を設けておけば沃素系樹脂の表面を見ることが出来
る。窓は開閉蓋でも透明な窓用の材料で覆ってもよい。ま
た水の蒸発分の補充が出来るような蓋と兼用させてもよ
い。
【0044】微生物で汚染されたお風呂の残り湯を用い
た100ccの水に抗菌加工された不織布を5cm角に
切断したものを浸漬して大腸菌による抗菌性能をATP
アナライザにより評価したところ、ほぼ無菌の状態まで
菌数を減少できた。また青かびを用いた防黴試験でも極
めて高い効果が得られている。
【0045】本発明は抗菌作用あるいは防黴作用を有す
る沃素系抗菌材料を基材に坦持させ、この徐放エレメン
トから空気中に沃素を放出させたり水に濡らして殺菌や
防黴を行う空気清浄器をえることができる。これにより
冷蔵庫や野菜貯蔵室等の生鮮物を温度を極力下げないで
鮮度を保つことが出来たり、また大腸菌O−157等に
よる食品の安全性に対する抗菌、防黴対策になり、庫内や
室内の殺菌、防黴を行うことが出来る。沃素は陰イオン交
換樹脂に沃素のマイナスイオンとしてイオン結合したペ
レット上の樹脂として市販されているが、表面近傍から
の気化により沃素分子を空気中に徐放する場合、固体と
して製造される沃素樹脂の粒体の大きさとこれにあたる
風の風速に関係するので徐放が行われるように小さく、
且つ適度な風速とするがあまりに小さすぎたり、風が強
すぎると徐々に放出せずに放出量が大きくなりすぎてし
まい、徐放エレメントを直ぐに取り替えなければならな
いので都合の良い粒体の大きさと、風速を選定する必要
がある。徐放量の風速依存性は図6のごとくリニアとい
うより風速が増えることにより一層除放が増えてくる。
【0046】人体に無害な揮発性抗菌・防黴活性分子の
例としてはヒノキチオール、ワサオーロ、ナフタレン、
ベイオイル、シナモンリーフォイル、クローブバドオイ
ル、オリガナムオイル等があげられるが沃素がもっとも
抗菌、防黴効果に優れている。徐放エレメントからこの
ような揮発性活性分子を空気中に放出することにより空
中浮遊微生物の繁殖を防止し、微生物による空気汚染を
軽減して悪臭をなくすことが出来、貯蔵してある貯蔵物
の殺菌などにより長期保存が可能になり、また保存のた
めに貯蔵庫や冷蔵庫などを冷やすためのエネルギーを大
幅に軽減できる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、庫内に配置され庫内の
気体を循環させるファンと、ファンにより循環する気体
の流路に配置され粒体である沃素系抗菌材料と、沃素系
抗菌材料の複数の粒体を基材表面に取り付けこの粒体か
ら沃素を徐々に気体に放出する徐放エレメントと、を備
え、この徐々に放出された沃素により庫内の殺菌または
防カビを行うので少ないエネルギーで庫内に物を長期保
存できる。
【0048】本発明によれば、沃素を放出するような小
さい粒体を基材表面に固定手段にて固定させたので簡単
な構造で周囲の殺菌や防黴効果が得られる。
【0049】本発明によれば、徐放エレメントに流れる
気体の流量を沃素が徐々に放出する流量となるようにフ
ァンの回転数を設定したので効果的な抗菌・防黴効果が
長時間得られる。
【0050】本発明によれば、徐放エレメントを庫内に
貯蔵される貯蔵物に近接可能に配置し、庫内を循環する
気体が冷却するこの貯蔵物を介して徐放エレメントにな
がれるようにしたので徐放量が大きくなりすぎず寿命の
長い装置がえられる。
【0051】本発明によれば、徐放エレメントに近接し
て配置され前記徐放エレメントに流れる気体の流量を調
整する調整手段を設けたので徐放量の選択を殺菌や防黴
効果に対し適した装置とすることが出来る。
【0052】本発明によれば、徐放エレメントの沃素系
抗菌材料の表面を目視可能にしたもので、徐放する量の
寿命が簡単に判断出来るので扱いやすく安心な装置がえ
られる。
【0053】本発明によれば、徐放エレメントが庫内を
密閉する扉の内側に設けられたので、交換が簡単で使い
易い装置が得られる。
【0054】本発明によれば、庫内に貯蔵される貯蔵物
が徐放エレメントの表面へ接触することを防ぐ接触防止
板を設けたのでどこに徐放エレメントが設けられようと
徐放エレメントに影響を与えない装置が得られる。
【0055】本発明によれば、ファンにより流れる気体
の流路に配置され沃素を放出するような小さい粒体であ
る沃素系抗菌材料と、沃素系抗菌材料の複数の粒体を基
材表面に固定手段にて固定させこの粒体から沃素を徐々
に気体に放出する徐放エレメントと、ファンと徐放エレ
メントを内部に収納するとともに、徐放エレメントから
放出される沃素を含む気体をファンにより外部に吐出す
る吐出口を有するするケーシングと、を備えたので取り
扱いが簡単で効果的な装置がえられる。
【0056】本発明によれば、徐放エレメントの沃素系
抗菌材料の表面を目視できるので寿命の監視が容易で安
全な装置がえられる。本発明によれば、徐放エレメント
の沃素系抗菌材料を濡れた状態で維持する給水装置を備
えたので汚れた空気を装置内部に取り込んで殺菌や防黴
を行える。
【0057】本発明によれば、貯蔵物を貯蔵する庫内
と、ファンにより流れる気体の流路に配置され粒体であ
る沃素系抗菌材料と、沃素系抗菌材料の複数の粒体を基
材に取り付けこの粒体から沃素を徐々に気体に放出する
徐放エレメントと、ファンと除放エレメントを内部に収
納するとともに、徐放エレメントから放出される沃素を
含む気体をファンにより庫内に吐出する吐出口を有する
ファン装置と、を備え、ファン装置を庫内に配置して庫
内の殺菌または及び防カビを行うので様々な用途に適し
た有効な装置がえられる。
【0058】本発明によれば、沃素を徐放する徐放エレ
メントに気体を循環させるファンと庫内に貯蔵される貯
蔵物に気体を循環させるファンとを別個に独立して設け
たので使用状態に適した運転が出来一層エネルギーを少
なく出来る。
【0059】本発明によれば、沃素を徐放する徐放エレ
メントに気体を循環させるファンと貯蔵物に気体を循環
させるファンとを少なくとも所定時間同時に運転させる
ので庫内に沃素を確実に拡散することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による家庭用の野菜
貯蔵庫の概念図である。
【図2】 この発明の一実施の形態による抗菌機能付き
送風機の構造図である。
【図3】 この発明の一実施の形態による徐放エレメン
トの構造の一部で表面に抗菌処理した繊維の拡大図であ
る。
【図4】 この発明の一実施の形態による徐放エレメン
トの構造図である。
【図5】 この発明の一実施の形態による徐放エレメン
トの構造図である。
【図6】 この発明の一実施の形態による徐放エレメン
トの特性図である。
【図7】 この発明の他の実施の形態による冷蔵庫の庫
内を扉側から見た説明図である。
【図8】 この発明の他の実施の形態による冷蔵庫の構
造図である。
【図9】 この発明の他の実施の形態による扉内側のド
アポケットを示す概念図である。
【図10】 この発明の他の実施の形態による徐放エレ
メントの他の構造を説明する図である。
【図11】 この発明の他の実施の形態による徐放エレ
メントの別の構造を説明する図である。
【図12】 この発明の他の実施の形態による野菜を保
管する冷蔵倉庫を示す説明図である。
【図13】 この発明の他の実施の形態による徐放エレ
メントの構造を説明する図である。
【図14】 この発明の他の実施の形態による抗菌機能
付き送風機の構造図である。
【図15】 従来の冷蔵庫の構成図である。
【図16】 従来の防黴ユニットの構成図である。
【符号の説明】
1 野菜貯蔵庫、 2 抗菌機能付き送風機、 3 徐
放エレメント、 4ファン、 5 野菜ケース、 6
通風スリット、 8 モーター、9 ケーシング、 1
0 沃素系樹脂、 11 不織布、 12 プリーツ状
の不織布、13 接触防止板、 14 閉鎖板、 15
エレメント枠、 17 冷気吸い込み風路、 18
側面冷気風路、 19 側面用ダンパ、 21 冷蔵庫
本体、 22 冷蔵庫扉、 23 側面冷気吹き出し
口、 24 天井ダクト、 25 天井冷気吹き出し
口、 26 冷蔵室、 27 扉ポケット、 28 背
面用冷気通路、 29 庫内温度センサ、 31 冷凍
室・冷蔵室断熱仕切り壁、32 背面用ダンパ、 33
内箱、 34 断熱材、 36 棚、 37凹部、
40 除放エレメント取り付け凹部、 41 冷却器、
42 冷却用送風機、 43 循環用送風機、 44 氷
蓄熱槽、 45 配管開閉手段、 46熱伝達媒体調整
手段、 47 被冷却物、 48 貯蔵庫、 53 ハニ
カム状の厚紙、 58 空気清浄機、 59 水タンク、
61 給気口、 62 排気口、 63 送風機、
64 ドレンパン、71 冷蔵庫、 72 冷凍室、 7
3 冷蔵室、 74 野菜収納室、 75 冷却器、 7
6 ファン、 77 容器、 78 防臭防黴ユニット、 80 防臭ユニット、
81 防黴ユニット、 82 フレーム、 83 カーテ
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横家 尚士 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4B021 LA41 MC01 MK13 MP04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に配置され庫内の気体を循環させる
    ファンと、前記ファンにより循環する気体の流路に配置
    され粒体である沃素系抗菌材料と、前記沃素系抗菌材料
    の複数の粒体を基材表面に取り付けこの粒体から沃素を
    徐々に気体に放出する徐放エレメントと、を備え、この
    徐々に放出された沃素により庫内の殺菌または防カビを
    行うことを特徴する貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 沃素を放出するような小さい粒体を基材
    表面に固定手段にて固定させたことを特徴とする請求項
    1記載の貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 徐放エレメントに流れる気体の流量を沃
    素が徐々に放出する流量となるようにファンの回転数を
    設定したことを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 徐放エレメントを庫内に貯蔵される貯蔵
    物に近接可能に配置し、庫内を循環する気体が冷却する
    この貯蔵物を介して徐放エレメントにながれるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。
  5. 【請求項5】 徐放エレメントに近接して配置され前記
    徐放エレメントに流れる気体の流量を調整する調整手段
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至4項のうち少な
    くとも1記載の貯蔵庫。
  6. 【請求項6】 徐放エレメントの沃素系抗菌材料の表面
    を目視可能にしたことを特徴とする請求項1記載の貯蔵
    庫。
  7. 【請求項7】 徐放エレメントが庫内を密閉する扉の内
    側に設けられたことを特徴とする請求項1または4記載
    の貯蔵庫。
  8. 【請求項8】 庫内に貯蔵される貯蔵物が徐放エレメン
    トの表面へ接触することを防ぐ接触防止板を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。
  9. 【請求項9】 ファンにより流れる気体の流路に配置さ
    れ沃素を放出するような粒体である沃素系抗菌材料と、
    前記沃素系抗菌材料の複数の粒体を基材表面に固定手段
    にて固定させこの粒体から沃素を徐々に気体に放出する
    徐放エレメントと、前記ファンと前記徐放エレメントを
    内部に収納するとともに、前記徐放エレメントから放出
    される沃素を含む気体を前記ファンにより外部に吐出す
    る吐出口を有するするケーシングと、を備えたことを特
    徴とするファン装置。、
  10. 【請求項10】 徐放エレメントの沃素系抗菌材料の表
    面を目視可能としたことを特徴とする請求項9記載のフ
    ァン装置。
  11. 【請求項11】 徐放エレメントの沃素系抗菌材料を濡
    れた状態で維持する給水装置を備えたことを特徴とする
    請求項9記載のファン装置。
  12. 【請求項12】 貯蔵物を貯蔵する庫内と、ファンによ
    り流れる気体の流路に配置され粒体である沃素系抗菌材
    料と、前記沃素系抗菌材料の複数の粒体を基材に取り付
    けこの粒体から沃素を徐々に気体に放出する徐放エレメ
    ントと、前記ファンと前記徐放エレメントを内部に収納
    するとともに、前記徐放エレメントから放出される沃素
    を含む気体を前記ファンにより庫内に吐出する吐出口を
    有するファン装置と、を備え、前記ファン装置を前記庫
    内に配置して前記庫内の殺菌または及び防カビを行うこ
    とを特徴する貯蔵庫。
  13. 【請求項13】 沃素を徐放する徐放エレメントに気体
    を循環させるファンと庫内に貯蔵される貯蔵物に気体を
    循環させるファンとを別個に独立して設けたことを特徴
    とする請求項12記載の貯蔵庫。
  14. 【請求項14】 沃素を徐放する徐放エレメントに気体
    を循環させるファンと貯蔵物に気体を循環させるファン
    とを少なくとも所定時間同時に運転させることを特徴と
    する請求項13記載の貯蔵庫。
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