JP4607200B2 - 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP4607200B2
JP4607200B2 JP2008066272A JP2008066272A JP4607200B2 JP 4607200 B2 JP4607200 B2 JP 4607200B2 JP 2008066272 A JP2008066272 A JP 2008066272A JP 2008066272 A JP2008066272 A JP 2008066272A JP 4607200 B2 JP4607200 B2 JP 4607200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antioxidant
antioxidant component
refrigerator
pressure
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008066272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009222287A (ja
Inventor
敦子 船山
邦成 荒木
寿江 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2008066272A priority Critical patent/JP4607200B2/ja
Priority to KR1020080077680A priority patent/KR100979609B1/ko
Priority to CN2008102109408A priority patent/CN101532765B/zh
Publication of JP2009222287A publication Critical patent/JP2009222287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607200B2 publication Critical patent/JP4607200B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/042Air treating means within refrigerated spaces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B7/00Preservation or chemical ripening of fruit or vegetables
    • A23B7/14Preserving or ripening with chemicals not covered by groups A23B7/08 or A23B7/10
    • A23B7/144Preserving or ripening with chemicals not covered by groups A23B7/08 or A23B7/10 in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/12Arrangements of compartments additional to cooling compartments; Combinations of refrigerators with other equipment, e.g. stove
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments

Description

本発明は、冷蔵庫に係り、特に貯蔵室に収納する食品中の栄養成分の酸化劣化を防止する冷蔵庫に好適なものである。
この種の従来の冷蔵庫として、特開2007−64620号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この冷蔵庫は、冷蔵庫内の冷気が循環される空間に開放された貯蔵室に大気圧状態の基で揮発する抗酸化剤を内包した抗酸化放出ユニットを配置し、この抗酸化剤の抗酸化成分を貯蔵室に放出して貯蔵室内の野菜などの食品を覆うことにより、食品中の栄養成分が空気中の酸素と結びついて酸化されて分解し減少することを防止しようとするものである。
また、別の従来の冷蔵庫として、特許第4015687号公報(特許文献2)に記載されたものがある。この冷蔵庫は、食品の収納時に密閉されて0.7気圧の低圧にされる低圧室を備えたものである。このように低圧室の圧力を0.7気圧まで低下させることにより、低圧室内の酸素濃度を低くすることができ、これによって低圧室に収納した食品中の栄養成分が空気中の酸素と結びつくことを抑制して栄養成分の酸化劣化の防止を図ろうとするものである。
特開2007−64620号公報 特許第4015687号公報
しかし、上述した特許文献1の冷蔵庫では、貯蔵室に収納される食品は大気圧状態の基にあって酸素濃度の高い状態で保存されるので、食品中の栄養成分の酸化劣化を有効に防止するためには抗酸化剤から多量の抗酸化成分を放出させる必要があった。また、この冷蔵庫では、冷蔵庫内の冷気が循環される空間に開放された貯蔵室に抗酸化放出ユニットを設置しているので、循環される冷気全体の酸素が食品中の栄養成分と結びつくことを防止しなければならず、この点からも抗酸化剤から多量の抗酸化成分を放出させる必要があった。これによって、抗酸化放出ユニットの大型化が必要となり、食品収納スペースの減少及びコストアップを招くこととなっていた。
また、上述した特許文献2の冷蔵庫では、低圧室の圧力を下げることによってのみ栄養成分の酸化劣化を防止しているため、栄養成分の酸化劣化の有効な防止を図るには低圧室の圧力を極めて低い圧力まで低下させる必要があった。そのために減圧装置の大型化及び低圧室を構成する筐体の耐圧強度の増大が必要となり、食品収納スペースの減少及びコストアップを招くこととなっていた。
本発明の目的は、食品収納スペースの増大及びコスト低減を図りつつ、減圧貯蔵室に収納した食品中の栄養成分の酸化劣化を長期間にわたって防止できる冷蔵庫を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明の第1の態様は、冷蔵庫内に形成される貯蔵室に抗酸化剤を内包した抗酸化成分放出カセットを配置した冷蔵庫において、前記抗酸化剤はビタミンCであって、前記抗酸化成分放出カセットは、前記抗酸化剤を収納した容器本体と、該容器本体と接合する蓋とを有し、該容器本体及び該蓋で形成された内部空間は抗酸化成分を通さないフィルムで囲んだ空間として、前記抗酸化成分放出カセットは密閉されて大気圧より低い圧力状態に減圧される減圧貯蔵室の内部に配置して、該減圧貯蔵室を減圧することで前記抗酸化成分放出カセットの内部と外部との圧力差により前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分を通して前記抗酸化成分を放出することにある。
係る本発明の第1の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記抗酸化剤としてアスコルビン酸を用いたこと。
)前記()において、前記減圧貯蔵室は冷蔵室の内部に配され、前記減圧貯蔵室の容積1リットル当たり0.001g以上の抗酸化成分が前記抗酸化成分放出カセットから放出するように前記減圧貯蔵室の減圧圧力及び当該カセットの放出抵抗を設定したこと。
)前記()において、前記減圧貯蔵室の減圧時の圧力を0.80〜0.95気圧に設定したこと。
前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分として紙を備えたこと。
5)前記()において、前記蓋は前記容器本体側の面に全長にわたって凹部を形成し、前記紙は、前記蓋の凹部内に全長にわたって配置され、その両端部が当該抗酸化成分放出カセットの外部に臨んでいること。
また、本発明の第2の態様は、抗酸化剤を内包した抗酸化成分放出カセットにおいて、前記抗酸化成分放出カセットは、前記抗酸化剤を収納した容器本体と、該容器本体と接合する蓋とを有し、該容器本体及び該蓋で形成された内部空間は抗酸化成分を通さないフィルムで囲んだ空間として、前記抗酸化剤はビタミンCであって、食品の収納時に密閉されて大気圧より低い圧力状態に減圧される減圧貯蔵室の内部に配置され、該減圧貯蔵室を減圧することで前記抗酸化成分放出カセットの内部と外部との圧力差により前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分を通して前記抗酸化成分を放出することにある。
係る本発明の第2の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分として紙を備えたこと。
係る本発明の冷蔵庫によれば、抗酸化成分放出カセットの小型化、減圧装置の小型化及び減圧貯蔵室の筐体の強度低減を可能として食品収納スペースの増大及びコスト低減を図りつつ、減圧貯蔵室に収納した食品中の栄養成分の酸化劣化を長期間にわたって防止できる。
以下、本発明の一実施形態の冷蔵庫について図を用いて説明する。
まず、図1及び図2を参照しながら冷蔵庫の構成に関して説明する。図1は本実施形態の冷蔵庫の中央縦断面図、図2は図1の冷蔵室の最下段空間部分の断面斜視図である。
冷蔵庫は、冷蔵庫本体1及び扉6〜9を備えて構成されている。冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱11と樹脂製の内箱12との間にウレタン発泡断熱材13及び真空断熱材(図示せず)を有して構成され、上から冷蔵室2、冷凍室3、4、野菜室5の順に複数の貯蔵室を有している。換言すれば、最上段に冷蔵室2が、最下段に野菜室5が、それぞれ区画して配置されており、冷蔵室2と野菜室5との間には、これらの両室と断熱的に仕切られた冷凍室3、4が配設されている。冷蔵室2及び野菜室5は冷蔵温度帯の貯蔵室であり、冷凍室3、4は、0℃以下の冷凍温度帯(例えば、約−20℃〜−18℃の温度帯)の貯蔵室である。これらの貯蔵室2〜5は仕切り壁33,34,35により区画されている。
冷蔵庫本体1の前面には、貯蔵室2〜5の前面開口部を閉塞する扉6〜9が設けられている。冷蔵室扉6は冷蔵室2の前面開口部を閉塞する扉、冷凍室扉7は冷凍室3の前面開口部を閉塞する扉、冷凍室扉8は冷凍室4の前面開口部を閉塞する扉、野菜室扉9は野菜室5の前面開口部を閉塞する扉である。冷蔵室扉6は観音開き式の両開きの扉で構成され、冷凍室扉7、冷凍室扉8、野菜室扉9は、引き出し式の扉によって構成され、引き出し扉とともに貯蔵室内の容器が引き出される。
冷蔵庫本体1には、冷凍サイクルが設置されている。この冷凍サイクルは、圧縮機14、凝縮器(図示せず)、キャピラリチューブ(図示せず)及び蒸発器15、そして再び圧縮機14の順に接続して構成されている。圧縮機14及び凝縮器は冷蔵庫本体1の背面下部に設けられた機械室に設置されている。蒸発器15は冷凍室3、4の後方に設けられた冷却器室に設置され、この冷却器室における蒸発器15の上方に送風ファン16が設置されている。
蒸発器15によって冷却された冷気は、送風ファン16によって冷蔵室2、冷凍室3、4及び野菜室5の各貯蔵室へと送られる。具体的には、送風ファン16によって送られる冷気は、開閉可能なダンパー装置を介して、その一部が冷蔵室2及び野菜室5の冷蔵温度帯の貯蔵室へと送られ、他の一部が冷凍室3、4の冷凍温度帯の貯蔵室へと送られる。
送風ファン16によって冷蔵室2、冷凍室3、4及び野菜室5の各貯蔵室へと送られる冷気は、各貯蔵室を冷却した後、冷気戻り通路を通って冷却器室へと戻される。このように、本実施形態の冷蔵庫は冷気の循環構造を有しており、各貯蔵室2〜5を適切な温度に維持する。
冷蔵室2内には、透明な樹脂板で構成される複数段の棚17〜20が取り外し可能に設置されている。最下段の棚20は、内箱12の背面及び両側面に接するように設置され、その下方空間である最下段空間21を上方空間と区画している。また、各冷蔵室扉6の内側には複数段の扉ポケット25〜27が設置され、これらの扉ポケット25〜27は冷蔵室扉6が閉じられた状態で冷蔵室2内に突出するように設けられている。冷蔵室2の背面には、送風ファン16から供給された冷気を通す通路を形成する背面パネル30が設けられている。
最下段空間21には、左から順に、冷凍室3の製氷皿に製氷水を供給するための製氷水タンク22、デザートなどの食品を収納するための収納ケース23、室内を減圧して食品の鮮度保持及び長期保存するための減圧貯蔵室24が設置されている。減圧貯蔵室24は、冷蔵室2の横幅より狭い横幅を有し、冷蔵室2の側面に隣接して配置されている。
製氷水タンク22及び収納ケース23は左側の冷蔵室扉6の後方に配置されている。これによって、左側の冷蔵室扉6を開くのみで、製氷水タンク22及び収納ケース23を引き出すことができる。また、減圧貯蔵室24は右側の冷蔵室扉6の後方に配置されている。これによって、右側の冷蔵室扉6を開くのみで、減圧貯蔵室24の食品トレイ60を引き出すことができる。なお、製氷水タンク22及び収納ケース23は左側の冷蔵室扉6の最下段の扉ポケット27の後方に位置することとなり、減圧貯蔵室24は右側の冷蔵室扉6の最下段の扉ポケット27の後方に位置することとなる。ここで、蒸発器15によって冷却されて冷蔵室2へ送られた冷気が減圧貯蔵室24の周囲を通って減圧貯蔵室24の内部を間接冷却するようになっている。
製氷水タンク22の後方には、製氷水ポンプ28が設置されている。収納ケース23の後方で且つ減圧貯蔵室24の後部側方の空間には、減圧貯蔵室24を減圧するための減圧装置の一例である負圧ポンプ29が配置されている。負圧ポンプ29は、減圧貯蔵室24の側面に設けられたポンプ接続部に導管を介して接されている。
減圧貯蔵室24は、食品出し入れ用開口部を有する箱状の減圧貯蔵室本体40と、減圧貯蔵室本体40の食品出し入れ用開口部を開閉する減圧貯蔵室ドア50と、食品を収納して減圧貯蔵室ドア50に出し入れする食品トレイ60とを備えて構成されている。減圧貯蔵室本体40で減圧貯蔵室ドア50の食品出し入れ用開口部を閉じることにより、減圧貯蔵室本体40と減圧貯蔵室ドア50とで囲まれた空間が減圧される低圧空間として形成される。食品トレイ60は、減圧貯蔵室ドア50の背面側に取り付けられ、減圧貯蔵室ドア50の移動に伴って前後に移動可能である。
減圧貯蔵室24の内部には、抗酸化剤81(図4参照)を内包した抗酸化成分放出カセット80が設置されている。換言すれば、野菜、肉魚などの生鮮食品を保存する減圧貯蔵室24に空気中の酸素による酸化損失を防止できる抗酸化剤81を内包する抗酸化成分放出カセット80が設置されている。この抗酸化成分放出カセット80は、図2に示すように、食品トレイ60の背壁部に着脱可能に係着されている。抗酸化剤81としては、大気圧状態の基で抗酸化成分が放出されず且つ大気圧より低い圧力状態の基で抗酸化成分が放出される抗酸化剤が用いられている。即ち、抗酸化成分放出カセット80に内包された抗酸化剤81は、減圧貯蔵室24内を減圧することにより、抗酸化成分放出カセット80内部の圧力と抗酸化成分放出カセット80の外部の圧力との圧力差により抗酸化成分が放出される。
食品トレイ60に食品を載せて減圧貯蔵室ドア50を閉じることにより、減圧貯蔵室24の内部が密閉状態となり、ドアスイッチがオンされて負圧ポンプ29が駆動され、減圧貯蔵室24が大気圧より低い状態に減圧される。これにより貯蔵室13内の酸素濃度が低下して食品中の栄養成分の劣化を防止することができる。しかも、減圧貯蔵室24が密閉されて減圧された状態となってから抗酸化剤81から抗酸化成分の放出が開始されると共に、限られた容積の減圧貯蔵室24の中で抗酸化成分による食品中の栄養成分と酸素との結合防止をすることができる。その結果、抗酸化成分放出カセット80の小型化、負圧ポンプ29の小型化及び減圧貯蔵室24の筐体の強度低減を可能として食品収納スペースの増大及びコスト低減を図りつつ、減圧貯蔵室24に収納した食品中の栄養成分の酸化劣化を長期間にわたって防止できる。
そして、減圧貯蔵室ドア50を手前に引くことにより、減圧貯蔵室ドア50の一部に設けられた圧力解除バルブがまず動作して減圧貯蔵室24の減圧状態が解除されて大気圧の状態となり、減圧貯蔵室ドア50を開くことができる。これによって、簡単に減圧貯蔵室ドア50を開け、食品の出し入れが出来る。
次に、図3から図5を参照しながら、抗酸化成分放出カセット80について具体的に説明する。図3は図2の抗酸化成分放出カセット80の単独斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5図3のB−B断面図である。
抗酸化成分放出カセット80は、抗酸化成分を放出する抗酸化剤81と、この抗酸化剤81を収納した樹脂容器82と、この樹脂容器82の内部の抗酸化成分をその外部に導いて放出する紙85とを備えて構成されている。紙85は、和紙や腐食布などで形成され、通気性を有している。
抗酸化剤81は、食品中の栄養成分が空気中の酸素により酸化される前に酸化することにより、食品中の栄養成分の酸化を防止するものである。従って、抗酸化剤は、非常に酸化されやすい物質からなるものである。このように、抗酸化剤81は、食品に触れるため、人体に対する安全性に配慮して、ビタミンC、ビタミンE及び酵素処理ルチンなど栄養成分を含む自然食品に含有する酸化防止剤、例えばアスコルビン酸やトコフェノールなどが用いられる。
樹脂容器82は、内側にアルミフィルム83aを貼着し且つ抗酸化剤81を収納した樹脂容器本体83と、内側にアルミフィルム84aを貼着した樹脂容器蓋84とからなっている。樹脂容器本体83の周縁部と樹脂容器蓋84の周縁部とを重ねて、当該両周縁部のアルミフィルム83a、84aを紙85が介在された部分を除いて全周にわたって接合し、その内部空間を当該アルミフィルム83a、84aで囲んだ空間としている。従って、この空間内に配置された抗酸化剤81からアルミフィルム83a、84aを通して抗酸化成分が外部に放出されることはない。
樹脂容器蓋84は、表側に突出する突部84bを形成することにより、樹脂容器本体側の面に全長にわたって凹部84cが形成されている。紙85は、樹脂容器蓋84の凹部84c内に全長にわたって配置され、両端部が樹脂容器82の外部に臨んでいる。これによって、樹脂容器82内に配置された抗酸化剤81から放出される抗酸化成分は、両アルミフィルム83a、84aに挟持された紙85の部分のみを通して樹脂容器82の外部空間である減圧貯蔵室24内に放出される。従って、減圧貯蔵室24内への抗酸化成分の放出率は、紙85の挟持部の断面積(換言すれば、紙85の厚みまたは幅)、挟持部における長さを調整することにより容易に調整することができる。
次に、図6を参照しながら、抗酸化剤81の食品中の栄養成分の損失を防止するための有効濃度について説明する。図6はアスコルビン酸の有効濃度試験によるほうれん草のビタミンC含量測定結果を示す図、図7はアスコルビン酸の有効濃度試験によるマグロのK値測定結果を示す図、図8はアスコルビン酸の有効濃度試験で牛肉の色調測定結果を示す図である。
これらのアスコルビン酸の有効濃度試験では、10L(リットル)の密閉容器に、抗酸化成分としてアスコルビン酸を0.01g放出させた場合と、0.1g放出させた場合と、未放出の場合とにおいて、この密閉容器に保存していた、ほうれん草のビタミンC含量、マグロの鮮度の指標であるK値、牛肉の色調について、購入直後と3日保存後について測定し、比較したものである。また、図中に示す符号91はアスコルビン酸を0.1g放出させた場合、符号92はアスコルビン酸を0.01g放出させた場合、符号93はアスコルビン酸を放出させなかった場合を示す。
図6において、縦軸はビタミンC含量〔mg/100g〕、横軸は経過時間を示す。有効濃度試験の結果、アスコルビン酸を放出させなかった93よりもアスコルビン酸を放出させた91、92の方のビタミンC含量が多く、保存中の酸化による損失を防止できたことが判る。
図7において、縦軸は鮮度の指標であるK値、横軸は経過時間を示す。有効濃度試験の結果、アスコルビン酸を放出させなかった93よりもアスコルビン酸を放出させた91、92の方のK値の値が小さく、鮮度低下を防止できたことが判る。
図8は、縦軸は明暗、横軸は彩度を示す色調図であり、中心を購入直後としたときの3日保存後の色調測定結果を示す。中心に近いほうが購入直後の色に近く、鮮度を保っていることを示すが、有効濃度試験の結果、アスコルビン酸を放出させなかった93よりもアスコルビン酸を放出させた91、92のほうが中心に近く、鮮度低下を防止できたことが判る。
従って、図6、図7、図8よりアスコルビン酸の放出量は容積1リットル当たり0.001g以上放出することが好ましいことが判った。
次に、図9を参照しながら、抗酸化剤81の抗酸化成分の放出量と減圧量との関係について説明する。図9は抗酸化剤81の抗酸化成分の放出量と減圧量との関係の測定結果を示す図である。
抗酸化剤81の抗酸化成分の放出量と減圧量との関係を測定する試験方法は、密閉容器に抗酸化剤81を内包したカセット80を入れ、負圧ポンプにより密閉容器内の空気を吸い出して密閉容器内を減圧して一定に保持し、そのときの密閉容器内の抗酸化剤81の濃度を測定した。
図9において、縦軸に抗酸化剤濃度、横軸に一定減圧になったときを0分としたときの経過時間を示す。図中の符号94は密閉容器内を0.7気圧に保った場合、符号95は密閉容器内を0.95気圧に保った場合、符号96は大気圧の場合を示す。
図9より明らかなように、密閉容器内が大気圧の96の場合、抗酸化剤に揮発性がないため、密閉容器内の濃度は上昇しなかったのに対し、減圧した94、95は抗酸化剤の濃度が上昇すると共に、更には、0.95気圧に保った95よりも容器内を0.7気圧に保った94のほうが放出量が大きくなったことが判る。従って、減圧することにより揮発性のない抗酸化剤81を密閉容器内に放出させることが出来る。従って、密閉容器の減圧量で抗酸化剤81の抗酸化成分の放出量を制御できる。しかし、密閉容器内の圧力を低くすればするほど、密閉容器の耐圧構造を強化する必要があるため、密閉容器のコストが増大する。従って、減圧量は0.80〜0.95の範囲とすることが好ましい。
本発明の一実施形態の冷蔵庫の中央縦断面図である。 図1の冷蔵室の最下段空間部分の断面斜視図である。 図2の抗酸化成分放出カセットの単独斜視図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 アスコルビン酸の有効濃度試験によるほうれん草のビタミンC含量測定結果を示す図である。 アスコルビン酸の有効濃度試験によるマグロのK値測定結果を示す図である。 アスコルビン酸の有効濃度試験で牛肉の色調測定結果を示す図である。 抗酸化剤の抗酸化成分の放出量と減圧量との関係の測定結果を示す図である。
符号の説明
1…冷蔵庫本体、2…冷蔵室、3…冷凍室、3、4…冷凍室、5…野菜室、6…冷蔵室扉、7、8…冷凍室扉、9…野菜室扉、11…外箱、12…内箱、13…発泡断熱材、14…圧縮機、15…蒸発器、16…送風ファン、17〜20…棚、21…最下段空間、22…製氷水タンク、23…収納ケース、24…減圧貯蔵室、25〜27…扉ポケット、28…製氷水ポンプ、29…負圧ポンプ、30…背面パネル、34〜36…仕切り壁、40…低圧室本体、50…低圧室ドア、60…食品トレイ、80…抗酸化成分放出カセット、81…抗酸化剤、82…樹脂容器、83…樹脂容器本体、83a…アルミフィルム、84…樹脂容器蓋、84a…アルミフィルム、85…紙、91…有効濃度を検討するためアスコルビン酸を0.1g放出させた場合、92…有効濃度を検討するためアスコルビン酸を0.01g放出させた場合、93…有効濃度を検討するためアスコルビン酸が未放出の場合、94…有効減圧量検討するため容器内を0.7気圧に保った場合、95…有効減圧量検討するため容器内を0.95気圧に保った場合、96…有効減圧量検討するため容器内を大気圧に保った場合。

Claims (8)

  1. 冷蔵庫内に形成される貯蔵室に抗酸化剤を内包した抗酸化成分放出カセットを配置した冷蔵庫において、
    前記抗酸化剤はビタミンCであって、
    前記抗酸化成分放出カセットは、前記抗酸化剤を収納した容器本体と、該容器本体と接合する蓋とを有し、該容器本体及び該蓋で形成された内部空間は抗酸化成分を通さないフィルムで囲んだ空間として、
    前記抗酸化成分放出カセットは密閉されて大気圧より低い圧力状態に減圧される減圧貯蔵室の内部に配置して、該減圧貯蔵室を減圧することで前記抗酸化成分放出カセットの内部と外部との圧力差により前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分を通して前記抗酸化成分を放出する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1において、
    前記抗酸化剤としてアスコルビン酸を用いたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項2において、
    前記減圧貯蔵室は冷蔵室の内部に配され、前記減圧貯蔵室の容積1リットル当たり0.001g以上の抗酸化成分が前記抗酸化成分放出カセットから放出するように前記減圧貯蔵室の減圧圧力及び当該カセットの放出抵抗を設定したことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項3において、
    前記減圧貯蔵室の減圧時の圧力を0.80〜0.95気圧に設定したことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 請求項において、
    前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分として紙を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項において、
    前記蓋は記容器本体側の面に全長にわたって凹部を形成し、前記紙は、前記蓋の凹部内に全長にわたって配置され、その両端部が当該抗酸化成分放出カセットの外部に臨んでいることを特徴とする冷蔵庫。
  7. 抗酸化剤を内包した抗酸化成分放出カセットにおいて、
    前記抗酸化成分放出カセットは、前記抗酸化剤を収納した容器本体と、該容器本体と接合する蓋とを有し、該容器本体及び該蓋で形成された内部空間は抗酸化成分を通さないフィルムで囲んだ空間として、
    前記抗酸化剤はビタミンCであって、
    食品の収納時に密閉されて大気圧より低い圧力状態に減圧される減圧貯蔵室の内部に配置され、該減圧貯蔵室を減圧することで前記抗酸化成分放出カセットの内部と外部との圧力差により前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分を通して前記抗酸化成分を放出する
    ことを特徴とする抗酸化成分放出カセット
  8. 請求項7において、
    前記フィルムに挟持されて内部の抗酸化成分を外部に導く部分として紙を備えたことを特徴とする抗酸化成分放出カセット
JP2008066272A 2008-03-14 2008-03-14 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4607200B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008066272A JP4607200B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫
KR1020080077680A KR100979609B1 (ko) 2008-03-14 2008-08-08 냉장고
CN2008102109408A CN101532765B (zh) 2008-03-14 2008-08-15 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008066272A JP4607200B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009222287A JP2009222287A (ja) 2009-10-01
JP4607200B2 true JP4607200B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=41103514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008066272A Expired - Fee Related JP4607200B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4607200B2 (ja)
KR (1) KR100979609B1 (ja)
CN (1) CN101532765B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015040632A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP6223865B2 (ja) * 2014-03-05 2017-11-01 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP6190332B2 (ja) * 2014-07-16 2017-08-30 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03151863A (ja) * 1989-11-09 1991-06-28 Minato Sangyo Kk 冷蔵庫内食品を高鮮度に保持する方法及びそのための冷蔵庫
JPH0415687B2 (ja) * 1984-07-23 1992-03-18 Zojirushi Vacuum Bottle Co
JPH11170439A (ja) * 1997-12-17 1999-06-29 Oji Kako Kk 包装材
JP2004044926A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Mitsubishi Electric Corp 冷凍冷蔵庫、収納箱、収納箱の運搬方法、抗酸化剤放出装置
JP2006145081A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007507567A (ja) * 2003-05-26 2007-03-29 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 高適合性及び非移行性ポリマー状uv−吸収剤
JP2007240055A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990081738A (ko) * 1998-04-07 1999-11-15 김홍기 진공 냉장고의 제어방법
JP2005110760A (ja) 2003-10-03 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp 抗酸化剤放出装置および抗酸化剤放出方法
KR100745816B1 (ko) * 2004-03-23 2007-08-02 엘지전자 주식회사 냉장고용 식품산화방지 키트
JP4015687B1 (ja) * 2007-06-22 2007-11-28 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415687B2 (ja) * 1984-07-23 1992-03-18 Zojirushi Vacuum Bottle Co
JPH03151863A (ja) * 1989-11-09 1991-06-28 Minato Sangyo Kk 冷蔵庫内食品を高鮮度に保持する方法及びそのための冷蔵庫
JPH11170439A (ja) * 1997-12-17 1999-06-29 Oji Kako Kk 包装材
JP2004044926A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Mitsubishi Electric Corp 冷凍冷蔵庫、収納箱、収納箱の運搬方法、抗酸化剤放出装置
JP2007507567A (ja) * 2003-05-26 2007-03-29 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 高適合性及び非移行性ポリマー状uv−吸収剤
JP2006145081A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007240055A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
CN101532765B (zh) 2011-09-28
KR100979609B1 (ko) 2010-09-01
KR20090098642A (ko) 2009-09-17
JP2009222287A (ja) 2009-10-01
CN101532765A (zh) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5572599B2 (ja) 冷蔵庫
JP5011231B2 (ja) 冷蔵庫
JP5384259B2 (ja) 冷蔵庫
JP4607200B2 (ja) 抗酸化成分放出カセット及びこれを備えた冷蔵庫
JP2014025602A (ja) 冷蔵庫
JP5188363B2 (ja) 酸化抑制カセット及びこれを備えた冷蔵庫
JP6190332B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008082595A (ja) 冷蔵庫、及び低温・減圧保存方法
JP2005233532A (ja) 業務用冷蔵・冷凍庫、貯蔵用コンテナおよび冷凍倉庫
JP5677913B2 (ja) 冷蔵庫
JP2015040632A (ja) 冷蔵庫
JP2010101566A (ja) 冷蔵庫
JP2011027294A (ja) 冷蔵庫
JP5753743B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013002798A (ja) 冷蔵庫
KR101118722B1 (ko) 냉장고 야채실의 독립된 온도제어를 위한 야채실 구조
JP6223865B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013104631A (ja) 冷蔵庫
JP2013050229A (ja) 冷蔵庫および冷凍庫
JP2010266097A (ja) 冷蔵庫
KR940002913Y1 (ko) 저온고
JPH02247481A (ja) 冷蔵庫
JP2015114028A (ja) 成分放出手段を備える冷蔵庫及び成分放出手段
JP2012021656A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4607200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees