JP2006145081A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2006145081A
JP2006145081A JP2004332985A JP2004332985A JP2006145081A JP 2006145081 A JP2006145081 A JP 2006145081A JP 2004332985 A JP2004332985 A JP 2004332985A JP 2004332985 A JP2004332985 A JP 2004332985A JP 2006145081 A JP2006145081 A JP 2006145081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
supply tank
refrigerator
water
humidification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004332985A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sasabe
笹部  茂
Tomoko Tani
谷  知子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004332985A priority Critical patent/JP2006145081A/ja
Publication of JP2006145081A publication Critical patent/JP2006145081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0413Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0413Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification
    • F25D2317/04131Control means therefor

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】保存されている食材量に関わらず常に室内を適切な湿度に調整して、保存食品の保湿性を維持することで鮮度を維持することができる冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】庫内に、食品を保存する保存室8と、加湿ユニット78を備え、加湿ユニット78は、加湿用給水タンク82と、内部に設けた複数の円筒形状の透湿膜部材83と、オゾン発生手段84とから構成され、加湿用給水タンク82と製氷用給水タンク80が給水パイプ81で接続されたことにより、野菜の保存量に関わらず、省スペース設計で常に室内を適切な湿度に調整して野菜表面の菌を分解し保鮮性を向上すると共に、庫内の脱臭を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品の保鮮性の向上を目的とした冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の食品例えば野菜の鮮度維持を目的とした冷蔵庫として、超音波霧化によって調湿を行う技術がある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の断面図を示すものである。また、図8に調湿装置HCの断面図を示す。
図7に示すように、冷蔵庫1は、庫内に食品を保存するための冷凍室4、冷蔵室8、野菜室9が設けられている。そして、冷蔵室8の奥側には、仕切りを隔てて冷却器27が設置されている。
また、冷却器27の上方に送風機28が設置されており、冷却器27の運転による冷気が送風機28の運転によって冷蔵室8及び野菜室9に送られる。
また、調湿装置HCは、冷蔵室8と野菜室9を仕切る仕切板11に設置されている。
図8に示すように、透明硬質樹脂製の長方体状を呈するケース31内に、調湿フィルタ32と、この調湿フィルタ32が吸収保持している水分を放出(放湿)させるために当該調湿フィルタ32に超音波を印加する超音波発振機33が取り付けられた電装基板34と、シール材36とを収納することにより、これら部品を一体的に単一化して構成されている。
以上のように、構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
野菜室9内に多量に野菜が保存されている時、野菜からはその蒸散作用により水分を放出し野菜室9内は高湿状態となる。そして、一定の湿度以上の環境になると、調湿フィルタ32のシリカゲルが空気中の水分を吸収するようになる。これによって、野菜室9内が必要以上に高湿度となることを防止している。
次に、冷蔵室8及び野菜室9内を冷却するために、冷媒が循環し冷却器27が運転すると、その冷気が送風機28の運転によって冷蔵室8及び野菜室9を循環し庫内温度が温調される。このとき、冷却器27の表面は0℃以下の低温になるため冷蔵室8及び野菜室9内の水分を回収して表面に着霜する。したがって、冷蔵室8及び野菜室9内の湿度は急激に低下する。
野菜室9内の湿度が低下すると、その湿度差に応じて調湿フィルタ32は自らが保持している水分を放出しようとする。しかしながらそれ自体は緩慢であるため、駆動装置37が冷却運転の開始時点から所定時間、超音波発振機33により超音波を発生させ、調湿フィルタ32に超音波を印加してその放湿面から保持している水分を野菜室9内に放出させる。
これにより、冷却運転の開始に伴って湿度が低下していく野菜室9内を加湿し、急速に低下しようとする湿度の低下速度を小さくする。こうして、野菜室9内の湿度を調整している。
特開2004−61062号公報
しかしながら、前記従来の構成では、調湿フィルタ32が冷蔵室8あるいは野菜室9内の水分を吸収して、超音波発振により放出し加湿する構成であるため、野菜室9内に保存されている野菜が多量に存在する場合は、その蒸散作用により結露寸前の高湿度になることから、調湿フィルタ32に十分な水分を吸収して加湿することができるが、保存野菜が少量である場合は、加湿するに十分な水分を吸収できず適切な湿度に調整できない。
また、野菜が多量に保存されている時でも、調湿フィルタに32に水分を吸収するには相当の時間を要する。
このように、前記従来の構成では、野菜室9内の保存野菜量の変化に対応して、適切な湿度に調整するのが難しいという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、野菜室内の保存野菜量に左右されることなく、常に適切に室内の湿度を調整することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、庫内に、食品を保存する保存室と、加湿ユニットを備え、前記加湿ユニットは、加湿用給水タンクと、前記タンク内部に設けた透湿膜部材から構成されたものである。
これによって、多孔質構造で微細な空孔を有する透湿膜や無孔質の透湿膜に隔てられた加湿用給水タンクの貯留水が、微細水ミストや水蒸気となって通過して保存室内に拡散することにより、保存室内を加湿し保存野菜量に左右されることなく適切に調湿することができる。
また、本発明の冷蔵庫は、加湿ユニットの加湿用給水タンク内部にオゾン発生手段を設けたものである。
これによって、オゾン発生手段により発生したオゾンが加湿用給水タンク内の水に溶解しオゾン水となり、透湿膜部材を通過して微細ミストとなって、保存室内に保存された野菜表面に付着する。これにより、野菜表面の付着菌や有害物質を分解除去することができる。
また、本発明の冷蔵庫は、加湿ユニットの加湿用給水タンク内部に酸化防止剤を内蔵したカセットを設けたものである。
これによって、加湿用給水タンク内で酸化防止剤が溶解した水が透湿膜部材を通過して微細ミストとなって、保存室内に保存された野菜表面に付着することにより、野菜の酸化劣化を防止することができる。
本発明の冷蔵庫は、保存されている食材量に関わらず常に室内を適切な湿度に調整して、保存食品の保湿性を維持することで鮮度を向上することができる。
第1の発明は、庫内に、食品を保存する保存室と、加湿ユニットを備え、前記加湿ユニットは、加湿用給水タンクと、前記加湿用給水タンク内部に設けた透湿膜部材から構成することにより、多孔質構造で微細な空孔を有する透湿膜や無孔質の透湿膜に隔てられた加湿用給水タンクの貯留水が、微細水ミストや水蒸気となって通過して保存室内に拡散することにより、保存室内を加湿し保存野菜量に左右されることなく適切に調湿することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の透湿膜部材を円筒形状で複数設けたことにより、加湿ユニットの単位容積当たりの透湿膜部材の表面積を大きくすることができ、小サイズで加湿能力を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の透湿膜部材の材料をポリウレタン樹脂あるいはPTFEとしたものであり、多孔質空孔を有する微細空孔が連続した膜構造であるため、透湿膜を通じて粒径の小さい微細ミストや水蒸気を効果的に発生することができる。また、透湿膜部材を様々な形態に加工することが容易である。
第4の発明は、特に、第1から3のいずれかひとつの発明の加湿ユニットの近傍に送風ファンを設けたことにより、加湿ユニットで発生した微細ミストや水蒸気をより効率的に保存室内に送ることができる。
第5の発明は、特に、第1から4のいずれかひとつの発明において、庫内に、製氷用給水タンクを備え、前記製氷用タンクと加湿ユニットのタンクは給水パイプで接続されたことにより、製氷用タンクの水を定期的に加湿ユニットに供給することができるので、別途加湿ユニット用の給水タンクを設ける必要が無く加湿ユニットのタンク容量が小さくでき省スペース化を図ることができる。また、水道水を供給するので衛生的である。
第6の発明は、特に、第1から4のいずれかひとつの発明において、庫内に、冷却器と、前記冷却器の下部に除霜水を貯留するドレンパンを備え、前記ドレンパンと加湿ユニットの加湿用給水タンクは給水パイプで接続されたことにより、加湿ユニットに除霜水を供給して利用することができるので、冷蔵庫の使用者が調湿用に給水する必要が無く庫内の調湿を行うことができる。
第7の発明は、特に、第1から6のいずれかひとつの発明の加湿ユニットの加湿用給水タンク内部にオゾン発生手段を設けたことにより、タンク内部に貯留した水にオゾンが溶解しオゾン水となって透湿膜を通じて粒径の小さい微細ミスト放出し、庫内に保存した野菜表面に付着した菌を分解することができる。また、庫内の食品から発生した臭気成分を分解することができる。
第8の発明は、特に、第1から7のいずれかひとつの発明の加湿ユニットの加湿用給水タンク内部に酸化防止剤を内蔵したカセットを設けたことにより、タンク内部に貯留した水に酸化防止剤が溶解し、この水が透湿膜を通じて粒径の小さい微細ミスト放出し、庫内に保存した野菜表面に付着することで、野菜の酸化劣化を防止することができる。
第9の発明は、特に、第8の発明の酸化防止剤は、水溶性ルチン、アスコルビン酸、イソフラボンのいずれかから成ることにより、無着色系の酸化防止剤である為、食材が変色することなく野菜の酸化劣化を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図を示すものである。
図2は、本発明の実施の形態1における加湿ユニットの側面断面図、図3は、本発明の実施の形態1における加湿ユニットの正面断面図を示すものである。
図1において、保存室8aは冷蔵室であり、室内の温度が約1℃に温調された保存室であり、肉魚、卵、調理済み食品、乳製品といった様々な食材や飲料類の保存室である。保存室8bは野菜室であり、室内温度が約2℃に温調された保存室であり主に野菜類の保存室である。
冷却器27は、保存室8a及び保存室8bを冷却するための冷却器であり、圧縮機22、凝縮器(図示せず)、キャピラリチューブ(図示せず)と配管で接続され冷凍サイクルを形成している。
加湿ユニット78は、保存室8bの後部に設置されており、その前方に送風ファン79が設けられている。
製氷用給水タンク80は、保存室8aに設置されており製氷メカ(図示せず)とパイプで接続されている。また、給水パイプ81で加湿ユニット78の加湿用給水タンク82と接続されている。
図2において、加湿ユニット78の加湿用給水タンク82内には、複数本の透湿膜部材83が加湿用給水タンク82に貫通して備えられており、入口及び出口は外部に開口している。給水パイプ81は加湿用給水タンク82の内部へ開口しており、製氷用給水タンク80から定期的に水が送られタンク82に貯留する。そして、透湿膜部材83は水に浸漬している。透湿膜部材83はPTFEを材料としており、円筒のチューブ形状となっている。
また、加湿用給水タンク82内にはオゾン発生手段84であるオゾンランプが設置されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
圧縮機22の運転により、冷凍サイクルにおける冷却器27の入口で凝縮した冷媒が蒸発しその潜熱で外気の熱を奪い冷気が発生する。そして、送風機28によって冷気は、保存室8a及び保存室8bに送られる。室内温度によって圧縮機22は運転のon・offを繰り返し、適切な温度に調整される。
製氷用給水タンク80は、製氷メカ(図示せず)とパイプ(図示せず)で接続されている。氷容器内(図示せず)が氷で満たされてない時、製氷用給水タンク80に貯められた水がパイプを通じて製氷メカに送られ製氷する。また、氷容器内が満氷の時は給水されず製氷は行われない。
また、製氷用給水タンク80は、給水パイプ81で加湿ユニット78の加湿用給水タンク82とも接続されている。そして、定期的に一定量の水が加湿用給水タンク82に送られる。そして、透湿膜部材83は水に浸漬された状態となる。
また、加湿用給水タンク82内にはオゾンランプ84が設けられているので、波長185nmの紫外線の照射によりオゾンが発生し、加湿用給水タンク82内の水に溶解しオゾン水が生成する。
透湿膜部材83は、PTFEから成る透湿膜であり、多孔質空孔を有する微細空孔が連続した膜構造であるため、加湿用給水タンク82内のオゾン水が透湿膜を通じて粒径の小さい微細ミストとなって、透湿膜部材83のチューブ内へ放散する。ここで、透湿膜部材83は円筒のチューブ形状である為、単位容積当たりの透湿膜部材の表面積を大きくすることができ、加湿ユニット78を小型化しても、必要十分なミスト発生量を確保することができる。
そして、送風ファン79の運転によって、チューブ内に放散したオゾン水ミストが保存室8b内へ送られ、保存されている野菜の表面へ付着し保湿することができる。このように、定期的に加湿用給水タンク82に貯留した水を透湿膜を通じて微細ミストとして、保存室8bへ送ることができるので、野菜の保存量に関わらず常に室内を適切な湿度に調整して、野菜の保湿性を維持することができる。
また、オゾン水ミストが野菜の表面に付着すると、オゾンの酸化力によって表面に付着した菌を分解することができる。また、庫内の食品から発生した臭気成分も分解することができる。
以上のように、本実施の形態においては、庫内に、食品を保存する保存室と、加湿ユニットを備え、前記加湿ユニットは、加湿用給水タンクと、前記タンク内部に設けた複数の円筒形状のPTFEから成る透湿膜部材と、オゾンランプから構成され、加湿用給水タンクと製氷用給水タンクが給水パイプで接続されたことにより、野菜の保存量に関わらず、省スペース設計で常に室内を適切な湿度に調整して野菜表面の菌を分解し保鮮性を向上すると共に、庫内の脱臭を行うことができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の断面図を示すものである。
図5は、本発明の実施の形態2における加湿ユニットの側面断面図、図6は、本発明の実施の形態2における加湿ユニットの正面断面図を示すものである。
図4において、冷却器27の下側にはドレンパン85が設置されており、冷却器27の除霜時に溶け出した除霜水を受ける構造となっている。ドレンパン85の下部には給水パイプ81が貫通して接続されている。
加湿ユニット78は、保存室8bの奥側に設けられており、その上部で給水パイプ81と貫通して接続されている。
図5において、酸化防止剤86は水溶性ルチンから成るものであり、タンク82の底部に設けられている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
圧縮機22の運転により、冷凍サイクルにおける冷却器27の入口で凝縮した冷媒が蒸発しその潜熱で外気の熱を奪い冷気が発生する。そして、送風機28によって冷気は、保存室8a及び保存室8bに送られる。室内温度によって圧縮機22は運転のon・offを繰り返し、適切な温度に調整される。冷却器27は、運転中0℃以下になるため時間が経過するにつれ、その配管表面に霜が着霜する。この為、着霜による冷却性能の低下を防止するため1回/日程度定期的に除霜ヒータ(図示せず)によって冷却器27を加熱し除霜を行う。除霜によって溶け出した除霜水はドレンパン85に滴下する。そして、給水パイプ81を通過して加湿ユニット78の加湿用給水タンク82に貯留される。このとき、冷蔵庫1の通常の使用条件、ドア開閉回数では除霜水は50cc/日程度貯留されることから、庫内を加湿するのに十分な水分量を確保することができる。
加湿用給水タンク82に貯留した水には酸化防止剤86である水溶性ルチンが溶出し、この水溶液が透湿膜部材83を通じて微細ミストとなって、保存室8b内へ送られ、保存されている野菜の表面へ付着し保湿することができる。また、ルチンの抗酸化作用により野菜の酸化劣化を防止することができる。ルチンは着色が薄いためこれにより野菜が着色することはない。
以上のように、本実施の形態においては、庫内に、冷却器と、前記冷却器の下部に除霜水を貯留するドレンパンを備え、前記ドレンパンと加湿ユニットの加湿用給水タンクは給水パイプで接続されており、加湿用給水タンク内には水溶性ルチンを設けたことにより、加湿ユニットに除霜水を供給して利用することができるので、冷蔵庫の使用者が調湿用に給水する必要が無く庫内の調湿を行うことができると共に、野菜の酸化劣化を防止して保鮮性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、保存されている食材量に関わらず常に室内を適切な湿度に調整して、保存食品の保湿性を維持することで鮮度を維持することができるので、業務用冷蔵庫、ショーケース等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態1における加湿ユニットの側面断面図 本発明の実施の形態1における加湿ユニットの正面断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態2における加湿ユニットの側面断面図 本発明の実施の形態2における加湿ユニットの正面断面図 従来の冷蔵庫の断面図 従来の冷蔵庫の調湿装置の断面図
符号の説明
8a 保存室
8b 保存室
27 冷却器
78 加湿ユニット
79 送風ファン
80 製氷用給水タンク
81 給水パイプ
82 加湿用給水タンク
83 透湿膜部材
84 オゾン発生手段
85 ドレンパン
86 酸化防止剤

Claims (9)

  1. 庫内に、食品を保存する保存室と、加湿ユニットを備え、前記加湿ユニットは、加湿用給水タンクと、前記加湿用給水タンク内部に設けた透湿膜部材から構成されたことを特徴とした冷蔵庫。
  2. 透湿膜部材は円筒形状で複数設けたことを特徴とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 透湿膜部材の材料は、ポリウレタン樹脂あるいはPTFEから成ることを特徴とした請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 加湿ユニットの近傍に送風ファンを設けたことを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 庫内に、製氷用給水タンクを備え、前記製氷用タンクと加湿ユニットの加湿用給水タンクは給水パイプで接続されたことを特徴とした請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 庫内に、冷却器と、前記冷却器の下部に除霜水を貯留するドレンパンを備え、前記ドレンパンと加湿ユニットの加湿用給水タンクは給水パイプで接続されたことを特徴とした請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 加湿ユニットの加湿用給水タンク内部にオゾン発生手段を設けたことを特徴とした請求項1から6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 加湿ユニットの加湿用給水タンク内部に酸化防止剤を内蔵したカセットを設けたことを特徴とした請求項1から7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 酸化防止剤は、水溶性ルチン、アスコルビン酸、イソフラボンのいずれかから成ることを特徴とした請求項8に記載の冷蔵庫。
JP2004332985A 2004-11-17 2004-11-17 冷蔵庫 Pending JP2006145081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004332985A JP2006145081A (ja) 2004-11-17 2004-11-17 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004332985A JP2006145081A (ja) 2004-11-17 2004-11-17 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006145081A true JP2006145081A (ja) 2006-06-08

Family

ID=36624977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004332985A Pending JP2006145081A (ja) 2004-11-17 2004-11-17 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006145081A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222287A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2012032016A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Toshiba Corp 冷蔵庫
KR101475651B1 (ko) * 2014-06-05 2014-12-22 주식회사 우리공업 단체 급식용 냉장고의 살균장치
JP2019095153A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2021131224A (ja) * 2019-01-21 2021-09-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222287A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP4607200B2 (ja) * 2008-03-14 2011-01-05 日立アプライアンス株式会社 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫
JP2012032016A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Toshiba Corp 冷蔵庫
KR101475651B1 (ko) * 2014-06-05 2014-12-22 주식회사 우리공업 단체 급식용 냉장고의 살균장치
JP2019095153A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2021131224A (ja) * 2019-01-21 2021-09-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148112B2 (ja) 冷蔵庫
US7296422B2 (en) Produce preservation system
JP2004360948A (ja) 冷蔵庫
JP4619379B2 (ja) 冷蔵庫
JP2007278569A (ja) 冷蔵庫
JP2004125179A (ja) 冷蔵庫及び超音波加湿器
JP4377929B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006145080A (ja) 冷蔵庫
JP2007240055A (ja) 冷蔵庫
JP2006266539A (ja) 冷蔵庫
CN105066555B (zh) 冰箱
JP5251228B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008051493A (ja) 冷蔵庫
JP2006308232A (ja) 冷蔵庫
JP2008157493A (ja) 冷蔵庫
JP2006145081A (ja) 冷蔵庫
JP2009243782A (ja) 冷蔵庫
JP2003279232A (ja) 冷蔵庫の加湿装置
JP2008089200A (ja) 冷蔵庫
CN1820172B (zh) 冰箱
JP2006258332A (ja) 冷蔵庫
JP2001108355A (ja) 高湿冷蔵庫
CN108332488B (zh) 冰箱及其湿度控制装置
JP2012078054A (ja) 冷蔵庫
JP5390089B2 (ja) 冷蔵庫