JPH09169504A - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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Publication number
JPH09169504A
JPH09169504A JP35012495A JP35012495A JPH09169504A JP H09169504 A JPH09169504 A JP H09169504A JP 35012495 A JP35012495 A JP 35012495A JP 35012495 A JP35012495 A JP 35012495A JP H09169504 A JPH09169504 A JP H09169504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
air
blower
ozone generator
concentration
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35012495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Mori
義高 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP35012495A priority Critical patent/JPH09169504A/ja
Publication of JPH09169504A publication Critical patent/JPH09169504A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気吸込口5及び空気吹出口2を備えたユニ
ット本体1内にオゾン発生手段6及び送風機3を配設し
てなるオゾン発生装置において、庫内容積の大小に拘ら
ず庫内におけるオゾン濃度を最適値に維持する。 【解決手段】 オゾン濃度を設定する手段11と、庫内容
積の入力手段12と、入力された設定オゾン濃度及び庫内
容積から所定のルールに従ってユニット本体1内を流過
する風量を算出する風量算出手段13と、算出結果に基づ
いて送風機3の回転数又はオゾン発生手段6の能力を制
御する制御手段14、15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫、貯蔵庫等の
庫内に貯蔵された果物、野菜、花等の生鮮植物の鮮度を
維持するために用いられるオゾン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生鮮植物を庫内に長時間貯蔵すると、生
鮮植物はその呼吸により排出されるエチレンによって熟
成、老化作用が促進され、その鮮度が損なわれるので、
このエチレンを除去するためにオゾン発生装置が用いら
れる。
【0003】従来のオゾン発生装置は、図3に示すよう
に、空気吸込口5及び空気吹出口2を備えたユニット本
体1内に波長184.9nm 及び253.7nm にピークを持つ紫外
線を照射する紫外線ランプ等からなるオゾン発生手段6
及び送風機3が配設されている。
【0004】オゾン発生手段6及び送風機3を作動させ
ると、冷蔵庫4に貯蔵された生鮮植物から排出されたエ
チレンを含む庫内空気が空気吸込口5からユニット本体
1内に吸い込まれ、オゾン発生手段6のまわりを流過す
る過程でこのオゾン発生手段6から照射される波長184.
9nm にピークを持つ紫外線によって庫内空気中の酸素が
オゾンに転化される。
【0005】このオゾンは庫内空気中に浮遊する微生物
や細菌等を死滅させ、異臭成分を分解すると同時に庫内
空気中に含まれるエチレンを酸化してこれをエチレンオ
キサイド、アセトアルデヒド等のエチレン化合物に転化
させる。
【0006】余剰のオゾンはオゾン発生手段6から照射
される波長253.7nm にピークを持つ紫外線によって酸素
と発生期の酸素に分解される。この発生期の酸素は庫内
空気中に残存するエチレンを酸化してエチレン化合物に
転化させる。しかる後、この空気は送風機3に付勢され
て空気吹出口2から冷蔵庫4に吹き出される。
【0007】図3に示すように、紫外線ランプ6の単位
出力W(ワット)当たりのオゾン発生量Qはユニット本
体1内を流過する風量Qの変化に応じて図示のように変
化し、風量Qが3〜4m3/hのときに最大となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、送風機3が定速回転し、ユニット本体1内を流過
する風量が変化しないため、冷蔵庫内4の庫内容積が変
化すると、庫内におけるオゾン濃度が変化し、オゾン濃
度の過少により脱臭、殺菌作用が低下したり、オゾン濃
度の過大により冷蔵庫や生鮮植物に悪影響を与えるとい
う不具合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、空気吸込口及び空気吹出口を備えたユニット本
体内にオゾン発生手段及び送風機を配設してなるオゾン
発生装置において、オゾン濃度を設定する手段と、庫内
容積の入力手段と、入力された設定オゾン濃度及び庫内
容積から所定のルールに従ってユニット本体内を流過す
る風量を算出する風量算出手段と、算出結果に基づいて
上記送風機の回転数又は上記オゾン発生手段の能力を制
御する制御手段とを具備することを特徴とするオゾン発
生装置にある。
【0010】しかして、設定オゾン濃度及び庫内容積か
ら所定のルールに従ってユニット本体内を流過する風量
を算出し、算出結果に基づいて送風機の回転数又はオゾ
ン発生手段の能力を制御する。
【0011】上記送風機の回転数をインバータより制御
することができる。
【0012】上記オゾン発生装置を紫外線ランプとな
し、その紫外線照射量を調整して能力を制御することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。オゾン濃度設定手段11によって設定された設定
オゾン濃度及び庫内容積入力手段12から庫内容積が風量
算出手段13に入力されると、この風量算出手段は所定の
ルールに従ってユニット本体1内を流過する風量を算出
する。
【0014】算出結果はインバータ14に出力され、この
インバータ14によって送風機3のモータ8に供給される
電流の周波数を変化させることによって送風機3の回転
数が制御される。
【0015】かくして、ユニット本体1内を流過する風
量が変化することにより紫外線ランプ6によって生成さ
れるオゾンの量が変化し、庫内におけるオゾン濃度は設
定オゾン濃度に維持される。
【0016】風量算出手段13の算出結果をオゾン発生能
力制御手段15に出力し、この制御手段15によって紫外線
ランプ6の遮蔽面積を調整したり、複数の紫外線ランプ
の中作動本数を調整したりすることによって紫外線ラン
プ6の能力を制御することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、設定オゾン濃度及び
庫内容積から所定のルールに従って、ユニット本体内を
流過する風量を算出し、算出結果に基づいて送風機の回
転数又はオゾン発生手段の能力を制御することによって
庫内容積の大小に拘らず庫内におけるオゾン濃度を設定
オゾン濃度に維持できる。この結果、オゾン濃度の過少
によるオゾンの脱臭・殺菌能力の低下やオゾン濃度の過
大による冷蔵庫や生鮮植物への悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】従来のオゾン発生装置の略示的断面図である。
【図3】オゾン発生量と風量との関係を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1 ユニット本体 5 空気吸込口 2 空気吹出口 6 オゾン発生手段 3 送風機 14 送風機回転数の制御手段 15 オゾン発生能力の制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸込口及び空気吹出口を備えたユニ
    ット本体内にオゾン発生手段及び送風機を配設してなる
    オゾン発生装置において、 オゾン濃度を設定する手段と、庫内容積の入力手段と、
    入力された設定オゾン濃度及び庫内容積から所定のルー
    ルに従ってユニット本体内を流過する風量を算出する風
    量算出手段と、算出結果に基づいて上記送風機の回転数
    又は上記オゾン発生手段の能力を制御する制御手段とを
    具備することを特徴とするオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】 上記送風機の回転数をインバータにより
    制御することを特徴とする請求項1記載のオゾン発生装
    置。
  3. 【請求項3】 上記オゾン発生装置を紫外線ランプとな
    し、その紫外線照射量を調整して能力を制御することを
    特徴とする請求項1記載のオゾン発生装置。
JP35012495A 1995-12-22 1995-12-22 オゾン発生装置 Withdrawn JPH09169504A (ja)

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JP35012495A JPH09169504A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 オゾン発生装置

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JP35012495A JPH09169504A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 オゾン発生装置

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JPH09169504A true JPH09169504A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18408403

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35012495A Withdrawn JPH09169504A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 オゾン発生装置

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JP (1) JPH09169504A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000227273A (ja) * 1999-02-02 2000-08-15 Mitsubishi Electric Corp 貯蔵庫、ファン装置
JP2012193050A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Daishin Kogyo Kenkyusho:Kk オゾン発生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000227273A (ja) * 1999-02-02 2000-08-15 Mitsubishi Electric Corp 貯蔵庫、ファン装置
JP2012193050A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Daishin Kogyo Kenkyusho:Kk オゾン発生装置

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304