JP2005274129A

JP2005274129A - 冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた冷蔵庫用浄化システム

Info

Publication number: JP2005274129A
Application number: JP2005084118A
Authority: JP
Inventors: Young Woo Kim; ヨウンウーキム; Ho Park Sang; サンホパーク
Original assignee: LG Electronics Inc
Current assignee: LG Electronics Inc
Priority date: 2004-03-23
Filing date: 2005-03-23
Publication date: 2005-10-06
Also published as: MXPA05003118A; DE102005012618A1; US20070098673A1; US20070224157A1; US20050214245A1

Abstract

【課題】冷蔵庫の収納空間を循環する冷気中に含まれた各種有害物質を除去できるように構成される冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた浄化システムを提供する。
【解決手段】冷蔵庫の冷蔵室３１の冷気吸入口３２に、抗菌カプセル３５が含まれた脱臭剤を射出成形して製作される抗菌脱臭キット３４が設けられる。前記抗菌カプセル３５は、抗菌物質３６がマイクロカプセル化して形成されるものである。また、前記冷蔵室３１の冷気吐出口３３には、前記冷蔵室３１に陰イオンを放出するための陰イオン発生部３８が設けられる。
【選択図】図２

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、より詳しくは、冷蔵庫の内部を循環する冷気を浄化する冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた冷蔵庫用浄化システムに関する。

以下、添付の図面を参照して従来の技術に係る冷蔵庫を説明する。
図１には、従来の技術に係る冷蔵庫の内部構成が示されている。
図示するように、冷蔵庫本体１０の内部には、上下に仕切られる冷凍室１１及び冷蔵室１３が設けられる。前記冷凍室１１及び冷蔵室１３の内部には、複数の棚１５が設けられる。前記棚１５の上面には、食品が載置され、前記棚１５は、前記冷凍室１１及び冷蔵室１３に着脱自在に水平に設けられる。

前記冷蔵室１３の下方には、野菜ボックスカバー１７が設けられる。また、前記野菜ボックスカバー１７の下部空間には、野菜ボックス１９が設けられる。前記野菜ボックス１９は、上面が開口した容器であり、一般的に、前方にスライディング引出自在に設けられている。そして、冷蔵室の内部に設けられる棚１５の中で最下方に設けられる棚が、前記野菜ボックスカバー１７の役目をするようになる。

一方、前記冷凍室１１及び冷蔵室１３は、前記冷蔵庫本体１０の一方の側に回動自在に設けられる冷凍室ドア２１及び冷蔵室ドア２３によって各々選択的に開閉される。また、前記冷凍室ドア２１及び冷蔵室ドア２３の内側の面には、食品を収納するための複数のドアバスケット２５が設けられる。

前記冷蔵室１３の後面或いは側面には、複数の冷気吐出口２７が設けられる。前記冷気吐出口２７は、蒸発器（図示せず）で熱交換された冷気を、前記冷蔵室１３の内部に吐出するためのものである。また、前記複数の冷気吐出口２７は、冷蔵室の内部へ冷気を直接供給し得る位置、例えば、冷蔵室の後方の壁面に設けられると共に、前記野菜ボックス１９へも直接冷気を供給し得る位置、例えば、野菜ボックスの後面に設けることができる。

しかしながら、このように構成される従来の技術に係る冷蔵庫は、次のような問題点を有する。

従来、前記冷気吐出口２７には、前記冷蔵室１３を循環する冷気中に含まれた臭いを除去するための脱臭剤（図示せず）を取り付ける。しかし、このような脱臭剤は、単に脱臭作用だけを行うものなので、前記冷蔵室１３を循環する冷気中に含まれた各種細菌のような有害物質は除去しない。

また、前記野菜ボックス１９の収納空間に、野菜や果物のような食品を収納すれば、野菜及び果物を新鮮な状態に保存することができる。しかし、前記野菜ボックス１９に長期間保管する場合、前記冷蔵室１３の内部或いは野菜ボックスの内部で発生する活性酸素が保管中の食品に悪影響を及ぼすという不都合がある。

本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、冷蔵庫の収納空間を循環する冷気中に含まれた各種有害物質を除去できるように構成される冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた浄化システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、野菜収納室を含む冷蔵室の内部に保存された食品の酸化を防止できる冷蔵庫用食品酸化防止キットを提供することにある。

前記目的を達成するために、本発明の抗菌脱臭キットは、冷蔵庫の収納空間を循環する冷気中に含まれた細菌を除去するための抗菌剤と、前記冷気中に含まれた臭いを除去するための脱臭剤とを含み、前記抗菌剤は、抗菌物質がマイクロカプセル化した複数の抗菌カプセルから構成され、前記脱臭剤の成形時に一体に成形される。

また、前記抗菌剤を構成する抗菌物質は、ポリフェノール類であるローズマリー、フラボノ及びカデキンのいずれか一つであり、前記脱臭剤は、活性炭、ゼオライト及びセラミックのいずれか一つの物質で形成され、前記抗菌脱臭キットは、射出成形されることができる。

また、前記抗菌脱臭キットにおいて、前記抗菌剤の含有比率は、０．１％〜３０％であり、好ましくは、１％以上である。

本発明の冷蔵庫用浄化システムは、冷蔵庫の内部を循環する空気中に含まれた細菌を除去するためにマイクロカプセル化した抗菌剤と、前記冷気中に含まれた臭いを除去するための脱臭剤とを含む抗菌脱臭キットと、冷蔵庫の内部に陰イオンを排出するための陰イオン発生部とを備えて構成され、前記抗菌脱臭キット及び前記陰イオン発生部は、冷蔵庫の収納空間に冷気が入出する冷気吸入口及び冷気吐出口に各々設けられる。

本発明の食品酸化防止キットは、冷蔵庫の収納空間の内部に取り付ける基材と、前記基材に含まれており、且つ前記収納空間に保存された食品に含有された栄養素が活性酸素によって酸化することを防止するために、抗酸化物質がマイクロカプセル化して形成された抗酸化カプセルとを備えて構成される。

前記抗酸化物質は、ポリフェノール類の物質であってもよい。
また、前記基材を冷蔵庫の内部に取り付けるためのケースをさらに備えて構成されることができる。

前記基材は、前記抗酸化物質のマイクロカプセルが粒子の形態で前記基材の内部に備える不織布であってもよい。または、前記基材は、前記抗酸化物質のマイクロカプセルを備えたまま射出成形されるプラスチックであってもよい。

本発明の他の態様による浄化システムは、冷蔵庫の収納空間の内部に敷設される基材と、前記基材に含まれ、前記収納空間に保存された食品に含有された栄養素が活性酸素によって酸化することを防止するために、抗酸化物質がマイクロカプセル化して形成される抗酸化カプセルとを含む食品酸化防止キットと、冷蔵庫の内部に陰イオンを排出するための陰イオン発生部とを備えて構成され、前記食品酸化防止キットは、冷蔵庫の収納空間に冷気が入出する冷気吸入口の前方に設けられ、且つ前記イオン発生部は、冷蔵庫の収納空間に冷気が吐出する冷気出口の後方に設けられる。

本発明によれば、冷蔵庫の収納空間を循環する冷気中に含まれた各種細菌及び臭いを除去することにより、保管中の食品の新鮮度を維持できると共に、収納される食品の酸化を防止できるという効果を奏する。

本発明による冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた浄化システムは、次のような効果を有する。
まず、冷蔵庫の収納空間を循環する冷気中に含まれた各種細菌や臭いを同時に簡単に除去できるようになる。また、前記収納空間を循環する冷気に陰イオンを放出することにより、収納空間に保存される食品を新鮮に保管できるようになる。さらに、抗菌脱臭剤の代りに、抗酸化物質をカプセル化して使用するキットを採用することにより、冷蔵庫の内部の空気によって食品が酸化することを最大限に抑制して、食品を新鮮な状態に保存することができる。

以下、添付の図面を参照して、本発明に係る冷蔵庫用抗菌脱臭キット及びこれを用いた浄化システムの好適な実施例を詳細に説明する。
図２には、本発明に係る浄化システムが採用された冷蔵庫の収納空間と空気の流れが概略的に示されている。また、図３には、冷蔵庫の内部の空気を浄化するための抗菌物質が例示されている。

図示するように、冷蔵庫の冷蔵室３１の両側には、冷気吸入口３２及び冷気吐出口３３がそれぞれ設けられる。前記冷気吸入口３２は、前記冷蔵室３１を循環しながら相対的に高温化した空気が、後述する熱交換器４０で熱交換されるように、冷蔵室３１から排出する通路の役目をし、前記冷気吐出口３３は、熱交換器４０で熱交換された冷気が前記冷蔵室３１に吐出される出口の役目をする。

また、前記冷気吸入口３２には、抗菌脱臭キット３４が敷設される。前記抗菌脱臭キット３４は、前記冷蔵室３１を循環し前記冷気吸入口３２を通過する冷気中に含まれた各種細菌を除去するための抗菌剤と、臭いを除去するための脱臭剤とを備えている。

前記抗菌脱臭キット３４を構成する脱臭剤には、炭素を含有する活性炭やゼオライト、セラミックなどのように脱臭機能のある物質を使うことができる。また、前記抗菌物質３６には、ポリフェノール（Polyphenol）類を使うことができるが、ポリフェノール類の物質は、ローズマリーやフラボノのようなハブ類、又は緑茶のカテキンなどに含有されている。

また、前記抗菌脱臭キット３４は、例えば、抗菌剤が含有された活性炭を射出成形して形成され、別のケース又は容器など（図示せず）の内部に装着された状態で冷蔵室の内部に敷設され、図示のように、前記冷気吸入口３２の前方に設けられることができる。

この際、前記抗菌脱臭キット３４において抗菌剤が占める比率によって、抗菌性能と脱臭性能の相対値が変化する。すなわち、前記抗菌脱臭キット３４において抗菌剤の比率が増加すれば、抗菌性能は増加するものの、相対的に脱臭性能は低下する。したがって、所定の抗菌性能及び脱臭性能を共に確保するためには、前記抗菌脱臭キット３４において抗菌剤が占める比率が略０．１〜３０％の範囲であることが好ましく、より好ましくは、１％以上である。

一方、図３に示すように、前記抗菌脱臭キット３４を構成する抗菌剤は、液状或いは固形状の抗菌物質３６がマイクロカプセル化した複数のカプセル３５に包まれていることが好ましい。このようにカプセル化した抗菌剤カプセルを、上述した脱臭剤と共に成形（例えば、射出成形）することにより、所定形状を有する抗菌脱臭キット３４が完成される。

マイクロカプセル３７は、前記抗菌物質３６をマイクロカプセル化したものであり、前記抗菌脱臭キット３４を射出成形する過程で、高温により抗菌物質３６が破壊されることを防止すると共に、抗菌物質３６が漸進的に冷蔵室の内部に放射することができるような機能を有する。また、このような前記マイクロカプセル３７には、ポリビニルアルコール（Polyvinylalcohol）やポリプロピレン（polypropylene）などを使うことができる。

また、前記冷気吐出口３３には、陰イオン発生部３８が設けられる。前記陰イオン発生部３８は、前記冷気吐出口３３を介して前記冷蔵室３１に吐出される冷気中に陰イオンを放出する。前記陰イオン発生部３８は、陰イオンがコートされたプラスチック、又は陰イオンを含んだ状態で射出されたプラスチックなどが使われることができる。前記陰イオン発生部３８から放出される陰イオンの量は、外部からの刺激条件変化により、例えば、加熱や水分の供給、流体との摩擦などによって決定されることができる。

さらに、図２に示すように、前記冷気吸入口３２及び冷気吐出口３３と連通する熱交換チャンバー３９が設けられている。前記熱交換チャンバー３９は、熱交換のための所定の空間として形成され、その内部には、蒸発器４０が設けられている。前記蒸発器４０は、その内部を流動する冷媒と前記冷気吸入口３２を介して吸入される冷気とを熱交換させる。また、前記熱交換チャンバー３９の内部には、前記冷気吐出口３３を介して冷気を吐出させるための送風ファン（図示せず）が設けられている。

次に、このような本発明に係る冷蔵庫用浄化システムの好適な実施例による冷気の浄化過程について説明する。
まず、前記熱交換チャンバー３９の内部に設けられた送風ファンが動作すれば、前記冷気吐出口３３を介して冷気が冷蔵庫内部の冷蔵室に供給される。このような冷気は、熱交換チャンバー３９の内部に設けられた蒸発器によって低温化したものであり、冷蔵室の内部に供給された冷気は、内部を循環しながら保管中の食品を冷却させるようになる。

前記冷気吐出口３３を介して吐出される冷気は、前記陰イオン発生部３８を通過するようになる。この際、前記冷気の流動によって刺激された前記陰イオン発生部３８では、陰イオンが発生し、このような陰イオンは、前記冷気と共に冷蔵室３１へ放出される。前記陰イオンは、前記冷蔵室３１に保存された食品をアルカリ化させ、老化を防止することにより、食品の新鮮度を維持させる。

また、冷蔵室の内部に供給された冷気は、内部に保存中の食品との熱交換によって相対的に高温化する。そして、このように相対的に高温化した空気は、冷気吸入口３２を介してさらに前記熱交換チャンバー３９に帰還するようになる。

前記冷気吸入口３２を介して前記熱交換チャンバー３９に吸入される前に、空気は、前記抗菌脱臭キット３４を通過するようになる。この際、前記冷気中に含まれている各種細菌が前記抗菌脱臭キット３４、すなわち前記抗菌カプセル３５の抗菌物質３６によって除去される。また、前記抗菌脱臭キット３４の脱臭剤によって、前記冷気中に含まれている臭いが除去される。

前記冷気吸入口３２を介して前記熱交換チャンバー３９の内部に吸入された冷気は、熱交換チャンバー３９内部の前記蒸発器４０を通過しつつ、前記蒸発器４０の内部を流動する冷媒と熱交換される。また、前記送風ファンが継続的に駆動すれば、前記冷気吐出口３３を介して前記冷蔵室３１に吐出されるような上述の循環が継続して行われるようになる。

次に、本発明の他の実施例について説明する。
図４には、本発明の他の実施例に係る冷蔵庫用食品酸化防止キットを備えた野菜ボックスが示されている。図５には、抗酸化物質の粒子が示されている。
図示するように、冷蔵室の内部に設けられる野菜ボックス５０の内部には、所定の保管空間が設けられている。前記野菜ボックス５０は、通常、上面が開口した略六面体状で形成され、その内部には、野菜や果物のような食品が収納され、新鮮な状態に保存することができる。そして、上述したように、冷蔵室の内部に供給される冷気の一部を前記野菜ボックス５０の内部に直接案内することにより、内部の果物及び野菜を一層新鮮な状態に保存することができる。また、本実施例によれば、前記野菜ボックスの内部の一方の側には、食品酸化防止キット５３が敷設されている。

前記食品酸化防止キット５３は、前記野菜ボックス５０の内部の一方の側に固定される基材５４と、前記基材５４に添加される抗酸化カプセル５５とを備えて構成される。前記基材５４として、前記抗酸化カプセル５５が内部に添加される不織布、又は前記抗酸化カプセル５５を含んだ状態で射出されるプラスチックを使用することができる。特に、前記基材５４が不織布である場合には、基材３４を前記収納空間３１´に固定するための別のケース（図示せず）を必要とする。

前記抗酸化カプセル５５は、前記野菜ボックス５０の内部に保存された食品が冷蔵室の内部の活性酸素によって酸化する現象を防止する。前記抗酸化カプセル５５は、図５に示すように、抗酸化物質５５ａがマイクロカプセル５５ｂによってカプセル化されているものである。

前記抗酸化物質５５ａは、前記野本ボックス５０に保存された食品に含有された栄養素の代わりに、前記冷蔵室の内部の活性酸素と結合して酸化する。前記抗酸化物質５５ａには、ポリフェノール類が使われることができ、ポリフェノール類の物質は、ローズマリーやフラボノのようなハブ類や緑茶などに含有されている。

前記抗酸化物質５５ａをマイクロカプセル化するためのマイクロカプセル５５ｂは、抗酸化物質５５ａが前記野菜ボックスの内部空間に放出される速度を調節すると共に、抗酸化物質５５ａが基材５４の内部に入る時、常に抗酸化物質を保護する。このような前記マイクロカプセル５５ｂには、ポリビニルアルコールやポリプロピレンなどが使われることができる。また、前記マイクロカプセル５５ｂを含んだ前記抗酸化カプセル５５は、その直径が１μｍ以上であり、略１０μｍ程度であることが望ましい。

次に、このように構成される本発明による冷蔵庫用食品酸化防止キットの望ましい実施例による食品の酸化防止がなされる過程について図６を参照して説明する。
図示のように、冷蔵庫用野菜ボックス５０は、その内部の収納空間に野菜や果物のような食品Ｆを収納して保管するようになる。このように食品Ｆが収納された状態で、前記野菜ボックス５０の一方の側に設けられる食品酸化防止キット５３からは、抗酸化物質５５ａが放出される。

ところが、前記抗酸化物質５５ａは、マイクロカプセル５５ｂによって放出速度が制御されるので、前記食品酸化防止キット５３から一度に放出されずに、長期間、一定の速度で前記野菜ボックスの内部に放出されることができる。また、前記抗酸化物質５５ａの放出速度は、外部の刺激や水分の量などに応じて変化する。

一方、前記野菜ボックス５０内部に放出された前記抗酸化物質５５ａは、食品Ｆの代わりに、野菜ボックス５０内部の活性酸素と結合する。このように前記抗酸化物質５５ａが活性酸素によって酸化することにより、前記食品Ｆの酸化は、最大限に抑制されることができる。したがって、前記食品Ｆに含有された栄養素が破壊されることにより、食品Ｆが乾くことなく、新鮮に保存されるようになる。

この実施例においては、第１実施例に係る抗菌脱臭剤の代わりに、抗酸化物質をマイクロカプセル化して使用していることが分かる。また、本実施例では、食品を新鮮に保管するための収納空間として野菜ボックスを例にして説明しているが、上述した第１実施例と同様に、前記酸化防止キット５３は、冷蔵室の内部に付着して使用することができることはもちろんである。

また、本実施例に係る酸化防止キットを、第１実施例に係る抗菌脱臭キットの代わりに冷蔵室の内部に敷設することができることは当然なことである。
以上において説明した本発明は、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。

従来の技術に係る冷蔵庫の内部構成を示す斜視図である。本発明に係る浄化システムの好適な実施例が採用された冷蔵庫の収納空間を示す概略図である。図２の実施例を構成する抗菌物質を示す拡大図である。本発明の他の実施例による食品酸化防止キットが敷設された野菜ボックスの例示図である。本発明の他の実施例の抗酸化カプセルの例示図である。本発明の他の実施例の作用を示す例示図である。

符号の説明

３１冷蔵室
３２冷気吸入口
３３冷気吐出口
３４抗菌脱臭キット
３５抗菌カプセル
３６抗菌物質
３７マイクロカプセル
３８陰イオン発生部
３９熱交換チャンバー
４０蒸発器

Claims

冷蔵庫の収納空間を循環する冷気中に含まれた細菌を除去するための抗菌剤と、前記冷気中に含まれた臭いを除去するための脱臭剤とを含み、前記抗菌剤は、抗菌物質がマイクロカプセル化した多数の抗菌カプセルから構成され、前記脱臭剤の成形時に一体に成形されることを特徴とする冷蔵庫用抗菌脱臭キット。
前記抗菌剤を構成する抗菌物質は、ポリフェノール類であるローズマリー、フラボノ及びカテキンのいずれか一つであり、
前記脱臭剤は、活性炭、ゼオライト及びセラミックのいずれか一つの物質で形成され、
前記抗菌脱臭キットは、射出成形されることを特徴とする請求項１に記載の冷蔵庫用抗菌脱臭キット。
前記抗菌脱臭キットにおける前記抗菌剤の含有比率は、０．１％〜３０％であることを特徴とする請求項１又は２に記載の冷蔵庫用抗菌脱臭キット。
前記抗菌脱臭キットにおける前記抗菌剤の含有比率は、１％以上であることを特徴とする請求項３に記載の冷蔵庫用抗菌脱臭キット。
冷蔵庫の内部を循環する冷気中に含まれた細菌を除去するためにマイクロカプセル化した抗菌剤と、前記冷気中に含まれた臭いを除去するための脱臭剤とを含む抗菌脱臭キットと、
冷蔵庫の内部に陰イオンを排出するための陰イオン発生部と
を備え、前記抗菌脱臭キットは、冷蔵庫の収納空間に冷気が入出する冷気吸入口の前方に設けられ、且つ前記イオン発生部は冷蔵庫の収納空間に冷気が吐出する冷気吐出口の後方に設けられることを特徴とする冷蔵庫用浄化システム。
前記抗菌剤を構成する抗菌物質は、ポリフェノール類であるローズマリー、フラボノ、カデキンのいずれか一つであり、
前記脱臭剤は、活性炭、ゼオライト、セラミックのいずれか一つの物質で形成され、
前記抗菌脱臭キットは、射出成形されることを特徴とする冷蔵庫用浄化システム。
前記抗菌脱臭キットにおける前記抗菌剤の比率は、０．１％〜３０％であることを特徴とする請求項５又は６に記載の冷蔵庫用浄化システム。
前記抗菌脱臭キットにおける前記抗菌剤の比率は、１％以上であることを特徴とする請求項７に記載の冷蔵庫用浄化システム。
前記抗菌剤は、前記脱臭剤の内部に含まれ、前記脱臭剤と共に成形されることを特徴とする請求項５に記載の冷蔵庫用浄化システム。
冷蔵庫の収納空間の内部に敷設される基材と、
前記基材に含まれ、前記収納空間に保存された食品に含有された栄養素が活性酸素によって酸化することを防止するために、抗酸化物質がマイクロカプセル化して形成される抗酸化カプセルとを備えることを特徴とする冷蔵庫用食品酸化防止キット。
前記抗酸化物質は、ポリフェノール類の物質であることを特徴とする請求項１０に記載の冷蔵庫用食品酸化防止キット。
前記基材を冷蔵庫の内部に敷設するためのケースをさらに備えることを特徴とする請求項１０に記載の冷蔵庫用食品酸化防止キット。
前記基材は、前記抗酸化カプセルが粒子の形態で前記基材の内部に含まれる不織布であることを特徴とする請求項１０に記載の冷蔵庫用食品酸化防止キット。
前記基材は、前記抗酸化カプセルを含んだ状態で射出成形されるプラスチックであることを特徴とする請求項１０に記載の冷蔵庫用食品酸化防止キット。
冷蔵庫の収納空間の内部に敷設される基材と、前記基材に含まれ、前記収納空間に保存された食品に含有された栄養素が活性酸素によって酸化することを防止するために、抗酸化物質がマイクロカプセル化して形成される抗酸化カプセルとを含む食品酸化防止キットと、
冷蔵庫の内部に陰イオンを排出するための陰イオン発生部と
を備え、前記食品酸化防止キット及び前記陰イオン発生部は、冷蔵庫の収納空間に冷気が入出する冷気吸入口及び冷気吐出口に各々設けられることを特徴とする冷蔵庫用浄化システム。