JP2010101566A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】
抗菌成分の放出量を制御して、かつ抗菌効果を長期間維持することができる揮発性抗菌成分放出カセットを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】
冷蔵庫1内に形成される貯蔵室2と、該貯蔵室2内に設けられて大気圧よりも低い圧力に減圧される減圧貯蔵室24と、を有する冷蔵庫1において、前記減圧貯蔵室24内に揮発性抗菌剤81を内包した抗菌成分放出カセット80が設けられ、前記揮発性抗菌剤81は前記減圧貯蔵室24が大気圧状態の場合に抗菌成分の放出が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態の場合に大気圧状態の場合よりも抗菌成分が多く放出されることを特徴とする。
【選択図】図2
抗菌成分の放出量を制御して、かつ抗菌効果を長期間維持することができる揮発性抗菌成分放出カセットを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】
冷蔵庫1内に形成される貯蔵室2と、該貯蔵室2内に設けられて大気圧よりも低い圧力に減圧される減圧貯蔵室24と、を有する冷蔵庫1において、前記減圧貯蔵室24内に揮発性抗菌剤81を内包した抗菌成分放出カセット80が設けられ、前記揮発性抗菌剤81は前記減圧貯蔵室24が大気圧状態の場合に抗菌成分の放出が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態の場合に大気圧状態の場合よりも抗菌成分が多く放出されることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、抗菌成分放出カセット及びこの抗菌成分放出カセットを備えた冷蔵庫に係るものである。
従来、庫内に浮遊する菌や食品表面に繁殖する細菌を抑制し、食品の鮮度を長期保存する冷蔵庫が知られている。特許文献1には、青果物収納容器を有し、該青果物収納容器内には、難透過性包装容器内に青果物の褐変抑制成分及び抗菌成分を有する天然揮発性成分とを難透過性フィルムにより封止した鮮度維持カセットを備え、難透過性フィルムを剥がして封止状態を解除することで内部の褐色抑制成分及び抗菌成分を放出する冷蔵庫が記載されている。
また、特許文献2には、揮発性抗菌剤と酸化防止剤との混合溶液を液保持剤に含浸させて、この液保持剤を冷凍室,冷蔵室、及び野菜室等の天面に配設した冷蔵庫が記載されている。
特許文献1に記載の冷蔵庫は、揮発性を有する抗菌成分を難透過性フィルムで封止している。しかし、使用時に難透過性フィルムを剥がすことにより、抗菌成分は容易に放出される状態になる。そうすると、青果物収納容器内に食品が収納されていない場合等、すなわち、抗菌成分が不要な時にも抗菌成分が放出されて、抗菌成分を無駄に消費してしまう。これにより、鮮度維持カセットを交換する必要性が生じ、コストアップやメンテナンスの点で問題があった。
また、特許文献2に記載の冷蔵庫は、揮発性成分を放出する面積が大きく、抗菌効果を維持させる為に、より多くの混合溶液が必要になる。さらに、混合溶液の放出量を制御することができず、抗菌及び酸化防止の効果を維持するには、混合液を補充,交換する必要性が生じ、コストアップやメンテナンスの点で問題があった。
そこで、上記課題を解決するために、本発明の目的は、抗菌成分の放出量を制御して、かつ抗菌効果を長期間維持することができる揮発性抗菌成分放出カセットを備えた冷蔵庫を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫内に形成される貯蔵室と、該貯蔵室内に設けられて大気圧よりも低い圧力に減圧される減圧貯蔵室と、を有する冷蔵庫において、前記減圧貯蔵室内に揮発性抗菌剤を内包した抗菌成分放出カセットが設けられ、前記揮発性抗菌剤は前記減圧貯蔵室が大気圧状態の場合に抗菌成分の放出が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態の場合に大気圧状態の場合よりも抗菌成分が多く放出されることを特徴とする。
また、前記揮発性抗菌剤は植物系成分であることを特徴とする。
また、前記植物系成分はアリルイソチオシアネート,イソチオシアン酸エステル、及びプロポリスのいずれかであることを特徴とする。
また、前記抗菌成分放出カセットは抗菌成分放出量制御手段を有し、前記減圧貯蔵室内の圧力は容積1リットル当たり1.0mg以上の抗菌成分が前記抗菌成分放出カセットから放出するように減圧されることを特徴とする。
また、前記減圧貯蔵室内の減圧時の圧力は0.70〜0.95気圧であることを特徴とする。
また、前記抗菌成分放出カセットは前記揮発性抗菌剤と、該揮発性抗菌剤を収納する樹脂容器と、該樹脂容器の内部から揮発性抗菌成分を外部に導いて放出する紙と、を備えたことを特徴とする。
また、前記樹脂容器は内側にアルミフィルムを貼着し、且つ前記揮発性抗菌剤を収納した樹脂容器本体と、内側にアルミフィルムを貼着した樹脂容器蓋とを有し、前記樹脂容器本体の周縁部及び前記樹脂容器蓋の周縁部をその一部に前記紙を介在して重ね合わせ、且つ前記樹脂容器本体の前記アルミフィルム及び前記樹脂容器蓋の前記アルミフィルムの周縁部同士を接合して内部空間を形成し、前記両アルミフィルムに挟持された前記紙の部分を通して前記揮発性抗菌成分を放出することを特徴とする。
また、樹脂容器蓋は前記樹脂容器本体側の面に全長にわたって凹部を形成し、前記紙は前記樹脂容器蓋の凹部内に全長にわたって配置され、且つ前記紙の両端部が前記樹脂容器の外部に臨んでいることを特徴とする。
また、本発明の抗菌成分放出カセットは、揮発性抗菌剤を内包した抗菌成分放出カセットにおいて、ほぼ大気圧の場合に抗菌成分の放出量が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態の場合に抗菌成分の放出量を多くする抗菌成分放出量制御手段を有することを特徴とする。
また、前記揮発性抗菌剤と該揮発性抗菌剤を収納した樹脂容器と、該樹脂容器の内部の抗菌成分をその外部に導いて放出する紙と、を備えて構成され、前記樹脂容器は内側にアルミフィルムを貼着し、且つ前記揮発性抗菌剤を収納した樹脂容器本体と、内側にアルミフィルムを貼着した樹脂容器蓋とを有し、前記樹脂容器本体の周縁部及び前記樹脂容器蓋の周縁部をその一部に前記紙を介在して重ねて当該両周縁部のアルミフィルムを接合し、内部空間を当該アルミフィルムで囲んだ空間とすると共に、前記両アルミフィルムに挟持された前記紙の部分を通して前記抗菌成分を放出することを特徴とする。
本発明によれば、抗菌成分の放出量を制御して、かつ抗菌効果を長期間維持することができる揮発性抗菌成分放出カセットを備えた冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態の冷蔵庫について、図を用いて説明する。
まず、図1から図4を参照しながら冷蔵庫の全体構成に関して説明する。図1は、本実施形態の冷蔵庫の中央縦断面図である。図2は、図1の冷蔵室の最下段空間部分の断面斜視図である。図3は、減圧貯蔵室の蓋を閉じた状態の外観斜視図である。図4は、減圧貯蔵室本体の上面壁を除き蓋を開いた状態の斜視図である。
冷蔵庫は、前方に開口を有する冷蔵庫本体1,該冷蔵庫本体1の前方開口を開閉自在に設けられた扉6〜10を備えて構成される。冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱11と樹脂製の内箱12との間に、ウレタン発泡断熱材13及び真空断熱材(図示せず)を有して構成される。また、上から冷蔵室2,上段冷凍室3b及び製氷室3a(図示せず),下段冷凍室4,野菜室5の順に、複数の貯蔵室を有している。換言すれば、最上段に冷蔵室2,最下段に野菜室5がそれぞれ区画して配置されており、冷蔵室2と野菜室5との間には、これらの両室と断熱的に仕切られた上段冷凍室3a及び下段冷凍室4が配設されている。冷蔵室2及び野菜室5は、冷蔵温度帯(0℃以上であって、一例として約2℃〜10℃の温度帯)の貯蔵室である。上段冷凍室3a及び下段冷凍室4は、冷凍温度帯(0℃以下であって、一例として約−20℃〜−18℃の温度帯)の貯蔵室である。これらの貯蔵室2〜5は、仕切り壁33,34,35により区画されている。
冷蔵庫本体1の前面には、貯蔵室2〜5の前面開口を開閉自在である扉6〜10が設けられている。冷蔵室扉6は、左扉と右扉の2枚設けられた、いわゆるフレンチドアタイプの回転扉である。具体的に、左扉は冷蔵庫本体1の左方上下のヒンジ6a,6aによって回転自在に設けられ、右扉は冷蔵庫本体1の左方上下のヒンジ(図示せず)によって回転自在に設けられ、冷蔵室2の前面開口を開閉する。
製氷室扉7(図示せず)は、製氷室3aの前方開口を開閉する扉である。上段冷凍室扉8は、上段冷凍室3bの前方開口を開閉する扉である。下段冷凍室扉9は、下段冷凍室4の前方開口を開閉する扉である。野菜室扉9は、野菜室5の前方開口を開閉する扉である。なお、製氷室扉7,上段冷凍室扉8,冷凍室扉9、及び野菜室扉10は、引き出し式の扉によって構成され、引き出し扉とともに貯蔵室内の容器が引き出される。
次に、冷蔵庫本体1には、冷凍サイクルが設置されている。この冷凍サイクルは、圧縮機14,凝縮器(図示せず),キャピラリチューブ(図示せず)及び冷却器15、そして再び圧縮機14の順に接続して構成されている。圧縮機14及び凝縮器は、冷蔵庫本体1の背面下部に設けられた機械室100に設置されている。冷却器15は、製氷室3a,上段冷凍室3b、及び下段冷凍室4の後方に設けられた冷却器室110に設置され、この冷却器室110における冷却器15の上方に送風ファン16が設置されている。
冷却器15によって冷却された冷気は、送風ファン16によって冷蔵室2,上段冷凍室3b,製氷室3a,下段冷凍室4、及び野菜室5の各貯蔵室へと送られる。具体的には、送風ファン16によって送られる冷気は、開閉可能なダンパー装置(図示せず)を介して、その一部が冷蔵室2及び野菜室5の冷蔵温度帯の貯蔵室へと送られ、他の一部が冷凍室3,4の冷凍温度帯の貯蔵室へと送られる。
送風ファン16によって冷蔵室2,上段冷凍室3b,製氷室3a,下段冷凍室4、及び野菜室5の各貯蔵室へと送られた冷気は、各貯蔵室を冷却した後、夫々の冷気戻り通路(図示せず)を通って冷却器室110へと戻される。このように、本実施形態の冷蔵庫は、冷気の循環構造を有しており、各貯蔵室2〜5を適切な温度に維持する。
冷蔵室2内には、透明な樹脂板で構成される複数段の貯蔵棚17〜20が取り外し可能に上下方向に設置されている。最下段の貯蔵棚20は、内箱12の背面及び両側面に接するように設置され、仕切り壁34と貯蔵棚20との間に、最下段空間21を上方空間と区画して形成している。また、各冷蔵室扉6の内側には、複数段の扉ポケット25〜27が設置され、これらの扉ポケット25〜27は冷蔵室扉6が閉じられた場合に、冷蔵室2内に突出するように設けられている。冷蔵室2の背面には、送風ファン16から供給された冷気を通す通路を形成する背面パネル30が設けられている。この背面パネル30は、高熱伝導性の材料で形成されており、一例としてアルミニウム等の金属で形成される。これにより、冷蔵室2の温度変化を抑制し、貯蔵した食品に与える温度変化による負荷を低減できる。また、除霜運転中等の冷気の供給が少ない場合、背面パネル30からの輻射熱によって、冷蔵室2内の温度が上昇することを抑制することができる。
最下段空間21には、左から順に、冷凍室3の製氷皿に製氷水を供給するための製氷水タンク22,デザートなどの食品を収納するための収納ケース23,室内を減圧して食品の鮮度保持及び長期保存するための減圧貯蔵室24が設置されている。減圧貯蔵室24は、冷蔵室2の横幅より狭い横幅を有し、冷蔵室2の側面に隣接して配置されている。
製氷水タンク22及び収納ケース23は、左側の冷蔵室扉6の後方に配置されている。これによって、左側の冷蔵室扉6を開くのみで、製氷水タンク22及び収納ケース23を引き出すことができる。また、減圧貯蔵室24は、右側の冷蔵室扉6の後方に配置されている。これによって、右側の冷蔵室扉6を開くのみで、減圧貯蔵室24の蓋60を引き出すことができる。また、減圧貯蔵室24の内部には、食品を載置する減圧貯蔵室容器60aが設けられている。減圧貯蔵室容器60aは、蓋60と係合しており、蓋60の引き出し動作に伴って、前方に引き出される。すなわち、左側の冷蔵室扉6、若しくは右側の冷蔵室扉6を開くのみで、所望の食品を取り出したり、製氷水タンク22の水の補充や交換をしたりできるので、必要以上に冷蔵室2の冷気が庫外に漏れることを防止出来る。
なお、製氷水タンク22及び収納ケース23は、左側の冷蔵室扉6の最下段の扉ポケット27の後方に位置することとなり、減圧貯蔵室24は右側の冷蔵室扉6の最下段の扉ポケット27の後方に位置することとなる。ここで、冷却器15によって冷却されて冷蔵室2へ送られた冷気は、減圧貯蔵室24の周囲を通って減圧貯蔵室24の内部を間接冷却するようになっている。
製氷水タンク22の後方には、製氷水ポンプ28が設置されている。収納ケース23の後方で且つ減圧貯蔵室24の後部側方の空間には、減圧貯蔵室24を減圧するための減圧装置の一例である負圧ポンプ29が配置されている。負圧ポンプ29は、減圧貯蔵室24の側面に設けられたポンプ接続部に導管を介して接続されている。
減圧貯蔵室24は、食品出し入れ用である前方開口を有する箱状の減圧貯蔵室本体40と、減圧貯蔵室本体40の前方開口を開閉する蓋60と、食品を収納して蓋60に係合して出し入れする減圧貯蔵室容器60aとを備えて構成されている。蓋60で減圧貯蔵室本体40の前方開口を閉じることにより、減圧貯蔵室本体40と蓋60とで囲まれた空間が減圧される、低圧空間として形成される。減圧貯蔵室容器60aは、蓋60の背面側に取り付けられ、蓋60の移動に伴って前後に移動可能である。
減圧貯蔵室24は、負圧ポンプ29により、内部の空気が吸引され、大気圧よりも低い気圧、一例として0.8気圧(80kPa)等に減圧される気体調節室である。すなわち、減圧貯蔵室24は、食品の酸化防止,野菜類の鮮度維持等に特別な空気雰囲気を醸成している。
また、図3に示すように、減圧貯蔵室24には、上面にリブ40sが突起として設けられている。これにより、減圧貯蔵室24とその直上にある貯蔵棚20との間は、適度な隙間を設けた状態で支持される構成である。減圧貯蔵室24の後部には、冷蔵室2の冷気の吸気口(図示せず)が設けられ、減圧貯蔵室24周囲の空気を吸引して冷気が流れることで、減圧貯蔵室24を間接的に冷却する。
また、減圧貯蔵室24は、前方開口を有し、扁平である奥方に長い略直方体状の減圧貯蔵室本体40と、前方および後方に移動して前方開口を開閉する蓋60とにより、外周壁が形成されている。換言すると、減圧貯蔵室本体40は箱状で一体に形成されている。具体的に、ABS(アクリロニトリル,ブタジエン,スチレンを含む樹脂),AS(アクリロニトリル,スチレンを含む樹脂)等を用いて樹脂成形され、両側面壁40a,40b,底面壁40c,後面壁40d、および上面壁40e、を有した前面を開口した形状に形成されている。
すなわち、減圧貯蔵室24に貯蔵物を出し入れするために、開閉する蓋60が設けられている。さらに、減圧貯蔵室本体40の外面には、断面係数を増加し強度向上を図る補強リブが、直線状又は格子状に立設されている。なお、補強リブの形状はこれらに限らず、減圧貯蔵室本体40の断面係数を増加し強度向上を図るものであればよい。
減圧貯蔵室本体40の両側方には、支軸60sが設けられている。支軸60s廻りに開閉ハンドル70が回動自在に支持される。また、蓋60には、差圧抜き弁Vが構成されている。
この開閉ハンドル70を、使用者が把持して、蓋60の開閉操作および蓋60の閉塞時のロックが行われるとともに、差圧抜き弁Vの開閉が行われる。
なお、減圧貯蔵室24が、負圧ポンプ29によって減圧された場合、減圧貯蔵室24の外部の大気圧と、減圧貯蔵室24の内部の減圧された圧力との差圧によって蓋60に加わる荷重が大きくなる。これにより、直接、蓋60を開放するためには使用者は相当の力を要することになる。
そこで、差圧抜き弁Vを開くことによって、蓋60の内外空間を挿通させ、内外圧力差を無くし差圧による荷重を解消し、蓋60を容易に開くことができるようにしている。
次に、抗菌成分放出カセット80について説明する。図4に示すように、減圧貯蔵室24の内部には、揮発性抗菌剤81(図6参照)を内包した抗菌成分放出カセット80が設置されている。揮発性抗菌剤81は、野菜や肉魚等の生鮮食品を保存する減圧貯蔵室24において、空気中に浮遊する雑菌の増殖を抑制する。
抗菌成分放出カセット80は、図4に示すように、減圧貯蔵室容器60aの背壁部に着脱自在に設けられている。抗菌成分放出カセット80は、後述する抗菌成分放出量制御手段を有している。これにより、揮発性抗菌剤81は、大気圧状態で抗菌成分の放出が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態でより多く抗菌成分が放出される。即ち、抗菌成分放出カセット80に内包された揮発性抗菌剤81は、減圧貯蔵室24内を減圧することにより、揮発する抗菌成分放出カセット80内部の圧力と外部の圧力との圧力差により抗菌成分が放出される。
減圧貯蔵室容器60aに食品を載せて蓋60を閉じると、減圧貯蔵室24の前方開口と蓋60との間の気体の移動が抑制される。そして、冷蔵室扉6が閉じられてドアスイッチ(図示せず)がオンになると、負圧ポンプ29が駆動され、減圧貯蔵室24が大気圧より低い状態に減圧される。これにより、減圧貯蔵室24内の酸素濃度が低下する。すなわち、減圧貯蔵室24の酸素濃度が低下することで、食品中の栄養成分の劣化を防止することができる。
ここで、減圧貯蔵室24が減圧された状態となってから、揮発性抗菌剤81から抗菌成分の放出が開始される。そして、減圧貯蔵室24の中で抗菌成分により減圧貯蔵室24内に浮遊する雑菌や食品に付着する雑菌の増殖を抑制することにより、食品への菌の汚染を防止することができる。
次に、図5から図7を参照しながら、抗菌成分放出カセット80について、具体的に説明する。図5は、抗菌成分放出カセット80を模式的に示す斜視図である。図6は、図5のA−A断面図である。図7は、図5のB−B断面図である。
抗菌成分放出カセット80は、抗菌成分を放出する揮発性抗菌剤81と、この揮発性抗菌剤81を収納した樹脂容器82と、この樹脂容器82の内部の抗菌成分をその外部に導いて放出する紙85とを備えて構成されている。紙85は、和紙や不織布などで形成され、通気性を有している。
揮発性抗菌剤81は、抗菌成分が減圧貯蔵室24内に放出されると、抗菌成分であるイソチオシアネート類が、減圧貯蔵室24内や食品表面に存在する雑菌の増殖を抑制する。従って、揮発性抗菌剤81は、揮発性が高く、非常に強い求電子剤として働く物質からなるものである。また、揮発性抗菌剤81は食品に触れるため、人体に対する安全性に十分配慮して、アリルイソチオシアネート,イソチオシアン酸エステル、及びプロポリス等、栄養成分を含む自然食品に含有する抗菌剤、すなわち植物系成分が用いられる。
樹脂容器82は、内側にアルミフィルム83aを貼着し、且つ揮発性抗菌剤81を収納した樹脂容器本体83と、内側にアルミフィルム84aを貼着した樹脂容器蓋84とから構成される。樹脂容器本体83の周縁部と樹脂容器蓋84の周縁部とを重ねて、当該両周縁部のアルミフィルム83a,84aを、紙85が介在された部分を除いて全周にわたって接合し、その内部空間を当該アルミフィルム83a,84aで囲んだ空間としている。従って、この空間内に配置された揮発性抗菌剤81からアルミフィルム83a,84aを通して、抗菌成分が外部に放出されることはない。
樹脂容器蓋84は、表側に突出する突部84bを形成することにより、樹脂容器本体側の面に全長にわたって凹部84cが形成されている。紙85は、樹脂容器蓋84の凹部84c内に全長にわたって配置され、両端部が樹脂容器82の外部に臨んでいる。これによって、樹脂容器82内に配置された揮発性抗菌剤81から放出される抗菌成分は、両アルミフィルム83a,84aに挟持された紙85の部分のみを通して、樹脂容器82の外部空間である減圧貯蔵室24内に放出される。従って、減圧貯蔵室24内への抗菌成分の放出率は、紙85の挟持部の断面積(換言すれば、紙85の厚みまたは幅)、挟持部における長さを調整することにより容易に調整することができる。すなわち、アルミフィルム83a,84aに挟持された紙85が、抗菌成分放出量制御手段としての役割を有する。
次に、図8から図10を参照しながら、減圧貯蔵室24内や食品表面の雑菌の繁殖を抑制するための、揮発性抗菌剤81の有効濃度について、実験結果を示して説明する。図8は、試験の設定環境条件の表である。図9は、試験結果の表である。図10は、アルタナリアとユーロチウムの菌糸発育抑制率[%]と、イソチオシアン酸アリル濃度[ppm]との関係を示した図である。
まず、図8及び図9を用いて、イソチオシアン酸アリルの有効濃度試験の試験方法を説明する。試験は、カビセンサーを用いて、カビの発育に最も影響する相対湿度環境を設定して、イソチオシアン酸アリル濃度と菌糸の発育との関係を検討した。試験カビは、代表的な好湿性カビのAlternaria alternata S-78(以下、「アルタナリア」と称する)、及び体表的な好乾性カビのEurotium herbarioum J-183(以下、「ユーロチウム」と称する)とした。培養条件は、図8に示す塩飽和溶液(本実施例では、硫化カリウムK2SO4,塩化カリウムKCl、若しくは塩化ナトリウムNaCl)と共に菌糸を同一容器内に入れて、次の環境下に置いた。具体的に、環境温度を30℃とした。環境湿度及び当該環境暴露時間は以下の3条件とした。すなわち、条件1は97.0%で24時間、条件2は83.6%で528時間(22日間)、条件3は75.1%で624時間(26日間)、の3条件である。測定方法は、カビセンサーを用いて、菌糸の長さを測定した。すなわち、イソチオシアン酸アリルの濃度を変数として、菌糸の生育を、どの程度抑制できたかを測定し、この結果に基づいて、イソチオシアン酸アリルの有効濃度を決定することとした。ここで、菌糸発育抑制率とは、図8に示すように、抗菌剤を揮発させた雰囲気に暴露後の菌糸長と、抗菌剤のない雰囲気に暴露後の菌糸長との比で表される。なお、発育抑制効果が認められる一般的な菌糸発育抑制率は90%である。
図9に試験結果を表で示す。これより、条件2及び条件3の場合のアルタナリアは、発芽しなかった(符号103及び105)。そこで、他の条件での結果(符号101,102,104、及び106)を、図10に示す。
図10において、縦軸は菌糸発育抑制率[%]、横軸はイソチオシアン酸アリル濃度[ppm]を示す。上記試験の結果、菌糸発育抑制率が90[%]を超えるために要する濃度が最も高くなったのは符号101の場合であり、1.2[ppm]となった。すなわち、菌糸発育抑制にイソチオシアン酸アリルの濃度を最も要するのは、温度30℃,湿度97%,暴露時間24時間の環境下であった。ここで、冷蔵室2内において、温度はおよそ3〜5℃(冷蔵温度帯)であって、湿度は30〜70%である。また、減圧貯蔵室24内において、温度は0〜1℃(チルド温度帯)であって、湿度は99%である。減圧貯蔵室24の環境と条件1の環境とを比較すると、温度は異なるが、湿度はほぼ同じである。従って、イソチオシアン酸アリル濃度を1.2ppmとすることで、減圧貯蔵室24内での菌糸発育抑制効果が得られることがわかった。
さらに、この実験結果をもとに、0.5mg/日のイソチオシアン酸アリルを放出する抗菌成分放出カセットを0.5L容器に置いた場合と、1.0mg/日のイソチオシアン酸アリルを放出する抗菌成分放出カセットを0.9L容器に置いた場合とで、菌糸生育抑制率を測定した結果、いずれも100%であった。よって、減圧貯蔵室容器の容積1リットルあたり少なくとも1.0mgのイソチオシアン酸アリルを放出する抗菌成分放出カセット80とすることで、減圧貯蔵室内の抗菌効果を発揮することができる。本実施の形態では、減圧貯蔵室24の外形寸法は、410mm×320mm×185mmであり、容積はおよそ7Lである。したがって、少なくとも7.0mg/日のイソチオシアン酸アリルを放出する抗菌成分放出カセット80を減圧貯蔵室24に設けることで、抗菌剤の放出量を抑制しつつ、抗菌効果を維持することができる。
次に図11を用いて、抗菌成分放出カセット80の放出量について説明する。図11は、デシケータを減圧したときの抗菌成分放出カセット80から放出されるイソチオシアン酸アリルの量の経時変化を示した図である。図11において、縦軸はイソチオシアン酸アリル[ppm]、横軸は一定減圧になったときを0分とした時点からの経過時間を示す。図中の符号92は、密閉容器内を0.7気圧に保った場合であり、符号93は、大気圧の場合を示す。
イソチオシアン酸アリルの放出量測定条件は、7Lのデシケータ容器内にイソチオシアン酸アリル入りの抗菌成分放出カセット80を密閉容器内に設置して、0.7気圧に減圧した場合(符号92)と、大気圧の場合(符号93)とで、夫々、イソチオシアン酸アリルの放出量の経時変化をガスクロマトグラフで測定した。
試験の結果、大気圧の場合(符号93)は、密閉容器内の濃度上昇は緩やかであった。一方、0.7気圧の場合(符号92)は、大気圧の状態よりもイソチオシアン酸アリルの放出量が時間の経過と共に大きくなった。すなわち、本試験結果から、容密閉器内を減圧することで、イソチオシアン酸アリルの放出量を変化させることができることがわかった。
実際に減圧貯蔵室24に適用する場合、減圧貯蔵室24の容積はおよそ7Lであって、上記試験で用いたデシケータとほぼ同一の容積である。よって、減圧貯蔵室24の抗菌成分放出カセット80の揮発性抗菌剤81の放出量を制御できる。しかし、減圧貯蔵室24内を負圧ポンプ29で減圧した際、減圧貯蔵室本体40には、外部の大気圧と内部の低圧との差圧により、その全面に均一に大気からの荷重がかかる。減圧貯蔵室24の内部が低圧であるため、この荷重は減圧貯蔵室本体40全面を外側から内側に押し潰す向きに加わり、その大きさは例えば減圧貯蔵室本体40の上面壁40eが300mm四方とし、差圧を0.2気圧とすれば約180kgf(約1800N)という大きな荷重となる。そのため、減圧貯蔵室24の内部気圧を低くする場合、蓋60及び減圧貯蔵室本体40の耐圧構造を強化する必要がある。そこで、減圧貯蔵室24の内部の気圧は、0.70〜0.95気圧の範囲とすることが好ましい。すなわち、減圧貯蔵室24の内部を0.70〜0.95気圧の範囲で減圧している状態で、少なくとも7.0mg/日のイソチオシアン酸アリルを放出するように放出量を制御することで、抗菌剤の不要な放出を制御して、抗菌成分放出カセットの小型化ができる。これにより、減圧貯蔵室24の有効内容積を大きくすることができる。
また、減圧貯蔵室本体40を樹脂一体成型することで、減圧貯蔵室24を簡素化して軽量化するとともに、安価に構成することが可能である。
係る本発明の冷蔵庫によれば、抗菌剤の不要な放出を制御することで、抗菌成分放出カセットの小型化ができる。また、減圧貯蔵室及び減圧貯蔵室内に収納した食品表面に存在する雑菌の増殖を長期間にわたって防止できる。
24 減圧貯蔵室
29 負圧ポンプ
40 減圧貯蔵室本体
60 蓋
60a 減圧貯蔵室容器
80 抗菌成分放出カセット
81 揮発性抗菌剤
82 樹脂容器
83 樹脂容器本体
83a,84a アルミフィルム
84 樹脂容器蓋
84b 突部
84c 凹部
85 紙
29 負圧ポンプ
40 減圧貯蔵室本体
60 蓋
60a 減圧貯蔵室容器
80 抗菌成分放出カセット
81 揮発性抗菌剤
82 樹脂容器
83 樹脂容器本体
83a,84a アルミフィルム
84 樹脂容器蓋
84b 突部
84c 凹部
85 紙
Claims (10)
- 冷蔵庫内に形成される貯蔵室と、該貯蔵室内に設けられて大気圧よりも低い圧力に減圧される減圧貯蔵室と、を有する冷蔵庫において、
前記減圧貯蔵室内に揮発性抗菌剤を内包した抗菌成分放出カセットが設けられ、前記揮発性抗菌剤は前記減圧貯蔵室が大気圧状態の場合に抗菌成分の放出が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態の場合に大気圧状態の場合よりも抗菌成分が多く放出されることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1において、前記揮発性抗菌剤は植物系成分であることを特徴とする冷蔵庫。
- 請求項2において、前記植物系成分はアリルイソチオシアネート,イソチオシアン酸エステル、及びプロポリスのいずれかであることを特徴とする冷蔵庫。
- 請求項1において、前記抗菌成分放出カセットは抗菌成分放出量制御手段を有し、前記減圧貯蔵室内の圧力は容積1リットル当たり1.0mg以上の抗菌成分が前記抗菌成分放出カセットから放出するように減圧されることを特徴とする冷蔵庫。
- 請求項4において、前記減圧貯蔵室内の減圧時の圧力は0.70〜0.95気圧であることを特徴とする冷蔵庫。
- 請求項4において、前記抗菌成分放出カセットは前記揮発性抗菌剤と、該揮発性抗菌剤を収納する樹脂容器と、該樹脂容器の内部から揮発性抗菌成分を外部に導いて放出する紙と、を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
- 請求項6において、前記樹脂容器は内側にアルミフィルムを貼着し、且つ前記揮発性抗菌剤を収納した樹脂容器本体と、内側にアルミフィルムを貼着した樹脂容器蓋とを有し、前記樹脂容器本体の周縁部及び前記樹脂容器蓋の周縁部をその一部に前記紙を介在して重ね合わせ、且つ前記樹脂容器本体の前記アルミフィルム及び前記樹脂容器蓋の前記アルミフィルムの周縁部同士を接合して内部空間を形成し、前記両アルミフィルムに挟持された前記紙の部分を通して前記揮発性抗菌成分を放出することを特徴とする冷蔵庫。
- 請求項7において、樹脂容器蓋は前記樹脂容器本体側の面に全長にわたって凹部を形成し、前記紙は前記樹脂容器蓋の凹部内に全長にわたって配置され、且つ前記紙の両端部が前記樹脂容器の外部に臨んでいることを特徴とする冷蔵庫。
- 揮発性抗菌剤を内包した抗菌成分放出カセットにおいて、
ほぼ大気圧の場合に抗菌成分の放出量が抑制され、且つ大気圧より低い圧力状態の場合に抗菌成分の放出量を多くする抗菌成分放出量制御手段を有することを特徴とする抗菌成分放出カセット。 - 請求項9において、前記揮発性抗菌剤と該揮発性抗菌剤を収納した樹脂容器と、該樹脂容器の内部の抗菌成分をその外部に導いて放出する紙と、を備えて構成され、前記樹脂容器は内側にアルミフィルムを貼着し、且つ前記揮発性抗菌剤を収納した樹脂容器本体と、内側にアルミフィルムを貼着した樹脂容器蓋とを有し、前記樹脂容器本体の周縁部及び前記樹脂容器蓋の周縁部をその一部に前記紙を介在して重ねて当該両周縁部のアルミフィルムを接合し、内部空間を当該アルミフィルムで囲んだ空間とすると共に、前記両アルミフィルムに挟持された前記紙の部分を通して前記抗菌成分を放出することを特徴とする抗菌成分放出カセット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008273714A JP2010101566A (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 冷蔵庫 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040632A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2015114028A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 日立アプライアンス株式会社 | 成分放出手段を備える冷蔵庫及び成分放出手段 |
JP2015169339A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2008
- 2008-10-24 JP JP2008273714A patent/JP2010101566A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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